JP2002060236A - ガラス板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉 - Google Patents

ガラス板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉

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    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
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    • C03B35/164Drive means, clutches, gearing or drive speed control means electric or electronicsystems therefor, e.g. for automatic control

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス板を高温加熱してもローラインプリント
の発生を防止することができるガラス板の曲げ成形方法
及び曲げ成形用加熱炉を提供する。 【解決手段】本発明は、加熱炉10を対流加熱炉14と
輻射加熱炉16とで構成し、対流加熱炉14内における
ガラス板12の搬送速度を低速に制御し、輻射加熱炉1
6内におけるガラス板12の搬送速度を高速に制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用窓ガラスに
適用される薄板のガラス板を曲げ成形するための曲げ成
形方法及び曲げ成形用加熱炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤガラスやサイドガラスに適
用されるガラス板を曲げ成形する場合には、曲げ成形前
に加熱炉で曲げ成形が可能な温度まで加熱する。加熱炉
として知られているローラハース炉は、炉内に搬送ロー
ラを備えており、この搬送ローラにガラス板を載置して
ガラス板をローラハース炉内に搬入すると、ガラス板は
搬送ローラの上方に設けられた上部ヒータの輻射熱で加
熱されるとともに、搬送ローラの下方に設けられた下部
ヒータの輻射熱で加熱され、ローラハース炉の出口にお
いて曲げ成形可能な温度(例えば600〜650℃)ま
で加熱される。
【0003】ところで、ガラス板の下面は、搬送ローラ
に接触しているので、搬送ローラの熱量がガラス板の下
面に直接伝達される。このため、ガラス板の下面の温度
が上面の温度より高くなり、ガラス板が上側に反るとい
う問題点があった。
【0004】この問題点を解消するための一例として、
搬送ローラの外周に一定間隔をもって環状溝を形成し、
搬送ローラからガラス板の下面側に直接伝達される熱量
を抑制し、かつ、ガラス板の上方に圧縮空気を注入して
ガラス板の上方に対流を生じさせて上部ヒータの輻射熱
を効率よくガラス板の上面に伝達させることにより、ガ
ラス板の下面と上面に吸収される熱量を均一にする方法
が提案されている。
【0005】一方、自動車用に適用されるガラス板は、
自動車の軽量化の目的から薄板(例えば厚み3mm以
下)のものが要求されている。このような薄板のガラス
板は、ローラハース炉の出口において曲げ成形可能な前
記温度まで加熱しても、ローラハース炉から取り出され
ると、全体が直ぐに自然冷却されるため強化が入り難い
という問題があった。そこで、薄板のガラス板の場合に
は、ローラハース炉の出口におけるガラス板の温度を、
曲げ成形可能な前記温度よりも高め(例えば680〜6
95℃:以下「高温加熱」と称する)に設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ローラ
ハース炉においてガラス板を高温加熱すると、高温搬送
時において、搬送ローラの表面に付着している塵等の異
物の形状がガラス板の下面に転写するという、いわゆる
ローラインプリント(以下「RIP」と略称する)が発
生し、ガラス板の品質を低下させるという欠点があっ
た。
【0007】また、従来のローラハース炉は、ガラス板
の反りを防止するため、炉内全域にわたり対流加熱方式
でガラス板を高温加熱していたので、即ち、ローラハー
ス炉内に多数のファンを設けて対流を発生させていたの
で、イニシャルコスト及びランニングコストが膨大にな
るという欠点があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ガラス板を高温加熱してもRIPの発生を防止
できるガラス板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ガラス板を加熱炉内に配設された複数の
搬送ローラで搬送させて曲げ成形温度まで加熱した後、
所定の形状に曲げ成形するガラス板の曲げ成形方法にお
いて、前記ガラス板を加熱炉内の上流側で低速搬送し、
下流側で高速搬送して前記曲げ成形温度まで加熱するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明は、前記目的を達成するために、ガ
ラス板の下面を支持しながらガラス板を搬送する複数の
搬送ローラと、該搬送ローラで搬送中のガラス板を加熱
する加熱手段とを備えたガラス板の曲げ成形用加熱炉に
おいて、前記加熱炉内の上流側に配置されている前記搬
送ローラのガラス板の搬送速度が低速に設定され、前記
加熱炉内の下流側に配置されている前記搬送ローラのガ
ラス板の搬送速度が、前記上流側の搬送ローラの速度よ
りも高速に設定されていることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、ガラス板を搬送ローラに
載置して、ガラス板を加熱炉に搬入し、ガラス板を加熱
炉内の上流側で低速搬送することにより、充分にガラス
板を曲げ成形可能温度まで加熱し、そして、このガラス
板を加熱炉内の下流側で高速搬送して高温加熱した後、
所定の形状に曲げ成形する。このように、RIPの発生
するガラス板の高温加熱時において、ガラス板が炉内を
通過する時間を最小限となるように高速搬送したので、
RIPの発生を防止できる。
【0012】また、本発明によれば、ガラス板が低速搬
送される加熱炉内の上流側の加熱方式として対流方式を
採用したので、ガラス板の加熱時に生じる反りを防止す
ることができる。そして、ガラス板が高速搬送される加
熱炉内の下流側の加熱方式として輻射方式を採用したの
で、対流方式よりもイニシャルコスト及びランニングコ
ストを低減することができる。よって、対流加熱のみを
採用した従来の加熱炉と比較してイニシャルコストとラ
ンニングコストを低減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るガラス板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉の好ま
しい実施の形態について詳説する。
【0014】図1、図2に示す実施の形態の加熱炉10
は、自動車のリヤガラス及びサイドガラスに適用される
薄板ガラス板12を曲げ成形するために高温加熱する加
熱炉である。この加熱炉10は、上流側加熱炉と下流側
加熱炉とに分離されており、上流側加熱炉が対流加熱方
式による対流加熱炉14、下流側加熱炉が輻射加熱方式
による輻射加熱炉16として構成されている。また、こ
れらの加熱炉14、16は、各々の雰囲気温度が隣接す
る加熱炉の雰囲気温度に悪影響を与えないように仕切板
18によって仕切られている。
【0015】更に、加熱炉14、16には、ガラス板1
2の搬送方向に沿って多数本の搬送ローラ20、20…
が所定の間隔をもって配設される。対流加熱炉14の入
口部15近傍の搬送ローラ20、20…に載置されたガ
ラス板12は、搬送ローラ20、20…の回転によって
対流加熱炉14の入口部15から対流加熱炉14に搬入
される。ここでガラス板12は、曲げ成形可能温度まで
充分に加熱された後、仕切板18の通過孔19を通過し
て輻射加熱炉16に搬入され、ここで高温加熱される。
そして、高温加熱されたガラス板12は、輻射加熱炉1
6の出口17から炉外に搬出されて不図示の曲げ成形装
置に搬送され、ここで、所定の形状に曲げ成形される。
成形装置として、ガラス板の周面を支持するプレス用支
持リングと、このプレス用支持リングに支持されたガラ
ス板12に押し付けられる上型とを備えた曲げ成形装置
を例示することができる。本願出願人は、かかる曲げ成
形装置を特開平11−263634号により提案してい
る。
【0016】図2に示す対流加熱炉14の搬送ローラ2
0、20…の下方には、加熱用電気ヒータ(加熱手段に
相当)22、22…が設けられ、また、搬送ローラ2
0、20…の上方には加熱用ガスバーナ(加熱手段に相
当)24、24が設けられている。本実施の形態では、
下部加熱手段として電気ヒータ22を用いたが、ガスバ
ーナを用いてガラス板12を加熱してもよい。
【0017】更に、搬送ローラ20、20…の上方に
は、対流加熱装置26が設けられている。対流加熱装置
26はケーシング28、ファン30、及び吹出ノズル3
2、32…を備えている。ケーシング28は上面に不図
示の開口孔が形成され、この開口孔に加熱用ガスバーナ
24、24…の不図示の吹出口が連結されている。
【0018】また、ケーシング28の下面中央には、不
図示の吸込口が形成され、吸込口の上方のケーシング2
8内にファン30が回動自在に設けられている。ファン
30がモータ34によって回転されると、前記吸込口を
介して対流加熱炉14内から吸い込んだ吸気エアがケー
シング28内に拡散される。これにより、吸込口から吸
い込んだ吸気エアと加熱用ガスバーナ24の吹出口から
吹き出された加熱エアとがケーシング28内で混合さ
れ、この混合エアが吹出ノズル32、32…からガラス
板12に向けて吹き出される。したがって、ガラス板1
2の上面に対流が発生し、ガラス板12の上面が加熱さ
れる。なお、ガラス板12の下面は、電気ヒータ22の
輻射熱によって加熱される。このような対流加熱炉14
として、本願出願人は、特開平7−126026号公報
にその一例を開示している。
【0019】一方、輻射加熱炉16の搬送ローラ20、
20…の下方には、加熱用電気ヒータ(加熱手段に相
当)36、36…が設けられ、また、搬送ローラ20、
20…の上方にも加熱用電気ヒータ(加熱手段に相当)
38、38…が設けられている。本実施の形態では、加
熱手段として電気ヒータ36、38を用いたが、ガスバ
ーナを用いてガラス板12を加熱してもよい。しかし、
ランニングコストを考慮すると、ガスバーナよりも電気
ヒータが好ましい。
【0020】ところで、本実施の形態の加熱炉10は、
対流加熱炉14におけるガラス板12の搬送速度が低速
に制御され、輻射加熱炉16におけるガラス板12の搬
送速度が高速に制御されている。
【0021】かかる制御を可能とする構成は、搬送ロー
ラ20、20…が図3の如く対流加熱炉用搬送ローラ2
0A、20A…と、輻射加熱炉用搬送ローラ20B、2
0B…とに区別されており、搬送ローラ20A、20A
…と搬送ローラ20B、20B…とを別個のモータ4
0、42で駆動させることにより達成できる。即ち、搬
送ローラ20Aの両端部にはスプロケット44が固定さ
れ、このスプロケット44に無端状チェン46が噛合さ
れるとともに、チェン46にモータ40の駆動スプロケ
ット48(図1)が噛合されている。これにより、モー
タ40の駆動力が駆動スプロケット48を介してチェン
46に伝達されると、チェン46が周回移動し、これに
伴って搬送ローラ20A、20A…が所定の回転数で回
転するので、ガラス板12が所定の低速で搬送される。
なお、モータ40及びチェン46は、搬送ローラ20
A、20A…の両サイドに配置されている。
【0022】図3に示す搬送ローラ20Bの両端部に
も、スプロケット50が固定され、スプロケット50に
無端状チェン52が噛合されるとともに、チェン52に
モータ42の駆動スプロケット54(図1)が噛合され
ている。これにより、モータ42の駆動力が駆動スプロ
ケット54を介してチェン52に伝達されると、チェン
52が周回移動し、これに伴って搬送ローラ20B、2
0B…が所定の回転数で回転するので、ガラス板12が
所定の高速で搬送される。なお、モータ42及びチェン
52は、図1の如く搬送ローラ20B、20B…の両サ
イドに配置されている。
【0023】搬送ローラ20Aと搬送ローラ20Bとの
間には、加速用搬送ローラ20C、20C…が配置され
る。この搬送ローラ20Cは、搬送ローラ20Aで低速
搬送されてきたガラス板12を高速搬送の搬送ローラ2
0Bにスムーズに移送するために、搬送ローラ20Aに
よる低速度から搬送ローラ20Bによる高速度にガラス
板12の搬送速度を加速させるための搬送ローラであ
る。これらの搬送ローラ20C、20C…は、図2に示
す仕切板18の下部及びその近傍に配置されている。
【0024】また、搬送ローラ20Cの両端部にも、図
1に示すスプロケット56が固定され、スプロケット5
6に無端状チェン58が噛合されるとともに、チェン5
8にモータ60の駆動スプロケット62が噛合されてい
る。したがって、モータ60による駆動スプロケット6
2の回転速度を増速していくと、チェン58の周回移動
速度が増速し、これに伴って搬送ローラ20C、20C
…の回転速度も増速するので、ガラス板12が搬送ロー
ラ20Aによる低速度から搬送ローラ20Bによる高速
度に増速されて搬送される。なお、モータ60及びチェ
ン58は、図1の如く搬送ローラ20C、20C…の両
サイドに配置されている。
【0025】次に、前記の如く構成された加熱炉10の
作用について説明する。
【0026】例えば、対流加熱炉14と輻射加熱炉16
の搬送経路長比を1:1とし、対流加熱炉14と輻射加
熱炉16の搬送速度比を1:2に設定する。
【0027】そして、全ての搬送ローラ20A、20
C、20Bを駆動するとともに、加熱前のガラス板12
を、対流加熱炉14の入口部15の近傍に配設された搬
送ローラ20A、20A…に載置する。これにより、こ
のガラス板12は、対流加熱炉14内に搬入され、ここ
での低速搬送によって、対流加熱装置26及び電気ヒー
タ22により充分に成形可能温度まで加熱される。
【0028】次に、充分に加熱されたガラス板12は、
搬送ローラ20Aから20Cに受け渡され、搬送ローラ
20Cによって搬送ローラ20Bの速度に増速された
後、輻射加熱炉16の搬送ローラ20Bにスムーズに受
け渡される。そして、ガラス板12は、輻射加熱炉16
において、対流加熱炉14の2倍の速度で搬送されなが
ら電気ヒータ36、38によって高温加熱された後、輻
射加熱炉16の出口17から炉外部に搬送され、不図示
の曲げ成形装置で所定の形状に曲げ成形される。
【0029】このように、本実施の形態の加熱炉10に
よれば、ガラス板12の高温加熱時において、ガラス板
12を対流加熱炉14の2倍の速度で高速搬送したの
で、低速で高温加熱する従来の加熱炉と比較して、RI
Pの発生を充分に抑えることができる。
【0030】また、本実施の形態の加熱炉10によれ
ば、ガラス板12が低速搬送される加熱炉10の上流側
の加熱方式として対流方式を採用したので、ガラス板1
2の加熱時に生じる反りを防止できる。そして、ガラス
板12が高速搬送される加熱炉の下流側の加熱方式とし
て輻射方式を採用したので、対流方式よりもイニシャル
コスト及びランニングコストを低減することができる。
よって、対流加熱のみを採用した従来の加熱炉と比較し
て、加熱炉10のイニシャルコストとランニングコスト
を低減できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るガラス
板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉によれば、ガラ
ス板を加熱炉内の上流側で低速搬送して曲げ成形可能温
度まで加熱した後、加熱炉内の下流側で高速搬送して高
温加熱し、その後に所定の形状に曲げ成形するので、R
IPの発生を防止できる。
【0032】また、本発明によれば、加熱炉内の上流側
の加熱方式として対流方式を採用したので、ガラス板の
加熱時に生じる反りを防止でき、そして、ガラス板が高
速搬送される加熱炉内の下流側の加熱方式として輻射方
式を採用したので、対流方式よりもイニシャルコスト及
びランニングコストを低減することができるとともに、
加熱炉の全長寸法を小さくできる。よって、対流加熱の
みを採用した従来の加熱炉と比較して加熱炉のイニシャ
ルコストとランニングコストを低減できるとともに、加
熱炉を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のガラス板の曲げ成形用加熱炉を
透視した全体斜視図
【図2】本実施の形態のガラス板の曲げ成形用加熱炉の
断面図
【図3】本実施の形態のガラス板の曲げ成形用加熱炉の
搬送ローラの構造を示す平面図
【符号の説明】
10…加熱炉、12…ガラス板、14…対流加熱炉、1
6…輻射加熱炉、18…仕切板、20、20A、20
B、20C…搬送ローラ、22、36、38…加熱用電
気ヒータ、24…加熱用ガスバーナ、26…対流加熱装
置、28…ケーシング、30…ファン、32…吹出ノズ
ル、34…モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板を加熱炉内に配設された複数の
    搬送ローラで搬送させて曲げ成形温度まで加熱した後、
    所定の形状に曲げ成形するガラス板の曲げ成形方法にお
    いて、 前記ガラス板を加熱炉内の上流側で低速搬送し、下流側
    で高速搬送して前記曲げ成形温度まで加熱することを特
    徴とするガラス板の曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱炉内の上流側で低速搬送される
    ガラス板は、対流によって加熱されるとともに、前記加
    熱炉内の下流側で高速搬送されるガラス板は、輻射によ
    って加熱されることを特徴とする請求項1に記載のガラ
    ス板の曲げ成形方法。
  3. 【請求項3】 ガラス板の下面を支持しながらガラス板
    を搬送する複数の搬送ローラと、該搬送ローラで搬送中
    のガラス板を加熱する加熱手段とを備えたガラス板の曲
    げ成形用加熱炉において、 前記加熱炉内の上流側に配置されている前記搬送ローラ
    のガラス板の搬送速度が低速に設定され、 前記加熱炉内の下流側に配置されている前記搬送ローラ
    のガラス板の搬送速度が、前記上流側の搬送ローラの速
    度よりも高速に設定されていることを特徴とするガラス
    板の曲げ成形用加熱炉。
  4. 【請求項4】 前記加熱炉内の上流側は対流加熱炉であ
    り、前記加熱炉内の下流側は輻射加熱炉であることを特
    徴とする請求項3に記載のガラス板の曲げ成形用加熱
    炉。
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