JP2002063639A - 小型自動販売機 - Google Patents

小型自動販売機

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JP2002063639A
JP2002063639A JP2001175528A JP2001175528A JP2002063639A JP 2002063639 A JP2002063639 A JP 2002063639A JP 2001175528 A JP2001175528 A JP 2001175528A JP 2001175528 A JP2001175528 A JP 2001175528A JP 2002063639 A JP2002063639 A JP 2002063639A
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JP
Japan
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product
cabinet
commodity
vending machine
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001175528A
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English (en)
Inventor
Kichihei Mori
吉平 森
Yasuhiro Ota
泰弘 太田
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Mars Japan Ltd
Original Assignee
Master Foods Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の飲料用自動販売機の側面等に取り付け
可能であって、小型化と商品の保護とを実現しながら商
品の先入れ先出しが可能なスナック菓子用小型自動販売
機を提供する。 【解決手段】 被取付け面2に取り付け可能なベースフ
レーム4と、商品販売口10を上部に備え商品キャリヤ
上に複数の商品を積重ね状態で収容する商品収容部を内
部に備えたキャビネット6とを有し、商品収容部を露出
させた横倒し状態にすることができるように、キャビネ
ット6の下部をヒンジ8を介してベースフレーム4に枢
着する。この横倒し状態において、内部に残存する商品
を定位置に残したまま商品キャリヤを商品販売口10側
とは反対側に移動させて、商品を補充する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型自動販売機に関
し、特に、既設の飲料用自動販売機の側面等に取付け可
能な小型自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に収容した商品を自動的
に販売するスタンドアローン型の自動販売機が知られて
いる。一般には、缶ジュースや缶コーヒー等の飲料を販
売するものが広く普及しており、路上や駅構内、映画館
等の屋内施設など様々な場所に多数設置されている。
【0003】また、近年では、飲料以外にも、アイスク
リーム用自動販売機やスナック菓子用自動販売機など、
軽食を手軽に購入することができるスタンドアローン型
の自動販売機を設置しているところもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、飲み物を購
入する際にはスナック菓子を一緒に購入したいという要
望があることが多く、飲料用自動販売機と一緒にスナッ
ク菓子用自動販売機を設置することは自動販売機の設置
形態として望ましいものである。それが実現すれば、飲
料とスナック菓子双方の売上向上に繋がり、またサービ
ス向上にも繋がると考えられる。
【0005】しかしながら、飲料用自動販売機とともに
スナック菓子用自動販売機を設置するとすれば、既に設
置されている飲料用自動販売機の傍に設置することが最
も効率的であり望まれるが、既存の飲料用自動販売機の
周辺に同様のスタンドアローン型のスナック菓子用自動
販売機を置くためのスペースがあるとは限らず、また、
スナック菓子用自動販売機を設置する際には、そのため
の労力やコストが必要である。これが、スナック菓子用
自動販売機があまり普及していない要因の一つであると
も考えられる。
【0006】また、一般の飲料用自動販売機は商品取出
し口(販売口)を下部に備えており、上部の商品収容部
に積み重ねられた商品のうちの最下位のものが商品取出
し口に落下するようになっており、これによって商品の
先入れ先出しを容易にしているが、下部に商品取出し口
を設けた場合、商品取出し口の専用スペースが必要にな
り、自動販売機の小型化に対して大きな障害となる。さ
らに、スナック菓子の場合、缶入り飲料の場合とは異な
り落下によって商品が傷む虞れがあり、落下式の商品取
り出しは好ましくない。したがって、販売口を上部に設
けることが考えられるが、飲料に限らず食品は古いもの
から順に売る必要があり、販売口を上にすると商品の先
入れ先出しが困難になる。
【0007】上述の事情に鑑み、本発明は、販売口を上
部に設けることによって小型化と商品の保護とを実現し
ながら商品の先入れ先出しを容易にした小型自動販売機
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、既設
の自動販売機の側面等を被取付け面として取付け可能な
小型自動販売機であって、上記被取付け面に取付け可能
なベースフレームと、このベースフレームに下部を枢支
されたキャビネットとを有する。
【0009】上記被取付け面は、既設の自動販売機の側
面等に限らず、建物の壁面でもよい。その取付けには、
公知の種々の方法を採用することができるが、既設の自
動販売機の側面に孔を開け、ビス等で固定する方法以外
に、例えばレバー操作で強固に吸着する吸盤で固定する
方法も可能である。いずれの場合も、固定部は通常の使
用時に外部からアクセスできない場所にしておくことが
防犯上必要である。例えば、後述するようにキャビネッ
トに錠付きのカバーをする構成とし、カバーをした状態
では外から見えず、触れることもできない位置に取付け
部を配するようにすることが望ましい。
【0010】上記キャビネットは、商品販売口を上方に
位置させかつ内部に上下動可能に設けられた商品キャリ
ヤ上に複数の商品を積重ね状態で収容して上記ベースフ
レームに係止される直立状態と、上記商品収容部を露出
させ得る横倒し状態との間で枢動可能に設けられ、この
横倒し状態において、内部に残存する商品を定位置に残
したまま上記商品キャリヤを上記商品販売口側とは反対
側に移動させることにより商品の補充が可能になるよう
に構成されてなることを特徴とするものである。
【0011】この場合、キャビネット内には、上記直立
状態において積み重ねられた商品の1個分の高さずつ商
品キャリヤを上昇させる態様で商品を上方へ押し上げる
商品押上げ手段と、商品キャリヤ上の最上位の商品を商
品販売口に送り出す商品送出し手段とが設けられている
ことが好ましい。
【0012】その場合、最も簡単な構造は、キャビネッ
ト内に商品キャリヤが1台のみ設けられ、この商品キャ
リヤ上に同一商品が積み重ねられるものであるが、2台
または3台の商品キャリヤが並設され、各商品キャリヤ
ごとに上記商品送出し手段が設けられる構成とすること
もできる。
【0013】複数並設された商品キャリヤ上には、全て
同一の商品を積み重ねてもよいし、商品キャリヤごとに
商品の種類を変えてもよい。
【0014】あるいは、キャビネット内に商品キャリヤ
を1台のみ設け、この商品キャリヤ上に同一商品を複数
列積み重ね、上記商品送出し手段を各積み重ねられた商
品列ごとに設ける構成とすることもできる。
【0015】また、上記キャビネットは閉じた位置に施
錠することができるようにすることが好ましく、例えば
キャビネットを直立状態に施錠し、かつ解錠によりこの
キャビネットの横倒し状態への移行を許容する施錠手段
を設けることが考えられる。
【0016】また、上記商品キャリヤ上の商品が売り切
れた場合には、上記施錠手段の解錠もしくはキャビネッ
トの横倒し状態への移行に伴って上記商品キャリヤが最
下位置に戻されるように構成されていることが好まし
い。
【0017】さらに、商品販売口には、常時は商品販売
口を閉塞し、かつ上記商品送出し手段による最上位の商
品の商品販売口への送出しに先立って商品販売口を開放
するシャッタが設けられていることが好ましい。
【0018】本願第2の発明は、既設の自動販売機の側
面等を被取付け面として取付け可能な小型自動販売機で
あって、上記被取付け面に取付け可能なベースフレーム
と、商品販売口を上方に位置させた直立状態において上
下動可能に内部に設けられた商品キャリヤ上に複数の商
品を積重ね状態で収容して上記ベースフレームに固定さ
れるキャビネットとを有し、このキャビネット内に、上
記直立状態において上記積重ねられた商品の1個分の高
さずつ上記商品キャリヤを上昇させる態様で上記商品を
上方へ押し上げる商品押上げ手段と、商品キャリヤ上の
最上位の商品を上記商品販売口に送り出す商品送出し手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
【0019】この場合も、2台または3台の商品キャリ
ヤが並設され、各商品キャリヤごとに上記商品送出し手
段が設けられていることが好ましい。
【0020】あるいは、キャビネット内に商品キャリヤ
を1台のみ設ける構成としてもよいし、商品販売口を閉
塞するシャッタを設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の小型自動販売機によれば、下記
のような数々の効果を奏することができる。
【0022】被取付け面に取り付け可能なベースフレー
ムを備えていることにより、新規、既設機、あるいは機
種等を問わず広範囲の大型自動販売機に併設することが
できる。
【0023】自動販売機事業にとって設置場所の確保は
最も重要な問題であるが、既存の場所を活用できるの
で、設置場所の確保が画期的に容易になる。
【0024】1台の自動販売機で、ジャンルの異なる商
品、関連する商品、販売促進用の商品(景品等)の販売
が可能になる。
【0025】大型自動販売機に付設することで、この大
型自動販売機を親機として、コントローラ、コインメカ
ニズム、冷却装置等を共用する構成を実現することもで
き、これによって合理的な仕様設定が可能になり、小型
低価格が実現できる可能性がある。
【0026】キャビネットが、直立状態の商品販売待機
位置と、商品収容部を露出させ得る横倒し状態の商品装
填位置との間で枢動可能に構成され、かつ上記横倒し状
態において、内部に残存する商品を定位置に残したまま
上記商品キャリヤを上記商品販売口側とは反対側に移動
させることにより、商品の先入れ先出しが可能であり、
しかもメインテナンスも容易である。
【0027】商品販売口が下部に設けられている場合に
は、商品を落下させる構造となり商品が傷む虞れがある
が、商品販売口がキャビネットの上部に設けられている
のでその心配がなく、しかも商品が取り出し易く、かつ
商品販売口が下部に設けられている場合のような商品販
売口の専用スペースが不要になるから、小型化が可能に
なる。
【0028】キャビネットを直立状態に施錠し、かつ解
錠によりこのキャビネットの横倒し状態への移行を許容
する施錠手段が設けられている場合には、盗難等の問題
を解決し、安全に設置することが可能になる。
【0029】商品キャリヤ上の商品が売り切れた場合
に、施錠手段の解錠もしくはキャビネットの横倒し状態
への移行に伴って商品キャリヤが最下位置に戻されるよ
うに構成されている場合には、商品の装填が極めて容易
になる。
【0030】商品販売口に上記シャッタが設けられてい
る場合には、商品販売口からの塵埃の侵入および商品の
盗難を防止する効果があり、キャビネット内部が冷却装
置によって低温に保たれている場合には保冷の効果もあ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明による小型自動販売
機の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発
明による小型自動販売機の概略的正面図、図2はその一
部を切り欠きかつ断面とした側面図、図3はそのキャビ
ネットの枢動状態を説明する側面図、図4はキャビネッ
トを横倒し状態にし、かつ裏蓋を取り外して商品収容部
を露出させた状態を示す斜視図である。
【0032】この小型自動販売機1は、背板4aとこの
背板4aの下端から略90度前方へ折り曲げられた底板
4bとからなるL字状の側面形状を有するベースフレー
ム4と、商品収容部および商品搬送手段を内部に有し、
外面をカバーで覆われたキャビネット6とにより構成さ
れている。ベースフレーム4の背板4aは、例えば既設
の大型の飲料用自動販売機の外側面、建物の壁面、ある
いは専用のスタンド等を被取付面2として取付け可能で
あり、図示ならびに詳細説明は省略するが、それ自体に
取付け手段を備えている。また、背板4aと底板4b間
には図示しない補強部材が取り付けられている。
【0033】キャビネット6はその下部を、ベースフレ
ーム4の底板4bの前端に設けられて左右に延びるヒン
ジ8に枢支され、図3に実線で示すように、商品販売口
10を上方に位置させてベースフレーム4に係止される
直立状態(商品販売待機状態)と、ヒンジ8を中心に前
方へ約90度倒した横倒し状態(商品装填および保守点
検状態)との間で枢動可能に構成されている。
【0034】図2および図4に示すように、ベースフレ
ーム4の背板4aの上端には上方を向いたキャビネット
係止片5,5が形成され、これら係止片5,5が、キャ
ビネット6の背面上端に形成されたた係合片7,7のス
リットに挿入されることによって、キャビネット6が直
立状態でベースフレーム4に係止され、かつベースフレ
ーム4の底板4bに設けられた錠11によってこの直立
状態に施錠されている。
【0035】すなわち、施錠状態では、錠11の回転軸
に固定されたロック片11aがキャビネット6のフック
9に係合していることによって、キャビネット6の上方
への移動が阻止され、したがって、キャビネット6の上
端をベースフレーム4から外すことが不可能になってい
るが、下方からキイを錠11に差し込んでロック片11
aを解除位置に回すことによって解錠され、キャビネッ
ト6を若干上方を持ち上げることにより、係止片5,5
によるラッチが解除されて、図4に示す横倒し状態への
枢動が許容される。
【0036】また、ベースフレーム4の背板4aとキャ
ビネット6のフレームとは、図4に示すように2本のス
プリング12,12を備えた折畳み式リンク機構13に
よって連結されており、これによって、キャビネット6
が略90度横倒しにした状態で支持されるように構成さ
れている。
【0037】本実施例の小型自動販売機1における販売
商品は、例えば図5の左方および図6に示すような、ば
らのピーナッツ入りチョコレートキャンディがで入った
不定形の袋菓子CAと、例えば図5の右方および図7に
示すような、包装された比較的硬質で変形不能なピーナ
ッツ入りチョコレートバーCBであり、以下の説明で
は、商品CAに関連する機構および部材には数字の後に
Aを、商品CBに関連する類似の機構および部材には数
字の後にBを付して区別することにする。
【0038】図1および図2に示すように、この小型自
動販売機1の斜めに傾斜した上面には、商品選択ボタン
14A,14Bと表示部15とが配置され、正面上部に
は、非販売時には閉位置にロックされている扉16を備
えた商品販売口10が設けられている。また、商品販売
口10の側方には、コインメカニズム21が備えている
コイン投入口18が設けられ、コイン投入口18の下方
にはコイン返却ボタン19が設けられ、最下部にはコイ
ン返却口20が開口している。
【0039】上記商品選択ボタン14A,14Bには、
販売待機時にコイン投入口18から投入されたコインの
金額が商品の販売設定金額に達したときに点灯するセレ
クションLEDと、商品が売り切れた場合に点灯して
「売切れ」を表示する売切れLEDとが内蔵されてい
る。また、上記表示部15には、点灯すると「販売中」
を表示する販売中LEDが内蔵されている。
【0040】また、ベースフレーム4の底板4b上に
は、キャビネット6の内部を冷却するペルティエ素子を
使用した冷却装置22が固設され、キャビネット6のフ
レームおよび後述する裏蓋25には、図示は省略するが
断熱材が取り付けられて、キャビネット6の商品収容部
が所定の温度に保たれるように構成されている。なお、
コインメカニズム21、コイン返却口20等は、冷却装
置22とともにベースフレーム4の底板4b上に固定さ
れていてもよい。
【0041】商品収容部は、図4に示すように上下方向
に延びる複数枚のコラムフレーム23によって仕切られ
て、商品収容コラム24A,24Bを形成している。商
品収容コラム24A,24Bの背後は取り外し容易なキ
ャビネット裏蓋25(断熱カバー、図6および図7参
照)により蓋をされる。
【0042】図5はキャビネット6内の商品収容部およ
び商品CA,CBを上方へ搬送する機構(商品押上げ手
段31A,31B)を概略的に示す正面図、図6は商品
CAの搬送機構(商品押上げ手段31Aおよび商品送出
し手段38A)を概略的に示す側面図、図7は商品CB
の搬送機構(商品押上げ手段31Bおよび商品送出し手
段38B)を概略的に示す側面図である。なお、図5に
おいては、コラムフレーム23が省略されている。
【0043】商品CA,CBの寸法・形状にそれぞれ対
応する寸法・形状を有する板状の商品キャリヤ26A,
26Bがそれぞれ商品収容コラム24A,24B内に上
下動可能に設けられており、商品キャリヤ26A上には
商品CAが、商品キャリヤ26B上には商品CBがそれ
ぞれ10個ずつ積み重ねられている。商品収容部24
A,24Bの上部にはそれぞれ駆動モータ28A,28
B(直流ギヤードモータ)が配置され、駆動モータ28
A,28Bの軸に固定された駆動プーリ30A,30B
と、下方の従動プーリ32A,32Bとの間にそれぞれ
架張されたエンドレスベルト34A,34Bに、商品キ
ャリヤ26A,26Bがそれぞれベルトコネクタ36
A,36Bを介して係止されていることによって、商品
CA,CBをそれぞれ上方へ押し上げる商品押上げ手段
31A,31Bが構成されている。
【0044】また、図6および図7に示すように、商品
キャリヤ26A,26B上の最上位の商品CAu,CB
uは、それぞれ商品形態に適するように構成された商品
送出し手段38A,38Bによって、商品販売口10へ
送り出される。
【0045】図6に示す商品送出し手段38Aは、最上
位の商品CAuの上面に軽く圧接される所定の間隔を隔
てた2本の比較的幅広の圧着式搬送ベルト40を備えて
いる。このエンドレスの搬送ベルト40は、図6の左右
方向に延びる図示しない架台の左右端に軸支された奥側
(図6の左側)の駆動プーリ42と商品販売口10側の
従動プーリ44の間に架張され、上記架台は図示しない
スプリングによって下方へ軽く付勢されている。そし
て、駆動モータ(直流ギヤードモータ)44Aからギア
45A,46Aおよびベルト47を介して駆動プーリ4
2が回動されることにより、搬送ベルト40が図6の反
時計方向に駆動され、最上位の商品CAuを商品販売口
10に向かって送り出す。商品販売口10の扉16の内
側には、保冷シャッタ17Aが設けられて、常時は商品
販売口10を閉塞しているが、搬送ベルト40の駆動に
先立って図8に示すシャッタ駆動機構60Aが作動して
シャッタ17Aを上方へ移動させることにより商品販売
口10が開放される。
【0046】図7に示す商品送出し手段38Bは、最上
位の商品CBuの後面を押して商品CB を商品販売
口10に向かって送り出す搬送板50を備えている。こ
の搬送板50は、図7の左右方向に延びる図示しない架
台にスライド可能に支持されているとともに、架台の左
右端に軸支された奥側(図7の左側)の駆動プーリ52
と商品販売口10側の従動プーリ54の間に架張された
ベルト56にベルトコネクタ57を介して係止されてい
る。そして、駆動モータ(直流ギヤードモータ)44B
からギア45B,46Bを介して駆動プーリ52が回動
されることにより搬送板50が図7の右方に移動して、
最上位の商品CBuを商品販売口10に向かって押し出
す。商品販売口10の扉16の内側には、保冷シャッタ
17Bが設けられて、常時は商品販売口10を閉塞して
いるが、搬送板50の駆動に先立って図8に示すシャッ
タ駆動機構60Aと同様の構成を有するシャッタ駆動機
構60Bが作動してシャッタ17Bを上方へ移動させる
ことにより商品販売口10が開放される。
【0047】図8はシャッタ駆動機構60A,60Bを
示す側面図で、保冷シャッタ17A,17Bは、上下端
部を後方へ折り曲げられた板状のシャッタ本体62と、
このシャッタ本体62を支持するシャッタフレーム64
とを備えている。保冷シャッタ17A,17Bは、シャ
ッタ本体62および支持板66の幅が互いに異なるだけ
で、その他の構成は略同一である。
【0048】シャッタフレーム64は、シャッタ本体6
2と略同一寸法を有する支持板66を先端に備えてお
り、この支持板66は、内部に断熱材65を収容する空
所が形成される態様でシャッタ本体62を支持してい
る。またシャッタフレーム64は、支持板66の一側か
ら略直角に折り曲げられて後方(図8の左方)へ延びる
アーム部68を備えており、アーム部68の基端にはア
ーム部68の延長方向に延びる溝70が形成されて二股
になっており、この溝70内に、キャビネットフレーム
に固設された軸72が係合している。また、アーム部6
8は、溝70の近傍の背面に図8の紙面に垂直に延びる
軸状のカムフォロワ74を備えている。
【0049】シャッタ駆動機構60A,60Bは、図8
の紙面に垂直な軸線を有する軸76の周りで回動自在な
カム板78を備えている。このカム板78には、軸76
を中心とする円弧を描く外周の一部にギア歯78aが形
成され、さらに、軸線から所定距離離れた位置に、この
軸線と平行な軸線を有する円筒体80が図8の手前側に
向かって突設されて、この円筒体80の中心孔にシャッ
タフレーム64のカムフォロワ74が遊嵌されている。
そして、シャッタ17A,17Bが図8に実線で示す閉
位置にあるときには、円筒体80が軸76の直下に位置
している。
【0050】カム板78の上方には駆動モータ(直流ギ
ヤードモータ)82が配設され、この駆動モータ82の
軸82aに固設されたギア84の回転が、ギア86およ
び88を介してカム板78に伝達されて、カム板78が
図8の時計方向に約90度回動されると、これに伴っ
て、シャッタフレーム64のカムフォロワ74を遊嵌し
た円筒体80も軸76を中心にして約90度変位して軸
76の左横に来る。この間にシャッタフレーム64が固
定軸72に対して若干摺動しながら固定軸72の周りで
約45度反時計方向に回動されて、シャッタ17Aが図
8に仮想線で示すように開かれる。
【0051】次に、上述のような構成を有する本実施の
形態の小型自動販売機1の動作について簡単に説明す
る。
【0052】(1)コイン投入 (a)電源が投入されると、初期設定が開始され、表示
部15に販売中を表示するLEDが点滅し、初期設定が
終了すると販売中LEDが点灯に変わり、販売待機状態
となる。 (b)販売待機中にコイン投入口18からコインを投入
し、商品CAの販売設定金額(例えば100円)に達す
ると、商品選択ボタン14Aが点灯し、さらに商品CB
の販売設定金額(例えば120円)に達すると、商品選
択ボタン14Bが点灯し、商品選択ボタン14Aは消灯
する。
【0053】(2)商品の選択および搬出 (a)商品選択ボタンが点灯しているコラムの商品の選
択が可能になり、そ点灯している商品選択ボタンを押す
と、選択された商品が商品送出し手段38Aまたは38
Bによって商品販売口10から搬出され、搬出が終了す
るとブザーが鳴る。 (b)商品搬出中から次に販売待機状態になるまで商品
選択ボタンが点滅する。販売されたコラムの商品押上げ
手段31Aまたは31Bがそのコラムの商品キャリヤ2
6Aまたは26Bをそのコラムの商品の1個分の高さだ
け上昇させ、販売待機状態に戻り、商品選択ボタンが消
灯し、ブザーが2回鳴る。
【0054】(3)売切れ (a)片方のコラムの商品が売り切れた場合、商品選択
ボタンが備えている売切れLEDが点灯する。また、錠
11が解錠されるとサービスマンモードに移行して、売
り切れたコラムの商品キャリヤ26Aまたは26Bが自
動的に最下位置に戻る。 (b)両コラムの商品が売り切れた場合、双方の商品選
択ボタン14A,14の売切れLEDが点灯する。
【0055】(4)サービスマンモードへの移行 ベースフレーム3の底板4bの錠11の鍵穴にキイを差
し込み、キイを回して解錠すると、ブザーが2回鳴り、
売切れ・販売中LEDが点滅し、サービスマンモードへ
移行する。
【0056】(5)商品の装填 (a)キャビネット6を少し持ち上げるようにして、係
止片5,5によるラッチを外し、キャビネット6を手前
に倒す。 (b)裏蓋25を外し、商品キャリヤが最下位置に移動
していない場合には、移動させたいコラムの商品選択ボ
タンを押し、商品キャリヤを最下位置に移動させる。 (c)商品の装填を行なう。コラムに商品が残存してい
る場合には、その残存商品は定位置に残したまま、商品
キャリヤ側の空所に、すなわち残存する商品の下方側
(キャビネット6が直立状態にあるとした場合の下方
側)に新たな商品を補充する。 (d)商品の装填が終了したら、装填したコラムの商品
選択ボタンを押し、商品キャリヤを定位置まで上昇させ
る。
【0057】(6)販売モードへの復帰 (a)裏蓋25を嵌め、キャビネット6を抱えるように
持ち上げて、キャビネット6の係合片7,7のスリット
をベースフレーム4の係止片5,5に係合させる。 (b)鍵穴に差し込んであるキーを元の位置に回す。 (c)ブザーが鳴り、初期設定動作が行なわれる。
【0058】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態の小型自動販売機1は、被取付け面2に取り付け可能
なベースフレーム4を備えていることにより、新規、既
設機、機種等を問わず広範囲の大型自動販売機に併設す
ることができ、かつ専用のスタンド等にも取付けが可能
である。
【0059】また、キャビネット6の下部が、ベースフ
レーム4の底板4bにヒンジ8を介してベースフレーム
4に枢支され、直立状態の商品販売位置と、図4に示す
ように、商品収容コラム24A,24Bを露出させた横
倒し状態の商品装填位置との間で枢動可能に構成され、
かつ上記横倒し状態において、内部に残存する商品を定
位置に残したまま記商品キャリヤ26Aおよび/または
26Bを最下置に移動させて商品を補充することができ
るから、商品の先入れ先出しが容易であり、しかもメイ
ンテナンスも容易である。
【0060】また、商品販売口10がキャビネット6の
上部に設けられているので、商品が取り出し易く、かつ
商品販売口10が下部に設けられている場合のような商
品販売口のための専用スペースが不要になるから小型化
が可能になる。また、商品販売口10がキャビネット6
の上部に設けられているので、商品販売口が下部に設け
られている場合のように商品が傷む虞れがない。
【0061】さらに、キャビネット6を直立状態に施錠
し、かつ解錠によりこのキャビネット6の横倒し状態へ
の移行を許容する錠11が設けられていることにより、
盗難等の問題を解決し、安全に設置することが可能にな
る。そして、上記錠11が、ベースフレーム4の底板4
bに設けられていることにより、キャビネット6の外観
を損なわず、かついたずらされにくい利点がある。
【0062】さらに、常時は商品販売口10を閉塞し、
かつ商品送出し手段38A,38Bによる最上位の商品
の商品販売口10への送出しに先立って商品販売口10
を開放するる保冷シャッタ17A,17Bが設けられて
いることにより、キャビネット6内部の保冷効果が向上
し、かつ商品販売口10からの塵埃の侵入および商品の
盗難を防止することができる。
【0063】なお、上述の実施の形態においては、互い
に異なる商品CA,CBをそれぞれ収容した2列の商品
収容コラム24A,24Bを備えているが、互いに異な
る商品をそれぞれ収容した3列の商品収容コラムを有す
る小型自動販売機を構成することもできる。あるいは、
複数の商品収容コラムにすべて同一の商品が装填された
小型自動販売機を構成することもできる。
【0064】さらに、同一の商品が装填され複数の商品
収容コラムに対し商品キャリヤを共通にし、すなわち商
品押上げ手段のみは共通にし、商品送出し手段は各商品
収容コラムごとに設けることもできる。その場合には、
各コラムの最上位の商品から順次販売して、各コラムの
商品スタックの高さが等しくなった時点ごとに商品押上
げ手段を作動させるようにすればよい。
【0065】さらに、上述の実施の形態においては、商
品送出し手段38Aが商品CAuの上面に圧接される搬
送ベルト40を、商品送出し手段38Bが商品CBuを
押し出すための搬送板50を用いているが、これら送出
し手段は商品の形態に応じて最適な手段を選択すればよ
く、例えば圧着式の搬送ローラを用いることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による小型自動販売機の実施の形態の概
略的正面図
【図2】図1の小型自動販売機の一部を切り欠きかつ断
面とした側面図
【図3】そのキャビネットの枢動状態を説明する側面図
【図4】キャビネットを横倒しにし、かつ裏蓋を取り外
して商品収容部を露出させた状態を示す斜視図
【図5】キャビネット内の商品収容部および商品の搬送
機構を示す概略的正面図
【図6】図5の左方の商品の搬送機構を示す概略的側面
【図7】図5の右方の商品の搬送機構を示す概略的側面
【図8】シャッタ駆動機構の側面図
【符号の説明】
1 小型自動販売機 2 被取付け面 4 ベースフレーム 6 キャビネット 8 ヒンジ 10 商品販売口 11 錠 14A,14B 商品選択ボタン 17A,17B 保冷シャッタ 24A,24B 商品収容コラム 26A,26B 商品キャリヤ 31A,31B 商品押上げ手段 38A,38B 商品送出し手段 60A,60B シャッタ駆動機構 CA,CB 商品
フロントページの続き (72)発明者 太田 泰弘 東京都千代田区神田駿河台2丁目1番地 有限会社コアテック内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 CA02 CC03 CC08 DA03 DB02 DB05 DB16 EA08 EB05 EB08 FB01 FB02 FB04 FB05 FB07 FB09 FB11 FB13 FB17 3E046 AA02 BA01 BB01 CA11 CC06 DA02 EA04 EB01 GA01 GA02 HA01 HA03 HA08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け面に取付け可能な小型自動販売
    機であって、 前記被取付け面に取付け可能なベースフレームと、該ベ
    ースフレームに下部を枢支されたキャビネットとを有
    し、 該キャビネットは、商品販売口を上方に位置させかつ内
    部に上下動可能に設けられた商品キャリヤ上に複数の商
    品を積重ね状態で収容して前記ベースフレームに係止さ
    れる直立状態と、商品収容部を露出させ得る横倒し状態
    との間で枢動可能に設けられ、該横倒し状態において、
    内部に残存する商品を定位置に残したまま前記商品キャ
    リヤを前記商品販売口側とは反対側に移動させることに
    より商品の補充が可能になるように構成されてなること
    を特徴とする小型自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記キャビネット内に、前記直立状態に
    おいて前記積み重ねられた商品の1個分の高さずつ前記
    商品キャリヤを上昇させる態様で前記商品を上方へ押し
    上げる商品押上げ手段と、前記商品キャリヤ上の最上位
    の商品を前記商品販売口に送り出す商品送出し手段とが
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の小型自
    動販売機。
  3. 【請求項3】 前記キャビネット内に前記商品キャリヤ
    が複数並設され、各商品キャリヤごとに、前記商品送出
    し手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載
    の小型自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記キャビネット内に前記商品キャリヤ
    が単数設けられ、該商品キャリヤ上に同一商品が複数列
    積み重ねられ、前記商品送出し手段が各積み重ねられた
    商品列ごとに設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の小型自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記キャビネットを前記直立状態に施錠
    し、かつ解錠により該キャビネットの前記横倒し状態へ
    の移行を許容する施錠手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の小型自動
    販売機。
  6. 【請求項6】 前記商品キャリヤ上の商品が売り切れた
    場合に、前記施錠手段の解錠もしくは前記キャビネット
    の前記横倒し状態への移行に伴って前記商品キャリヤが
    最下位置に戻されることを特徴とする請求項5記載の小
    型自動販売機。
  7. 【請求項7】 常時は前記商品販売口を閉塞し、かつ前
    記商品送出し手段による前記最上位の商品の前記商品販
    売口への送出しに先立って前記商品販売口を開放するシ
    ャッタが設けられていることを特徴とする請求項2ない
    し6のいずれか1項記載の小型自動販売機。
  8. 【請求項8】 被取付け面に取付け可能な小型自動販売
    機であって、 前記被取付け面に取付け可能なベースフレームと、商品
    販売口を上方に位置させた直立状態において上下動可能
    に設けられた商品キャリヤ上に複数の商品を積重ね状態
    で収容して前記ベースフレームに固定されるキャビネッ
    トとを有し、 該キャビネット内に、前記直立状態において前記積重ね
    られた商品の1個分の高さずつ前記商品キャリヤを上昇
    させる態様で前記商品を上方へ押し上げる商品押上げ手
    段と、前記商品キャリヤ上の最上位の商品を前記商品販
    売口に送り出す商品送出し手段とが設けられていること
    を特徴とする小型自動販売機。
  9. 【請求項9】 前記キャビネット内に前記商品キャリヤ
    が複数並設され、各商品キャリヤごとに前記商品送出し
    手段が設けられていることを特徴とする請求項8記載の
    小型自動販売機。
  10. 【請求項10】 常時は前記商品販売口を閉塞し、かつ
    前記商品送出し手段による前記最上位の商品の前記商品
    販売口への送出しに先立って前記商品販売口を開放する
    シャッタが設けられていることを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の小型自動販売機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123767A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
CN110264622A (zh) * 2019-07-12 2019-09-20 深圳市友族科技有限公司 桌面移动无人自动贩卖机

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JP2011123767A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
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