JP2002070390A - ドア錠 - Google Patents

ドア錠

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JP2002070390A
JP2002070390A JP2000254371A JP2000254371A JP2002070390A JP 2002070390 A JP2002070390 A JP 2002070390A JP 2000254371 A JP2000254371 A JP 2000254371A JP 2000254371 A JP2000254371 A JP 2000254371A JP 2002070390 A JP2002070390 A JP 2002070390A
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Kazuo Nakamura
一男 中村
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Hinaka Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にドアを閉じた状態に保持することがで
きるドア錠を提供する。 【解決手段】 ドア枠3に設けられるロック受け具10
と、このロック受け具10に対して着脱自在に取り付け
らるロック部材11とを有する。このロック部材11
は、ドア2のノブ5に対して係止することによってその
開動を阻止するものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア錠に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家屋の玄関ドア等には、キーを
差し込んで施錠や解錠を操作するドア錠が設けられてい
るが、近年、空き巣等がこのドア錠を不正に解錠してし
まうピッキングの被害が問題視されている。そのため、
最近では、ドアに予め装備されているドア錠(以下、本
錠という)とは別に、補助的なドア錠を装着することに
よって2重ロックを施す場合が増えつつある。
【0003】このように補助的に用いることができるド
ア錠としては、例えば特開平9−100665号公報に
開示されているものがあり、このドア錠は、ドア枠側に
錠受け部保持片を取り付けておき、この錠受け部保持片
に施錠部材を取り付けることでドアの開き側の側面に施
錠部材を当接させ、施錠部材に設けた鍵穴にキーを差し
込んでロック操作することで、錠受け部保持片に施錠部
材を固定するものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のドア錠
は、施錠部材がストッパ的な役割をなしてドアの開動を
阻止するものであるが、この施錠部材は単にドア側面に
当接しているだけであるので、例えば、ドアに予め装備
された本錠がピッキング等により解錠された場合に、ド
アの把手を持って無理矢理にこじ開けようとすると、錠
受け部保持片の変形等を伴ってドア側面から施錠部材が
離れる可能性があり、防犯上万全を期しがたいものであ
った。
【0005】また、上記施錠部材は、ドアの開き側にし
か取り付けることができないため、例えば、外開きドア
(室外側へ開くドア)の場合に、在宅時の用心等のため
に室内錠として利用することはできなかった。更に、施
錠部材は、解錠時に錠受け部保持片から離脱するもので
あるため、その保管が面倒になるという課題があり、特
に施錠部材は、錠受け部保持片に対する施錠構造を内蔵
したもので比較的高価となるため、紛失した場合の損害
も大きくなるものであった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ドアの把手に対してロック部材を係止するこ
とによって確実なロックを可能とし、また、ドアの開き
側だけでなく閉じ側にも採用することができるドア錠を
提供することを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明にかかるドア錠は、ドア枠に設けられるロッ
ク受け具と、このロック受け具に対して着脱自在に取り
付けられ、且つ取り付けたときにドアの把手に対して係
止することでドアの開動を阻止するロック部材とを有し
ていることを特徴とするものである。これによれば、ロ
ック部材はドアの把手に対して係止するものであること
から、無理矢理にドアをこじ開けようとしてもロック部
材が把手から外れることはほとんどなく、よって防犯性
の高いドア錠を提供することができるものとなる。
【0008】また、ロック部材を把手に係止すること
で、この把手を手で握り難くすることができ、これにつ
いてもドアのこじ開け等を防止する利点に繋がるものと
なる。そして、ドア錠の不使用時には、例えば、室内側
のドアの把手に対してロック部材を引っ掛けておくこと
によって保管の煩わしさを解消し、紛失を防止できる利
点がある。なお、ロック部材が係止する把手の構造とし
ては、握り玉型のノブやレバーハンドル、コの字型把手
等、あらゆる把手を適用することができ、また、本発明
のドア錠は、把手を備える限りにおいてドアの開き側だ
けでなく閉じ側にも採用可能である。
【0009】前記ロック部材は、正面視U字状を呈した
ものとするのが好ましく、この場合、その弯曲部を把手
に係止する係止部として構成することができる。また、
ロック部材をU字錠に形成した場合、その両端部をロッ
ク受け具に装着するようにすれば、ロック部材をより強
固に保持できるものとなる。前記係止部は、他の部分よ
りも太径に形成するのが好ましい。これによって、把手
をより握り難くすることができるとともに、把手とロッ
ク部材との隙間(図2に示すT部分)を狭くしてガタつ
き防止を図れる利点がある。
【0010】前記係止部には、樹脂材、ゴム材等よりな
るカバー部材を装着するのが好ましい。これによって把
手を傷つけるようなことがなくなるとともに、必然的に
係止部を太径にすることが可能となり、上記と同様の作
用効果が得られるものとなる。前記ロック受け具は、ロ
ック部材を取り付けた状態で施錠する施錠部を備え、該
施錠部は、施錠状態においてロック部材の把手に係止す
る方向への移動を許容し、且つ係止が外れる方向への移
動を阻止する一方向移動機構を有していることを特徴と
するものである。
【0011】これによって、施錠状態においても把手に
対するロック部材の係止具合を調整することができるよ
うになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図4は、本発明の第1実施
形態を示すものであり、本実施形態にかかるドア錠1
は、図4に示す如くドア枠2に揺動開閉自在に保持され
たドア3に対して補助的に利用されるものとなってお
り、したがって、このドア3には、補助錠に対する本錠
4が予め装備されたものとなっている。ドア枠2は、左
右一対の縦桟2Aの上下端を上下一対の横桟2Bにて連
結した矩形枠型に形成されたものとなっており、このド
ア枠2に保持されたドア3の自由端側(揺動支点の反対
側)には把手5が設けられ、この把手5の上方近傍に前
記本錠4が設けられている。
【0013】なお、本実施形態の把手5は握り玉型のノ
ブとされており、該ノブ5は、図2に示すように、握り
部5Aと該握り部5Aよりも細径の首部5Bとを有した
ものとなっている。ドア錠1は、前記ドア枠2に取り付
けられるロック受け具10と、このロック受け具10に
対して着脱自在に取り付けられ、且つ取り付けたときに
ドア3の把手5に係止することで該ドア3の開動を阻止
するロック部材11とを有している。
【0014】ロック部材11は、図1及び図2に示すよ
うに、金属製の丸棒材を正面視でU字形に弯曲すること
によって構成されており、その長手方向中途の弯曲部分
が、ドアノブ5に対する係止部12とされ、両端部がロ
ック受け具10に対する被取付部13とされている。こ
れに対しロック受け具10は、ドア3の自由端側に対向
する縦桟2Aであって、ドア2の開き側(外開きドアの
場合、室外側)に対してアタッチメント具15を介して
取り付けられている。
【0015】そして、ロック部材10は、図4に示すよ
うに、ノブ5の側方から挿入することによって、その係
止部12をノブ5に係止し、被取付部13をロック受け
具10に装着することによってノブ5とロック受け具1
0との間に架設されるものとなっている。なお、前記ア
タッチメント具15は、縦桟2Aの内外方向(図2の上
下方向)太さを外嵌可能とするように該縦桟2Aの側面
に沿って屈曲された金属プレートにより構成され、その
一端側(室外側)にはロック受け具10の取付部17が
設けられている。反対側の端部は縦桟2Aの室内側側面
に間隔をあけて対向し、同側面に向けて螺進可能なクラ
ンプネジ18が設けられてる。
【0016】したがって、上記アタッチメント具15
は、特別な機械加工(縦桟に対する孔穿ける加工等)を
することなく容易に後付けできるものとなっており、賃
貸住宅等のようにドア枠を傷つけたくない場合にも好適
に利用できるものである。勿論、必要に応じてアタッチ
メント具15をねじや接着剤等で縦桟2Aに固定するこ
とも可能である。ロック部材11の係止部12は、ノブ
5の首部5Bの外径にほぼ適合した弯曲形状を呈してい
て、該首部5Bに係止するものとなっており、従って、
首部5Bに係止した状態では、握り部5Aが邪魔となっ
て前方には抜け出ない構造となっている。
【0017】また、係止部12の外周には、ビニルチュ
ーブ等の樹脂材やゴム材などの軟質な材料よりなるカバ
ー部材16が套嵌されており、このカバー部材16によ
ってノブ5を傷つけないように配慮されている。ロック
受け具10は、図1乃至図3に示すように、略直方体の
ブロックの正面上下部を傾斜状に面取りした形状のケー
ス体20を備えており、このケース体20の後面が前記
取付部17にネジ等によって固定されるようになってい
る。ケース体20の側面には、左右貫通状の保持孔21
H,21Uが上下一対形成されており、この上下保持孔
21H,21Uに対してロック部材11における上下被
取付部13H,13Uが挿通されるようになっている。
【0018】なお、図1に示すように、上下被取付部1
3H,13Uは、一方(上側13H)が長く他方(下側
13U)が短く形成されている。そして、長い被取付部
13Hを先に保持孔21Hに挿入することによって、短
い被取付部13Uを保持孔21Uに対して容易に位置づ
けて挿入することができるようになっている。すなわ
ち、上下被取付部13H,13Uの長さを長短異なるも
のとすることで、ロック受け具10に対するロック部材
11の取付けを容易ならしめているのである。
【0019】但し、必ずしもこの構造に限定されるもの
ではなく、上下被取付部13H,13Uを同一の長さと
することも可能である。また、前記ケース体20の外観
形状についても上記に限定されるものではないが、正面
上下部を面取りすることによって、後述する差込部26
を内蔵するための前後長さを確保しながらもコンパクト
化、軽量化が図れるようになっている。図3に示すよう
に、ケース体20には、ロック部材11を取り付けた状
態、即ち保持孔21H,21Uに被取付部13H,13
Uを挿通した状態で施錠する施錠部25が設けられてい
る。
【0020】この施錠部25は、施錠・解錠操作を行う
ためのキー(図示略)が差し込まれる差込部26と、こ
の差込部26の後端部に設けられた偏心カム27と、ケ
ース体20内に上下摺動自在に保持された係合具28と
を有している。係合具28は、その中央に前後貫通状と
なる開口部29を備えており、この開口部29の下側縁
に前記偏心カム27の外周部が当接するようになってい
る。また、開口部29の上側縁には凹部30が形成さ
れ、この凹部30の底面とケース体20から突出した凸
片20aとの間には圧縮コイルバネよりなる付勢部材3
1が介装されており、この付勢部材31によって係合具
28が偏心カム27に当接する方向(本例では上方)へ
付勢されるようになっている。
【0021】係合具28の上面には、一側が垂直面33
aで他側が傾斜面33bとされた山型の係合爪33が一
体に設けられている。以上の構成より、差込部26に対
してキーを挿入して回動操作すると、前記偏心カム27
が一体的に回動し、係合具28が上下に摺動する。そし
て、係合具28の上方摺動により係合爪33が保持孔2
1H側へ突出した状態が施錠状態とされ、逆に、係合具
28の下方摺動により係合爪33が保持孔21Hから退
避した状態が解錠状態とされるようになっている。な
お、図3(a)(b)は、いずれも施錠状態を示したも
のである。
【0022】前記ロック部材11において、下側の被取
付部13Uは下側の保持孔21Uに対して摺動自在に挿
通するよう断面円形に形成されているが、上側の被取付
部13Hはその下面に、垂直面34aと傾斜面34bと
によって山型に形成された被係合爪34を長手方向に多
数備えている。そして、上側の保持孔21H内に上側の
被取付部13Hを挿通し、施錠部25を施錠状態(係合
具28の上方摺動状態)とすると、係合爪33及び被係
合爪34の垂直面33a,34a同士が互いに当接し、
且つ傾斜面33b,34b同士が互いに当接して両爪3
3,34が係合するようになっている。
【0023】この際、係合具28は付勢部材31によっ
て下方への摺動が弾性的に許容されているため、被取付
部13Hは、その被係合爪34の傾斜面34bが係止爪
33の傾斜面33bに対して対向する方向(図3の矢示
A方向)への移動が許容されるようになっている。そし
て、この方向Aは、図1に示すように、ロック部材11
の係止部12がノブ5に対して係止する方向に対応づけ
られたものとなっている。逆に、被取付部13Hは、そ
の被係合爪34の垂直面34aが係合爪33の垂直面3
3aに対して対向する方向(矢示B方向)への移動が規
制されるようになっており、この方向Bは、ロック部材
11の係止部12がノブ5から離れる方向(係止が外れ
る方向)に対応づけられている。
【0024】而して前記施錠部25は、施錠状態におい
てロック部材11の一方(矢示A方向)への移動を許容
し且つ他方(矢示B方向)への移動を規制する一方向移
動機構を有したものとなっているのである。このような
ことから、解錠状態のときは勿論のこと施錠状態のとき
でもロック部材11をロック受け具10に装着すること
ができ、ロック受け具10に対してロック部材11を装
着したのちに施錠操作する形態と、施錠操作を行ったの
ちにロック部材11を装着する形態とを選択して採用す
ることができるようになっている。
【0025】また、ロック部材11をロック受け具10
に取付け且つ施錠した状態で、ノブ5に対する係止部1
2の係止状態が弱い場合(隙間が空いているような場
合)等には、この係止部12をノブ5側へ移動させるこ
とによってより強く係止させるような調整が可能となっ
ている。以上に説明したドア錠1では、ロック部材11
をドア3のノブ5に係止する構成を採用していることか
ら、本錠4がピッキング等によって解錠された場合等に
無理矢理にドア3を開こうとしても、ロック部材11が
ドア3の開き側に突出するストッパとして機能するとと
もに、開く力に対する反力としてロック部材11がノブ
5を閉方向に引っ張ることとなり、ドア3の確実に閉止
状態に保つことができるようになっている。
【0026】更に、ロック部材11をノブ5に係止する
ことによってノブ5を握り難くなる(首部5Bと握り部
5Aとの境界部分に指を引っ掛け難くなる)ため、無理
矢理にドア3を開こうとする動作自体が困難となり、ま
た、係止部12にカバー部材16を取り付けることによ
って該係止部12が太径となることからより一層ノブ5
を握り難くすることができるようになっている。また、
係止部12を太径とすると、図2に示すように、係止部
12とドア面との隙間、及び係止部12と握り部5Aと
の隙間Tを小さくすることに繋がるため、ロック部材1
1のガタつきを可及的に防止することができるようにな
る。
【0027】前記被取付部13H,13Uの先端は、ロ
ック受け具10を突き抜けて大きく突出するようになっ
ており、仮にドア3が僅かに開いたとしても、ロック部
材11が傾くことによって被取付部13H,13Uの先
端が壁面36等につかえ、それ以上のドア3の開放を阻
止することができるようになっている。ドア錠1の不使
用時には、ロック受け具10から取り外したロック部材
11を、例えば、室内側のノブ5’に引っ掛けておくこ
とによって保管が容易となり、紛失を防止できるものと
なる。
【0028】上記ドア錠1は、ドア3のノブ5に係止す
るものであることから、ドア3の開き側だけでなく閉じ
側にも採用することが可能である。すなわち、この場合
には、ロック受け具10を縦桟2Aの室内側の側面に取
り付け、且つロック部材11を室内側のノブ5’に係止
させればよいものとなる。これによって、外開きドア3
に対する室内錠として在宅時の用心のためにも利用する
ことが可能となる。また、本実施形態のドア錠1を上述
のように補助錠として使用する場合、ロック部材11が
ノブ5に係止する関係上、本錠4の近傍に配置されるこ
ととなるため、この本錠4と補助錠1とが互いに施錠状
態を補強し合う関係となってより防犯効果を高めること
ができるものとなる。
【0029】図5は、上記ロック部材11にかかる他の
実施形態を示している。図5(a)に示すものは、U字
型(実質的にはJ字形)に形成されたロック部材11の
一端を長く形成して被取付部13とし、この被取付部1
3をロック受け具10に取り付けて施錠するように構成
したものである。本実施形態においても、上記第1の実
施形態と略同様の作用効果を奏するものとなるが、ロッ
ク部材11の一端のみがロック受け具10に取り付けら
れることから、ロック部材11の保持強度の点で第1の
実施形態のほうが有利となる。
【0030】図5(b)に示すものは、係止部12を左
右に長いリング状に形成したものである。この場合、係
止部12の内径は、ノブ5(握り部5A)の外径よりも
大きく形成する必要があり、ノブ5に対する係止範囲も
小さくなることから、この点で第1の実施形態の方が有
利となる。本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜
設計変更可能である。例えば、本発明のドア錠1は、図
6(a)に示すようなレバーハンドル型の把手5や、同
図(b)に示すようなコ字型の把手5にも適用すること
ができる。
【0031】ロック部材11としては丸棒材によって形
成するに限らず、角棒材や帯板材等をU字状に弯曲する
ことによって形成することができ、また、カバー部材1
6を備えない構成であってもよい。また、ロック部材1
1の係止部12をチェーン等の弯曲自在な部材で構成
し、該係止部12の両端部に棒状の被取付部を備えた構
成としてもよい。この場合には、把手5を傷つけること
がないように係止部12の外周にはカバー部材を設ける
のが好ましい。
【0032】施錠部25の具体的な構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、例えば、施錠部25
は、下側の被取付部13Uに対応して設けたり(この場
合、下側の被取付部13Uには被係合爪34が形成され
る)、上下両方の被取付部13H,13Uに対応して設
けることもできる。また、施錠部25を、ロック受け具
10でなくロック部材11側に備えることも可能であ
る。本発明のドア錠1は、建物の玄関に限らず屋内にお
ける各部屋のドアに対する錠として利用したり、倉庫や
タンスなどのドア(扉)を具備したあらゆるものに対し
て利用することができる。
【0033】また、上記実施形態に示したような揺動開
閉するドア3だけでなく、所謂引き戸型のドアにも採用
可能であり、ドア3の補助錠としてではなく本錠として
も採用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ド
アの把手に対してロック部材を係止することにより確実
なロックが可能となり、また、ドアの開き側だけでなく
閉じ側にも採用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるドア錠の第1の実施形態を示し
た正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】(a)は、ロック受け具の側面断面図、(b)
は(a)のC−C矢示断面図である。
【図4】ドア錠を装着したドアを示す全体正面図であ
る。
【図5】ロック部材にかかる他の実施形態を示した正面
図である。
【図6】(a)は、レバーハンドル型の把手にドア錠を
適用した例を示す平面図、(b)は、コ字型の把手にド
ア錠を適用した例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ドア錠 2 ドア枠 3 ドア 5 把手 10 ロック受け具 11 ロック部材 12 係止部 13 被取付部 25 施錠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠(2)に設けられるロック受け具
    (10)と、このロック受け具(10)に着脱自在に取
    り付けられ、且つ取り付けたときにドア(3)の把手
    (5)に係止することで該ドア(3)の開動を阻止する
    ロック部材(11)とを有していることを特徴とするド
    ア錠。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材(11)は正面視U字状
    を呈しており、その弯曲部分が把手(5)に対する係止
    部(12)とされ、両端部がロック受け具(10)に対
    する被取付部(13)とされていることを特徴とする請
    求項1記載のドア錠。
  3. 【請求項3】 前記係止部(12)が他の部分より太径
    に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のドア錠。
  4. 【請求項4】 前記係止部(12)に樹脂材、ゴム材等
    よりなるカバー部材(16)が装着されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のドア
    錠。
  5. 【請求項5】 前記ロック受け具(10)は、前記ロッ
    ク部材(11)を取り付けた状態で施錠する施錠部(2
    5)を備え、該施錠部(25)は、施錠状態において前
    記ロック部材(11)の把手(5)に係止する方向への
    移動を許容し、且つ係止が外れる方向への移動を阻止す
    る一方向移動機構を有していることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載のドア錠。
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