JP2002062621A - 黒白ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法 - Google Patents

黒白ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法

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JP2002062621A
JP2002062621A JP2000248411A JP2000248411A JP2002062621A JP 2002062621 A JP2002062621 A JP 2002062621A JP 2000248411 A JP2000248411 A JP 2000248411A JP 2000248411 A JP2000248411 A JP 2000248411A JP 2002062621 A JP2002062621 A JP 2002062621A
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silver halide
halide photographic
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white silver
processing
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JP2000248411A
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English (en)
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Yasuhiko Muramatsu
靖彦 村松
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補充量を低減したランニング処理時の銀汚れ
付着や色素汚れ付着、処理時の傷付きを生じない黒白ハ
ロゲン化銀写真感光材料及び処理方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロ
ゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感光
材料において、該乳剤層側の表面におけるフッ素元素の
炭素元素に対するモル組成比が0.05〜0.50であ
ることを特徴とする黒白ハロゲン化銀写真感光材料及び
その処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒白ハロゲン化銀
写真感光材料及び処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動現像機で一定の補充をし
ながら連続して黒白ハロゲン化銀写真感光材料(以下、
感光材料ともいう)を現像処理するランニング処理シス
テムが知られ、一般的に行われている。
【0003】近年、環境保全上から処理廃液の低減が強
く望まれ、その達成の為に出来るだけ少ない補充量で安
定処理の実現が望まれている。しかし、補充量の低減
は、自動現像機中のフィルムへの銀汚れ付着、色素汚れ
付着を劣化させ、更には搬送ローラー上に付着した汚れ
によるフィルムの傷付きが発生し問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、補充量を低減
したランニング処理時の銀汚れ付着や色素汚れ付着、処
理時の傷付きを生じない黒白ハロゲン化銀写真感光材料
及び処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0006】1.支持体上に少なくとも一層の感光性ハ
ロゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感
光材料において、該乳剤層側の表面におけるフッ素元素
の炭素元素に対するモル組成比が0.05〜0.50で
あることを特徴とする黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
【0007】2.支持体上に少なくとも一層の感光性ハ
ロゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感
光材料において、支持体をはさんで該乳剤層側の反対側
の表面におけるフッ素元素の炭素元素に対するモル組成
比が0.05〜0.50であることを特徴とする黒白ハ
ロゲン化銀写真感光材料。
【0008】3.支持体上に少なくとも一層の感光性ハ
ロゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感
光材料において、該乳剤層側の表面及び支持体をはさん
で反対側の表面におけるフッ素元素の炭素元素に対する
モル組成比が0.05〜0.50であることを特徴とす
る黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
【0009】4.塗布乾燥時に水/親水性コロイド比が
0〜40%の時点において相対湿度60〜90%、湿球
温度20〜40℃の条件で乾燥したことを特徴とする前
記1、2又は3記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
【0010】5.前記1〜4のいずれか1項記載の黒白
ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理することを特徴と
する黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0011】6.実質的にハイドロキノンを含まずにア
スコルビン酸類を含む現像剤を用いて現像処理すること
を特徴とする前記5記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法。
【0012】7.現像補充液の補充量が65〜220m
l/m2であることを特徴とする前記5又は6記載の黒
白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0013】8.全処理時間Dry to dryが2
0〜50秒であることを特徴とする前記5、6又は7記
載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0014】以下に本発明を更に詳しく説明する。本発
明において、感光材料表面におけるフッ素元素の炭素元
素に対するモル組成比はXPS(X−Ray Phot
oelectron Spectroscopy)、別
名ESCA(Electron Spectrosco
py for Chemical Analysis)
により求められる。
【0015】本発明においては、乳剤層側の表面、支持
体をはさんで乳剤層側の反対側の表面、乳剤層側の表面
及び支持体をはさんで乳剤層側の反対側の表面のいずれ
かにおいてフッ素元素の炭素元素に対するモル組成比が
0.05〜0.50であることが好ましい。さらには
0.1以上が好ましく、特に0.2以上が好ましい。
【0016】本発明においては、フッ素を含有する化合
物を塗布までの工程のいずれかで添加することが好まし
い。
【0017】本発明に係るフッ素を含有する化合物につ
いて説明する。本発明に係るフッ素を含有する化合物
は、フッ素の質量比が30%以上70%以下が好まし
い。本発明に係るフッ素を含有する化合物は、分子量は
300〜1000が好ましい。本発明に係るフッ素を含
有する化合物はいかなる構造でも構わないが、置換基と
して、スルホン酸塩、カルボン酸塩又は第4アンモニウ
ム塩を有することが好ましい。さらには含フッ素界面活
性剤が好ましい。
【0018】本発明に係るフッ素を含有する化合物はい
ずれの親水性コロイド層に添加しても構わないが、支持
体から最も離れた最上層に添加することが好ましい。
【0019】本発明に係るフッ素を含有する化合物の添
加量は、感光材料1m2当たり10- 6〜10-3モルが好
ましい。
【0020】以下に本発明に係るフッ素を含有する化合
物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0021】
【化1】
【0022】本発明の効果を発現するためには、塗布乾
燥時に水/親水性コロイド比が0〜40%の時点におい
て相対湿度60〜90%、湿球温度20〜40℃の条件
で乾燥を行うことが好ましい。これにより、表面のフッ
素元素の炭素元素に対する組成比が飛躍的に高くなる。
【0023】本発明においては、支持体から最も離れた
最上層にポリマーラテックスを含有することが好まし
い。本発明で用いられるポリマーラテックスとしては、
広範なポリマーラテックスを用いることができる。好ま
しくはエチレン様不飽和モノマー、いわゆるビニル重合
体粒子からなるラテックスで、特に好ましくはビニルモ
ノマーの共重合体である。
【0024】適当なビニルモノマーとしてはアクリル酸
エステル(メチルアクリレート、エチルアクリレート、
プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、t−ブチ
ルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルアクリ
レート、オクチルアクリレート等)、α−置換アクリル
酸エステル(メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート等)、アクリル
アミド(ブチルアクリルアミド、ヘキシルアクリルアミ
ド等)、ビニルエステル(酢酸ビニル等)、ハロゲン化
ビニル(塩化ビニル等)、ハロゲン化ビニリデン(塩化
ビニリデン等)、ビニルエーテル(ビニルメチルエーテ
ル、ビニルオクチルエーテル等)、スチレン、エチレ
ン、ブタジエン、アクリロニトリル等を挙げることがで
きる。
【0025】特に好ましくは、アルキルアクリレートお
よびアルキルメタクリレートである。アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、またはスルホン酸基を有するビ
ニルモノマーを好ましくは30モル%以下の比率で含む
アルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレート共
重合体が特に有用である。これらの具体例は、特公昭4
6−22506号、特開昭56−56227号、同昭5
1−59942号等の明細書を参照することができる。
上記特許明細書に開示の合成ポリマーラテックスは特に
有利に用いることができる。例えば好ましい合成ポリマ
ーラテックスは、(ブチルアクリレート−アクリル酸)
コポリマー、(メチルアクリレート−アクリル酸)コポ
リマー、(エチルアクリレート−アクリル酸)コポリマ
ー、(ブチルアクリレート−イタコン酸)コポリマー、
(エチルアクリレート−メタクリル酸)コポリマー、
(プロピルアクリレート−アクリル酸)コポリマー、
(ブチルアクリレート−スチレンスルホン酸)コポリマ
ー、(エチルアクリレート−スチレンスルホン酸)コポ
リマー、(メチルアクリレート−スルホプロピルアクリ
レート)コポリマー、(エチルアクリレート−アクリル
酸−2−アセトアセトキシ−エチルメタクリレート)コ
ポリマー、(メチルメタクリレート−アクリル酸)コポ
リマー、(メチルメタクリレート−イタコン酸)コポリ
マー等である。
【0026】ポリマーラテックスは、ゼラチンの如き写
真層を構成するバインダーとともに用いられ、該最上層
のポリマーラテックス含有量は、固形分換算量で1平方
メートル当り1g以下で、該最上層に含まれるゼラチン
量の5質量%以上がよい。
【0027】なお、このポリマーラテックス含有量は支
持体からみて最上層に含まれる量を規定するものであ
り、最上層以外の層における含有量はこれらに影響され
るものではなく、寸度安定性改良等の目的で必要量を含
有させることができる。
【0028】本発明の黒白ハロゲン化銀写真感光材料の
ハロゲン化銀は、塩化銀、塩化銀含有率60モル%以上
の塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが補充量の低減や
迅速処理にとって好ましい。
【0029】ハロゲン化銀粒子の平均粒径は1.2μm
以下、特に0.1〜0.8μmが好ましい。又、粒径分
布は狭い方が好ましくいわゆる単分散乳剤を用いるのが
好ましい。又、(100)面を主平面とする平板状粒子
からなる乳剤が好ましく、そのような乳剤は米国特許第
5,264,337号、同5,314,798号、同
5,320,958号の記載を参考にして得ることがで
きる。更に、高照度特性を得るためにイリジウムをハロ
ゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モルの範囲でドー
ピングしたり、乳剤を硬調化するためにロジウム、ルテ
ニウム、オスミウム及びレニウムから選ばれる少なくと
も1種をハロゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モル
の範囲でドーピングしたりするのが好ましい。
【0030】ハロゲン化銀乳剤には、硫黄増感、セレン
増感、テルル増感、還元増感及び貴金属増感等公知の化
学増感を施すことができる。
【0031】本発明の黒白ハロゲン化銀写真感光材料に
は以下に記載する技術を採用するのが好ましい。 1) 染料の固体分散微粒子:特開平7−5629号第
(3)頁段落「0017」〜第(16)頁段落「004
2」 2) 酸基を有する化合物:特開昭62−237445
号第292(8)頁左下欄11行目〜第309(25)
頁右下欄3行目 3) 酸性ポリマー:特開平6−186659号第(1
0)頁段落「0036」〜第(17)頁段落「006
2」 4) 増感色素 特開平5−224330号第(3)頁段落「0017」
〜第(13)頁段落「0040」 特開平6−194771号第(11)頁段落「004
2」〜第(22)頁段落「0094」 特開平6−242533号第(2)頁段落「0015」
〜第(8)頁段落「0034」 特開平6−337492号第(3)頁段落「0012」
〜第(34)頁段落「0056」 特開平6−337494号第(4)頁段落「0013」
〜第(14)頁段落「0039」 5) 強色増感剤 特開平6−347938号第(3)頁段落「0011」
〜第(16)頁段落「0066」 6) ヒドラジン誘導体 特開平7−114126号第(23)頁段落「011
1」〜第(32)頁段落「0157」 7) 造核促進剤 特開平7−114126号第(32)頁段落「015
8」〜第(36)頁段落「0169」 8) テトラゾリウム化合物 特開平6−208188号第(8)頁段落「0059」
〜第(10)頁段落「0067」 9) ピリジニウム化合物 特開平7−110556号第(5)頁段落「0028」
〜第(29)頁段落「0068」 10) レドックス化合物 特開平4−245243号第(6)頁段落「0030」
〜第(22)頁段落「0071」 11) シンジオタクチックポリスチレン支持体 特開平3−131843号第(2)頁右上欄第3行目〜
第(5)頁右下欄第5行目 その他の添加剤については、例えばリサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643(1978年12月)、同
No.18716(1979年11月)及び同No.3
08119(1989年12月)に記載の化合物を採用
することができる。
【0032】本発明において、黒白ハロゲン化銀写真感
光材料は、露光後、現像、定着、水洗(または安定化
浴)及び乾燥の少なくとも4プロセスを持つ自動現像機
で写真処理されることが好ましい。
【0033】本発明において用いることのできる現像主
薬としては、ジヒドロキシベンゼン類(例えばハイドロ
キノン、クロルハイドロキノン、ブロムハイドロキノ
ン、2,3−ジクロロハイドロキノン、メチルハイドロ
キノン、イソプロピルハイドロキノン、2,5−ジメチ
ルハイドロキノン等)、3−ピラゾリドン類(例えば1
−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−エチル−
3−ピラゾリドン、1−フェニル−5−メチル−3−ピ
ラゾリドン等)やアミノフェノール類(例えばo−アミ
ノフェノール、p−アミノフェノール、N−メチル−o
−アミノフェノール、N−メチル−p−アミノフェノー
ル、2,4−ジアミノフェノール等)、アスコルビン酸
類、ピロガロールなどを単独もしくは組み合せて使用す
ることができるが現像主薬を含むことが好ましい。3−
ピラゾリドン類又はアミノフェノール類とジヒドロキシ
ベンゼン類との組み合わせで使用することが好ましく、
3−ピラゾリドン類又はアミノフェノール類とアスコル
ビン酸類との組み合わせで使用することがさらに好まし
い。現像主薬は、通常現像液1リットルあたり0.01
〜1.4モルの量で用いられるのが好ましい。
【0034】本発明においては、実質的にハイドロキノ
ンを含有しないとは、現像使用液1リットルあたり0.
01モル未満の量である。
【0035】本発明に用いられる処理剤は、粉末、ペー
スト状、顆粒、錠剤、濃縮液、使用液等いずれの形態で
供給されても構わないが、顆粒、錠剤、濃縮液で供給さ
れることが好ましい。開始液として用いる場合は、それ
らを定められた様に水に溶解する等の方法で調製して用
いる。補充液として使用する場合は、予め水と混合溶解
して用いるか、直接自現機内に投入して用いるかいずれ
でも構わない。
【0036】現像開始液は、通常用いられている濃厚液
キットを水で希釈し用いてもよいが、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で溶
解して用いても良い。補充液については、二種以上の化
合物から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水
で溶解して用いるのが好ましい。
【0037】現像液には、保恒剤(亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、メタ重亜硫酸ナ
トリウム等の亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩等)、アルカリ
剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)及びpH緩
衝剤(例えば炭酸塩、燐酸塩、硼酸塩、硼酸、酢酸、枸
櫞酸、アルカノールアミン等)が添加されることが好ま
しい。亜硫酸塩は0.25モル/L以上、好ましくは
0.4モル/L以上で用いる。pH緩衝剤としては、炭
酸塩が好ましく、その添加量は1L当たり0.5モル以
上2.5モル以下が好ましく、更に好ましくは、0.7
5モル以上1.5モル以下の範囲である。又、必要によ
り銀スラッジ防止剤(メルカプト基含有化合物等)、溶
解助剤(ポリエチレングリコール類、それらのエステ
ル、アルカノールアミン等)、増感剤(ポリオキシエチ
レン類を含む非イオン界面活性剤、四級アンモニウム化
合物等)、界面活性剤、消泡剤、カブリ防止剤(臭化カ
リウム、臭化ナトリウムの如きハロゲン化物、ニトロベ
ンズインダゾール、ニトロベンズイミダゾール、ベンゾ
トリアゾール、ベンゾチアゾール、テトラゾール類、チ
アゾール類等)、キレート化剤(エチレンジアミン四酢
酸又はそのアルカリ金属塩、ニトリロ三酢酸塩、ポリ燐
酸塩等)、現像促進剤(米国特許第2,304,025
号、特公昭47−45541号に記載の化合物等)、硬
膜剤(グルタルアルデヒド又は、その重亜硫酸塩付加物
等)、或いは消泡剤等を添加することができる。現像液
のpHは7.5以上10.5未満に調整されることが好
ましい。更に好ましくは、pH8.5以上9.4以下で
ある。
【0038】現像廃液は通電して再生することができ
る。具体的には、現像廃液に陰極(例えばステンレスウ
ール等の電気伝導体又は半導体)を、電解質溶液に陽極
(例えば炭素、金、白金、チタン等の溶解しない電気伝
導体)を入れ、陰イオン交換膜を介して現像廃液槽と電
解質溶液槽が接するようにし、両極に通電して再生す
る。通電しながら本発明に係る感光材料を処理すること
もできる。その際、現像液に添加される各種の添加剤、
例えば現像液に添加することができる保恒剤、アルカリ
剤、pH緩衝剤、増感剤、カブリ防止剤、銀スラッジ防
止剤等を追加添加することが出来る。又、現像液に通電
しながら感光材料を処理する方法があり、その際に上記
の様な現像液に添加できる添加剤を追加添加できる。
【0039】定着開始液は、通常用いられている濃厚液
キットを水で希釈して用いてもよいが、二種以上の化合
物から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で
溶解して用いても良い。補充液については、二種以上の
化合物から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を
水で溶解して用いるのが好ましい。
【0040】定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり定
着開始液のpHは4.0以上、好ましくは4.2〜7.
0であり更に好ましくは、4.2〜5.5である。定着
主薬としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウ
ムが使用でき、チオ硫酸イオンを必須成分とするもので
あり、臭気の発生を防止する目的からチオ硫酸ナトリウ
ムが特に好ましい。定着主薬の使用量は適宜変えること
ができ、一般には、0.1〜約6モル/Lである。さら
には水溶性アルミニウム塩を0.01モル/リットルを
越えては含まないことが好ましい。
【0041】定着液には、所望により保恒剤(例えば、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩等)、pH調整剤(例えば、硫
酸、水酸化ナトリウム等)、硬水軟化能のあるキレート
剤や特開昭62−78551号に記載の化合物を含むこ
とができる。
【0042】本発明の処理においては、廃液量の低減の
要望からその現像液補充量、定着液補充量、安定化液補
充量はそれぞれ感光材料1m2当たり65〜220ml
が好ましい。
【0043】本発明において水洗工程で水を供給する場
合、感光材料1m2当たり0.5〜15Lが好ましく、
更には1m2当たり1〜10Lである。
【0044】現像液補充量及び定着液補充量は、具体的
には、現像母液、定着母液と同じ液を補充する場合のそ
れぞれの液の補充量であり、現像濃縮液及び定着濃縮液
を水で希釈した液で補充する場合のそれぞれの濃縮液と
水の合計量である。固体処理剤を水で溶解した液で補充
する場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積と水との
容積の合計量であり、また固体処理剤と水を別々に補充
する場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積と水の容
積の合計量である。
【0045】本発明に用いる固体処理剤は、処理液を構
成する成分が2種以上で成形された固体、処理液成分が
全て含有された1種の固体、又は固体が2種以上で処理
液の成分を構成できるもののいずれでも良いが、少なく
とも2種の化合物で成形された固体が少なくとも1種あ
るのが好ましく、成形された固体以外は単体物質でも良
い。
【0046】固体処理剤を作製する方法としては水を添
加して造粒を行った後に乾燥させて顆粒を得て成形する
方法と水の添加量を少なくして造粒を行い、若しくは全
く水を添加せずに、直接乾燥工程を経ずに成形する方法
がある。水添加量としては全体の素材の量に対して0〜
2%であることが好ましい。造粒を行わずに原材料を直
接圧縮成形して顆粒状の固体処理剤を成形する方式の例
としてブリケッティングマシンがある。また造粒する手
段としては一般に用いられている撹拌造粒機やヘンシェ
ルミキサーを用いる方法がある。
【0047】迅速処理の観点から、本発明においては、
感光材料の先端が自動現像機に挿入されてから乾燥ゾー
ンから出て来るまでの全処理時間(Dry to dr
y)は10〜90秒であることが好ましく、より好まし
くは15〜50秒である。又、100m2以上の大量の
感光材料を安定にランニング処理するためには、現像時
間が2〜30秒であることが好ましく、より好ましくは
5〜18秒である。
【0048】自動現像機としては、60℃以上の伝熱体
(60℃〜130℃のヒートローラー等)又は150℃
以上の輻射物体(タングステン、炭素、ニクロム、酸化
ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化トリウムの混合
物、炭化ケイ素等に直接電流を通して発熱放射させた
り、抵抗発熱体から熱エネルギーを銅、ステンレス、ニ
ッケル、各種セラミック等の放射体に伝達させたりして
赤外線を放出するもの)で乾燥するゾーンをもつものが
好ましい。
【0049】又、自動現像機としては下記に記載の方法
又は機能を採用したものを好ましく用いることができ
る。 脱臭装置:特開昭64−37560号第544
(2)頁左上欄〜第545(3)頁左上欄 水洗水再生浄化剤及び装置:特開平6−25035
2号第(3)頁段落「0011」〜第(8)頁段落「0
058」 廃液処理方法:特開平2−64638号第388
(2)頁左下欄〜第391(5)頁左下欄 現像浴と定着浴の間のリンス浴:特開平4−313
749号第(18)頁段落「0054」〜第(21)頁
段落「0065」 補充水補充方法:特開平1−281446号第25
0(2)頁左下欄〜右下欄 外気の温度及び湿度を検出して乾燥風を制御:特開
平1−315745号第496(2)頁右下欄〜第50
1(7)頁右下欄及び特開平2−108051号第58
8(2)頁左下欄〜第589(3)頁左下欄 定着廃液からの銀回収:特開平6−27623号第
(4)頁段落「0012」〜第(7)頁段落「007
1」。
【0050】又、2漕以上の安定化漕を設ける場合に
は、以前より知られている、水洗水の補充液量を少なく
する手段としての多段向流方式が好ましい。この多段向
流方式を用いれば、定着後の感光材料は徐々に清浄な方
向つまり定着液で汚れていない処理液の方へ順次接触し
て処理されていくので、更に効率よい水洗がなされる。
【0051】本発明は、水洗槽全体の容量が5〜40L
であることが好ましく、より好ましくは10〜20Lで
ある。
【0052】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されるものではない。
【0053】実施例1 《ハロゲン化銀乳剤の調製》硝酸銀水溶液及びNaCl
とKBrの混合水溶液を用いて同時混合法にて塩化銀含
有率が70モル%で、残りは臭化銀からなるハロゲン化
銀粒子を成長させた。混合は50℃、pAg7.8、p
H3.0の条件で行い、粒子形成中に水溶性ロジウム塩
を銀1モル当たり2×10-7モル添加した。その後フロ
キュレーション法により脱塩水洗し下記化合物〔A〕
〔B〕〔C〕の混合物からなる殺菌剤とオセインゼラチ
ンを添加し再分散した。再分散後のEAgは、220m
Vであった。得られた乳剤は平均粒径0.19μm、変
動係数(標準偏差を平均粒径で割って100を掛けたも
の)12%の単分散立方体粒子の乳剤であった。
【0054】
【化2】
【0055】得られた乳剤をクエン酸でpHを調整後、
KBrでpAgを調整し、銀1モル当たり5mgの塩化
金酸と0.5mgの硫黄華を加え53℃で50分間化学
熟成を行った。熟成終了後、4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a,7−テトラザインデンを銀1モル当
たり300mg加えた。 《ハロゲン化銀写真感光材料の調製》両面に厚さ0.1
μmの下引層(特開昭59−19941号の実施例1参
照)を形成した厚さ100μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムの一方の下引層上に、下引層に近い順で
下記処方(1)〜(3)を同時塗布した。また反対側の
もう一方の下引層上には下記処方(4)に従ってバッキ
ング層をゼラチン量が2.0g/m2になる様に塗設
し、更にその上に下記処方(5)の保護層をゼラチン量
が1.0g/m2になる様に塗設して試料を得た。
【0056】 親水性コロイド層処方(1) ゼラチン 0.6g/m2 界面活性剤:サポニン 100mg/m2 染料:D−1 17mg/m2 ハロゲン化銀乳剤層処方(2) ゼラチン 1.5g/m2 ハロゲン化銀乳剤 銀量 3.5g/m2 増感色素:Sd−1 0.5mg/m2 増感色素:Sd−2 0.5mg/m2 ヒドラジン誘導体:H 3×10-5モル/m2 4級オニウム塩化合物:P 1×10-4モル/m2 ポリマーラテックス:I 0.5g/m2 コロイダルシリカ 0.25g/m2 水溶性ポリマー:V−1 20mg/m2 界面活性剤:サポニン 0.1g/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムイソペンチル−n−デシルエステル 8mg/m2 ハロゲン化銀乳剤保護層処方(3) ゼラチン 0.9g/m2 マット剤:平均粒径3.5μmのポリメチルメタクリレートビーズ 30mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.5g/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 フッ素含有化合物:表1に示す 硬膜剤:HA−1 150mg/m2 バッキング層処方(4) ゼラチン 2.0mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.1g/m2 界面活性剤:サポニン 0.12g/m2 染料:D−2 18.9mg/m2 染料:D−3 67.2mg/m2 コロイダルシリカ 0.3g/m2 硬膜剤:HA−1 110mg/m2 硬膜剤:K 110mg/m2 バッキング保護層処方(5) ゼラチン 1.0mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.1g/m2 マット剤:平均粒径4.0μmのポリメチルメタクリレート 50mg/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 硬膜剤:HA−2 0.14g/m2 硬膜剤:HA−3 100mg/m2
【0057】
【化3】
【0058】
【化4】
【0059】
【化5】
【0060】
【化6】
【0061】《塗布・乾燥条件》水/親水性コロイド比
が40%以下の時点において、表1に示すように条件を
変化させて塗布・乾燥を行った。
【0062】《フッ素元素の炭素元素に対するモル組成
比の測定方法》感光材料表面におけるフッ素元素の炭素
元素に対するモル組成比はXPS、別名ESCAにより
求められる。
【0063】測定装置はVG Scientific社
製のESCALAB−200Rを用いて、サーベイ測定
(測定条件;アノード:Mg(600W)、チルト:6
0度、P.E:100eV)を行い、元素のモル組成比
を算出した。
【0064】 《固体処理剤の調製》 現像Aパーツの作製(使用液1リットル当たり) エリソルビン酸ナトリウム 60g 1−フェニル−4−ヒドロキシメチル−4−メチル−3−ピラゾリドン 1.75g ベンゾトリアゾール 0.45g 亜硫酸ナトリウム 15g 1−オクタンスルホン酸ナトリウム 1.88g 現像Bパーツの作製(使用液1リットル当たり) 炭酸カリウム 24.2g 無水炭酸ナトリウム 55.6g 亜硫酸ナトリウム 10g 1−オクタンスルホン酸ナトリウム 0.12g 定着Aパーツの作製(使用液1リットル当たり) チオ硫酸ナトリウム 131g メタ重亜硫酸ナトリウム 14g 亜硫酸ナトリウム 9g 無水酢酸ナトリウム 19.4g 1−オクタンスルホン酸ナトリウム 2.6g 定着Bパーツの作製(使用液1リットル当たり) グルコン酸ナトリウム 1g 硫酸アルミニウム 11.5g 無水酢酸ナトリウム 10.0g 1−オクタンスルホン酸Na 0.26g コハク酸 14.7g 酒石酸 3.0g 現像Aパーツ用原料及び定着Aパーツ用原料、定着Bパ
ーツ用原料を、ヘンシェルミキサーFM10C/1型
(三井鉱山〔株〕製)を用い10分間混合した後、ブリ
ケッタBSS−IH型(新東工業〔株〕製)を用いて直
径3〜5mmの顆粒を300kgを成形した。これらの
顆粒及び現像Bパーツ用原料それぞれ10リットル分づ
つアルミピローに包装し、キット形態にした。
【0065】なお、現像剤を水に溶解したときのpHは
10.2、定着剤を水に溶解したときのpHは5.4で
あった。
【0066】上記で作製された感光材料を黒化率10%
になるように露光し、自動現像機はGR−26SRに液
体処理剤用ミキサーSM−11(共にコニカ(株)製)
を装着したものを用い、上記処方の現像剤、定着剤を使
用して、感光材料1m2当たり、現像補充液130ml
/m2、定着補充液130ml/m2の補充を行い大全サ
イズ(505×600mm)1500枚を、50日間3
0枚/日処理した。
【0067】処理条件 (工程) (温度) (時間) 現像 38℃ 12秒 定着 35℃ 10秒 水洗 常温 10秒 乾燥 48℃ 10秒 合計 42秒 上記処理後、さらに大全サイズの感光材料を処理し下記
の評価を行った。
【0068】《汚れ付着の評価方法》下記5段階のラン
ク評価で行い、ランク5が最良であり、ランク4以上が
実用に耐えるレベルである。
【0069】ランク1:フィルム全面に汚れが付着 ランク2:ライン状に強く汚れが付着 ランク3:ライン状にうっすら汚れが付着 ランク4:先頭のみにうっすら汚れが付着 ランク5:全く汚れがつかない。
【0070】《傷付きの評価方法》下記5段階のランク
評価で行い、ランク5が最良であり、ランク4以上が実
用に耐えるレベルである。
【0071】ランク1:フィルム全面に傷が発生 ランク2:ライン状に強く傷が発生 ランク3:ライン状にうっすら傷が発生 ランク4:先頭のみにうっすら傷が発生 ランク5:全く傷がつかない 以上の結果を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】表1から明らかなように、本発明の感光材
料を用いた処理方法によれば汚れ付着、傷付きが問題無
いことがわかる。
【0074】実施例2 感光材料の処方を下記のように変更する以外は実施例1
と同様に行った。
【0075】 ハロゲン化銀乳剤保護層処方(3) ゼラチン 0.9g/m2 マット剤:平均粒径3.5μmのポリメチルメタクリレートビーズ 30mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.5g/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 硬膜剤:HA−1 150mg/m2 バッキング保護層処方(5) ゼラチン 1.0mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.1g/m2 マット剤:平均粒径4.0μmのポリメチルメタクリレート 50mg/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 フッ素含有化合物:表2に示す 硬膜剤:HA−2 0.14g/m2 硬膜剤:HA−3 100mg/m2 結果を表2に示す。
【0076】
【表2】
【0077】表2から明らかなように、本発明の感光材
料を用いた処理方法によれば汚れ付着、傷付きが問題無
いことがわかる。
【0078】実施例3 感光材料の処方を下記のように変更する以外は実施例1
と同様に行った。
【0079】 ハロゲン化銀乳剤保護層処方(3) ゼラチン 0.9g/m2 マット剤:平均粒径3.5μmのポリメチルメタクリレートビーズ 30mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.5g/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 フッ素含有化合物:表3に示す 硬膜剤:HA−1 150mg/m2 バッキング保護層処方(5) ゼラチン 1.0mg/m2 ポリマーラテックス:I 0.1g/m2 マット剤:平均粒径4.0μmのポリメチルメタクリレート 50mg/m2 界面活性剤:スルホコハク酸ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)エステル 10mg/m2 フッ素含有化合物:表3に示す 硬膜剤:HA−2 0.14g/m2 硬膜剤:HA−3 100mg/m2 結果を表3、表4に示す。
【0080】
【表3】
【0081】
【表4】
【0082】表3、表4から明らかなように、本発明の
感光材料を用いた処理方法によれば汚れ付着、傷付きが
問題無いことがわかる。
【0083】
【発明の効果】本発明により、補充量を低減したランニ
ング処理時の銀汚れ付着や色素汚れ付着、処理時の傷付
きを生じない黒白ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方
法を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 5/30 G03C 5/30 5/31 5/31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロ
    ゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感光
    材料において、該乳剤層側の表面におけるフッ素元素の
    炭素元素に対するモル組成比が0.05〜0.50であ
    ることを特徴とする黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
  2. 【請求項2】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロ
    ゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感光
    材料において、支持体をはさんで該乳剤層側の反対側の
    表面におけるフッ素元素の炭素元素に対するモル組成比
    が0.05〜0.50であることを特徴とする黒白ハロ
    ゲン化銀写真感光材料。
  3. 【請求項3】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロ
    ゲン化銀写真乳剤層を有する黒白ハロゲン化銀写真感光
    材料において、該乳剤層側の表面及び支持体をはさんで
    反対側の表面におけるフッ素元素の炭素元素に対するモ
    ル組成比が0.05〜0.50であることを特徴とする
    黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
  4. 【請求項4】 塗布乾燥時に水/親水性コロイド比が0
    〜40%の時点において相対湿度60〜90%、湿球温
    度20〜40℃の条件で乾燥したことを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の黒白
    ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理することを特徴と
    する黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  6. 【請求項6】 実質的にハイドロキノンを含まずにアス
    コルビン酸類を含む現像剤を用いて現像処理することを
    特徴とする請求項5記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材
    料の処理方法。
  7. 【請求項7】 現像補充液の補充量が65〜220ml
    /m2であることを特徴とする請求項5又は6記載の黒
    白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  8. 【請求項8】 全処理時間Dry to dryが20
    〜50秒であることを特徴とする請求項5、6又は7記
    載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
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