JP2565064Y2 - 泥除け固定ビス用キャップ - Google Patents

泥除け固定ビス用キャップ

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JP2565064Y2
JP2565064Y2 JP1667092U JP1667092U JP2565064Y2 JP 2565064 Y2 JP2565064 Y2 JP 2565064Y2 JP 1667092 U JP1667092 U JP 1667092U JP 1667092 U JP1667092 U JP 1667092U JP 2565064 Y2 JP2565064 Y2 JP 2565064Y2
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JP
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cap
screw
mudguard
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JP1667092U
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JPH0576989U (ja
Inventor
光雄 山本
Original Assignee
株式会社山本泥除製作所
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J15/00Mud-guards for wheels
    • B62J15/02Fastening means; Stays

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自転車などの泥除け固
定ビス用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】各種のビスは、一般に、部品、部材に他
の部品、部材を固着する場合に用いられ、このような使
用目的に従って使用されたとき、その頭部が裸のまま外
部に露出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのため、外見上不体
裁であり、また、鉄製のビスでは、風雨や光に曝されて
錆が発生し、見苦しくなるのみでなく、発錆が進むとビ
スが腐触して離脱不能となり、部品部材が破損するに至
る。一方、人や衣類が触れて怪我をしたり、破れたりす
る事故も発生する。たとえば、自転車などに泥除けを組
付け固定するにあたり、図7の斜視図および図8の分解
斜視図に示すように、泥除け本体1上にステー2を、そ
のU字状の係合部2aが跨る姿勢で配置し、止め金具3
を用いて上方から押さえ、さらにこれら泥除け本体1と
ステー2と止め金具3とを一体的に固着するために、泥
除け本体1の長手方向に沿って設けられた2つのビス挿
通孔4と止め金具3に設けられた2つのビス挿通孔5と
を通してビス6が螺合される。そしてこのビス6は、従
来は止め金具3上に頭部が露出しているため、掃除の際
怪我をしたり、衣類が触れて引掛かるなどの問題が生じ
易い。また、走行時の振動によってゆるみ、脱落する事
故も発生する。
【0004】したがって本考案は、ビスがゆるんで脱落
することを防ぎ、防錆にも役立ち、ビスによる怪我や引
掛かりが起こることがないようにビスに装着可能で、体
裁上も優れたキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、首下段部付のビスに組付け可能な可撓性の長
円形キャップであって、該キャップはその長手方向を泥
除け本体の長手方向に沿わせて配置され、キャップに
は、裏面側に、泥除け本体の長手方向に配列される2つ
のビスの頭部、止め金具および該止め金具によって泥除
け本体に固着されるステーの係合部分が収容される空洞
部が設けられ、キャップの裏面側で前記空洞部を囲む周
縁部には、キャップの長手方向中間部分に、ステーの係
合部分が挿通可能な溝部が形成され、さらにキャップの
長手方向両端部分に、互いに内方を向いて突設され、前
記ビスにキャップが組付けられたとき、各ビスの首下段
部におよそ半周にわたって弾発当接可能な係止縁が形成
されていることを特徴とする泥除け固定ビス用キャップ
である。
【0006】
【作用】キャップは、その空洞部に2つのビスの頭部、
止め金具およびステーの係合部分が収容されて、その長
手方向を泥除け本体の長手方向に沿わせて、その係止縁
をビスの首下段部に弾発当接させて固着される。
【0007】キャップは外観上の体裁を高め安全性を保
ち、前記ビス等が水や光に曝されることから防護し、防
錆作用に寄与する。
【0008】
【実施例】図1は本考案の泥除け固定ビス用キャップの
使用態様を示す斜視図であり、図2はキャップの長手方
向の縦断面図であり、図3は底面図である。
【0009】これらの図に示すように、本考案の泥除け
固定ビス用キャップ(以下、キャップという)10は、
たとえば硬質塩化ビニールなどの合成樹脂を用いて長円
形に成型され、その裏面側に、前記泥除け本体1とステ
ー2とを固着するための2つのビス6の頭部7と、前記
止め金具3と、前記ステー2のU字状係合部分2aとが
収容可能な空洞部11が設けられる。また、キャップ1
0の裏面側で前記空洞部11を囲む周縁部12には、前
記2つのビスの配列方向に沿うキャップ10の長手方向
中間部分両側に、前記ステー2の係合部分2aが挿通さ
れる溝部13,13が形成され、さらに、長手方向両端
部分に、互いに内方を向いて対向突設される係止縁1
4,14が形成されている。
【0010】本考案の組付けに使用されるビス6は、頭
部7と雄ねじ部8との間に、頭部7より小径で、かつ雄
ねじ部8より大径の首下段部9が形成される。
【0011】前記係止縁14は、キャップ10が、前記
2つのビス6,6の配列方向にキャップ長手方向を沿わ
せて装着されたとき、その内向面が各ビス6の首下段部
9に対し、その相反する外方側のおよそ半周にわたって
弾発当接可能な厚みと対向間隔を有するよう構成され
る。
【0012】図4は、キャップ10を泥除け本体1に装
着した状態を示す一部切欠正面図であり、図5は図4の
切断面線V−Vから見た断面図であり、図6は図5の一
部拡大断面図である。なお、図4における参照符号20
は泥除け本体1の裏面に固定された裏板金である。これ
らの図に示すように、キャップ10はビス6の首下段部
9に係止縁14が嵌装されて固着される。このようにビ
ス6にキャップを嵌装固着するには、キャップ10を、
その長手方向が2つのビス6,6の配列方向と合致する
よう配置し、その表側から加圧する。この加圧によっ
て、キャップ10の周縁部12の内向先端部分が、ビス
6の頭部7の頂面傾斜に沿って摺動しながら外方へ拡が
り、頭部7の最大径部分を乗り越えて首下段部9に嵌合
される。
【0013】首下段部9に嵌合された周縁部12は大き
な力で内径がキャップ10の長手方向に拡大されない限
り、首下段部9から外れることがないので、キャップ1
0は泥除け本体1上に安定される。
【0014】このようにキャップ10は、ビス6を介し
て泥除け本体1に対して容易に取付けられ、キャップ1
0を変形させるような大きな外力が加わらない限り、ビ
ス6、したがって泥除け本体1から離脱することがな
い。
【0015】上記キャップ10の嵌装手段は、泥除け以
外にも適用できる。
【0016】
【考案の効果】本考案のキャップは、ビスに対しその上
方に載置し、加圧することによってビスの首下段部にキ
ャップの周縁部を嵌装するようにしたので、装着が極め
て容易でしかも離脱し難い。
【0017】そのためビスや止め金具などが外部に露出
することがなくなり、体裁がよいだけでなく、人や衣服
が触れても怪我をしたり、引掛かることがない。
【0018】また、キャップは防水、防曝にも役立ち、
ビスや止め金具に錆が発生するのを防ぎ、万一錆が発生
しても外部から見えないので、体裁がよい。キャップを
装着することによって泥除けとしての製品価値も格段に
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用態様の斜視図である。
【図2】本考案のキャップの長手方向の縦断面図であ
る。
【図3】本考案のキャップの底面図である。
【図4】キャップの装着状態を示す一部切欠正面図であ
る。
【図5】図4の切断面線V−Vから見断面図である。
【図6】図5の一部拡大断面図である。
【図7】従来の泥除け固定状態を示す斜視図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 泥除け本体 2 ステー 3 止め金具 6 ビス 9 首下段部 10 キャップ 11 空洞部 12 周縁部 14 係止縁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首下段部付のビスに組付け可能な可撓性
    の長円形キャップであって、 該キャップはその長手方向を泥除け本体の長手方向に沿
    わせて配置され、 キャップには、裏面側に、泥除け本体の長手方向に配列
    される2つのビスの頭部、止め金具および、該止め金具
    によって泥除け本体に固着されるステーの係合部分が収
    容される空洞部が設けられ、 キャップの裏面側で前記空洞部を囲む周縁部には、キャ
    ップの長手方向中間部分に、ステーの係合部分が挿通可
    能な溝部が形成され、さらにキャップの長手方向両端部
    分に、互いに内方を向いて突設され、前記ビスにキャッ
    プが組付けられたとき、各ビスの首下段部におよそ半周
    にわたって弾発当接可能な係止縁が形成されていること
    を特徴とする泥除け固定ビス用キャップ。
JP1667092U 1992-03-27 1992-03-27 泥除け固定ビス用キャップ Expired - Lifetime JP2565064Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0576989U JPH0576989U (ja) 1993-10-19
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