JP2002073085A - データ再生装置 - Google Patents
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Abstract
を中断した場合、中断したデータを、後に、容易にこの
中断箇所から再生する。 【解決手段】スイッチ101で自動再生および自動再生
開始時刻を設定し、スイッチ105で自動再生対象デー
タ(第1のデータ)を選択する。この第1のデータとは
異なる第2のデータを再生中に自動再生開始時刻が到来
すると、第2のデータを中断して中断箇所情報を記憶し
て第1のデータを自動再生する。この後、中断箇所情報
に基づいて、操作者の意図するタイミングで第2のデー
タを再生する。
Description
詳しくは、所定の時刻に記録内容を再生する自動再生機
能を備えたデータ再生装置に関する。
音声信号をデジタル信号に変換して、例えば半導体メモ
リに記録しておき、再生時において、該半導体メモリか
らこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等により音声として出力する、いわゆるデジタル
レコーダと呼ばれているデジタル音声記録再生装置が開
発されている。たとえば特開昭63−259700号公
報には、上述したようなデジタル音声記録再生装置が開
示されている。
は、このようなデジタル音声記録再生装置であって、所
定時刻にデータの自動再生を設定し、当該時刻に自動再
生の対象以外のデータが再生されている場合に、このデ
ータの再生を停止して代わって自動再生の対象データを
再生する装置が開示されている。
開平11−65600号公報に開示された装置では、設
定した時刻に、自動再生の対象以外のデータが再生され
ている場合には、この再生データの再生状態を問わず当
該再生を停止して、自動再生の対象データの再生を開始
してしまう。
再生終了後に、その中断されたデータを再度確認しなけ
ればならず、面倒であった。また、自動再生の起動を意
識せずに、あるいは自動再生の設定をしていたことを忘
れて対象外のデータを再生していた場合にこのような中
断がなされると、どこまで再生を行っていたのかが分か
らず、再度の再生に苦慮することも想定できる。
能を有さないものも多く、このような装置では中断され
た箇所に拘わらず、そのデータを最初から再生し直さな
ければならず、重複して再生するデータ量も多くなり、
使い勝手が悪かった。
のであり、所定のデータを対象とした自動再生機能が働
くことによって中断された現に再生中のデータを、この
中断箇所等から容易に再生を再開することが可能なデー
タ再生装置を提供することを目的とする。
めに本発明の第1のデータ再生装置は、複数のデータを
記録可能な記録媒体と、上記複数のデータの内、所定の
データを再生するデータ再生手段と、上記複数のデータ
の中から第1のデータを選択する第1のデータ選択手段
と、任意の時刻を設定する時刻設定手段と、上記データ
再生手段で所定のデータを再生する場合、上記時刻設定
手段で設定した時刻において上記第1のデータとは異な
る第2のデータが再生されていた場合は、当該第2のデ
ータの再生を停止し上記第1のデータを自動的に再生す
るよう該データ再生手段を制御する自動再生制御手段
と、上記自動再生制御手段により上記第1のデータを自
動的に再生するよう上記データ再生手段が制御された
際、上記第2のデータの再生を停止した位置情報を記憶
する停止位置情報記憶手段と、上記自動再生制御手段に
より上記第1のデータを再生した後、当該第1のデータ
の再生位置を上記停止位置記憶手段で記憶した停止位置
に移動可能とする再生位置移動手段と、を具備すること
を特徴とする。
のデータ再生装置は、上記第1のデータ再生装置におい
て、上記停止位置情報記憶手段に第2のデータの停止位
置情報が記憶されていた場合は、当該停止位置への移動
が可能であることを示す表示を行う移動可能表示手段を
具備することを特徴とする。
のデータ再生装置は、上記第1のデータ再生装置におい
て、上記停止位置からの再生が行われた際に、上記停止
位置情報記憶手段に記憶された第2のデータの停止位置
情報を削除する停止位置情報削除手段を具備することを
特徴とする。
のデータ再生装置は、上記第1のデータ再生装置におい
て、上記再生位置移動手段は、上記第1のデータの自動
再生開始後の所定時間内のみ上記停止位置への移動を可
能とすることを特徴とする。
のデータ再生装置は、上記第1のデータ再生装置におい
て、上記再生位置移動手段は、上記第1のデータの自動
再生終了後の所定時間内のみ上記停止位置への移動を可
能とすることを特徴とする。
のデータ再生装置は、複数のデータを記録可能な記録媒
体と、上記複数のデータの内、所定のデータを再生する
データ再生手段と、上記複数のデータの中から第1のデ
ータを選択する第1のデータ選択手段と、任意の時刻を
設定する時刻設定手段と、上記データ再生手段で所定の
データを再生する場合、上記時刻設定手段で設定した時
刻において上記第1のデータとは異なる第2のデータが
再生されていた場合は、当該第2のデータの再生を停止
し上記第1のデータを自動的に再生するよう該データ再
生手段を制御する自動再生制御手段と、上記自動再生制
御手段により上記第1のデータを自動的に再生するよう
上記データ再生手段が制御された際、上記第2のデータ
の再生を停止した位置情報を記憶する停止位置情報記憶
手段と、上記自動再生制御手段により上記第1のデータ
を再生した後、再生対象を自動的に上記第2のデータに
設定する再生対象設定手段と、を具備することを特徴と
する。
のデータ再生装置は、上記第6のデータ再生装置におい
て、上記第1のデータの自動再生の後の再生開始位置を
上記停止位置に設定する再生開始位置設定手段を具備す
ることを特徴とする。
施の形態を説明する。
声記録再生装置の構成を示したブロック図である。
音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備し、該
マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイクアン
プ(AMP)2によって増幅されるようになっている。
このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ(LP
F)3を介してA/D変換器(A/D)4に入力される
ようになっており、マイクアンプ2で増幅されたアナロ
グの音声信号は、ローパスフィルタ3でエリアシングノ
イズの発生を防止するため不要な周波数帯域をカットさ
れ該A/D変換器(A/D)4に入力される。
である音声信号はデジタル信号に変換された後、デジタ
ル信号処理部(DSP)5に入力されるようになってい
る。
デジタル信号処理部5の動作を制御する、図示しない制
御回路が接続されているとともに、符号化されたデータ
を一時的に記憶するデータI/Oバッファが接続されて
いる。なお、上記制御回路は後述するシステム制御部6
に接続され、制御されるようになっている。
は、システム制御部6に制御されて上記A/D変換器4
でデジタル信号に変換された音声信号をフレーム単位で
一定のフォーマットのデータに圧縮変換(符号化)し、
符号化されたデータは一時的に上記データI/Oバッフ
ァに記録され、この後、システム制御部6に対して伝送
されるようになっている。
部5は、システム制御部6に制御されて該システム制御
部6からのデータをフレーム単位で伸長変換(復号化)
する処理を行い、復号化されたデジタル信号は、D/A
変換器(D/A)11に対して出力するようになってい
る。
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減するローパスフィルタ(LPF)12を
介して、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワ
ーアンプ(AMP)13に入力されるようになってい
る。また、該パワーアンプ13で増幅された音声信号は
音声に変換して放音するスピーカ14より発音されるよ
うになっている。
ッサ(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各
部の動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共
に、自動再生制御手段、停止位置情報記憶手段、再生位
置移動手段としての役目を果たす。
明する。
めの自動再生設定スイッチ101と、自動再生対象デー
タの選択を行う自動再生対象データ選択スイッチ105
とが接続されている。
1の操作により、自動再生の設定と共に再生開始時刻等
を設定する。また、自動再生対象データ選択スイッチ1
05の操作により、自動再生対象データを指定する。
る場合、システム制御部6は、自動再生設定スイッチ1
01で設定した時刻が到来すると、自動再生対象データ
選択スイッチ105で選択した自動再生対象データの再
生を自動的に開始するよう各部を制御する。
定され、当該自動再生開始時刻が到来した際に、選択さ
れた自動再生対象データ(第1のデータ)とは異なるデ
ータ(第2のデータ)が再生されていた場合は、当該第
2のデータの再生を停止するとともにその中断箇所に係
るアドレスを記憶した上で、上記第1のデータを自動的
に再生するよう制御する。なお、詳しくは後述する。
録再生装置に係る各種情報を表示するLCD表示器9が
駆動回路8を介して接続されている。このLCD表示器
9は、各種動作モードに係る情報、時刻情報、日付情報
等の他、上記自動再生設定スイッチ101で設定する自
動再生設定の有無、自動再生開始時刻、上記自動再生対
象データ選択スイッチ105で選択する自動再生に係る
再生対象データおよび自動再生の際の中断情報等を表示
する。
ッシュメモリカード等の記録媒体7がメモリカード制御
部等を介して接続される。このフラッシュメモリカード
7は、当該音声記録再生装置に着脱自在であって、所定
の音声データおよび該音声データに関するインデックス
情報が各々記録される音声データ領域およびインデック
ス情報領域を有する記録媒体である。
モリの種別(読み出し専用カードであるか否か等)を設
定するスイッチ、書き込み防止とするか否かを設定する
スイッチが各々設けられている。これらのスイッチの状
態は該フラッシュメモリカードが当該音声記録再生装置
に装着された際に、メモリカード制御部を介してシステ
ム制御部6で検出するようになっている。
いアドレス制御回路が接続されており、各操作ボタン1
5の操作に応じて、該アドレス制御回路に適当なアドレ
ス信号を与え、上記デジタル信号処理部5から供給され
た音声データのほか、録音日時、インデックス情報等を
所定のフォーマットに基づいて上記フラッシュメモリカ
ード7に記録、あるいは該フラッシュメモリカード7に
記録されているデータを読み出して上記デジタル信号処
理部5に供給するようになっている。
再生装置の電源となる電池10より電源を供給される。
そして、この電池10が装置本体より外された際は、時
計機能を一旦リセットする。そして、電池交換時等にお
いて電池10が装填されたことを検出すると、自動的に
時計合わせモードに移行するように各部を制御する。
操作ボタン群15が接続されている。該操作ボタン群1
5は、録音ボタン(REC)102、再生ボタン(PL
AY)103、停止ボタン(STOP)104、早送り
ボタン(FF)106、早戻しボタン(REW)107
等の各種操作ボタンで構成される。
ン群15の各操作ボタンの操作に応じて、デジタル信号
処理部5のほかメモリカード7の動作を制御する。すな
わち録音ボタンの操作により音声信号を記録する際には
デジタル信号処理部5から供給された音声データを所定
のフォーマットに基づいてメモリカード7へ供給して記
録する。あるいは、再生ボタンの操作により所定の音声
を再生する際には、システム制御部6は、フラッシュメ
モリカード7に記録されているデータを受け取りデジタ
ル信号処理部5に供給する。
の音声記録再生装置における自動再生に係る動作を説明
する。
おける自動再生に係る基本的な処理動作を示したフロー
チャートである。
と、システム制御部6は図2に示すように、まず、所定
の初期設定を行う(ステップS1)。この後、システム
制御部6は、録音ボタン(REC SW)102、再生
ボタン(PLAY SW)103、停止ボタン(STO
P SW)104のオン操作(ステップS2、S4、S
6)に応じて、所定のサブルーチン“録音処理(RE
C)”、“再生処理(PLAY)”、“停止処理(ST
OP)”を実行する(ステップS3、S5、S7)。
(ステップS2、S4、S6)に次いで、自動再生設定
スイッチ101による自動再生設定がなされているか否
かを判断する(ステップS8)。ここで、自動再生が設
定されている場合は、システム制御部6等に内蔵された
図示しない計時タイマ等により、同じく自動再生設定ス
イッチ101により設定された自動再生時刻の到来を待
つ(ステップS9)。ここで、自動再生時刻が到来する
と、システム制御部6は、自動再生対象データ選択スイ
ッチ105で選択されている再生対象データの再生を開
始するよう、各部を制御する(ステップS10)。
トに係る自動再生処理は基本的な処理例であって、当該
自動再生が開始された際には、何等データの再生がなさ
れていない状態での処理例を示したものである。
生が開始された際に、現に、再生対象データ(第1のデ
ータ)以外のデータ(第2のデータ)が再生されている
場合には、一旦、この第2のデータの再生を中断して該
中断箇所を記憶した後に再生対象データを自動再生する
ことを特徴とする。
データ)以外の第2のデータの再生中に自動再生時刻が
到来した場合、および一旦中断した第2のデータを再び
再生する場合の処理について説明する。
装置における再生処理を示したフローチャートである。
ンされると、システム制御部6は、各回路を制御して所
定の再生データ(自動再生対象データ(第1のデータ)
とは異なる第2のデータ)の再生を開始する(ステップ
S11)。再生開始後システム制御部6は、自動再生設
定スイッチ101により自動再生設定がなされ、さらに
当該自動再生時刻が到来したか否かを随時監視する(ス
テップS12)。ここで、自動再生時刻が到来すると、
システム制御部6は、現在再生している第2のデータの
再生を中断して(ステップS13)、この中断箇所のア
ドレス情報をセーブして(ステップS14)、自動再生
対象データ(第1のデータ)の再生を開始する(ステッ
プS15)。
15による自動再生のルーチンについて簡単に説明す
る。
選択スイッチ105によって選択された自動再生対象デ
ータ(第1のデータ)の先頭アドレスを再生開始アドレ
スとして(ステップS41)から再生処理を開始する
(ステップS42)。
中断情報がある場合について説明する。
刻が到来しない場合(すなわち、自動再生設定がされて
いない場合、及び、設定はされているが当該時刻が到来
していない場合)は、システム制御部6は、現に再生中
のデータに、過去における自動再生に伴う中断箇所情報
があるか否かを検出する(ステップS21)。
システム制御部6は、現在の再生位置が当該中断箇所よ
り以降であるか否かを判定する(ステップS31)。こ
こで、現在再生位置が中断箇所より以降である場合は、
LCD表示器9上の中断箇所に係る情報、例えば、中断
箇所の頭出しが可能である旨の表示をクリアする(ステ
ップS33)。さらに、当該中断箇所に係るアドレス情
報をクリアして(ステップS34)、ステップS22に
移行する。
再生位置が中断箇所より以前である場合は、システム制
御部6は、LCD表示器9上における中断箇所の頭出し
が可能である旨の表示を開始もしくは継続し(ステップ
S32)、ステップS22に移行する。
中のデータに自動再生に伴う中断箇所情報がない場合
は、通常の再生状態であるとしてステップS22に移行
する。
いて、早送りボタン(FF SW)106のオン操作を
検出する。ここで、早送りボタン(FF SW)106
のオン操作を検出すると、システム制御部6は、サブル
ーチン「P−F.SKIP」を実行する(ステップS2
3)。
「P−F.SKIP」について説明する。このサブルー
チンは、現在再生中のデータに中断箇所情報がある場合
に、早送りボタン(FF SW)106を操作すること
により、即座にその中断箇所からの再生を行う処理を示
したものである。
06のオン操作を検出すると、システム制御部6は、現
に再生中のデータに、過去における自動再生に伴う中断
箇所情報があるか否かを検出する(ステップS51)。
情報がある場合は、システム制御部6は、該中断箇所ア
ドレスを次回の再生開始アドレスとし(ステップS5
2)、さらに、この中断箇所アドレス情報をクリアして
(ステップS53)、再生処理を行う(ステップS5
4)。これにより、一旦中断された箇所からの再生が開
始される。
中のデータに中断箇所情報がない場合は、システム制御
部6は、現再生データの後に次のデータがあるか否かを
検出する(ステップS55)。ここで、次のデータがあ
る場合は、該次のデータの先頭アドレスを次回の再生開
始アドレスとして(ステップS56)、再生処理を行う
(ステップS54)。これにより、再生位置が次のデー
タの先頭にスキップして再生が継続する。また、次のデ
ータがない場合、すなわち、現再生データが最終である
ときは、現在のデータの先頭アドレスを次回の再生開始
アドレスとして(ステップS57)、再生処理を終了す
る(ステップS58)。
りボタン(FF SW)106のオン操作が検出されな
い場合、システム制御部6は早戻しボタン(REW S
W)107を監視し、該早戻しボタン(REW SW)
107のオン操作が検出された場合には、サブルーチン
「P−R.SKIP」を実行する(ステップS25)。
この、サブルーチン「P−R.SKIP」での処理は再
生位置を現再生データの先頭に戻し、この先頭位置から
再生を開始させる、公知の処理である。
タン(REW SW)107のオン操作が検出されない
場合、システム制御部6は、停止ボタン104を監視し
(ステップS26)、該停止ボタン104がオン操作さ
れると再生を終了して(ステップS27)、メインルー
チンにリターンする。また、停止ボタン104がオン操
作されないときであっても、データエンドに達すると
(ステップS28)、同じく再生を終了して(ステップ
S27)、メインルーチンにリターンする。
ると、所定データの再生中に自動再生機能が働き、別の
データ(自動再生対象データ)が再生された場合であっ
ても、後に、中断された箇所からデータを容易に再生す
ることを可能とする。
タル録音方式の音声記録再生装置を例に挙げたが、これ
に限らず本発明の思想はアナログ録音方式の他の録音装
置に広く適用できることはいうまでもない。
再生装置について説明する。この第2の実施形態の音声
記録再生装置は、その構成は図1に示す限りにおいて同
様であり、したがってここでの詳しい説明は省略する。
(第1のデータ)の自動再生に伴って再生が中断された
データ(第2のデータ)がある場合であっても、この第
2のデータの中断箇所からの再生再開を、一定時間、例
えば自動再生開始から所定時間経過するまでの間に限る
ことを特徴とする。
て説明する。
装置における自動再生に係る基本的な処理動作を示した
フローチャートである。
S110の処理は、上記第1の実施形態におけるステッ
プS1〜ステップS10(図2参照)と同様であるの
で、ここでの詳しい説明は省略する。
たはステップS110(上記第1実施形態におけるステ
ップS5またはステップS10と同じ作用)において、
自動再生対象データ(第1のデータ)の自動再生の開始
と共にタイマをスタートさせる。そして、自動再生の開
始後、たとえば1時間経過すると(ステップS11
1)、自動再生に伴って再生が中断されたデータ(第2
のデータ)がある場合であっても、中断箇所に係るアド
レス情報をクリアする(ステップS112)と共に、当
該タイマをクリアする(ステップS113)。
生対象データ(第1のデータ)以外の第2のデータの再
生中に自動再生時刻が到来した場合、および一旦中断し
た第2のデータを再び再生する場合の処理について説明
する。
おける再生処理を示したフローチャートである。
(PLAY SW)103がオンされると、システム制
御部6は、各回路を制御して所定の再生データ(自動再
生対象データ(第1のデータ)とは異なる第2のデー
タ)の再生を開始する(ステップS111)。再生開始
後システム制御部6は、自動再生設定スイッチ101に
より自動再生設定がなされ、さらに当該自動再生時刻が
到来したか否かを随時監視する(ステップS112)。
テム制御部6は、現在再生している第2のデータの再生
を中断して(ステップS113)、この中断箇所のアド
レス情報をセーブする(ステップS114)。さらに、
システム制御部6内の所定タイマを一旦クリアして(ス
テップS115)、再度タイマをスタートする(ステッ
プS116)。
タ)の再生を開始する(ステップS117)。このステ
ップS117による自動再生のルーチンは、図4に示す
通りであるので、ここでの説明は省略する。
自動再生時刻が到来しない場合(すなわち、自動再生設
定がされていない場合、及び、設定はされているが当該
時刻が到来していない場合)についての処理は、上記第
1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略す
る。すなわち、図7中、ステップS121〜ステップS
128は、図2におけるステップS21〜ステップS2
8に相当する。
生対象データ(第1のデータ)の自動再生に伴って再生
が中断されたデータ(第2のデータ)がある場合に、自
動再生開始から1時間経過した後は、第2のデータの中
断箇所に係るアドレス情報をクリアするようになってい
る。すなわち、1時間程度経過しても中断箇所からの再
生が再開されないような場合は、それ以降もすぐには当
該データの再生は行われない蓋然性が高いうえ、また、
当該音声記録再生装置が使用者の手許から離れているこ
とも考えられるため、情報をクリアした方が使い勝手が
良いと考えられるからである。
ると、所定データの再生中に自動再生機能が働き、別の
データ(自動再生対象データ)が再生された場合であっ
ても、後に、中断された箇所からデータを容易に再生す
ることを可能とするとともに、中断に係る情報を不用意
に残さない。
再生装置について説明する。この第3の実施形態の音声
記録再生装置は、その構成は図1に示す限りにおいて同
様であり、したがってここでの詳しい説明は省略する。
(第1のデータ)の自動再生に伴って再生が中断された
データ(第2のデータ)がある場合であっても、この第
2のデータの中断箇所からの再生再開を、一定時間、例
えば自動再生が終了してから所定時間経過するまでの間
に限ることを特徴とする。この点において、本第3の実
施形態は、上記第2の実施形態と類似する。
て説明する。
置における自動再生に係る基本的な処理動作は、図6に
示すフローチャートの如く上記第2の実施形態と同様で
ある。
データ(第1のデータ)以外の第2のデータの再生中に
自動再生時刻が到来した場合、および一旦中断した第2
のデータを再び再生する場合の処理について説明する。
おける再生処理を示したフローチャートである。
(PLAY SW)103がオンされると、システム制
御部6は、各回路を制御して所定の再生データ(自動再
生対象データ(第1のデータ)とは異なる第2のデー
タ)の再生を開始する(ステップS211)。再生開始
後システム制御部6は、自動再生設定スイッチ101に
より自動再生設定がなされ、さらに当該自動再生時刻が
到来したか否かを随時監視する(ステップS212)。
テム制御部6は、現在再生している第2のデータの再生
を中断して(ステップS213)、この中断箇所のアド
レス情報をセーブする(ステップS214)。この後、
自動再生対象データ(第1のデータ)の再生を開始する
(ステップS215)。このステップS215による自
動再生のルーチンは、図4に示す通りであるので、ここ
での説明は省略する。
自動再生時刻が到来しない場合(すなわち、自動再生設
定がされていない場合、及び、設定はされているが当該
時刻が到来していない場合)の処理のうち、図8中、ス
テップS221〜ステップS228は、図2におけるス
テップS21〜ステップS28に相当するので、ここで
の説明は省略する。
了すると、システム制御部6は、この再生の終了が自動
再生の終了であるか否かを判断する(ステップS25
1)。ここで、自動再生の終了ではなく、通常再生の終
了である場合は、メインルーチンにリターンする。
ム制御部6は、該システム制御部6内の所定タイマを一
旦クリアして(ステップS252)、再度タイマをスタ
ートして(ステップS253)、リターンする。
生対象データ(第1のデータ)の自動再生に伴って再生
が中断されたデータ(第2のデータ)がある場合に、自
動再生の終了から1時間経過した後は、第2の実施形態
と同様に、第2のデータの中断箇所に係るアドレス情報
をクリアするようになっている。
ると、所定データの再生中に自動再生機能が働き、別の
データ(自動再生対象データ)が再生された場合であっ
ても、後に、中断された箇所からデータを容易に再生す
ることを可能とするとともに、中断に係る情報を不用意
に残さない。
再生装置について説明する。この第4の実施形態の音声
記録再生装置は、その構成は図1に示す限りにおいて同
様であり、したがってここでの詳しい説明は省略する。
(第1のデータ)の自動再生に伴って再生が中断された
データ(第2のデータ)がある場合、自動再生終了後、
この第2のデータの中断箇所を次回の再生対象とするこ
とを特徴とする。
て説明する。
データ(第1のデータ)以外の第2のデータの再生中に
自動再生時刻が到来した場合、および一旦中断した第2
のデータを再び再生する場合の処理について説明する。
おける再生処理を示したフローチャートである。
(PLAY SW)103がオンされると、システム制
御部6は、各回路を制御して所定の再生データ(自動再
生対象データ(第1のデータ)とは異なる第2のデー
タ)の再生を開始する(ステップS311)。再生開始
後システム制御部6は、自動再生設定スイッチ101に
より自動再生設定がなされ、さらに当該自動再生時刻が
到来したか否かを随時監視する(ステップS312)。
テム制御部6は、現在再生している第2のデータの再生
を中断して(ステップS313)、この中断箇所のアド
レス情報をセーブする(ステップS314)。この後、
自動再生対象データ(第1のデータ)の再生を開始する
(ステップS315)。このステップS315による自
動再生のルーチンは、図4に示す通りであるので、ここ
での説明は省略する。
自動再生時刻が到来しない場合(すなわち、自動再生設
定がされていない場合、及び、設定はされているが当該
時刻が到来していない場合)の処理のうち、図9中、ス
テップS321〜ステップS328は、図2におけるス
テップS21〜ステップS28に相当するので、ここで
の説明は省略する。
了すると、システム制御部6は、この再生の終了が自動
再生の終了であるか否かを判断する(ステップS35
1)。ここで、自動再生の終了ではなく、通常再生の終
了である場合は、メインルーチンにリターンする。
ム制御部6は、中断箇所情報の有無を判定して(ステッ
プS352)、中断箇所情報があれば、中断箇所データ
の先頭アドレスを次回の再生開始アドレスに設定して
(ステップS353)、リターンする。一方、中断箇所
情報がなければ、リターンする。
終了した際、終了した再生対象データが自動再生対象デ
ータ(第1のデータ)であるか否かを判定し、自動再生
の終了であった場合に、さらにこの自動再生に伴って再
生が中断され、かつ、中断箇所情報を含むデータ(第2
のデータ)があるか否かを判定し、中断箇所情報を含む
場合には、当該第2のデータの先頭アドレスを次回の再
生開始アドレスに設定するようになっている。
ると、所定データの再生中に自動再生機能が働き、別の
データ(自動再生対象データ)が再生された場合であっ
て、当該自動再生処理を終えた後に、中断されたデータ
をその先頭から容易に再生することを可能とし、便利で
ある。
再生装置について説明する。この第5の実施形態の音声
記録再生装置は、その構成は図1に示す限りにおいて同
様であり、したがってここでの詳しい説明は省略する。
(第1のデータ)の自動再生に伴って再生が中断された
データ(第2のデータ)がある場合、自動再生終了後、
この第2のデータの中断箇所を次回の再生対象とするこ
とを特徴とする。
て説明する。
データ(第1のデータ)以外の第2のデータの再生中に
自動再生時刻が到来した場合、および一旦中断した第2
のデータを再び再生する場合の処理について説明する。
における再生処理を示したフローチャートである。
(PLAY SW)103がオンされると、システム制
御部6は、各回路を制御して所定の再生データ(自動再
生対象データ(第1のデータ)とは異なる第2のデー
タ)の再生を開始する(ステップS411)。再生開始
後システム制御部6は、自動再生設定スイッチ101に
より自動再生設定がなされ、さらに当該自動再生時刻が
到来したか否かを随時監視する(ステップS412)。
テム制御部6は、現在再生している第2のデータの再生
を中断して(ステップS413)、この中断箇所のアド
レス情報をセーブする(ステップS414)。この後、
自動再生対象データ(第1のデータ)の再生を開始する
(ステップS415)。このステップS415による自
動再生のルーチンは、図4に示す通りであるので、ここ
での説明は省略する。
て自動再生時刻が到来しない場合(すなわち、自動再生
設定がされていない場合、及び、設定はされているが当
該時刻が到来していない場合)の処理のうち、図10
中、ステップS421〜ステップS428は、図2にお
けるステップS21〜ステップS28に相当するので、
ここでの説明は省略する。
了すると、システム制御部6は、この再生の終了が自動
再生の終了であるか否かを判断する(ステップS45
1)。ここで、自動再生の終了ではなく、通常再生の終
了である場合は、メインルーチンにリターンする。
ム制御部6は、中断箇所情報の有無を判定して(ステッ
プS452)、中断箇所情報があれば、中断箇所アドレ
スを次回の再生開始アドレスに設定して(ステップS4
53)、リターンする。一方、中断箇所情報がなけれ
ば、リターンする。
終了した際、終了した再生データが自動再生対象データ
(第1のデータ)であるか否かを判定し、自動再生の終
了であった場合に、さらにこの自動再生に伴って再生が
中断され、かつ、中断箇所情報を含むデータ(第2のデ
ータ)があるか否かを判定し、中断箇所情報を含む場合
には、中断箇所データアドレスを次回の再生開始アドレ
スに設定するようになっている。
ると、所定データの再生中に自動再生機能が働き、別の
データ(自動再生対象データ)が再生された場合であっ
て、当該自動再生処理を終えた後に、中断された箇所か
らデータを容易に再生することを可能とし、便利であ
る。
定のデータを対象とした自動再生機能が働くことによっ
て中断された現に再生中のデータを、この中断箇所等か
ら容易に再生を再開することが可能なデータ再生装置を
提供するができる。
置の構成を示したブロック図である。
動再生に係る基本的な処理動作を示したフローチャート
である。
生処理を示したフローチャートである。
動再生処理のサブルーチンを示したフローチャートであ
る。
ブルーチン「P−F.SKIP」を示したフローチャー
トである。
おける自動再生に係る基本的な処理動作を示したフロー
チャートである。
生処理を示したフローチャートである。
おける再生処理を示したフローチャートである。
おける再生処理を示したフローチャートである。
における再生処理を示したフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のデータを記録可能な記録媒体と、 上記複数のデータの内、所定のデータを再生するデータ
再生手段と、 上記複数のデータの中から第1のデータを選択する第1
のデータ選択手段と、 任意の時刻を設定する時刻設定手段と、 上記データ再生手段で所定のデータを再生する場合、上
記時刻設定手段で設定した時刻において上記第1のデー
タとは異なる第2のデータが再生されていた場合は、当
該第2のデータの再生を停止し上記第1のデータを自動
的に再生するよう該データ再生手段を制御する自動再生
制御手段と、 上記自動再生制御手段により上記第1のデータを自動的
に再生するよう上記データ再生手段が制御された際、上
記第2のデータの再生を停止した位置情報を記憶する停
止位置情報記憶手段と、 上記自動再生制御手段により上記第1のデータを再生し
た後、当該第1のデータの再生位置を上記停止位置記憶
手段で記憶した停止位置に移動可能とする再生位置移動
手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項2】 上記停止位置情報記憶手段に第2のデー
タの停止位置情報が記憶されていた場合は、当該停止位
置への移動が可能であることを示す表示を行う移動可能
表示手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の
データ再生装置。 - 【請求項3】 上記停止位置からの再生が行われた際
に、上記停止位置情報記憶手段に記憶された第2のデー
タの停止位置情報を削除する停止位置情報削除手段を具
備することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装
置。 - 【請求項4】 上記再生位置移動手段は、上記第1のデ
ータの自動再生開始後の所定時間内のみ上記停止位置へ
の移動を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の
データ再生装置。 - 【請求項5】 上記再生位置移動手段は、上記第1のデ
ータの自動再生終了後の所定時間内のみ上記停止位置へ
の移動を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の
データ再生装置。 - 【請求項6】 複数のデータを記録可能な記録媒体と、 上記複数のデータの内、所定のデータを再生するデータ
再生手段と、 上記複数のデータの中から第1のデータを選択する第1
のデータ選択手段と、 任意の時刻を設定する時刻設定手段と、 上記データ再生手段で所定のデータを再生する場合、上
記時刻設定手段で設定した時刻において上記第1のデー
タとは異なる第2のデータが再生されていた場合は、当
該第2のデータの再生を停止し上記第1のデータを自動
的に再生するよう該データ再生手段を制御する自動再生
制御手段と、 上記自動再生制御手段により上記第1のデータを自動的
に再生するよう上記データ再生手段が制御された際、上
記第2のデータの再生を停止した位置情報を記憶する停
止位置情報記憶手段と、 上記自動再生制御手段により上記第1のデータを再生し
た後、再生対象を自動的に上記第2のデータに設定する
再生対象設定手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項7】 上記第1のデータの自動再生の後の再生
開始位置を上記停止位置に設定する再生開始位置設定手
段を具備することを特徴とする請求項6に記載のデータ
再生装置。
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---|---|---|---|
JP2000263863A JP4963529B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | データ再生装置 |
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---|---|---|---|
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06111545A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Yamaha Corp | ディスク再生装置 |
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JP2000182364A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-30 | Sony Corp | オーディオ再生装置 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000263863A patent/JP4963529B2/ja not_active Expired - Fee Related
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