JP2002065489A - 浴槽エプロンの取付構造 - Google Patents

浴槽エプロンの取付構造

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JP2002065489A
JP2002065489A JP2000260725A JP2000260725A JP2002065489A JP 2002065489 A JP2002065489 A JP 2002065489A JP 2000260725 A JP2000260725 A JP 2000260725A JP 2000260725 A JP2000260725 A JP 2000260725A JP 2002065489 A JP2002065489 A JP 2002065489A
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JP
Japan
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apron
bathtub
fixing member
fixed
flange portion
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JP2000260725A
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Hiroshi Koyama
広志 小山
Yoichi Nishida
陽一 西田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に着脱でき、ガタついたりベコベコする
ことのない浴槽エプロンの取付構造の提供を目的とす
る。 【構成】 エプロン3の上端側を、浴槽1の上面から外
側へ突出したフランジ部2の下面側へ着脱可能に固定す
る構造であって、フランジ部2の下面に固設された左右
両端側の上部固定部材4と、フランジ部2より下方に固
設された下部固定部材5により、エプロン3の上端側が
少なくとも3ヶ所以上で固定されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽エプロンを着脱
可能に固定する取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、浴槽の上面に外側へ
突出されたフランジ部の下面側に、浴槽エプロンの上端
側を差込状に取り付ける場合、フランジ部に一体形成し
てあるリブに浴槽エプロンの上端を固定するとか、或い
は、固定部材をフランジ部の下面に固設しておいて、こ
の固定部材に取り付けるとか、また、フランジ部内に弾
性体を固設しておいて、この弾性体に取り付ける等して
いる。なお、フランジ部内のリブや固定部材に差込状に
固定する構造の場合には、エプロンの上端部に自由度を
持たせられないために、エプロンの着脱がしづらくな
り、特にフランジ部が上面から見て直線でない形状の浴
槽の場合には、エプロンの着脱が非常にしづらいという
問題点があった。また、弾性体を用いた場合には、外側
からエプロンを押さえると弾性体が縮んで、エプロンが
ベコベコするという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、エプロンの上端部をス
ムーズに浴槽のフランジ部に着脱可能に固定することが
でき、また、エプロンがガタついたりベコベコすること
のない浴槽エプロンの取付構造を提供せんことを目的と
し、その第1の要旨は、エプロンの上端側を、浴槽上面
から外側へ突出したフランジ部の下面側へ着脱可能に固
定する取付構造であって、前記フランジ部の下面に固設
された上部固定部材と、フランジ部より下方に固設され
た下部固定部材により、前記エプロンの上端側が少なく
とも3ヶ所以上で固定されるように構成したことであ
る。また、第2の要旨は、前記下部固定部材が、弾性体
で構成されていることである。また、第3の要旨は、前
記上部固定部材を両端側に配設するとともに、前記下部
固定部材を中央側に配設したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、浴槽の平面構成図であり、浴槽1の浴槽
壁面1aの上面外周には外側へ水平状に突出してフラン
ジ部2が一体形成されており、このフランジ部2の下面
の左右両端側に、上部固定部材4,4が固設され、ま
た、フランジ部2の下方の浴槽壁面1aの中央部には、
下部固定部材5が固設されている。
【0005】即ち、図2の側面断面構成図で示すよう
に、上部固定部材4はL字状に形成されて、フランジ部
2の水平片部2aの下面に垂下状に固設されたものであ
り、この上部固定部材4と、フランジ部2の水平片部2
aの先端で垂下する垂下片部2bとの間には、エプロン
3の上端を差し込むことのできる隙間が形成されてい
る。
【0006】一方、中央部に固設される下部固定部材5
は、図3の中央側面断面構成図で示すように、フランジ
部2の下方の浴槽壁面1a裏側に固設されたものであ
り、浴槽壁面1aに固定される固定片5aと板バネ片5
bで構成されている。なお、エプロン3の裏側面には、
この下部固定部材5に整合する位置に補強板6が予め固
定されており、この補強板6が下部固定部材5の板バネ
片5bに当接できるように設けられている。なお、エプ
ロン3の下端には、予めネジ等で水平状に内側へ突出し
て下端係止部材9が取り付けられている。
【0007】なお、図4の側面図で示すように、浴槽1
が設置される防水パン7には、上方へ隆起した堤防7a
が形成されて、この堤防7aより洗い場7c側には排水
溝7bが形成されたものとなっており、堤防7aの内側
の防水パン7上に浴槽の脚8が載置されて浴槽1が設置
されるものである。
【0008】浴槽1が設置された後に、浴槽1に対し洗
い場7c側よりエプロン3を取り付けるに際し、エプロ
ン3の上端の左右両端側を、図2のように、一対の上部
固定部材4,4とフランジ部2の垂下片部2bとの隙間
内に差し込み、この一対の上部固定部材4,4でエプロ
ン3の上端の左右両端側を支持させた状態で、エプロン
3の上端側中央部を、図3に示すように、補強板6を板
バネ片5bに当接させながら上昇させ、エプロン3の中
央部上端をフランジ部2の下面側へ差し込んでゆくこと
ができ、フランジ部2の形状が直線ではなく曲面状に形
成されている場合においても、エプロン3の上端の左右
両端側を上部固定部材4,4で支持させた状態で、エプ
ロン3の中央部を下部固定部材5の板バネ片5bに当接
させてスムーズに差込み固定することができ、エプロン
3の取付作業を容易に行なうことができるものとなる。
その後に図4に示すように、エプロン3の下端の下端係
止部材9を、防水パン7の堤防7a上に載せて浴槽1側
へ押し込み、良好にエプロン3を堤防7a上に垂設させ
ることができるものとなる。
【0009】なお、エプロン3の取付完了状態では、図
5に示すように、エプロン3の上端の左右両端側は、エ
プロン3の上端に形成されている上端湾曲部3aが、フ
ランジ部2の垂下片部2bの裏側に当接し、エプロン3
の上端で浴槽側へ突出する上端突片3bが上部固定部材
4に当接して、エプロン3の上端が上部固定部材4とフ
ランジ部2の垂下片部2b間に嵌まり込んだ状態とな
る。従って、この状態で洗い場7c側よりエプロン3を
浴槽1側へ押圧しても、エプロン3の上端の上端突片3
bが上部固定部材4,4に当接されているため、エプロ
ン3がベコベコすることがなく、良好な固定状態が得ら
れるものである。
【0010】また、エプロン3の中央部は、図6に示す
ように、下部固定部材5の板バネ片5bの付勢力により
外側へ押圧されて、中央部ではエプロン3の上端湾曲部
3aがフランジ部2の垂下片部2bの裏側へ押圧された
状態で固定され、板バネ片5bの付勢力によりエプロン
3のガタつきが抑えられて、ガタつきのない良好な取付
状態が得られる。
【0011】なお、図7は、エプロン3の取り付け完了
状態の側面構成図である。なお、前記下部固定部材5の
板バネ片5bはコイルバネで構成することもでき、コイ
ルバネの付勢力により良好にエプロン3の上端湾曲部3
aをフランジ部2の垂下片部2bの裏側に押し付けて、
エプロン3がガタつくのを良好に防ぐことができるもの
となる。
【0012】なお、本例では、左右両端側の上部固定部
材4,4と、中央部の下部固定部材5による3点支持に
よりエプロン3の上端が固定されるため、取付状態が安
定したものとなり、また、左右両端側を支点として中央
部を良好にフランジ部2の下面に差込み固定することが
でき、取付作業が容易であり、着脱を極めて容易に行な
うことができるものである。
【0013】なお、浴槽1の壁面1aの左右両端側はア
ール形状に形成されているが、両端側の上部固定部材
4,4はフランジ部2の下面に固設されるものであるた
め、浴槽1の両端側がアール形状に形成されていても良
好に上部固定部材4,4を設置することができ、また、
下部固定部材5は浴槽1の壁面1aに良好に固設するこ
とができ、固定部材4,5の設置を容易に行なえるもの
である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、エプロンの上端側を、浴槽上
面のフランジ部の下面側へ着脱可能に固定する取付構造
であって、フランジ部の下面に固設された上部固定部材
と、フランジ部より下方に固設された下部固定部材によ
り、エプロンの上端側が少なくとも3ヶ所以上で固定さ
れるように構成したことにより、エプロンの上端側を浴
槽のフランジ部の下面側にスムーズに差し込んで固定す
ることができ、エプロンの取り付け及び着脱作業が容易
となる効果を有する。
【0015】また、下部固定部材が、弾性体で構成され
ていることにより、下部固定部材の弾性体がエプロンを
フランジ部内に押圧して、エプロンにガタつきがなく、
良好な取付状態が得られるものとなる。
【0016】また、上部固定部材を両端側に配設すると
ともに、下部固定部材を中央側に配設したことにより、
浴槽の左右両端側がアール形状に形成されている場合に
おいても、フランジ部の下面の左右両端に上部固定部材
を良好に設置することができ、また、中央部の下部固定
部材は浴槽壁面に良好に設置することができ、固定部材
の設置が容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽の平面構成図である。
【図2】エプロンの上端を浴槽のフランジ下面に差し込
む際に上部固定部材に当接させた状態の側面断面構成図
である。
【図3】取付時に下部固定部材に沿ってエプロンをフラ
ンジの下面に差し込む状態の、エプロンの中央部の側面
断面構成図である。
【図4】エプロンの取付状態の全体側面構成図である。
【図5】エプロンの取付完了状態におけるエプロンの両
端側の側面断面構成図である。
【図6】エプロンの取付完了状態におけるエプロン中央
部の側面断面構成図である。
【図7】エプロンの取付完了状態の全体側面構成図であ
る。
【符号の説明】
1 浴槽 2 フランジ部 2a 水平片部 2b 垂下片部 3 エプロン 3a 上端湾曲部 3b 上端突片 4 上部固定部材 5 下部固定部材 5a 固定片 5b 板バネ片 6 補強板 7 防水パン 7a 堤防 7c 洗い場 8 浴槽の脚 9 下端係止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エプロンの上端側を、浴槽上面から外側
    へ突出したフランジ部の下面側へ着脱可能に固定する取
    付構造であって、前記フランジ部の下面に固設された上
    部固定部材と、フランジ部より下方に固設された下部固
    定部材により、前記エプロンの上端側が少なくとも3ヶ
    所以上で固定されるように構成したことを特徴とする浴
    槽エプロンの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記下部固定部材が、弾性体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の浴槽エプロン
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記上部固定部材を両端側に配設すると
    ともに、前記下部固定部材を中央側に配設したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の浴槽エプロン
    の取付構造。
JP2000260725A 2000-08-30 2000-08-30 浴槽エプロンの取付構造 Pending JP2002065489A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028265A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 浴槽エプロンの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009028265A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 浴槽エプロンの取付構造

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