JP2002067104A - ゲートカット装置及び同装置付き取出機 - Google Patents

ゲートカット装置及び同装置付き取出機

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JP2002067104A
JP2002067104A JP2000264179A JP2000264179A JP2002067104A JP 2002067104 A JP2002067104 A JP 2002067104A JP 2000264179 A JP2000264179 A JP 2000264179A JP 2000264179 A JP2000264179 A JP 2000264179A JP 2002067104 A JP2002067104 A JP 2002067104A
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gate cut
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品残存型面が変わっても、一つのゲート
カットユニットでゲートカットする。また、ゲートカッ
トユニットの揺れを減少させ、その切断治具に成形品を
瞬時に正しく位置させる。 【解決手段】 射出成形機50の左右方向に延出する左
右フレーム11に沿って成形品を取り出すトラバースタ
イプの取出機において、切断治具が配設されたゲートカ
ットユニット25を左右フレーム11の延出端を避けて
左右方向途中部位に直接又は前後方向に実質的に延出し
ない高さ調整バー22を介して取り付け、該ゲートカッ
トユニット25の作用面の向きを成形品残存型面の向き
に対して略直角をなす上向きとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機により
成形された成形品を型から取り出すための取出機に関
し、詳しくは成形品から不要部を切り離すためのゲート
カット装置を備えた取出機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機により成形された成形品を取
出機のチャックユニットにより把持して取り出した後、
該成形品からゲート、ランナー及びスプルーよりなる不
要部を切り離すために、チャックユニットを備えている
チャックユニットにゲートカット装置が組み込まれるこ
とが多い。しかし、成形品の形状・寸法・取り数等によ
っては、チャックユニットにゲートカット装置を組み込
むことができない場合がある。その場合、例えば射出成
形機の左右方向(トラバース方向)に延出する左右フレ
ームに沿って成形品を移動させて取り出すいわゆるトラ
バースタイプの取出機にあっては、左右フレーム(トラ
バースフレーム)の延出端にゲートカット装置が取り付
けられることがある。次に、その概要を図面を参照して
説明する。
【0003】図9〜図13に示すように、射出成形機5
0は固定型51及び可動型52の取付面を上下方向とし
型開閉方向を前後方向としたものが多い。そして、トラ
バースタイプの取出機60は、射出成形機50の固定盤
53に取り付けられて射出成形機50の左右方向(例え
ば右方向)に延出する左右フレーム61と、該左右フレ
ームに設けられた左右レール62に沿って左右方向に走
行する左右走行体63と、該左右走行体63に取り付け
られて射出成形機50の前後方向(例えば前方向)に延
出する前後フレーム64と、該前後フレーム64に設け
られた前後レール65に沿って前後方向に走行する前後
走行体66と、該前後走行体66に取り付けられてロッ
ド67aを上下方向に駆動する上下シリンダ67と、該
ロッド67aの下端に取り付けられたチャックユニット
68とを備える。チャックユニット68は、その前向き
面に例えば4つのチャック部材69が配設されている。
【0004】そして、左右フレーム61の延出端(右
端)にゲートカット装置70が取り付けられる。従来の
ゲートカット装置70は、左右フレーム61の延出端の
下面に着脱可能に取り付けられるブラケット71と、該
ブラケット71に取着されて前方向に延出する前後アー
ム72と、該前後アーム72の延出端(前端)に取着さ
れたゲートカットユニット73とから構成される。ゲー
トカットユニット73は、カット作用面が後向きである
垂立した四角状のベース枠74と、該ベース枠74の上
下辺の間に渡されるとともに上下辺に形成された左右長
孔に対しネジで左右位置調整可能に取り付けられた例え
ば2本の縦バー75と、各縦バー75の後向き面に配設
されるとともに縦バー75に形成された上下長孔に対し
ネジで上下位置調整可能に取り付けられた例えば2つず
つ(合計4つ)の切断治具としてのエアニッパー76と
からなる。
【0005】図12(a)に示すように射出成形機50
で成形品1が成形され、図12(b)に示すように可動
型52が開いて可動型52側の型面に成形品1が残り、
その成形品1がエジェクトピン(図示略)で離型され
る。図10に示すように、成形品1は例えば4個取りで
あり、各成形品1に接続するゲート2、ランナー3及び
スプルー4よりなる不要部5が付随する。
【0006】続いて、図12(b)に示すように、チャ
ック作用面を前向きとしたチャックユニット68が、成
形品1と固定型51の間に下降してから、前進して成形
品1に接近し、各チャック部材69が成形品1を把持す
る。その後、成形品1を把持したチャックユニット68
は後退してから上昇し、左右フレーム61の延出端付近
まで右行し、図12(c)に示すように、ゲートカット
ユニット73の直前まで前進し、もって成形品1及び不
要部5は正規の切断位置にセットされる。具体的には、
各成形品1との境界部であるゲート2の切断箇所が、各
エアニッパー76の切断刃に位置する。続いて、各エア
ニッパー76により該ゲート2の切断箇所が切断され、
成形品1から不要部5が切り離される(ゲートカッ
ト)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のゲー
トカット装置70には、次のような問題があっ
た。 型開き時の成形品残存型面は、上記例のように可動
型52の型面である場合と、固定型51の型面である場
合とがある。上記例では一方の成形品残存型面、すなわ
ち可動型52の型面を想定し、その可動型52の型面の
向きとゲートカットユニット73のカット作用面の向き
とを同一(上記例では共に後向き)にしていたため、実
際に可動型52の型面に成形品1が残る場合には、上記
の手順でゲートカットすることができる。
【0008】しかし、固定型51の型面(前向き面)に
成形品1が残る場合には、図13(b)に示すように、
チャックユニット68のチャック作用面を後向きにし、
成形品1を把持する。次に、成形品1を把持したチャッ
クユニット68を、図13(c)に示すように、ゲート
カットユニット73の直前まで前進したとしても、ゲー
トカットユニット73のカット作用面は後向きのままな
ので、チャックユニット68の後向き面にある成形品1
をゲートカットすることができない。
【0009】そこで、カット作用面を前向きにしたゲー
トカットユニットを別に用意して、前記ゲートカットユ
ニット73に代えて、前後アーム72の延出端に取り付
け直す必要があった。また、こうして取り付け直したと
しても、チャックユニット68を、前後アーム72の延
出端にある前向きのカット作用面に回り込ませるため
に、複雑な動きをさせる必要があり効率が悪い。
【0010】 ゲートカットユニット73は、左右フ
レーム61の延出端(右端)からさらに前方向に延出す
る前後アーム72の延出端(前端)に取着されている。
そして、射出成形機50の型開き動作や取出機60の各
部の動作により生じる左右フレーム61の揺れはその延
出端で最も大きくなり、さらにその揺れにより生じる前
後アーム72の揺れはその延出端で最も大きくなるた
め、該延出端に取り付けられたゲートカットユニット7
3はかなり揺れ、エアニッパー76の位置が変動する。
そのため、ゲートカットユニット73の揺れが収まるま
で待ち、ゲート2の切断箇所が略停止したエアニッパー
76の切断刃に正しく位置してから切断する必要があ
り、その分だけ成形サイクルが長くなり、生産性が低下
していた。
【0011】また、ゲートカットユニット73の揺れが
収まらないときに切断すると、成形品1の切り口にバリ
等が発生したり、成形品1を囓ったりする等の問題が発
生していた。
【0012】 ゲートカット装置70が前後アーム7
2を含んでいるため、その分だけ部品点数が多くなり、
コストが高くなっていた。
【0013】本発明の目的は、上記課題を解決し、射出
成形機の成形品残存型面が変わっても、一つのゲートカ
ットユニットでゲートカットできるようにすること、及
び/又は、ゲートカットユニットの揺れを減少させ、そ
の切断治具に成形品を瞬時に正しく位置させられるよう
にして成形サイクルを短くすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、次のゲートカット装置(1)及びゲートカット装置
付き取出機(2)〜(6)を創作した。
【0015】(1)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機と共に併設されるゲートカット装置において、
切断治具が配設されたゲートカットユニットの作用面の
向きを射出成形機の成形品残存型面の向きに対して略直
角をなす方向としたことを特徴とするゲートカット装
置。本手段では、ゲートカットユニットの取付箇所は特
に限定されず、例えば取出機に取り付ける場合、左右フ
レームの左右方向途中部位又は延出端に直接又は取付部
材(前後方向に実質的に延出しない小ブラケット又は高
さ調整部材、前後方向に延出する前後アーム等)を介し
て間接的に取り付けることができる。
【0016】(2)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向
途中部位に取り付けたことを特徴とするゲートカット装
置付き取出機。本手段では、ゲートカットユニットは左
右フレームに直接取り付けてもよいし、どのような取付
部材を介して取り付けてもよい。また、ゲートカットユ
ニットの作用面の向きは特に限定されず、例えば射出成
形機の成形品残存型面の向きと同一としてもよいし、略
直角をなす方向としてもよい。
【0017】(3)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームに直接又は前後方向に実質
的に延出しない取付部材(小ブラケット、高さ調整部材
等)を介して取り付けたことを特徴とするゲートカット
装置付き取出機。本手段では、ゲートカットユニットは
左右フレームの延出端を避けて左右方向途中部位に取り
付けてもよいし延出端に取り付けてもよい。また、ゲー
トカットユニットの作用面の向きは特に限定されず、例
えば射出成形機の成形品残存型面の向きと同一としても
よいし、略直角をなす方向としてもよい。
【0018】(4)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームに取り付け、該ゲートカッ
トユニットの作用面の向きを射出成形機の成形品残存型
面の向きに対して略直角をなす方向としたことを特徴と
するゲートカット装置付き取出機。本手段では、ゲート
カットユニットは左右フレームのどこに取り付けてもよ
いし、直接取り付けてもよいし、どのような取付部材を
介して取り付けてもよい。
【0019】(5)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向
途中部位に取り付け、該ゲートカットユニットの作用面
の向きを射出成形機の成形品残存型面の向きに対して略
直角をなす方向としたことを特徴とするゲートカット装
置付き取出機。
【0020】(6)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームに直接又は前後方向に実質
的に延出しない取付部材(小ブラケット、高さ調整部材
等)を介して取り付け、該ゲートカットユニットの作用
面の向きを射出成形機の成形品残存型面の向きに対して
略直角をなす方向としたことを特徴とするゲートカット
装置付き取出機。
【0021】(7)射出成形機の左右方向に延出する左
右フレームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプ
の取出機において、切断治具が配設されたゲートカット
ユニットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向
途中部位に直接又は前後方向に実質的に延出しない取付
部材(小ブラケット、高さ調整部材等)を介して取り付
け、該ゲートカットユニットの作用面の向きを射出成形
機の成形品残存型面の向きに対して略直角をなす方向と
したことを特徴とするゲートカット装置付き取出機。
【0022】上記(4)〜(7)において、取出機のチ
ャックユニットを、チャック作用面の向きが成形品残存
型面の向きと反対向きとなる位置と、チャック作用面の
向きがゲートカットユニットの作用面の向きと反対向き
となる位置との間で、略90度回動するように構成する
ことが好ましい。
【0023】上記(1)(4)〜(7)において、「略
直角」とは直角に対してやや傾斜した場合も含む。さら
に、ゲートカットユニットの作用面の向きを、成形品残
存型面の向きに対して略直角をなす方向を基準にして角
度調整可能に構成することが好ましい。
【0024】上記(2)(5)(7)において、「左右
フレームの延出端を避けて左右方向途中部位」は、特に
限定されないが、好ましくは左右フレームの延出端から
左右フレームの全長に対して15%以上内側へ入った部
位である。
【0025】上記(3)(6)(7)において、「前後
方向に実質的に延出しない取付部材」とは、切断治具が
左右フレームよりも前後方向に突出して切断しやすくな
るように、ゲートカットユニットを左右フレームの前方
又は後方にややはみ出すように取り付ける部材も含む意
味である。
【0026】上記(1)〜(7)において、ゲートカッ
トユニットの高さレベルを調整する高さ調整部材を設け
ることが好ましく、特に上記(2)〜(7)においては
取付部材を高さ調整部材とするとよい。
【0027】上記(1)〜(7)において、切断治具を
ゲートカットユニットに対して位置調整可能に取り付け
ることが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】まず、図1〜図5は、第一実施形
態のゲートカット装置付き取出機を示している。この取
出機10は、射出成形機50の左右方向に延出する左右
フレームに沿って成形品1を移動させて取り出すトラバ
ースタイプの取出機であり、射出成形機50は、[従来
の技術]の項で説明したものと同じく、固定型51及び
可動型52の取付面を上下方向とし型開閉方向を前後方
向としたものである。
【0029】取出機10は、射出成形機50の固定盤5
3に取り付けられて射出成形機50の左右方向(例えば
右方向)に延出する左右フレーム11と、該左右フレー
ムに設けられた左右レール12に沿って左右方向に走行
する左右走行体13と、該左右走行体13に取り付けら
れて射出成形機50の前後方向(例えば前方向)に延出
する前後フレーム14と、該前後フレーム14に設けら
れた前後レール15に沿って前後方向に走行する前後走
行体16と、該前後走行体16に取り付けられてロッド
17aを上下方向に駆動する上下シリンダ17と、該ロ
ッド17aの下端に設けられた軸支部材7に回動可能に
軸着されたチャックユニット18とを備える。チャック
ユニット18は、その前向き面(図5の場合には後向き
面)に例えば4つのチャック部材19が配設されてい
る。なお、このチャック部材19が配設された面を、チ
ャックユニット18のチャック作用面ということにす
る。
【0030】上記の通り軸着されたチャックユニット1
8は、図示しないアクチュエータ(エアシリンダ、サー
ボモータ、リニヤモータ、電磁ソレノイド等を例示でき
る。)により駆動され、図4(c)に示すように、チャ
ック作用面が前向きの位置と、チャック作用面が下向き
の位置との間で、後述する必要時に略90度回動するよ
うになっている。
【0031】なお、各方向の見方は、図1において左手
前に向かう方向を前方向、右奥に向かう方向を後方向、
左奥に向かう方向を左方向、右手前に向かう方向を右方
向とするが、これは見方の一例であって限定されるもの
ではない。
【0032】そして、左右フレーム11の延出端(右
端)を避けて左右方向途中部位にゲートカット装置20
が取り付けられる。ゲートカット装置20は、左右フレ
ーム11の左右方向途中部位の下面にネジで着脱可能に
取り付けられるブラケット21と、該ブラケット21に
取着されて下方向に延出し前後方向には実質的に延出し
ない取付部材かつ高さ調整部材としての2本の高さ調整
バー22と、該高さ調整バー22に形成された上下長孔
23(アリ溝でもよい)に対しネジで上下位置調整可能
に取り付けられた例えば2つの軸支部材24と、該軸支
部材24に回動可能に軸着されたカット作用面が上向き
であるゲートカットユニット25とから構成される。
【0033】ゲートカットユニット25は、軸支部材2
4に回動可能に軸着されて前後方向(例えば前方向)に
延出するとともに任意の回動位置でネジで止められる例
えば2つのベースバー26と、両ベースバー26の間に
渡されるとともにネジで取り付けられた例えば2本の左
右バー27と、両左右バー27の間に渡されるとともに
左右バー27に形成された左右長孔28(アリ溝でもよ
い)に対しネジで左右位置調整可能に取り付けられた例
えば2本の前後バー29と、各前後バー29の上向き面
に配設されるとともに前後バー29に形成された前後長
孔30に対しネジで前後位置調整可能に取り付けられた
例えば2つずつ(合計4つ)の切断治具としてのエアニ
ッパー31とからなる。なお、このエアニッパー31が
配設された面を、ゲートカットユニット25のカット作
用面ということにする。
【0034】こうして、エアニッパー31が配設された
ゲートカットユニット25の作用面の向きは基本的に上
向きとなっており、後述する射出成形機50の成形品残
存型面の向き(前向き又は後ろ向き)に対して略直角を
なす方向となっている。さらに前記軸着によって、図3
(c)に示すように、ゲートカットユニット25の作用
面の向きは上向き方向を基準にして上方又は下方へ角度
調整可能に構成されている。
【0035】以上のように構成されたゲートカット装置
20付き取出機10は、次のように作動する。図4
(a)に示すように射出成形機50で成形品1が成形さ
れ、図4(b)に示すように可動型52が開いて可動型
52側の型面に成形品1が残り、その成形品1がエジェ
クトピン(図示略)で離型される。図2に示すように、
成形品1は例えば4個取りであり、各成形品1に接続す
るゲート2、ランナー3及びスプルー4よりなる不要部
5が付随する。なお、この型開き時に成形品1が残る型
面を、成形品残存型面ということにする。
【0036】続いて、図4(b)に示すように、チャッ
ク作用面を前向きとしたチャックユニット18が、成形
品1と固定型51の間に下降してから、前進して成形品
1に接近し、各チャック部材19が成形品1を把持す
る。その後、成形品1を把持したチャックユニット18
は後退してから上昇し、左右フレーム11の左右方向途
中部位まで右行し、図4(c)に示すように、ゲートカ
ットユニット25の上方に位置する。次に、図4(c)
に示すように、チャックユニット18は回動されてチャ
ック作用面を下向きとしてから、ゲートカットユニット
25の直上まで下降し、もって成形品1及び不要部5は
正規の切断位置にセットされる。具体的には、各成形品
1との境界部であるゲート2の切断箇所が、各エアニッ
パー31の切断刃に位置する。続いて、各エアニッパー
31により該ゲート2の切断箇所が切断され、成形品1
から不要部5が切り離される(ゲートカット)。切り離
された不要部5は落下し、ゲートカットユニット25の
下方に設けた、粉砕機、シューター等に直接投入が可能
である。
【0037】また、固定型51の型面(前向き面)に成
形品1が残る場合には、図5(b)に示すように、チャ
ックユニット18のチャック作用面を後向きにし(例え
ば取り付け直し)、成形品1を把持する。次に、成形品
1を把持したチャックユニット18を、図5(c)に示
すように、ゲートカットユニット25の上方に位置さ
せ、チャック作用面が下向きとなるように回動してか
ら、ゲートカットユニット25の直上まで下降すれば、
成形品1及び不要部5は正規の切断位置にセットされる
ので、図4の場合と同様に首尾よくゲートカットするこ
とができ、不要部5の直接投入が可能である。
【0038】このゲートカット装置20付き取出機10
によれば、次のような作用効果が得られる。 成形品残存型面は、上記の通り可動型52の型面で
あって後向きの場合と、固定型51の型面であって前向
きの場合とがあるが、本実施形態では、ゲートカットユ
ニット25の作用面の向きは基本的に上向きとなってお
り、何れの成形品残存型面の向き(前向き又は後ろ向
き)に対しても略直角をなす方向となっているので、チ
ャックユニット18を前記の通り略90度回動する構成
とするだけで(当該構成は簡単に実現できる)、共通の
一つのゲートカットユニット25によりゲートカットす
ることができる。別のゲートカットユニットを用意する
必要がないので、コストダウンとなる。
【0039】 ゲートカットユニット25は、射出成
形機50の型開き動作や取出機10の各部の動作により
生じる左右フレーム11の揺れがあまり大きくない左右
フレーム11の左右方向途中部位に取り付けられている
ので、ゲートカットユニット25の揺れが減少する。ま
た、ゲートカットユニット25は、前後方向に実質的に
延出しない取付部材かつ高さ調整部材としての高さ調整
バー22を介して左右フレーム11に取り付けられてい
るので、この点からもゲートカットユニット25の揺れ
が減少する。これらの作用により、従来例のようにゲー
トカットユニットの揺れが収まるまで待つ必要が無く、
位置がほとんど変動しないエアニッパー31の切断刃に
成形品1を瞬時に正しく位置させることができ、成形サ
イクルが短くなり、生産性が向上する。また、従来例の
ように、成形品1の切り口にバリ等が発生したり、成形
品1を囓ったりする等の問題は発生しない。
【0040】 ゲートカット装置70が従来例のよう
な前後アームを含んでいないため、部品点数が少なくな
り、コストを下げることができる。
【0041】 高さ調整部材としての高さ調整バー2
2に対する軸支部材24の上下位置を調整することによ
り、床面に対するゲートカットユニット25の高さレベ
ルを調整することができ、例えば作業者の手元にゲート
カットユニット25を持って行くことにより、諸作業が
容易になる効果がある。
【0042】 図3(c)に示すように、ゲートカッ
トユニット25の作用面の向きを上向き方向を基準にし
て上方又は下方へ角度調整可能なので、成形品1の形状
等に応じて或いは落下しやすくなるように、ゲートカッ
トユニット25の作用面の向きを変えることができる。
【0043】次に、図6〜図8は、第二実施形態のゲー
トカット装置付き取出機を示している。本実施形態は、
ゲートカット装置において第一実施形態と相違し、他は
第一実施形態とほぼ共通である。
【0044】このゲートカット装置40は、左右フレー
ム11の左右方向途中部位の下面にネジで着脱可能に取
り付けられる断面L字状のブラケット41と、該ブラケ
ット41に取着されたカット作用面が前向きであるゲー
トカットユニット42とから構成される。
【0045】ゲートカットユニット42は、ブラケット
41に取着されて下方向に延出する2つのベースバー4
3と、両ベースバー43の間に渡されるとともにネジで
取り付けられた例えば2本の左右バー44と、両左右バ
ー44の間に渡されるとともに左右バー44に形成され
た左右長孔45(アリ溝でもよい)に対しネジで左右位
置調整可能に取り付けられた例えば2本の縦バー46
と、各縦バー46の前向き面に配設されるとともに縦バ
ー46に形成された上下長孔47に対しネジで前後位置
調整可能に取り付けられた例えば2つずつ(合計4つ)
の切断治具としてのエアニッパー31とからなる。
【0046】本実施形態では、ゲートカットユニット4
2の作用面の向きは前向きで固定なので、成形品残存型
面が固定型51の型面であって前向きの場合にのみゲー
トカットすることができ、第1実施形態による作用効果
と同様の作用効果は得られないが、第1実施形態によ
る作用効果と同様の作用効果は得ることができる。
【0047】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)切断治具は、エアニッパーに限定されず、他の駆
動源及び歯体を備えたものでもよい。 (2)ゲートカット装置は、左右フレーム11の下面の
みならず、前側面、後側面又は上面に取り付けることも
できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係るゲート
カット装置及び同装置付き取出機によれば、射出成形機
の成形品残存型面が変わっても、一つのゲートカットユ
ニットでゲートカットすることができる、及び/又は、
ゲートカットユニットの揺れが減少し、その切断治具に
成形品を瞬時に正しく位置させて成形サイクルを短くす
ることができる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るゲートカット装置
付き取出機の全体を示す斜視図である。
【図2】同ゲートカット装置の斜視図である。
【図3】同ゲートカット装置の(a)は平面図、(b)
正面図、(c)は側面図である。
【図4】可動型に残った成形品の同取出機による取り出
しとゲートカット装置への接近を段階的に示す説明図で
ある。
【図5】固定型に残った成形品の同取出機による取り出
しとゲートカット装置への接近を段階的に示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第二実施形態に係るゲートカット装置
付き取出機の全体を示す斜視図である。
【図7】同ゲートカット装置の斜視図である。
【図8】同ゲートカット装置の(a)は平面図、(b)
正面図、(c)は側面図である。
【図9】従来例のゲートカット装置付き取出機の全体を
示す斜視図である。
【図10】同ゲートカット装置の斜視図である。
【図11】同ゲートカット装置の(a)は平面図、
(b)正面図、(c)は側面図である。
【図12】可動型に残った成形品の従来例の取出機によ
る取り出しとゲートカット装置への接近を段階的に示す
説明図である。
【図13】固定型に残った成形品の従来例の取出機によ
る取り出しとゲートカット装置への接近を段階的に示す
説明図である。
【符号の説明】
1 成形品 2 ゲート 5 不要部 7 軸部材 10 取出機 11 左右フレーム 18 チャックユニット 19 チャック部材 20 ゲートカット装置 21 ブラケット 22 高さ調整バー 24 軸支部材 25 ゲートカットユニット 31 エアニッパー 40 ゲートカット装置 41 ブラケット 42 ゲートカットユニット 50 射出成形機 51 固定型 52 可動型

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機と共に併設されるゲートカット装置において、切断
    治具が配設されたゲートカットユニットの作用面の向き
    を射出成形機の成形品残存型面の向きに対して略直角を
    なす方向としたことを特徴とするゲートカット装置。
  2. 【請求項2】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向途中
    部位に取り付けたことを特徴とするゲートカット装置付
    き取出機。
  3. 【請求項3】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームに直接又は前後方向に実質的に
    延出しない取付部材を介して取り付けたことを特徴とす
    るゲートカット装置付き取出機。
  4. 【請求項4】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームに取り付け、該ゲートカットユ
    ニットの作用面の向きを射出成形機の成形品残存型面の
    向きに対して略直角をなす方向としたことを特徴とする
    ゲートカット装置付き取出機。
  5. 【請求項5】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向途中
    部位に取り付け、該ゲートカットユニットの作用面の向
    きを射出成形機の成形品残存型面の向きに対して略直角
    をなす方向としたことを特徴とするゲートカット装置付
    き取出機。
  6. 【請求項6】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームに直接又は前後方向に実質的に
    延出しない取付部材を介して取り付け、該ゲートカット
    ユニットの作用面の向きを射出成形機の成形品残存型面
    の向きに対して略直角をなす方向としたことを特徴とす
    るゲートカット装置付き取出機。
  7. 【請求項7】 射出成形機の左右方向に延出する左右フ
    レームに沿って成形品を取り出すトラバースタイプの取
    出機において、切断治具が配設されたゲートカットユニ
    ットを前記左右フレームの延出端を避けて左右方向途中
    部位に直接又は前後方向に実質的に延出しない取付部材
    を介して取り付け、該ゲートカットユニットの作用面の
    向きを射出成形機の成形品残存型面の向きに対して略直
    角をなす方向としたことを特徴とするゲートカット装置
    付き取出機。
  8. 【請求項8】 取出機のチャックユニットを、チャック
    作用面の向きが成形品残存型面の向きと反対向きとなる
    位置と、チャック作用面の向きがゲートカットユニット
    の作用面の向きと反対向きとなる位置との間で、略90
    度回動するように構成した請求項4〜7の何れか一項に
    記載のゲートカット装置付き取出機。
  9. 【請求項9】 ゲートカットユニットの作用面の向き
    を、成形品残存型面の向きに対して略直角をなす方向を
    基準にして角度調整可能に構成した請求項4〜8の何れ
    か一項に記載のゲートカット装置又はゲートカット装置
    付き取出機。
  10. 【請求項10】 ゲートカットユニットの高さレベルを
    調整する高さ調整部材を設けた請求項1〜9の何れか一
    項に記載のゲートカット装置又はゲートカット装置付き
    取出機。
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