JP2001149250A - エプロン付浴槽 - Google Patents

エプロン付浴槽

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JP2001149250A
JP2001149250A JP33849399A JP33849399A JP2001149250A JP 2001149250 A JP2001149250 A JP 2001149250A JP 33849399 A JP33849399 A JP 33849399A JP 33849399 A JP33849399 A JP 33849399A JP 2001149250 A JP2001149250 A JP 2001149250A
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JP
Japan
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apron
bathtub
support
tool
convex
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Pending
Application number
JP33849399A
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English (en)
Inventor
Yasuo Iijima
康雄 飯島
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽本体とエプロンとを別体に形成した場合の
取り付け構造に関する。エプロンを取り付けた状態での
搬送、あるいはエプロンへの衝撃でエプロン部が脱落す
るという問題がある。本発明の目的は、エプロン部の着
脱が容易でかつこのような搬送あるいは衝撃では容易に
脱落することがないエプロンの取り付け構造をもっる浴
槽を提供することにある。 【解決手段】前記エプロンの裏面下端部に、下端部と平
行な面を有しかつエプロンの下方にほぼ直角な凸形状を
もつ係止具を設け、浴槽下部に設けられた支持具に嵌合
させる。これによってエプロン部の着脱が容易でかつ搬
送や衝撃で簡単に脱落しないエプロン付き浴槽を構成す
ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽本体と浴槽プ
ロンを別体に形成してなるエプロン付浴槽の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽本体とエプロンとを別体に形成した
浴槽におけるエプロン取付構造として、図4に示すよう
に、エプロン上部2aは浴槽本体上部の屈曲部1aに嵌
着され、エプロン上部2aと屈曲部1aとの隙間をクッ
ション材等で埋め支持されるようになっている。そし
て、エプロンの下部は、図4,図5に示すように浴槽本
体1の下部の底面リブ1b又は、脚に取り付けた支持具
3にエプロン2に係止された係止具4を支持具3へ嵌入
する構造、あるいはエプロン下端面2bを支持具3の支
持面へスライドさせる固定ネジ5で支持具3へ固定して
いる構造が知られている。このような例として、例えば
特開昭56−97425号公報(第1の例)が挙げられ
る。
【0003】また、特開平11−28168号公報(第
2の例)には、エプロン上端部を湾曲片によるバネ部と
係合させ、エプロン下端部に設けられた凹みぞと凸部を
横方向からスライドさせて係合する場合が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の第1の例で述べた図4の構造においては、エプロン
2裏面下部に設けた係止具4を支持具3に係止めするだ
けで済むためエプロン2の着脱は簡単であるが、エプロ
ン2を取り付けた状態での搬送や、エプロン表面2cへ
の衝撃で係止具4が支持具3から脱落するという問題
と、係止具4が支持具3に固定されていないため、がた
つくという問題を有していた。
【0005】また、後者の図5に示したものにおいて
は、エプロン下端面2bを直接支持具3にのせ、支持具
3の下側より固定ネジ5で固定しているため、エプロン
2の支持具3からの脱落やがたつきはなくなるが、固定
ネジ5をエプロン2の下方より差し込むため、作業性が
悪く、取り付け後の脱着作業が困難という問題を有して
いた。また、第2の例では脱着作業が横方向のスライド
方式であるために作業性がよくない。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、取り付け作業が容易で、エプロン取り付け後にが
たつかないこと、取り付け後もエプロンの脱着作業が容
易である安価なエプロン取り付け構造を有する浴槽を提
供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽本体とエ
プロン部を別体に形成された浴槽であって、上部が浴槽
上部の屈曲部に嵌着され、下部が前記浴槽下部に取り付
けた支持具に係止する係止具を介して支持されるエプロ
ンにおいて、前記エプロンの裏面下端部にエプロン下端
面部と略平行でかつ、エプロンの下方に凸となる凸状の
係止具が設けられ、この凸状の係止具が前記支持具に嵌
合されていることを特徴とする。
【0008】また、他の特徴は、前記凸状の係止具が、
合成樹脂又は金属の板状体を折曲して形成されたことに
ある。
【0009】本発明は、エプロンの下端面に設けた下方
凸状の係止具と、浴槽下方に設けた支持具の嵌合部とを
嵌め合わせする構造であるため、エプロン取付けのがた
つきを防止することができるとともに作業効率も向上し
た安価なエプロン付浴槽を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエプロン付浴
槽の実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明す
る。図1は本発明のエプロン付浴槽の実施例を示す全体
の斜視図、図2はエプロン2の浴槽本体1への取付け状
態を示す要部断面図、図3は係止具4の詳細斜視図であ
る。
【0011】図2,図3において、金属又は弾性合成樹
脂からなる係止具4は、エプロン下端面2bに平行な面
を持ち、かつエプロン2の下方向に凸となる凸部4aよ
り構成される。該凸部4aの先端部4bは嵌合孔3aへ
の抜き差しを容易にするために、先端部4bを中心に左
右に傾斜部4dをもつ形状である。
【0012】係止具4はエプロン下端面2bを支持具3
の嵌合孔3aに挿入させる時、凸部4aが支持面3bに
当接し上方向への弾性変形ができるよう、凸部4aと略
直角方向に切り欠き部4cを設けることが好ましい。図
3では、凸部4aの両側に切り欠き部4cを設けた場合
を示している。この切り欠き部により凸部4aを上方向
に弾性変形させて、支持具3の支持面3b上をスライド
させることにより、凸部4aが嵌合孔3aに嵌め込ま
れ、固定保持される。図2の例では、矢印の方向にスラ
イドさせて嵌合孔3aに係合させることになる。
【0013】本発明に用いるエプロンの下方向に凸部4
aを設けた係止具4は、金属又は合成樹脂で形成される
が、浴室内に用いるため錆が発生しない弾力性のある合
成樹脂の係止具が好ましい。
【0014】(実施例)以下、本発明の実施例を図1〜
図3に基づき説明する。該実施例に係るエプロン付浴槽
は、図1に示すように、浴槽本体1の上縁面端部を下方
へ折り曲げて成形した屈曲部1aからなる周縁部を備え
た浴槽本体1と、脱着可能としたエプロン2とから構成
されている。この浴槽本体1は、FRP等の樹脂組成物
を金型成形して形成されたものであって、入浴槽部と、
この入浴槽部の上端外周に設けられた上縁面と、この上
縁面を下方へ折り曲げて垂下する屈曲部1aとを一体に
備えている。エプロン2は、浴槽本体1同様にFRPの
樹脂組成物又は、合成樹脂等を金型成形して一体に形成
されたものであって、浴槽本体1への取り付けは、エプ
ロン上部2aは屈曲部1aに嵌着され固定保持されてい
る。
【0015】一方、エプロン下部側は、エプロン下端面
2bに係止具4を備え、この係止具4が支持具3の嵌合
孔3aに嵌め合わされて固定保持される。該実施例にお
いて、係止具4はエプロン下端面2bに平行な面を持ち
かつ、エプロンの下方向に凸となる凸部4aより形成さ
れる。該凸部4aの先端部4bは先端部4bを中心に左
右に傾斜部4dを設けている。また、係止具4は凸部4
aと略直角に切り欠き部4cが両側に形成されており、
凸部4aが図3でいうと上下に弾性変形ができる構造と
なっている。
【0016】係止具4は、ネジまたは、リベット等の固
定ネジ5でエプロン下端面2bに固定されている。以上
説明したように、エプロン2のエプロン下端面2bに、
エプロン下端面2bに平行な面を持ち、かつ、エプロン
の下方向に凸となる凸部4aより形成され、該凸部4a
の先端部4bは先端部4bを中心に左右に傾斜している
係止具4を備え、この係止具4を支持具3の嵌合孔3a
に嵌め合わせする構造となっているため、エプロン取付
け部のがたつきを防止することができるとともに作業効
率も向上し、安価な取り付け構造をもつエプロン付浴槽
を提供することできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、エプロ
ンの下端面に設けた下方凸状の係止具と、浴槽下方に設
けた支持具の嵌合部とを嵌め合わせする構造であるた
め、エプロン取付けのがたつきを防止することができる
とともに作業効率も向上した安価なエプロン付浴槽を提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエプロン付浴槽の一実施例を示す斜視
図。
【図2】図1に係るエプロン付浴槽の部分断面図。
【図3】図1に係るエプロン付浴槽の部分斜視図。
【図4】エプロン付浴槽の従来例(第1の例)を示す斜
視図。
【図5】エプロン付浴槽の従来例(第2の例)の部分断
面図。
【符号の説明】
1…浴槽本体、1a…屈曲部、1b…底面リブ、1c…
脚、2…エプロン、2a…エプロン上部、2b…エプロ
ン下端面、2c…エプロン表面、2d…嵌合部、2e…
化粧カバー、3…支持具、3a…嵌合孔、3b…支持
面、4…係止具、4a…凸部、4b…先端部、4c…切
り欠き部、4d…傾斜部、5…固定ネジ、7…取付ネ
ジ、8…係止固定具、15…固定ネジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体とエプロンが別体に形成されたエ
    プロン付浴槽において、上端部が浴槽上部の屈曲部に嵌
    着され、裏面下端部にエプロン下端面部と平行な面を有
    しかつエプロンの下方向に凸となる凸状係止具をもつエ
    プロンと、浴槽下部に前記凸状の係止具との嵌合部をも
    つ支持具、とから構成したことを特徴とするエプロン付
    浴槽。
  2. 【請求項2】凸状の係止具が、合成樹脂又は金属の板状
    体を折曲して形成したことを特徴とする請求項1記載の
    エプロン付浴槽。
JP33849399A 1999-11-29 1999-11-29 エプロン付浴槽 Pending JP2001149250A (ja)

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