JP2002069783A - 織機における経糸開口装置 - Google Patents

織機における経糸開口装置

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JP2002069783A
JP2002069783A JP2000268771A JP2000268771A JP2002069783A JP 2002069783 A JP2002069783 A JP 2002069783A JP 2000268771 A JP2000268771 A JP 2000268771A JP 2000268771 A JP2000268771 A JP 2000268771A JP 2002069783 A JP2002069783 A JP 2002069783A
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motor
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support
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Atsushi Hirai
淳 平井
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指令レバー及びその駆動機構を不要にす
ると共に、開口装置の高速化を図ることにある。 【解決手段】 織機における経糸開口装置は、綜絖枠毎
に備えられた1以上の差動歯車機構と、1以上の運動変
換機構と、1以上のモータとを用いる。差動歯車機構
は、第1の歯車と、第1の歯車と噛み合う第2の歯車
と、第2の歯車を支持しかつ第1の歯車の回転軸線の周
りに回転可能の支持体と、第2の歯車と噛み合いかつ第
1の歯車の回転軸線の周りに回転可能の第3の歯車とを
含む。差動歯車機構の第1の歯車、支持体及び第3の歯
車のうち、いずれか1つの部材は駆動軸に、他の1つの
部材は運動変換機構を介して綜絖枠の支持機構に、残り
の部材はモータにそれぞれ連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機における経糸
の開口を形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の綜絖枠を上下動させて経糸の開口
を形成する装置の1つとして、差動歯車機構と指令レバ
ー(天秤レバー)とを用いる技術がある(特公昭54−
15945号公報)。
【0003】この従来技術において、差動歯車機構は、
駆動軸に組み付けられた太陽歯車と、該歯車と噛み合う
複数の遊星歯車と、該遊星歯車を支持しかつ偏心カム
(偏心カム板)を有する支持体(補助円板)と、遊星歯
車と噛み合う補助歯車(内歯歯車)とを備える。指令レ
バーは、補助歯車及び支持体の一方を解放可能に固定す
る動作と、他方を解放する動作とを指令信号に基づいて
選択的に行う。
【0004】補助歯車が固定され、支持体が解放される
と、偏心カムが支持体と共に回転されて、偏心カムに結
合されている開口レバーが揺動され、それにより綜絖枠
は上下動される。これに対し、補助歯車が解放され、支
持体が固定されると、開口レバーが制止され、その結果
綜絖枠の上下動は停止される。
【0005】複数の綜絖枠を上下動させて経糸の開口を
形成する装置の他の1つとして、差動歯車機構と指令レ
バーとを用いる技術がある(特開平62−69846号
公報)。他の従来技術は、補助歯車(ベースギヤ)及び
支持体(遊星キャリア)の回転の固定及び開放を選択的
に阻止する指令レバーの構造と、偏心カム(クランク)
が支持体以外の部材に配置されていることとを除いて、
先の従来技術と同様に構成されている。
【0006】一方、複数の綜絖枠を上下動させて経糸の
開口を形成する別の装置として、織機の主軸用の原動モ
ータとは別に、専用の駆動モータを綜絖枠毎に設け、各
綜絖枠を織機の主軸の回転と動機させながら駆動モータ
によって駆動させる技術がある。
【0007】
【解決しようとする課題】上記の従来技術のうち、差動
機構を用いる技術は、補助歯車及び支持体の選択的な固
定・解放を機械的に、詳細には指令レバーにより行うた
め、指令レバー及びその駆動機構が必要になり、構造が
複雑である。また、綜絖枠毎に専用の駆動モータを用い
る技術は、駆動モータが綜絖枠を直接駆動するから、応
答性が悪く、高速化が困難であり、したがって大型の駆
動モータを用いる必要がある。
【0008】本発明の目的は、指令レバー及びその駆動
機構を不要にすると共に、開口装置の高速化を図ること
にある。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係る、織機におけ
る経糸開口装置は、駆動軸と、該駆動軸に連結された1
以上の差動歯車機構と、該差動歯車機構の出力回転運動
を直線運動に変換する1以上の運動変換機構と、前記差
動歯車機構に連結された1以上のモータとを含む。
【0010】前記差動歯車機構は、第1の歯車と、該第
1の歯車と噛み合う1以上の第2の歯車と、該第2の歯
車を支持しかつ前記第1の歯車の回転軸線の周りに回転
可能の支持体と、前記第2の歯車と噛み合いかつ前記第
1の歯車の回転軸線の周りに回転可能の第3の歯車とを
含む。
【0011】前記差動歯車機構の前記第1の歯車、前記
支持体及び前記第3の歯車のうち、いずれか1つの部材
は前記駆動軸に、他の1つの部材は前記運動変換機構を
介して綜絖枠の支持機構に、残りの部材は前記モータに
それぞれ連結されている。
【0012】本発明の経糸開口装置において、上記残り
の部材の回転速度、回転量、回転方向等の回転状態をモ
ータにより制御すると、上記他の1つの部材の回転状態
が変化する。例えば、残りの部材の回転をモータにより
回転させることなく停止させると、他の1つの部材が駆
動軸の回転により回転される。また、残りの1つの部材
の回転速度又は回転量をモータで増減させると、他の1
つの部材の回転速度又は回転量が増減する。
【0013】すなわち、前記残りの部材の回転をモータ
により停止状態とし、このとき他の1つの部材が駆動軸
によって回転されることにより、綜絖枠の基本的な上下
運動が行われる。そして、残りの部材をモータによって
適宜回転させることにより、他の1つの部材の回転速度
又は回転量が増減され、もって綜絖枠の運動が変更され
る。
【0014】差動歯車機構の入力回転数と出力回転数と
の比は、例えば1/2に調整される。すなわち、前記残
りの部材が回転を阻止された状態において駆動軸が一回
転されると、運動変換機構に連結された前記他の1つの
部材が0.5回転される。これにより、綜絖枠の基本的
な平開口運動が行われる。
【0015】それゆえに、本発明によれば、指令レバー
及びその駆動機構が不要になり、装置が小型になる。
【0016】経糸開口装置は、さらに、前記他の1つの
部材の回転速度、回転量、回転方向等の回転状態を調整
すべく前記モータを制御する駆動制御装置を含み、該駆
動制御装置は、綜絖枠の上下運動を許すとき、前記残り
の部材の回転を阻止した状態で前記他の1つの部材の回
転を許すように、前記モータを制御することができる。
そのようにすれば、他の1つの部材が駆動軸の回転によ
り回転され、それにより綜絖枠の基本的な上下運動が行
われる。
【0017】前記駆動制御装置は、さらに、綜絖枠を織
機の1サイクル以上の期間にわたって上下端の位置に停
止させるとき、その間前記モータを前記他の1つの部材
が停止するような速度で回転させることができる。その
ようにすれば、駆動軸のみに起因する他の1つの部材の
回転と、モータによる残りの部材の回転に起因する他の
1つの部材の回転とが相殺されるから、見かけ上他の1
つの部材の回転が停止し、綜絖枠の上下運動が停止す
る。
【0018】前記駆動制御装置は、さらに、綜絖枠の運
動速度を変化させるとき、綜絖枠が上下端の位置に達す
る時期を含む所定の期間、前記モータを前記他の1つの
部材の回転速度が増減するような速度又は前記他の1つ
の部材の回転が停止するような速度で回転させることが
できる。そのようにすれば、綜絖枠の上下運動の速度が
変化するから、綜絖枠が上下端の位置に達する時期、綜
絖枠が上下端の位置に達している時間、経糸の開口時
間、上経糸と下経糸とが交差する時期(タイミング)等
が変化する。
【0019】好ましい実施例においては、前記第1の歯
車及び前記第2の歯車は平歯車であり、前記第3の歯車
は少なくとも内歯を有する平歯車である。しかし、前記
第1の歯車、前記第2の歯車及び前記第3の歯車は、い
ずれも、はすば歯車であってもよい。
【0020】また、好ましい実施例においては、前記第
1の歯車は前記駆動軸に、前記支持体は前記運動変換機
構に、前記第3の歯車は前記モータにそれぞれ連結され
ている。しかし、前記第1の歯車は前記駆動軸に、前記
支持体は前記モータに、前記第3の歯車は前記運動変換
機構にそれぞれ連結されていてもよい。それらの代わり
に、前記第1の歯車は前記モータに、前記支持体は前記
運動変換機構に、前記第3の歯車は前記駆動軸にそれぞ
れ連結されていてもよい。
【0021】さらに、好ましい実施例においては、前記
駆動軸を、織機の主軸に連結して、主軸の回転により回
転させている。しかし、前記駆動軸を、織機の主軸を駆
動させる駆動モータとは別に備えられた専用の駆動モー
タであって少なくとも織機の運転中前記主軸と同期して
回転される駆動モータにより回転させてもよい。
【0022】経糸開口装置は、綜絖枠毎に備えられかつ
前記駆動軸に共通に連結された複数の前記差動歯車機構
と、該差動歯車機構毎に備えられかつ対応する差動歯車
機構の出力回転運動を直線運動に変換する複数の前記運
動変換機構と、前記差動歯車機構毎に備えられた複数の
前記モータとを含むことができる。そのようにすれば、
モータによる上記残りの部材の回転状態を制御するだけ
で、多様な速度パターンの開口運動を綜絖枠に行わせる
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照するに、経糸
開口装置10は、綜絖枠毎に備えられた複数の支持機構
12に連結されて、それらの綜絖枠を上下動させる。こ
れにより、経糸の開口が形成される。
【0024】各支持機構12は、それぞれが織機のフレ
ームに経糸の送り出しによる経糸の移動方向(前後方
向)へ伸びる状態に支持された共通の支持ロッド14
と、この支持ロッド14に揺動可能に受けられた揺動レ
バー16と、一端において揺動レバー16に枢軸的に連
結された連結リンク18とを備えた一対の機構から構成
されており、一方の揺動レバー16において経糸開口装
置10に枢軸的に連結されている。
【0025】図1には、織機を前方から見て、右側に位
置する揺動レバー16が示されている。右側の揺動レバ
ー16は、Y字状の形状を有しているのに対し、図示し
ない左側の揺動レバー16はV字状の形状を有してい
る。左側の揺動レバー16は、右側の揺動レバー16と
同様に、図示しない支持ロッドによって織機のフレーム
に揺動可能に受けられている。
【0026】左右の両揺動レバー16は、上下方向(綜
絖枠の移動方向)と左右方向(緯糸の飛走方向)とに伸
びる面内で揺動可能であり、同期して揺動するように連
結片19により相互に連結されている。連結リンク18
は、上下方向へ伸びており、また下端部において左右の
両揺動レバー16に枢軸的に及び上端部において綜絖枠
にそれぞれ枢軸的に連結さている。
【0027】経糸開口装置10は、織機の主軸に連結さ
れて主軸の回転にともなって主軸と同期して一定の速度
で回転される駆動軸20と、綜絖枠毎に備えられた複数
の差動歯車機構22と、差動歯車機構22毎に備えられ
た複数の運動変換機構24と、差動歯車機構22毎に備
えられたモータ26とを含む。
【0028】駆動軸20は、織機のフレームに組み付け
られたケーシング28に対し、綜絖枠の配列方向、換言
すれば、前後方向へ伸びる状態に及び複数の軸受30を
介して回転可能に支持されており、また複数の差動歯車
機構22に共通に連結されて、それら差動歯車機構で共
通の駆動軸として作用する。
【0029】差動歯車機構22はケーシング28内に配
置されている。各運動変換機構24は、対応する差動歯
車機構22から出力される回転運動を直線運動に変換す
る。各モータ26は、サーボモータのように位置制御を
される電動モータであり、対応する差動歯車機構22の
調整用すなわち制御用の駆動源として作用する。
【0030】各差動歯車機構22は、駆動軸20に連結
された太陽歯車32と、太陽歯車32と噛み合う複数
(図示の例では、4つ)の遊星歯車34と、遊星歯車3
4を支持する円板状の支持体36と、遊星歯車34と噛
み合う補助歯車38とを備えており、また駆動軸20の
回転速度を減速して出力する遊星歯車機構に構成されて
いる。
【0031】図示の例では、太陽歯車32、各遊星歯車
34及び補助歯車38は、それぞれ、第1、第2及び第
3の歯車として作用する。太陽歯車32及び各遊星歯車
34は、いずれも、互いに噛合する歯を外周に有する平
歯車である。補助歯車38は、内歯及び外歯を有する平
歯車であり、内歯において遊星歯車34に噛合されてい
る。
【0032】太陽歯車32は、駆動軸20に相対的回転
不能にキー及びキー溝により組み付けられており、した
がって駆動軸20により回転される。各遊星歯車34
は、支持体36からその側方に突出する支持軸40に軸
受により回転可能に組み付けられている。支持体36と
補助歯車38とは、駆動軸20及び太陽歯車32の回転
軸線の周りに回転可能に軸受により駆動軸20に支持さ
れている。
【0033】各運動変換機構24は、支持体36の遊星
歯車34の側と反対側の面に一体的に形成された偏心カ
ム42と、偏心カム42のカム面に軸受により回転可能
に組み付けられた連結ロッド44とを備える。
【0034】偏心カム42は、円板状に形成されてお
り、また支持体36に対し偏心されている。連結ロッド
44は、偏心カム42が受け入れられた円形のカム穴を
一端部に有しており、また左右方向へ伸びて他端部にお
いて揺動レバー16に枢軸的に連結されている。
【0035】各モータ26は、その回転軸すなわち出力
軸46が駆動軸20と平行に伸びるようにケーシング2
8に組み付けられており、またタイミングプーリ48を
出力軸46に組み付けている。モータ26は、タイミン
グプーリ48に巻き掛けられたタイミングベルト50が
補助歯車38の外歯と噛合されていることにより、補助
歯車38に連結されている。
【0036】図では、1つのモータ26を示しているに
すぎないが、実際には差動歯車機構22の数と同じ数の
モータ26が備えられている。それらのモータ26は、
それらが相互に干渉しないように、補助歯車38の周方
向に離してケーシング28に組み付けられている。
【0037】差動歯車機構22の入力回転数と出力回転
数の比(減速比)は、1/2に調整されている。それゆ
えに、補助歯車38が回転を阻止された状態において、
駆動軸が一回転されると、支持部材36及び偏心カム4
2は1/2だけ回転され、連結ロッド44は1/2だけ
往復移動され、揺動レバー16は1/2だけ揺動され
る。換言すれば、連結ロッド44及び揺動レバー16
は、一往復分の全行程のうち、1/2に相当する行程を
移動する。
【0038】各差動歯車機構22及びこれに対応する運
動変換機構24において、補助歯車38の回転速度、回
転量、回転方向等の回転状態は、モータ26により変更
をすることができる。
【0039】例えば、駆動軸20が回転される間、補助
歯車38の回転をモータ26により阻止すると、太陽歯
車32が駆動軸20の回転運動により回転される。これ
により、遊星歯車34がその支持体36と共に駆動軸2
0の周りに回転される。その結果、偏心カム42が偏心
運動をして、連結ロッド44が往復運動をするから、揺
動レバー16が揺動されて、綜絖枠が上下運動をする。
【0040】また、駆動軸20が回転される間、補助歯
車38をモータ26により正転又は逆転させると、駆動
軸20の周りにおける遊星歯車34及び支持体36の回
転速度が補助歯車38の回転により増大又は減少され
る。それにより、所定の開口運動が行われる。綜絖枠の
上下運動の速度は、モータ26の回転状態を、目的とす
る開口運動に応じて変更することにより、調整すること
ができる。
【0041】経糸開口装置10により綜絖枠に開口運動
をさせる場合の実施例を以下に説明する。
【0042】(1)綜絖枠に基本的な1×1の開口運動
(平開口運動)をさせる場合
【0043】駆動軸20が回転されている状態におい
て、モータ26を同一の回転位置に位置制御しつつ停止
させる。これにより、補助歯車38が回転を阻止された
状態で、遊星歯車34が太陽歯車32により支持体36
及び偏心カム42と共に回転されて、連結ロッド44が
左右方向に往復移動され、さらに揺動レバー16が対応
する支持機構12の支持ロッド14の周りに揺動され
て、対応する綜絖枠が上下動される。
【0044】このときの駆動軸20の回転数に対する、
偏心カム42の回転数、連結ロッド44の往復移動回
数、及び、揺動レバー16の揺動回数の割合は1/2で
ある。
【0045】(2)織物組織の関連で、綜絖枠を織機の
1サイクル以上の期間にわたって上下端位置に停止させ
る2×2の開口運動を綜絖枠にさせる場合
【0046】駆動軸20が回転されている状態におい
て、モータ26に対し、支持体36を駆動軸20の回転
により一定速度で回転させるために補助歯車38を停止
させる停止制御と、支持体36の回転を駆動軸20の回
転に抗して停止させるために補助歯車38を回転させる
回転制御とを、駆動軸20の一回転毎に交互に行う。回
転制御時のモータ26の回転速度をnMcとする。
【0047】これにより、支持体36は、回転と停止と
を駆動軸20の一回転毎に交互に繰り返す。このときの
連結ロッド44の往復移動は、左方へ移動、停止、右方
へ移動、停止、左方へ移動…のように、駆動軸20が一
回転するたびに変化する。その結果、2×2の開口運動
が行われて、綜絖枠はその上下運動の上端位置及び下端
位置において織機の1サイクルにわたって停止させる。
【0048】(3)偏心カム42がドウェルをカム面に
有する場合のように、開口時間を増加させるために綜絖
枠の上下運動速度を所定の期間にわたって低下させる場
【0049】支持体36を駆動軸20の回転により一定
速度で回転させるためにモータ26によって補助歯車3
8を停止させる停止制御と、綜絖枠が上下端に達する時
期を含む所定の期間支持体36の回転速度を低下(停止
を含む)させるために補助歯車38を回転させる回転制
御(速度制御)とを、駆動軸20の一回転毎に交互に行
う。
【0050】これにより、支持体36は、駆動軸20の
回転のみによる回転運動と、モータ26により減速(停
止を含む)された減速運動とを繰り返すから、ドウェル
有りの1×1の開口運動が行われる。
【0051】上記(2)及び(3)の場合、補助歯車3
8をモータ26により回転させたことに起因して、駆動
軸20と偏心カム42との回転位相がずれることがあ
る。そのような位相ずれは、以下のように修正すること
ができる。
【0052】上記(2)の場合は、nMcの速度で回転し
ているモータ26が再度停止した時点において、駆動軸
20に対する偏心カム42の位相がモータ26を回転さ
せる前の位相に戻っているように、速度nMcまでの加速
期間に生じる位相ずれ及び速度nMcから0までの減速期
間に生じる位相ずれを考慮して、モータ26の回転速度
を制御する。
【0053】上記(3)の場合は、綜絖枠が他端への移
動を完了するまでに、好ましくは綜絖枠が上下端位置の
中間位置に達するまでに、モータ26を同じ量だけ逆転
させる。
【0054】図3は、上記(1)、(2)及び(3)に
おけるモータの回転速度と綜絖枠の開口運動とを、織機
の主軸の回転角度に関係付けて示す。図3において、符
号N、−N及び0は、それぞれ、共にモータ26の回転
速度が、Nで正転、Nで逆転及び零(停止)であるとき
の状態を示す。
【0055】図3(A)及び(B)は、それぞれ、上記
(1)の例、すなわち、ドウェルなしの基本的な1×1
の開口運動及びそのときのモータ26の回転速度(=
0)を示す。
【0056】図3(C)及び(D)は、それぞれ、上記
(2)の例、すなわち、2×2の開口運動及びそのとき
のモータ26の回転速度(N=nMc)を示す。この実施
例では、綜絖枠が上端に達する時期を含む所定期間だけ
支持体36の回転速度を低下(停止を含む)させるため
に補助歯車38を回転させる回転制御と、補助歯車38
を停止状態におく停止制御とを駆動軸20の一回転毎に
行う。これにより、上経糸の開口運動についてドウェル
が設けられる。また、綜絖枠が上端から上下端一の中間
位置に達するまでに、モータ26を同じ量だけ逆転させ
ることにより、位相ずれを修正している。
【0057】図3(E)及び(F)は、それぞれ、上記
(3)の例、すなわち、ドウェルありの1×1の開口運
動及びそのときのモータ26の回転速度を示す。
【0058】綜絖枠の開口運動は、図3に示す実施例の
みならず、モータ26の回転速度、回転量、回転方向
等、回転状態を変更することにより、種々変更すること
ができる。
【0059】経糸開口装置10によれば、補助歯車38
の回転をモータ26により制御することにより、支持体
36の回転状態を変更することができるから、天秤レバ
ー及びその駆動機構を用いることなく、モータ26によ
る差動歯車機構22の回転制御を電気的に行うことがで
きる。
【0060】上記の結果、経糸開口装置が小型になる。
また、綜絖枠の上下運動の制御を電気的に行うことがで
きるから、経糸開口装置10の高速性が向上する。さら
に、モータ26による補助歯車38の回転状態を制御す
るだけで、多様な速度パターンの開口運動を綜絖枠に行
わせることができるし、製織途中において織機を停止さ
せることなく、開口運動を変更することができる。さら
にまた、開口運動の変更に際しては、偏心カム42を変
更する必要がないし、複雑なカム面を有する偏心カム4
2を用いる必要もない。
【0061】図4は、上記経糸開口装置10におけるモ
ータ26の駆動制御装置60の一実施例を示す。織機の
主軸62の回転は回転式のエンコーダ64に検出され、
エンコーダ64は、主軸64の回転を検出して、主軸6
2が所定角度(例えば、5度)回転されるたびに主軸6
2の回転角度位置を表す主軸回転角度位置信号θKを制
御回路66に出力する。
【0062】モータ261〜26nの回転はモータ毎に備
えられた回転式の複数のエンコーダ681〜68nに検出
され、各エンコーダ68は、対応するモータの回転を検
出して、そのモータが所定角度回転されるたびにモータ
回転角度位置信号θM1〜θMnを制御回路66に出力す
る。
【0063】制御回路66は、モータ261〜26nの目
標回転量θM10〜θMn0がモータ毎及び主軸の回転角度
毎に予め設定されているメモリのような設定器70と、
エンコーダ64からの主軸回転角度位置信号を基に目標
回転量θMnを設定器70から読み出して出力する回転
指令信号発生器72と、モータ毎に備えられて対応する
モータの回転角度位置を制御する複数の位置制御部74
1〜74nと、モータ毎に備えられて対応するモータを
駆動させる増幅器761〜74nとを含む。
【0064】設定器70に設定された目標回転量の大き
さは、前記した(1)、(2)、(3)のような動作を
させるように、主軸62の回転にともなって時々刻々と
変化すると共に、開口運動の態様すなわち開口パターン
に毎に異なる。
【0065】回転指令信号発生器72は、エンコーダ6
4からのパルス信号を計数して主軸62の回転角度を算
出し、算出した角度を用いて対応する目標回転量θMn
をモータ毎に設定器70から読み出し、読み出した目標
回転量をモータ毎に位置制御部761〜76nに出力する
出力する。
【0066】各位置制御部74は、回転指令信号発生器
72から入力する対応する目標回転量と、対応するエン
コ−ダ68から入力するモータ回転角度位置信号とを基
に、対応するモータ26が目標回転量となるように、対
応するモータの回転角度位置を制御する。各増幅器76
は、対応する位置制御部74の出力信号を基に、対応す
るモータ26を駆動させる。
【0067】駆動制御装置60においては、各モータ2
6が対応する位置制御部74により回転角度位置を制御
されるから、モータが停止されていると、その間、その
モータは位置制御部76により回転位置を一定に維持さ
れることになり、それによりモータ及び補助歯車に制動
力が作用し、その補助歯車は回転を阻止される。
【0068】上記実施例では、太陽歯車32を駆動軸2
0に連結し、支持体36を運動変換機構24に連結し、
補助歯車38をモータ26に連結しているが、これ以外
の連結態様としてもよい。
【0069】例えば、太陽歯車32を駆動軸20に連結
し、支持体36をモータ26に連結し、補助歯車38を
運動変換機構24に連結してもよい。この場合、支持部
材36の外周に外歯を形成し、この外歯をモータ26の
出力軸に設けられた歯車に直接的に又はタイミングベル
トやチェーンを介して間接的に連結してもよい。さら
に、補助歯車38の側面に偏心カム42を一体的に形成
すればよい。そのようにした場合、支持部材36の回転
を阻止した状態において、駆動軸20が一回転するたび
に、補助歯車38が0.5回転するように、各歯車の歯
数が設定される。
【0070】図5は、太陽歯車32をモータ26に連結
し、支持体36を運動変換機構24に連結し、補助歯車
38を駆動軸20に連結した経糸開口装置80の一実施
例を示す。
【0071】経糸開口装置80において、偏心カム42
は、支持体36に一体的に形成されている。太陽歯車3
2及び支持体36は駆動軸20と平行に伸びる支持軸8
2に軸受84,86により回転可能に支持されており、
補助歯車38は太陽歯車32に回転可能に支持されてお
り、太陽歯車32はタイミングベルト50が掛けられた
タイミングプーリ88と一体的に形成されている。駆動
軸20には、補助歯車38の外歯と噛合する駆動歯車9
0が相対的回転不能に組み付けられている。
【0072】経糸開口装置80において、駆動軸20が
回転される間、太陽歯車32の回転をモータ26により
阻止すると、補助歯車38が駆動歯車90により支持軸
82の周りに回転されて、遊星歯車34がその支持体3
6と共に支持軸82の周りを回転される。これにより、
偏心カム42が偏心運動して、基本的な1×1の開口運
動が行われる。
【0073】また、駆動軸20が回転される間、太陽歯
車32をモータ26により正転又は逆転させると、支持
軸82の周りにおける遊星歯車34及び支持体36の回
転速度が増大又は減少し、それにより所定の開口運動が
行われる。綜絖枠の上下運動の速度は、モータ26の回
転速度、回転量等を目的の開口運動に応じて変更するこ
とにより、調整することができる。
【0074】したがって、経糸開口装置80において
も、経糸開口装置10と同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0075】上記実施例では、太陽歯車32、遊星歯車
34及び補助歯車38は、いずれも、平歯車であるが、
それらをはすば歯車としてもよい。駆動軸を織機の主軸
により回転させる代わりに、織機の主軸を駆動する原動
モータとは別に備えられかつ少なくとも織機の運転中は
その主軸と同期して回転される専用の駆動モータにより
回転させてもよい。
【0076】運動変換機構24は、書いてぬんどうを往
復運動に変換する機構であるならば、円板状の偏心カム
42及び連結ロッド44に限定されない。例えば、偏心
カムを円板状ではなく溝カム又は外接式のカムとし、そ
のようなカムと、そのカムに対応するカムフォロアを有
する揺動レバーとで構成してもよい。また、カムを用い
ずにクランク機構により構成してもよい。
【0077】製織する織物によっては、平開口運動に代
えて、2×2の開口運動を綜絖枠の基本的な上下運動を
してもよい。この場合、差動歯車機構の減速比を1/4
とすると共に、図3(C)に示すような上下運動を行う
ように運動変換機構を構成しておき、開口運動の変化の
必要に応じてモータを適宜回転させる。
【0078】以上の実施例では、いずれも駆動軸の回転
を前提としているが、駆動軸が停止しているときの綜絖
枠を駆動させることも可能である。すなわち、織機の停
止中においてレベリング動作等を行う場合、駆動軸を停
止させた状態で、各モータ26を回転させることによ
り、各綜絖枠に所定の上下運動をさせることができる。
【0079】図4に示す開口運動を綜絖枠にさせるのみ
ならず、モータ26の回転速度、回転量等を変更するこ
とにより、種々の開口運動を綜絖枠にさせることができ
る。
【0080】本発明は、上記実施例に限定されない。本
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る経糸開口装置の一実施例を示す図
である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図であ
る。
【図3】図1に示す経糸開口装置による開口運動3つの
実施例をモータの回転状態と共に示す図である。
【図4】駆動制御装置の一実施例を示す電気回路のブロ
ック図である。
【図5】本発明に係る経糸開口装置の他実施例を示す概
略図である。
【符号の説明】
10,80 経糸開口装置 12 綜絖枠の支持機構 16 揺動レバー 20 駆動軸 22 差動歯車機構 24 運動変換機構 26 モータ 32 太陽歯車(第1の歯車) 34 遊星歯車(第2の歯車) 36 支持体 38 補助歯車(第3の歯車) 42 偏心カム 44 連結ロッド 46 モータの出力軸 48 タイミングプーリ 50 タイミングベルト 62 織機の主軸 82 支持軸 84,86 軸受 88 タイミングプーリ 90 駆動歯車

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、該駆動軸に連結された1以上
    の差動歯車機構と、該差動歯車機構の出力回転運動を直
    線運動に変換する1以上の運動変換機構と、前記差動歯
    車機構に連結された1以上のモータとを含み、 前記差動歯車機構は、第1の歯車と、該第1の歯車と噛
    み合う1以上の第2の歯車と、該第2の歯車を支持しか
    つ前記第1の歯車の回転軸線の周りに回転可能の支持体
    と、前記第2の歯車と噛み合いかつ前記第1の歯車の回
    転軸線の周りに回転可能の第3の歯車とを含み、 前記差動歯車機構の前記第1の歯車、前記支持体及び前
    記第3の歯車のうち、いずれか1つの部材は前記駆動軸
    に、他の1つの部材は前記運動変換機構を介して綜絖枠
    の支持機構に、残りの部材は前記モータにそれぞれ連結
    されている、織機における経糸開口装置。
  2. 【請求項2】 綜絖枠毎に備えられかつ前記駆動軸に共
    通に連結された複数の前記差動歯車機構と、該差動歯車
    機構毎に備えられかつ対応する差動歯車機構の出力回転
    運動を直線運動に変換する複数の前記運動変換機構と、
    前記差動歯車機構毎に備えられた複数の前記モータとを
    含む、請求項1に記載の経糸開口装置。
  3. 【請求項3】 駆動軸と、綜絖枠毎に備えられかつ前記
    駆動軸に共通に連結された複数の差動歯車機構と、該差
    動歯車機構毎に備えられかつ対応する差動歯車機構の出
    力回転運動を直線運動に変換する複数の運動変換機構
    と、前記差動歯車機構毎に備えられた複数のモータとを
    含み、 各差動歯車機構は、第1の歯車と、該第1の歯車と噛み
    合う第2の歯車と、該第2の歯車を支持しかつ前記第1
    の歯車の回転軸線の周りに回転可能の支持体と、前記第
    2の歯車と噛み合いかつ前記第1の歯車の回転軸線の周
    りに回転可能の第3の歯車とを含み、 各差動歯車機構の前記第1の歯車、前記支持体及び前記
    第3の歯車のうち、いずれか1つの部材は前記駆動軸
    に、他の1つの部材は前記運動変換機構を介して綜絖枠
    の支持機構に、残りの部材は前記モータにそれぞれ連結
    されている、織機における経糸開口装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記他の1つの部材の回転状態
    を調整すべく前記モータを制御する駆動制御装置を含
    み、該駆動制御装置は、綜絖枠の上下運動を許すとき、
    前記残りの部材の回転を阻止した状態で前記他の1つの
    部材の回転を許すように、前記モータを制御する、請求
    項1,2又は3に記載の経糸開口装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動制御装置は、さらに、綜絖枠を
    織機の1以上のサイクルに対応する期間にわたって上下
    端の位置に停止させるとき、その間前記モータを前記他
    の1つの部材の回転が停止するような速度で回転させ
    る、請求項4に記載の経糸開口装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動制御装置は、さらに、綜絖枠の
    運動速度を変化させるとき、綜絖枠が上下端の位置に達
    する時期を含む所定の期間、前記モータを前記他の1つ
    の部材の回転速度が増減するような速度又は前記他の1
    つの部材の回転が停止するような速度で回転させる、請
    求項4又は5に記載の経糸開口装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の歯車及び前記第2の歯車は平
    歯車であり、前記第3の歯車は少なくとも内歯を有する
    平歯車である、請求項1から6のいずれか1項に記載の
    経糸開口装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の歯車、前記第2の歯車及び前
    記第3の歯車は、いずれも、はすば歯車である、請求項
    1から6のいずれか1項に記載の経糸開口装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の歯車は前記駆動軸に、前記支
    持体は前記運動変換機構に、前記第3の歯車は前記モー
    タにそれぞれ連結されている、請求項1から8のいずれ
    か1項に記載の経糸開口装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の歯車は前記駆動軸に、前記
    支持体は前記モータに、前記第3の歯車は前記運動変換
    機構にそれぞれ連結されている、請求項1から8のいず
    れか1項に記載の経糸開口装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の歯車は前記モータに、前記
    支持体は前記運動変換機構に、前記第3の歯車は前記駆
    動軸にそれぞれ連結されている、請求項1から8のいず
    れか1項に記載の経糸開口装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動軸は織機の主軸に連結されて
    いる、請求項1から11のいずれか1項に記載の経糸開
    口装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動軸は、織機の主軸を駆動させ
    る駆動モータとは別に備えられた専用の駆動モータであ
    って少なくとも織機の運転中織機の主軸と同期して回転
    される駆動モータにより回転される、請求項1から11
    のいずれか1項に記載の経糸開口装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0827642A (ja) * 1994-07-07 1996-01-30 Toyota Autom Loom Works Ltd 織機における開口装置
JPH10237736A (ja) * 1996-12-31 1998-09-08 Staubli Faverges ロータリードビーとそのようなドビーを備えた織機

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