JP2000177013A - 溶着部品のアニール装置及びアニール方法 - Google Patents

溶着部品のアニール装置及びアニール方法

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JP2000177013A JP10355719A JP35571998A JP2000177013A JP 2000177013 A JP2000177013 A JP 2000177013A JP 10355719 A JP10355719 A JP 10355719A JP 35571998 A JP35571998 A JP 35571998A JP 2000177013 A JP2000177013 A JP 2000177013A
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一宏 青野
Kazuyoshi Sakano
和義 坂野
Hiroyuki Kageyama
裕之 影山
Seiichi Gyotoku
聖一 行徳
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    • F27B9/065Resistor heating, e.g. with resistors also emitting IR rays the resistance being transported by the conveyor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27D7/04Circulating atmospheres by mechanical means
    • F27D2007/045Fans

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉空間内の一部分での温度の上昇を防止し
てアニール炉内の温度の均一化を図り、アニール(除
歪)効率の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 ほぼ密閉されたアニール炉2と、溶着部
品4を上記アニール炉に出し入れする出入り口5と、上
記アニール炉内において溶着部品を所定の経路上を搬送
する搬送手段6と、上記アニール炉内を搬送される溶着
部品を加熱する赤外線ランプ9と、上記アニール炉内の
温風を循環させる循環手段12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なアニール装置
及びアニール方法に関する。詳しくは、密閉空間内の一
部分での温度の上昇を防止してアニール炉内の温度の均
一化を図り、アニール(除歪)効率の向上を図る技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】熱板溶着法、振動溶着法等の溶着手段に
よって溶着された合成樹脂部品は、溶着時に加えられた
熱のために内部に応力が残留しているため、一定時間以
上一定の温度に保つことによって上記残留応力を除去し
てやる必要がある。
【0003】そこで、ほぼ密閉されたアニール炉内で溶
着部品を所定の経路上を搬送する間に加熱して一定時間
一定温度に保つようにして残留応力を除去する技術があ
る。
【0004】そして、従来は熱風によってアニールする
スチーム式アニール炉があったが、加熱の効率が悪く、
アニールするのに時間がかかりすぎるという問題があっ
た。
【0005】そこで、加熱効率が良好である赤外線ラン
プを用いたアニール炉が使用されている。
【0006】図2はそのようなアニール炉aの概要を示
す概略平面図である。
【0007】各溶着部品b、b、・・・は出入り口cか
らアニール炉a内に導入され、図示しない搬送手段によ
って矢印方向に移動しているトレイd、d、・・・に乗
せられる。そして、トレイd、d、・・・に乗ってアニ
ール炉a内を一周する間に図示しない赤外線ランプによ
って加熱されると共に一定時間以上一定温度に保たれて
アニールされ、出入り口cから取り出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のアニール装置にあっては、何かの事情、例えば、作
業者が持ち場を離れる等の事情によって、出入り口cの
開閉を長時間行わなかった場合、赤外線ランプに近い溶
着部品bの温度が上がりすぎて熱変形してしまうという
問題があった。
【0009】また、上記アニール装置にあっては、アニ
ール炉a内におけるトレイd、d、・・・の移動が平面
的であるため、アニール炉aの設置に広い平面的スペー
スが必要であるという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、
密閉空間内の一部分での温度の上昇を防止してアニール
炉内の温度の均一化を図り、アニール効率の向上を図る
ことを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明溶着部品のアニー
ル装置は、上記した課題を解決するために、ほぼ密閉さ
れたアニール炉と、溶着部品を上記アニール炉に出し入
れする出入り口と、上記アニール炉内において溶着部品
を所定の経路上を搬送する搬送手段と、上記アニール炉
内を搬送される溶着部品を加熱する赤外線ランプと、上
記アニール炉内の温風を循環させる循環手段とを備えた
ものである。
【0012】従って、本発明溶着部品のアニール装置に
あっては、循環手段によってアニール炉内の循環を行う
ので、アニール炉内の一部分の温度のみが上昇すること
が無く、アニール炉内の温度の均一化を図ることがで
き、依って、アニール炉内の予期しない温度上昇によっ
て溶着部品が熱変形しまうことを防止することができ
る。
【0013】また、本発明溶着部品のアニール方法は、
溶着部品をほぼ密閉された空間内を入り口から出口に向
かって移動させながら赤外光によって加熱して一定時間
以上一定温度に保つと共に、上記密閉空間内の温風を循
環するようにしたものである。
【0014】従って、本発明溶着部品のアニール方法に
あっては、密閉空間内の温風を循環させるようにしたの
で、密閉空間内の一部分の温度のみが上昇することが無
く、アニール炉内の温度の均一化を図ることができ、依
って、密閉空間内の予期しない温度上昇によって溶着部
品が熱変形を起こしてしまうことを防止することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明アニール装置及び
アニール方法の実施の形態を添付図面を参照して説明す
る。なお添付図面に示した実施の形態は、本発明を自動
車用灯具における合成樹脂部品のアニール装置及びアニ
ール方法に適用したものである。
【0016】アニール装置1はアニール炉2を備える。
アニール炉2の外殻部3は鉄板で形成されており、図示
しない断熱材が貼り合わされていてアニール炉2内部の
熱が外部に伝わらないようになっている。上記外殻部3
の一の側面には溶着部品(例えば、ランプボデイとレン
ズとを溶着したもの)4の出し入れを行うための出入り
口5が形成され、該出入り口5は扉5aによって開閉さ
れるようになっている。
【0017】アニール炉2内には上記溶着部品4、4、
・・・を所定の経路に従って搬送するための搬送手段6
が配設されている。該搬送手段6は溶着部品4、4、・
・・を水平方向に搬送するための水平搬送手段6L、6
L、6Lと溶着部品4、4、・・・を垂直方向に搬送す
るための垂直搬送手段6V、6Vとを備える。
【0018】垂直搬送手段6Vは図示しない昇降機構に
よって昇降されるエレベーターで構成され、出入り口5
側の手前側のもの6Vfと出入り口5と反対側の奥のも
の6Vbとが配設されている。水平搬送手段6Lは手前
側から奥側へ延びるローラーコンベアで構成され、上下
方向に上段6Lt、中段6Lm、下段6Lbの3段に配
設されている。
【0019】そして、上記水平搬送手段6Lt、6L
m、6Lb上にはその搬送方向に複数のトレイ7、7、
・・・が敷き詰め状に載置され、また、2つの垂直搬送
手段6Vf及び6Vbには1個ずつのトレイ7、7が載
置されている。なお、溶着部品4の最初の1個の投入前
には、奥側の垂直搬送手段6Vb上にはトレイ7は載置
されていない。
【0020】そして、上段の水平搬送手段6Ltの手前
端に対向した位置に押出用シリンダー8fが配設され、
また、上記奥側の垂直搬送手段6vb上には押出用シリ
ンダー8bが配設される。
【0021】上記各水平搬送手段6Lt、6Lm及び6
Lbそれぞれの上方に多数の赤外線ランプ9、9、・・
・が配設される。
【0022】アニール炉2はその外殻部3の上端部ほゞ
中央部3aと下部3bとがダクト10により連結された
おり、該ダクト10のアニール炉2との接続口である上
部3aには循環用ファン11が配設され、これにより、
循環手段12が構成されている。尚、循環用ファン11
によるダクト10内の空気の流通は、上部3aから下部
3b、又は下部3bから上部3aへのいずれでも良い。
【0023】しかして、溶着部品4のアニールは以下の
ようにして為される。
【0024】垂直搬送手段6Vfが出入り口5に対応し
た位置(中段の水平搬送手段6Lmに対応した位置でも
ある)にある状態で溶着部品4が作業員13によって垂
直搬送手段6Vf上のトレイ7上に載置される。
【0025】そして、出入り口5の扉5aが閉じられる
と、垂直搬送手段6Vfが上段の水平搬送手段6Ltに
対応した位置に上昇する。なお、奥の垂直搬送手段6V
bと手前の垂直搬送手段6Vfとは同期して昇降するよ
うになっているので、手前の垂直搬送手段6Vfが上段
の水平搬送手段6Ltの手前端に対応した位置に来ると
奥の垂直搬送手段6Vbは上段の水平搬送手段6Ltの
奥端に対応した位置に位置する。
【0026】そこで、押出用シリンダー8fが動作して
手前の垂直搬送手段6Vf上に載置されているトレイ7
を水平搬送手段6Ltの方へと突き出す。すると、該ト
レイ7が水平搬送手段6Ltの手前端に乗り移り、同時
に、水平搬送手段6Ltの奥端に乗っていたトレイ7が
水平搬送手段6Lt上の他のトレイ7、7、・・・によ
って押し出されて奥の垂直搬送手段6Vb上に乗り移
る。
【0027】次いで、垂直搬送手段6Vf及び6Vbが
中段位置に下降して中段の水平搬送手段6Lmに対応し
た高さに位置し、そこで、奥側の押出用シリンダー8b
が動作して、奥の垂直搬送手段6Vb上に載置されてい
るトレイ7を中段の水平搬送手段6Lmの奥端部の方へ
突き出す。これによって、奥の垂直搬送手段6Vb上に
載置されていたトレイ7が中段の水平搬送手段6Lmの
奥端上に乗り移り、同時に、水平搬送手段6Lmの手前
端に乗っていたトレイ7が水平搬送手段6Lm上の他の
トレイ7、7、・・・によって押し出されて手前の垂直
搬送手段6Vf上に乗り移る。
【0028】そこで、作業者13は、扉5aを開けて、
手前の垂直搬送手段6Vf上のトレイ7上に載置されて
いるアニールの済んだ溶着部品4を取り出し、新たな溶
着部品4を垂直搬送手段6Vf上のトレイ7に乗せて扉
5aを閉じる。
【0029】すると、垂直搬送手段6Vf及び6Vbが
上昇して上段の水平搬送手段6Ltと対応し、そこで、
上記したと同様に、手前の垂直搬送手段6Vf上のトレ
イ7が水平搬送手段6Lt上に乗り移り、同時に、水平
搬送手段6Ltの奥端上のトレイ7が奥の垂直搬送手段
6Vb上に乗り移る。
【0030】それから今度は、垂直搬送手段6Vf及び
6Vbは下段の水平搬送手段6Lbに対応した位置まで
下降し、そこで、奥側の押出用シリンダー8bが動作し
て、奥の垂直搬送手段6Vb上に載置されているトレイ
7を下段の水平搬送手段6Lbの奥端部の方へ突き出
す。これによって、奥の垂直搬送手段6Vb上に載置さ
れていたトレイ7が下段の水平搬送手段6Lbの奥端上
に乗り移り、同時に、水平搬送手段6Lbの手前端に乗
っていたトレイ7が水平搬送手段6Lb上の他のトレイ
7、7、・・・によって押し出されて手前の垂直搬送手
段6Vf上に乗り移る。
【0031】そして、垂直搬送手段6Vf及び6Vbが
中段位置まで上昇する。そこで、作業者13は、扉5a
を開けて、手前の垂直搬送手段6Vf上のトレイ7上に
載置されているアニールの済んだ溶着部品4を取り出
し、新たな溶着部品4を垂直搬送手段6Vf上のトレイ
7に乗せて扉5aを閉じる。
【0032】すると、垂直搬送手段6Vf及び6Vbが
上段位置まで上昇する。
【0033】以上のようにして、溶着部品4は、アニー
ル炉2内に投入された順番に従って、出入り口5a→上
段の水平搬送手段6Lt→中段の水平搬送手段6Lm→
出入り口5aという経路と出入り口5a→上段の水平搬
送手段6Lt→下段の水平搬送手段6Lb→出入り口5
aという経路を交互に移送されながらアニールされる。
【0034】そして、循環手段12によって、アニール
炉2内の熱風が循環され、これによって、アニール炉2
内の温度が平均化される。
【0035】即ち、循環手段12の循環用ファン11が
回転すると、アニール炉2内及びダクト10内の空気の
流通が生じ、これにより、アニール炉2内の温度の均一
化が図られる。
【0036】また、図示しない温度センサによってアニ
ール炉2内の温度が監視され、アニール炉2内の温度が
上がりすぎた場合には、赤外線ランプ9、9、・・・を
消灯し、また、その温度が下がりすぎた場合には、赤外
線ランプ9、9、・・・を点灯するようになっている。
【0037】尚、アニール炉2に、排気孔及び吸気孔を
設け、これらの開閉を上記温度センサにより制御するよ
うにすれば、更に、アニール炉2内の温度の一定化を図
ることができる。
【0038】上記したアニール装置1にあっては、循環
手段12によってアニール炉2内の空気を循環させるこ
とにより、密閉空間内の一部分の温度のみが上昇するこ
とが無く、アニール炉2内の温度の均一化を図ることが
でき、依って、密閉空間内の予期しない温度上昇によっ
て溶着部品4、4、・・・が熱変形を起こしてしまうこ
とが防止されるので、アニール不良の率が低減される。
【0039】また、溶着部品4の搬送経路が縦型に配置
されているため、アニール装置1設置のための平面的な
スペースを節約することができる。
【0040】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0041】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明溶着部品のアニール装置は、ほぼ密閉された
アニール炉と、溶着部品を上記アニール炉に出し入れす
る出入り口と、上記アニール炉内において溶着部品を所
定の経路上を搬送する搬送手段と、上記アニール炉内を
搬送される溶着部品を加熱する赤外線ランプと、上記ア
ニール炉内の温風を循環させる循環手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0042】従って、本発明溶着部品のアニール装置に
あっては、循環手段によってアニール炉内の循環を行う
ので、アニール炉内の一部分の温度のみが上昇すること
が無く、アニール炉内の温度の均一化を図ることがで
き、依って、アニール炉内の予期しない温度上昇によっ
て溶着部品が熱変形してしまうことを避けることができ
る。
【0043】また、請求項2に記載した発明にあって
は、循環手段をアニール炉の上部と下部とを連結するダ
クトにより構成したので、アニール炉内の温度の均一化
を効率良く行なうことができる。
【0044】さらに、請求項3に記載した発明にあって
は、溶着部品の搬送経路が縦型に配置されているため、
アニール装置1設置のための平面的なスペースを節約す
ることができる。
【0045】また、本発明溶着部品のアニール方法は、
溶着部品をほぼ密閉された空間内を入り口から出口に向
かって移動させながら赤外光によって加熱して一定時間
以上一定温度に保つと共に、上記密閉空間内の温風を循
環するようにしたことを特徴とする。
【0046】従って、本発明溶着部品のアニール方法に
あっては、密閉空間内の温風を循環するようにしたの
で、密閉空間内の一部分の温度のみが上昇することが無
く、アニール炉内の温度の均一化を図ることができ、依
って、密閉空間内の予期しない温度上昇によって溶着部
品が熱変形を起こしてしまうことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明溶着部品のアニール装置の実施の形態を
示す概略縦断面図である。
【図2】従来の溶着部品のアニール装置の一例を示す概
略平面図である。
【符号の説明】
1…溶着部品のアニール装置、2…アニール炉、3a…
アニール炉上部、3b…アニール炉下部、4…溶着部
品、5…出入り口、6…搬送手段、6L…水平搬送手
段、6V…垂直搬送手段、9…赤外線ランプ、10…ダ
クト、12…循環手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 影山 裕之 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 行徳 聖一 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 4F201 AD05 AD29 AD31 AG02 AG07 AH81 AK01 AK04 AM27 AM32 AP05 AR06 BA07 BC01 BC02 BC07 BC12 BQ12 BQ26 BQ27 BR08 4F211 AD05 AD29 AD31 AG02 AG07 AH81 AK01 AK04 AM27 AM32 AP05 AR06 TA01 TJ13 TJ14 TJ15 TW05 TW16 TW34 TW50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ密閉されたアニール炉と、 溶着部品を上記アニール炉に出し入れする出入り口と、 上記アニール炉内において溶着部品を所定の経路上を搬
    送する搬送手段と、 上記アニール炉内を搬送される溶着部品を加熱する赤外
    線ランプと、 上記アニール炉内の温風を循環させる循環手段とを備え
    たことを特徴とする溶着部品のアニール装置。
  2. 【請求項2】 上記循環手段がアニール炉の上部と下部
    とを連結したダクトにより構成されたことを特徴とする
    請求項1に記載のアニール装置。
  3. 【請求項3】 上記搬送手段を、上下に複数配設され溶
    着部品を水平方向に搬送する水平搬送手段と、 上記水平搬送手段の間で溶着部品を搬送する垂直搬送手
    段とで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のアニール装置。
  4. 【請求項4】 溶着部品をほぼ密閉された空間内を入り
    口から出口に向かって移動させながら赤外光によって加
    熱して一定時間以上一定温度に保つと共に、上記密閉空
    間内の温風を循環するようにしたことを特徴とするアニ
    ール方法。
JP10355719A 1998-12-15 1998-12-15 溶着部品のアニール装置及びアニール方法 Pending JP2000177013A (ja)

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