JP2004212094A - 環境試験装置 - Google Patents

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孝 竹内
Masayuki Wakui
正幸 涌井
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Abstract

【課題】試験槽内を搬送される被試験品を短時間で環境試験温度の状態に到達させることのできる環境試験装置を提案すること。
【解決手段】環境試験装置3の試験槽12の内部には、被試験品2を載せたパレット16を搬送するための搬送路14Aと、試験終了後に被試験品2が取り除かれた後の空のパレット16を回送するための回送路15Aが配置されている。温度制御機構13から空気吹き込み口41a、41bを介して試験槽12内に吹き込まれた温調空気は、エアー供給側ダクト12Aによって、搬送路14A上を搬送される被試験品2に吹き付けられる。多量の温調空気を高速で被試験品2に当てることができるので、被試験品2を短時間で環境試験温度状態に到達させることができ、試験時間を短縮できる。また、搬送時間が短くて済むので、搬送路を短くでき、装置の小型化も達成できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気、電子部品などの被試験品に対して試験槽内において様々な温度環境の下で通電などの環境試験を行うために用いる環境試験装置に関するものである。更に詳しくは、試験槽内において被試験品を搬送するための搬送機構を利用して被試験品に多量の温調空気を高速に吹き付けることのできる環境試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
環境試験装置は、その試験槽内に被試験品を搬入して所望の温度に保持した状態で当該被試験品に対してエージングを含む各種の環境試験を行うためのものである。かかる環境試験装置としては、温度制御された試験槽内で被試験品を所定の搬送ラインに沿って搬送しながら各種の環境試験を行う、所謂、ライン型環境試験装置と呼ばれるものが知られている。
【0003】
このようなライン型環境試験装置は例えば下記の特許文献1に開示されている。ここに開示されているライン型環境試験装置は、温度制御された試験槽の一端に形成された搬入口を貫通して水平に延びる搬送路を配置し、この搬送路に沿って、被試験品を載せたパレットを一定間隔で試験槽内を通過させる間に、被試験品を所定温度に到達させて環境試験を行うようになっている。また、試験槽の外には、その底面下側の位置に、試験槽の後端から前端に向けて空のパレットを回送するための回送路が配置されている。環境試験が行われた後に被試験品が取り除かれた空のパレットは、この回送路を経由して搬送路の搬送開始端まで送り戻されるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−196999号公報(第3−4頁、図1−6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、パレットに載った被試験品は、試験槽内に吹き込まれた温度制御された空気(温調空気)によって、所定の温度状態となるように加熱あるいは冷却される。しかしながら、被試験品を加熱、冷却するための媒体である空気は熱容量が小さいので、効率良く温調空気を被試験品に当てないと、被試験品を所定の温度状態に到達させるための時間が長く掛かる。この結果、被試験品の載ったパレットの搬送路をその分長くする必要があるので、試験槽が大型化してしまう。また、試験時間が長くなってしまい、処理能力が低下してしまう。
【0006】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、試験槽内をパレットに載って搬送される被試験品を短時間で所定の温度状態まで加熱あるいは冷却することのできる環境試験装置を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の環境試験装置は、
被試験品に対して環境試験を行うための試験槽と、
この試験槽内に形成した搬送路に沿って、被試験品を載せたパレットを所定間隔で搬送する搬送機構と、
前記試験槽内を所定の温度状態に制御する温度制御機構とを有し、
前記温度制御機構は、前記試験槽内に温度制御された空気を吹き込むための空気吹き込み口と、当該試験槽内から空気を吸引する空気吸引口とを備えており、
前記搬送路を構成している搬送路構成部材と、前記搬送路に沿って搬送されているパレットと、前記試験槽の内壁部分とによって、前記空気吹き込み口から前記試験槽内に吹き込まれた空気を前記搬送路の表面に沿って案内するエアー供給側ダクトが形成されていることを特徴としている。
【0008】
本発明では、試験槽内壁部分と、搬送路構成部材およびパレットを利用して、空気吹き込み口から試験槽内に吹き込まれた温調空気を、搬送路表面に沿って案内している。従って、搬送路上をパレットに載った状態で搬送されている被試験品に対して積極的に温調空気を当てることができる。よって、多量の温調空気が被試験品に対して高速で当たるので、被試験品を短時間のうちに、環境温度試験を行うための温度状態となるように加熱あるいは冷却できる。
【0009】
ここで、前記試験槽内に形成した回送路に沿って、空のパレットを前記搬送路の搬送終了端から搬送開始端まで回送する回送機構を有していることが望ましい。パレットを試験槽の外に一旦取り出して再度試験槽内に搬入すると、室温状態に戻ったパレットを再度、環境試験に適した温度状態まで加熱あるいは冷却する必要があり、試験槽の温調負荷が増大する。パレットを試験槽内で循環させることにより、運転立ち上げ時のみパレットを加熱あるいは冷却すればよいので、温調負荷を低減できるので好ましい。
【0010】
回送機構が試験槽内に配置されている場合には、前記回送路を構成している回送路構成部材と、前記回送路に沿って回送されているパレットと、前記試験槽の内壁部分とによって、前記搬送路の表面に沿って案内された後の空気を前記空気吸引口に導くエアー還流用ダクトを形成することが望ましい。
【0011】
この構成によれば、空気吹き込み口から試験槽内に吹き込まれた温調空気は、エアー供給側ダクトによって搬送路表面に沿って案内された後に、エアー還流側ダクトによって空気吸引口に導かれる。よって、エアー供給側ダクトおよびエアー還流側ダクトによって試験槽内に温調空気の循環経路が形成され、温調空気の循環が促進されるので、被試験品に対して、より多量の温調空気をより高速で当てることが可能になる。この結果、より短時間のうちに、被試験品を環境試験を行うための温度状態に到達させることができる。
【0012】
試験槽内に搬送路および回送路が形成されている場合には、試験槽内において、その上側に前記搬送路を水平に形成し、当該搬送路の下側位置に前記回送路を水平に形成した構成を採用できる。
【0013】
この場合には、前記試験槽の一方の側面部分の上側位置に前記空気吹き込み口を形成し、当該側面部分の下側位置に前記空気吸引口を形成し、前記エアー供給側ダクトにより前記空気吹き込み口から吹き込まれた空気を前記搬送路の幅方向に案内し、前記エアー還流側ダクトにより前記回送路の幅方向に空気を案内して前記空気吸引口に導くようにすればよい。
【0014】
次に、前記搬送機構は、前記搬送路構成部材である水平に配列された案内レールと、前記案内レールに沿って前後に往復移動可能であると共に中心軸線の回りに回転可能な送りシャフトと、この送りシャフトにおいて前記中心軸線方向に沿って所定の間隔で形成された突出片と、前記送りシャフトを前後に往復移動させるシャフト送り機構と、当該送りシャフトを回転させるシャフト回転機構とを備えた構成とすることができる。同様に、前記回送機構は、前記回送路構成部材である水平に配列された案内レールと、前記案内レールに沿って前記第2のストロークおよび前記第2の周期で前後に往復移動可能であると共に中心軸線の回りに回転可能な送りシャフトと、この送りシャフトにおいて前記中心軸線方向に沿って所定の間隔で形成された突出片と、前記送りシャフトを前後に往復移動させるシャフト送り機構と、当該送りシャフトを回転させるシャフト回転機構とを備えた構成とすることができる。この場合には、前記パレットは、前記案内レール上をスライド可能とされ、当該パレットには、前記突出片が所定の角度位置にあるときに当該突出片に係合可能な係合部を形成しておけばよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用した環境試験装置の実施の形態を説明する。
【0016】
図1(a)および(b)は、本発明を適用した環境試験装置を用いた環境試験システムを示す概略平面構成図および概略縦断面図である。また、図2は図1の環境試験装置の概略横断面図である。
【0017】
(環境試験システム)
本実施の形態に係る環境試験システム1は、被試験品2に対して異なる温度で環境試験を行うための2つの環境試験装置3、4と、これらの間に配置した計測ステーション5とを有しており、環境試験ラインの上流側から下流側に向けて、環境試験装置3、計測ステーション5および環境試験装置4がこの順序で直列に接続されている。上流側の環境試験装置3は例えば低温槽であり、下流側の環境試験装置4は例えば高温槽である。環境試験装置3と計測ステーション5の間には、環境試験装置3における環境試験が終わった被試験品2を計測ステーション5に移送するための上流側移送ロボット6が配置されており、下流側の環境試験装置4と計測ステーション5の間にも、計測ステーション5における計測が終了した後の被試験品2を環境試験装置4に移送するための下流側移送ロボット7が配置されている。なお、計測ステーション5には計測器8が設置されており、低温環境試験が終了した被試験品2に対して所定の計測を行うようになっている。
【0018】
(環境試験装置)
環境試験装置3、4は基本的に同一構成であるので、上流側の環境試験装置3を例に挙げて説明する。環境試験装置4における対応部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。環境試験装置3は、断熱パネルで形成された前後方向に長い直方体形状をした断熱箱11と、この断熱箱11の内部に区画形成された試験槽12と、この試験槽12の槽内温度を制御するための温度制御機構13と、パレット搬送機構14およびパレット回送機構15とを有している。パレット搬送機構14は、被試験品2を載せたパレット16を、試験槽12の内部において、その前端側の位置から後端側の位置まで水平に延びる搬送路14Aに沿って搬送するためのものである。パレット回送機構15は、試験槽12の内部において、その後端側の位置で受け取った空のパレット16を前端側に向けて水平に延びる回送路15Aに沿って送り返すためのものである。
【0019】
また、試験槽12の内部には、パレット搬送機構14およびパレット回送機構15の前側の位置に配置された入口リフタ17と、これらパレット搬送機構14、パレット回送機構15の後側の位置に配置された出口リフタ18が配置されている。
【0020】
試験槽12の前端側の天井部分には、被試験品2を試験槽12に搬入するための搬入口21が形成されており、この搬入口21は、外側から搬入口開閉蓋22によって開閉可能となっている。搬入口開閉蓋22はエアー駆動式などの蓋開閉機構23によって開閉駆動される。また、試験槽12の後端側の天井部分には、環境試験後の被試験品2を試験槽12から搬出するための搬出口24が形成されており、この搬出口24も、外側から搬出口開閉蓋25によって開閉可能となっている。この搬出口開閉蓋25もエアー駆動式などの蓋開閉機構26によって開閉駆動される。
【0021】
次に、各部分の構造をさらに詳しく説明する。まず、断熱箱11の内部は、前後方向に延びる垂直仕切り板41によって左右に区画されており、一方の区画が試験槽12とされ、他方の区画には温度制御機構13を構成している冷却器131、加熱器132および2台の送風機133、134が配置されている。仕切り板41の上側部分には、試験槽12の内部に温度制御された空気を吹き込むための空気吹き込み口41a、41bが形成されている。当該仕切り板41の下側部分には、パレット回送機構15によって回送される空のパレット16よりも下側の位置に、試験槽12から空気を吸引するための空気吸引口41cが形成されている。
【0022】
ここで、搬送路14Aは試験槽12の内部においてその上側部分を前後方向に水平に延びており、回送路15Aは搬送路14Aの下側の位置を同じく前後方向に水平に延びている。詳細は後述するが、搬送路14Aは、平行に延びる左右一対の案内レール141、142によって構成されており、これらの上を、所定間隔で多数枚のパレット16が間歇的に前方に送り出される。搬送されているパレット16の間隔は狭いので、図2から分かるように、搬送路14Aを構成している案内レール141、142と、搬送されている多数枚のパレット16と、試験槽12の天井面部分12aと、試験槽12の左右の側面部分12b、12cの上側部分とによって、搬送路14Aの表面に沿ってその幅方向に温調空気を案内するエアー供給側ダクト12Aが区画形成されている。本例では試験槽12の一方の側面部分12bは仕切り板41の表面によって規定されている。この側面部分12bの上側部分には上述のように空気吹き込み口41a、41bが形成されている。
【0023】
従って、空気吹き込み口41a、41bから試験槽12の内部に吹き込まれた温調空気は、図2において二重線の矢印で示すように、エアー供給側ダクト12Aによって、搬送路14Aの表面に沿って当該搬送路の幅方向に案内される。この結果、吹き込まれた温調空気を効率良く搬送路上を搬送されている被試験品2に当てることができる。換言すると、空気吹き込み口41a、41bから試験槽12に吹き込まれた温調空気は、試験槽12の内部に拡散することなく、搬送路14Aの表面に沿って案内されるので、多量の温調空気を高速で被試験品2に当てることができる。よって、パレット16に載って搬送される被試験品2を短時間で環境試験温度の状態に到達させることができる。
【0024】
同様に、試験槽12の下側部分においては、回送路15Aを構成している案内レール151、152と、これらの案内レールに沿って搬送されている空のパレット16と、試験槽12の底面部分12dと、試験槽12の左右の側面部分12b、12cの下側部分とによって、被試験品2に吹き付けられた後の温調空気を、回送路15Aの裏面側の部分を試験槽12の底面部分12dに沿って案内して空気吸引口41cに導くエアー還流用ダクト12Bが区画形成されている。
【0025】
エアー供給側ダクト12Aによって搬送路14Aの幅方向の端まで案内された温調空気の大部分は、図2の二重線の矢印で示すように、試験槽12の側面12cに沿って下降し、エアー還流用ダクト12Bによって空気吸引口41cまで導かれ、ここから温度制御機構13の側に戻る。従って、試験槽12の内部に吹き込まれた温調空気は、エアー供給側ダクト12Aを介して流れ、しかる後に、試験槽12の側面12cに沿って下降し、エアー還流側ダクト12Bを経由して空気吸引口41cから温度制御機構13に戻る循環経路を流れる。このように試験槽12の内部に温調空気の循環経路を形成することにより、試験槽12の内部に温調空気を効率良く循環させることができるので、パレット16によって搬送されている被試験品2に対して多量の温調空気を高速で当てることができる。
【0026】
次に、図3はパレット搬送機構14の主要部分を示す斜視図である。この図も参照して説明すると、パレット搬送機構14は、搬送路14Aを形成している平行に配置された一対の水平案内レール141、142に乗っているパレット16を第1のストロークで第1の周期で間歇的に前進させるための間歇搬送機構である。パレット16は、横長の長方形の平板部材であり、複数の被試験品2を幅方向に並べて載せることができ、その幅方向の両端部が案内レール141、142に載っており、これらに沿って前後方向にスライド可能である。各パレット16の表面には、幅方向の両端に、それぞれ係合突起16a、16bが形成されている。
【0027】
本例のパレット搬送機構14は、パレット16を第1のストロークおよび第1の周期で間歇的に前進させるための複数の突出片143を備えた一対の送りシャフト144、145を有している。各送りシャフト144、145は、軸受部材146により、前後方向にスライド自在、且つその中心軸線を中心として回転自在に支持されている。また、送りシャフト144、145は、断熱箱11の外に配置された送り用エアシリンダ147によって第1のストロークで前後方向に往復移動可能であり、また、左右の回転用エアシリンダ148、149によって回転可能である。
【0028】
図3(b)に示すように、送りシャフト144、145を所定の角度だけ回転させて突出片143をパレット16の係合突起16a、16bに係合可能とし、この状態で送りシャフト144、145を前方に送り出せば、パレット16が案内レール141、142上をスライドして第1のストロークだけ前進する。パレット16が前進した後は、図3(a)に示すように、送りシャフト144、145を回転させて突出片143を係合突起16a、16bには係合しない位置に戻して、送りシャフト144、145を第1のストロークだけ戻す。かかる送りシャフト144、145の回転、前進、戻し回転、後退からなる動作を、第1の周期で繰り返して行うことにより、パレット16を第1の周期で第1のストロークずつ前進させることができる。
【0029】
パレット回送機構15は、パレット搬送機構14の下方に配置され、回送路15Aを形成している平行に配置された一対の水平案内レール151、152に沿って、パレット16を第2の周期で第2のストロークずつ間歇的に後退させるための間歇回送機構である。パレット回送機構15はパレット搬送機構14と同様な構成であり、突出片を備えた一対の送りシャフト151、152(図2参照)を有し、パレット16を試験槽12の後端から前端に回送する。パレット回送機構15のパレット16の回送方式はパレット搬送機構14と同様であるが、パレット16を第2の周期で第1のストロークずつ後退させるようになっている。
【0030】
ここで、第2の周期は、パレット搬送機構14における第1の周期よりも短く設定されている。例えば、数分の一の周期に設定すれば、パレット搬送機構14によりパレット16が1ストローク分搬送される間に、パレット回送機構15においては空のパレット16が数ストローク分搬送される。この結果、搬送路14Aに沿って搬送されるパレット枚数を低減することなく、回送路15Aに沿って回送されるパレット枚数を少なくできる。よって、試験槽12の処理能力を低下させることなく、試験槽12内のパレット総数を少なくできる。パレット総数を少なくすると、その分、運転開始の立ち上げ時などにおける温調負荷を低減でき、立ち上げ時間を短縮できる。
【0031】
次に、入口リフタ17は、パレット16を載せるための水平リフタベース171と、水平リフタベース171を垂直に案内するための垂直案内レール172とを備えている。水平リフタベース171は、エアー駆動などにより昇降可能となっている。入口リフタ17の水平リフタベース171の真上に搬入口21が位置している。
【0032】
この入口リフタ17の水平リフタベース171は、回送路15Aの前端まで戻された空のパレット16を受け取る空パレット受け取り位置171Aと、パレット16を搬入口21まで上昇させて被試験品2を受け取る被試験品受け取り位置171Bと、搬送路14Aに対して被試験品2を載せたパレット16を引き渡す引渡し位置171Cとの間を昇降可能となっている。ここで、水平リフタベース171が被試験品受け取り位置171Aに位置している状態では、その上に載っているパレット16の表面外周部分が搬入口21の外周縁部分に密着して、搬入口21が内側から封鎖された状態が形成される。
【0033】
次に、出口リフタ18は、パレット16を載せるための水平リフタベース181と、水平リフタベース181を垂直に案内するための垂直案内レール182とを備えている。水平リフタベース181は、エアー駆動などにより昇降可能となっており、当該水平リフタベース181の真上に搬出口24が位置している。
【0034】
出口リフタ18の水平リフタベース181は、回送路15Aの後端に空のパレット16を引き渡す空パレット引渡し位置181Aと、パレット16を搬出口24まで上昇させて環境試験終了後の被試験品2を外部に搬出可能にするための被試験品搬出位置181Bと、搬送路14Aの後端から被試験品2を載せたパレット16を受け取る受け取り位置181Cとの間を昇降可能となっている。また、水平リフタベース181を被試験品搬出位置181Bに位置させた状態では、その上に載っているパレット16の表面外周部分が搬出口24の外周縁部分に密着して、当該搬出口25が内側から封鎖された状態が形成される。
【0035】
(動作説明)
図4および図5を参照して、この構成の環境試験装置3の動作を説明する。まず、図4(a)〜(f)は、試験槽12に被試験品2を搬入する動作を示す説明図である。被試験品2を試験槽12内に搬入する際には、図4(a)に示すように、入口リフタ17の水平リフタベース171を垂直案内レール172に沿って下降させ、空パレット受け取り位置171Aに配置する。空パレット受け取り位置171Aは、水平リフタベース171が回送路15Aと等しい高さ位置となるように設定されている。このため、パレット回送機構15によって回送路15Aの前端まで戻された空のパレット16を、不図示の機構により1ストローク分だけ水平リフタベース171の側に送りだすと、図4(b)に示すように、空のパレット16が水平リフタベース171に引き渡される。
【0036】
次に、図4(c)に示すように、水平リフタベース171を垂直案内レール172に沿って上昇させ、水平リフタベース171を被試験品受け取り位置171Bまで上昇させる。水平リフタベース171が被試験品受け取り位置171Bまで上昇すると、その上に載っているパレット16によって搬入口21が内側から封鎖された状態になる。
【0037】
パレット16によって搬入口21が内側から封鎖された後は、図4(d)に示すように、蓋開閉機構23(図1(b)参照)により搬入口開閉蓋22を開き、不図示の被試験品供給機構(環境試験装置4側では下流側搬送ロボット7が相当)により供給される被試験品2を外部から搬入口21を介してパレット16の上に載せる。
【0038】
被試験品2をパレット16に載せた後は、図4(e)に示すように、蓋開閉機構23により搬入口開閉蓋22を閉じて、搬入口21を外側から封鎖する。
【0039】
しかる後に、図4(f)に示すように、入口リフタ17の水平リフタベース171を垂直案内レール172に沿って下降させて引渡し位置171Cまで移動する。この引渡し位置171Cでは、水平リフタベース171と搬送路14Aが同一高さ位置となっている。したがって、この位置にあるパレット16をパレット搬送機構14の送りシャフト144、145によって送り出すことができる。送り出されたパレット16は、搬送路14Aの前端に引き渡される。パレット16を引き渡した後は、入口リフタ17の水平リフタベース171を空パレット受け取り位置171Bに下降させて(図4(a)の状態)、次の被試験品2の搬入動作を行う。
【0040】
このように、常に、搬入口21が封鎖された状態で、被試験品2を試験槽12に搬入することができる。
【0041】
次に、搬送路14Aに引き渡されたパレット16は、パレット搬送機構14によって搬送路14Aに沿って第1の周期で第1のストロークずつ間歇的に前方に送り出される。この間歇搬送の間にパレット16に載っている被試験品2には、温度制御機構13によって所定温度に制御された空気が吹き付けられ、当該被試験品2は所定の環境試験温度状態になる。
【0042】
ここにおいて、図2に示すように、試験槽12の内部には、エアー供給側ダクト12Aおよびエアー還流側ダクト12Bが形成されており、試験槽12の内部に吹き込まれた温調空気は、効率良く、これらのダクトによって案内されながら試験槽12の内部を循環して温度制御機構13の側に戻る。また、エアー供給側ダクト12Aによって、空気吹き込み口41a、41bから試験槽12の内部に吹き込まれた温調空気は、試験槽12の内部に拡散することなく搬送路14Aの表面に沿って流れる。従って、当該搬送路14Aに沿って搬送されている被試験品2に対して、多量の温調空気を高速で吹き付けることができる。この結果、被試験品2を短時間で環境試験のための温度状態に到達させることができる。よって、環境試験時間を短縮化できる。また、搬送時間が短くで済むので搬送路を短くでき、装置の小型化も実現できる。
【0043】
このようにして環境試験が行われながら被試験品2を載せたパレット16が搬送路14Aの後端まで搬送される。搬送路14Aの後端まで搬送されたパレット16は次のようにして、試験槽12から搬出される。
【0044】
図5(a)〜(f)は、試験槽12から被試験品2を搬出する動作を示す説明図である。図5(a)に示すように、出口リフタ18の水平リフタベース181を垂直案内レール182に沿って昇降させ、受け取り位置181Cに位置させる。受け取り位置181Cにある水平リフタベース181は、搬送路14Aと等しい高さ位置にある。このため、搬送路14Aの後端に到ったパレット16を送りシャフト144、145で1ストローク分だけ更に送り出すことにより、図5(b)に示すように、搬送路14Aの後端から水平リフタベース181に、環境試験終了後の被試験品2を載せたパレット16を引き渡すことができる。
【0045】
次に、図5(c)に示すように、水平リフタベース181を垂直案内レール182に沿って上昇させ、水平リフタベース181を被試験品搬出位置181Bまで上昇させる。被試験品搬出位置181Bにおいては、パレット16の表面外周部分が搬出口24の外周縁部分に密着して、搬出口24が内側から封鎖された状態になる。
【0046】
パレット16で搬出口24を内側から封鎖した後に、図5(d)に示すように、蓋開閉機構26(図1(b)参照)により搬出口開閉蓋25を開き、上流側移送ロボット6(図1(b)参照)により搬出口24から被試験品2を取り出し、環境試験装置4の上流側に移送する。
【0047】
被試験品2を取り出した後は、図5(e)に示すように、蓋開閉機構26により搬入口開閉蓋25を閉じて、搬入口24を外側から封鎖する。
【0048】
しかる後に、図5(f)に示すように、出口リフタ18の水平リフタベース181を垂直案内レール182に沿って下降させ、引渡し位置181Aまで移動する。引渡し位置181Aの水平リフタベース181は、回送路15Aと等しい高さ位置にある。このため、水平リフタベース181上のパレット16をパレット回送機構15の送りシャフトにより回送路15Aの側に送り出すことにより、パレット16を回送路15Aに引き渡すことができる。パレット16を渡した後は、出口リフタ18の水平リフタベース181を受け取り位置181Cに上昇させ(図5(a)の状態)、次の被試験品2の搬出を行う。従って、被試験品2の搬出も、常に、搬出口24が封鎖された状態で行われる。
【0049】
回送路15Aの後端に乗った空のパレット16は、パレット回送機構15の送りシャフト151、152によって、第1の周期よりも大幅に短い第2の周期で、第1のストロークずつ間歇的に試験層2の前端側に向けて送り戻される。換言すると、搬送路14Aを搬送されるパレット搬送速度よりも大幅に早い速度で回送路15Aに沿って送り戻される。回送路15Aの前端に戻された空のパレット16は、前述したように、入口リフタ17に引き渡されて、搬入口21を封鎖した状態で被試験品2を受け取った後に、搬送路14Aの前端に引き渡される。
【0050】
このように、本実施の形態に係る環境試験装置3では、試験槽12の内部に、空気吹き込み口41a、41bから吹き込まれた温調空気を搬送路14Aに沿って案内するエアー供給側ダクト12Aが形成されている。従って、試験槽12の内部に吹き込まれた温調空気が内部で拡散することなく、被試験品2に吹き付けられる。よって、多量の温調空気を高速で被試験品に当てることができるので、被試験品2を短時間のうちに環境試験温度状態に到達させることができる。また、試験槽12の内部には、エアー供給側ダクト12Aと共にエアー還流側ダクト12Bも形成されており、これらを経由して温調空気が循環して温度制御機構13の側に戻るので、効率良く温調空気を循環させることができる。この結果、より多量の空気を被試験品に吹き付けることができるので、一層、被試験品を環境温度状態に到達させるために必要な時間を短縮できる。
【0051】
さらに、これらエアー供給側ダクト12Aおよびエアー還流側ダクト12Bは、搬送路14Aを構成している案内レール141、142、回送路15Aを構成している案内レール151、152と、これらに沿って搬送されるパレット16とによって区画形成されている。従って、新たな部品を取り付ける必要がないので、コスト高、装置の大型化を招くこともないという利点もある。
【0052】
次に、本実施の形態に環境試験装置3では、パレット16が試験槽12の内部に形成した搬送路14Aおよび回送路15Aを経由して循環し、試験槽12の外部に出ることがない。よって、一旦、試験槽12内を環境試験温度の状態にした後は、被試験品2に比べて熱量の大きなパレット16を再度、加熱あるいは冷却する必要がない。従って、新たに搬入された被試験品2のみを環境試験温度状態まで加熱あるいは冷却するだけでよいので、温度制御機構の熱負荷を低減できる。また、搬送路14Aも短くで済むので、効率良く環境試験を行うことができる。
【0053】
また、回送路15Aを経由して速い速度で空のパレット16を送り戻すようにしている。これにより、搬送路14A上のパレット数を低減することなく、回送路15A上のパレット数を少なくできる。この結果、被試験品2の搬送量を低減させることなく(すなわち、試験槽の処理能力を低減させることなく)、試験槽12内のパレット数を全体として少なくできる。熱容量の大きなパレット16の枚数を低減することにより、試験槽12の温調負荷を一層小さくできる。特に、試験開始時において試験槽内の温度を所定温度状態となるまで加熱あるいは冷却する立ち上げ運転時における温調負荷を大幅に低減でき、立ち上げ時間も短縮化できる。
【0054】
次に、本実施の形態に係る環境試験装置3では、被試験品2を搬送するために用いるパレット16を利用して、搬入口21および搬出口24を内側から封鎖可能である。従って、被試験品2の搬入および搬出を、試験槽12を完全に封鎖した状態で行うことができる。よって、試験槽12内に外気が侵入することを完全に防止できるので、試験槽12の内部を効率良く所定温度の状態に移行させることができる。また、試験槽12内への外気の進入を防止することにより、温度制御機構13の構成部品である冷却器131に霜がつくことがないので、除霜が不要となり、連続運転が可能となる。
【0055】
(その他の実施の形態)
上記の例では、搬送機構14、回送機構15として間歇搬送機構、間歇回送機構を用いている。この代わりに、ベルトコンベヤあるいはメッシュコンベヤを用いることも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の環境試験装置では、試験槽の内部に、被試験品を載せたパレットを搬送するための搬送路の表面に沿って、空気吹き込み口から吹き込まれた温調空気を案内するためのエアー供給側ダクトが形成されている。従って、吹き込まれた温調空気が、試験槽内部で拡散することなく搬送路に沿って搬送されている各被試験品に吹き付けられる。
【0057】
また、試験槽の内部には、エアー供給側ダクトおよびエアー還流側ダクトを経由する温調空気の循環経路が形成されている。これらの循環経路を介して温調空気を効率良く循環させることができる。
【0058】
よって、本発明によれば、多量の温調空気を高速で被試験品に当てることができるので、被試験品を環境試験温度状態に到達させるための時間を短縮できる。この結果、試験時間を短縮できる。また、搬送時間が短くて済むので搬送路を短くでき、装置の小型化を実現できる。
【0059】
さらに、本発明では、エアー供給側ダクト、エアー還流側ダクトが、搬送路構成部品および回送路構成部品と、パレットと、試験槽の内壁部分とによって区画形成されている。よって、新たな部品を用いる必要がないので、コスト高、装置の大型化を招くことなく、試験時間の短縮化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明を適用した環境試験装置を用いた環境試験システムを示す概略平面構成図および概略縦断面図である。
【図2】図1の環境試験装置の概略横断面図である。
【図3】環境試験装置のパレット搬送機構を示す斜視図である。
【図4】(a)ないし(f)は、環境試験装置の試験槽に被試験品を搬入する動作を示す説明図である。
【図5】(a)ないし(f)は、環境試験装置の試験槽から被試験品を搬出する動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 環境試験システム
2 被試験品
3、4 環境試験装置
5 計測ステーション
6 上流側移送ロボット
7 下流側移送ロボット
8 計測器
11 断熱箱
12 試験槽
12a 天井面部分
12b、12c 側面部分
12d 底面部分
12A 試験槽の内部に形成されたエアー供給側ダクト
12B 試験槽の内部に形成されたエアー還流側ダクト
13 温度制御機構
14 搬送機構
14A 搬送路
15 回送機構
15A 回送路
16 パレット
17 入口リフタ
18 出口リフタ
21 搬入口
22 搬入口開閉蓋
24 搬出口
25 搬出口開閉蓋
41 垂直仕切り板
41a、41b 空気吹き込み口
41c 空気吸引口
131 冷却器
132 加熱器
133 送風機
141、142 水平案内レール
143 突出片
144、145 送りシャフト
146 軸受部材
147 送り用エアシリンダ
148、149 回転用エアシリンダ
151、152 水平案内レール
16a、16b 係合突起
171、181 水平リフタベース
172、182 垂直案内レール
171A 空パレット受け取り位置
171B 被試験品受け取り位置
171C 引渡し位置
181A 空パレット引渡し位置
181B 被試験品搬出位置
181C 受け取り位置

Claims (4)

  1. 被試験品に対して環境試験を行うための試験槽と、
    この試験槽内に形成した搬送路に沿って、被試験品を載せたパレットを所定間隔で搬送する搬送機構と、
    前記試験槽内を所定の温度状態に制御する温度制御機構とを有し、
    前記温度制御機構は、前記試験槽内に温度制御された空気を吹き込むための空気吹き込み口と、当該試験槽内から空気を吸引する空気吸引口とを備えており、
    前記搬送路を構成している搬送路構成部材と、前記搬送路に沿って搬送されているパレットと、前記試験槽の内壁部分とによって、前記空気吹き込み口から前記試験槽内に吹き込まれた空気を前記搬送路の表面に沿って案内するエアー供給側ダクトが形成されていることを特徴とする環境試験装置。
  2. 請求項1において、
    前記試験槽内に形成した回送路に沿って、空のパレットを前記搬送路の搬送終了端から搬送開始端まで回送する回送機構を有しており、
    前記回送路を構成している回送路構成部材と、前記回送路に沿って回送されているパレットと、前記試験槽の内壁部分とによって、前記搬送路の表面に沿って案内された後の空気を前記空気吸引口に導くエアー還流用ダクトが形成されていることを特徴とする環境試験装置。
  3. 請求項2において、
    前記試験槽内において、その上側に前記搬送路が水平に形成され、当該搬送路の下側位置に前記回送路が水平に形成されており、
    前記試験槽の一方の側面部分の上側位置に前記空気吹き込み口が形成され、当該側面部分の下側位置に前記空気吸引口が形成されており、
    前記エアー供給側ダクトは前記空気吹き込み口から吹き込まれた空気を前記搬送路の幅方向に案内するものであり、
    前記エアー還流側ダクトは前記回送路の幅方向に空気を案内して前記空気吸引口に導くものであることを特徴とする環境試験装置。
  4. 請求項3において、
    前記搬送機構は、前記搬送路構成部材である水平に配列された案内レールと、前記案内レールに沿って前後に往復移動可能であると共に中心軸線の回りに回転可能な送りシャフトと、この送りシャフトにおいて前記中心軸線方向に沿って所定の間隔で形成された突出片と、前記送りシャフトを前後に往復移動させるシャフト送り機構と、当該送りシャフトを回転させるシャフト回転機構とを備えており、
    前記回送機構は、前記回送路構成部材である水平に配列された案内レールと、前記案内レールに沿って前記第2のストロークおよび前記第2の周期で前後に往復移動可能であると共に中心軸線の回りに回転可能な送りシャフトと、この送りシャフトにおいて前記中心軸線方向に沿って所定の間隔で形成された突出片と、前記送りシャフトを前後に往復移動させるシャフト送り機構と、当該送りシャフトを回転させるシャフト回転機構とを備えており、
    前記パレットは、前記案内レール上をスライド可能であり、前記突出片が所定の角度位置にあるときに当該突出片に係合可能な係合部を備えていることを特徴とする環境試験装置。
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