JP2002071286A - 熱交換器用偏平チューブおよびその製造方法 - Google Patents

熱交換器用偏平チューブおよびその製造方法

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    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
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    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
    • F28D1/0391Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits a single plate being bent to form one or more conduits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 条材を幅方向に曲折して偏平な管状にすると
共に、その断面の長手方向中央の内面に突条を折り返し
曲折して横断面が略θ状に形成された熱交換器用偏平チ
ューブおよびその製造方法において、チューブの外面側
のみにろう材を被覆した条材を用い、突条1の頂部3と
チューブの内面とをろう付けすること。 【解決手段】 突条1の頂部3またはそれと重ね合わさ
れる部分にスリットまたは切目を形成し、そのスリット
または切目を介してチューブ外面側のろう材を内面側に
浸入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面にろう材がク
ラッドされた条材を幅方向に曲折して横断面が略θ状の
熱交換器用偏平チューブを製造する方法およびその偏平
チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】表面にろう材が被覆された条材を曲折す
ると共に、その断面の長手方向中央の内面に突条が曲折
されて横断面が略θ状に形成される熱交換器用偏平チュ
ーブが提案されている。その突条は、条材の長手方向中
央部に折り返し曲折部を形成する場合と、条材の幅方向
両端縁をL字状に立ち上げて重ね合わせた場合とが考え
られる。多くはアルミニュームの芯材表面にろう材を被
覆して、アルミニューム製偏平チューブを製造する場合
に用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルミニューム製の熱
交換器用偏平チューブを製造する場合、その外面側には
通常フィンがろう付け固定されるため、そこにろう材が
被覆される。そしてその内面側には防蝕材として、犠牲
陽極材が被覆されることが多い。このような場合、チュ
ーブ断面の中央に突条を折り返し曲折すると、その頂部
とチューブ内面とのろう付けを行うことができない。こ
れは、チューブの外面側にのみろう材が被覆されている
ため、その内面側どうしをろう付けする手段が存在しな
いからである。
【0004】なお、条材の両端部を断面L字状に曲折
し、両縁部どうしを突き合わせて突条を形成し、その突
条の先端部をチューブの内面に接触させる場合には、両
縁の境界においてろう材が位置され、それが管内面に浸
入して突条の頂部と管内面とをろう付けできる可能性が
ある。しかしながら、条材の幅方向両縁を正確に断面L
字状に曲折してその先端面をチューブ内面に正確に接触
させることは容易ではない。そこで本発明は、断面の長
手方向中央の内面に折り返し曲折部を形成して突条を形
成すると共に、その突条の頂部とチューブの内面とを確
実にろう付けすることができる偏平チューブの製造方法
およびその方法により製造された偏平チューブを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、条材が幅方向に曲折されて偏平な管状に形成される
と共に、その断面の長手方向中央の内面に突条(1) が曲
折されて横断面が略θ状に形成された熱交換器用偏平チ
ューブにおいて、前記条材は、一方の表面のみにろう材
(2) が被覆され、そのろう材(2) が偏平チューブの外面
側に現れるように曲折され、前記突条(1) は、条材の一
部を折り返し曲折したものからなると共に、その頂部
(3) が対向する内面に接触してなり、前記条材の幅方向
両端部が互いに重ね合わされ、前記頂部(3) に、その長
手方向へ所定間隔でろう材誘導用のスリット(4) または
切目を内面側から外面側まで形成してなり、偏平チュー
ブの外面側の前記ろう材(2) が溶融されて、それが前記
スリット(4) または切目を介して前記頂部(3) と前記内
面との間に浸入し、次いで冷却固化されて前記頂部(3)
と前記内面との間がろう付けされてなる熱交換器用偏平
チューブである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、条材が幅方向
に曲折されて偏平な管状に形成されると共に、その断面
の長手方向中央の内面に突条(1) が曲折されて横断面が
略θ状に形成された熱交換器用偏平チューブにおいて、
前記条材は、一方の表面のみにろう材(2) が被覆され、
そのろう材(2) が偏平チューブの外面側に現れるように
曲折され、前記突条(1) は、条材の一部を折り返し曲折
したものからなると共に、その頂部(3) が対向する内面
に接触してなり、前記頂部(3) に、条材の幅方向両縁部
が二重に重ね合わされると共に、その頂部接触側の縁部
(5) に突条方向に適宜間隔で離間してろう材誘導用のス
リット(6) または切目が、その内面側から外面側まで形
成され、偏平チューブの外面側の前記ろう材(2) が溶融
されて、それが前記スリット(6) または切目を介して前
記頂部(3) と前記内面との間に浸入し、次いで冷却固化
されて前記頂部(3) と前記内面との間がろう付けされて
なる熱交換器用偏平チューブである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項2にお
いて、夫々のろう材誘導用のスリット(6) または切目が
条材の幅方向に形成されてなる熱交換器用偏平チューブ
である。請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかにおいて、前記条材は、その一方の表面に
ろう材(2) が被覆されていると共に、他方の表面に防蝕
材(7) が被覆された熱交換器用偏平チューブである。
【0008】請求項5に記載の本発明は、条材が幅方向
に曲折されて偏平な管状に形成されると共に、その断面
の長手方向中央の内面に突条(1) が曲折されて横断面が
略θ状に形成された熱交換器用偏平チューブを製造する
方法において、一方の表面のみにろう材(2) が被覆され
た条材を用意し、その条材の幅方向の中間位置で、その
長手方向に断続的にろう材誘導用のスリット(4) または
切目を形成する工程と、次いで、前記ろう材(2) がチュ
ーブの外面側に現れるように、その条材を曲折形成し
て、前記スリット(4) または切目を頂部(3) とした折り
返し部で前記突条(1) が形成されると共に、その頂部
(3) がチューブ内面に接し且つ、条材の幅方向両縁部が
互いに重ね合わされるように形成する工程と、次いで、
そのチューブ外面側の前記ろう材(2) を溶融して、それ
を前記スリット(4) または切目を介して前記頂部(3) と
前記内面との間に浸入させ、次いで冷却固化して前記頂
部(3) と前記内面との間をろう付けさせる工程と、を具
備する熱交換器用偏平チューブの製造方法である。
【0009】請求項6に記載の本発明は、条材が幅方向
に曲折されて偏平な管状に形成されると共に、その断面
の長手方向中央の内面に突条(1) が曲折されて横断面が
略θ状に形成された熱交換器用偏平チューブを製造する
方法において、一方の表面のみにろう材(2) が被覆され
た条材を用意し、その幅方向の一方の縁部に、その長手
方向に離間して多数のスリット(6) または切目を形成す
る工程と、次いで、そのろう材(2) が偏平チューブの外
面側に現れるように、条材を幅方向に曲折形成して、条
材の中間部の折り返し部で前記突条(1) を構成すると共
に、その頂部(3) がチューブ内面に接し且つ、条材の幅
方向両縁部が二重に重ね合わされると共に、その重ね合
わされた頂部接触側の縁部(5) に前記ろう材誘導用の前
記スリット(6) または切目を位置する工程と、次いで、
偏平チューブの外面側の前記ろう材(2) を溶融して、そ
れを前記スリット(6) または切目を介して前記頂部(3)
と前記内面との間に浸入させ、次いで冷却固化して、前
記頂部(3) と前記内面との間をろう付けする工程と、を
具備する熱交換器用偏平チューブの製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明の熱交換器用偏
平チューブの一部破断斜視図であって、ろう付け前の状
態を示す。また、図2は同偏平チューブを製造するため
の条材の第1工程を示し図3はその第2工程を示す。そ
して図4は突条1の頂部3と重ね合わせ部8との関係を
示す部分拡大図、図5はそのろう付け後の状態を示す拡
大図である。この偏平チューブは図1に示す如く、条材
を幅方向に曲折して偏平な管状に形成すると共に、その
断面の長手方向中央の内面に折り返し曲折により突条1
を形成し、その頂部3を条材の両端の重ね合わせ部8に
接触させたものである。
【0011】この条材は、アルミニュームの芯材9の一
方の表面のみにろう材2が被覆されたものであり、他の
表面には図4,図5に示す如く、犠牲陽極層としての防
蝕材7が被覆されたものが用いられる。そしてそのろう
材2がチューブの外面に位置するように曲折され、その
両縁が重ね合わされたものである。突条1の頂部3に
は、断続的にスリット4または切目が形成されている。
このようなスリット4は、図2に示す如く条材の状態に
おいて形成しておき、次いで、図3の如く突条1を折り
返し曲折することにより、その頂部3のスリット4部分
がより広く開口する。
【0012】そして図1の如く形成した後、その外面側
に図示しないフィンを位置させ、熱交換器コアを組み立
てて全体を高温の炉内に挿入し、ろう材2を溶融させ
る。すると、突条1の折り返し内に位置したろう材2が
毛細管現象により、スリット4を介し頂部3とチューブ
内面との間に浸入する。次いで、全体を冷却固化するこ
とにより、図5に示す如く互いに接触する各部は一体的
にろう付け固定される。なお、この例では条材の両縁が
突条1の頂部3に重ね合わされているが、それに代えて
図8の如く、その重ね合わせ部8を偏平チューブの幅方
向の一方の縁部に位置させてもよい。
【0013】次に、図6は本発明の第2の実施の形態を
示し、この例は突条1の頂部3にスリットを形成する代
わりに、条材の一方の縁部5に多数のスリット6を幅方
向に形成し、そのスリット6が突条1の頂部3に位置す
るように曲折したものである。この場合にも、条材の一
方の縁部5に予めスリット6または切目を形成してお
き、次いでそれをフォーミング装置により曲折して図6
の如く形成すればよい。なお、図6は偏平チューブのろ
う付け前の状態を示し、図7そのそのろう付け後の状態
を示す。即ち、図6に示すように曲折された偏平チュー
ブを高温の炉内に挿入しろう材2を溶融させると、チュ
ーブ外面側のろう材2がスリット6を介して内面側に浸
入し、それが突条1の頂部3とチューブ内面との間に位
置される。なお、スリット6は条材の幅方向に形成され
ているため、突条1の頂部(3) がある程度幅方向に位置
ずれしても確実に突条1の頂部3にろう材2を供給する
ことができる。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明の熱交換器用偏平チューブ
およびその製造方法によれば、断面の長手方向中央の内
面に突条1を曲折して横断面が略θ状に形成されたもの
において、そのチューブの外面側のみにろう材2が被覆
されたものにも拘わらず、突条1の頂部3に形成された
スリット4または切目を介してチューブの外面側のろう
材が頂部3とチューブの内面との間に浸入し、次いでそ
れを冷却固化することにより、突条1がチューブの内面
に接合されたものである。それにより、チューブの強度
を高く維持することができると共に、チューブの内面側
に防蝕材等を被覆することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す偏平チューブ
の一部破断斜視図。
【図2】同偏平チューブ製造のための第1工程を示す斜
視図。
【図3】同偏平チューブ製造のための第2工程を示す斜
視図。
【図4】同偏平チューブの突条1の頂部3と重ね合わせ
部8との関係を示す横断拡大図。
【図5】同偏平チューブのろう付け後の状態を示す説明
図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す偏平チューブ
の一部破断斜視図。
【図7】同偏平チューブのろう付け状態を示す要部拡大
図。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す偏平チューブ
であって、重ね合わせ部8がチューブの幅方向一方寄り
に位置されたものであって、他は図1と同様の構造を有
する一部破断斜視図。
【符号の説明】
1 突条 2 ろう材 3 頂部 4 スリット 5 縁部 6 スリット 7 防蝕材 8 重ね合わせ部 9 芯材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 条材が幅方向に曲折されて偏平な管状に
    形成されると共に、その断面の長手方向中央の内面に突
    条(1) が曲折されて横断面が略θ状に形成された熱交換
    器用偏平チューブにおいて、 前記条材は、一方の表面のみにろう材(2) が被覆され、
    そのろう材(2) が偏平チューブの外面側に現れるように
    曲折され、 前記突条(1) は、条材の一部を折り返し曲折したものか
    らなると共に、その頂部(3) が対向する内面に接触して
    なり、前記条材の幅方向両端部が互いに重ね合わされ、 前記頂部(3) に、その長手方向へ所定間隔でろう材誘導
    用のスリット(4) または切目を内面側から外面側まで形
    成してなり、 偏平チューブの外面側の前記ろう材(2) が溶融されて、
    それが前記スリット(4) または切目を介して前記頂部
    (3) と前記内面との間に浸入し、次いで冷却固化されて
    前記頂部(3) と前記内面との間がろう付けされてなる熱
    交換器用偏平チューブ。
  2. 【請求項2】 条材が幅方向に曲折されて偏平な管状に
    形成されると共に、その断面の長手方向中央の内面に突
    条(1) が曲折されて横断面が略θ状に形成された熱交換
    器用偏平チューブにおいて、 前記条材は、一方の表面のみにろう材(2) が被覆され、
    そのろう材(2) が偏平チューブの外面側に現れるように
    曲折され、 前記突条(1) は、条材の一部を折り返し曲折したものか
    らなると共に、その頂部(3) が対向する内面に接触して
    なり、 前記頂部(3) に、条材の幅方向両縁部が二重に重ね合わ
    されると共に、その頂部接触側の縁部(5) に突条方向に
    適宜間隔で離間してろう材誘導用のスリット(6) または
    切目が、その内面側から外面側まで形成され、 偏平チューブの外面側の前記ろう材(2) が溶融されて、
    それが前記スリット(6) または切目を介して前記頂部
    (3) と前記内面との間に浸入し、次いで冷却固化されて
    前記頂部(3) と前記内面との間がろう付けされてなる熱
    交換器用偏平チューブ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 夫々のろう材誘導用のスリット(6) または切目が条材の
    幅方向に形成されてなる熱交換器用偏平チューブ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、 前記条材は、その一方の表面にろう材(2) が被覆されて
    いると共に、他方の表面に防蝕材(7) が被覆された熱交
    換器用偏平チューブ。
  5. 【請求項5】 条材が幅方向に曲折されて偏平な管状に
    形成されると共に、その断面の長手方向中央の内面に突
    条(1) が曲折されて横断面が略θ状に形成された熱交換
    器用偏平チューブを製造する方法において、 一方の表面のみにろう材(2) が被覆された条材を用意
    し、その条材の幅方向の中間位置で、その長手方向に断
    続的にろう材誘導用のスリット(4) または切目を形成す
    る工程と、 次いで、前記ろう材(2) がチューブの外面側に現れるよ
    うに、その条材を幅方向に曲折形成して、前記スリット
    (4) または切目を頂部(3) とした折り返し部で前記突条
    (1) が形成されると共に、その頂部(3) がチューブ内面
    に接し且つ、条材の幅方向両縁部が互いに重ね合わされ
    るように形成する工程と、 次いで、そのチューブ外面側の前記ろう材(2) を溶融し
    て、それを前記スリット(4) または切目を介して前記頂
    部(3) と前記内面との間に浸入させ、次いで冷却固化し
    て前記頂部(3) と前記内面との間をろう付けさせる工程
    と、を具備する熱交換器用偏平チューブの製造方法。
  6. 【請求項6】 条材が幅方向に曲折されて偏平な管状に
    形成されると共に、その断面の長手方向中央の内面に突
    条(1) が曲折されて横断面が略θ状に形成された熱交換
    器用偏平チューブを製造する方法において、 一方の表面のみにろう材(2) が被覆された条材を用意
    し、その幅方向の一方の縁部に、その長手方向に離間し
    て多数のスリット(6) または切目を形成する工程と、 次いで、そのろう材(2) が偏平チューブの外面側に現れ
    るように、条材を幅方向に曲折形成して、条材の中間部
    の折り返し部で前記突条(1) を構成すると共に、その頂
    部(3) がチューブ内面に接し且つ、条材の幅方向両縁部
    が二重に重ね合わされると共に、その重ね合わされた頂
    部接触側の縁部(5) に前記ろう材誘導用の前記スリット
    (6) または切目を位置する工程と、 次いで、偏平チューブ外面側の前記ろう材(2) を溶融し
    て、それを前記スリット(6) または切目を介して前記頂
    部(3) と前記内面との間に浸入させ、次いで冷却固化し
    て、前記頂部(3) と前記内面との間をろう付けする工程
    と、を具備する熱交換器用偏平チューブの製造方法。
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