JP2002073440A - 画像形成装置管理システムとそれに使用する通信コントロール装置および識別情報管理方法 - Google Patents

画像形成装置管理システムとそれに使用する通信コントロール装置および識別情報管理方法

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JP2002073440A
JP2002073440A JP2000265429A JP2000265429A JP2002073440A JP 2002073440 A JP2002073440 A JP 2002073440A JP 2000265429 A JP2000265429 A JP 2000265429A JP 2000265429 A JP2000265429 A JP 2000265429A JP 2002073440 A JP2002073440 A JP 2002073440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置が交換された場合でも、その交
換後の画像形成装置を中央制御装置によって正確に管理
できるようにする。 【解決手段】 通信コントロール装置7は、パラメータ
メモリに記憶されている画像形成装置の機種機番(識別
情報)と自己に接続されている画像形成装置1〜5の機
種機番とを比較して両機種機番が一致するか否かをチェ
ックする機種機番チェックを行ない、一致しなかった場
合(画像形成装置が交換された場合)に機種機番の異常
と判断して、その機種機番の異常を示す情報である機種
機番間違い情報を通信回線8を介して中央制御装置6へ
送信する異常時送信処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中央制御装置に
よって通信回線網および通信コントロール装置を介して
複写機等の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管
理システムと、それに使用する通信コントロール装置お
よび識別情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置管理システムとしては、不
特定多数の顧客(ユーザ)のオフィス等に設置される複
写機,ファクシミリ装置,プリンタ等の画像形成装置を
通信コントロール装置(データ通信装置)および公衆通
信回線網等の通信回線網を利用して、販売,サービス等
の拠点であるサービスセンタに設置される中央制御装置
(中央管理装置)と接続可能にしたものが一般に知られ
ている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1ヵ所又
は複数ヵ所に設けた中央制御装置によって集中的に遠隔
管理することにより、各画像形成装置の使用状況を集計
したり、その管理情報を画像形成装置のメンテナンス等
に利用したりしている。使用状況の内容としてはカウン
タ情報(コピー枚数等のカウンタ値を示す情報)があ
り、メンテナンスの内容としては画像形成装置の自己診
断による中央管理装置への自動発呼や、中央管理装置側
からのアクセスによる画像形成装置の各部調整等があ
る。
【0004】ところで、サービスマンが顧客先に画像形
成装置を設置する作業を行なった後、その画像形成装置
の識別情報(機種機番)をサービスセンタのオペレータ
(以下「センタオペレータ」という)に知らせ、そのセ
ンタオペレータがその識別情報を中央制御装置を構成す
る端末装置(クライアントコンピュータ)のキーボード
等の操作によってデータベースに記憶(登録)するよう
にしている。中央制御装置は、データベースに記憶され
ている識別情報と一致する識別情報の画像形成装置を遠
隔管理することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置の
異常又は買い換えにより、その画像形成装置を運用途中
で交換する場合があるが、サービスマンがその交換作業
を行なった後、その交換後の画像形成装置の識別情報を
センタオペレータに知らせるのを忘れた場合、管理上不
具合が生じる。すなわち、中央制御装置は、データベー
スに記憶されている更新前の古い識別情報に基づいて画
像形成装置の遠隔管理を行なうため、交換後の画像形成
装置を管理することができず、カウンタ情報の集計によ
る正確な課金処理を行なうことができないなどの問題が
生じる。
【0006】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、画像形成装置が交換された場合でも、その
交換後の画像形成装置を中央制御装置によって正確に管
理できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、画像形成装置管理システムと、それに
使用する通信コントロール装置および識別情報管理方法
を提供する。
【0008】請求項1の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、中央制御装置によって通信回線網および通信
コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を遠
隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記通
信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画像形成
装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接続され
ている画像形成装置の識別情報とを比較して両識別情報
が一致するか否かをチェックする識別情報チェックを行
ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判断する
識別情報チェック手段と、該手段によって識別情報の異
常と判断された場合に、その識別情報の異常を示す情報
を通信回線網を介して上記中央制御装置へ通知する異常
時通知処理を行なう異常時通知処理手段とを設けたもの
である。
【0009】請求項2の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、中央制御装置によって通信回線網および通信
コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を遠
隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記通
信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画像形成
装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接続され
ている画像形成装置の識別情報とを比較して両識別情報
が一致するか否かをチェックする識別情報チェックを行
ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判断する
識別情報チェック手段と、該手段によって識別情報の異
常と判断された場合に、上記両識別情報又は当該通信コ
ントロール装置に接続されている画像形成装置の識別情
報のみを通信回線網を介して上記中央制御装置へ通知す
る異常時通知処理を行なう異常時通知処理手段とを設け
たものである。
【0010】請求項3の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、中央制御装置によって通信回線網および通信
コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を遠
隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記通
信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画像形成
装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接続され
ている画像形成装置の識別情報とを比較して両識別情報
が一致するか否かをチェックする識別情報チェックを行
ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判断する
識別情報チェック手段と、該手段によって識別情報の異
常と判断された場合に、その識別情報の異常を示す情報
を、上記両識別情報又は当該通信コントロール装置に接
続されている画像形成装置の識別情報のみと共に通信回
線網を介して上記中央制御装置へ通知する異常時通知処
理を行なう異常時通知処理手段とを設けたものである。
【0011】請求項4の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜3のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置に、上記
識別情報チェック手段によって識別情報の異常と判断さ
れた場合に、その旨を示す情報を当該通信コントロール
装置に接続されている画像形成装置へ通知して表示又は
音声出力を行なわせる手段を設けたものである。
【0012】請求項5の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記識
別情報チェック手段を、上記識別情報チェックを予め設
定された回数だけ行なっても上記両識別情報が一致しな
かった場合に、識別情報の異常と判断する手段としたも
のである。
【0013】請求項6の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記識
別情報チェック手段を、定期的に上記識別情報チェック
を行なう手段としたものである。
【0014】請求項7の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置に、自己
に接続されている画像形成装置の電源投入を検知する電
源投入検知手段を設け、上記識別情報チェック手段を、
上記電源投入検知手段による電源投入検知時に上記識別
情報チェックを行なう手段としたものである。
【0015】請求項8の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置に、自己
に接続されている画像形成装置の電源投入を検知する電
源投入検知手段を設け、上記識別情報チェック手段を、
上記電源投入検知手段による電源投入検知時から予め設
定された所定時間経過後、上記識別情報チェックを行な
う手段としたものである。
【0016】請求項9の発明による画像形成装置管理シ
ステムは、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記識
別情報チェック手段を、上記中央制御装置からの要求に
よって上記識別情報チェックを行なう手段としたもので
ある。
【0017】請求項10の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置管
理システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記
異常時通知処理手段を、上記識別情報チェック手段によ
って識別情報の異常と判断された直後に、上記異常時通
知処理を行なう手段としたものである。
【0018】請求項11の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置管
理システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記
異常時通知処理手段を、定期的に上記異常時通知処理を
行なう手段としたものである。
【0019】請求項12の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置管
理システムにおいて、上記通信コントロール装置の上記
異常時通知処理手段を、上記中央制御装置からの要求に
よって上記異常時通知処理を行なう手段としたものであ
る。
【0020】請求項13の発明による画像形成装置管理
システムは、中央制御装置によって通信回線網および通
信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を
遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記
通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記
憶する記憶手段と、上記中央制御装置から画像形成装置
の更新用の識別情報を受信したとき、該識別情報と当該
通信コントロール装置に接続されている画像形成装置の
識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かをチ
ェックする識別情報チェックを行ない、一致しなかった
場合に識別情報の異常と判断する識別情報チェック手段
と、該手段によって識別情報の異常と判断されなかった
場合に、上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の
識別情報を上記受信した識別情報に更新する手段と、上
記識別情報チェック手段によって識別情報の異常と判断
された場合に、その識別情報の異常を示す情報を通信回
線網を介して上記中央制御装置へ通知する異常時通知処
理手段とを設けたものである。
【0021】請求項14の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項13の画像形成装置管理システムに
おいて、上記通信コントロール装置の上記異常時通知処
理手段を、上記識別情報チェック手段によって識別情報
の異常と判断された場合に、その識別情報の異常を示す
情報を当該通信コントロール装置に接続されている画像
形成装置の識別情報と共に通信回線網を介して上記中央
制御装置へ通知する手段としたものである。
【0022】請求項15の発明による画像形成装置管理
システムは、中央制御装置によって通信回線網および通
信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を
遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記
通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記
憶する記憶手段と、当該通信コントロール装置に接続さ
れている画像形成装置から更新用の識別情報を受信した
とき、上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識
別情報を上記受信した識別情報に更新する手段と、該手
段による更新が完了した後、更新後の新たな識別情報を
通信回線網を介して上記中央制御装置へ通知する手段と
を設けたものである。
【0023】請求項16の発明による画像形成装置管理
システムは、中央制御装置によって通信回線網および通
信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置を
遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、上記
通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報を記
憶する記憶手段と、当該通信コントロール装置に接続さ
れている画像形成装置から更新用の識別情報を受信した
とき、上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識
別情報を上記受信した識別情報に更新する手段と、該手
段による更新が完了した後、更新後の新たな識別情報と
更新前の古い識別情報とを通信回線網を介して上記中央
制御装置へ通知する手段とを設けたものである。
【0024】請求項17の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶されている画像形成装置の識別情
報と当該通信コントロール装置に接続されている画像形
成装置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか
否かをチェックする識別情報チェックを行ない、一致し
なかった場合に識別情報の異常と判断する識別情報チェ
ック手段と、該手段によって識別情報の異常と判断され
た場合に、その識別情報の異常を示す情報を通信回線網
を介して上記中央制御装置へ通知する異常時通知処理を
行なう異常時通知処理手段とを設けたものである。
【0025】請求項18の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶されている画像形成装置の識別情
報と当該通信コントロール装置に接続されている画像形
成装置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか
否かをチェックする識別情報チェックを行ない、一致し
なかった場合に識別情報の異常と判断する識別情報チェ
ック手段と、該手段によって識別情報の異常と判断され
た場合に、上記両識別情報又は当該通信コントロール装
置に接続されている画像形成装置の識別情報を通信回線
網を介して上記中央制御装置へ通知する異常時通知処理
を行なう異常時通知処理手段とを設けたものである。
【0026】請求項19の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶されている画像形成装置の識別情
報と当該通信コントロール装置に接続されている画像形
成装置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか
否かをチェックする識別情報チェックを行ない、一致し
なかった場合に識別情報の異常と判断する識別情報チェ
ック手段と、該手段によって識別情報の異常と判断され
た場合に、その識別情報の異常を示す情報を上記両識別
情報又は当該通信コントロール装置に接続されている画
像形成装置の識別情報と共に通信回線網を介して上記中
央制御装置へ通知する異常時通知処理を行なう異常時通
知処理手段とを設けたものである。
【0027】請求項20の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜19のいずれかの通信コントロー
ル装置において、上記識別情報チェック手段によって識
別情報の異常と判断された場合に、その旨を示す情報を
当該通信コントロール装置に接続されている画像形成装
置へ通知して表示又は音声出力を行なわせる手段を設け
たものである。
【0028】請求項21の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜20のいずれか一項に記載の通信
コントロール装置において、上記識別情報チェック手段
を、上記識別情報チェックを予め設定された回数だけ行
なっても上記両識別情報が一致しなかった場合に、識別
情報の異常と判断する手段としたものである。
【0029】請求項22の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜20のいずれかの通信コントロー
ル装置において、上記識別情報チェック手段を、定期的
に上記識別情報チェックを行なう手段としたものであ
る。
【0030】請求項23の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜20のいずれかの通信コントロー
ル装置において、自己に接続されている画像形成装置の
電源投入を検知する電源投入検知手段を設け、上記識別
情報チェック手段を、上記電源投入検知手段による電源
投入検知時に上記識別情報チェックを行なう手段とした
ものである。
【0031】請求項24の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜20のいずれかの通信コントロー
ル装置において、自己に接続されている画像形成装置の
電源投入を検知する電源投入検知手段を設け、上記識別
情報チェック手段を、上記電源投入検知手段による電源
投入検知時から予め設定された所定時間経過後、上記識
別情報チェックを行なう手段としたものである。
【0032】請求項25の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜20のいずれかの通信コントロー
ル装置において、上記識別情報チェック手段を、上記中
央制御装置からの要求によって上記識別情報チェックを
行なう手段としたものである。
【0033】請求項26の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜25のいずれかの通信コントロー
ル装置において、上記異常時通知処理手段を、上記識別
情報チェック手段によって識別情報の異常と判断された
直後に、上記異常時通知処理を行なう手段としたもので
ある。
【0034】請求項27の発明による通信コントロール
装置は、請求項17〜25のいずれかの通信コントロー
ル装置において、上記異常時通知処理手段を、定期的に
上記異常時通知処理を行なう手段としたものである。請
求項28の発明による通信コントロール装置は、請求項
17〜25のいずれかの通信コントロール装置におい
て、上記異常時通知処理手段を、上記中央制御装置から
の要求によって上記異常時通知処理を行なう手段とした
ものである。
【0035】請求項29の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、上記中央制御装置から画像形成装置の更新用の識別
情報を受信したとき、該識別情報と当該通信コントロー
ル装置に接続されている画像形成装置の識別情報とを比
較して両識別情報が一致するか否かをチェックする識別
情報チェックを行ない、一致しなかった場合に識別情報
の異常と判断する識別情報チェック手段と、該手段によ
って識別情報の異常と判断されなかった場合に、上記記
憶手段に記憶されている画像形成装置の識別情報を上記
受信した識別情報に更新する手段と、上記識別情報チェ
ック手段によって識別情報の異常と判断された場合に、
その識別情報の異常を示す情報を通信回線網を介して上
記中央制御装置へ通知する異常時通知処理手段とを設け
たものである。
【0036】請求項30の発明による通信コントロール
装置は、請求項29の通信コントロール装置において、
上記異常時通知処理手段を、上記識別情報チェック手段
によって識別情報の異常と判断された場合に、その識別
情報の異常を示す情報を当該通信コントロール装置に接
続されている画像形成装置の識別情報と共に通信回線網
を介して上記中央制御装置へ通知する手段としたもので
ある。
【0037】請求項31の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、当該通信コントロール装置に接続されている画像形
成装置から更新用の識別情報を受信したとき、上記記憶
手段に記憶されている画像形成装置の識別情報を上記受
信した識別情報に更新する手段と、該手段による更新が
完了した後、更新後の新たな識別情報を通信回線網を介
して上記中央制御装置へ通知する手段とを設けたもので
ある。
【0038】請求項32の発明による通信コントロール
装置は、複写機等の画像形成装置に接続され、通信回線
網を介して上記画像形成装置を遠隔管理する中央制御装
置との通信をコントロールする通信コントロール装置で
あって、画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、当該通信コントロール装置に接続されている画像形
成装置から更新用の識別情報を受信したとき、上記記憶
手段に記憶されている画像形成装置の識別情報を上記受
信した識別情報に更新する手段と、該手段による更新が
完了した後、更新後の新たな識別情報と更新前の古い識
別情報とを通信回線網を介して上記中央制御装置へ通知
する手段とを設けたものである。
【0039】請求項33の発明による識別情報管理方法
は、通信回線網を介して複写機等の画像形成装置を遠隔
管理する中央制御装置との通信をコントロールする通信
コントロール装置による識別情報管理方法であって、予
め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、その記憶し
た画像形成装置の識別情報と自己に接続されている画像
形成装置の識別情報とを比較して両識別情報が一致する
か否かをチェックする識別情報チェックを行ない、一致
しなかった場合に識別情報の異常と判断して、その識別
情報の異常を示す情報,上記両識別情報,又は当該通信
コントロール装置に接続されている画像形成装置の識別
情報のみのいずれか、あるいは上記識別情報の異常を示
す情報と共に上記両識別情報又は当該通信コントロール
装置に接続されている画像形成装置の識別情報のみを通
信回線網を介して上記中央制御装置へ通知する異常時通
知処理を行なうものである。
【0040】請求項34の発明による識別情報管理方法
は、請求項33の識別情報管理方法において、上記識別
情報チェックを予め設定された回数だけ行なっても上記
両識別情報が一致しなかった場合に、識別情報の異常と
判断するものである。請求項35の発明による識別情報
管理方法は、請求項33又は34の識別情報管理方法に
おいて、定期的に上記識別情報チェックを行なうもので
ある。
【0041】請求項36の発明による識別情報管理方法
は、請求項33又は34の識別情報管理方法において、
接続されている画像形成装置の電源投入検知時に上記識
別情報チェックを行なうものである。請求項37の発明
による識別情報管理方法は、請求項33又は34の識別
情報管理方法において、接続されている画像形成装置の
電源投入検知時から予め設定された所定時間経過後、上
記識別情報チェックを行なうものである。
【0042】請求項38の発明による識別情報管理方法
は、請求項33又は34の識別情報管理方法において、
上記中央制御装置からの要求によって上記識別情報チェ
ックを行なうものである。請求項39の発明による識別
情報管理方法は、請求項33〜38のいずれかの識別情
報管理方法において、上記識別情報の異常と判断した直
後に上記異常時通知処理を行なうものである。
【0043】請求項40の発明による識別情報管理方法
は、請求項33〜38のいずれかの識別情報管理方法に
おいて、定期的に上記異常時通知処理を行なうものであ
る。請求項41の発明による識別情報管理方法は、請求
項33〜38のいずれかの識別情報管理方法において、
上記中央制御装置からの要求によって上記異常時通知処
理を行なうものである。
【0044】請求項42の発明による識別情報管理方法
は、通信回線網を介して複写機等の画像形成装置を遠隔
管理する中央制御装置との通信をコントロールする通信
コントロール装置による識別情報管理方法であって、予
め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、上記中央制
御装置から画像形成装置の更新用の識別情報を受信した
とき、該識別情報と自己に接続されている画像形成装置
の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かを
チェックする識別情報チェックを行ない、一致した場合
には上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識別
情報を上記受信した識別情報に更新し、一致しなかった
場合には識別情報の異常と判断して、その識別情報の異
常を示す情報を通信回線網を介して上記中央制御装置へ
通知するものである。
【0045】請求項43の発明による識別情報管理方法
は、通信回線網を介して複写機等の画像形成装置を遠隔
管理する中央制御装置との通信をコントロールする通信
コントロール装置による識別情報管理方法であって、予
め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、上記中央制
御装置から画像形成装置の更新用の識別情報を受信した
とき、該識別情報と自己に接続されている画像形成装置
の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かを
チェックする識別情報チェックを行ない、一致した場合
には上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識別
情報を上記受信した識別情報に更新し、一致しなかった
場合には識別情報の異常と判断して、その識別情報の異
常を示す情報を当該通信コントロール装置に接続されて
いる画像形成装置の識別情報と共に通信回線網を介して
上記中央制御装置へ通知するものである。
【0046】請求項44の発明による識別情報管理方法
は、通信回線網を介して複写機等の画像形成装置を遠隔
管理する中央制御装置との通信をコントロールする通信
コントロール装置による識別情報管理方法であって、予
め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、自己に接続
されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信し
たとき、上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の
識別情報を上記受信した識別情報に更新し、その更新が
完了した後、更新後の新たな識別情報を通信回線網を介
して上記中央制御装置へ通知するものである。
【0047】請求項45の発明による識別情報管理方法
は、通信回線網を介して複写機等の画像形成装置を遠隔
管理する中央制御装置との通信をコントロールする通信
コントロール装置による識別情報管理方法であって、予
め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、自己に接続
されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信し
たとき、上記記憶手段に記憶されている画像形成装置の
識別情報を上記受信した識別情報に更新し、その更新が
完了した後、更新後の新たな識別情報と更新前の古い識
別情報とを通信回線網を介して上記中央制御装置へ通知
するものである。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明による
画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図で
ある。
【0049】この画像形成装置管理システムは、遠隔診
断を前提とした5台の画像形成装置(複写機等)1〜5
と中央制御装置6とを通信コントロール装置7および公
衆回線網等の通信回線網(以下「通信回線」という)8
を介して接続し、中央制御装置6によって各画像形成装
置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたものであ
る。
【0050】通信コントロール装置7は、中央制御装置
6からの要求データ(指令信号)を画像形成装置1〜5
へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5からの
各種通報データ(情報)を通信回線8を経由して中央制
御装置6へ送信(通報)する。この通信コントロール装
置7は、24時間通電を行なっていて、通常画像形成装
置1〜5の電源が遮断されている(オフになっている)
夜間でも中央制御装置6との通信を可能にしている。
【0051】通信コントロール装置7と各画像形成装置
1〜5とはシリアル通信インタフェースRS−485に
よりマルチドロップ接続されていて、通信コントロール
装置7からのポーリング,セレクティングにより各画像
形成装置1〜5との通信を行なっている。
【0052】ポーリングは、画像形成装置1→画像形成
装置2→画像形成装置3→画像形成装置4→画像形成装
置5→画像形成装置1→……のように順次繰り返し行な
われる。なお、通信コントロール装置7におけるセレク
ティング動作およびポーリング動作については追って詳
細に説明する。
【0053】図2は、各画像形成装置1〜5の制御部の
構成例を示すブロック図である。各画像形成装置1〜5
の制御部はそれぞれ、CPU11,リアルタイムクロッ
ク回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM
15,入出力ポート16,およびシリアル通信制御ユニ
ット17a,17b,17cからなるPPC(画像形成
装置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以
下「インタフェース」を「I/F」と略称する)18
と、システムバス19とを備えている。
【0054】CPU11は、ROM13内の制御プログ
ラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処
理装置である。リアルタイムクロック回路12は、時刻
情報を生成出力するものであり、CPU11がそれを読
み込むことによって現在の時刻を知ることができる。R
OM13は、CPU11が使用する制御プログラムを含
む各種固定データを格納している固定メモリである。
【0055】RAM14は、CPU11がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する一時
記憶メモリである。不揮発性RAM15は、後述する操
作表示部等からのモード指示の内容を示すデータ(情
報)などを記憶するメモリであり、電源が遮断されても
記憶データを保持することができる。
【0056】入出力ポート16は、画像形成装置内の後
述するブザー(スピーカ等の他の音声出力手段でもよ
い)20や、図示しないモータ,ソレノイド,クラッチ
等の出力負荷、およびセンサ・スイッチ類を接続してい
る。シリアル通信制御ユニット17aは、操作表示部と
の信号のやりとりを行なう。
【0057】シリアル通信制御ユニット17bは、図示
しない原稿送り部との信号のやりとりを行なう。シリア
ル通信制御ユニット17cは、図示しない転写紙(用
紙)後処理部との信号のやりとりを行なう。
【0058】パーソナルI/F18は、通信コントロー
ル装置7との間の通信を司るインタフェース回路であ
り、CPU11の通信コントロール装置7との通信処理
のための負荷を軽減するために設けられている。もちろ
ん、CPU11の処理能力が充分であれば、このパーソ
ナルI/F18の機能をCPU11に取り込んでも差し
支えない。このパーソナルI/F18の主な機能は、以
下の(1)〜(4)に示す通りである。
【0059】(1)通信コントロール装置7からのポー
リング,セレクティングの監視 (2)通信コントロール装置7への肯定応答(ACK),
否定応答処理(NAK) (3)通信コントロール装置7との間の送受信データの
正当性チェック,パリティチェック,およびエラー発生
時の再送要求処理 (4)通信コントロール装置7との間の送受信データの
ヘッダ処理
【0060】システムバス19はアドレスバス,コント
ロールバス,データバスからなるバスラインであり、C
PU11,リアルタイムクロック回路12,ROM1
3,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート1
6,シリアル通信制御ユニット17a,17b,17
c,およびパーソナルI/F18を相互に接続する。
【0061】図3は、図2のパーソナルI/F18の構
成例を示すブロック図である。このパーソナルI/F1
8は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジス
タ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニ
ット28,ローカルバス29,およびディバイスコード
(デバイスアドレス)設定スイッチ30によって構成さ
れている。
【0062】CPU21は、中央処理装置,ROM,R
AM等からなるワンチップのマイクロコンピュータであ
り、このパーソナルI/F18全体を統括的に制御す
る。デュアルポートメモリ22は、CPU21と図2の
CPU11の双方から読み書き可能であり、パーソナル
I/F18とPPCコントローラ31との間でのテキス
トデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0063】なお、PPCコントローラ31は上述した
CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM1
3,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート1
6,およびシリアル通信制御ユニット17a,17b,
17cによって構成される。レジスタ23〜26は、上
記テキストデータの授受時に制御用として使用される
が、詳細な説明は省略する。
【0064】ディバイスコード設定スイッチ30は、画
像形成装置毎に固有のディバイスコードを設定するため
のものであり、通信コントロール装置7からのポーリン
グ,セレクティング時のディバイスコード識別用として
使用される。シリアル通信制御ユニット28は、通信コ
ントロール装置7および/または他の画像形成装置のパ
ーソナルI/F18と接続される。
【0065】図4は、各画像形成装置1〜5の操作表示
部の構成例を示すレイアウト図である。なお、この操作
表示部は、各画像形成装置1〜5が複写機の場合に対応
するものである。
【0066】この操作表示部は、一般の制御部(例えば
図2に示した画像形成装置1〜5における制御部)と同
様に、制御プログラムを格納したROM,その制御プロ
グラムによって各種制御を実行するCPU,データを一
時格納するRAM,電源が遮断されても記憶データを保
持する不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,及
び入出力ポート等を備えており、図2のシリアル通信制
御ユニット17aとデータ授受を行なうが、その詳細は
省略する。
【0067】この操作表示部は、上述した制御部の他
に、テンキー71,クリア/ストップキー72,プリン
トキー73,エンタキー74,割り込みキー75,予熱
/モードクリアキー76,モード確認キー77,画面切
り替えキー78,呼び出しキー79,登録キー80,ガ
イダンスキー81,表示用コントラストボリューム8
2,及び文字表示器83を備えている。
【0068】テンキー71は、コピー(画像形成)枚数
や倍率等の数値を入力するためのキーである。クリア/
ストップキー72は、コピー枚数をクリアしたり、コピ
ー動作をストップさせたりするためのキーである。プリ
ントキー73は、コピー動作を開始させるためのキーで
ある。
【0069】エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸
法用置数等の数値や指定を確定させるためのキーであ
る。割り込みキー75は、コピー中に割り込んで別の原
稿をコピーする時などに使用するキーである。予熱/モ
ードクリアキー76は、設定した全ての画像形成モード
の内容を取り消したり、予熱を設定して節電状態にした
りするためのキーである。
【0070】モード確認キー77は、文字表示器83に
選択的に表示される各コピーモードを一覧表示で確認す
るためのキーである。画面切り替えキー78は、文字表
示器83の表示形態を熟練度に応じて切り替えるための
キーである。呼び出しキー79は、ユーザプログラムを
呼び出すためのキーである。
【0071】登録キー80は、ユーザプログラムを登録
するためのキーである。ガイダンスキー81は、文字表
示器83にガイダンスメッセージ等を表示するためのキ
ーである。表示用コントラストボリューム82は、文字
表示器83のコントラストを調整するためのものであ
る。
【0072】文字表示器83は、液晶(LCD),蛍光
表示管等のフルドット表示素子を用い、その上に多数の
タッチセンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にある)
した略透明シート状のマトリックスタッチパネルを重ね
ており、電源投入(電源オン)により、例えば図5に示
すようなコピーモード画面を表示することができる。
【0073】ここで、その画像形成モード画面上のキー
(表示部)を押下(タッチ)することにより、用紙サイ
ズ(給紙段),画像濃度(コピー濃度),変倍率(等
倍,縮小,拡大,用紙指定変倍,ズーム変倍,寸法変
倍),両面モード,綴じ代モード,ソートモード等の画
像形成動作に関わる各種の画像形成モードを任意に選択
することができ、押下されたキーは白黒反転表示に切り
替わる。
【0074】図6は、図1の通信コントロール装置7の
構成例を示すブロック図である。この通信コントロール
装置7は、制御部41,オートダイアラ部42,および
回線制御部43からなる。制御部41は、5台の画像形
成装置1〜5を制御したり、通信回線8を経由して中央
制御装置6からの指令信号の受信を制御したりする。
【0075】オートダイアラ部42は、画像形成装置1
〜5からの各種通報データにより中央制御装置6に対し
て自発呼を行なう。回線制御部43は、通信回線8を画
像形成装置1〜5側に接続するか、一般電話機44(又
はファクシミリ装置)側に接続するかの切り換え制御を
行なう。
【0076】図7は、図6の制御部41の構成例を示す
ブロック図である。制御部41は、CPU51,リアル
タイムクロック回路52,不揮発性RAM53,電池5
4,ROM55,シリアル通信制御ユニット56,およ
び入出力ポート57によって構成されている。
【0077】CPU51は、ROM55内の制御プログ
ラムによって制御部41全体を統括的に制御する中央処
理装置である。リアルタイムクロック回路52は、時刻
情報を生成出力するものであり、CPU51がそれを読
み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
【0078】不揮発性RAM53は、中央制御装置6お
よび複数の画像形成装置1〜5の一方から他方への送信
データ(情報)を一時記憶したり、複数の画像形成装置
1〜5の中から1台を特定するそれぞれのディバイスコ
ードおよびIDコード,画像形成装置の識別情報である
機種機番(他の識別情報でもよい),中央制御装置6の
電話番号,回線接続が成功しなかった場合の再発呼回数
(リトライ回数),再発呼間隔等の各種パラメータを記
憶保持(設定登録)するメモリである。
【0079】電池54は、リアルタイムクロック回路5
2および不揮発性RAM53をバックアップするもので
あり、通信コントロール装置7の電源が遮断された場合
でも、リアルタイムクロック回路52の動作を継続させ
たり、不揮発性RAM53の記憶データを保持させる。
ROM55は、CPU51が使用する制御プログラムを
含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリ
である。
【0080】シリアル通信制御ユニット56は、各画像
形成装置1〜5との信号のやりとりを行なう。入出力ポ
ート57は、オートダイアラ部42および回線制御部4
3を接続するものである。
【0081】次に、この画像形成装置管理システムの概
略機能について説明する。この画像形成装置管理システ
ムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示
す3種類の機能がある。
【0082】(1)中央制御装置6から画像形成装置1
〜5への通信制御 (2)画像形成装置1〜5から中央制御装置6又は通信
コントロール装置7への通信制御 (3)通信コントロール装置7独自の制御
【0083】(1)の中央制御装置6から画像形成装置
1〜5への通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)
に示すものがある。 (a)特定の画像形成装置のトータル画像形成枚数,給
紙段(給紙カセット)毎の画像形成枚数,転写紙サイズ
毎の画像形成枚数,ミスフィード回数,転写紙サイズ毎
のミスフィード回数,転写紙搬送位置毎のミスフィード
回数等の読み取りおよびリセット
【0084】(b)画像形成装置を構成する各ユニット
の制御電圧,電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定
および読み取り (c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から
中央制御装置6への通信の結果返送
【0085】これらの制御は、中央制御装置6からの指
令信号を受信して、通信コントロール装置7から画像形
成装置1〜5へのセレクティングによって行なう。セレ
クティングとは、接続されている5台の画像形成装置1
〜5の中から1台を選択して通信する機能をさす。
【0086】図8は、通信コントロール装置7における
セレクティング動作の一例を示すフローチャートであ
る。各画像形成装置1〜5はそれぞれ、ユニークな(特
定の)ディバイスコードを持っており、通信コントロー
ル装置7は、セレクティング信号(SA)を構成する予
め定められたセレクティング機能を示す特定コード(又
はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のデ
ィバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−
485上に送出する。
【0087】各画像形成装置1〜5はそれぞれ、セレク
ティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わ
せ)により、次に続くディバイスコードと自己のディバ
イスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分が
セレクティングされたことを知る。ここで、セレクティ
ングされた画像形成装置は、送出すべきデータがある場
合には、予め定められた特定コード(又はコードの組み
合わせ)によるビジー(Busy)応答を出力する。
【0088】通信コントロール装置7は、このビジー応
答を受けると、セレクティング動作を中断し、以下に述
べるポーリング動作に移行する。セレクティングされた
画像形成装置は、送出すべきデータがない場合には、セ
レクティングに対応可能か否かを判断し、対応可能なら
ば予め定められた特定コード(又はコードの組み合わ
せ)による肯定応答を出力して通信コントロール装置7
との通信を実行する。
【0089】対応不可能な場合は、予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出
力して通信コントロール装置7との通信を終了する。ま
た、通信コントロール装置7が出力したディバイスコー
ドに対応する画像形成装置が電源オフなどの理由で肯定
応答も否定応答も出力できない場合には、通信コントロ
ール装置7は予め定められた一定時間経過(タイムアウ
ト)後にセレクティング動作を終了する。
【0090】(2)の画像形成装置1〜5から中央制御
装置6又は通信コントロール装置7への通信制御には、
例えば以下の(a)〜(e)に示すものがある。 (a)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作
が不可能となる異常(故障)が発生した場合、その旨を
示す情報(データ)を即時に通信コントロール装置7お
よび通信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊
急通報)。
【0091】(b)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
使用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、
画像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求
(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用
者要求入力モードに移行して、操作表示部上に使用者要
求入力画面を表示させ、その画面上の所定キーの押下に
よって使用者が必要な要求が入力された時に、その要求
を示す情報を即時に通信コントロール装置7および通信
回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊急通
報)。
【0092】(c)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(契約枚
数)に達した場合に、その旨を示す情報又は積算画像形
成枚数を示す情報を即時に通信コントロール装置7およ
び通信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊急
通報)。
【0093】(d)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
予め設定された一定期間毎に積算画像形成枚数を示す情
報を通信コントロール装置7へ送信し、その通信コント
ロール装置7はその日(当日)の指定時刻(これは中央
制御装置6により通報時間帯として予め設定され、通信
コントロール装置7に記憶しておく)にそれまでに受信
した情報をまとめて通信回線8を介して中央制御装置6
へ通報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時
刻に達する前にそれまでに受信した情報の通報回数が予
め定められた回数に達した場合、その指定時刻を待たず
に中央制御装置6への送信を行なう制御も含まれる。
【0094】(e)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回
数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達な
ど、予防保全を必要とする事象が発生した場合に、その
旨を示す情報を通信コントロール装置7へ送信し、その
通信コントロール装置7はその日の指定時刻(これは中
央制御装置6により通報時間帯として予め設定され、通
信コントロール装置7に記憶しておく)にそれまでに受
信した情報をまとめて通信回線8を介して中央制御装置
6へ通報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定
時刻に達する前にそれまでに受信した情報の通報回数が
予め定められた回数に達した場合、その指定時刻を待た
ずに中央制御装置6への送信を行なう制御も含まれる。
【0095】これらの通信制御は、通信コントロール装
置7からのポーリング時に行なう。ポーリングとは、接
続されている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定
し、その指定された画像形成装置からの通信要求の有無
を確認する機能をさす。図9は、通信コントロール装置
7におけるポーリング動作の一例を示すフローチャート
である。
【0096】通信コントロール装置7は、ポーリング信
号(PA)を構成する予め定められたポーリング機能を
示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべ
き画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信イ
ンタフェースRS−485上に送出する。各画像形成装
置1〜5はそれぞれ、ポーリング機能を示す特定コード
(又はコードの組み合わせ)により、次に続くディバイ
スコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コー
ドが一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0097】次に、ポーリングされた画像形成装置は、
送出データ(通信コントロール装置7又は中央制御装置
6に対する通信要求)があれば通信コントロール装置7
との通信を開始し、通信要求がない時又は開始した通信
が終了した時は予め定められた特定コード(又はコード
の組み合わせ)による終了応答(EOT)を出力して通
信コントロール装置7との通信を終了する。通信コント
ロール装置7は、終了応答を受け取ると、次の画像形成
装置へのポーリングに移行する。
【0098】また、通信コントロール装置7が出力する
ディバイスコードに対応する画像形成装置が、電源オフ
などの理由で通信を開始できなかったり、あるいは終了
応答も出力できない場合、通信コントロール装置7は予
め定められた一定時間経過後にポーリング動作を終了す
る。このポーリングは、セレクティングが発生しない限
り、接続されている画像形成装置1〜5に対して順次繰
り返される。
【0099】(3)の通信コントロール装置7独自の制
御には、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。 (a)トータルカウンタ値(トータル画像形成枚数)の
読み出し (b)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から
通信コントロール装置7への通信の結果返送
【0100】トータルカウンタ値の読み出しの制御は、
通信コントロール装置7から画像形成装置1〜5への1
日1回定時(例えば0時0分、但しこの時刻に画像形成
装置の電源がオフになっている場合は、この時刻以降に
初めて電源がオンになった時)のセレクティングによっ
て行なう。
【0101】通信コントロール装置7は、不揮発性RA
M53にトータルカウンタ用のメモリを2個(仮にこれ
らをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1日1
回のセレクティングによって読み取ったトータルカウン
タ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリAは毎
日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の電源
がオン状態にならない場合はこの限りでない)前日の値
が書き換えられることになる。
【0102】また、毎月1回予め決められた日時(これ
は中央制御装置6により設定され、通信コントロール装
置7内の不揮発性RAM53に記憶される)にメモリA
に記憶されているトータルカウンタ値をメモリBにコピ
ーする。通信コントロール装置7から中央制御装置6へ
はメモリBの内容が送られるが、その転送方法には以下
の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0103】(a)中央制御装置6は、上記日時(メモ
リAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降に通信
コントロール装置7のメモリBに記憶されたトータルカ
ウンタ値を読みに行く。つまり、通信コントロール装置
7へアクセス(発呼して対応する読み取り指令を送信)
し、その通信コントロール装置7から送信されるメモリ
Bの内容(各画像形成装置1〜5のトータルカウンタ
値)を取得する。
【0104】(b)通信コントロール装置7は、上記日
時以降に自発呼してメモリBに記憶されたトータルカウ
ンタ値を通信回線8を介して中央制御装置6へ送出す
る。なお、自発呼を行なう日時も中央制御装置6により
設定され、通信コントロール装置7内の不揮発性RAM
53に記憶される。
【0105】なお、通信コントロール装置7は、不揮発
性RAM53にメモリA,Bを組み合わせたメモリを複
数組用意している。これは、例えば白黒コピー用,アプ
リケーションコピー用,カラーコピー用等の種々のトー
タルカウンタ値が考えられるためである。
【0106】図10は、中央制御装置6と通信コントロ
ール装置7との間で授受されるテキストデータの構成例
を示す図である。図10において、通番は1回の送信の
中での送信ブロック番号であり、最初のブロックは「0
1」で始め、以降1ずつ増加させて「99」の次は「0
0」とする。
【0107】IDコードは、通信コントロール装置7お
よびその通信コントロール装置7に接続された5台の画
像形成装置1〜5から1台の画像形成装置を特定する目
的を持っている。識別コードは、通信目的の種類を示す
コード(処理コード)にテキストデータの発信元,受信
先を付加したものである。処理コードは、表1のように
決められている。
【0108】
【表1】
【0109】情報レコードは情報コード,データ部桁
数,およびデータ部よりなり、表2のように決められて
いる。IDコードと識別コードとの間、識別コードと情
報レコードとの間、情報レコードと情報レコードとの間
には、それぞれセミコロン(;)によるセパレータが挿
入される。
【0110】
【表2】
【0111】図11は、通信コントロール装置7と画像
形成装置1〜5のパーソナルI/F18との間で授受さ
れるテキストデータの構成例を示す図である。ディバイ
スコードは、前述のように各画像形成装置1〜5毎にデ
ィバイスコード設定スイッチ30(図3参照)によって
それぞれ固有に設定され、図10のIDコードとの関連
は画像形成装置を初めて通信コントロール装置7に接続
したインストール時にその画像形成装置から読み込んで
通信コントロール装置7内の不揮発性RAM53に記憶
され、以降テキストデータの送出方向により適宜変換さ
れる。
【0112】処理コードは前述したように通信目的の種
類を示すコードであり、図10の識別コードからテキス
トデータの発信元,受信先を削除したものである。これ
も、テキストデータの送出方向により、通信コントロー
ル装置7によって適宜付加,削除される。
【0113】図12は画像形成装置1〜5のパーソナル
I/F18とPPCコントローラ31(図3参照)との
間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であ
り、図11に示した通信コントロール装置7とパーソナ
ルI/F18との間で授受されるテキストデータからヘ
ッダ,ディバイスコード,およびパリティ部分を取り除
いたものである。
【0114】図13は、中央制御装置6の構成例を示す
ブロック図である。中央制御装置6は、2台の端末装置
100,110をLAN(ローカル・エリア・ネットワ
ーク)等のネットワーク120によって接続しており、
通信回線8および通信コントロール装置7を介して5台
の画像形成装置1〜5を集中的に遠隔管理することがで
きる。
【0115】端末装置100は、中央処理部101,モ
ニタ部102,キーボード103,記憶部104,プリ
ンタ部105,モデム106等によって構成されてい
る。中央処理部101は、端末装置100全体を統括的
に制御するものであり、CPU,ROM,RAM,リア
ルタイムクロック回路等によって構成されている。
【0116】モニタ部102は、異常内容等の各種情報
を表示してオペレータに知らせるものである。キーボー
ド103は、各種情報を入力するためのものである。記
憶部104は、各顧客先に設置されている画像形成装置
1〜5を含む多数の画像形成装置を管理するための各種
管理データ(受信データを含む)からなるデータベース
を記憶するHDD(ハードディスク装置)等の大容量記
憶装置、および不揮発性RAMやRAMによって構成さ
れるものである。
【0117】プリンタ部105は、受信データを転写紙
にプリントするものである。モデム106は、通信回線
8と接続し、その通信回線8と中央処理部101との間
でアナログ信号の変調/復調を行なうものである。な
お、端末装置110は端末装置100と略同様の構成な
ので、各部の説明は省略する。
【0118】ここで、この画像形成装置管理システムで
は、通信コントロール装置7が、この発明による各種の
機能(手段)に対応するプログラムを図7のROM55
に予め記憶しておき、CPU51がそのプログラムに従
って動作し、その際にリアルタイムクロック回路52お
よび不揮発性RAM53等を使用することにより、この
発明による各種の機能を実現することができる。
【0119】以下、この画像形成装置管理システムにお
けるこの発明による処理について、図14以降の各図面
も参照して説明する。図14は、通信コントロール装置
7のパラメータメモリ(図7の不揮発性RAM53に予
め確保されている)に記憶される各種パラメータの一部
の構成例を示す図である。
【0120】図14において、「SC」はサービスマン
コールのことである。「カ確」は、トータルカウンタ値
を示すカウンタ情報に相当する。「デバイスアドレス」
はディバイスコードに相当する。「識別情報」は、画像
形成装置の機種機番に相当する。
【0121】図15〜図31は、この発明に係わる処理
(請求項1〜45に対応する各実施形態)を示すフロー
チャートである。これらの各図において、ステップを
「S」と略記している。図32,図33は、通信コント
ロール装置7と画像形成装置1〜5とその操作表示部の
文字表示器との間の通信シーケンスの異なる例を示す図
である。
【0122】〔第1実施形態:図15,図27〕図15
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第1例(請求項1,4,17,20,3
3に対応する)を示すフローチャート、図27は画像形
成装置1〜5のCPU11によるこの発明に係わる処理
の一例を示すフローチャートである。
【0123】この第1実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51は、図示しないメインルーチンの呼
び出しによって図15に示す処理を開始し、まずステッ
プ1で通信コントロール装置7に接続されている画像形
成装置に対して機種機番(画像形成装置の識別情報)を
要求し、ステップ2でその画像形成装置からの機種機番
の受信を待つ。
【0124】なお、図1の例では、通信コントロール装
置7に5台の画像形成装置1〜5が接続されているた
め、CPU51は実際にはその各画像形成装置に対して
順次機種機番を要求する処理を含む処理を行なう必要が
あるが、以降の説明を簡単にするために、通信コントロ
ール装置7には1台の画像形成装置のみが接続されてい
るものと仮定する。
【0125】通信コントロール装置7のCPU51は、
通信コントロール装置7に接続されている画像形成装置
(対応する画像形成装置)に対する機種機番の要求によ
り、その画像形成装置からその機種機番を受信すると、
ステップ3で不揮発性RAM53のパラメータメモリに
記憶されている画像形成装置の機種機番を読み込み、ス
テップ4でその機種機番と先に受信した機種機番とを比
較して両機種機番が一致するか否かをチェックする機種
機番チェック(識別情報チェック)を行なう。
【0126】ここで、例えば対応する画像形成装置(通
信コントロール装置7で受信した機種機番の画像形成装
置)が持っているデバイスアドレス(ディバイスコー
ド)が「0」の場合、その機種機番と比較するパラメー
タメモリ内の機種機番は、デバイスアドレス「0」に対
応する機種機番(図14の例ではデバイスアドレス0用
識別情報)となる。
【0127】通信コントロール装置7のCPU51は、
上記両機種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異
常と判断し、ステップ5でその機種機番の異常を示す情
報である機種機番間違い情報を不揮発性RAM53に記
憶すると共に、ステップ6でその機種機番間違い情報を
対応する画像形成装置へ送信する。また、上記両機種機
番が一致した場合、つまり機種機番の異常と判断しなか
った場合は、ステップ7で後述する機種機番間違い情報
の表示を消去するための異常表示クリア信号を対応する
画像形成装置へ送信(通知)する。
【0128】ここで、図15に示した機種機番チェック
を含む処理は、実際には定期的(予め設定された時刻へ
の到達時)に行なったり(請求項6,22,35)、対
応する画像形成装置の電源投入検知時に行なったり(請
求項7,23,36)、その電源投入検知時から予め設
定された所定時間経過後に行なったり(請求項8,2
4,37)、あるいは中央制御装置6からの要求によっ
て行なう(請求項9,25,38)。
【0129】なお、通信コントロール装置7のCPU5
1は、対応する画像形成装置の電源投入を次のようにし
て検知することができる。すなわち、対応する画像形成
装置へは常時ポーリング信号を送信するようにしている
ため、そのポーリング信号の送信先の対応する画像形成
装置に電源が投入されている場合は、その画像形成装置
からは何らかの応答がある。
【0130】しかし、対応する画像形成装置の電源が遮
断されている場合は、その画像形成装置からは何の応答
もない。したがって、応答がない状態から応答がある状
態に移行した場合に、対応する画像形成装置に電源が投
入されたことを検知(判断)することができる。
【0131】通信コントロール装置7のCPU51は、
図15の処理が終了した後、メインルーチンの呼び出し
によって図示しない処理を開始し、不揮発性RAM53
に記憶した機種機番間違い情報を図10に示したテキス
トデータとして通信回線8を介してサービスセンタ(C
SSセンタ)の中央制御装置6へ送信する異常時送信処
理(異常時通知処理)を行なう。
【0132】ここで、上記異常時送信処理は、実際には
図15の処理が終了した直後(機種機番の異常と判断し
た直後)に行なったり(請求項10,26,39)、定
期的(予め設定された時刻への到達時)に行なったり
(請求項11,27,40)、あるいは中央制御装置6
からの要求によって行なう(請求項12,28,4
1)。
【0133】一方、通信コントロール装置7に接続され
ている画像形成装置のCPU11は、その通信コントロ
ール装置7から表示に関する情報を受信すると、図27
に示す処理を開始し、ステップ41で受信した情報が機
種機番間違い情報か否かを判別し、機種機番間違い情報
であればステップ45でそれを操作表示部上(例えば図
4の文字表示器83)に表示する。例えば、「機種機番
が異なっていますのでCSSセンタに連絡してくださ
い」というようなメッセージを表示する。
【0134】また、ステップ46でブザー20をオンに
し、ステップ47で図示しないタイマをリセット・スタ
ートした後、ステップ48でタイマによる計測時間が予
め設定された時間を経過(タイムアウト)したか否かを
判断し、その時間を経過した場合にステップ49でタイ
マをストップすると共に、ステップ50でブザー20を
オフにする。
【0135】ここで、機種機番間違い情報の表示だけで
は、その表示に顧客が気がつかないことが多いため、こ
の例ではブザー20を鳴らすようにしている。なお、ス
ピーカを備えていれば、受信情報を音声出力して顧客に
知らせることもできる。
【0136】受信情報が機種機番間違い情報でない場合
は、ステップ42で受信情報が異常表示クリア信号か否
かを判別し、異常表示クリア信号であればステップ44
で操作表示部上の機種機番間違い情報の表示を消去する
処理を行なう。但し、機種機番間違い情報が表示されて
いなければ、この処理を行なわない。受信情報が異常表
示クリア信号でもない場合は、ステップ43でその受信
情報に応じて表示制御を行なう。
【0137】このように、第1実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、パラメータメモリに記憶されて
いる画像形成装置の機種機番(識別情報)と自己に接続
されている画像形成装置の機種機番とを比較して両機種
機番が一致するか否かをチェックする機種機番チェック
を行ない、一致しなかった場合(画像形成装置が交換さ
れた場合)に機種機番の異常と判断して、その機種機番
の異常を示す情報である機種機番間違い情報を通信回線
8を介して中央制御装置6へ送信する異常時送信処理を
行なうので、次のような効果を得ることができる。
【0138】すなわち、センタオペレータが通信コント
ロール装置7のパラメータメモリに記憶されている画像
形成装置の機種機番の間違いを知ることができるため、
サービスマンを手配してその間違いを修正する作業を依
頼したり、自分の端末装置のキーボード等の操作により
正しい機種機番を通信回線8を介して通信コントロール
装置7へ送信してパラメータメモリ内の機種機番を更新
させることができる。したがって、中央制御装置6は、
画像形成装置が交換された場合でも、その交換後の画像
形成装置を正確に管理することができる。
【0139】また、通信コントロール装置7が、機種機
番の異常と判断した場合、その機種機番の異常を示す情
報である機種機番間違い情報を画像形成装置へ送信して
表示又は音声出力を行なわせるので、通信回線8の異常
等の何らかのトラブルにより機種機番間違い情報が中央
制御装置6に自動送信されないようなことがあった場合
でも、機種機番間違い情報を顧客が電話等によってセン
タオペーレータに知らせることにより、そのセンタオペ
レータは上述した作業を行なうことができる。
【0140】さらに、通信コントロール装置7が、定期
的に機種機番チェックを行なうようにすれば、パラメー
タメモリに記憶されている画像形成装置の機種機番と自
己に接続されている画像形成装置の機種機番とが一致し
ない場合、機種機番の異常として確実に判断することが
できる。
【0141】通信コントロール装置7が、自己に接続さ
れた画像形成装置の電源投入検知時に機種機番チェック
を行なうようにすれば、画像形成装置が設置されて自己
に接続された後、電源が投入された時に機種機番チェッ
クを行なうことになるので、定期的に機種機番チェック
を行なわなくても、パラメータメモリに記憶されている
画像形成装置の機種機番と自己に接続されている画像形
成装置の機種機番とが一致しない場合、機種機番の異常
として確実に判断することができる。
【0142】通信コントロール装置7が、自己に接続さ
れた画像形成装置の電源投入検知時から予め設定された
所定時間(少なくとも電源投入直後の初期設定処理が完
了して通信コントロール装置7との通信が可能になるま
での時間)経過後、機種機番チェックを行なうようにす
れば、画像形成装置が設置されて自己に接続され、その
画像形成装置との通信が可能になった後、機種機番チェ
ックを行なうことになるので、定期的に機種機番チェッ
クを行なわなくても、パラメータメモリに記憶されてい
る画像形成装置の機種機番と自己に接続されている画像
形成装置の機種機番とが一致しない場合、機種機番の異
常としてより確実に判断することができる。
【0143】通信コントロール装置7が、中央制御装置
6からの要求によって機種機番チェックを行なうように
すれば、中央制御装置6側に予め登録されている画像形
成装置の電源が投入されている時間帯に機種機番チェッ
クを行なうようにすることが可能になるため、定期的に
機種機番チェックを行なわなくても、パラメータメモリ
に記憶されている画像形成装置の機種機番と自己に接続
されている画像形成装置の機種機番とが一致しない場
合、機種機番の異常として確実に判断することができ
る。
【0144】通信コントロール装置7が、機種機番の異
常と判断した直後に、異常時送信処理を行なうようにす
れば、センタオペレータは、通信コントロール装置7の
パラメータメモリに記憶されている画像形成装置の機種
機番の間違いをすぐに知ることができ、即時にサービス
マンを手配してその間違いを修正する作業を依頼した
り、自分の端末装置のキーボード等の操作により正しい
機種機番を通信回線8を介して通信コントロール装置7
へ送信してパラメータメモリ内の機種機番を更新させる
ことができる。
【0145】通信コントロール装置7が、定期的に異常
時送信処理を行なうようにすれば、センタオペレータ
は、通信コントロール装置7のパラメータメモリに記憶
されている画像形成装置の機種機番の間違いを確実に知
ることができ、確実にサービスマンを手配してその間違
いを修正する作業を依頼したり、自分の端末装置のキー
ボード等の操作により正しい機種機番を通信回線8を介
して通信コントロール装置7へ送信してパラメータメモ
リ内の機種機番を更新させることができる。
【0146】通信コントロール装置7が、中央制御装置
6からの要求によって異常時送信処理を行なうようにす
れば、センタオペレータやサービスマンの作業状況等を
考慮したタイミングで異常時送信処理を行なうようにす
ることができるため、センタオペレータは、通信コント
ロール装置7のパラメータメモリに記憶されている画像
形成装置の機種機番の間違いをより確実に知ることがで
き、より確実にサービスマンを手配してその間違いを修
正する作業を依頼したり、自分の端末装置のキーボード
等の操作により正しい機種機番を通信回線8を介して通
信コントロール装置7へ送信してパラメータメモリ内の
機種機番を更新させることができる。
【0147】〔第2実施形態:図16,図27〕図16
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第2例(請求項2,4,18,20,3
3)を示すフローチャートである。
【0148】この第2実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51はメインルーチンの呼び出しによっ
て図16に示す処理を開始し、図15によって説明した
処理と略同様の処理を行なう。但し、ステップ5の処理
に代えて、ステップ11の処理を行なう。
【0149】すなわち、不揮発性RAM53のパラメー
タメモリから読み込んだ画像形成装置の機種機番と対応
する画像形成装置から受信した機種機番(通信コントロ
ール装置7に接続されている画像形成装置の機種機番)
が一致せず、機種機番の異常と判断した場合、両機種機
番又は対応する画像形成装置から受信した機種機番のみ
を不揮発性RAM53に記憶する。
【0150】ここで、図16に示した機種機番チェック
を含む処理は、実際には定期的(予め設定された時刻へ
の到達時)に行なったり(請求項6,22,35)、対
応する画像形成装置の電源投入検知時に行なったり(請
求項7,23,36)、その電源投入検知時から予め設
定された所定時間経過後に行なったり(請求項8,2
4,37)、あるいは中央制御装置6からの要求によっ
て行なう(請求項9,25,38)。
【0151】通信コントロール装置7のCPU51は、
図16の処理が終了した後、メインルーチンの呼び出し
によって図示しない処理を開始し、不揮発性RAM53
に記憶した上記両機種機番又は対応する画像形成装置か
ら受信した機種機番のみを図10に示したテキストデー
タとして通信回線8を介してサービスセンタの中央制御
装置6へ送信する異常時送信処理を行なう。
【0152】ここで、上記異常時送信処理は、実際には
図16の処理が終了した直後(機種機番の異常と判断し
た直後)に行なったり(請求項10,26,39)、定
期的(予め設定された時刻への到達時)に行なったり
(請求項11,27,40)、あるいは中央制御装置6
からの要求により行なう(請求項12,28,41)。
なお、通信コントロール装置7に接続されている画像形
成装置のCPU11によるこの発明に係わる処理は、図
27によって説明した通りである。
【0153】このように、第2実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、パラメータメモリに記憶されて
いる画像形成装置の機種機番と自己に接続されている画
像形成装置の機種機番とを比較して両機種機番が一致す
るか否かをチェックする機種機番チェックを行ない、一
致しなかった場合に機種機番の異常と判断して、両機種
機番又は自己に接続されている画像形成装置の機種機番
のみを通信回線8を介して中央制御装置6へ送信する異
常時送信処理を行なうので、次のような効果を得ること
ができる。
【0154】すなわち、センタオペレータが、通信コン
トロール装置7のパラメータメモリに記憶されている画
像形成装置の機種機番の間違いを知ることが可能になる
うえに、通信コントロール装置7のパラメータメモリに
現在記憶されている機種機番と通信コントロール装置7
に接続されている画像形成装置の機種機番あるいはその
機種機番のみも知ることができるため、効率よくサービ
スマンを手配してその間違いを修正する作業を依頼した
り、自分の端末装置のキーボード等の操作により正しい
機種機番を通信回線8を介して通信コントロール装置7
へ送信してパラメータメモリ内の機種機番を更新させる
ことができる。
【0155】したがって、中央制御装置6は、画像形成
装置が交換された場合でも、その交換後の画像形成装置
を正確に管理することができる。さらに、通信コントロ
ール装置7が、自己に接続されている画像形成装置へ機
種機番間違い情報を送信して表示又は音声出力を行なわ
せたり、第1実施形態と同様のタイミングで機種機番チ
ェックを行なったり、異常時送信処理を行なうことによ
り、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0156】〔第3実施形態:図17,図27〕図17
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第3例(請求項3,4,19,20,3
3)を示すフローチャートである。
【0157】この第3実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51はメインルーチンの呼び出しによっ
て図17に示す処理を開始し、図15によって説明した
処理と略同様の処理を行なう。但し、ステップ5の処理
に代えて、ステップ12の処理を行なう。
【0158】すなわち、不揮発性RAM53のパラメー
タメモリから読み込んだ画像形成装置の機種機番と対応
する画像形成装置から受信した機種機番(通信コントロ
ール装置7に接続されている画像形成装置の機種機番)
が一致せず、機種機番の異常と判断した場合、その機種
機番の異常である機種機番間違い情報を両機種機番又は
対応する画像形成装置から受信した機種機番のみと共に
不揮発性RAM53に記憶する。
【0159】ここで、図17に示した機種機番チェック
を含む処理は、実際には定期的(予め設定された時刻へ
の到達時)に行なったり(請求項6,22,35)、対
応する画像形成装置の電源投入検知時に行なったり(請
求項7,23,36)、その電源投入検知時から予め設
定された所定時間経過後に行なったり(請求項8,2
4,37)、あるいは中央制御装置6からの要求によっ
て行なう(請求項9,25,38)。
【0160】通信コントロール装置7のCPU51は、
図17の処理が終了した後、メインルーチンの呼び出し
によって図示しない処理を開始し、不揮発性RAM53
に記憶した機種機番間違い情報および上記両機種機番又
は対応する画像形成装置から受信した機種機番のみを図
10に示したテキストデータとして通信回線8を介して
サービスセンタの中央制御装置6へ送信する異常時送信
処理を行なう。
【0161】ここで、上記異常時送信処理は、実際には
図17の処理が終了した直後(機種機番の異常と判断し
た直後)に行なったり(請求項10,26,39)、定
期的(予め設定された時刻への到達時)に行なったり
(請求項11,27,40)、あるいは中央制御装置6
からの要求により行なう(請求項12,28,41)。
なお、通信コントロール装置7に接続されている画像形
成装置のCPU11によるこの発明に係わる処理は、図
27によって説明した通りである。
【0162】このように、第3実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、パラメータメモリに記憶されて
いる画像形成装置の機種機番と自己に接続されている画
像形成装置の機種機番とを比較して両機種機番が一致す
るか否かをチェックする機種機番チェックを行ない、一
致しなかった場合に機種機番の異常と判断して、その機
種機番の異常を示す情報である機種機番間違い情報を上
記両機種機番又は自己に接続されている画像形成装置の
機種機番のみと共に通信回線8を介して中央制御装置6
へ送信する異常時送信処理を行なうので、次のような効
果を得ることができる。
【0163】すなわち、センタオペレータが、通信コン
トロール装置7のパラメータメモリに記憶されている画
像形成装置の機種機番の間違いを確実に知ることができ
るうえに、通信コントロール装置7のパラメータメモリ
に現在記憶されている機種機番と通信コントロール装置
7に接続されている画像形成装置の機種機番あるいはそ
の機種機番のみも知ることができるため、効率よくサー
ビスマンを手配してその間違いを修正する作業を依頼し
たり、自分の端末装置のキーボード等の操作により正し
い機種機番を通信回線8を介して通信コントロール装置
7へ送信してパラメータメモリ内の機種機番を更新させ
ることができる。
【0164】したがって、中央制御装置6は、画像形成
装置が交換された場合でも、その交換後の画像形成装置
を正確に管理することができる。さらに、通信コントロ
ール装置7が、自己に接続されている画像形成装置へ機
種機番間違い情報を送信して表示又は音声出力を行なわ
せたり、第1実施形態と同様のタイミングで機種機番チ
ェックを行なったり、異常時送信処理を行なうことによ
り、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0165】なお、図15〜図17に示した処理を画像
形成装置のカウンタ情報を収集するタイミングで(例え
ば1日1回定時(0時0分)に)行なうような場合、図
15〜図17の処理に代え、図18〜図20に示す処理
を行なうようにすることもできる。
【0166】図18は通信コントロール装置7のCPU
51によるこの発明に係わる処理の第4例を示すフロー
チャート、図19は同じくこの発明に係わる処理の第5
例を示すフローチャート、図20は同じくこの発明に係
わる処理の第6例を示すフローチャートである。
【0167】これらの処理では、機種機番の異常と判断
しなかった場合、ステップ21で対応する画像形成装置
に対してカウンタ情報を要求し、ステップ22でその画
像形成装置からのカウンタ情報の受信を待ち、カウンタ
情報を受信する(収集する)と、ステップ23でそのカ
ウンタ情報を不揮発性RAM53に記憶する。
【0168】ここで、通信コントロール装置7のCPU
51は、例えば図18に示した処理を行なう場合、実際
には対応する画像形成装置との間で図32又は図33に
示すような通信を行なう。
【0169】すなわち、まず対応する画像形成装置へセ
レクティング信号(SA)を送信し、それに対してその
画像形成装置から肯定応答(ACK)を受信した場合
に、その画像形成装置に対して機種機番を要求する。そ
して、その要求に対して肯定応答を受信した場合に、そ
の画像形成装置へ終了応答(EOT)を送出する。
【0170】その後、対応する画像形成装置へポーリン
グ信号(PA)を送信すると、その画像形成装置から機
種機番が返送されるため、その機種機番を受信した場合
に、肯定応答を対応する画像形成装置へ送出し、それに
対してその画像形成装置から終了応答(EOT)を受信
した時点で、機種機番を受信するまでの一連の通信シー
ケンスを完了する。
【0171】そして、対応する画像形成装置から受信し
た機種機番とパラメータメモリに記憶されている画像形
成装置の機種機番とを比較して両機種機番が一致するか
否かをチェックする機種機番チェックを行ない、一致し
なかった場合は機種機番の異常と判断し、再び対応する
画像形成装置へセレクティング信号を送信し、それに対
してその画像形成装置から肯定応答を受信した場合に、
その画像形成装置へ機種機番間違い情報を送出する。
【0172】機種機番間違い情報を受信した画像形成装
置のCPU11は、その機種機番間違い情報を操作表示
部上に表示した後、通信コントロール装置7へ肯定応答
を送信する。その肯定応答を受信した通信コントロール
装置7は、対応する画像形成装置へ終了応答を送出し、
対応する画像形成装置の操作表示部上に機種機番間違い
情報を表示させるまでの一連の通信シーケンスを完了す
る。
【0173】一方、対応する画像形成装置から受信した
機種機番とパラメータメモリに記憶されている画像形成
装置の機種機番が一致した場合は、再び対応する画像形
成装置へセレクティング信号を送信し、それに対してそ
の画像形成装置から肯定応答を受信した場合に、その画
像形成装置に対してカウンタ情報を要求する。
【0174】カウンタ情報の要求を受けた画像形成装置
のCPU11は、操作表示部上の機種機番間違い情報の
表示(異常表示)を消去(クリア)する処理を行なう。
但し、機種機番間違い情報が表示されていなければ、こ
の処理を行なわない。なお、この例では、カウンタ情報
の要求は異常表示クリア信号としての役目も果たすこと
になるが、カウンタ情報の要求とは別に、異常表示クリ
ア信号を単独で送るようにしてもよい。
【0175】この画像形成装置のCPU11は、機種機
番間違い情報の表示を消去する処理を行なった後、通信
コントロール装置7へ肯定応答を送信する。その肯定応
答を受信した通信コントロール装置7は、対応する画像
形成装置へ終了応答を送出する。
【0176】その後、対応する画像形成装置へポーリン
グ信号を送信すると、その画像形成装置からカウンタ情
報が返送されるため、そのカウンタ情報を受信した場合
に、肯定応答を対応する画像形成装置へ送出し、それに
対してその画像形成装置から終了応答を受信した時点
で、カウンタ情報を受信するまでの一連の通信シーケン
スを完了する。
【0177】このように、カウンタ情報を収集するタイ
ミングで機種機番チェックを含む処理を行なうようにす
れば、処理効率が向上する。
【0178】〔第4実施形態:図21,図27〕図21
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第7例(請求項1,4,5,17,2
0,21,33,34)を示すフローチャートである。
【0179】この第4実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51はメインルーチンの呼び出しによっ
て図21に示す処理を開始し、図15によって説明した
第1実施形態の処理と略同様の処理に、次の判断を追加
する。
【0180】すなわち、不揮発性RAM53のパラメー
タメモリから読み込んだ画像形成装置の機種機番と対応
する画像形成装置から受信した機種機番(通信コントロ
ール装置7に接続されている画像形成装置の機種機番)
が一致しなかった場合に、ステップ31で機種機番チェ
ックが2回目かどうかを判断する。
【0181】そして、機種機番チェックが2回目でない
場合、つまり1回目の場合は、ステップ1に戻って機種
機番チェックを含む処理を繰り返し、機種機番のチェッ
クを2回行なっても上記両機種機番が一致しなかった場
合に、機種機番の異常と判断し、ステップ5の処理を行
なう。
【0182】なお、機種機番のチェックを2回でなく、
3回以上の予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
し、ステップ5の処理を行なうようにすることもでき
る。また、通信コントロール装置7に接続されている画
像形成装置のCPU11によるこの発明に係わる処理
は、図27によって説明した通りである。
【0183】このように、第4実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、第1実施形態と同様の機種機番
チェックを予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
するので、第1実施形態と同様の効果に加え、次のよう
な効果を得ることもできる。
【0184】すなわち、ノイズや、画像形成装置の電源
の投入と通信コントロール装置7からの要求タイミング
によってまれに起こる誤情報に対しての誤動作を防止す
ることもできる。
【0185】さらに、通信コントロール装置7が、自己
に接続されている画像形成装置へ機種機番間違い情報を
送信して表示又は音声出力を行なわせたり、第1実施形
態と同様のタイミングで機種機番チェックを行なった
り、異常時送信処理を行なうことにより、第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0186】〔第5実施形態:図22,図27〕図22
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第8例(請求項2,4,5,18,2
0,21,33,34)を示すフローチャートである。
【0187】この第5実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51はメインルーチンの呼び出しによっ
て図22に示す処理を開始し、図16によって説明した
第2実施形態の処理と略同様の処理に、次の判断を追加
する。
【0188】すなわち、不揮発性RAM53のパラメー
タメモリから読み込んだ画像形成装置の機種機番と対応
する画像形成装置から受信した機種機番(通信コントロ
ール装置7に接続されている画像形成装置の機種機番)
が一致しなかった場合に、ステップ31で機種機番チェ
ックが2回目かどうかを判断する。
【0189】そして、機種機番チェックが2回目でない
場合、つまり1回目の場合は、ステップ1に戻って機種
機番チェックを含む処理を繰り返し、機種機番のチェッ
クを2回行なっても上記両機種機番が一致しなかった場
合に、機種機番の異常と判断し、ステップ11の処理を
行なう。
【0190】なお、機種機番のチェックを2回でなく、
3回以上の予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
し、ステップ11の処理を行なうようにすることもでき
る。また、通信コントロール装置7に接続されている画
像形成装置のCPU11によるこの発明に係わる処理
は、図27によって説明した通りである。
【0191】このように、第5実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、第2実施形態と同様の機種機番
チェックを予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
するので、第2実施形態と同様の効果に加え、次のよう
な効果を得ることもできる。
【0192】すなわち、ノイズや、画像形成装置の電源
の投入と通信コントロール装置7からの要求タイミング
によってまれに起こる誤情報に対しての誤動作を防止す
ることもできる。
【0193】さらに、通信コントロール装置7が、自己
に接続されている画像形成装置へ機種機番間違い情報を
送信して表示又は音声出力を行なわせたり、第1実施形
態と同様のタイミングで機種機番チェックを行なった
り、異常時送信処理を行なうことにより、第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0194】〔第6実施形態:図23,図27〕図23
は通信コントロール装置7のCPU51によるこの発明
に係わる処理の第9例(請求項3〜5,19〜21,3
3,34)を示すフローチャートである。
【0195】この第6実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51はメインルーチンの呼び出しによっ
て図23に示す処理を開始し、図17によって説明した
第3実施形態の処理と略同様の処理に、次の判断を追加
する。
【0196】すなわち、不揮発性RAM53のパラメー
タメモリから読み込んだ画像形成装置の機種機番と対応
する画像形成装置から受信した機種機番(通信コントロ
ール装置7に接続されている画像形成装置の機種機番)
が一致しなかった場合に、ステップ31で機種機番チェ
ックが2回目かどうかを判断する。
【0197】そして、機種機番チェックが2回目でない
場合、つまり1回目の場合は、ステップ1に戻って機種
機番チェックを含む処理を繰り返し、機種機番のチェッ
クを2回行なっても上記両機種機番が一致しなかった場
合に、機種機番の異常と判断し、ステップ12の処理を
行なう。
【0198】なお、機種機番のチェックを2回でなく、
3回以上の予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
し、ステップ12の処理を行なうようにすることもでき
る。また、通信コントロール装置7に接続されている画
像形成装置のCPU11によるこの発明に係わる処理
は、図27によって説明した通りである。
【0199】このように、第6実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、第3実施形態と同様の機種機番
チェックを予め設定された回数だけ行なっても上記両機
種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異常と判断
するので、第3実施形態と同様の効果に加え、次のよう
な効果を得ることもできる。
【0200】すなわち、ノイズや、画像形成装置の電源
の投入と通信コントロール装置7からの要求タイミング
によってまれに起こる誤情報に対しての誤動作を防止す
ることもできる。
【0201】さらに、通信コントロール装置7が、自己
に接続されている画像形成装置へ機種機番間違い情報を
送信して表示又は音声出力を行なわせたり、第1実施形
態と同様のタイミングで機種機番チェックを行なった
り、異常時送信処理を行なうことにより、第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0202】なお、図21〜図23に示した処理を画像
形成装置のカウンタ情報を収集するタイミングで(例え
ば1日1回定時(0時0分)に)行なうような場合、図
21〜図23の処理に代え、図24〜図26に示す処理
を行なうようにすることもできる。
【0203】図24は通信コントロール装置7のCPU
51によるこの発明に係わる処理の第10例を示すフロ
ーチャート、図25は同じくこの発明に係わる処理の第
11例を示すフローチャート、図26は同じくこの発明
に係わる処理の第12例を示すフローチャートである。
このように、カウンタ情報を収集するタイミングで機種
機番チェックを含む処理を行なうようにすれば、処理効
率が向上する。
【0204】〔第7実施形態:図28〕図28は通信コ
ントロール装置7のCPU51によるこの発明に係わる
処理の第13例(請求項13,29,42)を示すフロ
ーチャートである。
【0205】この第7実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51は、中央制御装置6から情報を受信
した時に、メインルーチンの呼び出しによって図28に
示す処理を開始し、まずステップ51で受信情報が画像
形成装置の更新用の機種機番(識別情報)か否かを判別
し、画像形成装置の更新用の機種機番であればステップ
52で通信コントロール装置7に接続されている画像形
成装置に対して機種機番を要求し、ステップ53でその
画像形成装置からの機種機番の受信を待つ。
【0206】なお、中央制御装置6からは実際には画像
形成装置の更新用の機種機番だけでなくそれを含む各種
パラメータが送られてくるが、説明を簡単にするため
に、画像形成装置の更新用の機種機番のみが送られてく
るものと仮定する。また、前述したように、通信コント
ロール装置7には1台の画像形成装置のみが接続されて
いるものと仮定する。
【0207】通信コントロール装置7に接続されている
画像形成装置(対応する画像形成装置)に対する機種機
番の要求により、その画像形成装置からその機種機番を
受信すると、ステップ54でその機種機番と中央制御装
置6から受信した更新用の機種機番とを比較して両機種
機番が一致するか否かをチェックする機種機番チェック
を行なう。
【0208】ここで、例えば中央制御装置6から受信し
た更新用の機種機番に対応するデバイスアドレスが
「0」の場合、その機種機番と比較する対応する画像形
成装置が持っているデバイスアドレスも「0」となる。
【0209】通信コントロール装置7のCPU51は、
上記両機種機番が一致しなかった場合に、機種機番の異
常と判断し、ステップ55でその機種機番の異常を示す
情報である機種機番間違い情報を通信回線8を介して中
央制御装置6へ送信する。上記両機種機番が一致した場
合は、パラメータメモリに記憶されている画像形成装置
の機種機番を中央制御装置6から受信した機種機番に更
新し、その更新が完了した旨を示す情報を通信回線8を
介して中央制御装置6へ送信する。
【0210】このように、第7実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、中央制御装置6から画像形成装
置の更新用の機種機番を受信したとき、その機種機番と
自己に接続されている画像形成装置の機種機番とを比較
して両機種機番が一致するか否かをチェックする機種機
番チェックを行ない、一致した場合にはパラメータメモ
リに記憶されている画像形成装置の機種機番を受信した
機種機番に更新し、一致しなかった場合には機種機番の
異常と判断して、その機種機番の異常を示す情報を通信
回線8を介して中央制御装置6へ送信するので、次のよ
うな効果を得ることができる。
【0211】すなわち、センタオペレータが任意のタイ
ミングで自分の端末装置のキーボード等の操作により画
像形成装置の更新用の機種機番を通信回線8を介して通
信コントロール装置7へ送信してパラメータメモリ内の
機種機番を更新させることができる。また、通信コント
ロール装置7へ送信した更新用の機種機番が間違ってい
る場合は、直ちにその旨を知ることができ、サービスマ
ンを手配してその間違いを修正する作業を依頼すること
ができる。したがって、中央制御装置6は、画像形成装
置が交換された場合でも、その交換後の画像形成装置を
正確に管理することができる。
【0212】〔第8実施形態:図29〕図29は通信コ
ントロール装置7のCPU51によるこの発明に係わる
処理の第14例(請求項14,30,43)を示すフロ
ーチャートである。
【0213】この第8実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51は、中央制御装置6から情報を受信
した時に、メインルーチンの呼び出しによって図29に
示す処理を開始し、図28によって説明した処理と略同
様の処理を行なう。但し、ステップ55の処理に代え
て、ステップ61の処理を行なう。
【0214】すなわち、対応する画像形成装置から受信
した機種機番(通信コントロール装置7に接続されてい
る画像形成装置の機種機番)と中央制御装置6から受信
した更新用の機種機番とが一致せず、機種機番の異常と
判断した場合、その機種機番の異常を示す情報である機
種機番間違い情報を対応する画像形成装置から受信した
機種機番と共に通信回線8を介して中央制御装置6へ送
信する。
【0215】このように、第8実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、中央制御装置6から画像形成装
置の更新用の機種機番を受信したとき、その機種機番と
自己に接続されている画像形成装置の機種機番とを比較
して両機種機番が一致するか否かをチェックする機種機
番チェックを行ない、一致した場合にはパラメータメモ
リに記憶されている画像形成装置の機種機番を受信した
機種機番に更新し、一致しなかった場合には機種機番の
異常と判断して、その機種機番の異常を示す情報を通信
コントロール装置7に接続されている画像形成装置の機
種機番と共に通信回線8を介して中央制御装置6へ送信
するので、次のような効果を得ることができる。
【0216】すなわち、センタオペレータが任意のタイ
ミングで自分の端末装置のキーボード等の操作により画
像形成装置の更新用の機種機番を通信回線8を介して通
信コントロール装置7へ送信してパラメータメモリ内の
機種機番を更新させることができる。また、通信コント
ロール装置7へ送信した更新用の機種機番が間違ってい
る場合は、直ちにその旨と正しい機種機番(通信コント
ロール装置7に接続されている画像形成装置の機種機
番)を知ることができ、効率よくサービスマンを手配し
てその間違いを修正する作業を依頼することができる。
したがって、中央制御装置6は、画像形成装置が交換さ
れた場合でも、その交換後の画像形成装置を正確に管理
することができる。
【0217】〔第9実施形態:図30〕図30は通信コ
ントロール装置7のCPU51によるこの発明に係わる
処理の第15例(請求項15,31,44)を示すフロ
ーチャートである。
【0218】この第9実施形態では、通信コントロール
装置7のCPU51は、対応する画像形成装置(通信コ
ントロール装置7に接続されている画像形成装置)から
情報を受信した時に、メインルーチンの呼び出しによっ
て図30に示す処理を開始し、まずステップ71で受信
情報が画像形成装置の更新用の機種機番か否かを判別
し、更新用の機種機番であればパラメータメモリに記憶
されている画像形成装置の機種機番を対応する画像形成
装置から受信した機種機番に更新し、その更新後の新た
な機種機番を通信回線8を介して中央制御装置6へ送信
する。
【0219】ここで、対応する画像形成装置のCPU1
1は、操作表示部上の所定の操作によってこの画像形成
装置の機種機番(更新用の機種機番)を通信コントロー
ル装置7へ送信することができる。
【0220】このように、第9実施形態によれば、通信
コントロール装置7が、自己に接続されている画像形成
装置から更新用の機種機番を受信したとき、パラメータ
メモリに記憶されている画像形成装置の機種機番を受信
した機種機番に更新し、その更新が完了した後、更新後
の新たな機種機番を通信回線8を介して中央制御装置6
へ送信するので、中央制御装置6は、その機種機番をデ
ータベースに記憶することにより、画像形成装置が交換
された場合でも、その交換後の画像形成装置を正確に管
理することができる。
【0221】また、通信コントロール装置7から受信し
た画像形成装置の更新後の新たな機種機番を自動的にデ
ータベースに記憶するようにすれば、画像形成装置が交
換された場合のセンタオペレータによる作業が不要にな
る。
【0222】〔第10実施形態:図30〕図31は通信
コントロール装置7のCPU51によるこの発明に係わ
る処理の第16例(請求項16,32,45)を示すフ
ローチャートである。
【0223】この第10実施形態では、通信コントロー
ル装置7のCPU51は、対応する画像形成装置(通信
コントロール装置7に接続されている画像形成装置)か
ら情報を受信した時に、メインルーチンの呼び出しによ
って図31に示す処理を開始し、図30によって説明し
た処理と略同様の処理を行なう。但し、ステップ73の
処理に代えて、ステップ81の処理を行なう。
【0224】すなわち、パラメータメモリに記憶されて
いる画像形成装置の機種機番を対応する画像形成装置か
ら受信した機種機番に更新した場合、その更新後の新た
な機種機番と更新前の古い機種機番とを通信回線8を介
して中央制御装置6へ送信する。
【0225】このように、第10実施形態によれば、通
信コントロール装置7が、自己に接続されている画像形
成装置から更新用の機種機番を受信したとき、パラメー
タメモリに記憶されている画像形成装置の機種機番を受
信した機種機番に更新し、その更新が完了した後、更新
後の新たな機種機番と更新前の古い機種機番とを通信回
線8を介して中央制御装置6へ送信するので、第9実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0226】また、中央制御装置6は、更新後の新たな
機種機番と更新前の古い機種機番とを受信するため、そ
の更新後の新たな機種機番をデータベースに記憶する際
の処理が容易になる。
【0227】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が交換
された場合でも、その交換後の画像形成装置を中央制御
装置によって正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置管理システムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を
示すブロック図である。
【図3】図2のパーソナルI/F18の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1の画像形成装置1〜5の操作表示部の構成
例を示すレイアウト図である。
【図5】図4の文字表示器83に表示されるコピーモー
ド画面の一例を示す図である。
【図6】図1の通信コントロール装置7の構成例を示す
ブロック図である。
【図7】図6の制御部41の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】図6の通信コントロール装置7におけるセレク
ティング動作の一例を示すフロー図である。
【図9】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図で
ある。
【図10】図1の中央制御装置6と通信コントロール装
置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す
図である。
【図11】同じく通信コントロール装置7と画像形成装
置1〜5のパーソナルI/Fとの間で授受されるテキス
トデータの構成例を示す図である。
【図12】同じく画像形成装置1〜5のパーソナルI/
FとPPCコントローラとの間で授受されるテキストデ
ータの構成例を示す図である。
【図13】図1の中央制御装置6の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図14】図7の不揮発性RAM53のパラメータメモ
リに記憶される各種パラメータの一部の構成例を示す図
である。
【図15】図7のCPU51によるこの発明に係わる処
理の第1例を示すフロー図である。
【図16】同じくこの発明に係わる処理の第2例を示す
フロー図である。
【図17】同じくこの発明に係わる処理の第3例を示す
フロー図である。
【図18】同じくこの発明に係わる処理の第4例を示す
フロー図である。
【図19】同じくこの発明に係わる処理の第5例を示す
フロー図である。
【図20】同じくこの発明に係わる処理の第6例を示す
フロー図である。
【図21】同じくこの発明に係わる処理の第7例を示す
フロー図である。
【図22】同じくこの発明に係わる処理の第8例を示す
フロー図である。
【図23】同じくこの発明に係わる処理の第9例を示す
フロー図である。
【図24】同じくこの発明に係わる処理の第10例を示
すフロー図である。
【図25】同じくこの発明に係わる処理の第11例を示
すフロー図である。
【図26】同じくこの発明に係わる処理の第12例を示
すフロー図である。
【図27】図2のCPU11によるこの発明に係わる処
理の一例を示すフロー図である。
【図28】図7のCPU51によるこの発明に係わる処
理の第13例を示すフロー図である。
【図29】同じくこの発明に係わる処理の第14例を示
すフロー図である。
【図30】同じくこの発明に係わる処理の第15例を示
すフロー図である。
【図31】同じくこの発明に係わる処理の第16例を示
すフロー図である。
【図32】図1の通信コントロール装置7と画像形成装
置1〜5とその操作表示部の文字表示器との間の通信シ
ーケンスの一例を示す図である。
【図33】同じく他の通信シーケンスの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央制御装置 7:通信コントロール装置 8:通信回線 11,21,51:CPU 12,52:リアルタイムクロック回路 13,55:ROM 14:RAM 15,53:不揮発性RAM 16,57:入出力ポート 17a,17b,17c,56:シリアル通信制御ユニ
ット 18:パーソナルI/F 31:PPCコントローラ 41:制御部 42:オートダイアラ部 43:回線制御部 54:電池 100,110:端末装置 101,111:中央処理部 102,112:モニタ部 103,113:キーボード 104,114:記憶部 105,115:プリンタ部 106:モデム 120:ネットワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HP06 HQ01 2H027 EJ13 EJ15 ZA07 5B021 AA01 NN16 NN18 5B089 GA13 JA35 JB16 KA12 KB04 LB12 MC03 5C062 AA02 AA05 AB38 AB40 AB42 AC22 AC38 AC56 AC58 AE14 AE16 AF00

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置によって通信回線網および
    通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置
    を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画
    像形成装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報とを比較して両識
    別情報が一致するか否かをチェックする識別情報チェッ
    クを行ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判
    断する識別情報チェック手段と、該手段によって識別情
    報の異常と判断された場合に、その識別情報の異常を示
    す情報を通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知す
    る異常時通知処理を行なう異常時通知処理手段とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 中央制御装置によって通信回線網および
    通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置
    を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画
    像形成装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報とを比較して両識
    別情報が一致するか否かをチェックする識別情報チェッ
    クを行ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判
    断する識別情報チェック手段と、該手段によって識別情
    報の異常と判断された場合に、前記両識別情報又は当該
    通信コントロール装置に接続されている画像形成装置の
    識別情報のみを通信回線網を介して前記中央制御装置へ
    通知する異常時通知処理を行なう異常時通知処理手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  3. 【請求項3】 中央制御装置によって通信回線網および
    通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装置
    を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている画
    像形成装置の識別情報と当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報とを比較して両識
    別情報が一致するか否かをチェックする識別情報チェッ
    クを行ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判
    断する識別情報チェック手段と、該手段によって識別情
    報の異常と判断された場合に、その識別情報の異常を示
    す情報を、前記両識別情報又は当該通信コントロール装
    置に接続されている画像形成装置の識別情報のみと共に
    通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知する異常時
    通知処理を行なう異常時通知処理手段とを設けたことを
    特徴とする画像形成装置管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置に、前記識別情報チェック手
    段によって識別情報の異常と判断された場合に、その旨
    を示す情報を当該通信コントロール装置に接続されてい
    る画像形成装置へ通知して表示又は音声出力を行なわせ
    る手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記識別情報チェック手段
    が、前記識別情報チェックを予め設定された回数だけ行
    なっても前記両識別情報が一致しなかった場合に、識別
    情報の異常と判断する手段であることを特徴とする画像
    形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記識別情報チェック手段
    が、定期的に前記識別情報チェックを行なう手段である
    ことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置に、自己に接続されている画
    像形成装置の電源投入を検知する電源投入検知手段を設
    け、 前記識別情報チェック手段が、前記電源投入検知手段に
    よる電源投入検知時に前記識別情報チェックを行なう手
    段であることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置に、自己に接続されている画
    像形成装置の電源投入を検知する電源投入検知手段を設
    け、 前記識別情報チェック手段が、前記電源投入検知手段に
    よる電源投入検知時から予め設定された所定時間経過
    後、前記識別情報チェックを行なう手段であることを特
    徴とする画像形成装置管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記識別情報チェック手段
    が、前記中央制御装置からの要求によって前記識別情報
    チェックを行なう手段であることを特徴とする画像形成
    装置管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記異常時通知処理手段
    が、前記識別情報チェック手段によって識別情報の異常
    と判断された直後に、前記異常時通知処理を行なう手段
    であることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記異常時通知処理手段
    が、定期的に前記異常時通知処理を行なう手段であるこ
    とを特徴とする画像形成装置管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記異常時通知処理手段
    が、前記中央制御装置からの要求によって前記異常時通
    知処理を行なう手段であることを特徴とする画像形成装
    置管理システム。
  13. 【請求項13】 中央制御装置によって通信回線網およ
    び通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装
    置を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、前記中央制御装置から画像形成
    装置の更新用の識別情報を受信したとき、該識別情報と
    当該通信コントロール装置に接続されている画像形成装
    置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否か
    をチェックする識別情報チェックを行ない、一致しなか
    った場合に識別情報の異常と判断する識別情報チェック
    手段と、該手段によって識別情報の異常と判断されなか
    った場合に、前記記憶手段に記憶されている画像形成装
    置の識別情報を前記受信した識別情報に更新する手段
    と、前記識別情報チェック手段によって識別情報の異常
    と判断された場合に、その識別情報の異常を示す情報を
    通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知する異常時
    通知処理手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置
    管理システム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記通信コントロール装置の前記異常時通知処理手段
    が、前記識別情報チェック手段によって識別情報の異常
    と判断された場合に、その識別情報の異常を示す情報を
    当該通信コントロール装置に接続されている画像形成装
    置の識別情報と共に通信回線網を介して前記中央制御装
    置へ通知する手段であることを特徴とする画像形成装置
    管理システム。
  15. 【請求項15】 中央制御装置によって通信回線網およ
    び通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装
    置を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信
    したとき、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置
    の識別情報を前記受信した識別情報に更新する手段と、
    該手段による更新が完了した後、更新後の新たな識別情
    報を通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知する手
    段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 中央制御装置によって通信回線網およ
    び通信コントロール装置を介して複写機等の画像形成装
    置を遠隔管理する画像形成装置管理システムであって、 前記通信コントロール装置に、画像形成装置の識別情報
    を記憶する記憶手段と、当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信
    したとき、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置
    の識別情報を前記受信した識別情報に更新する手段と、
    該手段による更新が完了した後、更新後の新たな識別情
    報と更新前の古い識別情報とを通信回線網を介して前記
    中央制御装置へ通知する手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システム。
  17. 【請求項17】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、該記憶
    手段に記憶されている画像形成装置の識別情報と当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置の識
    別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かをチェ
    ックする識別情報チェックを行ない、一致しなかった場
    合に識別情報の異常と判断する識別情報チェック手段
    と、該手段によって識別情報の異常と判断された場合
    に、その識別情報の異常を示す情報を通信回線網を介し
    て前記中央制御装置へ通知する異常時通知処理を行なう
    異常時通知処理手段とを設けたことを特徴とする通信コ
    ントロール装置。
  18. 【請求項18】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、該記憶
    手段に記憶されている画像形成装置の識別情報と当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置の識
    別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かをチェ
    ックする識別情報チェックを行ない、一致しなかった場
    合に識別情報の異常と判断する識別情報チェック手段
    と、該手段によって識別情報の異常と判断された場合
    に、前記両識別情報又は当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報を通信回線網を介
    して前記中央制御装置へ通知する異常時通知処理を行な
    う異常時通知処理手段とを設けたことを特徴とする通信
    コントロール装置。
  19. 【請求項19】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、該記憶
    手段に記憶されている画像形成装置の識別情報と当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置の識
    別情報とを比較して両識別情報が一致するか否かをチェ
    ックする識別情報チェックを行ない、一致しなかった場
    合に識別情報の異常と判断する識別情報チェック手段
    と、該手段によって識別情報の異常と判断された場合
    に、その識別情報の異常を示す情報を前記両識別情報又
    は当該通信コントロール装置に接続されている画像形成
    装置の識別情報と共に通信回線網を介して前記中央制御
    装置へ通知する異常時通知処理を行なう異常時通知処理
    手段とを設けたことを特徴とする通信コントロール装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項17乃至19のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記識別情報チェック手段によって識別情報の異常と判
    断された場合に、その旨を示す情報を当該通信コントロ
    ール装置に接続されている画像形成装置へ通知して表示
    又は音声出力を行なわせる手段を設けたことを特徴とす
    る通信コントロール装置。
  21. 【請求項21】 請求項17乃至20のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記識別情報チェック手段が、前記識別情報チェックを
    予め設定された回数だけ行なっても前記両識別情報が一
    致しなかった場合に、識別情報の異常と判断する手段で
    あることを特徴とする通信コントロール装置。
  22. 【請求項22】 請求項17乃至20のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記識別情報チェック手段が、定期的に前記識別情報チ
    ェックを行なう手段であることを特徴とする通信コント
    ロール装置。
  23. 【請求項23】 請求項17乃至20のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 自己に接続されている画像形成装置の電源投入を検知す
    る電源投入検知手段を設け、 前記識別情報チェック手段が、前記電源投入検知手段に
    よる電源投入検知時に前記識別情報チェックを行なう手
    段であることを特徴とする通信コントロール装置。
  24. 【請求項24】 請求項17乃至20のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 自己に接続されている画像形成装置の電源投入を検知す
    る電源投入検知手段を設け、 前記識別情報チェック手段が、前記電源投入検知手段に
    よる電源投入検知時から予め設定された所定時間経過
    後、前記識別情報チェックを行なう手段であることを特
    徴とする通信コントロール装置。
  25. 【請求項25】 請求項17乃至20のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記識別情報チェック手段が、前記中央制御装置からの
    要求によって前記識別情報チェックを行なう手段である
    ことを特徴とする通信コントロール装置。
  26. 【請求項26】 請求項17乃至25のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記異常時通知処理手段が、前記識別情報チェック手段
    によって識別情報の異常と判断された直後に、前記異常
    時通知処理を行なう手段であることを特徴とする通信コ
    ントロール装置。
  27. 【請求項27】 請求項17乃至25のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記異常時通知処理手段が、定期的に前記異常時通知処
    理を行なう手段であることを特徴とする通信コントロー
    ル装置。
  28. 【請求項28】 請求項17乃至25のいずれか一項に
    記載の通信コントロール装置において、 前記異常時通知処理手段が、前記中央制御装置からの要
    求によって前記異常時通知処理を行なう手段であること
    を特徴とする通信コントロール装置。
  29. 【請求項29】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、前記中
    央制御装置から画像形成装置の更新用の識別情報を受信
    したとき、該識別情報と当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報とを比較して両識
    別情報が一致するか否かをチェックする識別情報チェッ
    クを行ない、一致しなかった場合に識別情報の異常と判
    断する識別情報チェック手段と、該手段によって識別情
    報の異常と判断されなかった場合に、前記記憶手段に記
    憶されている画像形成装置の識別情報を前記受信した識
    別情報に更新する手段と、前記識別情報チェック手段に
    よって識別情報の異常と判断された場合に、その識別情
    報の異常を示す情報を通信回線網を介して前記中央制御
    装置へ通知する異常時通知処理手段とを設けたことを特
    徴とする通信コントロール装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の通信コントロール装
    置において、 前記異常時通知処理手段が、前記識別情報チェック手段
    によって識別情報の異常と判断された場合に、その識別
    情報の異常を示す情報を当該通信コントロール装置に接
    続されている画像形成装置の識別情報と共に通信回線網
    を介して前記中央制御装置へ通知する手段であることを
    特徴とする通信コントロール装置。
  31. 【請求項31】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置から
    更新用の識別情報を受信したとき、前記記憶手段に記憶
    されている画像形成装置の識別情報を前記受信した識別
    情報に更新する手段と、該手段による更新が完了した
    後、更新後の新たな識別情報を通信回線網を介して前記
    中央制御装置へ通知する手段とを設けたことを特徴とす
    る通信コントロール装置。
  32. 【請求項32】 複写機等の画像形成装置に接続され、
    通信回線網を介して前記画像形成装置を遠隔管理する中
    央制御装置との通信をコントロールする通信コントロー
    ル装置であって、 画像形成装置の識別情報を記憶する記憶手段と、当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置から
    更新用の識別情報を受信したとき、前記記憶手段に記憶
    されている画像形成装置の識別情報を前記受信した識別
    情報に更新する手段と、該手段による更新が完了した
    後、更新後の新たな識別情報と更新前の古い識別情報と
    を通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知する手段
    とを設けたことを特徴とする通信コントロール装置。
  33. 【請求項33】 通信回線網を介して複写機等の画像形
    成装置を遠隔管理する中央制御装置との通信をコントロ
    ールする通信コントロール装置による識別情報管理方法
    であって、 予め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、その記憶
    した画像形成装置の識別情報と自己に接続されている画
    像形成装置の識別情報とを比較して両識別情報が一致す
    るか否かをチェックする識別情報チェックを行ない、一
    致しなかった場合に識別情報の異常と判断して、その識
    別情報の異常を示す情報,前記両識別情報,又は当該通
    信コントロール装置に接続されている画像形成装置の識
    別情報のみのいずれか、あるいは前記識別情報の異常を
    示す情報と共に前記両識別情報又は当該通信コントロー
    ル装置に接続されている画像形成装置の識別情報のみを
    通信回線網を介して前記中央制御装置へ通知する異常時
    通知処理を行なうことを特徴とする識別情報管理方法。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の識別情報管理方法に
    おいて、 前記識別情報チェックを予め設定された回数だけ行なっ
    ても前記両識別情報が一致しなかった場合に、識別情報
    の異常と判断することを特徴とする識別情報管理方法。
  35. 【請求項35】 請求項33又は34記載の識別情報管
    理方法において、 定期的に前記識別情報チェックを行なうことを特徴とす
    る識別情報管理方法。
  36. 【請求項36】 請求項33又は34記載の識別情報管
    理方法において、 接続されている画像形成装置の電源投入検知時に前記識
    別情報チェックを行なうことを特徴とする識別情報管理
    方法。
  37. 【請求項37】 請求項33又は34記載の識別情報管
    理方法において、 接続されている画像形成装置の電源投入検知時から予め
    設定された所定時間経過後、前記識別情報チェックを行
    なうことを特徴とする識別情報管理方法。
  38. 【請求項38】 請求項33又は34記載の識別情報管
    理方法において、 前記中央制御装置からの要求によって前記識別情報チェ
    ックを行なうことを特徴とする識別情報管理方法。
  39. 【請求項39】 請求項33乃至38のいずれか一項に
    記載の識別情報管理方法において、 前記識別情報の異常と判断した直後に前記異常時通知処
    理を行なうことを特徴とする識別情報管理方法。
  40. 【請求項40】 請求項33乃至38のいずれか一項に
    記載の識別情報管理方法において、 定期的に前記異常時通知処理を行なうことを特徴とする
    識別情報管理方法。
  41. 【請求項41】 請求項33乃至38のいずれか一項に
    記載の識別情報管理方法において、 前記中央制御装置からの要求によって前記異常時通知処
    理を行なうことを特徴とする識別情報管理方法。
  42. 【請求項42】 通信回線網を介して複写機等の画像形
    成装置を遠隔管理する中央制御装置との通信をコントロ
    ールする通信コントロール装置による識別情報管理方法
    であって、 予め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、前記中央
    制御装置から画像形成装置の更新用の識別情報を受信し
    たとき、該識別情報と自己に接続されている画像形成装
    置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否か
    をチェックする識別情報チェックを行ない、一致した場
    合には前記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識
    別情報を前記受信した識別情報に更新し、一致しなかっ
    た場合には識別情報の異常と判断して、その識別情報の
    異常を示す情報を通信回線網を介して前記中央制御装置
    へ通知することを特徴とする識別情報管理方法。
  43. 【請求項43】 通信回線網を介して複写機等の画像形
    成装置を遠隔管理する中央制御装置との通信をコントロ
    ールする通信コントロール装置による識別情報管理方法
    であって、 予め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、前記中央
    制御装置から画像形成装置の更新用の識別情報を受信し
    たとき、該識別情報と自己に接続されている画像形成装
    置の識別情報とを比較して両識別情報が一致するか否か
    をチェックする識別情報チェックを行ない、一致した場
    合には前記記憶手段に記憶されている画像形成装置の識
    別情報を前記受信した識別情報に更新し、一致しなかっ
    た場合には識別情報の異常と判断して、その識別情報の
    異常を示す情報を当該通信コントロール装置に接続され
    ている画像形成装置の識別情報と共に通信回線網を介し
    て前記中央制御装置へ通知することを特徴とする識別情
    報管理方法。
  44. 【請求項44】 通信回線網を介して複写機等の画像形
    成装置を遠隔管理する中央制御装置との通信をコントロ
    ールする通信コントロール装置による識別情報管理方法
    であって、 予め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、自己に接
    続されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信
    したとき、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置
    の識別情報を前記受信した識別情報に更新し、その更新
    が完了した後、更新後の新たな識別情報を通信回線網を
    介して前記中央制御装置へ通知することを特徴とする識
    別情報管理方法。
  45. 【請求項45】 通信回線網を介して複写機等の画像形
    成装置を遠隔管理する中央制御装置との通信をコントロ
    ールする通信コントロール装置による識別情報管理方法
    であって、 予め画像形成装置の識別情報を記憶しておき、自己に接
    続されている画像形成装置から更新用の識別情報を受信
    したとき、前記記憶手段に記憶されている画像形成装置
    の識別情報を前記受信した識別情報に更新し、その更新
    が完了した後、更新後の新たな識別情報と更新前の古い
    識別情報とを通信回線網を介して前記中央制御装置へ通
    知することを特徴とする識別情報管理方法。
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