JP2002066010A - 遊技機における図柄変動表示制御装置 - Google Patents

遊技機における図柄変動表示制御装置

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JP2002066010A
JP2002066010A JP2000261021A JP2000261021A JP2002066010A JP 2002066010 A JP2002066010 A JP 2002066010A JP 2000261021 A JP2000261021 A JP 2000261021A JP 2000261021 A JP2000261021 A JP 2000261021A JP 2002066010 A JP2002066010 A JP 2002066010A
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Yuuki Matsumoto
勇気 松本
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動表示のための窓数を増やすことな
く、また、メモリ数を増やすことなく、有効ライン数を
増加させることができ、有効ライン数の増加による制御
プログラムの複雑化を軽減する。 【解決手段】 表示部への停止図柄として、各図柄変動
画面212、214、216における停止図柄数を異な
らせたため、いちどの停止図柄で複数ライン(有効ライ
ン250A乃至250D)をもつことができ、遊技者
は、ライン数分(4倍)の期待感を持って変動図柄を注
視することになり、期待感を増大することができる。ま
た、表示制御基板のメモリでは、各列の図柄のサイズご
とに予め記憶しておくため、従前の図柄変動表示制御と
同等の制御によって実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口に入賞する
ことで抽選され、抽選の結果に応じた演出で図柄を変動
させる図柄変動表示機能を備えた遊技機に用いられ、前
記図柄変動表示機能での図柄変動表示を制御する遊技機
における図柄変動表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特
別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出するこ
とで抽選がなされ、この抽選の結果、当たりとなると、
大入賞口が所定期間、所定回数開放され、パチンコ機の
入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする機能を持つ
パチンコ機がある。
【0003】この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊
技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中
央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。こ
の表示部は、複数の列の図柄変動画面が構成され(背景
画面もある)、この変動する図柄が停止したときの並び
で当たり外れを報知するようになっている。
【0004】この図柄変動による報知では、遊技者に期
待感を持たせるため、図柄変動のスクロール速度を変更
することがなされている。例えば、当たり図柄に接近し
たときにスクロールの速度が減少すると、遊技者は、こ
の当たり図柄が停止するのではないかと期待し、図柄変
動表示に集中する。
【0005】ここで、複数列の図柄変動画面は、それぞ
れ同一のサイズの図柄が同じように変動し、ときには変
動速度に変化が加えられるものの、ほとんど単調な動作
形態となっている。また、当り/外れを示す有効図柄は
1つであるため、視覚的に新しさがなく、大当りの期待
感も熟練することで少なくなる。
【0006】このため、リーチ(大当りの期待感が大)
時のみ、最終的に停止する図柄変動画面の画像を、他の
図柄変動画面の画像よりも大きくし(相対的であるた
め、他の図柄を小さくすることでもよい)、いまから停
止する図柄を強調し、迫力のあるリーチ画面を演出する
ことが考えられている。
【0007】ところが、リーチ以外は、前述と同様な単
調な図柄変動であるため、多くの場合、この単調な図柄
変動が連続され、遊技者の趣向性が低下する。
【0008】一方、図柄変動画面を予め9分割し、9窓
でそれぞれ別々に図柄変動を独立して制御することが考
えられている。この場合、有効図柄数(関連する図柄を
直線的に結ぶライン数)が縦2本、横3本、斜め(対角
線)2本の合計8本の有効ライン数を設定することがで
きる。
【0009】しかしながら、このような図柄変動表示制
御では、現行の3図柄制御に対して3倍の制御が必要と
なる。これは、ハード的には装置構成が拡大し、ソフト
的にはメモリ量が増大するという不具合を生じる。ま
た、複雑な制御プログラムも必要となり、開発のための
期間も冗長するという問題点がある。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、図柄変動表示
のための窓数を増やすことなく、また、メモリ数を増や
すことなく、有効ライン数を増加させることができ、有
効ライン数の増加による制御プログラムの複雑化を軽減
することができる遊技機における図柄変動表示制御装置
を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、始動口に入賞することで抽選され、抽選の結果に応
じた演出で図柄を変動させる図柄変動表示装置を備えた
遊技機に用いられ、前記図柄変動表示装置での図柄変動
表示を制御する遊技機における図柄変動表示制御装置で
あって、少なくとも抽選結果を示す有効図柄を表示する
表示部と、前記表示部上に複数列設けられ、それぞれ帯
状に複数の図柄が設けられた図柄変動画面の各列の図柄
変動を独立して制御すると共に、所定の領域を表示部へ
位置決めする表示制御手段と、前記図柄のサイズとし
て、各図柄変動画面に対応して、それぞれサイズの異な
る図柄データを記憶する記憶手段と、を有し、前記表示
部に表示される相対的に大きいサイズの図柄を表示する
図柄変動画面の停止図柄に対して、相対的に小さいサイ
ズの図柄を表示する図柄変動画面の複数の停止図柄との
それぞれの組み合わせを、それぞれ抽選の結果を示す有
効図柄としたことを特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明によれば、各列の図柄
が異なるサイズとなっており、相対的に大きいサイズの
1個の図柄に対して、相対的に小さいサイズの図柄を複
数個対応させることができる。このため、有効図柄の組
み合わせを増やすことができ、遊技者への当りの期待感
を高めることができる。
【0013】また、予めサイズの異なる図柄を記憶手段
に記憶し、各図柄変動画面に対応させているため、図柄
の拡大・縮小等の制御が不要であり、制御系も従前(1
種類の有効図柄表示制御)のままとすることができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記相対的なサイズの違いが、互
いに整数比の面積倍率とされていることを特徴としてい
る。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、異なるサ
イズのそれぞれが占有する面積を、互いに整数比とする
ことで、表示部の画角(アスペクト比)に合わせること
ができ、表示部を無駄なく利用することができる。
【0016】例えば、第1の列の図柄の大きさを基準と
して、第2の列を1/2の面積比とし、第3の列を1/
3の面積比とすることで、図柄の数を第1の列:第2の
列:第3の列=1:2:3とする。これにより、同時に
表示可能な有効図柄の組み合わせを6通りとすることが
できる。
【0017】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記有効図柄を示す
ために仮想的に設定される図柄を横切る複数のラインが
互いに平行かつ直線とされていることを特徴としてい
る。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、有効図柄
を示すための仮想的なラインを一方向とし、かつ互いに
平行に描けるような状態としたため、遊技者に理解し易
く、かつ当りの期待感を増大させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るパ
チンコ機110の遊技盤111が示されている。この遊
技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領
域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0020】ゲージ部114には、全面に渡って複数の
釘116が打ち込まれ、レール112を通って打ち出さ
れたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘
116によって形成される案内路に案内されながら、落
下していくようになっている。また、この釘116の
他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、風
車118が取り付けられており、パチンコ球を予期しな
い方向へ方向転換させるようになっている。
【0021】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0022】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置と
しての電動役物ユニット122が配置され、その表示部
124が露出されている。この表示部124の下方には
電動役物ユニット122を始動するための第1の始動口
としての特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0023】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、前記電動役物ユニット
122での所謂当たりの表示状態で所定時間開放され、
大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっ
ている。
【0024】なお、この特別図柄始動入賞口126に入
賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動役物ユ
ニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、
保留された分が消化されるようになっている。この保留
球の数は、電動役物ユニット122の図1における表示
124の左右にそれぞれ2個ずつ設けられた4個の特別
図柄保留ランプ200の点灯/消灯状態によって報知し
ている(点灯が保留)。
【0025】また、ゲージ部114には、第2の始動口
としての普通図柄始動入賞口130と、0〜9までの一
桁の数字を表示可能な普通図柄表示部132とが設けら
れており、普通図柄始動入賞口130にパチンコ球が入
賞すると、普通図柄表示部132の表示が変動し、所定
当たり数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に
設けられた可動部としての電動チューリップ134が所
定時間開放するようになっている。この電動チューリッ
プ134の開放により、特別図柄始動入賞口126への
入賞の確率が物理的に高まることになる。
【0026】上記ゲージ部114の下部には、発射装置
としてのハンドル136と、パチンコ球を受ける受け皿
138とが前面側に設けられたパネル140が設けられ
ている。ハンドル136は、前記パネル140の内部か
ら突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を
中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこの
ハンドル136を把持して回転することで、発射装置が
稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設
定されるようになっている。なお、この回転には、復帰
付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に
元の回転位置に戻る構造となっている。
【0027】図2には、パチンコ機110を制御するた
めの制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基
板150を中心として、払出制御基板152、音声制御
基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板15
8、表示制御基板160等、機能毎に分類されている
(なお、以下これらを総称する場合副制御基板151と
いう)。
【0028】なお、主制御基板150並びに副制御基板
151は、管理制御基板206を介してパチンコ店側の
ホールコンピュータ208に接続することにより、パチ
ンコ機の稼動状況を管理することも可能となっている。
【0029】主制御基板150には、遊技に関する基本
的なプログラムが記憶されており、この主制御基板15
0からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板15
1が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基
本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバ
ックは受けない構成となっている。
【0030】払出制御基板152は、パチンコ球の払出
し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パ
チンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果
音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板158
は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技
盤側表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御基
板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御す
る。
【0031】表示制御基板160は、前記表示部124
が表示ドライバ166を介して接続されており、主制御
基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果
をもたらす表示を実行する。
【0032】図3には、表示制御基板160による図柄
変動パターンが示されている。表示部124は、背景画
面210と、3個の図柄変動画面212、214、21
6とで構成されており、それぞれ独立した透明なレイヤ
ー構成であり、画像情報に基づいて表示制御されるよう
になっている。すなわち、背景画面210は、予め定め
られたアニメーション動画等が適用され、図柄変動画面
212、214、216の背面で当該パチンコ機110
の装飾に関連するキャラクタ等を登場させ、遊技者を楽
しませる演出効果をもたらしている。なお、背景画面2
10は、複数のレイヤー構成であってもよい。
【0033】一方、図柄変動画面212、214、21
6はそれぞれ横アドレスを順次指定することでスクロー
ルしながら図柄が変動しているように表示制御されてい
る。すなわち、図柄変動画面212、214、216
は、ループ状に形成されたかの如く、順次図柄を表示す
ることになる。
【0034】図3では、図柄として数字が縦方向に配列
されているが、キャラクタ図柄を含ませてもよい。な
お、この3個の図柄変動画面212、214、216に
おいて、同一の図柄が表示部124の中央に停止するこ
とで当たりとなり、それ以外は外れとなる。なお、図柄
変動画面212、214、216における図3に記載し
た罫線枠は、一図柄の領域を示すものであり、実際には
表示されない。
【0035】図4には、図柄変動画面212、214、
216の図柄が表示された部分(帯体)を展開した平面
図が示されている。
【0036】この図4に示される如く、各図柄変動画面
212、214、216の図柄領域は、それぞれ異なっ
ており、右端の図柄変動画面216が最も大きく、左端
の図柄変動画面212が最も小さい。ここで、各図柄領
域は、その画角(アスペクト比)が同一であり相似形で
ある。また、各図柄変動画面212、214、216の
図柄領域の面積比は、左端:中央:右端=3:2:1と
なっている。
【0037】従って、左端の3個の図柄と、中央の2個
の図柄と、右端の1個の図柄とが組み合わさることで、
同時に表示部124に表示される表示枠124A(図4
鎖線参照)となる。この表示枠124Aは、表示部12
4の有効表示領域とほぼ一致している。
【0038】また、前記表示制御基板160における、
メモリには、予め上記のようなサイズの異なる図柄が各
図柄変動画面212、214、216に対応して記憶さ
れており、同一のサイズの図柄を拡大・縮小して適用し
ているのではないため、図柄変動表示制御としては、従
前通りのものを適用できる構成となっている。
【0039】ここで、図5(A)に示される如く、各図
柄変動画面212、214、216が変動を開始し、左
端、中央の順に停止すると、図5(B)に示される如
く、この左端及び中央の組み合わせとして、4本の有効
ライン250A乃至250Dを予測することができる。
なお、この有効ライン250A乃至250Dは、仮想的
な線であるが、図柄を跨ぐように互いに平行に引くこと
ができる直線である。
【0040】上記図5(B)の場合、有効ライン250
Dがリーチ状態となっており、図5(C)に示される如
く、右端の図柄変動画面216の停止時に、図柄「3」
が停止すると、当りとなる。
【0041】すなわち、本実施の携帯では、図柄変動画
面212、214、216の停止が、左端、中央、右端
の順にタイムラグをもって停止していくため(左端と中
央は同時の場合もある)、遊技者は、単純に1つの図柄
を期待するのではなく、複数の図柄を期待しながら図柄
変動を注視するため、当りの期待感を増大させることが
可能となる。
【0042】また、3個の図柄変動画面212、21
4、216は、表示部124に向かって図4の左側から
順に変動が停止し、図柄が確定するように制御されてい
る。ここで、左図柄と中央図柄とが確定したときに同一
の図柄であった場合、所謂リーチ状態となる。このリー
チ状態となると、遊技者は右図柄が停止するのを期待感
をもって注視することになる。なお、この表示制御基板
160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0043】前記主制御基板150には、特別図柄始動
入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及
び普通図柄始動入賞口130に設けられた普通図柄入賞
センサ170、並びに各入賞口12に設けられた入賞セ
ンサ172が接続されている。また、この主制御基板1
50には、電動チューリップ134を開閉させるための
ソレノイド174、特別図柄保留ランプ200が接続さ
れている。
【0044】また、主制御基板150では、特別図柄や
普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部
124での表示内容を選択し、表示制御基板160へ命
令信号を出力する。すなわち、表示制御基板160に
は、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容のデータ
が予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選
択されて、起動するようになっている。
【0045】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0046】まず、パチンコ球が発射されると、レール
112に案内されてゲージ部114の釘116や風車1
18等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落
下していく。ここで、入賞口120に入賞すると、予め
定められた数のパチンコ球が払い出される(賞球)。ま
た、普通図柄始動入賞口130に入賞するとこれを普通
図柄入賞センサ170で検出する。
【0047】この検出により、主制御基板150では、
普通図柄の抽選が開始される。すなわち、乱数カウンタ
を用いて、所定の確率で0〜9までの数字を抽選する。
抽選の結果、外れの場合には、特に遊技状態に変化はな
い.一方、抽選の結果、当たり(例えば、当たり数字の
7が抽選される)の場合には、主制御基板150は、特
別図柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ
134を開放状態とするべく、ソレノイド174へ通電
する。これにより、特別図柄始動入賞口にパチンコ球が
入り易い、高確率状態とすることができる。
【0048】前記特別図柄始動入賞口126にパチンコ
球が入賞すると、主制御基板150では、乱数カウンタ
を用いて所定の確率で大当たり抽選が開始される。この
大当たり抽選の結果、当たり/外れが決定すると、それ
ぞれにおいて、予め準備された演出パターン(図柄変動
パターン)を選択(乱数カウンタで選択してもよい)
し、表示制御基板160を含む演出に関連する制御基板
へコマンド信号を送出する。
【0049】表示制御基板160では、受信したコマン
ド信号に基づいて、表示ドライバ166を介して表示部
124に図柄変動パターンを表示する。この図柄変動パ
ターンにおいては、リーチを経由した当たり、外れリー
チ、リーチを経由しない外れ等、様々な演出があり、遊
技者は期待感をもって抽選結果を待つことができる。
【0050】ここで、当たりとなった場合には、大入賞
口128が所定時間、所定回数開放することで、パチン
コ球の入賞の確率が極めて大きくなる、遊技者の有利な
状態とすることができる。
【0051】上記図柄変動表示中に、特別図柄始動入賞
口126にパチンコ球が入賞すると、抽選はその時点で
なされるが、現在進行中の図柄変動表示中が終了するま
で図柄変動表示を待機する。これは、保留ランプ200
が1個点灯することで、遊技者に報知される。
【0052】ここで、本実施の形態では、表示部124
に表示される図柄を、各図柄変動画面212、214、
216ごとに異なる数を表示するようにしている。
【0053】この異なる数の図柄を同時に表示するた
め、本実施の形態では、表示制御基板160のメモリに
予め、サイズの異なる図柄(左端図柄表示面積:中央図
柄表示面積:右端図柄表示面積−3:2:1)をそれぞ
れの図柄変動画面212、214、216に対応して記
憶している。
【0054】以下、図6のフローチャートに従い、図柄
変動表示制御について説明する。
【0055】ステップ300では、特別図柄始動入賞口
126にパチンコ球が入賞したか否かが判断され、肯定
判定されると、ステップ302へ移行する。
【0056】ステップ302では、保留オーバーフロー
か否かが判断され、肯定判定の場合には、当該入賞球に
よる抽選はキャンセルされ、このルーチンの処理は終了
する。また、ステップ302で否定判定されると、ステ
ップ304で抽選処理が実行され、当り・外れが決定す
る。
【0057】次のステップ306では、演出パターンが
選択され、ステップ308へ移行する。
【0058】一方、ステップ300で否定判定されると
ステップ310へ移行して保留球があるか否かが判断さ
れ、肯定判定された場合には、この保留球の演出を実行
するべく、ステップ308へ移行する。なお、この保留
球の抽選は、特別図柄始動入賞口126に入賞した時点
で実行されており、当り・外れも決定している。
【0059】また、ステップ310で否定判定の場合に
は、このルーチンの処理は終了する。
【0060】ステップ308では、図柄が変動中か否か
が判断される。すなわち、前回の図柄変動制御が終了し
ていない場合(肯定判定)は、今回の図柄変動制御はで
きないため、ステップ312へ移行して保留ランプを点
灯する等の保留ランプ点灯制御を実行して、このルーチ
ンの処理を終了する。
【0061】また、ステップ308において、否定判
定、すなわち図柄変動中ではないと判定された場合に
は、ステップ314へ移行して表示制御基板160の制
御による表示部124への図柄変動表示(演出表示制
御)が実行される。このステップ314の演出制御につ
いては、後述する。
【0062】ステップ314の演出表示制御が終了する
と、ステップ316へ移行して当り又は外れのときの後
処理が実行され、このルーチンは終了する.例えば、当
りの場合には、大入賞口128を所定時間(或いは、、
所定数のパチンコ球が入賞するまで)、かつ所定回数開
放するといった遊技者に有利な状態たとする。
【0063】次に、図7のフローチャートに従い、演出
表示制御について説明する。
【0064】ステップ350では、全図柄変動画面21
2、214、216の図柄変動を開始し(図5(A)の
状態)、次いで所定時間経過後(ステップ352)に、
ステップ354で左端の図柄変動画面212の停止制御
を実行する。さらに、所定時間経過後(ステップ35
6)には、ステップ358で中央の図柄変動画面214
の停止制御を実行する。
【0065】この時点で、図5(B)のように、図柄が
停止することになる。すなわち、左端の図柄変動画面2
12における停止図柄は、3種類となっており、この3
個の図柄が当り図柄として有効となる.次に、中央の図
柄変動画面214における停止図柄は2種類となってお
り、この時点で、4本の有効ライン250A乃至250
Dを想定することができる。この中には、当り図柄とし
て配列(「3」「3」「3」の配列)が可能性として残
っており、所謂リーチ状態である。
【0066】すなわち、遊技者にとっては、複数の有効
ラインを同時に期待することができるため、見かけ上4
倍の当り確率アップとなり、当りの期待感を増大するこ
とができる。
【0067】ステップ358で中央の図柄変動画面21
4における停止制御が終了して、所定時間経過(ステッ
プ360)すると、右端の図柄変動画面216における
停止制御が実行される。この右端の図柄変動画面216
の停止によって各有効ライン250A乃至250Dでの
当り/外れが確定する。図5(C)では、右端の図柄と
して「3」が停止したため、有効ライン250Dが当り
となる。
【0068】次のステップ362では、当り・外れのた
めの後処理が実行される。すなわち、上記のように当り
が確定すると、大入賞口128が開放する。この大入賞
口128の開放が所定時間結果するか、或いは開放して
いる間に所定数のパチンコ球が入賞すると、大入賞口1
28は一旦閉止し、再度開放する(ラウンドの更新)。
これを数ラウンド繰り返すことで、遊技者に有利な状態
とすることができる。
【0069】本実施の形態によれば、表示部124への
停止図柄として、各図柄変動画面212、214、21
6における停止図柄数を異ならせたため、いちどの停止
図柄で複数ライン(有効ライン250A乃至250D)
をもつことができ、遊技者は、ライン数分(4倍)の期
待感を持って変動図柄を注視することになり、期待感を
増大することができる。また、表示制御基板160のメ
モリでは、各列の図柄のサイズごとに予め記憶しておく
ため、従前の図柄変動表示制御と同等の制御によって実
現することができる。
【0070】(変形例)以下に、サイズの異なる図柄を
用いた図柄変動画面212、214、216の変形例を
示す。
【0071】「変形例1」図8は、横配列の3図柄パタ
ーンであり、上端の図柄変動画面212が3個の図柄を
同時に表示し、中央の図柄変動画面214が2個の図柄
を同時に表示し、下端の図柄変動画面216が1個の図
柄を表示する。これにより、4本の有効ライン250A
乃至250Dが同時に表示できる(図9参照)。図柄の
面積比は、上端:中央:下端=3:2:1である。な
お、図柄変動制御は、上端から順に停止していく(図9
(A)乃至(D)参照)。
【0072】「変形例2」図10は、縦配列の3図柄パ
ターンであり、左端の図柄変動画面212が4個の図柄
を同時に表示し、中央の図柄変動画面214が3個の図
柄を同時に表示し、右端の図柄変動画面216が1個の
図柄を表示する。これにより、6本の有効ライン250
A乃至250Fが同時に表示できる(図11参照)。図
柄の面積比は、左端:中央:右端=4:3:1である。
なお、図柄変動制御は、左端から順に停止していく(図
11(A)乃至(C)参照)。
【0073】「変形例2」図12は、縦配列の3図柄パ
ターンであり、左端の図柄変動画面212が1個の図柄
を表示し、中央の図柄変動画面214が2個の図柄を同
時に表示し、右端の図柄変動画面216が3個の図柄を
同時に表示する。これにより、4本の有効ライン250
A乃至250Dが同時に表示できる(図13参照)。図
柄の面積比は、左端:中央:右端=1:2:3である。
なお、図柄変動制御は、左端から順に停止していく(図
13(A)乃至(C)参照)。
【0074】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、図柄変動
表示のための窓数を増やすことなく、また、メモリ数を
増やすことなく、有効ライン数を増加させることがで
き、有効ライン数の増加による制御プログラムの複雑化
を軽減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ遊技機の正面図で
ある。
【図2】本実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示す
ブロック図である。
【図3】図柄変動画面の構成を模式的に示す分解斜視図
である。
【図4】図柄変動画面の展開図である。
【図5】図柄変動画面の停止状態を示す動作図である。
【図6】図柄変動表示制御フローチャートである。
【図7】演出表示制御サブルーチンを示すフローチャー
トである。
【図8】変形例1に係る 図柄変動画面の展開図であ
る。
【図9】変形例1に係る図柄変動画面の停止状態を示す
動作図である。
【図10】変形例2に係る 図柄変動画面の展開図であ
る。
【図11】変形例2に係る図柄変動画面の停止状態を示
す動作図である。
【図12】変形例3に係る 図柄変動画面の展開図であ
る。
【図13】変形例3に係る図柄変動画面の停止状態を示
す動作図である。
【符号の説明】 110 パチンコ機(遊技機) 114 ゲージ部 122 電動役物ユニット 124 表示部 126 特別図柄始動入賞口 150 主制御基板 160 表示制御基板 168 特別図柄入賞センサ 212 図柄変動画面 214 図柄変動画面 216 図柄変動画面 250A乃至F 有効ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動口に入賞することで抽選され、抽選
    の結果に応じた演出で図柄を変動させる図柄変動表示装
    置を備えた遊技機に用いられ、前記図柄変動表示装置で
    の図柄変動表示を制御する遊技機における図柄変動表示
    制御装置であって、 少なくとも抽選結果を示す有効図柄を表示する表示部
    と、 前記表示部上に複数列設けられ、それぞれ帯状に複数の
    図柄が設けられた図柄変動画面の各列の図柄変動を独立
    して制御すると共に、所定の領域を表示部へ位置決めす
    る表示制御手段と、 前記図柄のサイズとして、各図柄変動画面に対応して、
    それぞれサイズの異なる図柄データを記憶する記憶手段
    と、を有し、 前記表示部に表示される相対的に大きいサイズの図柄を
    表示する図柄変動画面の停止図柄に対して、相対的に小
    さいサイズの図柄を表示する図柄変動画面の複数の停止
    図柄とのそれぞれの組み合わせを、それぞれ抽選の結果
    を示す有効図柄としたことを特徴とする遊技機における
    図柄変動表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記相対的なサイズの違いが、互いに整
    数比の面積倍率とされていることを特徴とする請求項1
    記載の遊技機における図柄変動表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記有効図柄を示すために仮想的に設定
    される図柄を横切る複数のラインが互いに平行かつ直線
    とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の遊技機における図柄変動表示制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003310942A (ja) * 2002-04-26 2003-11-05 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機、プログラム、記録媒体
JP2004135889A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Daiman:Kk 遊技機

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