JP2787169B2 - デジタルパノラマx線撮影装置 - Google Patents

デジタルパノラマx線撮影装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、任意の曲面断層軌道上の情報を2次元の
パノラマ画像として得る装置に関するものであり、人体
の歯列弓を撮影する歯科診断用のパノラマX線撮影装置
のほか、人体の他の部分の断層撮影装置あるいは各種物
体の非破壊検査のための断層撮影装置としても利用でき
るものである。
<従来の技術> この種の装置としてはフィルムを使用する歯科用パノ
ラマX線撮影装置がよく知られている。この装置は、患
者の歯列弓を挾んで対向配置されたX線源とフィルムと
を所定の比率で相対運動させ、歯列弓を透過したX線に
より歯列弓のX線像をパノラマ画像としてフィルム上に
形成するものである。またこの種の装置はフィルムを用
いた写真技術に起因する種々の問題点があるため、本出
願人はこれを解決することを主目的としてフィルムを用
いず、透過X線の像を電気的に処理して所望のパノラマ
画像を得る装置を先に提案している(例えば特公平2−
29329号公報参照)。
<発明が解決しようとする課題> 従来の撮影方式においてパノラマ画像が得られる断層
面は、垂直に立てられた平面の左右両縁を引き寄せて湾
曲させたような筒面状の形状となっている。これはこの
種装置の原理から来る必然的な結果であり、通常の歯列
弓に関しては特に大きな問題は生じない。しかし、前歯
部では断層域が狭いため、歯軸傾斜が著しいいわゆる出
っ歯の患者の場合には一つの断層面に根尖部から歯冠部
までのすべてを含ませることができず、前歯部が部分的
にぼけたパノラマ画像しか得られない。このため、前歯
部についての診断の場合には断層面を少し前後させて再
撮影する必要が生ずることもあり、撮影の手数が増える
と共に、患者のX線被曝線量が大きくなる等の問題があ
った。
この発明はこのような従来技術における問題点を解決
し、撮影は1回でよく、その後で任意の断層面について
パノラマ画像を得ることができ、しかも傾斜した歯軸を
含む断層面のように通常の筒面状断層面を斜めに横切る
形状の断層面のパノラマ画像を得ることのできるデジタ
ルパノラマX線撮影装置を提供することを目的としてな
されたものである。
<課題を解決するための手段> 上述の目的を達成するために、この発明の装置は、被
写体を挾んで対向配置されたX線源と被写体を透過した
X線の像を検出するX線像検出部とを上記被写体の周り
に一体的に旋回させる旋回手段と、上記X線像検出部で
得られた画像情報をフレーム画像として逐次記憶する像
記憶手段と、上記像記憶手段から所定の時間間隔で画像
情報を順次取り出し、連続する画像情報中を像が移動す
る方向に関して各画像情報を所定距離ずつシフトさせな
がら加算することにより、各画像情報の取り出し間隔と
シフト量に対応して任意の筒面状断層面上の像のパノラ
マ画像をデジタル処理によって形成する画像処理手段、
とを備えている。そして上記画像処理手段が、微小間隔
で重なる複数の筒面状断層面について得られる各パノラ
マ画像から所定位置の画像を部分画像としてそれぞれ選
択し、これらの部分画像を合成することにより上記複数
の筒面状断層面を斜めに横切る形状の断層面(以下、傾
斜断層面と記す)上の像に対応するパノラマ画像を得る
ように構成されている。
上記の傾斜断層面の例としては球面状あるいはこれに
準ずる形状のものが挙げられる。
また複数の筒面状断層面のうち、傾斜断層面と交わる
最も内側と最も外側の断層面を、連続する画像情報中を
対象とする像が移動する速度によってそれぞれ検出し、
この結果に応じて各パノラマ画像から選択する部分画像
の位置を決定するようにしている。
<作用> 1回の撮影で像記憶手段に記憶されるフレーム画像に
は、X線の経路中に存在する物体に関する情報がすべて
含まれている。そしてこの発明の装置によれば、パノラ
マ画像が形成される断層面は、像記憶手段から取り出さ
れる画像情報の取り出し間隔と各画像情報を加算する時
に位置をずらせるシフト量によって決まり、この取り出
し間隔とシフト量とは撮影後に設定できるので、含まれ
ている情報を活用して対象とする断層面を任意に選定す
ることができる。そこで、微小間隔で重なる複数の筒面
状断層面についてそれぞれのパノラマ画像を求め、これ
らから傾斜断層面上に位置する画像を部分画像としてそ
れぞれ選択し、これらの部分画像を合成して連続した画
像を構築することにより、傾斜断層面に対応するパノラ
マ画像が得られる。
上記の傾斜断層面を球面状あるいはこれに準ずる形状
とすることにより、歯科用のパノラマX線撮影装置にお
いて前歯部の歯軸に合わせて傾斜した断層面を選定する
ことが可能となり、根尖部から歯冠部までの前歯部の全
体に焦点の合ったパノラマ画像が得られる。
また、傾斜断層面と交わる最も内側と最も外側の筒面
状断層面を、連続する画像情報中を対象とする像が移動
する速度によってそれぞれ検出し、この結果に応じて各
パノラマ画像から選択する部分画像の位置を決定するこ
とにより、事前に傾斜断層面の傾斜角度を例えば横から
撮影したX線写真によって測定するような必要がなくな
る。
<実施例> 次に、図示の一実施例について説明する。
第1図はこの発明の装置の基本的な実施例のブロック
図であり、1は被写体、2はX線源、3はX線像検出
部、4は旋回装置である。X線源2から出力されるX線
は原理的にはコーンビーム状のものでもよいが、被写体
1の被曝線量を低減するためにはスリットビーム状とす
ることが必要であり、この実施例ではX線源2は従来の
装置と同様にスリットビーム状のX線を出力するように
構成されている。X線像検出部3は被写体1を透過した
X線の像を一定の面積を持つフレーム画像としての電気
信号に変換するもので、X線イメージセンサとして周知
の各種装置が使用可能であり、例えばX線を可視光線に
変換する蛍光板と蛍光板上の画像をSIT(Silicon Inten
sified tube)等を用いて撮影する高感度カメラのほ
か、X線CCDセンサ、X線蛍光倍増管など、各種のもの
が用いられる。旋回装置4はX線源2とX線像検出部3
とを被写体1の周りに一体的に旋回させるもので、従来
から周知のパノラマX線撮影装置におけるものと同様な
ものが使用可能である。
5は像記憶手段であって、X線像検出部3で得られた
画像情報の電気信号を連続的に記憶するために、例えば
VTR、光ディスクのようなビデオ信号記録装置や大容量
のDRAMのような半導体記憶素子が使用される。また6は
コンピュータであり、この発明の中心となる画像処理手
段であると共に制御装置として装置全体の動作をコント
ロールする。7はコンピュータ6での画像処理によって
得られたパノラマ画像を記憶するフレームメモリ、8は
パノラマ画像を可視像として出力する出力部であり、こ
の出力部8としてはCRTディスプレイや液晶パネルのよ
うな画像表示装置、あるいは画像のハードコピーを出力
するプリンタ等の出力装置が用いられる。
第2図は装置の基本的な動作の手順を示したフローチ
ャートである。
まず旋回装置4を駆動しながらX線源2からX線を照
射し、被写体1を透過したX線をX線像検出部3で受
け、得られたX線の画像情報をフレーム画像の電気信号
に変換する。この電気信号としては例えばテレビのビデ
オ信号と同じ信号形式が採用され、1秒当たり30枚の割
合で像記憶手段5に連続的に記録される(ステップS
1)。このフレーム画像はX線のスリットビームに対応
した縦長のスリット像となっており、例えば30秒で被写
体1の周りを半周させれば900枚の一連のフレーム画像
が得られる。なお、フレーム画像は上述のビデオ信号の
ような連続信号でなく、短い周期で間歇的に撮影してこ
れを電気信号に変換したものであってもよい。
次に、像記憶手段5に連続的に記録されている一連の
フレーム画像から、或る時間間隔で並ぶフレーム画像を
選択的に取り出すための取り出し間隔と、取り出した各
フレーム画像をスリット像の幅方向に所定距離ずつ位置
をずらせながら加算するための距離すなわちシフト量と
を選定し(ステップS2)、この取り出し間隔で該当する
フレーム画像をデジタル信号の形で順次取り出し、選定
したシフト量に従って位置をずらせながら加算処理を行
う(ステップS3)。この時の取り出し間隔とシフト量と
は任意に選定することができ、これに対応して或る特定
の断層面のパノラマ画像が上記の加算処理によって得ら
れる。そこでこれをフレームメモリ7に記憶させ、必要
に応じてこのパノラマ画像を出力部8で表示し、あるい
はハードコピーとして出力するものである(ステップS
4)。S1′、S3′及びS4′は、各ステップにおいて得ら
れる画像の概略を例示したものである。
上記の取り出し間隔とシフト量に応じて特定の断面層
のパノラマ画像が得られることは、従来のフィルム式の
パノラマX線撮影装置において、X線源とフィルムとを
所定の比率で相対運動させることにより特定の断層面の
パノラマ画像が得られることと原理的には同じである
が、この発明では撮影後に取り出し間隔とシフト量を選
定することによって任意の断層面を対象としてそのパノ
ラマ画像を適宜形成できる点が異なっている。
第3図はこれを説明したものである。すなわち、X線
ビーム11が旋回中心12の周りを時計方向に回転している
とすると、或る断層面Aにある物体の像はX線ビーム11
と共に旋回しているX線像検出部3のX線検出面3aに投
影され、X線検出面3a上を撮像装置3b側から見て左から
右に横切る。同じく別の断層面A′にある物体の像もX
線検出面3aに投影されて同方向に横切るが、旋回中心12
からの距離が遠いため横切る時の移動速度は断層面Aの
像よりも速くなる。従って、これらの像の移動速度に応
じて取り出し間隔とシフト量を選定すれば、これに同期
した断層面AまたはA′上の物体のパノラマ画像が形成
されるのである。
ここで、取り出し間隔とシフト量が一定であれば断層
面の湾曲形状は第3図のように円弧状となるが、取り出
し間隔とシフト量は一つの処理について一定である必要
はなく、X線ビームの旋回中心の移動と関連させながら
変化させれば、曲率の異なる複数個の面で構成される任
意の断層面を選定することができる。
次に、傾斜断層面に対応するパノラマ画像を得る手順
を、歯科用のパノラマX線撮影装置における例について
第4図と第5図により説明する。第4図は手順のフロー
チャート、第5図は画像処理の説明図であり、第5図に
おいて断層面Cは臼歯部を含む筒面状の基準断層面、C1
は傾斜した前歯部15を含んで断層面Cから前方にほぼ球
面状に突出した傾斜断層面、D1,D2……,D4は断層面Cに
隣接する筒面状断層面、C′は断層面Cに対応したパノ
ラマ画像、D1′,D2′……,D4′は断層面D1,D2……,D4
対応したパノラマ画像の部分画像である。
まず、第2図で述べた手順により被写体である歯列弓
の透過X線の画像を撮影し、一連のフレーム画像を再生
して、第5図の断層面Cに対応する取り出し間隔とシフ
ト量を選定する(ステップS11)。再生された画像中に
は不鮮明な状態ではあるがX線が透過した各物体の像が
映っており、対象とする像の移動速度を知ることができ
るから、ここでは断層面C上にある歯の像の速度を計測
すれば断層面Cのパノラマ画像を得るには取り出し間隔
とシフト量をいくらに選定すればよいかを容易に計算す
ることができる。選定された取り出し間隔とシフト量は
キーボードなどの入力装置6aからコンピュータ6に入力
される。
続いて、断層面D1,D2……,D4のうち、断層面C1と交わ
る最も内側と外側の断面層(この例ではD1とD4)に対応
する取り出し間隔とシフト量を選定する(ステップS1
2)。この選定は、再生された画像中を前歯部15の根尖
部と歯冠部の像が移動する速度を計測することによっ
て、上述の断面層Cに関する場合と同じ要領で行うこと
ができる。なお、根尖部と歯冠部とはX線ビームの旋回
中心に対する位置が異なるため、再生画像中を異なる速
度で移動する。
次に、以上で選定された取り出し間隔とシフト量に基
づいて各断層面のパノラマ画像をコンピュータ6で演算
し、断層面D1,D2……,D4が断層面C1と交わる位置におけ
る各パノラマ画像の部分画像D1′,D2′……,D4′と、こ
の各部分画像を断層面Cのパノラマ画像から取り除いた
部分画像C′を求める(ステップS13)。そして、第5
図の(b)に示すように部分画像C′に、各部分画像
D1′,D2′……,D4′を嵌め込んで合成することにより、
これらが一体となったパノラマ画像が得られる(ステッ
プS14)。(c)はこうして形成されたパノラマ画像の
例を示したものである。
実施例の断層面C1は断層面Cからほぼ球面状に突出し
た形状であるが、用途や必要性に応じて球面状以外の凹
凸のある面を対象として断層面を選定することも可能で
ある。各断層面D1,D2……は実際には必要な分解能が得
られるように微小間隔で数多く設定され、また断層面C1
とCの連結部は急な折れ曲がりのないようにプログラム
される。
なお、断層面D1では根尖部に焦点が合っているので他
の断層面よりも根尖部のコントラストが最もよく、また
断層面D4では歯冠部のコントラストが最もよくなる。従
って、このコントラストの良否で断層面D1とD4を自動的
に検出することも可能である。また断層面D1,D4が決定
してその部分画像の位置が分かれば、その間の断層面の
部分画像の位置は直線補完法を用いて近似的に決定する
ような処理も可能である。
なお、この発明は歯科用のパノラマX線撮影装置の改
良研究によってなされたものであるため、以上の説明は
歯列弓のパノラマ画像を得るための処理を中心としたも
のとなっているが、前述したようにこの発明は人体の他
の部分の断層撮影装置や、各種物体の非破壊検査用の断
層撮影装置など、他の分野にも利用できるものである。
<発明の効果> 上述の実施例から明らかなように、この発明は被写体
の透過X線像をフレーム画像として記憶した後、画像情
報の取り出し間隔とシフト量を適宜選定して任意の筒面
状断層面上の像のパノラマ画像をデジタル処理によって
形成できるようにし、この複数の筒面状断層面を斜めに
横切る形状の断層面上の像に対応するパノラマ画像を得
るように構成したものである。
従って、撮影後に所望の断層面のパノラマ画像を得る
ことができ、1回の撮影で得られた各種の情報が捨てら
れずに有効に利用されるので撮影に要する手数が少なく
なり、また球面状など、従来の装置では不可能であった
形状の断層面を選定してそのパノラマ画像を得ることが
でき、例えば実施例のように傾斜した前歯部でも鮮明に
再現することが可能となって臨床価値の高い装置を実現
することができる。
また、傾斜断層面と交わる最も内側と最も外側の筒面
状断層面を、連続する画像情報中を対象とする像が移動
する速度によってそれぞれ検出し、この結果に応じて各
パノラマ画像から選択する部分画像の位置を決定するよ
うにしたものでは、事前に傾斜断層面の傾斜角度を測定
しておく必要がなく、処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の一実施例のブロック図、第2
図は装置の動作手順を示したフローチャート、第3図は
断層面の選定に関する説明図、第4図は歯科用のパノラ
マX線撮影装置において傾斜断層面のパノラマ画像を得
る手順のフローチャート、第5図はその動作の説明図で
ある。 1……被写体、2……X線源、3……X線像検出部、4
……旋回装置、5……像記憶手段、6……コンピュー
タ、7……フレームメモリ、11……X線ビーム、12……
旋回中心、15……前歯部、A,A′……断層面、C……基
準断層面、C1……傾斜断層面、D1,D2……,D4……筒面状
断層面、C′,D1′,D2′……,D4′……パノラマ画像の
部分画像。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217942(JP,A) 特開 昭56−57436(JP,A) 特開 昭57−25837(JP,A) 特開 平2−84942(JP,A) 実開 昭63−140906(JP,U) 特公 平2−29329(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を挾んで対向配置されたX線源と被
    写体を透過したX線の像を検出するX線像検出部とを上
    記被写体の周りに一体的に旋回させる旋回手段と、 上記X線像検出部で得られた画像情報をフレーム画像と
    して逐次記憶する像記憶手段と、 上記像記憶手段から所定の時間間隔で画像情報を順次取
    り出し、連続する画像情報中を像が移動する方向に関し
    て各画像情報を所定距離ずつシフトさせながら加算する
    ことにより、各画像情報の取り出し間隔とシフト量に対
    応して任意の筒面状断層面上の像のパノラマ画像をデジ
    タル処理によって形成する画像処理手段、とを備えてお
    り、 且つ上記画像処理手段が、微小間隔で重なる複数の筒面
    状断層面について得られる各パノラマ画像から所定位置
    の画像を部分画像としてそれぞれ選択し、これらの部分
    画像を合成することにより上記複数の筒面状断層面を斜
    めに横切る形状の断層面上の像に対応するパノラマ画像
    を得るように構成されていることを特徴とするデジタル
    パノラマX線撮影装置。
  2. 【請求項2】複数の筒面状断層面を斜めに横切る形状の
    断層面が球面状あるいはこれに準ずる形状のものである
    請求項1記載のデジタルパノラマX線撮影装置。
  3. 【請求項3】複数の筒面状断層面のうち、斜めに横切る
    形状の断層面と交わる最も内側と最も外側の断層面を、
    連続する画像情報中を対象とする像が移動する速度によ
    ってそれぞれ検出し、この結果に応じて各パノラマ画像
    から選択する部分画像の位置を決定するようにした請求
    項1記載のデジタルパノラマX線撮影装置。
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