JP2563102Y2 - ブラケットカバーの取付構造 - Google Patents

ブラケットカバーの取付構造

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JP2563102Y2
JP2563102Y2 JP6730592U JP6730592U JP2563102Y2 JP 2563102 Y2 JP2563102 Y2 JP 2563102Y2 JP 6730592 U JP6730592 U JP 6730592U JP 6730592 U JP6730592 U JP 6730592U JP 2563102 Y2 JP2563102 Y2 JP 2563102Y2
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JP
Japan
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bracket
bracket cover
cover
mounting structure
boss
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JP6730592U
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Inventor
順司 秋田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はタオルバーやスライド式
シャワーフック用ガイドレールなどを壁面に取り付ける
のに好適なブラケットに係り、特にこのブラケットに対
してブラケットカバーを被装する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブラケットカバーの取付構造を
採用したスライド式シャワーフック用ガイドレールの壁
面への取付構造について第4図ないし第6図を参照して
説明する。
【0003】浴室の壁面10にブラケット12が取り付
けられており、このブラケット12に対しシャワーフッ
ク用ガイドレール14の下端が挿入され、固定されてい
る。また、このガイドレール14の下端部分を覆うよう
にブラケット12に対しブラケットカバー16が装着さ
れている。
【0004】第4図に示すように、ブラケット12は、
楕円柱形状のブラケット本体12aと、該ブラケット本
体12aの上部に設けられたガイドレール嵌合部12b
と、ブラケット本体12aの前面に設けられたビス孔1
2cと、該前面から突出するボス部12dと、該前面か
ら凹陥するビス受入孔12eとを備えている。
【0005】このビス受入孔12eは、途中部分までが
太径であり、その先が細径となっている。このビス受入
孔12eの途中部分に設けられた段部12f(第5図)
にビス18の頭部が係合される。ビス18が壁面10に
ねじ込まれることによりブラケット12が壁面10に対
して固定される。
【0006】ガイドレール14は、前記ガイドレール嵌
合部12bに対し上方から挿入され、該ガイドレール1
4に設けられたビス挿通孔14aにビス20が挿入さ
れ、このビス20が前記ビス孔12cにねじ込まれるこ
とにより該ガイドレール14の下端がブラケット12に
対し固定される。
【0007】ブラケットカバー16は、U字形状のもの
であり、ブラケット12の前面のうちガイドレール嵌合
部12bを除いた部分に被さるようになっている。この
ブラケットカバー16の裏面にはピン16aが突設され
ており、第6図に示す如く、このピン16aがボス部1
2dの凹部(この従来例では貫通孔)12gに嵌合する
ことにより、ブラケットカバー16がブラケット12に
対し固定取り付けされるようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のブラケット
カバー16の取付構造にあっては、ピン16aがボス部
12dの凹部12gに嵌合することによってのみ該ブラ
ケットカバー16がブラケット12に保持されているた
め、このピン16aと凹部12gとの嵌合が甘くなる
と、ブラケットカバー16がブラケット12から脱落し
てしまうという問題があった。
【0009】このような問題は、ブラケットカバー16
とブラケット12との材質が異なっており、両者の熱膨
張係数が異なっている場合に顕著になり易い。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のブラケットカ
バーの取付構造は、ブラケットにブラケットカバーを取
り付けた構造であって、該ブラケットの表面から突出す
るボス部と、該ボス部に穿設された凹部と、該ブラケッ
トカバーの裏面から突設されており、該ボス部の凹部に
嵌入されたカバー固定ピンと、を備えたブラケットカバ
ーの取付構造において、前記ボス部にゴム又は合成樹脂
製のキャップを冠着し、該キャップに前記凹部と同軸的
に設けられた、該凹部よりも口径の小さい開口に対し前
記ピンを緊密に嵌挿したことを特徴とするものである。
【0011】請求項2のブラケットカバーの取付構造
は、請求項1において、前記ブラケットとブラケットカ
バーとは、熱膨張係数の異なる異材質よりなることを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】かかる本考案のブラケットカバーの取付構造に
おいては、ボス部にゴム又は合成樹脂製のキャップを嵌
着し、このキャップに設けられた口径の小さい開口に対
しピンをきつくはめ込んでいるため、ブラケットカバー
とブラケットとの熱膨張係数が相違していても、ブラケ
ットカバーは常にブラケットに対ししっかりと保持され
るようになる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本考案の実施例構造を示す分解斜視図、第
2図はブラケットカバーを装着したブラケットによるガ
イドレール取付構造を示す縦断面図、第3図は第2図の
3−3線に沿う断面図である。
【0014】本実施例においては、ボス部12dにゴム
又は軟質の合成樹脂よりなるキャップ22が嵌着されて
いる。このキャップ22の開口22aは、前記ボス部1
2dの凹部(本実施例では貫通孔)12gよりも口径が
小さくなっており、ピン16aがこの開口22aにきつ
くはまりつつ凹部12gに嵌合されている。その他の構
成は前記従来例と同一であり、同一部分に同一符号を付
してその説明を省略する。
【0015】このように構成されたブラケットカバーの
取付構造にあっては、ピン16aがキャップ22の開口
22aにきつくはまっているため、ブラケットカバー1
6とブラケット12との熱膨張係数に相違があっても、
常にピン16aがボス部12dにしっかりと保持されて
おり、従って、ブラケットカバー16がブラケット12
に対ししっかりと保持されるようになる。
【0016】なお、特に限定されるものではないが、ブ
ラケット12は例えば金属や高剛性のエンジニアリング
プラスチックにて構成される。また、ブラケットカバー
16は安価なプラスチック成形品とされる。
【0017】上記実施例では、凹部12gは貫通孔とさ
れているが、貫通していない凹穴として形成されていて
も良いことは明らかである。
【0018】また、上記実施例はスライド式シャワーフ
ック用ガイドレールを取り付けるためのブラケットカバ
ーに本考案を適用した構造に関するものであるが、本考
案はタオルバーなど各種の部材を取り付けるためのブラ
ケットカバーに適用できることは明らかである。
【0019】
【考案の効果】以上の通り、本考案のブラケットカバー
の取付構造によると、ブラケットとブラケットカバーと
が異材質であり、両者の熱膨張係数が相違する場合であ
っても、ブラケットカバーをブラケットに対ししっかり
と保持させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例構造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例構造を採用したブラケットによるガイド
レール取付構造を示す縦断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】従来例に係るブラケットカバーの取付構造を示
す斜視図である。
【図5】従来例を用いたガイドレール取付構造を示す縦
断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図である。
【符号の説明】
12 ブラケット 12a ブラケット本体 12b ガイドレール嵌合部 12d ボス部 12g 凹部 14 ガイドレール 16 ブラケットカバー 16a ピン 22 キャップ 22a 開口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットにブラケットカバーを取り付
    けた構造であって、 該ブラケットの表面から突出するボス部と、 該ボス部に穿設された凹部と、 該ブラケットカバーの裏面から突設されており、該ボス
    部の凹部に嵌入されたカバー固定ピンと、を備えたブラ
    ケットカバーの取付構造において、 前記ボス部にゴム又は合成樹脂製のキャップを冠着し、
    該キャップに設けられた該凹部よりも口径の小さい開口
    に対し前記ピンを緊密に嵌挿したことを特徴とするブラ
    ケットカバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ブラケットとブ
    ラケットカバーとは、熱膨張係数の異なる異材質よりな
    ることを特徴とするブラケットカバーの取付構造。
JP6730592U 1992-09-28 1992-09-28 ブラケットカバーの取付構造 Expired - Lifetime JP2563102Y2 (ja)

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JPH0634068U JPH0634068U (ja) 1994-05-06
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JP2009077835A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Panasonic Electric Works Co Ltd タオル掛け
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