JPH0755912A - 位置決めシステムおよび方法 - Google Patents

位置決めシステムおよび方法

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JPH0755912A
JPH0755912A JP19825593A JP19825593A JPH0755912A JP H0755912 A JPH0755912 A JP H0755912A JP 19825593 A JP19825593 A JP 19825593A JP 19825593 A JP19825593 A JP 19825593A JP H0755912 A JPH0755912 A JP H0755912A
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JP
Japan
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gps
signal
moving body
positioning
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JP19825593A
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English (en)
Inventor
Koji Kuroda
浩司 黒田
Shigeru Obo
茂 於保
Yasuhiro Gunji
康弘 郡司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体の移動経路における、ある限られた範
囲内で、高精度に移動体の位置決めができる簡便なシス
テムを提供する。 【構成】 固定局5は、GPS衛星1〜4からの信号を
受信するアンテナ6と、GPS受信機と、キネマティッ
クGPS測位補正情報および固定局5の位置情報を含む
ビーコン電波を、アンテナ7を介して発信するビーコン
送信機7とから構成される。移動局8aは、固定局5か
ら送信されるビーコン電波を受信するビーコン受信機
と、GPS受信機と、ビーコン電波およびGPS信号を
用いて、キネマティックGPS測位法により、移動体の
位置を決定する移動体位置決定手段とを有する。 【効果】 固定局から送信されるキネマティックGPS
補正情報の受信範囲内で、キネマティックGPS測位法
を用いることにより、移動体の絶対位置を高精度に検出
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の移動体の位
置を、ある範囲内で高精度に検出するものであって、道
路上の自動車の位置検出に加え、飛行機の着陸時や船の
ドッキング時、プラントや工事現場などでの自動走行移
動体にも適用できる位置決めシステムおよび方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動体の位置決め方法としては、船舶用
のロランCシステムや、自動車、船、航空機などの用途
での、衛星を使った電波航法システムであるGPS(Gl
obal Positioning System:全世界測位システム)があ
る。これら方法は、いずれも、絶対位置を求める位置決
め方法である。この他には、地磁気センサ、ジャイロ、
距離計を使うことにより、移動体の相対位置変化を検出
する慣性航法システムもある。
【0003】代表的な電波航法システムであるGPS
は、米国国防省が構築を進めている、人工衛星を用いた
全世界電波航法システムである。GPSのシステム全体
は、距離情報を含んだ信号を発信する衛星系と、衛星を
制御する地上系から構成される。この衛星系は、最終的
に合計24個のGPS衛星で構成される。各衛星は、地
上高度2万kmの12時間周期の軌道へ打ち上げられ
る。衛星系の完成後は、世界どこからでも、常時4個以
上のGPS衛星が受信可能となる予定である。
【0004】通常の移動体上でGPSを利用する者は、
これらの受信可能な多数のGPS衛星の中から、3個又
は4個のGPS衛星を選択し、それら衛星からの電波を
受信する。利用者は、GPS衛星から送信された電波の
送信時刻と、GPS受信機が受信した時刻の差を計測す
ることで、3個ないし4個のGPS衛星からGPS受信
機までの距離を計測し、測位演算を行い、GPS受信機
を搭載する移動体の2次元または3次元位置を算出す
る。
【0005】これらの測位演算を行なう方法として、例
えば、特願昭61−241308号公報が挙げられる。
このとき、通常の移動体におけるGPSの利用方法で
は、GPS衛星から送られるGPS信号のスペクトラム
拡散変調信号1.023MHzを利用するもので、通常の測位精
度は15〜40mである。
【0006】GPS衛星からの電波信号の他の利用方法
として、搬送波信号1575.42MHzを利用し、この搬送波の
1波長である20cmの何分の1かの精度で、GPS衛星と
測定点との間の距離を計測する干渉測位法と、それを移
動体へ応用したキネマティック法がある。
【0007】干渉測位法は、VLBI(Very Long Base
line Interferometry)と同様の考え方で、図1(a)
に示すように、GPS衛星から送られる信号の搬送波を
使って、地上の2点間の距離(基線長と呼ばれる)を計
測する方法である。干渉測位法では、地上2点で同一の
GPS衛星から送られる電波を受信し、時々刻々変化す
る、その搬送波位相を、地上2地点で計測する。この方
法によると、数百kmの基線長をmmの分解能で計測する
ことが可能である。
【0008】GPS衛星から2つの計測地点までの距離
の差は、搬送波の波長の整数倍と、残りの距離差に相当
する搬送波の位相差との合計で表わすことができる。こ
の搬送波の波長の整数倍のことは、アンビギュイティと
呼ばれている。
【0009】ここで、アンビギュイティとは日本語であ
いまいさを意味する。搬送波信号を利用して距離を計測
する場合に生じる、距離計測値に対する搬送波1波長
(GPSの場合は約20cm)の整数倍(n倍)の不確
定性を示す。地上2地点で計測できるのは搬送波の位相
であることから、一般に搬送波の波長の倍数である整数
値(アンビギュイティ)を実時間では解くことはできな
い。
【0010】そこで、干渉測位法では、GPS衛星が時
間とともに、その地上に対する配置を変えてゆくことを
利用して、アンビギュイティを解く方法が一般にとられ
ている。すなわち、地上の計測点で、複数のGPS衛星
からの信号を受信し、それらの搬送波の位相を長時間連
続して計測し、その間のGPS衛星の配置の変化を利用
する。
【0011】このような干渉測位法の移動体への応用と
して、図1(b)に示す、キネマティックGPS測位法
と呼ばれる方法がある。キネマティックGPS測位法で
は、最初、位置が分かっている近くの2点(基準点と移
動体上)に受信機をおいて、衛星と受信機間の搬送波の
位相のアンビギュイティを、アンテナスワップ法などに
よって解決し、既知の値とする。その後、移動体上の受
信機をGPS衛星信号に同期したまま各測量点へ移動
し、それぞれの測量点での測定値(基準点と移動体との
間の基線長)を集める手法である。
【0012】このキネマティックGPS測位法によれ
ば、基準点と移動体上の2つの受信機間の距離(基線
長)をセンチメータ以下の精度で、短時間に連続的に計
測することができる。さらに、その結果として、基準点
と移動体の3次元での相対的位置関係を、基線長計測精
度の数倍の精度で計測できる。これらの衛星からの信号
の搬送波を利用する従来技術の例として、特開昭58−
158570号公報や特開昭63−95369号公報に
記載のものがあげられる。
【0013】一方、自動車などの移動体の2次元的位置
を求めるために、光や震動を使ったジャイロスコープ
と、距離計や地磁気センサを利用した慣性航法システム
がある。さらに、このシステムにおけるセンサに加え、
地図データベースからの情報を利用するマップマッチン
グの手法や、これらのセンサを複合化してセンサ誤差を
補正し、移動体の位置を求めようという手法もある。こ
れら方法は、従来より自動車用を中心に開発されてお
り、例として、特開平2−296172号公報記載のも
のがあげられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術のG
PSを用いた電波航法システムでは、自己位置を検出す
る測位精度が15〜40m程度である。そのため、自動
車の高精度な経路誘導やロボットの自動走行等の用途に
は、精度が不足している。
【0015】一方、GPSの搬送波を利用する、従来の
キネマティックGPS測位法では、基準点と移動体の相
対位置関係は、センチメータ単位で精度良く求められ
る。しかし、移動体の絶対位置を知りたい場合、あらか
じめ基準点(移動体の初期位置)の絶対位置を、精度良
く求めておく必要がある。さらに、基準点でのGPS信
号に関する補正情報や位置情報を伝えるために、基準点
と移動体との間に、何らかの通信手段を設けなければな
らないという問題がある。
【0016】また、従来の自動車や船の慣性航法システ
ムでは、通常、2次元平面での移動しか検出できず、高
さ方向の変動の検出が難しい。さらに、高さ方向の移動
体の変動は、慣性航法センサの出力にバイアスなどの影
響を与える。さらに、慣性航法システムで用いられるジ
ャイロ、地磁気センサ、距離センサなどの慣性航法セン
サは、出力誤差が積分されてくるという問題がある。
【0017】以上のような、従来技術の問題点を解決す
るために、従来のGPS測位法、キネマティックGPS
測位法などの電波を使った航法システムを、複数組み合
わせて移動体上に搭載する方法もある。しかし、この方
法では、高精度に位置決めを行なえる一方、移動体に搭
載する機器が巨大となり、移動体にとり付けるアンテナ
の数も増えてしまう。さらに、実用的な位置決めシステ
ムにおいては、常に高精度に位置決めする必要もない。
例えば、自動車を考えた場合、市街地での近接した交差
点を見分けるには、数m程度の精度が必要となる。しか
し、郊外の高速道路上を移動している場合には、移動経
路は明かであり、高精度に位置決めする必要はない。
【0018】本発明の目的は、移動体の移動経路におけ
る、予め定められた要所近傍で、従来以上に、高精度で
移動体の位置決めを行なうことができる簡便なシステム
および方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、固定局と移
動体に搭載される移動局とから構成される、GPS衛星
からのGPS信号を用いる位置決めシステムにおいて、
固定局は、GPS衛星からのGPS信号を受信するGP
S受信手段と、受信されたGPS信号から、キネマティ
ックGPS測位法の基準点に関する補正情報を算出する
キネマティックGPS補正情報演算手段と、移動体の移
動経路近傍に設置され、算出された補正情報とともに、
その設置位置に関する位置情報を送信する送信手段とを
有し、移動局は、GPS衛星からのGPS信号を受信す
る第1の受信手段と、固定局の送信手段から送信された
補正情報と位置情報とを受信する第2の受信手段と、第
2の受信手段によって受信された位置情報により、受信
時における移動体位置を決定し、それを移動体の初期位
置として決定する初期位置決定手段と、移動体の移動に
よる、決定された初期位置からの相対位置変化を、受信
した補正情報および受信したGPS信号を入力とする、
キネマティックGPS測位法により、決定するキネマテ
ィックGPS演算手段と、決定された相対位置変化を、
初期位置に加えることによって、移動後の移動体の絶対
位置を決定する位置演算手段とを有することを特徴とす
る位置決めシステムによって達成できる。
【0020】上記目的は、また、GPS衛星からのGP
S信号を用いて位置決めを行なう、移動体用の位置決め
装置において、GPS衛星からのGPS信号を受信する
第1の受信手段と、移動体の移動経路近傍の、ある一つ
の地点から送信される、キネマティックGPS測位法の
基準点に関する補正情報、および、その基準点に関する
位置情報を受信する第2の受信手段と、受信された位置
情報により、受信時における移動体位置を決定し、それ
を移動体の初期位置として決定する初期位置決定手段
と、移動体の移動による、決定された初期位置からの相
対位置変化を、受信した補正情報および受信したGPS
信号を入力とする、キネマティックGPS測位法によ
り、決定するキネマティックGPS演算手段と、決定さ
れた相対位置変化を、初期位置に加えることによって、
移動後の移動体の絶対位置を決定する位置演算手段とを
有することを特徴とする移動体用の位置決め装置によっ
て達成できる。
【0021】上記目的は、また、移動体の位置決めを行
なうための情報を送信する、位置決め支援システムにお
いて、移動体の移動経路近傍の、予め定められた複数の
地点に設置される複数の送信装置を有し、それぞれの送
信装置は、GPS衛星からのGPS信号を受信するGP
S受信手段と、受信されたGPS信号を入力として、キ
ネマティックGPS測位法の基準点に関する補正情報を
算出するキネマティックGPS補正情報演算手段と、そ
れぞれの設置位置に関する位置情報を記憶する位置情報
記憶手段と、算出された補正情報とともに、記憶されて
いる位置情報を送信する送信手段とを有することを特徴
とする位置決め支援システムによって達成できる。
【0022】上記目的は、また、移動局が搭載された移
動体の移動経路の、予め定められた複数の地点に設置さ
れた複数の固定局を含む領域で、それぞれの固定局から
は、その設置地点に関する位置情報と、GPS衛星から
のGPS信号を用いて行なう、その設置地点をキネマテ
ィックGPS測位法の基準点とする補正情報とが送信さ
れ、移動局は、それぞれの固定局から送信される位置情
報および補正情報と、GPS衛星からのGPS信号とを
受信している状態での位置決め方法において、移動局
は、移動体の初期位置を、位置情報を受信することで決
定し、移動体の移動による初期位置からの相対位置変化
を、GPS衛星からのGPS信号と補正情報とを入力と
して、キネマティックGPS測位法により算出し、移動
後の移動体の絶対位置を、初期位置に相対位置変化を加
えることにより決定することを特徴とする位置決め方法
によって達成できる。
【0023】
【作用】上記手段の作用を、図1を用いて説明する。本
発明の動作原理を、図1(c)に示す。なお、図1
(a)と(b)は、それぞれ、上記に説明した、従来か
ら行なわれている干渉測位方法とキネマティック方法の
原理である。
【0024】従来の干渉測位方法は、図1(a)に示す
ように、A、Bの2点において、同時にGPS衛星から
の電波を受信し、GPS衛星から点A、点Bまでの距離
の差を、搬送波の位相差を計測することで、結果的に点
Aと点Bとの間の距離である基線長を計測する方法であ
る。
【0025】キネマティックGPS測位法では、図1
(b)に示すように、点Aと点Bとで受信するGPS衛
星からの信号の初期位相差を計測する。さらに、その値
を用いて、点Aと点Bとの間の基線長を求め、点Aが点
A’へ、GPS衛星からの電波を受信しながら移動する
ときに、その間の位相変化量を継続的に計測すること
で、点A’と点Bとの間の距離を計測するものである。
【0026】本発明は、これらの従来技術に対し、図1
(c)に示すように、移動体が点Cにきたときに、点B
に設置してある固定局の送信手段からの位置情報を、第
2の受信手段により受信する。その信号を用いて、初期
位置決定手段は、移動体の初期位置を決定する。ここ
で、送信手段からの信号を受信する際に、点Bと点Cと
の差が示す、誤差を生じる。この誤差は、送信する信号
として、指向性の強い光や電波を用いれば小さくでき、
その大きさは最大でも10m程度である。
【0027】移動体が点Cから点C’へ移動する時に、
移動体は、第1の受信手段によりGPS衛星からのGP
S信号と、第2の受信手段によりキネマティックGPS
測位法における補正情報信号とを受信しながら、キネマ
ティックGPS測位法と同様に、GPS衛星からのGP
S信号の位相変化を計測する。
【0028】この受信されたGPS信号における位相変
化を入力として、キネマティックGPS演算手段は、点
Cから点C’への変化を、キネマティックGPS測位法
と同程度の高精度で、移動体の相対位置変化を算出す
る。
【0029】位置演算手段は、この点Cから点C’への
相対位置変化を、初期位置決定手段によって決定された
絶対初期位置(点C)に加えることで、移動後の移動体
位置(点C’)の絶対位置を、決定する。
【0030】以上に説明したように、本発明によれば、
初期位置決定手段によって決定された移動体の初期位置
の誤差を、オフセットとして保持したまま、移動体の点
C’における絶対位置が、キネマティックGPS測位法
と同程度の精度で、決定することができる。
【0031】
【実施例】本発明を適用した位置決めシステムの一実施
例を、図2および図3を用いて説明する。
【0032】本実施例においては、絶対初期位置の設定
には、道路沿いに設置した電波標識であるビーコンから
の電波を用いて、位置を検出する自動車用ビーコンシス
テムを利用する。
【0033】これは、現在、自動車等の移動体の位置を
検出し、なおかつ同時に各種道路情報の伝達を行なうビ
ーコンシステムとして日本において建設省、警察庁など
を中心に、道路交通情報通信システム(VICS:Vehi
cler Information & Communication System)プロジェ
クトが検討されているためである。したがって、このシ
ステムを活用することによって、本実施例における位置
決めシステムを、効果的かつ経済的に実現することがで
きる。
【0034】本実施例の位置決めシステムは、図2に示
すように、道路沿いに設置された固定局5と、自動車等
の移動体8に搭載される移動局8aとから構成される。
固定局5と移動局8aは、以下に述べるGPS受信機等
の装置を有する。なお、1から4はGPS衛星、9は移
動体8が一定時間移動した後の位置である。
【0035】本実施例における、固定局5および移動局
8aに搭載されたシステムの機能ブロック図を、図3に
示す。
【0036】固定局5は、図3に示すように、GPS衛
星1〜4からのGPS信号を受信するキネマティック基
準局用GPS受信機10と、ビーコン電波を発信するビ
ーコン送信機11と、GPS受信機10用アンテナ6
と、ビーコン送信機11用アンテナ7と、固定局コント
ローラ38bとから構成される。
【0037】固定局コントローラ38bは、GPS受信
機10からの出力からキネマティックGPS測位法にお
ける補正情報を演算し、それをビーコン送信機11へ出
力するキネマティックGPS用補正情報演算部12と、
移動体8の移動経路における、ビーコン送信機11の設
置位置、または、それが送信するビーコン電波を受信す
る位置に関する情報を記憶するとともに、その情報をビ
ーコン送信機11へ出力する位置情報記憶部12bとか
ら構成される。
【0038】キネマティック基準局用GPS受信機10
は、GPS衛星1〜4から送られてくる衛星位置、擬似
距離等の各種衛星情報を、アンテナ6を用いて受信す
る。その受信された信号と、予め分かっている固定局5
の位置とを用いて、キネマティックGPS用補正情報演
算部12が、時々刻々変化するキネマティックGPS測
位に用いられる、GPS信号の位相や伝搬誤差等につい
ての補正情報を算出する。算出された補正情報は、ビー
コン送信機11に送られる。
【0039】ビーコン送信機11は、位置情報記憶部1
2bから出力される位置情報とともに、キネマティック
GPS用補正情報演算部12で算出された補正情報を、
ビーコン送信機11用アンテナ7から送信する。
【0040】ビーコン送信機11は、自動車等の移動体
8が、ビーコン送信機11の側を通過した瞬間を判別可
能な変調方式が取り入れられている。そのため、ビーコ
ン送信機11の側を通過する度に、移動体8の位置を1
0m以下の高精度で位置決定できる。さらに、ビーコン
送信機11は、道路の混雑情報、事故の情報などの情報
も同時に伝達するものである。
【0041】ここで、ビーコン送信機11の代わりに、
道路際の道路標識等の構造物に取付けられている準マイ
クロ波帯の電波を送受信する送受信機を用いることもで
きる。つまり、自動車等の移動体が路上ビーコンの側を
通過したときに、移動体に搭載しているビーコン送受信
機で、各種情報を送受信すると同時に、移動体の位置も
検出できるものである。
【0042】移動局8aは、固定局5から送信されるビ
ーコン電波を受信するビーコン受信用のアンテナ13
と、GPS衛星1〜4からのGPS信号を受信するGP
S受信用のアンテナ14と、ビーコン電波を復調するビ
ーコン受信機15と、GPS衛星からの信号を復調する
GPS受信機16と、これらの受信された信号から移動
体の位置を決定するセンタコントローラ38とを有す
る。
【0043】さらに、移動局8aは、地図データ等を記
憶するCD−ROM等の記憶装置43と、センタコント
ローラ38により決定された移動体8の位置を、記憶装
置43から読み込まれた地図データ上に表示するデイス
プレイ42と、利用者が初期設定や選択操作等を行なう
ための入力装置44とを有する。
【0044】センタコントローラ38は、ビーコン電波
のみを用いて、移動体の絶対位置を検出するビーコン位
置検出演算部17と、GPS衛星からの信号だけを用い
てGPS測位により、移動体の位置を算出する測位演算
部19と、ビーコン電波に含まれる補正情報およびGP
S衛星からの信号を併せて用い、移動体の絶対位置を算
出するキネマティックGPS用測位演算部18とを有す
る。
【0045】センタコントローラ38は、さらに、ビー
コン位置検出演算部17、キネマティックGPS測位演
算部18、および、GPS測位演算部19から算出され
たそれぞれの移動体位置のうち、予め定めた条件に基づ
いて、その時々の移動体の絶対位置を選択する移動体位
置演算部20とを有している。ここで、予め定めた条件
では、主に、ビーコン受信機15およびGPS受信機1
6によって受信される信号の強度がある一定レベル以上
かどうかを判断する。
【0046】本実施例における位置決め方法を、以下に
図3を用いて説明する。移動局8aは、ビーコン受信用
アンテナ13とビーコン受信機15とによって、固定局
5のビーコン送信機11から送られる各種情報を受信し
ているものとする。さらに、移動局8aは、固定局5の
ビーコン送信機11直下を通過する際に、ビーコン位置
検出演算部17によって、移動体の位置を、検出誤差1
0m以下の高精度で検出する。この位置は、図2におい
て、移動体8として表示している。このとき、移動体位
置演算部20は、ビーコン位置検出演算部17によって
求められた位置を、移動体の位置とする。
【0047】また、移動局8aは、ビーコン直下通過前
後のビーコン信号を受信できる範囲(本実施例では20
0m程度の範囲)で、固定局5のビーコン送信機11か
ら送られる各種交通情報と、キネマティックGPS用の
補正情報とを受信しながら移動する。さらに、移動局8
aでは、GPS衛星1〜4から送られてくるGPS衛星
位置などの情報と、GPS衛星信号の搬送波位相とを、
GPS受信用アンテナ14とGPS受信機16を用いて
受信する。
【0048】最初、ビーコン位置検出演算部17によっ
て、移動体の位置が決定する。次に、キネマティックG
PS測位演算部18は、その決定された移動体位置を絶
対初期位置とし、絶対初期位置からの相対的位置変化を
算出することによって、移動体の位置を決定する。
【0049】つまり、キネマティックGPS測位演算部
18は、最初、GPS衛星からの情報と、ビーコン電波
を使って固定局5から送られてくるキネマティックGP
S測位用補正情報に含まれる、固定局5におけるGPS
衛星からのGPS信号の位相や伝搬誤差を用いて、キネ
マティックGPS測位法により、相対的位置変化を、高
精度に算出する。さらに、この決定された初期位置と算
出された位置変化とを用いて、キネマティックGPS測
位演算部18は移動体の絶対位置を決定する。最後に、
移動体位置演算部20は、GPS衛星1〜4からのGP
S信号の受信情況とビーコン信号の受信情況とが、両者
とも良好である場合、つまり、受信された両信号が安定
し、かつ、一定レベル以上の強度を有する場合、この決
定された位置を、最終的な移動体の位置として選択し、
出力する。
【0050】本実施例のように、4個以上のGPS衛星
からのGPS信号が、常に受信できる場合、以上の方法
により、図2における移動体8が、移動体9の位置まで
移動する領域において、高精度に移動体の3次元の絶対
位置を検出することができる。ここで、移動体9の位置
では、固定局5からのビーコン信号を受信できるものと
する。
【0051】また、固定局5からのビーコン信号が、あ
る一定強度レベル以上で受信できない地域では、GPS
受信機16と、GPS測位演算部19とで、通常のGP
S測位により、移動体の位置を3次元で検出し、移動体
位置演算部20によって、移動体の絶対位置として出力
することができる。
【0052】したがって、移動体位置演算部20は、G
PS衛星1〜4の受信情況とビーコンの受信情況とをも
とに、ビーコン位置検出演算部17、キネマティックG
PS測位演算部18、および、GPS測位演算部19の
いずれが最適な出力であるかを判定し、それを最終的な
移動体位置情報として出力する。これにより、つねに高
精度で信頼のおける移動体位置情報が得られる。
【0053】本実施例では、移動体位置演算部20で
は、各演算部17、18、19からの出力のうち、GP
S信号およびビーコン信号の受信状況を考慮して、最適
なものを選択していた。しかし、その代わりに、予めビ
ーコン受信機15がビーコン信号を受信できるとされる
地域を設定し、記憶しておき、その地域に移動体8が存
在するかどうかで、各演算部17、18、19からの出
力のうち、最適なものを選択することもできる。
【0054】また、本実施例では、図2および図3で示
されたように、移動体8の位置を検出するビーコンとし
て、一般的な電波を使ったシステムを説明した。しか
し、図4に示すように、他の形態のビーコンシステムを
用いて、移動体の初期位置を決定することもできる。
【0055】図4(a)に示した例は、道路にループア
ンテナ21を埋め込み、移動体22が、このループアン
テナ上を通過する瞬間に位置を検出するものである。
【0056】図4(b)では、光を使ったビーコンの例
を示す。ビーコン23から変調をかけた光信号を送信し
ておき、ビーコンの照射範囲中を、移動体24が通過す
る瞬間に移動体24の位置を検出するシステムである。
【0057】図4(c)に示した例は、光もしくは電波
を使用するビーコンを、複数の車線の各車線上に設置
し、各々1車線を照射するビーコンの例である。各車線
上の移動体29〜32は、どの車線を通過したかも含め
て、ビーコン25〜28の信号でその位置を識別する。
【0058】移動体は、これら図4(a)から(c)の
方法で高精度に位置を検出し、その後、図2および図3
で説明した、本発明による位置決め方法で、継続的に高
精度な、3次元での移動体の絶対位置を検出することが
できる。
【0059】また、固定局5において、ビーコン送信機
11に加え、第2の電波送信機を備え、ビーコン送信機
11では狭い範囲に位置情報だけを送信し、第2の電波
送信機からは広範囲にキネマティックGPS補正情報だ
けを送信することもできる。この構成によれば、移動局
8aは、ビーコン送信機11の信号により高精度に初期
位置を決定し、より広範囲に渡って補正情報を受信でき
るため、より広範囲に渡って、キネマティックGPS測
位法を利用して、移動体の位置を精度良く決定できる。
【0060】本発明を適用した他の一実施例について、
図5および図9を用いて説明する。本実施例において
は、図5に示すように、以下に説明する移動局8aを搭
載する移動体33は、固定局5のビーコン用のアンテナ
7からのビーコン電波の届く、移動体9の位置を含む範
囲まで、ビーコンからの情報を受信しながら移動するも
のとする。
【0061】本実施例の移動局8aの構成には、図9の
ブロック図に示すように、上記実施例の移動局8aの構
成(図3参照)に加え、距離計、ジャイロ、地磁気セン
サなどの慣性航法センサ34と、慣性航法センサ34か
らの出力情報を用いて、移動局8aの相対位置変化を算
出する慣性航法測位演算部34aとを含む。さらに、本
実施例の移動局8aは、移動体位置演算部20に、これ
らのセンサ情報と移動局8aの位置情報とを、時間継続
的に記憶する記憶部20aと、記憶部20aに記憶され
た過去の移動体位置を補正する位置補正部20bとを有
する。
【0062】また、本実施例において、固定局5の構成
は、上記実施例の固定局5と同じものである。
【0063】本実施例において、移動局8aが、ビーコ
ン位置検出ポイントにさしかかったとき、すなわち図5
において、移動体8の位置にさしかかったときに、固定
局5のアンテナ7から送信されるビーコン電波を、移動
局8aが受信する。このビーコン信号を用い、ビーコン
位置検出演算部17が移動体の高精度な位置検出を行な
う。
【0064】このビーコン電波によって検出された移動
局8aの位置(図5の移動体8で示された位置)を起点
として、位置補正部20bは、移動局8aの記憶装置2
0aが記憶している、通過してきた過去の通過経路およ
び位置を、慣性航法測位法における演算手順を、時間的
に逆にたどることで補正し、その補正された位置および
経路を、デイスプレイ42に表示する。
【0065】また、移動体位置演算部20は、ビーコン
位置検出演算部17の出力から、移動体の位置を決定し
た後は、上記実施例と同様に、移動体9までの移動経路
において、キネマティックGPS測位演算部18からの
出力を用い、高精度に移動体の絶対位置を決定する。
【0066】また、ビーコン電波の届かない範囲、また
は、ビーコン電波によって絶対初期位置を決定される以
前においては、移動体位置演算部20は、慣性航法測位
演算部34aの出力を用いて、移動体の位置を決定す
る。
【0067】以上の手順により、本実施例では、慣性航
法センサ34からの出力をもとに、実時間で算出した移
動体の経路、つまり、移動体33から移動体8の位置へ
の移動経路に対し、ビーコン電波を用いての位置検出後
の後処理で、誤差を補正した移動体の経路を算出し、高
精度に今までの移動経路をデイスプレイ42に表示する
ことができる。さらに、上記実施例と同様に、移動体8
から移動体9までの位置において、高精度に移動体の絶
対位置を決定することができる。
【0068】本発明を適用した他の一実施例について、
図6を用いて説明する。本実施例においては、図2を用
いて説明した実施例のごとく、移動体がビーコンの側を
通過した後、キネマティックGPS測位法で、3次元で
高精度に移動体の位置を検出する。
【0069】さらに、本実施例においては、上記機能に
加えて、キネマティックGPS測位法の出力情報である
移動体の位置、ベクトル速度、通過軌跡等の情報を利用
して、各種慣性航法センサの補正を行なう。
【0070】本実施例における移動局8aは、図6に示
すようなシステム構成を有する。ここで、移動局8a
は、光ジャイロ35、地磁気センサ36および距離セン
サ37から構成される慣性航法センサ34と、電波を利
用したロケーションセンサである、GPS受信機16お
よびビーコン受信機15と、それぞれの受信機のための
図示されないアンテナとを有する。
【0071】さらに、本実施例の移動局8aは、以上の
センサからの出力を用いて位置決定のための演算を行な
うセンタコントローラ38と、地図データを記憶するC
D−ROM41と、決定された位置を、その位置を含む
地図とともに表示するディスプレイ42とを有する。な
お、44は、利用者が選択操作などを行なう入力装置で
ある。
【0072】本実施例において、センタコントローラ3
8は、慣性航法センサ34、GPS受信機16およびビ
ーコン受信機15からの出力データを収集するセンサデ
ータ収集部39と、慣性航法センサ34の出力誤差を補
正するセンサ誤差補正部40とを有する。さらに、セン
タコントローラ38は、キネマティックGPS測位法を
用いて移動体の位置を高精度に検出するキネマティック
GPS測位演算部18と、慣性航法測位法により移動体
の位置を決定する慣性航法測位演算部34aと、移動体
の絶対位置を最終的に決定し、デイスプレイ42上に表
示する移動体位置演算部20とを有する。
【0073】本実施例では、センサデータ収集部39
が、慣性航法センサ34、GPS受信機16およびビー
コン受信機15からの出力データを収集する。この収集
されたデータの内、GPS受信機16とビーコン受信機
15からの信号を利用して、キネマティックGPS測位
法を用いて、キネマティックGPS測位演算部18で高
精度に移動体の位置と、その移動ベクトルを時々刻々算
出する。
【0074】このキネマティックGPS測位演算部18
で算出された位置情報を基準とすることで、慣性航法セ
ンサ34の持つ、各々のセンサ固有の誤差と移動体の高
さ方向の変動によって生じる誤差を、センサ誤差補正部
40で、補正し取り除くことで、慣性航法センサ34の
出力補正をおこなう。
【0075】この補正によって、慣性航法センサ34に
見られる、特有の積分された誤差を減少させることがで
きる。慣性航法測位演算部34aは、このように補正さ
れた慣性航法センサ34の出力を用い、ビーコン受信機
15またはGPS受信機16で信号が受信できない場合
は、慣性航法測位法により、移動体の位置を精度良く算
出することができる。
【0076】最後に、移動体位置演算部20は、キネマ
ティック測位演算部18および慣性航法演算部34aに
より算出された、それぞれの移動体位置から、その時々
のGPS衛星信号やビーコン信号の受信状況を基にし
て、その時に最も精度が高いと思われる移動体の位置
を、移動体の位置として、地図データとともに、デイス
プレイ42に表示する。
【0077】本発明を適用した他の一実施例について、
図7を用いて説明する。本実施例において、移動局8a
と固定局5とを含む構成は、図3によって説明した前記
実施例と同じものとする。
【0078】ただし、本実施例の移動局8aでは、図7
に示すように、GPS衛星から送られる周波数1575.42M
HzのGPS信号と、ビーコンから送られる周波数2499.7
MHzの信号とを、両信号共用のアンテナ100で受信す
る。
【0079】アンテナ100で受信された信号は、GP
S受信機16およびビーコン受信機15に供給される。
それぞれの受信機では、GPS信号とビーコン信号の周
波数が異なることから、フィルタ101とフィルタ10
3とで、GPS信号とビーコン信号とを分離する。
【0080】GPS受信機16では、この分離された信
号と局部発信器106からの局部発信信号とをミキサー
105で掛け合わせ、これらの信号の差周波数を有する
信号を入力として、GPS復調部102において、GP
S信号を復調する。
【0081】また、ビーコン受信機15でも同様に、分
離された信号と局部発信器108からの局部発信信号と
をミキサー107で掛け合わせ、これらの信号の差周波
数を有する信号を入力として、ビーコン復調部104で
ビーコン信号の受信復調を行なう。
【0082】本実施例によれば、ビーコン信号とGPS
信号を受信するアンテナを共用とすることで、移動体に
とり付けるアンテナの数も少なくて済ませることがで
き、機器の小型化が可能となる。
【0083】本実施例では、GPS信号が1575.42MHz、
ビーコン信号が2499.7MHzの場合を例にとり説明した。
しかし、他の周波数のGPSやビーコンシステムでも本
方法のごとく、アンテナを共有することが可能である。
【0084】本発明を適用した他の一実施例について、
図8を用い説明する。本実施例の構成は、図7によって
説明した上記実施例と同じものとする。ただし、本実施
例では、図8に示すように、GPS受信機16およびビ
ーコン受信機15のアンテナ100、局部発信器11
1、ミキサー109およびフィルタ110を、共有のも
のとしている。
【0085】本実施例においては、上記実施例で説明し
たごとく、移動局において、GPS衛星から送られる周
波数1575.42MHzのGPS信号と、ビーコンから送られる
周波数2499.7MHzの信号とを共用のアンテナ100で受
信する。
【0086】これら受信した信号と、共用される局部発
信器111からの単一の局部発信信号とを、共用される
ミキサー109で掛け合わせ、これらの信号の差周波数
であるビート信号を中間周波数として出力する。このと
き、局部発信器111の出力周波数を適当に選ぶこと
で、GPS衛星信号の中間周波数とビーコン信号の中間
周波数とを、ほぼ同一の周波数帯に周波数変換すること
ができる。この周波数変換された信号は、フィルタ11
0を通して、GPS復調部102およびビーコン復調部
104へ供給される。
【0087】例えば、局部発信器111の出力周波数を
2037.56MHzを選択することで、GPS信号とビーコン信
号の中間周波数を同一の462.14MHzとすることができ
る。この場合の、それぞれの復調部102、104に入
力されるGPS信号とビーコン信号との周波数スペクト
ラムを図8中に示す。GPS信号は、スペクトラム拡散
変調方法の信号であるために広帯域(約2MHz)に広
がっている。一方、ビーコン信号は狭帯域信号である。
【0088】これらの信号の変調方法の違いを利用し、
GPS復調部102では、逆スペクトラム拡散の処理を
行ないGPS信号を復調する。このとき、GPS復調部
にはビーコン信号も入力される。しかし、逆スペクトラ
ム拡散処理後に、その特性から、ビーコン信号はGPS
信号に対する雑音成分として処理される。
【0089】また、ビーコン復調部104では、通常の
同期復調などの処理を行ない、ビーコン信号を復調す
る。このときも、同様にその信号成分の特性から、GP
S信号は雑音成分としてビーコン復調部104内で処理
される。
【0090】本実施例によれば、以上の手順により、G
PS衛星信号とビーコン信号とを、単一のアンテナ10
0で受信し、単一の局部発信器111、ミキサー109
およびフィルタ110を用いて、ほぼ同一の中間周波数
帯域へ変換することで、ハードウエアの小型化、簡素化
を図ることができる。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、移動体の経路近傍に設
けられたビーコン送信機から送信されるのビーコン信号
の受信範囲内で、キネマティックGPS測位法を用い
て、移動体の絶対位置を高精度に決定することができ
る。さらに、アンテナ等を共有することで、移動局のハ
ードウエアの小型化、簡素化を図ることができる。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と従来技術の作用原理を示す図。
【図2】本発明による位置決めシステムの一実施例を示
す図。
【図3】本発明による一実施例における移動局および固
定局の機能ブロック図。
【図4】図2に示す実施例において、電波ビーコン以外
で移動体の初期位置を決定する構成例を示す図。
【図5】本発明を適用した位置決めシステムの他の一実
施例を示す図。
【図6】本発明を適用した位置決めシステムの他の一実
施例における、移動局の機能ブロック図。
【図7】本発明を適用した位置決めシステムの他の一実
施例における、GPS・ビーコン複合受信機のハードブ
ロック図。
【図8】本発明を適用した位置決めシステムの他の一実
施例における、GPS・ビーコン複合受信機のハードブ
ロック図。
【図9】本発明による図5の実施例における移動局およ
び固定局の機能ブロック図。
【符合の説明】
1〜4…GPS衛星、 5…固定局、 6…GPS受信
機用アンテナ、 7…ビーコン用アンテナ、 8、9…
移動体、 8a…移動局、 10…キネマティック基準
局用GPS受信機、 11…ビーコン送信機、 12…
キネマティックGPS補正情報演算部、 12b…位置
情報記憶部、 13…ビーコン受信用アンテナ、 14
…GPS受信用アンテナ、 15…ビーコン受信機、
16…GPS受信機、 17…ビーコン位置検出演算
部、 18…キネマティックGPS用測位演算部、 1
9…GPS測位演算部、 20…移動体位置演算部、
20a…記憶部、 20b…位置補正部、 21…埋め
込みループアンテナ、 23…光ビーコン、 25〜2
8…ビーコン、 22、24、29〜33…移動体、3
4…慣性航法センサ、 34a…慣性航法測位演算部、
35…光ジャイロ、 36…地磁気センサ、 37…
距離センサ、 38…センタコントローラ、38b…固
定局コントローラ、 39…センサデータ収集部、 4
0…センサ誤差補正部、 41…CD−ROM地図デー
タ、 42…ディスプレイ、 43…記憶装置、 44
…入力装置、 100…アンテナ、 101、103…
フィルタ、 102…GPS復調部、 104…ビーコ
ン復調部、 105、107、109…ミキサ、 10
6、108、111…局部発信器、 110…帯域通過
フィルタ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定局と移動体に搭載される移動局とから
    構成される、GPS衛星からのGPS信号を用いる位置
    決めシステムにおいて、 固定局は、 GPS衛星からのGPS信号を受信するGPS受信手段
    と、 受信されたGPS信号から、キネマティックGPS測位
    法の基準点に関する補正情報を算出するキネマティック
    GPS補正情報演算手段と、 移動体の移動経路近傍に設置され、算出された補正情報
    とともに、その設置位置に関する位置情報を送信する送
    信手段とを有し、 移動局は、 GPS衛星からのGPS信号を受信する第1の受信手段
    と、 固定局の送信手段から送信された補正情報と位置情報と
    を受信する第2の受信手段と、 第2の受信手段によって受信された位置情報により、受
    信時における移動体位置を決定し、それを移動体の初期
    位置として決定する初期位置決定手段と、 移動体の移動による、決定された初期位置からの相対位
    置変化を、受信した補正情報および受信したGPS信号
    を入力とする、キネマティックGPS測位法により、決
    定するキネマティックGPS演算手段と、 決定された相対位置変化を、初期位置に加えることによ
    って、移動後の移動体の絶対位置を決定する位置演算手
    段とを有することを特徴とする位置決めシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記移動局は、さら
    に、 GPS衛星からのGPS信号から、GPS測位法により
    移動体の前記絶対位置を決定するGPS測位演算手段
    と、 前記第1および第2の受信手段が受信する、それぞれの
    信号の強度について、ある一定レベル以上かどうかを判
    断する受信状況判断手段と、 判断された受信状況に従い、位置演算手段の出力および
    GPS測位演算手段の出力のうち、いずれを用いるかを
    選択することで、移動体の位置を決定する位置決定手段
    とを有し、 受信状況判断手段が、前記第1および第2の受信手段の
    受信した信号強度が、両者とも当該一定レベル以上であ
    ると判断した場合、位置決定手段は、前記位置演算手段
    で算出された位置を、移動体の絶対位置とし、 受信状況判断手段が、前記第1の受信手段の受信した信
    号強度が一定レベル以上で、かつ、前記第2の受信手段
    の受信した信号強度がそうでないと判断した場合、位置
    決定手段は、前記第1の受信手段により受信されたGP
    S信号を入力として、GPS測位演算手段で算出された
    位置を、移動体の絶対位置とすることを特徴とする位置
    決めシステム。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第1の受信手段
    は、4個以上のGPS衛星からのGPS信号を受信し、 前記位置決定手段は、移動体の3次元絶対位置を決定す
    ることを特徴とする位置決めシステム。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、前記
    送信手段は、光または電波を用いて、ある一定領域に対
    してだけ、信号を送信するビーコン装置であることを特
    徴とする位置決めシステム。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかにおいて、前記
    固定局の送信手段から送信される信号は電波信号であ
    り、 前記移動局の第1および第2の受信手段は、一つのアン
    テナを共有し、 前記第1の受信手段は、そのアンテナによって受信した
    信号のうち、GPS衛星からのGPS信号を分離する第
    1の信号分離手段を、さらに、有し、 前記第2の受信手段は、そのアンテナによって受信した
    信号のうち、前記固定局の送信手段からの電波信号を分
    離する第2の信号分離手段を、さらに、有することを特
    徴とする位置決めシステム。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれかにおいて、前記
    固定局の送信手段から送信される信号は、前記GPS衛
    星からのGPS信号の変調帯域よりも狭い変調帯域の電
    波信号であり、 前記移動局の第1および第2の受信手段は、 当該電波信号とGPS信号とを受信する単一の共用アン
    テナと、単一の局部発信信号を発生する単一の共用局部
    発信器と、アンテナによって受信された信号と局部発信
    信号とを掛け合わせ、単一の中間周波数信号として出力
    する単一の共用ミキサーと、中間周波数信号を復調する
    独立したそれぞれの復調部とを有し、 局部発信器は、両信号の周波数の平均値を周波数とする
    単一の局部発信信号を発生し、 ミキサーは、両信号をほぼ同一の周波数帯の中間周波数
    信号として出力し、 それぞれの復調部は、当該電波信号とGPS信号とにお
    ける変調帯域の違いによって、それぞれ、一方の信号を
    他方から分離し、復調することを特徴とする位置決めシ
    ステム。
  7. 【請求項7】GPS衛星からのGPS信号を用いて位置
    決めを行なう、移動体用の位置決め装置において、 GPS衛星からのGPS信号を受信する第1の受信手段
    と、 移動体の移動経路近傍の、ある一つの地点から送信され
    る、キネマティックGPS測位法の基準点に関する補正
    情報、および、その基準点に関する位置情報を受信する
    第2の受信手段と、 受信された位置情報により、受信時における移動体位置
    を決定し、それを移動体の初期位置として決定する初期
    位置決定手段と、 移動体の移動による、決定された初期位置からの相対位
    置変化を、受信した補正情報および受信したGPS信号
    を入力とする、キネマティックGPS測位法により、決
    定するキネマティックGPS演算手段と、 決定された相対位置変化を、初期位置に加えることによ
    って、移動後の移動体の絶対位置を決定する位置演算手
    段とを有することを特徴とする移動体用の位置決め装
    置。
  8. 【請求項8】移動体の位置決めを行なうための情報を送
    信する、位置決め支援システムにおいて、 移動体の移動経路近傍の、予め定められた複数の地点に
    設置される複数の送信装置を有し、 それぞれの送信装置は、 GPS衛星からのGPS信号を受信するGPS受信手段
    と、 受信されたGPS信号を入力として、キネマティックG
    PS測位法の基準点に関する補正情報を算出するキネマ
    ティックGPS補正情報演算手段と、 それぞれの設置位置に関する位置情報を記憶する位置情
    報記憶手段と、 算出された補正情報とともに、記憶されている位置情報
    を送信する送信手段とを有することを特徴とする位置決
    め支援システム。
  9. 【請求項9】請求項2において、前記移動局は、さら
    に、 少なくとも前記移動体の進行方位および進行距離を検出
    する、進行状況検出手段と、 進行状況検出手段から出力される進行方位および進行距
    離から、前記移動体の移動による相対位置変化を決定す
    る慣性航法測位演算手段と、 その移動体の移動領域における、前記キネマティックG
    PS演算手段により算出された相対位置変化と、慣性航
    法測位演算部により算出された相対位置変化とを比較す
    ることで、進行状況検出手段の検出誤差を補正する誤差
    補正手段とを有し、 前記受信状況判断手段が、前記第1および第2の受信手
    段の受信信号が両者とも当該一定レベル以上の強度であ
    ると判断した移動領域では、誤差補正手段は、進行状況
    検出手段の検出誤差の補正を行ない、前記位置決定手段
    は、前記位置演算手段によって決定された位置を、移動
    体の絶対位置とし、 前記受信状況判断手段が、前記第1の受信手段の受信し
    た信号強度が当該一定レベル以上で、かつ、前記第2の
    受信手段の受信した信号強度がそうでないと判断した場
    合、前記位置決定手段は、前記第1の受信手段により受
    信されたGPS信号を入力として、前記GPS測位演算
    手段で算出された位置を、移動体の絶対位置とし、 前記受信状況判断手段が、前記第1の受信手段の受信し
    た信号強度が当該一定レベル未満であると判断した場
    合、前記位置決定手段は、慣性航法測位演算手段によっ
    て算出された相対位置変化に、前記初期位置決定手段に
    より決定された初期位置を加えることにより得られた位
    置を、移動体の絶対位置とすることを特徴とする位置決
    めシステム。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記移動局は、さら
    に、 前記慣性航法測位演算手段により算出された相対位置変
    化、および、その位置変化から決定された、移動体の絶
    対位置を記憶する記憶手段と、 前記初期位置決定手段によって、移動体の初期位置が決
    定された後、記憶手段に記憶された相対位置変化を、時
    間的に遡りながら、前記初期位置から順次差し引いてい
    くことにより、それ以前の移動体位置を補正する位置補
    正手段とを有することを特徴とする位置決めシステム。
  11. 【請求項11】移動局が搭載された移動体の移動経路
    の、予め定められた複数の地点に設置された複数の固定
    局を含む領域で、 それぞれの固定局からは、その設置地点に関する位置情
    報と、GPS衛星からのGPS信号を用いて行なう、そ
    の設置地点をキネマティックGPS測位法の基準点とす
    る補正情報とが送信され、 移動局は、それぞれの固定局から送信される位置情報お
    よび補正情報と、GPS衛星からのGPS信号とを受信
    している状態での位置決め方法において、 移動局は、 移動体の初期位置を、位置情報を受信することで決定
    し、 移動体の移動による初期位置からの相対位置変化を、G
    PS衛星からのGPS信号と補正情報とを入力として、
    キネマティックGPS測位法により算出し、 移動後の移動体の絶対位置を、初期位置に相対位置変化
    を加えることにより決定することを特徴とする位置決め
    方法。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記移動局は、 前記移動体の初期位置を、3次元で決定し、 キネマティックGPS測位法では、4個以上のGPS衛
    星からのGPS信号を受信することで、前記移動体の絶
    対位置を、3次元で決定することを特徴とする位置決め
    方法。
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