JP2002059732A - 冷媒凝縮器 - Google Patents

冷媒凝縮器

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JP2002059732A
JP2002059732A JP2000363017A JP2000363017A JP2002059732A JP 2002059732 A JP2002059732 A JP 2002059732A JP 2000363017 A JP2000363017 A JP 2000363017A JP 2000363017 A JP2000363017 A JP 2000363017A JP 2002059732 A JP2002059732 A JP 2002059732A
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Japan
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air
condenser
refrigerant condenser
core
blower
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JP2000363017A
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Inventor
Noritsugu Sakota
則継 迫田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒凝縮器の搭載位置が背圧の高い場合で
も、コア部からの送風空気の逆流を抑え、熱交換性能の
低下を防止する冷媒凝縮器を提供する。 【解決手段】 冷媒凝縮器100が空気流れ下流側の背
圧が高い構造体に搭載される場合で、凝縮器110のコ
ア部120側に張出すように複数の取付け部150〜1
53が設けられており、冷却ファン220およびコア部
120間の空気流れを導く導風部211が、複数の取付
け部150〜153を避けるように形成された送風機2
00が、取付け部150〜153に固定されて成る冷媒
凝縮器100において、コア部120の導風部211で
覆われていない部分101をシール部材300、310
で塞ぐようにする。このシール部材300、310は、
コア部120の送風機200側に設けるとよい。また、
導風部211は樹脂材とし、シール部材300、301
を導風部211と一体に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用空気
調和装置の冷凍サイクルに用いて好適な冷媒凝縮器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷媒凝縮器においては、特開平7
ー280392号公報に示されるように、凝縮器に設け
られた取付けブラケットを介して送風機を組付けるよう
にしている。具体的には、図8に示すように、凝縮器1
10のモジュレータ111にろう付けされた取付けブラ
ケット152、153がコア部120側に張出すように
設けられており、送風機200のシュラウド210に設
けられた取付けステー218、219とボルトで締結さ
れ、冷媒凝縮器100が形成されている。
【0003】また、凝縮器110には車両組付け用の取
付けブラケット154〜157もコア部120側に張出
すように設けられており、シュラウド210の外形形状
は、送風機200を凝縮器110に図8紙面垂直方向に
組付ける時に、これらの取付けブラケット152〜15
7を避けるようなものとしている。このため、コア部1
20にはシュラウド210で覆われない部分101が形
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示すようにエンジン400の冷却性能を向上させるため
に、この冷媒凝縮器100をラジエータ410から離し
て、車両のサイド側に搭載させるような場合、冷媒凝縮
器100の後方が例えば、ステップ440の縦壁441
や泥よけ板450等で密接していると背圧が非常に高く
なり、送風機200で送風し、一度熱交換された空気が
シュラウド210で覆われていない部分101から送風
機200側へ逆流してしまう。そして、送風機200側
の空気温度が上昇し、凝縮器110内の冷媒との温度差
が小さくなるので冷却性能が低下する。
【0005】本発明の目的は上記問題に鑑み、冷媒凝縮
器の搭載位置が背圧の高い場合でも、コア部からの送風
空気の逆流を抑え、熱交換性能の低下を防止する冷媒凝
縮器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】請求項1に記載の発明では、冷媒を凝縮液
化するコア部(120)側に張出すように複数の取付け
部(150、151、152、153)が設けられた凝
縮器(110)と、冷却ファン(220)およびコア部
(120)間の空気流れを導く導風部(211)が、複
数の取付け部(150、151、152、153)を避
けるように形成された送風機(200)とを有し、取付
け部(150、151、152、153)に送風機(2
00)が固定されて成る冷媒凝縮器が、空気流れ下流側
の背圧が高い構造体(441、450)に搭載される場
合に、コア部(120)の導風部(211)で覆われて
いない部分(101)をシール部材(300、310)
で塞ぐようにしたことを特徴としている。
【0008】これにより、シール部材(300、31
0)が、背圧による導風部(211)で覆われていない
部分(101)からの空気の逆流を抑えるので、凝縮器
(110)の熱交換性能の低下を防止できる。
【0009】請求項2に記載の発明では、シール部材
(300、310)は、コア部(120)の送風機(2
00)側に設けられたことを特徴としている。
【0010】これにより、シール部材(300、31
0)は、コア部(120)と導風部(211)とで挟み
込むように設定できるので、シール部材(300、31
0)の位置ずれ、剥がれ等を防止できる。
【0011】請求項3に記載の発明では、導風部(21
1)は樹脂材で形成され、シール部材(300、31
0)は、導風部(211)と一体に設けられたことを特
徴としている。
【0012】これにより、シール部材(300、31
0)の部品削減、組付け工数の低減ができ、安価にでき
る。
【0013】請求項4に記載の発明では、凝縮器(11
0)と構造体(441、450)との間に、空気が排出
される開口部(480)が形成されている場合、凝縮器
(110)の開口部(480)近傍には、空気排出方向
に対してコア部(120)を通過する空気流れの下流側
に傾斜するような導風板(320)が設けられたことを
特徴としている。
【0014】これにより、導風板(320)が排出空気
を本来の空気流れ下流側に向くように排出させ、コア部
(120)からの逆流防止に加えて、凝縮器(110)
の外側を通って空気が逆流するのを抑えるので、熱交換
性能の低下を更に防止できる。
【0015】請求項5に記載の発明では、導風板(32
0)は、ゴム材より形成されることを特徴としている。
【0016】これにより、構造体(441、450)外
部の干渉物との干渉が生じるような場合でも、導風板
(320)が塑性変形することが無いので、逆流空気の
防止を維持できる。
【0017】尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述す
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態を図1〜図4に示す。ここでは、自動車用空気調
和装置の冷媒を凝縮液化する冷媒凝縮器100に適用し
たものとしている。図1は冷媒凝縮器100の車両への
搭載状態を示すものである。
【0019】この車両は、キャビン470がエンジン4
00の上側に設けられた、所謂キャブオーバタイプであ
る。ラジエータ410のエンジン冷却効率を向上させる
ために、通常車両の中央寄りで前方に搭載される冷媒凝
縮器100を車両の右側前方に配設している。これは、
冷媒凝縮器100で熱交換され空気温度が上昇する分を
取り除いて、図示しないグリルやバンパー420の開口
部からの冷風を直にラジエータ410に送り冷却効率を
向上させ、エンジン400の冷却水温を充分に下げよう
とするものである。
【0020】冷媒凝縮器100は、バンパー420の右
側後方で、車両フレーム430から伸びる車両ステー4
31、432を介して、車両進行方向に対して斜めに向
くように搭載されている。冷媒凝縮器100の車両右側
は、乗員が運転席に乗り込む時に使用するステップ44
0の縦壁441が設けられ、更に車両後方側はタイヤ4
60の泥よけ板450が設けられている。これにより、
冷媒凝縮器100への送風空気の下流側は背圧が高い構
造となっており、冷媒凝縮器100を通過した空気は、
わずかに車両下側に抜けるようになっている。
【0021】図2に示すように、冷媒凝縮器100は、
凝縮器110と送風機200とシールパッキン300、
310とから構成されている。因みに、冷媒凝縮器10
0の上側、および左側には、送風空気の回り込みを防止
するための周知のパッキン180、181がパッキンブ
ラケット170〜173に複数のピン190で固定され
ている。このパッキン180、181により、冷媒凝縮
器100とキャビン床面470aおよびバンパー420
の中空断面部420aとの隙間を塞ぐようにしている。
【0022】図3に示すように、凝縮器110は、コア
部120、左右のヘッダタンク130、140、取付け
ブラケット150〜153等で構成され、各部品はアル
ミニュウムあるいはアルミニュウム合金から成り、嵌
合、カシメ、治具固定等により組付けられ、一体でろう
付けされている。
【0023】コア部120は、複数本のフィン121お
よびチューブ122が交互に積層され、上下の最外方の
フィン121の更に外方に強度部材としてのサイドプレ
ート123が組付けられ、一体でろう付けされている。
【0024】コア部120の左右部には、第1ヘッダタ
ンク130と第2ヘッダタンク140とがそれぞれチュ
ーブ122の長手方向の両端部と連通するように嵌合
し、ろう付けされている。第1ヘッダタンク130内に
はタンク内を仕切るセパレータ131が設けられてお
り、その上下には入口ジョイント132と出口ジョイン
ト133が第1ヘッダタンク130と連通するように設
けられている。そして、入口ジョイント132は図示し
ない圧縮機の吐出側と接続され、また、出口ジョイント
133は図示しない受液器の流入側と連結されている。
【0025】第1ヘッダタンク130、第2ヘッダタン
ク140には、後述する送風機200の取付け部が設け
られている。これは、断面がクランク状を成し、先端部
下孔の下面側にナットが設けられた取付けブラケット1
50〜153であり、一体でろう付けされている。そし
て各ブラケット150〜153は、車両搭載スペース内
でコア部120の面積を最大限に確保できるように、各
先端部をそれぞれ各ヘッダタンク130、140側から
コア部120側に向けて張出すように設けられている。
【0026】上下のサイドプレート123には、断面が
コの字状を成すネットブラケット160〜162が設け
られ、図示しない反送風機側のコア面を保護するための
ネットの取付け部位を形成している。加えてサイドプレ
ート123の左上側には、上記パッキン180の取付け
用のパッキンブラケット170が設けられている。
【0027】送風機200は、シュラウド210と冷却
ファン220とモータ230と車両用取付けブラケット
240とから構成されている。この送風機200は、凝
縮器110に向けて送風空気を押込む、所謂押込み式送
風機である。
【0028】シュラウド210は、後述する冷却ファン
220によって発生する送風空気をコア部120に導く
導風部211、冷却ファン220をリング状に取り囲む
リング部212、後述するモータ230を支持する複数
のモータステー213、冷却ファン220に手や異物が
進入するのを防止する保護ネット214とから成り、樹
脂材で一体に成形されている。導風部211には、凝縮
器110の各ブラケット150〜153、160〜16
2および170のコア部120側への張出し部を避ける
ために、215のような切欠き部を設け、張出し部以外
のコア部120を覆うように形成されている。また、後
述する車両取付けブラケット240との組付け部を成す
ブラケット孔216が導風部211に4個所設けられて
いる。
【0029】冷却ファン220は、図示しない軸心部の
ボスにブレード221が複数設けられたもので、樹脂材
で一体に成形されている。モータ230がモータステー
213の中央部にボルトにより固定され、上記冷却ファ
ン220のボス部がモータ軸に締結されている。
【0030】車両取付けブラケット240は、中央部に
シュラウド210のリング部212が嵌入するバーリン
グ孔245が設けられ、左側に車両ステー431との組
付け部を成す車両取付け孔243、右側には車両ステー
432との組付け部を成す車両取付けボルト244が設
けられ、外周部が縁曲げされており、鉄鋼板材のプレス
加工により成形されたものである。シュラウド210の
4個所のブラケット孔216と対向する部位にはナット
241がプロジェクション溶接により接合されており、
シュラウド取付けボルト250によりシュラウド210
と締結され、送風機200が形成される。また、凝縮器
110の取付けブラケット150〜153と対向する部
位には4個所のコンデンサ孔242が設けられている。
【0031】シールパッキン300、310は、本発明
のシール部材を成すものであり、ウレタン材をクランク
状に成形したもので、図4(b)に示すように、215
を代表とするシュラウド210の各切欠き部によってコ
ア部120が導風部211で覆われていない部分(以
下、非密閉部と呼ぶ)101を塞ぐようにしたものであ
る。シールパッキン300、310の裏面には接着剤が
設けられており、図4(a)に示すように、切欠き部3
01、302および311、312が取付けブラケット
150〜153を貫通するように各ヘッダタンク13
0、140およびコア部120の表面に接合されてい
る。
【0032】更に、車両取付けブラケット240の4個
所のコンデンサ孔242と、凝縮器110の取付けブラ
ケット150〜153の位置合わせをして、コンデンサ
取付けボルト260で送風機200を凝縮器110に締
結し、冷媒凝縮器100が形成される。この時、図4
(b)に示すように、シュラウド210の導風部211
の外周端部211aがシールパッキン300、310を
コア部120と挟み込むようにしている。
【0033】次に、上記構成による冷媒凝縮器100の
作動およびその作用効果について説明する。図示しない
圧縮機から高温高圧の冷媒蒸気が吐出され、凝縮器11
0の入口ジョイント132より流入し、セパレータ13
1より上側のチューブ122内を第2ヘッダタンク14
0側に流れ、セパレータ131より下側のチューブ12
2内を第1ヘッダタンク130側へUターンして流れ、
出口ジョイント133より流出する。この時、送風機2
00のモータ230が駆動され、冷却ファン220が回
転し、導風部211に沿って、コア部120に向けて空
気が送風される。この空気により凝縮器110内を流れ
る冷媒は冷却され凝縮液化される。
【0034】この場合、車両のステップ440の縦壁4
41や泥よけ板450により排出空気は背圧の高い条件
におかれている訳であるが、本発明では、シールパッキ
ン300、310を設けているので、非密閉部101か
ら送風機200側へ一度熱交換して温度上昇した空気が
逆流することが抑えられ、送風空気はコア部120を通
過した後、車両下部へ抜け排出される。そして常に冷風
を凝縮器110に供給できるので冷却性能の低下を防止
できる。
【0035】また、シールパッキン300、310をコ
ア部120と導風部211の外周端部211aとで挟み
込むように設定しているので、シールパッキン300、
310の位置ずれ、剥がれ等を防止でき、確実に送風空
気の逆流を防止できる。
【0036】尚、シールパッキン300、310は、図
5に示すように取付けブラケット150〜153の下側
のコア部120も覆うように切欠き部を301a、30
2aのように設けてもよい。凝縮器110へは横方向か
らスライドするように挿入し接合してやれば非密閉部1
01の面積を小さくでき、空気の逆流を更に効果的に防
止できる。
【0037】また、シールパッキン300、310はコ
ア部120の反送風機側に設けてもよい。更に、送風機
200は凝縮器110の空気流れ下流側に設けられる吸
込み式送風機としてもよい。
【0038】(第2実施形態)本発明の第2実施形態を
図6に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対し
て、シールパッキン300、310に相当する領域に送
風機200のシュラウド210の外周端部211aを延
長したものである。
【0039】導風部211の外周端部211aは、シュ
ラウド210を形成する板厚よりも薄い寸法で非密閉部
101を覆うように延長させ、一体で成形している。そ
して外周端部211aは、下側に向けて傾斜角θを持た
せている。
【0040】これにより外周端部211aは、付根部2
17aを支点にして弾性を持たせられるので、凝縮器1
10との組付け時に取付けブラケット150〜153と
のクリアランスを設けなくても撓みにより組付けが可能
であり、非密閉部101のシールができる。そして、シ
ールパッキン300、310の部品削減、組付け工数の
低減ができ、安価にできる。
【0041】(第3実施形態)本発明の第3実施形態を
図7に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対し
て、導風板320を追加したものである。
【0042】車両に搭載された冷媒凝縮器100は、上
記第1実施形態でも説明したように、キャビン床面47
0a、ステップ440の縦壁441および泥よけ板45
0によって囲まれる形となっており、送風空気の下流側
は背圧の高い構造となっている。そして、冷媒凝縮器1
00と縦壁441および泥よけ板450との間では、空
気が排出される開口部480が下側に向けて形成されて
いる。
【0043】凝縮器110の反送風機側にはコア部12
0のコア面を保護するためのネット330が、上下に設
けられたネットブラケット160〜162にネット用ボ
ルト331により固定されている。このネット330を
活用して下側に張出し部332を一体で設け、ゴム材よ
り成り横長で板状の導風板320が、固定ピン321に
より固定されるようにしており、開口部480の近傍に
位置するようにしている。そして、導風板320は、開
口部480に向けて空気が排出される方向(図7(a)
中、Dで示す下向き)に対して、コア部120を通過す
る空気流れの下流側(図7(a)中、左向き)に傾斜す
るように設けられている。本実施形態では、具体的にこ
の傾斜角度αを60度と設定している。
【0044】これにより、導風板320が排出空気を本
来の空気流れ下流側に向くように排出させ、コア部12
0での逆流防止に加えて、凝縮器110の外側を通って
空気が逆流するのを抑えるので、熱交換性能の低下を更
に防止できる。
【0045】補足説明するならば、本実施形態の冷媒凝
縮器100が車両に搭載された状態では、冷媒凝縮器1
00の下側と地面との間で、開口部480が冷媒凝縮器
100の空気上流側と連通する形となっており、走行風
が無い場合(アイドリング時)に、背圧により空気の逆
流が発生するが、導風板320によりそれが防止できる
訳である。
【0046】また、導風板320をゴム材より形成して
いるので、構造体441、450外部の干渉物との干渉
(例えば、地面からの突出物との干渉)が生じるような
場合でも、導風板320が塑性変形することが無いの
で、逆流空気の防止を維持できる。
【0047】尚、導風板320は、上記のようなネット
330に固定されるものに限らず、凝縮器110に直に
固定するようにしても良い。送風機200が凝縮器11
0の空気流れ下流側に設けられる吸込み式送風機の場合
であれば、この送風機に導風板320を固定するように
しても良い。
【0048】更に、導風板320をゴム材より形成する
ようにしたが、例えば車両搭載時に地面からの距離が充
分確保できるようであれば、樹脂材や、金属材(特に鉄
板材)等で形成するようにしても良い。これにより、更
に安価に対応できる。
【0049】(その他の実施形態)本実施形態では自動
車用空気調和装置の冷凍サイクルに組込んだものとして
説明したが、他の車両、船舶等の冷凍サイクルに用いて
もよく、また家庭や工場等の定置式の冷凍サイクルに用
いてもよい。特に送風空気の下流側の背圧の高い場合に
用いるとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷媒凝縮器の車両搭載状態を示す
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の冷媒凝縮器全体を示す
正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の冷媒凝縮器全体を示す
分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態のシールパッキンを凝縮
器に装着した状態を示す(a)は正面図、(b)はA−
A部の断面図である。
【図5】第1実施形態の変形例1として、シールパッキ
ンを凝縮器に装着した状態を示す(a)は正面図、
(b)はC−C部の断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態のシュラウド外周端部を
示す(a)は正面図、(b)はB−B部の断面図であ
る。
【図7】本発明の第3実施形態における(a)は冷媒凝
縮器の車両搭載状態を示す側面図、(b)は導風板を示
す正面図である。
【図8】従来技術の冷媒凝縮器全体を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
100 冷媒凝縮器 101 非密閉部(導風部で覆われていない部分) 110 凝縮器 120 コア部 150、151、152、153 取付けブラケット
(取付け部) 200 送風機 210 シュラウド 211 導風部 220 冷却ファン 300、310 シールパッキン(シール部材) 320 導風板 441 縦壁(構造体) 450 泥よけ板(構造体) 480 開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流れ下流側の背圧が高い構造体(4
    41、450)に搭載される冷媒凝縮器であって、 冷媒を凝縮液化するコア部(120)側に張出すように
    複数の取付け部(150、151、152、153)が
    設けられた凝縮器(110)と、 空気流れを発生させる冷却ファン(220)、この冷却
    ファン(220)および前記コア部(120)間の空気
    流れを導く導風部(211)が、前記複数の取付け部
    (150、151、152、153)を避けるように形
    成された送風機(200)とを有し、 前記取付け部(150、151、152、153)に前
    記送風機(200)が固定されて成る冷媒凝縮器におい
    て、 前記コア部(120)の前記導風部(211)で覆われ
    ていない部分(101)は、シール部材(300、31
    0)で塞がれるようにしたことを特徴とする冷媒凝縮
    器。
  2. 【請求項2】 前記シール部材(300、310)は、
    前記コア部(120)の前記送風機(200)側に設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒凝縮器。
  3. 【請求項3】 前記導風部(211)は樹脂材で形成さ
    れ、 前記シール部材(300、301)は、前記導風部(2
    11)と一体に設けられたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の冷媒凝縮器。
  4. 【請求項4】 前記凝縮器(110)と前記構造体(4
    41、450)との間に、空気が排出される開口部(4
    80)が形成されており、 前記凝縮器(110)の前記開口部(480)近傍に
    は、空気排出方向に対して前記コア部(120)を通過
    する空気流れ下流側に傾斜する導風板(320)が設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒凝縮器。
  5. 【請求項5】 前記導風板(320)は、ゴム材より形
    成されることを特徴とする請求項4に記載の冷媒凝縮
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208622A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社Soken 熱交換モジュール
JP2019004815A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 株式会社クボタ コンバイン

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