JP2002061622A - 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法 - Google Patents

車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法

Info

Publication number
JP2002061622A
JP2002061622A JP2000247120A JP2000247120A JP2002061622A JP 2002061622 A JP2002061622 A JP 2002061622A JP 2000247120 A JP2000247120 A JP 2000247120A JP 2000247120 A JP2000247120 A JP 2000247120A JP 2002061622 A JP2002061622 A JP 2002061622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
bracket
bolt
retrofit
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000247120A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sakai
正人 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altia Co Ltd
Original Assignee
Nissan Altia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Altia Co Ltd filed Critical Nissan Altia Co Ltd
Priority to JP2000247120A priority Critical patent/JP2002061622A/ja
Publication of JP2002061622A publication Critical patent/JP2002061622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両のバンパーなどにスポイラー
などの後付け部品を取り付けるための後付け部品用ブラ
ケットを提供せんとするものである。 【解決手段】 本発明は、車両の後付け部品側から立設
されたボルトに係止されて後付け部品を車両側部品に取
り付けるブラケット50であって、全体が薄手のバネ性
金属板からなり、湾曲状平板部51のほぼ中央にボルト
軸部31aが挿入される挿入穴を設けると共に、挿入穴
には弾性的に開閉可能な少なくとも一対の帯状係止爪5
3,53を対向させる一方、湾曲状平板部51の対向す
る縁部51a,51aから、その先端に鉤状のフック爪
55,55を有する少なくとも一対の固定脚片54,5
4を曲げ形成してなる車両の後付け部品用ブラケットに
あり、これによって、バンパーなどにその表側から簡単
に装着することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のバンパーな
どにスポイラーなどの後付け部品を取り付けるための後
付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方
法に関するものである。
【0002】例えば図16に示すように、車両のバンパ
ー10にスポイラー20を取り付けるには、バンパー1
0側にスポイラー20を添わせ、その下端側などコ字形
金具やネジ、ナットなどの固定具を用いて固定する一
方、スポイラー20のデザインなどによって、バンパー
10との間に隙間が生ずるため、この隙間部分のスポイ
ラー20側にボルト31の埋め込まれた台座型のボルト
ホルダ30を設けると共に、これに対応するバンパー1
0側にはボルト用の貫通穴11を設け、この貫通穴11
に上記ボルト31を貫通させた後、バンパー10内側か
らスペーサ33やワッシャー34などを介在させて、ナ
ット32などで固定することがよく行われている。これ
によって、より安定した取り付けが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では、ボルト31がボルトホルダ30に一体的に固定
されていて、しかも、ボルトホルダ30自体も、スポイ
ラー20内側に先付けされるものであるため、バンパー
10側の貫通穴11は、このボルト位置に合わせて、相
当正確に開けることが要求される。
【0004】ところが、この穴開けは、通常整備工場や
サービスショップなどの現場で行われるため、高精度で
開けることは結構大変で、かなりの熟練が必要とされ
る。しかし、いくら細心の注意を払っても、ボルトホル
ダ30のボルト位置に対して、多少ずれることが多い。
そして、そのずれがあまり大きくないときには、ボルト
31が挿入できるように、穴径を拡げたりの修正作業が
必要となり、作業が結構面倒である。
【0005】もちろん、貫通穴11の位置ずれが相当大
きい場合には、取り付け自体が不能となる場合もあり、
このときには、その周辺に再度穴開けすることが要求さ
れ、2度手間となり面倒であると同時に、バンパー10
側に不要な傷跡を付けることにもなって、好ましくな
い。
【0006】また、実際の取り付け作業にあっては、バ
ンパー10の裏側からの作業となるため、目視ができ難
い場合もあり、作業がし難く、かつまた、スペース的に
あまり余裕がなく、工具使用の自由度も制限されるた
め、上記ボルト11にスペーサ33やワッシャー34な
どを嵌め込んだ後、ナット32の締め付け作業をするこ
とは、結構大変で、作業性が悪いという問題点もあっ
た。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、バネ性金属板からなる特殊な形状のブ
ラケットを提供し、このブラケットの使用や、これと頭
部付きボルトや頭部付き止めピンが保持される後付け部
品用アタッチメントとの併用によって、上記従来の問題
点を解消せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の発明は、車両の後付け部品側から立設された固定具
に係止されて前記後付け部品を車両側部品に取り付ける
ブラケットであって、全体が薄手のバネ性金属板からな
り、湾曲状平板部のほぼ中央に前記固定具の軸部が挿入
される挿入穴を設けると共に、当該挿入穴には弾性的に
開閉可能な少なくとも一対の帯状係止爪を対向させる一
方、前記湾曲状平板部の対向する縁部から、その先端に
鉤状のフック爪を有する少なくとも一対の固定脚片を曲
げ形成してなることを特徴とする車両の後付け部品用ブ
ラケットにある。
【0009】本発明に係る請求項2記載の発明は、前記
請求項1記載の車両の後付け部品用ブラケットを、前記
車両側部品に適宜離間して開けた少なくとも一対の長穴
に、その少なくとも一対の固定脚片を挿入して装着する
と共に、その挿入穴を、前記車両側部品に開けた固定具
の貫通穴に対峙させる一方、前記車両の後付け部品側か
ら立設された固定具の軸部を、前記車両の後付け部品用
ブラケットの少なくとも一対の帯状係止爪間に挿入させ
て係止させることを特徴とする車両の後付け部品取り付
け方法にある。
【0010】本発明に係る請求項3記載の発明は、前記
請求項1記載の車両の後付け部品用ブラケットを、前記
車両側部品に適宜離間して開けた少なくとも一対の長穴
に、その少なくとも一対の固定脚片を挿入して装着する
と共に、その挿入穴を、前記車両側部品に開けた固定具
の貫通穴に対峙させる一方、前記車両の後付け部品側に
固定具を立設させるにおいて、頭部付きボルトとこのボ
ルトホルダとからなり、当該ボルトホルダは、前記頭部
付きボルトの頭部が収納されると共にボルト軸部が貫通
して突出されるボルト収納部と、これから連設された可
撓性に富む薄板状の取り付け部とを有し、この取り付け
部によってボルトホルダを車両の後付け部品側に取り付
け、そのボルト収納部から前記頭部付きボルトのボルト
軸部を立設させた車両の後付け部品用アタッチメントを
用い、前記ボルト軸部を、前記車両の後付け部品用ブラ
ケットの少なくとも一対の帯状係止爪間に挿入させて係
止させることを特徴とする車両の後付け部品取り付け方
法にある。
【0011】本発明に係る請求項4記載の発明は、前記
請求項1記載の車両の後付け部品用ブラケットを、前記
車両側部品に適宜離間して開けた少なくとも一対の長穴
に、その少なくとも一対の固定脚片を挿入して装着する
と共に、その挿入穴を、前記車両側部品に開けた固定具
の貫通穴に対峙させる一方、前記車両の後付け部品側に
固定具を立設させるにおいて、樹脂製の頭部付き止めピ
ンとこのピンホルダとからなり、当該ピンホルダは、前
記頭部付き止めピンの頭部が収納されると共にピン軸部
が貫通して突出されるピン収納部と、これから連設され
た可撓性に富む薄板状の取り付け部とを有し、この取り
付け部によって前記ピンホルダを車両の後付け部品側に
取り付け、そのピン収納部から前記頭部付きピンのピン
軸部を立設させた車両の後付け部品用アタッチメントを
用い、前記ボルト軸部を、前記車両の後付け部品用ブラ
ケットの少なくとも一対の帯状係止爪間に挿入させて係
止させることを特徴とする車両の後付け部品取り付け方
法にある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車両の後付け
部品用ブラケット及びこれを用いた本発明に係る車両の
後付け部品取り付け方法の一実施例を示し、図2〜図3
は上記ブラケットの平面図及び側面図を示し、図4はブ
ラケットが装着される車両側部品の装着穴(挿入穴及び
長穴)の配列を示し、図5〜図7は上記ブラケットの細
部の動作状況を示し、図8はブラケットの他の一実施例
を示し、図9はブラケットの他の使用態様を示したもの
である。図中、50は車両の後付け部品用ブラケット
で、例えば車両側部品であるバンバー10に後付け部品
であるスポイラー20を取り付ける際などに用いるもの
である。
【0013】このブラケット50は、全体が薄手のバネ
性金属板(バネ鋼材など)からなり、下向きに湾曲する
湾曲状平板部51のほぼ中央に、固定具であるボルトの
ボルト軸部や止めピンのピン軸部が挿入される挿入穴5
2を設けると共に、この挿入穴52には、弾性的に開閉
可能な少なくとも一対の帯状係止爪53,53を対向さ
せる一方、湾曲状平板部51の対向する縁部51a,5
1aから、図3から明らかなように、その先端に鉤状の
フック爪55,55を有する少なくとも一対の固定脚片
54,54を下向きに曲げ形成してなる。そして、さら
に一対の帯状係止爪53,53の先端には、谷形の係止
歯部53a,53aを設けてある。なお、帯状係止爪5
3,53は一対に限定されず、図8に示すように、放射
状に配置された3個や左右上下などの4個以上とするこ
とも可能である。また、固定脚片54,54にあって
も、一対に限定されず、3本脚以上とすることも可能で
ある。
【0014】一方、このブラケット50の使用に際して
は、図1及び図4に示すように、バンバー10側に、固
定具のボルト軸部やピン軸部が挿入される大き目の貫通
穴11を開ける一方、この貫通穴11の左右には、ブラ
ケット50のフック爪55,55が貫通できる幅の長穴
12,12を開ける必要がある。もちろん、固定脚片5
4,54を3本以上としたときには、これに対応した数
の長穴を開ける。これらの穴開けは、後述するように、
このブラケット50自体に、位置ずれの吸収作用がある
ため、そんなに高精度である必要はなく、ある程度の誤
差が許容されるので、高熟練者以外の作業者でも十分対
応できる。
【0015】このブラケット50を用いて、上記バンバ
ー10にスポイラー20を取り付けるには、先ず、作業
者が、ブラケット50の一対の両固定脚片54,54を
内側に少々絞り込んだ形で摘まみ、その先端の両フック
爪55,55を、バンバー10の表側から、左右の長穴
12,12に嵌め込み、貫通させ後放せばよい。なお、
このブラケット50は、後述する図9から明らかなよう
に、バンバー10の裏側から嵌め込むことも可能であ
る。
【0016】いずれにしても、両固定脚片54,54の
貫通後は、ブラケット50の湾曲状平板部51部分の復
元力により、図1に示すように、両固定脚片54,54
は互いに外向きに拡がり、両フック爪55,55の鉤形
をなす上端部55a,55aが、バンバー10の裏側に
押圧されて、ブラケット50は、ほぼ自動的にバンバー
10側に装着される。この操作は、ほぼワンタッチ操作
で簡単に行える。
【0017】この状態で、ブラケット50の湾曲状平板
部51の内側部分の一部も、その復元力によって、バン
バー10の表側に当接するため、ブラケット50は、こ
の点と上記両フック爪55,55の上端部55a,55
aによる複数箇所での保持によって、安定して装着され
る。一方、このとき、ブラケット50の少なくとも一対
の帯状係止爪53,53の各先端(係止歯部53a,5
3a)は、バンバー10側の貫通穴11部分で相互に対
峙した形となる。
【0018】このバンバー10に装着されたブラケット
50の挿入穴52に対して、図1に示すように、予めス
ポイラー20に取り付けたボルトホルダ30から立設さ
れたボルト31のボルト軸部31aを、作業者が外側か
ら圧入する形で押し込めば、ボルト軸部31aは、弾性
的に開閉可能な一対の帯状係止爪53,53の各先端部
分を押し拡げる形で進み、押圧の停止により、そのネジ
溝部分に帯状係止爪53,53の各係止歯部53a,5
3aが食い込み、固定される。つまり、単に外側からス
ポイラー20を押し込む形で、簡単にバンバー10側に
装着することができる。この操作も、ほぼワンタッチ操
作で行える。
【0019】このとき、例えば図5に示すように、ボル
ト軸部31aが一対の帯状係止爪53,53のセンター
に対して、多少ずれた形で挿入されても、一旦各係止歯
部53a,53a間に挟まれると、その中央が最も凹ん
だ谷形の形状によって、ほぼ自動的にボルト軸部31a
は、矢印A方向に移動し、センター側に位置決めされる
ため、理想的な形で保持固定される。
【0020】また、各係止歯部53a,53aでの係止
は、図6に示すように、ボルト軸部31aに対して、4
点(a〜d)で圧接支持して行われるため、力学的にも
安定した係止状態が得られる。かつ、この係止状態は、
バンバー10にその一部が埋め込まれた形のブラケット
50自体の高さスペース内で行われる。このため、ボル
ト軸部31aの突出量が少なくてよい。
【0021】また、仮に、ボルト31の取り付け位置
と、バンバー10側に開けた貫通穴11や左右の長穴1
2,12間に多少のずれがあったとしても、本発明のブ
ラケット50では、各長穴12,12の幅を、図1に示
すように、ブラケット50の各固定脚片54,54に対
して、左右に多少移動できる幅(移動幅ΔW1 +Δ
2)とし、また、図7に示すように、各長穴12,1
2の長さ(一方図示省略)を、前後方向に多少移動でき
る長さ(移動長さΔL)としてあるため、上記ずれを容
易に吸収することができる。
【0022】また、このブラケット50自体の位置ずれ
吸収作用により、スポイラー20の固定箇所とバンパー
10との位置関係上、当初からボルトホルダ30から立
設されたボルト31のボルト軸部31aを傾けて取り付
ける必要がある場合(斜設構造)においても、容易に対
応することが可能となる。
【0023】また、図3に示すように、本発明のブラケ
ット50において、湾曲状平板部51の撓み寸法sや、
湾曲状平板部底面からフック爪55の上端部55a間の
距離寸法t、或いは固定脚片54の外向き角度θなど
は、その弾性によって、多少変更可能であるため、多少
厚さの異なるバンバー10などにも簡単に対応すること
ができる。例えば各固定脚片54,54の挿入されるバ
ンバー10側の左右の長穴12,12の間隔を狭めに開
けて、各固定脚片54,54間の開きを小さくして(外
向き角度θを小さくして)装着すれば、より厚手のバン
バー10にも対応することが可能となる。この逆も可能
である。もちろん、上記撓み寸法sや距離寸法t、外向
き角度θなどの異なるものを予め幾つか用意して、厚さ
の異なるバンバー10に対応することも可能である。
【0024】なお、バンバー10に装着された本発明の
ブラケット50の取り外しにあたっては、バンバー10
の裏側に貫通されている一対の両固定脚片54,54を
内側に少々絞り込むなどして、その先端の両フック爪5
5,55を、バンバー10側の左右の長穴12,12か
ら外せば、容易に取り外せる。
【0025】上記のように、ブラケット50は、バンバ
ー10の表側から装着する方が、作業がし易く、楽であ
るものの、図9に示すように、バンバー10の裏側から
装着することもできる。この場合にも、上記と同様、バ
ンバー10に装着されたブラケット50の挿入穴52に
対して、予めスポイラー20に取り付けたボルトホルダ
30から立設されたボルト31のボルト軸部31aを、
作業者が外側から圧入する形で押し込めば、ボルト軸部
31aは、弾性的に開閉可能な一対の帯状係止爪53,
53の各先端部分を押し拡げる形で進み、押圧の停止に
より、そのネジ溝部分に帯状係止爪53,53の各係止
歯部53a,53aが食い込み、固定される。この操作
も、ほぼワンタッチ操作で行える。
【0026】このケースにおいても、上記バンバー10
の表側からの装着の場合と同様の作用が得られると同時
に、ブラケット50の湾曲状平板部51がバンバー10
の裏側に位置するため、スポイラー20とのスペースが
狭い場合や狭い箇所において有効である。特にバンバー
10側の貫通穴11を大き目に形成して、ボルトホルダ
30の台座部分も収納されるようにすれば、より小さな
スペースでの取り付けが可能となる。つまり、より一層
の省スペース化が得られる。もちろん、ボルト軸部31
aの突出量も、より一層小さく抑えることができる。
【0027】図10は本発明に係る車両の後付け部品取
り付け方法の他の実施例を示し、図11〜図13はこの
方法で用いられる後付け部品用アタッチメントを示した
ものである。図中、50は上述した車両の後付け部品用
ブラケットで、60はこれと併用される車両の後付け部
品用アタッチメントであり、このアタッチメント60
は、頭部付きボルト100とそのボルトホルダ200と
からなる。
【0028】上記頭部付きボルト100は、通常の市販
品でよく、その頭部形状は、特に問わないが、後述する
回り止め機能からすると、一般的な六角形状のものが好
ましい。なお、四角などの多角形状や板状などの形状な
どでもよく、さらに、回り止め機能を求めないときに
は、通常の丸形であってもよい。
【0029】上記ボルトホルダ200は、硬質樹脂など
で一体成形するとよく、そのほぼ中央部分をなす四角ブ
ロック状のボルト収納部210と、これから左右(上下
左右や全方向に拡がる鍔状なども可)に連設された可撓
性に富む薄板状の取り付け部220と、ボルト収納部2
10の収納穴211の開口部側に嵌め込まれるキャップ
230とを有してなる。
【0030】上記ボルト収納部210は、ボルト100
の頭部110が嵌め込まれる部分であって、具体的に
は、その底部側(図11中上側)に開口した収納穴21
1に、ボルト100の頭部110が収納される一方、上
部側(図11中下側)に開けた貫通穴212に、ボルト
軸部120が貫通される。
【0031】ここで、収納穴211は長方形状とすると
共に、貫通穴212は、ボルト軸部120に対して少々
大き目の長円形状としてある。このため、収納穴211
に嵌め込まれたボルト100の頭部110は、収納穴2
11の短径幅部分によりその回りが規制される一方、収
納穴211の長径幅部分ではスペース的な余裕があり、
また、貫通穴212の長径方向でも多少の余裕(隙間)
があるので、頭部110は一方向に揺動可能に収納さ
れ、ボルト軸部120は、首振り可能に立設される。な
お、別の態様として、収納穴211の大きさをほぼボル
ト100の頭部110の大きさに合わせて形成し、ボル
ト軸部120を固定的に立設させることもできる。
【0032】上記取り付け部220は、薄板状であると
共に、図12に示すように、片面側(底面側、なお上面
側や両面側も可)に縦方向及び横方向に延びる溝22
1,222を設けてある。これによって、取り付け部2
20が小さな小片状のブロックに区分けされるため、柔
軟な可撓性が得られると共に、接着剤による接着時には
接着剤溜りとしての機能が得られ、良好な接着性が確保
される。
【0033】上記キャップ230には、ボルト収納部2
10の収納穴211に嵌め込まれた状態で、図13に示
すように、収納穴211の長径幅部分の方向に掛けて下
向きに湾曲する湾曲部231が設けてある。したがっ
て、このキャップ230の嵌め込みによって、収納穴2
11内とボルト100の頭部110との隙間が埋めら
れ、ボルト100のガタ付きが抑制される一方、湾曲部
231の曲面に添って頭部110が摺動するため、ボル
ト100のスムーズな首振りが得られる。もちろん、こ
のキャップ230により、後付け部品側とボルト100
との直接的な接触はなくなるため、後付け部品の損傷防
止機能も得られる。なお、収納穴211の大きさを適宜
調整すれば、有キャップ時によりも、ボルト100のス
ムーズな首振りやガタ付きが劣るものの、キャップ23
0の省略は可能である。
【0034】次に、このように構成される車両の後付け
部品用ブラケット60と、上記ブラケット50を併用し
て、例えば図10に示すように、車両側部品であるバン
パー10に、後付け部品のスポイラー20を取り付ける
方法について説明する。
【0035】先ず、バンパー10側にスポイラー20を
添わせ、その接触点では、適当なコ字形金具やネジ、ナ
ットなどの固定具を用いて固定する一方、スポイラー2
0とバンパー10間の隙間の生ずる部分においては、ス
ポイラー20側に頭部付きボルト100の立設されたボ
ルトホルダ200を取り付ける。
【0036】このボルトホルダ200の取り付けは、左
右の取り付け部220によって行われる。この取り付け
部220は、可撓性に富むため、曲面などのスポイラー
形状に適宜追随して取り付けることができる。このた
め、あまり場所を選ばず、任意の位置に取り付けること
が可能である。また、接着剤によって接着する際には、
片面側の溝221,222が接着剤溜りとして機能し、
良好な接着が得られる。なお、両面テープなどの接着テ
ープで取り付けることも可能である。
【0037】上記ボルトホルダ200の取り付けと平行
して、上記頭部付きボルト100に対応する位置のバン
パー10側には、上述したように、貫通穴11と左右の
長穴12,12を開け、これらに上記ブラケット50を
バンパー10の表側から装着する。この操作は、上記の
ように、ほぼワンタッチ操作で行われる。
【0038】このバンバー10に装着されたブラケット
50の挿入穴52に対して、上記スポイラー20に取り
付けたボルトホルダ200から立設されたボルト100
のボルト軸部120を、作業者が外側から圧入する形で
押し込めば、ボルト軸部120は、弾性的に開閉可能な
少なくとも一対の帯状係止爪53,53の各先端部分を
押し拡げる形で進み、押圧の停止により、そのネジ溝部
分に帯状係止爪53,53が食い込み、固定される。つ
まり、単に外側からスポイラー20を押し込む形で、簡
単にバンバー10側に装着することができる。この操作
も、ほぼワンタッチ操作で行われる。
【0039】この取り付け時、バンパー10側の穴開け
位置やスポイラー20側のボルト100の位置に多少の
ずれがあっても、上述したブラケット50自体による位
置ずれの吸収作用と、ボルト100のボルト軸部120
が首振り可能に立設されているボルトホルダ200によ
る位置ずれの吸収作用の両方によって、吸収できるた
め、結果として、より大きな位置ずれへの対処が可能と
なる。
【0040】また、図14に示すように、ブラケット5
0をバンパー10の裏側から装着し、このブラケット5
0の挿入穴52に対して、上記スポイラー20に取り付
けたボルトホルダ200から立設されたボルト100の
ボルト軸部120を、作業者が外側から圧入する形で押
し込めて、固定することもできる。この場合には、上記
図9の場合と同様、より一層の省スペース化が得られ
る。また、ボルト軸部120の突出量も、より一層小さ
く抑えることができる。
【0041】図15は本発明に係る車両の後付け部品取
り付け方法の他の実施例を示したものである。図中、5
0は上述した車両の後付け部品用ブラケットで、60は
これと併用される車両の後付け部品用アタッチメントで
あり、このアタッチメント60は、頭部付き止めピン3
00とその止めピンホルダ200′とからなる。
【0042】上記頭部付き止めピン300は、硬質樹脂
などで一体成形するとよく、その頭部形状は、球状とし
てある。
【0043】上記止めピンホルダ200′は、上記ボル
トホルダ200とほぼ同機能を有するものであって、硬
質樹脂などで一体成形するとよく、そのほぼ中央部分を
なす丸形ブロック状のピン収納部210′と、これから
左右(上下左右や全方向に拡がる鍔状なども可)に連設
された可撓性に富む薄板状の取り付け部220と、ピン
収納部210の収納穴211の開口部側に嵌め込まれる
キャップ230とを有してなる。
【0044】上記ピン収納部210′は、止めピン30
0の頭部310が嵌め込まれる部分であって、具体的に
は、その底部側(図15中上側)に開口した収納穴21
1に、止めピン300の頭部310が収納される一方、
上部側(図15中下側)に開けた貫通穴212に、ピン
軸部320が貫通される。
【0045】ここで、収納穴211は円筒形状とすると
共に、貫通穴212は、ピン軸部320に対して少々大
き目の円形状としてある。このため、収納穴211に嵌
め込まれた止めピン300の頭部310は、収納穴21
1内で全周方向に揺動可能(回動可能)であると共に、
大き目の貫通穴212により、ピン軸部320は、全周
方向に首振り可能に立設される。
【0046】上記取り付け部220は、薄板状であると
共に、上記図12に示したボルトホルダ200の場合と
同様、片面側(底面側)に縦方向に延びる溝221を設
けると共に、横方向にも同様の溝(図示省略)を設けて
ある。これによって、取り付け部220が小さな小片状
のブロックに区分けされるため、柔軟な可撓性が得られ
ると共に、接着剤による接着時には接着剤溜りとしての
機能が得られ、良好な接着性が確保される。
【0047】上記キャップ230には、ピン収納部21
0′の収納穴211に嵌め込まれた状態で、図15に示
すように、収納穴211の全周方向に掛けて下向きに湾
曲する半球状の湾曲部231が設けてある。したがっ
て、このキャップ230の嵌め込みによって、収納穴2
11内と止めピン300の頭部310との隙間が埋めら
れ、止めピン300のガタ付きが抑制される一方、湾曲
部231の曲面に添って頭部310が摺動するため、止
めピン300のスムーズな首振りが得られる。もちろ
ん、このキャップ230により、後付け部品側と止めピ
ン300との直接的な接触はなくなるため、後付け部品
の損傷防止機能も得られる。なお、収納穴211の大き
さを適宜調整すれば、有キャップ時によりも、止めピン
300のスムーズな首振りやガタ付きが劣るものの、キ
ャップ230の省略は可能である。
【0048】次に、このように構成される車両の後付け
部品用ブラケット60と、上記ブラケット50を併用し
て、例えば図12に示すように、車両側部品であるバン
パー10に、後付け部品のスポイラー20を取り付ける
方法について説明する。
【0049】先ず、バンパー10側にスポイラー20を
添わせ、その接触点では、適当なコ字形金具やネジ、ナ
ットなどの固定具を用いて固定する一方、スポイラー2
0とバンパー10間の隙間の生ずる部分においては、ス
ポイラー20側に頭部頭部付き止めピン300の立設さ
れた止めピンホルダ200′を取り付ける。
【0050】この止めピンホルダ200′の取り付け
は、左右の取り付け部220によって行われる。この取
り付け部220は、可撓性に富むため、曲面などのスポ
イラー形状に適宜追随して取り付けることができる。こ
のため、あまり場所を選ばず、任意の位置に取り付ける
ことが可能である。また、接着剤によって接着する際に
は、片面側の溝221が接着剤溜りとして機能し、良好
な接着が得られる。なお、両面テープなどの接着テープ
で取り付けることも可能である。
【0051】上記止めピンホルダ200′の取り付けと
平行して、上記頭部付きボルト100に対応する位置の
バンパー10側には、上述したように、貫通穴11と左
右の長穴12,12を開け、これらに上記ブラケット5
0をバンパー10の表側から装着する。この操作は、上
記のように、ほぼワンタッチ操作で行われる。なお、ブ
ラケット50をバンパー10の裏側から装着することも
可能である。
【0052】このバンバー10に装着されたブラケット
50の挿入穴52に対して、上記スポイラー20に取り
付けた止めピンホルダ200′から立設された止めピン
300のピン軸部320を、作業者が外側から圧入する
形で押し込めば、ピン軸部320は、弾性的に開閉可能
な少なくとも一対の帯状係止爪53,53の各先端部分
を押し拡げる形で進み、押圧の停止により、そのネジ溝
部分に帯状係止爪53,53が食い込み、固定される。
つまり、単に外側からスポイラー20を押し込む形で、
簡単にバンバー10側に装着することができる。この操
作も、ほぼワンタッチ操作で行われる。
【0053】この取り付け時、バンパー10側の穴開け
位置やスポイラー20側の止めピン300の位置に多少
のずれがあっても、上述したブラケット50自体による
位置ずれの吸収作用と、止めピン300のピン軸部32
0が首振り可能に立設されている止めピンホルダ20
0′による位置ずれの吸収作用の両方によって、吸収で
きるため、結果として、より大きな位置ずれへの対処が
可能となる。
【0054】なお、上記した図10〜図13の後付け部
品用ブラケットでは、頭部付きボルト100の頭部形状
が一般的な六角形状のものであったが、本発明はこれに
限定されず、四角などの多角形状や板状などの形状など
として回り止め機能を持たせる他、通常の丸頭ボルトと
して、ボルト軸部が全周方向に首振りできるようにする
ことも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両の後付け部品用ブラケット及び後付け部品取
り付け方法よると、次のような優れた効果が得られる。
【0056】先ず、本発明に係る車両の後付け部品用ブ
ラケットでは、ブラケット自体をバンパーなどの車両側
部品に表側や裏側から装着でき、しかも、ほぼワンタッ
チ操作でよいため、良好な作業性が得られる。
【0057】また、このブラケットでは、その少なくと
も一対の帯状係止爪が固定具(ボルトや止めピン)の軸
部(ボルト軸部やピン軸部)に食い込んで固定される構
造であるため、軸部の突出量が少なくて済む利点も得ら
れる。車両の後付け部品ではスペース的に余裕がないた
め、大きな利点となることもある。特にブラケットをバ
ンパーなどの車両側部品に裏側から装着したときには、
極めて良好な省スペース化が得られる。
【0058】また、全体が薄手のバネ性金属板からなる
特性によって、ブラケット自体に位置ずれの吸収作用が
あるため、バンパーなどの車両側部品に穴開け作業にお
いて、多少の誤差は許容され、高熟練者以外の作業者で
も十分対応でき、作業性の向上が期待できる。
【0059】また、ブラケット自体の位置ずれ吸収作用
により、後付け部品の固定箇所とバンパーなどの車両側
部品側との位置関係上、当初から固定具の軸部を傾けて
取り付ける斜設構造とする必要がある場合においても、
容易に対応することが可能となる。したがって、当初か
ら軸部を鉛直に立設させたものや多少斜設させたものな
どの複数のボルトホルダを準備して置く必要はなく、高
い汎用性が得られ、また、コストダウンも可能となる。
【0060】また、バネ性金属板からなるブラケット自
体の弾性によって、湾曲状平板部の撓み寸法sや、湾曲
状平板部底面からフック爪の上端部間の距離寸法t、或
いは固定脚片の外向き角度θなどは、多少変更可能であ
るため、多少厚さの異なるバンバーなど車両側部品にも
簡単に対応することができる。もちろん、上記撓み寸法
sや距離寸法t、外向き角度θなどの異なるものを予め
幾つか用意して、厚さの異なる車両側部品に対応させる
ことも可能である。
【0061】次に、本発明に係る車両の後付け部品取り
付け方法によると、ボルトなどの固定具が埋め込まれた
従来構造のボルトホルダを用いた場合でも、後付け部品
用ブラケットのバンパーなどの車両側部品への装着がほ
ぼワンタッチ操作で簡単にできるため、良好な作業性が
得られる。もちろん、ブラケット自体の弾性による位置
ずれ吸収作用などの効果も得られる。
【0062】また、この後付け部品用ブラケットと、頭
部付きボルトや頭部付き止めピンが保持される後付け部
品用アタッチメントとを併用した場合、ブラケット自体
による作業性向上の効果や位置ずれ吸収作用などの効果
が得られると同時に、アタッチメント自体の可撓性に富
む薄板状の取り付け部により、スポイラーなどの後付け
部品側形状への対応が容易にできる利点が得られる。さ
らに、頭部付きボルトや頭部付き止めピンを首振り可能
に保持させた場合には、このアタッチメント側の位置ず
れの吸収作用と、ブラケット側の位置ずれの吸収作用の
相乗効果によって、より大きな位置ずれや斜設構造への
対処が可能となり、従来にない大きな自由度が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両の後付け部品用ブラケット
及びこれを用いた本発明に係る車両の後付け部品取り付
け方法の一実施例を示した部分縦断側面図である。
【図2】 図1の後付け部品用ブラケットの平面図であ
る。
【図3】 図1の後付け部品用ブラケットの側面図であ
る。
【図4】 本発明のブラケットが装着される車両側部品
の穴開け状態を示した部分平面図である。
【図5】 本発明のブラケットにおける一対の帯状係止
爪に対するボルト軸部の関係を示した説明図である。
【図6】 本発明のブラケットにおける一対の帯状係止
爪とボルト軸部との係止状態を示した説明図である。
【図7】 本発明のブラケットにおける固定脚片と車両
側部品の長穴との関係を示した説明図である。
【図8】 本発明のブラケットにおける帯状係止爪の他
の実施例を示した部分平面図である。
【図9】 本発明に係る車両の後付け部品取り付け方法
の他の実施例を示した部分縦断側面図である。
【図10】 本発明に係る車両の後付け部品取り付け方
法の他の実施例を示した部分縦断側面図である。
【図11】 図10の後付け部品取り付け方法で用いる
アタッチメントの一例を示した部分縦断側面図である。
【図12】 図10のアタッチメントの底面図である。
【図13】 図10のアタッチメントの異なる方向から
の部分縦断側面図である。
【図14】 本発明に係る車両の後付け部品取り付け方
法の他の実施例を示した部分縦断側面図である。
【図15】 本発明に係る車両の後付け部品取り付け方
法の他の実施例を示した部分縦断側面図である。
【図16】 従来の車両の後付け部品の取り付け状態を
示した一部縦断側面図である。
【符号の説明】
10 車両側部品(バンパー) 20 後付け部品(スポイラー) 30 ボルトホルダ 31 ボルト 31a ボルト軸部 50 車両の後付け部品用ブラケッ
ト 51 湾曲状平板部 51a 縁部 52 挿入穴 53 帯状係止爪 53a 谷形の係止歯部 54 固定脚片 55 フック爪 55a 上端部 60 車両の後付け部品用アタッチ
メント 100 頭部付きボルト 110 頭部 120 ボルト軸部 200 ボルトホルダ 200′ ピンホルダ 210 ボルト収納部 210′ ピン収納部 220 薄板状の取り付け部 221,222 溝 230 キャップ 300 頭部付き止めピン 310 頭部 320 ピン軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 5/06 F16B 5/06 D 35/00 35/00 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後付け部品側から立設された固定
    具に係止されて前記後付け部品を車両側部品に取り付け
    るブラケットであって、 全体が薄手のバネ性金属板からなり、湾曲状平板部のほ
    ぼ中央に前記固定具の軸部が挿入される挿入穴を設ける
    と共に、当該挿入穴には弾性的に開閉可能な少なくとも
    一対の帯状係止爪を対向させる一方、前記湾曲状平板部
    の対向する縁部から、その先端に鉤状のフック爪を有す
    る少なくとも一対の固定脚片を曲げ形成してなることを
    特徴とする車両の後付け部品用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の車両の後付け部品用
    ブラケットを、前記車両側部品に適宜離間して開けた少
    なくとも一対の長穴に、その少なくとも一対の固定脚片
    を挿入して装着すると共に、その挿入穴を、前記車両側
    部品に開けた固定具の貫通穴に対峙させる一方、 前記車両の後付け部品側から立設された固定具の軸部
    を、前記車両の後付け部品用ブラケットの少なくとも一
    対の帯状係止爪間に挿入させて係止させることを特徴と
    する車両の後付け部品取り付け方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の車両の後付け部品用
    ブラケットを、前記車両側部品に適宜離間して開けた少
    なくとも一対の長穴に、その少なくとも一対の固定脚片
    を挿入して装着すると共に、その挿入穴を、前記車両側
    部品に開けた固定具の貫通穴に対峙させる一方、 前記車両の後付け部品側に固定具を立設させるにおい
    て、頭部付きボルトとこのボルトホルダとからなり、当
    該ボルトホルダは、前記頭部付きボルトの頭部が収納さ
    れると共にボルト軸部が貫通して突出されるボルト収納
    部と、これから連設された可撓性に富む薄板状の取り付
    け部とを有し、この取り付け部によってボルトホルダを
    車両の後付け部品側に取り付け、そのボルト収納部から
    前記頭部付きボルトのボルト軸部を立設させた車両の後
    付け部品用アタッチメントを用い、前記ボルト軸部を、
    前記車両の後付け部品用ブラケットの少なくとも一対の
    帯状係止爪間に挿入させて係止させることを特徴とする
    車両の後付け部品取り付け方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の車両の後付け部品用
    ブラケットを、前記車両側部品に適宜離間して開けた少
    なくとも一対の長穴に、その少なくとも一対の固定脚片
    を挿入して装着すると共に、その挿入穴を、前記車両側
    部品に開けた固定具の貫通穴に対峙させる一方、 前記車両の後付け部品側に固定具を立設させるにおい
    て、樹脂製の頭部付き止めピンとこのピンホルダとから
    なり、当該ピンホルダは、前記頭部付き止めピンの頭部
    が収納されると共にピン軸部が貫通して突出されるピン
    収納部と、これから連設された可撓性に富む薄板状の取
    り付け部とを有し、この取り付け部によって前記ピンホ
    ルダを車両の後付け部品側に取り付け、そのピン収納部
    から前記頭部付きピンのピン軸部を立設させた車両の後
    付け部品用アタッチメントを用い、前記ボルト軸部を、
    前記車両の後付け部品用ブラケットの少なくとも一対の
    帯状係止爪間に挿入させて係止させることを特徴とする
    車両の後付け部品取り付け方法。
JP2000247120A 2000-08-16 2000-08-16 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法 Pending JP2002061622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000247120A JP2002061622A (ja) 2000-08-16 2000-08-16 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000247120A JP2002061622A (ja) 2000-08-16 2000-08-16 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002061622A true JP2002061622A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18737287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000247120A Pending JP2002061622A (ja) 2000-08-16 2000-08-16 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002061622A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063048A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Honda Access Corp 外装品取付構造
JP2011131648A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Honda Access Corp 車両用装着品の取付構造
WO2013191622A1 (en) * 2012-06-19 2013-12-27 Andreas Gustavsson Connecting device for releasably connecting a first element to a second element
JP2014083992A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Inoac Corp 取付具および車両外装部材の取付構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063048A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Honda Access Corp 外装品取付構造
JP2011131648A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Honda Access Corp 車両用装着品の取付構造
US8480160B2 (en) 2009-12-22 2013-07-09 Honda Access Corp. Structure for mounting an attachment for vehicle
WO2013191622A1 (en) * 2012-06-19 2013-12-27 Andreas Gustavsson Connecting device for releasably connecting a first element to a second element
JP2014083992A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Inoac Corp 取付具および車両外装部材の取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6154896B2 (ja) 異形断面材レール用のホルダ
US7008159B2 (en) Screw grommet
JP3123885U (ja) 取付具
WO2011099454A1 (ja) 留め具
JP5771823B2 (ja) 鉄道車両の内装部材取付構造
JP2002061622A (ja) 車両の後付け部品用ブラケット及び車両の後付け部品取り付け方法
JP3933441B2 (ja) 留め具
JP2002147426A (ja) ナット保持構造及びボルト保持構造
JP2011027184A (ja) 組立式スチール棚用コーナー金具、及びコーナー金具の取付け方法
JP2002031121A (ja) ボルトの回転防止具
JP4036557B2 (ja) クランプのロック機構
JP5606822B2 (ja) ボルト取付具
US6709210B2 (en) Spring fastener of highly improved pulling force
JP2002059793A (ja) 車両の後付け部品用アタッチメント
JP2001241114A (ja) 締付け固定具
WO2011099455A1 (ja) 留め具
JP3133473U (ja) ピンホルダー
JP4916062B2 (ja) パネルの取付構造
JP2008128391A (ja) スタッド固定クリップ
JP2599671Y2 (ja) 止着具
JPH0510529Y2 (ja)
JP2001280317A (ja) 締付け固定具
JP4053349B2 (ja) ファスナ構造
JP2001317522A (ja) 長孔用ボルト・ナット
JPH11168291A (ja) 装置取付用の棚板保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405