JP2002067078A - 加飾成形品の製造方法 - Google Patents

加飾成形品の製造方法

Info

Publication number
JP2002067078A
JP2002067078A JP2000263307A JP2000263307A JP2002067078A JP 2002067078 A JP2002067078 A JP 2002067078A JP 2000263307 A JP2000263307 A JP 2000263307A JP 2000263307 A JP2000263307 A JP 2000263307A JP 2002067078 A JP2002067078 A JP 2002067078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
decorative film
film
propylene
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000263307A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Okano
勤 岡野
Toshihiko Inagaki
敏彦 稲垣
Masaya Inui
真哉 乾
Takeshi Kayaki
毅 榧木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2000263307A priority Critical patent/JP2002067078A/ja
Publication of JP2002067078A publication Critical patent/JP2002067078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C2045/1486Details, accessories and auxiliary operations
    • B29C2045/14868Pretreatment of the insert, e.g. etching, cleaning
    • B29C2045/14877Pretreatment of the insert, e.g. etching, cleaning preheating or precooling the insert for non-deforming purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/37Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性、耐傷付性に加え、リサイクル性及
び透明性にも優れたポリオレフィン製加飾成形品の提
供。 【解決手段】 (1)キャビティ壁面の表面粗度Raが
3.0μm以下である雌金型と雄金型との間に、プロピ
レン系樹脂及び造核剤を含む加飾フィルムを固定する工
程、(2)加飾フィルムを融点以下の温度に加熱した後
に雌金型と雄金型とを型締めし、加飾フィルムを所定形
状に成形する工程、及び(3)雄金型に設けられた射出
口からオレフィン系樹脂を射出して、加飾フィルムをキ
ャビティ壁面に密着させると共に、加飾フィルムとオレ
フィン系樹脂とを貼合させる工程を含む加飾成形品の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加飾成形品の製造
方法に関する。本発明によれば、透明性及び意匠性に優
れた加飾成形品を製造することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
リサイクル性等の問題から、ポリオレフィン製加飾成形
品の製造においては、オレフィン系樹脂からなる成形基
材とプロピレン系樹脂からなる加飾フィルムとを貼合す
る手法が提案されている。ところが、ポリオレフィン系
樹脂基材表面と貼合させるプロピレン系樹脂についてさ
らに検討してみると、プロピレン系樹脂からなる加飾フ
ィルムは、耐衝撃性、耐傷付性においては優れているも
のの、フィルムの予備成形時に白濁現象を生じる場合が
あることが分かってきた。
【0003】ところで、自動車内装部品等に用いられる
ポリオレフィン製加飾成形品においては、これまで以上
の高品質化及び高級意匠化の要求が高まってきている
が、フィルムの予備成形時に白濁現象を生じる可能性の
ある従来の製造方法では、得られる成形品の光沢感には
限界があった。このため、プロピレン系樹脂を加飾フィ
ルムとして用いたポリオレフィン製加飾成形品に対して
は、一層の光沢感の向上が望まれている。
【0004】本発明は、かかる要望に基づいてなされた
ものであって、その目的とするところは、光沢感に優れ
たポリオレフィン製加飾成形品をプロピレン系樹脂から
なる加飾フィルムを用いて提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における加飾成形
品の製造方法は、(1)キャビティ壁面の表面粗度Ra
が3.0μm以下である雌金型と雄金型との間に、プロ
ピレン系樹脂及び造核剤を含む加飾フィルムを固定する
工程、(2)加飾フィルムを融点以下の温度に加熱した
後に雌金型と雄金型とを型締めし、加飾フィルムを所定
形状に成形する工程、及び(3)雄金型に設けられた射
出口からオレフィン系樹脂を射出して、加飾フィルムを
キャビティ壁面に密着させると共に、加飾フィルムとオ
レフィン系樹脂とを貼合させる工程を含むことを特徴と
する。
【0006】また、本発明は、上記方法により得られる
加飾成形品である。更にまた、本発明は、上記加飾成形
品からなる自動車内装または外装部品、家電機器または
OA機器用ケーシング部品である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
を詳細に説明する。図1に示すように、本発明の加飾成
形品の製造に用いられる金型は、一対の雌金型1と雄金
型2とを有しており、型締めすることによって雌金型1
と雄金型2との間に成形品の形状に対応したキャビティ
空間が形成される。ここで、雌金型1におけるキャビテ
ィ壁面は、3.0μm以下、好ましくは1.0μm以
下、より好ましくは0.7μm以下の表面粗度Raを有
する。また、雄金型2には、溶融樹脂の射出口5が設け
られている。
【0008】このように、雌金型の表面粗度を上記特定
の範囲にし、この雌金型の表面粗度を加飾フィルムに転
写することにより、通常の予備成形時に発生するポリプ
ロピレン結晶の発達に伴う、フィルム表面の凹凸を防ぐ
ことができると推定される。なお、本発明における雌金
型キャビティ壁面の表面粗度Raは、JIS B060
1に準拠した方法によって測定することができ、具体的
には、レーザー光を用いた非接触式表面粗さ測定装置等
により測定される。
【0009】なお、本発明で用いられるキャビティ壁面
の表面粗度Raが3.0μm以下である雌金型は、キャ
ビティ壁面の面仕上げ精度を調整することにより得るこ
とができる。キャビティ壁面の面仕上げ方法について
は、特に制限はなく、如何なる方法を用いても良い。例
えば、キャビティ壁面を順次粒度の細かい砥石を用いて
磨くことによって鏡面仕上げ加工することにより、キャ
ビティ壁面の表面粗度Raを3.0μm以下にすること
ができる。
【0010】<工程(1)>加飾成形品の製造を行うに
は、まず、図1の(a)に示すように、雌金型1と雄金
型2との間に、プロピレン系樹脂及び造核剤を含む加飾
フィルム3を固定する。加飾フィルムの固定方法として
は、特に制限はない。例えば、加飾フィルム3を、雌金
型1におけるキャビティ壁面の周囲にテープで固定した
り、クランプ装置を用いて固定したりすることができ
る。なお、以下において説明するが、本発明の加飾成形
品の製造において、圧空成形工程を設ける場合には、加
飾フィルムは、雌金型と密着する加熱盤に固定されるこ
とになる。また、雌金型1への加飾フィルム3の送り出
しのため、フィルム送り出し装置を備えていてもよい。
【0011】本発明で使用する加飾フィルムは、プロピ
レン系樹脂及び造核剤を含む単層の加飾フィルムに限ら
れず、2層以上のフィルムが積層された加飾フィルムで
あってもよい。但し、加飾フィルムが2層以上の積層フ
ィルムである場合でも、リサイクル性の点から、各フィ
ルム層はプロピレン系樹脂からなっていることが好まし
く、更に、本発明の加飾フィルムは、少なくともいずれ
かのフィルム層に、好ましくは加飾成形品の表面層とな
るフィルム層に、造核剤を含んでいる。
【0012】本発明においては、プロピレン系樹脂及び
造核剤を含む透明層を表面に有する加飾フィルムを用い
ることが好ましく、また、かかる透明層と着色層または
印刷面を有する印刷層とを含む2層以上の加飾フィルム
を用いることがより好ましい。なお、透明層と着色層ま
たは印刷層との積層は、公知の積層製膜法、例えば共押
出加工法により行うことができる。具体的には、着色層
または印刷層に隣接するように透明層を共押出し成形す
ることにより、本発明の加飾フィルムを製造することが
できる。また、例えば、透明層あるいは着色層または印
刷層に接着剤を塗布し、これらをドライラミネーション
法により積層させることにより、本発明の加飾フィルム
を製造することもできる。また、加飾フィルムが透明層
を有する場合には、加飾成形品の製造時、この透明層が
加飾成形品の表面層となるよう雌金型と雄金型との間に
加飾フィルムを固定する必要がある。
【0013】更にまた、加飾フィルムが透明層を有する
場合、透明層のヘイズ値は10%以下であることが好ま
しく、より好ましくは5%以下である。ヘイズ値が前記
範囲内にあると、透明層の透明性が上がるため、着色層
または印刷層に、アルミ粉や酸化チタンに被覆されたマ
イカなどに代表される光輝材や顔料を添加した場合に顔
料の視認性が向上し、また、透明層を通して見た着色層
や印刷層の深み感が良くなり、更には加飾成形品全体の
光沢感も向上する。一方、ヘイズ値が10%を越えると
透明性が低下し、例えば、加飾フィルムに設けられた印
刷層の図柄がぼやけて見える等の問題が生じてしまうこ
とがある。なお、ヘイズ値は、JISK7105に記載
された方法に従って測定することができる。
【0014】更に、耐傷付き性の点から、透明層のヤン
グ率(23℃)は、1300〜2800MPaであるこ
とが好ましい。なお、ヤング率は、ASTM D822
に規定された方法に基づき、試験片形状は20mm×1
20mmの短冊型形状とし、引張速度5mm/分の条件
で測定することができる。
【0015】本発明で用いられるプロピレン系樹脂と
は、プロピレン単独重合体、プロピレンを主成分とす
る、エチレン、炭素数4以上のα−オレフィンまたは他
のモノマーとの共重合体、またはこれらの重合体の混合
物(ブレンド)であるプロピレン系ブロック共重合体を
指す。例えば、プロピレン単独重合体の他、プロピレン
−エチレンランダム共重合体、プロピレン−α−オレフ
ィンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック
共重合体等が挙げられる。α−オレフィンとしては、ブ
テン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1
等の炭素数4〜10のα−オレフィンが挙げられる。エ
チレンやα−オレフィンの含有量は、通常1〜10重量
%である。
【0016】ここで、加飾フィルムが透明層、または透
明層と着色層または印刷層とを有する場合、上記したプ
ロピレン系樹脂のうち、透明層としてプロピレン単独重
合体を用いることが好ましく、着色層または印刷層とし
てプロピレン系ブロック共重合体を用いることが好まし
い。
【0017】なお、ここでいうプロピレン系ブロック共
重合体とは、最初にプロピレン単独重合体またはプロピ
レン−エチレン共重合体部分を重合し、次に最初の重合
体とは異なるプロピレン単独重合体またはプロピレン−
エチレン共重合体部分を別途重合して得られた逐次重合
型の重合体である。したがって、本発明のプロピレン系
ブロック共重合体とは、最初に重合した重合体末端と後
から重合した重合体末端とが繋がって一本の高分子鎖と
なっている典型的なブロック共重合体を指すのではな
く、一種のブレンド系重合体を意味するのであって、一
般的には、耐衝撃性プロピレン重合体とも言われるもの
である。なお、このプロピレン系ブロック共重合体は、
必要に応じて滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防
止剤、防曇剤、造核剤などを含んでいてもよい。
【0018】更に、加飾フィルム表面の耐傷付性を向上
させるためには、プロピレン系樹脂に石油樹脂を添加す
ることができる。この場合、石油樹脂の量は、プロピレ
ン系樹脂100重量部に対して3〜40重量部とするこ
とが好ましい。石油樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、
芳香族系脂肪樹脂、共重合系脂肪樹脂及び脂環族系石油
樹脂を挙げることができ、その数平均分子量が3000
以下であることが好ましい。
【0019】ここで、脂肪族系石油樹脂とは、石油ナフ
サの熱分解で生成するペンタン、ペンテン、イソプレ
ン、ピペリレンなどのモノマーを含んだC5留分をカチ
オン重合等によって重合させたものを意味し、また、芳
香族系石油樹脂とは、C9留分中のスチレン類、インデ
ン類をカチオン重合等によって重合させたものを意味す
る。更に、脂環族系石油樹脂とは、芳香族系石油樹脂を
水素添加して芳香族を脂環構造にしたもの(水素化石油
樹脂)、又は脂環族炭化水素であるジシクロペンタジエ
ンを重合したものを意味し、共重合系石油樹脂とは、異
なる留分(C4又はC5留分とC9留分)を重合したも
の、又は芳香族、脂肪族及び脂環族の全ての構造を含む
よう重合した石油樹脂を意味する。
【0020】本発明においては、脂環族系石油樹脂、そ
の中でも特に、芳香族系石油樹脂を水素添加した水素化
石油樹脂を用いることが好ましい。このような脂環族系
石油樹脂として、式(A)で表される芳香族系石油樹脂
を水素添加することにより得られる式(B)の水素化石
油樹脂(商品名「アルコン」、荒川化学工業株式会社
製)が挙げられる。かかる水素化石油樹脂は、ポリエチ
レンやポリプロピレン等のポリオレフィンとの相溶性に
優れるため、プロピレン系樹脂中に均一に分散させるこ
とが可能となる。
【0021】
【化1】
【0022】
【化2】
【0023】式(B)で表される水素化石油樹脂の中で
も、特に、軟化点が70〜150℃、重量平均分子量M
wが900〜1700、Tgが30〜90℃のものを用
いることが、フィルムの機械的強度の点から好ましい。
【0024】また、本発明で用いられる造核剤として
は、タルク、ハイドロタルサイト、シリカ、ゼオライ
ト、脂肪酸カルボン酸若しくは脂肪酸ジカルボン酸の金
属塩(例えば、ステアリン酸、アジピン酸若しくはセバ
チン酸のナトリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム
塩)、芳香族カルボン酸若しくは芳香族ジカルボン酸ま
たはそれらのアルキル核置換誘導体の金属塩(例えば、
安息香酸のナトリウム塩またはパラ第3級ブチル安息香
酸のアルミニウム塩等)、有機リン酸塩(例えば、リン
酸ビス(4−t−ブチルフェニル)ナトリウム、ベンゼ
ン環の2位同士がメチリデンやエチリデン等のアルキリ
デンで結合されたリン酸ビス(4,6−ジ−t−ブチル
フェニル)ナトリウムまたはリン酸ビス(4,6−ジ−
t−ブチルフェニル)リチウム、ポリビニルシクロアル
カン)、及び次の一般式
【0025】
【化3】
【0026】(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基、
ハロゲン原子または炭素数1〜4のアルコキシ基のいず
れかであり、m、nはそれぞれ0〜3の整数である。)
で表されるジベンジリデンソルビトール誘導体が挙げら
れ、それらから選ばれる1種または2種以上のものを用
いることが好ましい。更に、これらの中でも、フィルム
の弾性率向上という点から、有機リン酸塩を造核剤をし
て用いることがより好ましい。
【0027】加飾フィルムにおける造核剤の含有量は、
プロピレン系樹脂100重量部(プロピレン系樹脂に石
油樹脂を添加した場合には、プロピレン系樹脂と石油樹
脂との合計量100重量部)に対して、0.1〜0.5
重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜
0.4重量部である。なお、加飾フィルムが透明層を有
する場合には、透明層中における造核剤の含有量を上記
数値範囲とすることが好ましい。
【0028】更に、プロピレン系樹脂には、アルミ粉や
酸化チタンを被覆したマイカなどに代表される光輝材や
顔料を適宜含有させてもよい。また、必要に応じて滑
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤等の通常使用さ
れる各種添加剤を適量含有させることもできる。
【0029】なお、本発明の加飾フィルムは、金型内に
固定する前に、コロナ放電処理に代表される表面酸化処
理を行ってもよい。また、加飾フィルムが印刷層を有す
る場合は、印刷する前にフィルム表面の酸化処理を行な
うことが好ましい。この処理は、フィルムの製膜中にイ
ンラインで行なうことも可能であり、また製膜後オフラ
インで別途実施することも可能である。処理面の濡れ性
能に関しては、好ましくは30ダイン/cm以上、より
好ましくは40ダイン/cm以上である。
【0030】加飾フィルムに印刷を施す際に、上記した
表面酸化処理を行った場合には、通常その処理面に、例
えばオフセット印刷やグラビア印刷等の公知の印刷技術
で印刷を行う。また、印刷インクの種類は、成形基材で
あるオレフィン系樹脂と溶融接着可能なもの、またはこ
のオレフィン系樹脂からなるフィルムとラミネート接着
可能なものであれば特に限定されるものではない。印刷
インクとしては、例えばアクリル系インク、ウレタン系
インク、イミド系インク等が例示されるが、これらに制
限されるものではない。
【0031】また、本発明の加飾フィルムは、その表面
の耐傷付性能を向上させるために、熱エージング処理を
行うことが好ましい。加飾フィルムに印刷層を設ける場
合には、印刷を施した後に熱エージング処理しても、フ
ィルムを熱エージング処理した後で印刷を施してもよ
い。熱エージング温度及び時間は、70〜100℃、5
分〜2時間が好ましい。
【0032】加飾フィルムの厚みは、好ましくは50〜
500μm、より好ましくは100〜350μmであ
る。また、加飾フィルムが透明層を有する場合には、そ
の透明層の厚みは、好ましくは40〜400μm、より
好ましくは50〜300μmである。
【0033】なお、上述のように、透明層と着色層また
は印刷面を有する印刷層とを含む加飾フィルムにおいて
は、上記した加飾フィルムの厚みの範囲内で、オレフィ
ン系樹脂からなる別の層が、着色層または印刷層側に更
に積層されていてもよい。この場合の透明層の厚みは、
上記記載の範囲に制限されることはいうまでもない。
【0034】<工程(2)>続いて、図1の(b)及び
(c)に示すように、上記した加飾フィルム3を融点以
下の温度に加熱した後に、雌金型1と雄金型2とを型締
めすることで、加飾フィルムを所定形状に成形する。こ
こで、図1の(b)に示される加飾フィルム3を加熱す
る加熱手段4としては、特に制限はないが、例えばヒー
ターやハロゲンランプ等が挙げられる。また、加熱する
温度に関しても、加飾フィルムの融点以下であれば、特
に制限はないが、賦形性の点から150〜165℃が好
ましい。
【0035】なお、本発明の方法においては、加飾フィ
ルム3の加熱後に、まず真空成形を行って、加飾フィル
ム3を雌金型1のキャビティ壁面に密着させた後に、雌
金型1と雄金型2との型締めを行ってもよい。ここで、
真空成形の方法としては、従来の方法に従って行えばよ
く、雌金型に固定された軟化加飾フィルムと雌金型との
間の空気を、雌金型1に設けた真空孔(図示せず)から
真空吸引し、加飾フィルム3を雌金型1のキャビティ壁
面に押付け賦形する方法等が挙げられる。
【0036】また、本発明においては、真空成形の代わ
りに、圧空成形によって加飾フィルムを雌金型のキャビ
ティ壁面に密着させることもできる。なお、圧空成形の
方法に関しても、従来の方法に従えば良く、特別な制限
はない。例えば、まず、加飾フィルムを加熱盤(図示せ
ず)に固定し、加熱盤通気孔から真空吸引して加飾フィ
ルムを密着させつつ、雌金型1と加熱盤とで加飾フィル
ム3を挟んだ後に、加熱した加飾フィルム3に加熱盤通
気孔から圧空を吹き込んで雌金型1のキャビティ面に密
着させる方法等が挙げられる。
【0037】更に本発明においては、加飾フィルム3の
加熱後型締めし、成形基材を射出して賦形させることも
できる。
【0038】<工程(3)>最後に、図1の(d)に示
されるように、雄金型2に設けられた射出口5から成形
基材となるオレフィン系樹脂6を射出して、加飾フィル
ム3を雌金型1のキャビティ壁面に密着させると共に、
加飾フィルム3とオレフィン系樹脂6とを貼合させる。
ここで、オレフィン系樹脂6とは、エチレン、プロピレ
ンなどのα−オレフィンの単独重合体、それらの共重合
体、α−オレフィンと他のモノマーとの共重合体、また
はこれらの重合体の混合物を指し、エラストマー、無機
フィラー等の改質材を更に含有していてもよい。具体的
には、例えば押出加工、射出成形及びブロー成形等、公
知の熱可塑性樹脂成形加工方法で加工が可能なものであ
れば特に制限されるものではなく、エチレン系樹脂、プ
ロピレン系樹脂、ポリブテン、ポリ−4−メチルペンテ
ン−1または、炭素数3以上のα−オレフィン及びエチ
レンの中から選ばれる少なくとも2種類のモノマーから
なる共重合体等を含有するオレフィン系樹脂、上記樹脂
にスチレン系エラストマーまたは無機フィラー等を適量
添加したオレフィン系樹脂組成物が挙げられる。
【0039】炭素数3以上のα−オレフィンとしては、
例えばプロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセ
ン−1、オクテン−1、デセン−1、オクタデセン−1
等の炭素数3〜20のα−オレフィンが挙げられる。ま
た、炭素数3以上のα−オレフィン及びエチレンの中か
ら選ばれる少なくとも2種類のモノマーからなる共重合
体としては、例えばプロピレン−エチレンブロック共重
合体やプロピレン−エチレン−ブテン−1ブロック共重
合体などが挙げられる。
【0040】オレフィン系樹脂の中でもプロピレン系樹
脂を主成分とするものが好ましく、さらにプロピレン−
エチレンブロック共重合体を含有するものがより好まし
い。また、機械的強度を補い、成形収縮率を低減させる
ために、これらのオレフィン系樹脂には、タルク等に代
表される無機フィラーを5〜40重量%含有させてもよ
い。これらのオレフィン系樹脂には、アルミニウムや酸
化チタンで被覆したマイカ等に代表される光輝材を適宜
添加してもよい。また、オレフィン系樹脂には、必要に
応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、着色剤等の
通常使用される各種の添加剤を適量含有させてもよい。
特に、耐衝撃性能が必要となる用途に用いられる場合に
は、プロピレン系樹脂として、試験片厚み3mm、速度
3m/秒、−10℃の条件下で延性破壊するものを用い
ることが好ましい。
【0041】上記オレフィン系樹脂は、公知の方法で製
造することができ、触媒を特に限定するものでもなく、
触媒としては、例えば固体触媒やメタロセン系均一触媒
等が挙げられる。
【0042】本発明の加飾成形品は、上記加飾フィルム
及びオレフィン系樹脂からなる基材から構成されるもの
であって、前記加飾フィルムと前記基材とが貼合、すな
わち溶融接着している成形品である。
【0043】また、本発明の加飾成形品は、その表面硬
度が高いことが好ましく、具体的には表面の鉛筆硬度が
2B以上であることが好ましい。より好ましくは、加飾
成形品の表面の鉛筆硬度がB以上であり、その低温衝撃
性能が、基材を構成するオレフィン系樹脂のみからなる
同一形状の構造体と同等以上であるものが好ましい。
【0044】更にまた、本発明の加飾成形品は、成形
後、更にその表面を熱エージング処理をして得られたも
のであってもよい。熱エージング処理により、成形品表
面の耐傷付性を向上させることができる。
【0045】以上、詳述したように、本発明の製造方法
によれば、キャビティ壁面において特定の表面粗度を有
する金型を用いるため、加飾フィルムの白濁現象を防止
することが可能となる。また、本発明の製造方法におい
ては、ポリプロピレン系加飾フィルムに由来する優れた
耐衝撃性、耐傷付性を損なうことがないため、耐衝撃性
及び耐傷付性に加え、フィルム透明性、意匠性にも優れ
た加飾成形品を得ることができる。更にまた、本発明の
加飾成形品は、すべてオレフィン系樹脂からなるという
構成を採ることができ、リサイクル性の面でも非常に優
れたものである。
【0046】したがって、本発明の加飾成形品は、バン
パー、サイドガーニッシュ、コンソールボックス、セン
タークラスター、ドアトリムスイッチベース等に代表さ
れる自動車の内装若しくは外装部品、または家電機器若
しくはOA機器のケーシング部品として特に好適であ
る。
【0047】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、こ
れらは単なる例示であり、本発明は要旨を逸脱しない限
りこれら実施例に限定されるものではない。
【0048】以下の実施例及び比較例において、雌金型
のキャビティ壁面における表面粗度Raは、JIS B
0601に準拠して測定した。すなわち、表面形状測定
顕微鏡VF−7500(キーエンス社製)を用い、レー
ザー光により金型キャビティ壁面の表面粗さを測定し、
中心線平均粗さRaを算出し、雌金型キャビティ壁面に
おける表面粗度Raとした。
【0049】[実施例1]プロピレン単独重合体(住友
化学工業(株)製、住友ノーブレンHW100XG、固
体粘度1.6dl/g)100重量部に対し、造核剤と
してリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブ
チルフェニル)ナトリウム(旭電化工業(株)製 アデ
カスタブNA−21)0.3重量部を添加したポリプロ
ピレン樹脂組成物(MFR=8.0g/10分、融点=
168℃、ヤング率(23℃)=1500MPa、アイ
ソタクチックペンタット分率=0.97)を溶融混練
し、次いで押出しTダイ製膜機(モダンマシナリー製)
により製膜し、厚さ100μmの透明フィルムを得た。
このフィルムのヘイズ値をJIS K7105に準拠し
て測定したところ、3.6%であった。
【0050】この得られた透明フィルムにコロナ処理を
行い、グラビアロールコートにより接着剤を塗布し、乾
燥させた。続いて、上記フィルムを、木目調印刷が施さ
れたポリプロピレン製シート(共和レザー社製、厚さ2
50μm)に、100℃のラミネートロールにて圧着
し、透明層と印刷面を有する印刷層とを有する加飾フィ
ルムを得た。得られた加飾フィルムの厚さは、350μ
mであった。
【0051】次に、得られた加飾フィルムを、キャビテ
ィ壁面を粒度#1500の砥石で磨くことによって鏡面
仕上げした雌金型のキャビティ壁面(表面粗度Ra=
0.06μm)の周囲に、両面テープで固定した。な
お、この際、加飾フィルムの透明層(透明フィルム)が
加飾成形品の表面層となるよう、加飾フィルムにおける
透明層(透明フィルム)がキャビティ壁面側となるよう
に固定した。ガスバーナーを用いて、この加飾フィルム
を150〜165℃に加熱し、次いで雌金型と雄金型と
の型締めを行った。引き続き、50重量%のプロピレン
−エチレンブロック共重合体、15重量%のプロピレン
単独重合体、14重量%のエチレン−オクテン共重合体
ゴム及び21重量%のタルク(平均粒子径2.5μm)
からなるポリプロピレン系樹脂組成物を混練し、樹脂温
度220℃で雄金型の射出口から射出し、このポリプロ
ピレン樹脂組成物と雌金型に固定した加飾フィルムにお
ける印刷層(木目調印刷が施されたポリプロピレン製シ
ート)とを溶融接着させ、加飾成形品を得た。なお、成
形機としては、日精樹脂製の射出成形機 FS160S
25ASENを用いた。得られた加飾成形品における外
観の光沢感及び白濁化を目視にて判断し、評価結果を表
1に示した。
【0052】[比較例1]実施例1と同様にして得た加
飾フィルムを、電熱ヒーターで195℃に加熱し、実施
例1で用いた金型と同一のキャビティ形状を有する真空
成形型(表面粗度Ra=32μm)を用いて、加飾フィ
ルムの透明フィルム層が真空成形型のキャビティ面と密
着するよう熱成形(真空成形)し、加飾フィルムの予備
成形体を得た。この予備成形体を実施例1で用いた雌金
型のキャビティ面に、透明フィルム層がキャビティ壁面
と接するように嵌め込み、この予備成形体を両面テープ
を用いて雌金型に固定した後、雌金型と雄金型との型締
めを行い、実施例1と同様のポリプロピレン系樹脂組成
物を雄金型の射出口から射出し、このポリプロピレン樹
脂組成物とポリプロピレンシート層とを溶融接着させ、
加飾成形品を得た。なお、成形機としては、実施例1同
様、日精樹脂製の射出成形機 FS160S25ASE
Nを用いた。得られた加飾成形品における外観の光沢感
及び白濁化を目視にて判断し、評価結果を表1に示し
た。
【0053】[比較例2]熱成形における加飾フィルム
の加熱温度を175℃にした以外は、比較例1と同様の
方法で、加飾成形品を得た。得られた加飾成形品におけ
る外観の光沢感及び白濁化を目視にて判断し、評価結果
を表1に示した。
【0054】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における加飾成形品の成形工程を順に表
す模式図である。
【符号の説明】
1 雌金型 2 雄金型 3 加飾フィルム 4 加熱手段 5 射出口 6 オレフィン系樹脂
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 31:30 31:30 31:58 31:58 (72)発明者 稲垣 敏彦 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 乾 真哉 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 榧木 毅 岐阜県美濃市曽代野畑515−2 マーメイ ド3−A Fターム(参考) 4F202 AA03 AD05 AD08 AD09 AD20 AF14 AG03 AH17 AH26 AH42 AH56 AR13 AR20 CA11 CB01 CB13 CB19 CK11 CL01 CN01 CQ03 CQ05 4F206 AA03 AD05 AD08 AD09 AD20 AF14 AG03 AH17 AH26 AH42 AH56 AR13 AR20 JA07 JB13 JB19 JF05 JL02 JM02 JM04 JN11 JN32 JN43 JQ81

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)キャビティ壁面の表面粗度Raが
    3.0μm以下である雌金型と雄金型との間に、プロピ
    レン系樹脂及び造核剤を含む加飾フィルムを固定する工
    程、(2)加飾フィルムを融点以下の温度に加熱した後
    に雌金型と雄金型とを型締めし、加飾フィルムを所定形
    状に成形する工程、及び(3)雄金型に設けられた射出
    口からオレフィン系樹脂を射出して、加飾フィルムをキ
    ャビティ壁面に密着させると共に、加飾フィルムとオレ
    フィン系樹脂とを貼合させる工程を含む、加飾成形品の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 加飾フィルムがプロピレン系樹脂及び造
    核剤を含む透明層を有し、該透明層が加飾成形品の表面
    層となるよう雌金型と雄金型との間に加飾フィルムを固
    定する、請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 加飾フィルムが、透明層と着色層または
    印刷面を有する印刷層とを含む2層以上の積層フィルム
    である、請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 透明層のヘイズ値が10%以下である、
    請求項2又は3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 透明層が1300〜2800MPaのヤ
    ング率(23℃)を有する、請求項2〜4のいずれか1
    項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 透明層における造核剤の量が、プロピレ
    ン系樹脂100重量部に対して0.1〜0.5重量部で
    ある、請求項2〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の製
    造方法により得られる加飾成形品。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の加飾成形品からなる自動
    車内装または外装部品。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の加飾成形品からなる家電
    機器またはOA機器用ケーシング部品。
JP2000263307A 2000-08-31 2000-08-31 加飾成形品の製造方法 Pending JP2002067078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000263307A JP2002067078A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 加飾成形品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000263307A JP2002067078A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 加飾成形品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002067078A true JP2002067078A (ja) 2002-03-05

Family

ID=18750868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000263307A Pending JP2002067078A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 加飾成形品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002067078A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1568459A1 (de) * 2004-02-25 2005-08-31 Arta Plast Ab Verfahren zur Herstellung von Behälterdeckeln
FR2903338A1 (fr) * 2006-07-10 2008-01-11 Cera Procede de realisation d'une piece de garnissage prevoyant le surmoulage d'une feuille sans la thermoformer
JP2008284857A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Jex Inc 成形品製造装置
FR2980130A1 (fr) * 2011-09-19 2013-03-22 Visteon Global Tech Inc Systeme de fabrication de pieces par transfert de film thermoformable sur un dispositif de surmoulage
JP2015066854A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士フイルム株式会社 成形加工方法、成形印刷物、インモールド成形品の製造方法、インモールド成形品、及び、加飾シート
CN105313266A (zh) * 2014-06-24 2016-02-10 默克专利股份有限公司 在塑性材料模体中产生三维图案的方法
CN112440441A (zh) * 2019-08-27 2021-03-05 深圳硅基仿生科技有限公司 注塑成型用的模具
CN112440429A (zh) * 2019-08-27 2021-03-05 深圳硅基仿生科技有限公司 具有刺激电极的柔性薄膜的注塑成型方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1568459A1 (de) * 2004-02-25 2005-08-31 Arta Plast Ab Verfahren zur Herstellung von Behälterdeckeln
FR2903338A1 (fr) * 2006-07-10 2008-01-11 Cera Procede de realisation d'une piece de garnissage prevoyant le surmoulage d'une feuille sans la thermoformer
JP2008284857A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Jex Inc 成形品製造装置
FR2980130A1 (fr) * 2011-09-19 2013-03-22 Visteon Global Tech Inc Systeme de fabrication de pieces par transfert de film thermoformable sur un dispositif de surmoulage
KR101751080B1 (ko) 2011-09-19 2017-06-26 비스테온 글로벌 테크놀로지스, 인크. 복제 성형편을 제조하기 위한 시스템
JP2015066854A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士フイルム株式会社 成形加工方法、成形印刷物、インモールド成形品の製造方法、インモールド成形品、及び、加飾シート
CN105313266A (zh) * 2014-06-24 2016-02-10 默克专利股份有限公司 在塑性材料模体中产生三维图案的方法
US10279520B2 (en) 2014-06-24 2019-05-07 Merck Patent Gmbh Process for the production of three-dimensional patterns in plastic mouldings
EP2960039B1 (de) * 2014-06-24 2020-11-25 Merck Patent GmbH Spritzgiessverfahren zur erzeugung von dreidimensionalen mustern in kunststoffformkörpern , eins solcher kunststoffformkörpern sowie dessen verwendung
CN112440441A (zh) * 2019-08-27 2021-03-05 深圳硅基仿生科技有限公司 注塑成型用的模具
CN112440429A (zh) * 2019-08-27 2021-03-05 深圳硅基仿生科技有限公司 具有刺激电极的柔性薄膜的注塑成型方法
CN112440429B (zh) * 2019-08-27 2022-08-09 深圳硅基仿生科技有限公司 具有刺激电极的柔性薄膜的注塑成型方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2231981C (en) Polypropylene-based resin exterior panel and process for producing the same
JP2004525001A (ja) イオノマーラミネート及びイオノマーラミネートからなる製品
JP2001310427A (ja) 積層フィルム
JP2002067078A (ja) 加飾成形品の製造方法
US6284355B1 (en) Film, laminated film and laminated structure
JP5327300B2 (ja) 射出成形同時加飾用加飾シート、及び射出成形同時加飾用加飾シートの製造方法
JP4780863B2 (ja) 積層体
JP2010280141A (ja) 熱成型に使用されるポリオレフィン系樹脂積層発泡シート及びそれを使用した熱成型物品
KR102477318B1 (ko) 다층 필름 및 그것을 구비하는 성형체
US20030044627A1 (en) Resin sheet, thermoformed article, and multilayer structure
JP4732749B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物、成形体およびその用途
US11028243B2 (en) Oriented polyester film
JP2007090599A (ja) 熱可塑性樹脂発泡積層シートの製造方法
JP4383460B2 (ja) 加飾成形品の製造方法
JP2018039915A (ja) 加飾用シートおよび加飾用積層シート
JP6933104B2 (ja) 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法
JP7505539B2 (ja) 加飾フィルム用樹脂組成物及びそれを用いた加飾フィルム
JP2003147093A (ja) 熱成形用シート類、熱成形体および積層構造体
JP7315040B2 (ja) 加飾フィルム及びそれを用いた加飾成形体の製造方法
JP4498505B2 (ja) 射出成形同時絵付用シート及びその製造方法
JP6933103B2 (ja) 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法
JP2018024247A (ja) 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法
JP3979819B2 (ja) 加飾成形品の製造方法
JP2018016071A (ja) 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法
JP2001138452A (ja) 化粧シート

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050812