JP2002068020A - ロッド用クリップ - Google Patents

ロッド用クリップ

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JP2002068020A
JP2002068020A JP2000262216A JP2000262216A JP2002068020A JP 2002068020 A JP2002068020 A JP 2002068020A JP 2000262216 A JP2000262216 A JP 2000262216A JP 2000262216 A JP2000262216 A JP 2000262216A JP 2002068020 A JP2002068020 A JP 2002068020A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体(車体)の色が変わった場合にも対応す
ることができ、その場合の部品管理が容易になり、本体
が異なった場合はクリップ本体部のみの金型を作成する
ことで対応することのできるロッド用クリップを提供す
る。 【解決手段】 車体Bに一端が回動自在に枢支されたボ
ンネットを開放状態に支持するサポートロッドRの一端
に装着されるロッド用クリップ1を、サポートロッドR
の一端が挿着されるロッド挿着部11と、このロッド挿
着部11が装着され、車体Bに係合するクリップ本体部
21とで構成する。そして、ロッド挿着部11とクリッ
プ本体部21との間に共回り防止手段を設けるととも
に、サポートロッドRとロッド用クリップ1との間にロ
ッド・クリップ共回り防止手段を設ける。さらに、サポ
ートロッドRの保管時に、サポートロッドRが回動する
のを防止する回動防止部17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体、例えば自
動車の車体に一端が回動自在に枢支された開閉体、例え
ばボンネットを開放状態に支持するサポートロッド(ロ
ッド)の一端に装着されるロッド用クリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、本体としての車体に一端が回動自
在に枢支された開閉体としてのボンネットを開放状態に
支えるサポートロッドの一端に装着されるロッド用クリ
ップは、サポートロッドの一端が挿着される円筒状のロ
ッド挿着部と、ボンネットに当接する鍔部が設けられる
とともに、ボンネットの孔(または穴)へ挿入され、突
風などが吹いても外れないように、ボンネットに係合す
る係合突起が設けられたクリップ本体部とを一体成形し
た構成とされている。そして、サポートロッドとロッド
用クリップとに、共回りを防止する共回り防止手段が設
けられている。なお、このようなロッド用クリップは、
例えば実公平8−2045号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロッド用クリッ
プは、ロッド挿着部とクリップ本体部とが一体成形され
ているので、ロッド挿着部をサポートロッドの色に合わ
せ、クリップ本体部を車体の色に合わせようとしても、
サポートロッドの色と車体の色とが同じでなければ、ク
リップ本体部を車体の色に合わせることができない。そ
こで、2色成形によってロッド用クリップを成形するこ
とにより、クリップ本体部を車体の色に合わせようとす
ると、金型が複雑になるとともに、成形に時間がかか
る。また、クリップ本体部を車体の色に合わせて成形し
ても、車体の色が変わると、対応できないので、車体の
色に応じた種々の色のロッド用クリップを成形して管理
しなければならず、ロッド用クリップの管理が煩雑にな
る。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、本体(車体)の色が変わっ
た場合にも対応することができ、その場合の部品管理が
容易になり、本体が異なった場合、クリップ本体部のみ
の金型を作成することで対応することのできるロッド用
クリップを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体に一端
が回動自在に枢支された開閉体を開放状態に支持するロ
ッドの一端に装着されるロッド用クリップであって、ロ
ッドの一端が挿着されるロッド挿着部と、このロッド挿
着部が装着され、本体または開閉体に当接するクリップ
本体部とで構成したものである。そして、ロッド挿着部
とクリップ本体部とに共回りを防止する共回り防止手段
を設けたり、さらに、ロッドとロッド挿着部とに共回り
を防止するロッド・クリップ共回り防止手段を設けた
り、または、ロッドとクリップ本体部とに共回りを防止
するロッド・クリップ共回り防止手段を設けるのが望ま
しい。または、ロッド挿着部とクリップ本体部とに共回
りを防止する共回り防止手段を設け、ロッドと、ロッド
挿着部および/またはクリップ本体部とに共回りを防止
するロッド・クリップ共回り防止手段を設け、ロッドの
保管時に、ロッドが回動するのを防止するロッド回動防
止手段を設けるのが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1および図2はこの発明の一実施
形態であるロッド用クリップの分解斜視図、図3は図1
に示したロッド挿着部の正面図、図4は図1に示したロ
ッド挿着部の平面図、図5は図1に示したロッド挿着部
の底面図、図6は図1に示したロッド挿着部の右側面
図、図7は図1に示したロッド挿着部の左側面図、図8
は図4のA−A線による断面図、図9は図1に示したク
リップ本体部のほぼ正面図、図10は図1に示したクリ
ップ本体部のほぼ平面図、図11は図10に示したクリ
ップ本体部を図9において時計方向へ略20度回転させ
た平面図、図12は図10のクリップ本体部を矢印B方
向から見た図、図13は図10に示したクリップ本体部
の左側面図、図14は図13のC−C線による断面図、
図15は図13のD−D線による断面図、図16は図1
2のE−E線による断面図、図17はこの発明の一実施
形態であるロッド用クリップを組み立てた状態の正面
図、図18は図17に示したロッド用クリップの平面
図、図19は図17に示したロッド用クリップの左側面
図、図20は図18のF−F線による断面図、図21
(a)〜(d)は使用状態を示す説明図である。なお、
図1と図2とは、視点を異ならせた分解斜視図である。
そして、図21(d)は、図21(c)の左側から見た
図である。
【0007】図1および図2において、Rは金属製のサ
ポートロッド(ロッド)を示し、図示を省略した部分が
少し湾曲した形状で、他端が図示を省略したボンネット
(N)の下面の先端側に回動自在に枢支されている。そ
して、サポートロッドRには、一端面に後述するクリッ
プ本体部21の嵌合突条27が嵌合する嵌合溝fが設け
られ、一端部に、一端から距離を異ならせて軸を挟むよ
うに係止溝k,sが設けられている。1はロッド用クリ
ップを示し、合成樹脂で成形され、サポートロッドRの
一端が挿着されるロッド挿着部11と、同様に合成樹脂
で成形され、ロッド挿着部11が挿着されるクリップ本
体部21とで構成されている。
【0008】上記したロッド挿着部11は、図3〜図8
に示すように、円筒状で、周壁の一部が弾性係合片1
2,13とされ、サポートロッドRの係止溝k,sに係
合する係合突条12a,13aが内周に周方向へ設けら
れている。そして、一端(先端)側の外周の180度の
対称位置に、一端(先端)側から他端(後端)側へ広が
る(高くなる)係止爪14が設けられ、この係止爪14
を所定の間隔をおいて挟むように、外周の円周方向に各
係止爪14に対して2つずつ軸方向へ延びたガイド突条
15が設けられている。さらに、間に係止爪14が存在
しない一方のガイド突条15,15の間の外周に、位置
合わせガイド突条16が設けられている。また、他端の
外周には、サポートロッドRの保管時に、ボンネット
(N)の下面に平面が当接してサポートロッドRが自重
などで回動するのを防止するロッド回動防止手段として
の回動防止部17が設けられている。
【0009】次に、クリップ本体部21は、図9〜図1
6に示すように、円筒部22と、この円筒部22の軸と
例えば略70度で交差する円板部26と、この円板部2
6から円筒部22と反対側へ例えば90度で(垂直に)
起立する挿入突部29とで構成されている。そして、円
筒部22の他端(後端)側には、各係止爪14に対応さ
せた係合孔23aを有する係合片23、各ガイド突条1
5に対応させた係合溝24、位置合わせガイド突条16
に対応させた位置合わせ係合溝25が、他端から一端
(先端)側へ設けられている。
【0010】また、円板部26の円筒部22内に位置す
る後面には、サポートロッドRの嵌合溝fに嵌合する嵌
合突条27が、円筒部22の内周および円板部26から
延びた複数の支持リブ28に支持された状態で円筒部2
2の軸方向へ設けられている。そして、挿入突部29
は、肉抜きされた楕円柱状の挿入突起30と、この挿入
突起30の一端(先端)に、同一楕円断面で長軸方向へ
少し突出させた係合突起31とで構成されている。な
お、挿入突起30の係合突起31と反対側の一端側は、
係合突起31を含めた断面積が挿入突起30本来の断面
積のよりも小さくなるよう、すなわち楕円の長軸が短く
なる傾斜面32とされている。
【0011】上記したロッド挿着部11とクリップ本体
部21との間の共回り防止手段は、係止爪14と係合片
23、ガイド突条15と係合溝24、位置合わせガイド
突条16と位置合わせ係合溝25とによって構成されて
いる。そして、サポートロッドRとロッド挿着部11と
間のロッド・クリップ共回り防止手段は、係止溝kと弾
性係止片12、係止溝sと弾性係止片13とによって構
成されている。また、サポートロッドRとクリップ本体
部21との間のロッド・クリップ共回り防止手段は、嵌
合溝fと嵌合突条27とによって構成されている。さら
に、ロッド挿着部11とクリップ本体部21との誤挿着
防止手段は、位置合わせガイド突条16と位置合わせ係
合溝25とによって構成されている。また、サポートロ
ッドRとロッド挿着部11とのロッド誤挿着防止手段
は、係止溝kと弾性係止片12、係止溝sと弾性係止片
13とによって構成されている。
【0012】図19において、Nは開閉体としてのボン
ネットを示す。図1および図21〜図24において、B
は本体としての車体を示し、図示を省略したボンネット
(N)の一端が回動自在に枢支され、クリップ本体部2
1の挿入突起30が挿入される孔(または穴)hが設け
られている。そして、孔hは、挿入突起30とほぼ同一
の楕円形状とされている。
【0013】次に、ロッド用クリップ1の組立について
説明する。まず、ロッド挿着部11の一端側をクリップ
本体部21内へ挿入し、ロッド挿着部11とクリップ本
体部21とを相対的に回動させることにより、係止爪1
4に係合片23を対応させ、ガイド突条15に係合溝2
4を対応させるとともに、位置合わせガイド突条16に
位置合わせ係合溝25を対応させる。そして、ロッド挿
着部11をクリップ本体部21内へ押圧すると、図17
および図18に示すように、ガイド突条15が係合溝2
4内へ進入するとともに、位置合わせガイド突条16が
位置合わせ係合溝25内へ進入することにより、係合片
23は、係止爪14に乗り上げて拡開し、係合孔23a
の他端(後端)側の縁が係止爪14の上側に位置する状
態になると、自身の弾性で元の状態に復帰する。
【0014】このように係合片23が元の状態に復帰す
ると、係合孔23aの他端(後端)側の縁が係止爪14
に係合することにより、ロッド挿着部11がクリップ本
体部21から抜けなくなるとともに、図20に示すよう
に、ロッド挿着部11の一端(先端)が支持リブ28に
当接する。したがって、ロッド挿着部11をクリップ本
体部21に、がたつかず、取付方向を間違えることなく
取り付けることができる。
【0015】次に、ロッド用クリップ1のサポートロッ
ドRへの取付について説明する。まず、嵌合溝fを嵌合
突条27に対応させ、係止溝kを係合突条12aに対応
させるとともに、係止溝sを係合突条13aに対応さ
せ、サポートロッドRの一端側をロッド挿着部11内へ
挿入する。そして、サポートロッドRの先端が係合突条
13aに衝合したら、サポートロッドRをロッド挿着部
11内へ圧入すると、弾性係合片13が自身の弾性で拡
開することにより、係合突条13aが半径方向の外側へ
後退するので、サポートロッドRをロッド挿着部11内
へ圧入することができる。
【0016】さらに、サポートロッドRの先端が係合突
条12aに衝合したら、サポートロッドRをロッド挿着
部11内へ圧入すると、弾性係合片12が自身の弾性で
拡開することにより、係合突条12aが半径方向の外側
へ後退するので、サポートロッドRをロッド挿着部11
内へ圧入することができる。このようにしてサポートロ
ッドRをロッド挿着部11内へ圧入すると、図20に示
すように、嵌合溝fに嵌合突条27が嵌合し、サポート
ロッドRの先端が支持リブ28に当接するとともに、係
止溝kと係合突条12aとが対向し、係止溝sと係合突
条13aとが対向するので、各係合突条12a,13a
は、弾性係合片12,13が自身の弾性で元の状態に復
帰することにより、対応する係止溝k,sに係合し、一
端(先端)側の縁に衝合する。したがって、ロッド用ク
リップ1をサポートロッドRに、がたつかず、取付方向
を間違えることなく取り付けることができる。
【0017】次に、サポートロッドRの使用について説
明する。まず、ボンネットNを開放状態に維持する場合
は、ボンネットNを支持状態よりも開放させた状態で、
ボンネットNの下面に取り付けたロッド保持部材で一端
側を保持されたサポートロッドRの一端側をロッド保持
部材から取り外し、他端側を支点としてサポートロッド
Rを回動、傾斜させ、ロッド用クリップ1の先端を、図
21(a)に示すように、車体Bの孔hの上側に位置さ
せる。次に、ボンネットNを下降させながら、図21
(b)に示すように、挿入突部29を孔hへ挿入し、挿
入突起30の傾斜面32を孔hの一方の縁に押し当てる
と、挿入突起30は傾斜面32で案内されることによ
り、係合突起31が孔h内へ入った後、図21(c),
(d)に示すように、挿入突起30もほぼ嵌合する状態
で孔h内に入り、円板部26が車体Bに当接することに
より、ボンネットNの支持状態となる。
【0018】このボンネットNの支持状態においては、
挿入突起30がほぼ嵌合する状態で孔h内に入り、挿入
突起30から係合突起31が突出しているので、図21
(c)から分かるように、車体Bの一部と係合突起31
とが重なっている。したがって、ボンネットNを支持し
ている状態で、風などが吹くことによってボンネットN
が煽られ、ボンネットNが開放方向へ回動しようとして
も、係合突起31が車体Bに衝合、係合することによ
り、ボンネットNは回動を阻止され、支持状態を維持す
る。
【0019】次に、ボンネットNを閉じ込む場合は、図
21(c)の状態において、ボンネットNを開放させて
係合突起31を車体Bに衝合させる。そして、サポート
ロッドRを図21(c)において左側へ押しながらボン
ネットBを開放させると、図21(b),(a)に示す
ように、挿入突部29を孔hから抜き出すことができ
る。このように挿入突部29を孔hから抜き出した後
は、サポートロッドRを、他端側を支点として回動さ
せ、ボンネットNの下面に取り付けたロッド保持部材に
一端側を保持させる。そして、ボンネットNを閉成して
ロックする。なお、サポートロッドRの保管状態では、
回動防止部17が、図19に示すように、ボンネットN
の下面またはボンネットNの下面に取り付けた所定の部
材に当接し、サポートロッドRが回動するのを阻止す
る。
【0020】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、ロッド用クリップ1をロッド挿着部11と、ク
リップ本体部21とに分割したので、車体Bの色が変わ
った場合、両者を後で組み立てることにより、対応する
ことができる。そして、車体Bの色が変わる場合の部品
管理は、クリップ本体部21のみを管理することによっ
て行えるので、容易になる。また、ロッド用クリップ1
をロッド挿着部11と、クリップ本体部21とに分割し
たので、車種などが異なった場合、クリップ本体部21
のみの金型を作成することで対応することができること
により、少ない設計変更、少ない経費で対応することが
できる。
【0021】さらに、共回り防止手段を設けたので、ロ
ッド挿着部11とクリップ本体部21とを容易に組み立
てることができるとともに、ロッド挿着部11とクリッ
プ本体部21との回転が防止でき、両者の組み立てた状
態を維持することができる。また、ロッド・クリップ共
回り防止手段を設けたので、サポートロッドRとロッド
用クリップ1とを容易に組み立てることができるととも
に、サポートロッドRとロッド用クリップ1との回転が
防止でき、両者の組み立てた状態を維持することができ
る。
【0022】さらに、サポートロッドRが回動するのを
防止する回動防止部17を設けたので、サポートロッド
Rの保管時に、サポートロッドRが、がたついたり、ロ
ッド保持部材から外れたり、自重で回動して曲がるのを
防止することができる。そして、誤挿着防止手段を設け
たので、ロッド挿着部11とクリップ本体部21とを、
向きを間違えることなく組み立てることができる。ま
た、ロッド誤挿着防止手段を設けたので、サポートロッ
ドRとロッド挿着部11とを、向きを間違えることなく
組み立てることができる。
【0023】上記した実施形態では、サポートロッドR
の他端側をボンネットNに回動自在に枢支させたが、サ
ポートロッドRの他端を車体Bに枢支させ、挿入突部2
9をボンネットNに設けた孔(または穴)へ挿入して係
合させてもよい。このようにボンネットNに係合させる
場合、係合突起(31)を、サポートロッドRが自重で
回動する側へ挿入突起(30)から突出させて設けるこ
とにより、風などによってボンネットNが煽られても、
係合突起(31)とボンネットNとの係合が外れなくな
る。また、挿入突部29を設けたが、単に支持する場合
は、挿入突部29がないものであってもよい。さらに、
各共回り防止手段を設けたが、各共回り防止手段を設け
なものにも適用できることは言うまでもない。また、自
動車を例にして説明したが、開閉体を開放状態に支持す
るものであれば、他のものにも適用できることは言うま
でもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ロッ
ド用クリップをロッド挿着部と、クリップ本体部とに分
割したので、本体の色が変わった場合、両者を後で組み
立てることにより、対応することができる。そして、本
体の色が変わる場合の部品管理は、クリップ本体部のみ
を管理することによって行えるので、容易になる。ま
た、ロッド用クリップをロッド挿着部と、クリップ本体
部とに分割したので、本体が異なった場合、クリップ本
体部のみの金型を作成することで対応することができる
ことにより、少ない設計変更、少ない経費で対応するこ
とができる。
【0025】さらに、共回り防止手段を設けたので、ロ
ッド挿着部とクリップ本体部とを容易に組み立てること
ができるとともに、ロッド挿着部とクリップ本体部との
回転が防止でき、両者の組み立てた状態を維持すること
ができる。また、ロッド・クリップ共回り防止手段を設
けたので、ロッドとロッド用クリップとを容易に組み立
てることができるとともに、ロッドとロッド用クリップ
との回転が防止でき、両者の組み立てた状態を維持する
ことができる。さらに、ロッドが回動するのを防止する
回動防止部を設けたので、ロッドの保管時に、ロッド
が、がたついたり、ロッド保持部材から外れたり、自重
で回動して曲がるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるロッド用クリップ
の分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態であるロッド用クリップ
の分解斜視図である。
【図3】図1に示したロッド挿着部の正面図である。
【図4】図1に示したロッド挿着部の平面図である。
【図5】図1に示したロッド挿着部の底面図である。
【図6】図1に示したロッド挿着部の右側面図である。
【図7】図1に示したロッド挿着部の左側面図である。
【図8】図4のA−A線による断面図である。
【図9】図1に示したクリップ本体部のほぼ正面図であ
る。
【図10】図1に示したクリップ本体部のほぼ平面図で
ある。
【図11】図10に示したクリップ本体部を図9におい
て時計方向へ略20度回転させた平面図である。
【図12】図10のクリップ本体部を矢印B方向から見
た図である。
【図13】図10に示したクリップ本体部の左側面図で
ある。
【図14】図13のC−C線による断面図である。
【図15】図13のD−D線による断面図である。
【図16】図12のE−E線による断面図である。
【図17】この発明の一実施形態であるロッド用クリッ
プを組み立てた状態の正面図である。
【図18】図17に示したロッド用クリップの平面図で
ある。
【図19】図17に示したロッド用クリップの左側面図
である。
【図20】図18のF−F線による断面図である。
【図21】(a)〜(d)は使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
R ロッド(サポートロッド) f 嵌合溝 k,s 係止溝 1 ロッド用クリップ 11 ロッド挿着部 12 弾性係合片 12a 係合突条 13 弾性係合片 13a 係合突条 14 係止爪 15 ガイド突条 16 位置合わせガイド突条 17 回動防止部 21 クリップ本体部 22 円筒部 23 係合片 23a 係合孔 24 係合溝 25 位置合わせ係合溝 26 円板部 27 嵌合突条 28 支持リブ 29 挿入突部 30 挿入突起 31 係合突起 32 傾斜面 B 本体(車体) h 孔 N 開閉体(ボンネット)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に一端が回動自在に枢支された開閉
    体を開放状態に支持するロッドの一端に装着されるロッ
    ド用クリップであって、 前記ロッドの一端が挿着されるロッド挿着部と、 このロッド挿着部が装着され、前記本体または前記開閉
    体に当接するクリップ本体部とで構成した、 ことを特徴とするロッド用クリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロッド用クリップにお
    いて、 前記ロッド挿着部と前記クリップ本体部とに共回りを防
    止する共回り防止手段を設けた、 ことを特徴とするロッド用クリップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のロッド
    用クリップにおいて、 前記ロッドと前記ロッド挿着部とに共回りを防止するロ
    ッド・クリップ共回り防止手段を設け、 ことを特徴とするロッド用クリップ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のロッド
    用クリップにおいて、 前記ロッドと前記クリップ本体部とに共回りを防止する
    ロッド・クリップ共回り防止手段を設けた、 ことを特徴とするロッド用クリップ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のロッド用クリップにお
    いて、 前記ロッドと、前記ロッド挿着部および/または前記ク
    リップ本体部とに共回りを防止するロッド・クリップ共
    回り防止手段を設け、 前記ロッドの保管時に、前記ロッドが回動するのを防止
    するロッド回動防止手段を設けた、 ことを特徴とするロッド用クリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976381A (ja) * 1982-10-21 1984-05-01 日産自動車株式会社 開閉体用サポ−トロツドの係着構造
JPH082045Y2 (ja) * 1987-09-03 1996-01-24 本田技研工業株式会社 開閉体用サポート

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