JP2002143012A - 洗面装置 - Google Patents

洗面装置

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JP2002143012A
JP2002143012A JP2000294473A JP2000294473A JP2002143012A JP 2002143012 A JP2002143012 A JP 2002143012A JP 2000294473 A JP2000294473 A JP 2000294473A JP 2000294473 A JP2000294473 A JP 2000294473A JP 2002143012 A JP2002143012 A JP 2002143012A
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washbasin
ball
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groove
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JP2000294473A
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Masaki Iwasaki
政樹 岩崎
Satoru Yamazawa
悟 山沢
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面ボールを強固かつ容易に取付けることが
でき、洗面ボールを薄肉化して、デザイン性と機能性に
富んだ洗面装置を得る。 【解決手段】 壁等に固定される支持フレームに洗面ボ
ールが支持されてなる洗面装置において、洗面ボール1
2の外周近傍下面の支持部が、支持フレーム11の枠状
部11Bに支持固定されてなることを特徴とする。洗面
ボール12の支持部が凹溝12Bであり、支持フレーム
の枠状部が略U字形状であるものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面装置に関し、特
に洗面ボールを、壁面に、強固かつ容易に取り付けるこ
とができる洗面装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面に固定される洗面装置として
は、陶磁器製またはプラスチック製またはステンレス製
等の洗面ボールを、壁面等に固定した金属製ブラケット
等の支持金具で支持するとともに、洗面ボールの背面側
に形成された取付け固定部を、壁面等に、取付けボルト
で締めつけ固定してなる洗面装置が一般的である。例え
ば、特開平10‐5140号公報に記載の洗面装置において
は、洗面ボールの背面に形成したハンガー受部を壁面に
固定したハンガーに係合させて引っ掛けることにより、
洗面ボールを壁面に保持させ、洗面ボールの背面下側に
形成したバックガード(洗面ボールの壁面への取付け固
定部)のビス孔から、ビスを壁面にねじ込んで洗面ボー
ルを壁面に固定することが記載されている。
【0003】また、この洗面装置では、洗面ボールがカ
ウンターの洗面ボール取付け用孔に合致させて取り付け
られ、洗面ボールのシンク部周辺のリム部上面とカウン
ターの裏面とを接着剤で接着固定することが記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の洗面ボ
ールを支持金具で支持するとともに、洗面ボールの固定
部を壁面にボルトで固定する洗面装置においては、洗面
ボールが、その背面側だけで支持固定されるために、洗
面ボール自体に強度のあることが必要であり、洗面ボー
ルが肉厚となる。したがって、洗面ボール自体が比較的
大型で、重量も重くなり、壁面への取付け強度も要求さ
れるため、全体として大型なものとなり、取付け作業が
煩雑となる問題があった。
【0005】また、肉厚が厚くなるため、洗面ボールの
外観形状がシンプルなものとならざるを得ず、現代のフ
ァッション性に富んだ複雑なデザイン形状や機能性に富
んだ小型の洗面装置とすることができなかった。
【0006】また、特開平10−5140号記載の洗面装置で
は、洗面ボールの取付け強度を高めるために、洗面ボー
ルがカウンターの洗面器取付け用孔に合致させて取り付
けられ、洗面ボールのシンク部周辺のリム部上面とカウ
ンターの裏面とを接着剤で接着固定されている。しか
し、カウンターを設けると洗面装置としてそれだけ大掛
かりなものとなるし、洗面ボールのシンク部以外の部分
がカウンターの下に隠れてしまうので、デザイン的にシ
ンプルなものとなる。
【0007】本発明は、このような従来の洗面装置にお
ける問題点を解決しようとするものであり、その目的
は、洗面ボールを壁等に強固かつ容易に固定可能とする
とともに、洗面ボールの肉厚を薄くして、デザイン性と
機能性に富んだ洗面装置を提供可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、壁等
に固定される支持フレームに洗面ボールを支持してなる
洗面装置において、支持フレームが、壁等に固定される
取付部と、取付部から延在される枠状部とを有し、洗面
ボールが、外周近傍下面に支持フレームの枠状部に当接
する支持部を有しており、支持フレームの枠状部に洗面
ボールの支持部が載置されてなることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、支持フレームの
枠状部の具体的形状の一例であって、枠状部が、洗面ボ
ールの手前側と左右両側との外周近傍下面に沿う略U字
形状であり、その両端部に壁等に固定される取付部が形
成されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項3の発明は、洗面ボールを、
支持フレームの枠状部に固定するための洗面ボールの支
持部の具体的形状の一例であって、洗面ボールの外周近
傍下面には、支持フレームの枠状部に合致する凹溝を有
し、この凹溝が支持部となされ、支持フレームの枠状部
に、洗面ボールの凹溝が嵌合固定されてなることを特徴
とする。
【0011】また、請求項4の発明は、支持フレームの
枠状部の具体的構造の一例であって、支持フレームの枠
状部には、弾性スペーサが被覆されていることを特徴と
する。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
における弾性スペーサの好ましい具体的構造の一例であ
って、弾性スペーサが、スペーサ本体から洗面ボールの
凹溝への反嵌合進み方向に向けて倒れ状をなして凹溝の
側壁に接するひだを備えてなることを特徴とする。
【0013】また、請求項6の発明は、弾性スペーサの
別の好ましい具体的構造であって、弾性スペーサが、洗
面ボールの凹溝の溝底面に接する突起を備えてなること
を特徴とする。
【0014】本発明において、洗面ボールの材質は特に
限定されないが、例えばプラスチック、陶磁器またはス
テンレス等の金属等が挙げられる。また、支持フレーム
の取付部が固定されるのは、洗面装置を設置する必要の
ある洗面所、便所、浴室、廊下等の壁や壁の裏面に設け
られた補強材や建物の構造体などの被固定部が挙げられ
る。
【0015】支持フレームは、洗面ボールを壁等に支持
するもので、壁等に固定される取付部と、取付部から延
在された枠状部とを有する。枠状部は、洗面ボールをそ
の下面側から支持するようになされており、洗面ボール
の外周近傍下面で支持するのが、洗面ボールを安定して
強固に支持することができるので好ましい。例えば、洗
面ボールの外周近傍全周を支持するものであってもよい
が、洗面ボールの壁等へ接触する背面側には、洗面ボー
ルからのオーバーフロー水を排水管に流すための流路が
形成されるため、洗面ボールの下面側を支持するには、
枠状部を洗面ボールの下面に沿って三次元的に屈曲した
複雑な形状にしなければならない。形状が複雑になる
と、製造が煩雑となり、コストが高くなる。これを避け
るためには、背面側に平坦な部分を形成すればよいが、
洗面ボールの奥行き寸法が大きくなる。
【0016】そこで、請求項2に記載のように、枠状部
が、洗面ボールの手前側と左右両側との外周近傍下面に
沿う略U字形状であり、その両端部に壁等に固定される
取付部が形成されているのが好ましい。支持フレームを
このような形状にすると、洗面ボールの奥行き寸法を短
くして、安定して強固に支持固定できる。支持フレーム
は金属や繊維強熱硬化性樹脂等の強度的に優れた材料か
ら鋳造または一体成形で製造されるか、金属板材の溶接
で製造される。
【0017】この支持フレームの枠状部には、洗面ボー
ルが上方から載置して固定される。洗面ボールの下面側
には、外周近傍に支持フレームの枠状部に当接する支持
部が形成されている。この支持部は、枠状部に洗面ボー
ルを載置したとき、洗面ボールの支持部が枠状部上面に
当接する面を有している。支持部は、平面であっても、
凹溝であってもよい。
【0018】そして、支持フレームの枠状部と洗面ボー
ルの支持部とは固定される。固定は、接着剤で接着して
もよいが、支持部が凹溝になっていると嵌合により固定
できる。枠状部と凹溝の側面および底面との間に、弾性
スペーサを挟持させることにより、緩衝性のある固定が
可能となる。また、支持部が平面の場合であっても、洗
面ボールには、水を溜めるための下方への突出部が形成
されるため、この突出部に沿って平面状の支持部が設け
られ、枠状部の内側に洗面ボールの突出部を嵌合するよ
うな形状にすれば、洗面ボールを支持フレームの枠状部
に嵌め込むだけで固定できる。
【0019】また、本発明では、支持フレームの枠状部
の外周面に弾性スペーサが被覆されていると、枠状部と
洗面ボールの支持部、特に凹溝からなる支持部とを弾性
的に嵌合固定できるので、衝撃力で破損しやすい陶磁器
製の洗面ボールであっても、損傷することなく固定保持
でき好適である。この弾性スペーサは、ゴム弾性体が枠
状部外周に被覆される。ゴム弾性体を枠状部外周に被覆
されたものとするには、枠状部を金型内に、金型内面と
の間に弾性スペーサの厚さに相当する間隙をもって装着
し、間隙内に未加硫ゴムを圧入して、加硫硬化させる。
また筒状のゴム弾性体に、その横断面の周方向の一部に
切込みが設けられていて、この切込みを広げて筒状のゴ
ム弾性体を枠状部に被覆してもよい。
【0020】弾性スペーサは、一定厚さのものであって
もよいが、後の発明の実施の形態の項で詳細に説明する
ように、筒状のゴム弾性体からなるスペーサ本体と洗面
ボールの凹溝との間に間隙が設けられており、弾性スペ
ーサが、スペーサ本体から洗面ボールの凹溝への反嵌合
進み方向に向けて倒れ状をなして凹溝の側壁に接するひ
だを備えているものであると、洗面ボールの凹溝を弾性
スペーサに嵌合するときに挿入し易く嵌合性が良い。ひ
だは凹溝との嵌合後に、弾性的に開こうとする抵抗力で
凹溝から外れないように作用し、嵌合固定力を増強す
る。ひだの長さ、太さ、倒れ度を調整することにより、
嵌合固定力を調整できる。スペーサの下端側のひだは凹
溝を閉塞する蓋としても機能する。
【0021】また、弾性スペーサに、洗面ボールの凹溝
の溝底面に接する突起を備えたものとすると、洗面ボー
ルの成形面精度が悪くて凹溝の溝底面が凹凸面をなす場
合にも、弾性スペーサはその突起を介して凹溝の溝底面
と弾発的に衝合し、支持フレームの枠状部の全周で均一
な嵌合固定力を確保できる。この突起は、支持フレーム
の枠状部の上面に連続したものであっても、独立した突
起が所定間隔で断続的に設けられていてもよい。また、
この突起は、枠状部の上面に複数条設けられたものであ
ってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1は洗面装置を示す底
面視斜視図、図2は支持フレームと洗面ボールと弾性ス
ペーサを示す斜視図、図3は第1実施形態の弾性スペー
サの使用状態を示す断面図、図4は第2実施形態の弾性
スペーサの使用状態を示す断面図、図5は第3実施形態
の弾性スペーサの使用状態を示す断面図である。
【0023】(第1実施形態)(図1〜図3) 洗面装置10は、図1に示す如く、金属からなる支持フ
レーム11と、プラスチックからなる洗面ボール12の
組立体であり、壁等に固定される支持フレーム11に洗
面ボール12を支持し、洗面ボール12の下部空間を広
く利用できるようにし、この下部空間に車椅子等を容易
に挿入できるようにしてなるものである。
【0024】支持フレーム11は、図2に示す如く、壁
等にビス等にて固定される左右一対の取付部11Aと、
両取付部11A、11Aの間で枠状をなすように延在さ
れる平面視略U字形状の枠状部11Bとを有する。枠状
部11Bは例えば矩形断面をなす。
【0025】洗面ボール12は、図2に示す如く、手前
側と左右両側との外周部にフランジ12Aが形成されて
おり、このフランジ12Aの外周近傍下面に、下方にU
字状に開放した凹溝12Bを備える。凹溝12Bの開口
部には、図3に示す如く、凹溝12Bの開口巾を狭くす
る凸条12Cが形成されている。
【0026】洗面装置10は、支持フレーム11の枠状
部11Bに弾性スペーサ13を取着し、この弾性スペー
サ13に、洗面ボール12の外周近傍下面に設けられて
いる凹溝12Bを嵌合することにて、洗面ボール12が
支持フレーム11に支持固定されている。このとき、弾
性スペーサ13は、スポンジ、ゴム等の柔軟弾性材料か
らなり、洗面ボール12の凹溝12Bが嵌合するときの
弾性スペーサ13の弾性変形量に基づく嵌合固定力が得
られる。
【0027】弾性スペーサ13は、弾性スペーサ本体1
3Aの左右両側部に、洗面ボール12の凹溝12Bへの
反嵌合進み方向に向けて倒れ状をなして凹溝12Bの側
壁に弾発的に接する複数のひだ13Bを備えるととも
に、凹溝12Bの開口端を閉塞する左右のひだ13Cを
備える。
【0028】弾性スペーサ13は、横断面の周方向の上
部に切込み13Dを備えた筒状をなし、筒状の中空部1
3Eの断面形状を支持フレーム11の枠状部11Bの矩
形断面に合致させている。弾性スペーサ13は、切込み
13Dを開いて支持フレーム11の枠状部11Bを包み
込むように該枠状部11Bに巻付いて取着される。弾性
スペーサ13と枠状部11Bとは接着剤で接着されてい
てもよい。
【0029】従って、洗面装置10にあっては、支持フ
レーム11の取付部11Aを壁等にビスで固定してか
ら、支持フレーム11の枠状部11Bにスペーサ13を
取着し、このスペーサ13に洗面ボール12の凹溝12
Bを嵌合することにて極めて容易に取付けることができ
る。
【0030】本実施形態によれば、以下の作用効果があ
る。 洗面ボール12の凹溝12Bを、支持フレーム11の
弾性スペーサ13を被覆した枠状部11Bに嵌合するこ
とにて、洗面ボール12を支持フレームに取付け固定し
たものとなる。支持フレーム11の枠状部11Bの全周
で、弾性スペーサ13の変形量に基づく均一な嵌合固定
力を得て、洗面ボール12を確実に取付けることができ
る。弾性スペーサ13と凹溝12Bとの嵌め合いの程度
の調整により、嵌合固定力の調整も容易にできる。
【0031】洗面ボール12の凹溝12Bを弾性スペ
ーサ13を被覆した枠状部11Bに嵌合することにて直
ちに取付完了となり、取付時間は短く、簡易である。
【0032】弾性スペーサ13が倒れ状ひだ13B、
13Cを備えることにより、洗面ボール12の凹溝12
Bを弾性スペーサ13を被覆した枠状部11Bに嵌合す
るときに挿入し易く嵌合性が良い。ひだ13B、13C
は凹溝12Bとの嵌合後に、弾性的に開こうとする抵抗
力で凹溝12Bから外れないように作用し、嵌合固定力
を増強する。ひだ13B、13Cの長さ、太さ、倒れ度
を調整することにより、嵌合固定力を調整できる。弾性
スペーサ13の下端側のひだ13Cは凹溝12Bを閉塞
する蓋としても機能する。
【0033】弾性スペーサ13が筒状をなす横断面の
一部に切込み13Dを備えたものとすることにより、こ
の切込み13Dを広げて弾性スペーサ13を枠状部11
Bに被覆することができるので、弾性スペーサ13を支
持フレーム11の枠状部11Bに簡易且つ確実に取着で
きる。
【0034】洗面ボール12の外周近傍下面に形成さ
れた凹溝12Bの開口部には、凸条12Cを形成して凹
溝12Bの開口巾を狭くしたから、支持フレーム11の
枠状部11Bに嵌合された後の凹溝12Bの引抜き抵抗
力を高め、両者の嵌合固定力を増強できる。
【0035】(第2実施形態)(図4) 第2実施形態の弾性スペーサ20が第1実施形態の弾性
スペーサ13と異なる点は、弾性スペーサ本体20Aの
左右の一方の側部にだけひだ20Bを設けたことにあ
る。尚、弾性スペーサ20は、凹溝12Bの開口端を閉
塞する左右のひだ20Cを備えるとともに、左右の他方
の側部に切込み20Dを備える。
【0036】(第3実施形態)(図5) 第3実施形態の弾性スペーサ30が第1実施形態の弾性
スペーサ13と異なる点は、弾性スペーサ本体13Aの
上部で、切込み13Dの両側に、洗面ボール12の凹溝
12Bの溝底面に衝合して接する突起31を備えたこと
にある。突起31は、スペーサ本体13Aの長手方向に
点在する点状をなし、又は長手方向に連続する連続状を
なすことができる。
【0037】従って、本実施形態によれば、スペーサ3
0が洗面ボール12の凹溝12Bの溝底面に接する突起
31を備えるから、洗面ボール12の成形面精度が悪く
て凹溝12Bの溝底面が凹凸面をなす場合にも、スペー
サ30はその突起31を介して凹溝12Bの溝底面と弾
発的に衝合し、支持フレーム11の枠状部11Bの全周
で均一な嵌合固定力を確保できる。
【0038】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗面ボー
ルの外周近傍下面を支持フレームの枠状部で支持固定す
るので、洗面ボールはその下面全体で支持され、支持フ
レームは金属等の強度のある部材で構成できるので、壁
等に強固に支持固定された洗面装置が得られる。また、
洗面ボールの支持部を支持フレームの枠状部に載置する
だけでよいため洗面ボールの取付けが容易である。
【0040】また、洗面ボールはその下面全体で支持さ
れるので、洗面ボールは支持フレームへの取付け強度が
あればよく、肉厚を薄くすることが可能となり、肉厚を
薄くすることで洗面ボール全体の形状、構造に変化を持
たせることができ、さまざまな凹凸や模様を施し、デザ
イン性、機能性に富んだものとすることが可能となる。
また、洗面ボールを薄肉化、小型化することで、洗面ボ
ール下方に大きな開放空間を形成することができ、車椅
子利用者に好適な洗面装置とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は洗面装置を示す底面視斜視図である。
【図2】図2は支持フレームと洗面ボールとスペーサを
示す斜視図である。
【図3】図3は第1実施形態のスペーサの使用状態を示
す断面図である。
【図4】図4は第2実施形態のスペーサの使用状態を示
す断面図である。
【図5】図5は第3実施形態のスペーサの使用状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 洗面装置 11 支持フレーム 11A 取付部 11B 枠状部 12 洗面ボール 12B 凹溝(支持部) 13、20、30 弾性スペーサ 13A、20A スペーサ本体 13B、13C、20B、20C ひだ 13D、20D 切込み 31 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁等に固定される支持フレームに洗面ボ
    ールを支持してなる洗面装置において、支持フレーム
    が、壁等に固定される取付部と、取付部から延在される
    枠状部とを有し、洗面ボールが、外周近傍下面に支持フ
    レームの枠状部に当接する支持部を有しており、支持フ
    レームの枠状部に洗面ボールの支持部が載置されてなる
    ことを特徴とする洗面装置。
  2. 【請求項2】 支持フレームは、枠状部が、洗面ボール
    の手前側と左右両側との外周近傍下面に沿う略U字形状
    であり、その両端部に壁等に固定される取付部が形成さ
    れている請求項1記載の洗面装置。
  3. 【請求項3】 洗面ボールの外周近傍下面には、支持フ
    レームの枠状部に合致する凹溝を有し、この凹溝が支持
    部となされ、支持フレームの枠状部に、洗面ボールの凹
    溝が嵌合固定されてなる請求項1又は2記載の洗面装
    置。
  4. 【請求項4】 支持フレームの枠状部には、弾性スペー
    サが被覆されている請求項1〜3のいずれかに記載の洗
    面装置。
  5. 【請求項5】 弾性スペーサが、スペーサ本体から洗面
    ボールの凹溝への反嵌合進み方向に向けて倒れ状をなし
    て凹溝の側壁に接するひだを備えてなる請求項4に記載
    の洗面装置。
  6. 【請求項6】 弾性スペーサが、洗面ボールの凹溝の溝
    底面に接する突起を備えてなる請求項4または5に記載
    の洗面装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215874A (ja) * 2006-02-18 2007-08-30 Inax Corp 壁付手洗器の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007215874A (ja) * 2006-02-18 2007-08-30 Inax Corp 壁付手洗器の取付構造

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