JP2002058669A - 長尺ccdセンサー、及び、パノラマx線撮影装置 - Google Patents

長尺ccdセンサー、及び、パノラマx線撮影装置

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JP2002058669A
JP2002058669A JP2001172021A JP2001172021A JP2002058669A JP 2002058669 A JP2002058669 A JP 2002058669A JP 2001172021 A JP2001172021 A JP 2001172021A JP 2001172021 A JP2001172021 A JP 2001172021A JP 2002058669 A JP2002058669 A JP 2002058669A
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Toshiyoshi Yamamoto
敏義 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯科用X線診断装置においてカセッテの入れ
替えによりフィルムを使用した撮影とCCDセンサーを
使用した撮影の切り替えを容易に行えるパノラマX線撮
影装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 CCDセンサーを前記カセッテ装着部の
有する二次スリットに沿って縦一列に並べかつ前記X線
発生部から前記カセッテ装置部を見てその奥行き方向に
同一の状態に傾けかつ上下に隣接するCCDセンサーの
有効画素部が前記X線発生部から前記カセッテ装着部を
見て奥行き方向に前後に重なるように配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパノラマX線撮影の
ための歯科用X線診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パノラマX線撮影装置の先行技術として
は、特開昭57−166144号公報にCCDなどを含
むX線イメージセンサーを利用し電気的な画像処理を行
って画面表示する先行技術が記されている。
【0003】また、実公平4−48169号公報、特開
平8−215191号公報には撮影中順次クロック周波
数を変化させながらCCDを駆動することでパノラマX
線撮影を行う先行技術が記されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−1661
44号公報、実公平4−48169号公報や特開平8−
215191号公報ではCCDを含むX線イメージセン
サーのみをX線画像受像手段とするよう記されており、
CCDを含むX線イメージセンサーの着脱可否や当該撮
影装置でのフィルムを使用した撮影の可否については記
されていない。実際の使用に関してはフィルムを使用し
た撮影の要求が皆無とは言えず、撮影者の選択によりC
CDを含むX線イメージセンサーを使用した撮影を行う
かフィルムを使用した撮影を行うかの切換が容易に行え
る必要があると考える。
【0005】また実公平4−48169号公報、特開平
8−215191号公報では順次クロック周波数を変化
させるCCD駆動方式を記しているが、駆動回路で実際
のパノラマX線撮影に必要な多くのクロック周波数を選
るには、最大クロック周波数と最小クロック周波数との
比が3対1程度となりかつ最大クロック周波数と最小ク
ロック周波数の間で少しずつ異なるクロック周波数が得
られるように多くのクロック周波数発生素子を用意して
おくか、一つのクロック発生素子を用意し最大クロック
周波数と最小クロック周波数との比が3対1程度となり
かつ最大クロック周波数と最小クロック周波数の間で少
しずつ異なるクロック周波数が得られるような分周回路
を持つ必要があり、実際に駆動回路を実現するのは大変
難しいものとなる。
【0006】また従来のパノラマX線撮影で用いられて
いるフィルムの寸法は横300mm縦150mmであ
り、CCDセンサーを使用したパノラマX線撮影装置で
フィルムを使用した際得られる画像と同サイズの画像を
得るには長さ150mm以上の長尺CCDセンサーを用
意しなくてはならないが一つのCCDセンサーで150
mmの長さを実現するのは製造上大変困難なものにな
る。
【0007】本発明は上記課題を考慮し、従来のパノラ
マX線撮影装置に多くの変更を要せずカセッテを入れ替
えることでフィルムを使用した撮影とCCDセンサーを
使用した撮影を容易に切り替えられるようにするもので
ある。
【0008】また、CCD駆動回路においてクロック周
波数を発するクロック周波数発信素子は一つとしクロッ
ク周波数を切り替えることなくパノラマX線撮影を行う
ことを可能にするものである。
【0009】またパノラマX線撮影用の長尺センサーを
容易に実現するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明第1の長尺CCDセンサーは、複数のCC
Dセンサーを前記カセッテ装着部の有する二次スリット
に沿って縦一列に並べかつ前記X線発生部から前記カセ
ッテ装着部を見てその奥行き方向に同一の状態に傾けか
つ上下に隣接するCCDセンサーの有効画素部が前記X
線発生部から前記カセッテ装着部を見て奥行き方向に前
後に重なるように配したものである。
【0011】一つないし複数のCCDセンサーを前記カ
セッテ装着部の有する二次スリットに沿って縦一列に並
べかつ前記X線発生部から前記カセッテ装着部を見てそ
の奥行き方向に一つおきに前後にずらしかつ上下に隣接
するCCDセンサーの有効画素部が前記X線発生部から
前記カセッテ装着部から見て奥行き方向に前後に重なる
ように配したものである。
【0012】上記の目的を達成するために、本発明第1
のパノラマX線撮影装置は、複数のCCDセンサーを前
記カセッテ装着部の有する二次スリットに沿って縦一列
に並べかつ前記X線発生部から前記カセッテ装着部を見
てその奥行き方向に同一の状態に傾けかつ上下に隣接す
るCCDセンサーの有効画素部が前記X線発生部から前
記カセッテ装着部を見て奥行き方向に前後に重なるよう
に配した長尺CCDセンサーを備えたものである。
【0013】また、本発明第2のパノラマX線撮影装置
は、一つないし複数のCCDセンサーを前記カセッテ装
着部の有する二次スリットに沿って縦一列に並べかつ前
記X線発生部から前記カセッテ装着部を見てその奥行き
方向に一つおきに前後にずらしかつ上下に隣接するCC
Dセンサーの有効画素部が前記X線発生部から前記カセ
ッテ装着部から見て奥行き方向に前後に重なるように配
した長尺CCDセンサーを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】上記のような構成のパノラマX線
撮影装置によりフィルムを使用した撮影とCCDセンサ
ーを使用した撮影の切換が容易に行える。
【0015】また簡易なCCDセンサーの構成と容易な
CCD駆動回路構成によりパノラマ断層X線撮影が実現
でき、またパノラマX線撮影用の長尺CCDセンサーを
容易に得ることができる。
【0016】以下本発明によるパノラマX線撮影装置の
実施の形態について図面を用いて説明する。
【0017】本発明によれば、任意の撮影対象物を用い
て撮影に関するタイミング情報を作成し用いることによ
り、容易にセンサーの駆動を制御することができる。
【0018】また、撮影対象物の撮影に関するタイミン
グ情報と一定の基準信号とを併せて用いることにより、
センサーの駆動信号制御をより一層容易に行なうことが
出来る。
【0019】以下本発明による撮影タイミング制御装置
及びX線撮影装置の実施の形態について、歯科用にパノ
ラマX線撮影装置を例にとって、図面を用いて説明す
る。
【0020】図1は第1の実施の形態を示すパノラマX
線撮影装置の構成ブロック図である。図1において1は
X線を発生させるX線発生部、2はCCDセンサーが挿
入されるセンサーカセッテを装着するカセッテ装着部、
3はCCDセンサーが挿入されるセンサーカセッテ、4
はCCDセンサー、5は基準信号及び駆動開始信号を発
信する動作管理部、6は対象歯列の撮影のためCCDセ
ンサーに駆動信号を発信する駆動信号制御回路、7はC
CDセンサーを駆動するタイミング情報を出力する駆動
タイミング情報出力部、8は撮影された画像情報の処理
を行うデータ処理回路、9は撮影された画像を表示する
表示手段である。
【0021】図2(a)、(b)、(c)は本発明に係
るパノラマX線撮影装置の概観を示すそれぞれ上面図、
側面図、上面図である。図2において、10はX線を照
射するX線照射部でX線発生装置が内蔵されている。1
1は被撮影者であり、被撮影者11はX線照射部10と
CCDセンサー4が挿入されたセンサーカセッテ3を装
着するカセッテ装着部に挟まれて位置している。12は
X線照射部とカセッテ装着部とを連結する旋回アームで
あり、支柱13によって旋回自在に支持されている。こ
のように構成されたパノラマX線撮影装置は、X線照射
部10より発せられたX線が被撮影者11を貫通しセン
サーカセッテ3に挿入されたCCDセンサーによって検
知されることによりX線撮影が行われるが、図2(c)
に示すように、旋回アーム12が支柱13に支持されつ
つ旋回することによりX線照射部も旋回し、パノラマ画
像を撮影することができる。
【0022】図3は、カセッテ装着部に装着される、セ
ンサーカセッテ3の形状並びに構成を示す斜視図であ
る。センサーカセッテ3は内部にCCDセンサー4を納
めたセンサーユニットを配し、その位置はセンサーカセ
ッテ3をカセッテ装着部2に装着したときX線発生部1
からカセッテ装着部2を見てセンサーカセッテ内部に配
されたCCDセンサー4の有効画素部がカセッテ装着部
2の有する二次スリットと重なるようにするものであ
る。
【0023】図4は本発明の実施の形態に用いられる長
尺CCDセンサーの第1の例を示す構成概略図である。
本実施の形態では基盤の外形で縦約27mm、横約21
mm、厚さ約4mmのCCDセンサーを用い、そのうち
有効画素の部分の大きさが縦約25mm、横約19mm
のインタライントランスファ型のCCDセンサーを7個
用いる。
【0024】各々のCCDセンサーをX線発生部1から
カセッテ装着部2を見て奥行き方向に鉛直方向に対して
約10度の傾きとなるように傾け、また上下に隣接する
CCDセンサーで有効画素部の重なりが1mmとなるよ
うに配する。これは、CCDセンサーが、基盤上にセン
サー部分の素子が載せられているため、センサー素子の
存在しない基板のみの部分では、照射されたX線は画像
として取り込むことが出来ないので、連続したパノラマ
撮影画像が得られないからである。
【0025】これにより長手方向約166mmの長さを
持つ長尺CCDセンサーが実現できる。なおCCDセン
サーの外形並びに有効画素部の大きさ、またCCDセン
サーを傾ける角度は本実施例に用いたものに限定される
ことはなく、複数のCCDセンサーにより構成される長
尺センサーがセンサーカセッテ3に納めることができる
ものであればよい。
【0026】また上下に隣接するCCDセンサーの有効
画素部の重なりは1mmに限定されるものではなく、X
線発生部1からCCDセンサー4を見たときに上下に隣
接するCCDセンサーの上部のCCDセンサーの有効画
素部下端と下部のCCDセンサーの有効画素上端との間
に隙間がなければよい。
【0027】図4は本発明の実施の形態に用いられる第
2の例による長尺CCDセンサーの構成概略図である。
【0028】本実施の態様では基盤の外形縦約27m
m、横約21mm、厚さ約4mmであり、そのうち有効
画素の部分の大きさが約25mm、横約19mmのイン
タライントランスファ型のCCDセンサーを7個用い
る。
【0029】7個のCCDセンサーのうち上から2つ
目、4つ目、6つ目をX線発生部1からカセッテ装着部
2を見て奥行き方向に約4.5mm下げ、また上下に隣
接するCCDセンサーで有効画素部の重なりが1mmと
なるように配する。これにより長手方向約169mmの
長さを持つ長尺CCDセンサーが実現できる。
【0030】なおCCDセンサーの外形並びに有効画素
部の大きさ、またCCDセンサーを傾ける角度は本実施
例に用いたものに限定されることはなく、複数のCCD
センサーにより構成される長尺センサーがセンサーカセ
ッテ3に納めることができるものであればよい。
【0031】また上下に隣接するCCDセンサーの有効
画素部の重なりは1mmに限定されるものではなく、X
線発生部1からCCDセンサー4を見たときに上下に隣
接するCCDセンサーの上部のCCDセンサーの有効画
素部下端と下部のCCDセンサーの有効画素上端との間
に隙間がなければよい。
【0032】以上のように構成されたパノラマX線撮影
装置について、以下撮影手順を説明する。
【0033】まず、センサーカセッテ3をカセッテ装着
部2に装着し、被撮影者11をX線照射部10とセンサ
ーカセッテ3との間に位置させる。
【0034】次に、撮影装置本体において撮影対象歯列
を選択し、駆動タイミング情報出力部7から駆動信号制
御回路6に撮影装置本体で選択された撮影対象歯列に応
じた駆動タイミング情報を送る。
【0035】駆動タイミング情報は図6に示す過程を経
て導出される。以下図の説明を行いつつ駆動タイミング
情報を導出する手順を説明する。
【0036】図6(a)は撮影装置本体において選択さ
れた撮影対象歯列に応じたフィルム送り速度V(t)の
変化を表すグラフであり、横軸を撮影開始からの経過時
間、縦軸を各時間におけるフィルム送り速度としてい
る。このグラフの曲線は、例えば歯科医が被撮影者11
の歯列を観察し、当該被撮影者の歯列に適合する任意の
曲線を複数のサンプルから選択することにより特定され
る。
【0037】図6(b)は図6(a)に示されるフィル
ム送り速度V(t)から、フィルムが撮影開始からある
距離を移動するのに要する時間を求めたものであり、横
軸を撮影開始からのフィルムの移動距離、縦軸を撮影開
始からの時間としている。
【0038】図6(c)は図6(b)の一部拡大図であ
り、図中aはセンサーカセッテ3内に装着した状態にお
けるCCDセンサー4の水平方向での画素の配置間隔で
あり、nは0以上の整数であり、tnはフィルムが撮影
開始より距離naを移動するまでに要した時間である。
【0039】tnを基準信号の発信間隔時間wで割った
ものをTn、tn+1を基準信号の発信間隔時間wで割った
ものをTn+1とし、Tn+1とTnの差を求め、求められた
差の小数第一位を四捨五入して整数wnを得る。0以上
の各nについて求めたWnを順次並べた数値列が前記撮
影対象歯列に応じた駆動タイミング情報となる。
【0040】図6(d)に横軸をn、縦軸を各nに対応
するWnの値としたグラフを示す。
【0041】次に、駆動信号制御回路6において駆動タ
イミング情報による送信タイミングの制御を行いながら
CCDセンサー4への駆動信号の送信を開始する。CC
Dセンサーの駆動について、図7を参照して説明する。
【0042】撮影動作管理部5において基準信号の発信
を開始し、この基準信号はカウンタ部17に入力され
る。また、撮影動作管理部5は駆動信号制御回路6に駆
動開始信号を送る。この駆動開始信号は駆動信号制御回
路6を初期化する信号で、この駆動開始信号を受取るこ
とによって、駆動信号制御回路6の動作が開始される。
【0043】撮影動作管理部5からの駆動開始信号によ
り参照レジスタ16が初期化され、最初の駆動タイミン
グ情報を書き込まれる。
【0044】駆動タイミング情報保持部14は一回の撮
影に必要な駆動タイミング情報を駆動タイミング情報出
力部7から受け取り保持する。上述したとおり、駆動タ
イミング情報は駆動信号送信部17が一連の駆動信号を
送信する間隔を表す数値の列である。
【0045】例えば、その数列は{1,5,4,3}の
ように表される。このタイミング情報は最初にCCDセ
ンサー4を駆動した後に、5回目のパルスが出るタイミ
ングでCCDセンサー4を駆動し、その次は、4回目の
パルスが出るタイミングでCCDセンサー4を駆動し、
最後にその後3回目のパルスが出るタイミングでCCD
センサー4を駆動することを意味している。
【0046】またデータ処理回路8から駆動信号制御回
路6に発信される撮影開始信号により次の駆動タイミン
グ情報を参照レジスタ15に書き込み、その後カウンタ
ー部16が駆動信号送信部17に駆動信号送信開始信号
を送る都度順次駆動タイミング情報を参照レジスタ15
に書き込む。
【0047】カウンター部16は撮影動作管理部5から
の駆動開始信号によりカウント数を0にセットし撮影動
作管理部5が一定間隔で発信する基準信号のカウントを
始める。また一つカウントする都度カウント数と参照レ
ジスタ15に書き込まれている値との比較を行い、カウ
ント数が参照レジスタ15に書き込まれている値と等し
くなったときに駆動信号送信回路17に駆動信号送信開
始信号を送り、同時にカウント数を0にリセットする。
【0048】参照レジスタ15に書き込まれている値と
カウンタ部17のカウント数とによって、駆動信号送信
部17から駆動信号が送信されるが、図8にこの駆動信
号を制御する、駆動信号制御信号の一例を示す。参照レ
ジスタ15に駆動タイミング情報として{1,5,4,
3}という数列が書き込まれていたとすると、最初にH
信号が発信され、その後5回目の発信のタイミングでH
信号が発信される。このH信号が駆動信号送信部17に
送信され、駆動信号送信部はこのH信号を受取ること
で、CCDセンサー4に一連の駆動信号を送信する。
【0049】また、駆動信号送信部13から送信される
駆動信号によって、CCDセンサー4においてフォトダ
イオードから垂直レジスタへの電荷の転送と垂直レジス
タ内での水平転送レジスタ方向に向かっての一段分の電
荷の転送と水平転送レジスタ内の電荷をデータ処理回路
8に送り出す動作がされる。
【0050】また、データ処理回路8は例えばX線照射
開始によるCCDセンサー4の出力する画像信号の変化
を検知したのち駆動信号制御回路6に撮影開始信号を送
る。この撮影信号はCCDセンサーによって検知された
画像情報をメモリに格納することを指示する信号であ
る。このメモリに格納された画像情報によって表示画像
の生成を行う。CCDセンサー4に駆動信号が送信され
た後は、CCDセンサー4からデータ処理回路8への画
像信号出力を開始する。
【0051】撮影終了後データ処理回路8により生成さ
れた表示画像を表示手段9に表示する。
【0052】本実施の形態によれば、一定のクロック周
波数をもとにした基準信号をカウントすることでCCD
センサー内部の電荷転送制御を行うことで、簡易な回路
構成で容易にパノラマX線撮影を実現できる。
【0053】また駆動タイミング情報を撮影対象歯列に
応じたフィルム送り速度から導出することで、フィルム
の移動とCCDの垂直転送レジスタ内での電荷の移動と
で同期がとれ容易に撮影対象歯列に応じたパノラマX線
撮影を行うことができる。
【0054】以上の説明から明らかなように本実施の形
態のパノラマX線撮影装置によればカセッテ装着部に随
時着脱可能なセンサーカセッテを備え、センサーカセッ
テ内にCCDセンサーを配することで、フィルムを使用
した撮影とCCDセンサーを使用した撮影を容易に切り
替えられる。
【0055】また、小型のCCDセンサーを複数組み合
わせることで容易にパノラマX線撮影用の長尺CCDセ
ンサーが実現できる。
【0056】また一定のクロック周波数をもとにした基
準信号をカウントすることでCCDセンサー内部の電荷
転送制御を行うことで、簡易な回路構成で容易にパノラ
マX線撮影を実現できる。
【0057】また駆動タイミング情報を撮影対象歯列に
応じたフィルム送り速度から導出することで、フィルム
の移動とCCDの垂直転送レジスタ内での電荷の移動と
で同期がとれ容易に撮影対象歯列に応じたパノラマX線
撮影を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
長尺CCDセンサーによれば、小型のCCDセンサーを
複数組み合わせることで容易にパノラマX線撮影用の長
尺CCDセンサーが実現できる。
【0059】また、本発明のパノラマX線撮影用長尺セ
ンサーによれば、駆動タイミング情報を撮影対象歯列に
応じたフィルム送り速度から導出することで、フィルム
の移動とCCDの垂直転送レジスタ内での電荷の移動と
で同期がとれ容易に撮影対象歯列に応じたパノラマX線
撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパノラマX線撮影
装置の機能ブロック図
【図2】(a)本発明に係るパノラマX線撮影装置の概
観を示すそれぞれ上面図 (b)本発明に係るパノラマX線撮影装置の概観を示す
それぞれ側面図 (c)本発明に係るパノラマX線撮影装置の概観を示す
それぞれ上面図
【図3】本発明の一実施の形態に係る、センサカセッテ
の外観斜視図
【図4】本発明の一実施の形態に係る、長尺センサの説
明図
【図5】本発明の他の実施の形態に係る長尺センサの説
明図
【図6】(a)本発明の一実施の形態における時間とフ
ィルム送り速度の関係を示す特性図 (b)本発明の一実施の形態におけるフィルムが撮影開
始からある距離移動するのに要する時間との関係を示す
特性図 (c)本発明の一実施の形態におけるフィルムが撮影開
始からある距離移動するのに要する時間との関係を示し
その一部を拡大した特性図 (d)本発明の一実施の形態の特性図
【図7】本発明の一実施の形態を示すCCDの駆動制御
を行なう回路の機能ブロック図
【図8】本発明の一実施の形態におけるCCDの駆動信
号制御信号をしめすタイムチャート
【符号の説明】
1 X線発生部 2 カセッテ装着部 3 センサーカセッテ 4 CCDセンサー 5 撮影動作管理部 6 駆動信号制御回路 7 駆動タイミング情報出力部 8 データ処理回路 9 表示装置 10 駆動タイミング情報保持部 11 参照レジスタ 12 カウンター部 13 駆動信号送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 祐二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H013 AA16 AC11 CZ01 2H059 BA07 BA11 4C093 AA12 CA50 DA05 EB04 EB13 EB16 EB17 EB18 EC15 EC28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCCDセンサーを前記カセッテ装
    着部の有する二次スリットに沿って縦一列に並べかつ前
    記X線発生部から前記カセッテ装着部を見てその奥行き
    方向に同一の状態に傾けかつ上下に隣接するCCDセン
    サーの有効画素部が前記X線発生部から前記カセッテ装
    着部を見て奥行き方向に前後に重なるように配した長尺
    CCDセンサー。
  2. 【請求項2】 一つないし複数のCCDセンサーを前記
    カセッテ装着部の有する二次スリットに沿って縦一列に
    並べかつ前記X線発生部から前記カセッテ装着部を見て
    その奥行き方向に一つおきに前後にずらしかつ上下に隣
    接するCCDセンサーの有効画素部が前記X線発生部か
    ら前記カセッテ装着部から見て奥行き方向に前後に重な
    るように配した長尺CCDセンサー。
  3. 【請求項3】 複数のCCDセンサーを前記カセッテ装
    着部の有する二次スリットに沿って縦一列に並べかつ前
    記X線発生部から前記カセッテ装着部を見てその奥行き
    方向に同一の状態に傾けかつ上下に隣接するCCDセン
    サーの有効画素部が前記X線発生部から前記カセッテ装
    着部を見て奥行き方向に前後に重なるように配した長尺
    CCDセンサーを備えたパノラマX線撮影装置。
  4. 【請求項4】 一つないし複数のCCDセンサーを前記
    カセッテ装着部の有する二次スリットに沿って縦一列に
    並べかつ前記X線発生部から前記カセッテ装着部を見て
    その奥行き方向に一つおきに前後にずらしかつ上下に隣
    接するCCDセンサーの有効画素部が前記X線発生部か
    ら前記カセッテ装着部から見て奥行き方向に前後に重な
    るように配した長尺CCDセンサーを備えたパノラマX
    線撮影装置。
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