JP2684666B2 - 立体x線像による歯科用診断装置 - Google Patents

立体x線像による歯科用診断装置

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JP2684666B2
JP2684666B2 JP63025650A JP2565088A JP2684666B2 JP 2684666 B2 JP2684666 B2 JP 2684666B2 JP 63025650 A JP63025650 A JP 63025650A JP 2565088 A JP2565088 A JP 2565088A JP 2684666 B2 JP2684666 B2 JP 2684666B2
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敏夫 荒井
集亮 木村
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、X線像による歯科用診断装置に関し、特に
立体X線像による歯牙等の位置、方向関係の確認を容易
にし、かつ被曝量の軽減を図った立体X線像による歯科
用診断装置に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 従来、X線を利用した歯牙診断においては、口腔内の
歯牙裏面に一枚のX線フィルムを指先で支持当接し、そ
れに口腔外に配置されたX線発生管からX線を照射する
ことによって、歯牙X線像フィルムを得、それを観察し
て歯牙の損傷、異常状態等を診断することが一般に実施
されている。
しかしながら、そうした場合の歯牙等の損傷、異常状
態の診断に当たっては、X線フィルムに撮影された像
は、平面的に表示されたものであるため、例えば複数歯
が相互にどのような配置状態になっているのかあるいは
歯根がどのような方向に延びているのか等の3次元的位
置関係が把握し難く、治療に誤りを生じたりする問題が
あった。
また、必要照射X線量も少ないものではなく、患者と
術者に対する被曝量も問題となっていた。
そこで本発明者は、歯牙の3次元的配列状態を適確に
看取すべく立体X線撮影を試み、種々研究を重ねたが、
その撮影に際しては、指先で口腔内にフイルムを支持
するため、「ぶれ」が生じることと、一台のX線発生
管を移動させて被写体に対し左右から一定角度と一定距
離に位置を定める過程において、「ずれ」が生ずるこ
と、のため鮮明なX線立体像が得られないといった撮影
上の問題に直面した。また、その作業は長時間と多大な
労力を要し、容易なものでないことを知った。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するためになされたもの
で、歯牙の形状の異常等を容易かつ適確に診断でき、ま
たX線被曝量の軽減を図った歯科用X線診断装置を提供
するものである。
患者の口腔外に配置される立体X線像撮影用の左右一
対のX線発生管と、2)前記一対のX線発生管の出力を
時分割する切換装置と、3)患者の口腔内に配置される
X線蛍光板と該X線蛍光板上の発光画像を写し出すため
のミラーとからなるX線像受像部と、該受像部に接続さ
れる前部にレンズを嵌挿した鏡筒とイメージインテシフ
ァイアとテレビカメラヘッドとを一体構造として構成し
た歯牙X線像撮影テレビカメラ装置と、4)前記テレビ
カメラ装置により撮像された左右映像のメモリと、5)
立体映像を構成するように所要の左右映像を前記メモリ
から選択表示する立体X線像観察装置とからなることを
特徴とする立体X線像による歯科用診断装置。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
第1図は本発明の立体X線装置とX線像撮影テレビカ
メラ装置の配置概略図、第2図はX線像撮影テレビカメ
ラ装置の概略断面図、及び第3図は立体X線像観察装置
のブロック図を各々示す。
まず、第1図に図示するごとく、患者Kの所要箇所の
歯牙Tの裏面に、X線像撮影テレビカメラ装置TXの先方
の蛍光板部1を当接すると共に、患者口腔外には前記蛍
光板部1に対して、歯牙Tの立体像を結像するように左
右一対の立体X線発生管A,Bを配置せしめる。
前記立体X線発生管A,Bには、左側X線発生管Aと右
側X線発生管BのX線出力を経時的に切換える切換器C
と切換えの時間とX線出力強度を設定する切換設定器D
及び電源Eが夫々接続されている。
また、X線管A及びBは、患者Kの口腔内歯牙の裏面
に当接したX線蛍光板1に対して、一台のステレオ雲台
にほぼ人間の目の間隔に並べて設置されている。
そして、X線発生管A,Bから照射されるX線が交叉す
る位置、即ち左右から見た被写体が結像する位置に設定
されたX線蛍光板1には左右一対の画像が移し出され
る。このための手段としては、照射電源Eを切換設定器
D及び切換器CによりX線管A及びBを交互に切り替え
ることによる。
このようにして、歯牙立体X線像の原画が得られる。
次ぎに得られた原画像は、第2図図示のX線像撮影テ
レビカメラ装置TX内のミラー2により90度方向変換され
る。この歯牙像をレンズ3a,3bによって所要の大きさに
縮小した後平行画像となし、特定光路長を有する鏡筒4
を通して画像をイメージインテンシファイア5に供給す
る。レンズ3a,3bを設けたことにより、鏡筒4の直径を
縮小することができ、鏡筒4部の口腔内挿入を容易なも
のとしている。
なおイメージインテンシファイア5により、後接する
固体撮像テレビカメラヘッド6の撮像感度までX線像が
増強される。
その後、当該画像は個体撮像テレビカメラヘッド6の
撮像面に結像され電気信号に変換されて接続ケーブルに
よりテレビカメラ制御装置7(第3図参照)に送られ
る。
上記X線像撮影テレビカメラ装置TXは、患者の口腔内
に配置されるX線蛍光板1とミラー2とからなるX線像
受像部と、該受像部に接続される鏡筒4とイメージイン
テンシファイア5とテレビカメラヘッド6とから構成さ
れている。そして、患者の口腔内に挿入されるX線像受
像部と一定長を有する鏡筒4は、小形軽量で口腔内のど
こにでも配置することができまた、加電圧を必要とする
イメージインテンシファイアを遠ざけている。なお、第
2図に示した本装置は防水加工及び絶縁処理がなされた
一体構造のもので、自在アームに取り付けることがで
き、所定位置に設定した後、固定する機能を有してい
る。
第3図において、テレビカメラ制御装置7からの映像
信号は、CRTモニター8で観測すると共にディスク等の
ビデオメモリー9に入力し蓄積される。立体像を得るに
は所要左右一対の歯牙像をビデオ画像検索設定装置10に
より任意に選出し、立体像観察装置に送出する。
立体像観察装置としては、公知の種々の装置が使用で
きるが、立体テレビ方式としては例えば偏光奉仕のもの
が挙げられる。
それは、第3図に図示するごとく、左右の像を表示す
る2つのR及びLのCRT(11、12)を用い各々のCRTの前
に偏光フィルター14を、偏光に直交するように配し、CR
Tに映し出された画像をハーフミラー13を介し左右偏光
軸の直交した偏光フィルター眼鏡15を用いて立体像を得
るものである。
(発明の効果) 以上の実施例の説明でも明らかなように、本発明装置
によれば、口腔内の立体的歯牙像等を簡易かつ鮮明に観
察できるため、容易に適確な歯牙等の診断をすることが
可能となる。また、テレビ撮像方式を採用したことによ
り、X線の露出時間を大幅に短縮でき、よってレントゲ
ン技師及び患者に対するX線の被曝量を軽減することが
できる。
さらに、各患者の歯牙像等はビデオメモリーに蓄積さ
れるため資料のファイリング及び再現が容易でありデー
ター整理の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の立体X線装置とX線像撮影テレビカメ
ラ装置の配置概略図、第2図はX線像撮影テレビカメラ
装置の概略断面図、及び第3図は立体X線像観察装置の
ブロック図を各々示す。 1:X線蛍光板 2:ミラー(平面反射鏡)、3a、3b:レンズ系 4:鏡筒、5:イメージインテンシファイア 6:固体撮像テレビカメラヘッド 7:テレビカメラ制御装置、8:CRTモニター 9:ビデオメモリー 10:ビデオ画像検索設定装置、11:R−CRT 12:L−CRT、13:ハーフミラー 14:偏光フィルター 15:直交偏光フィルター眼鏡 A:X線管、B:X線管、C:切替器 D:切換設定器、E:電源、K:患者、T:歯牙 TX:X線像撮影テレビカメラ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1)患者の口腔外に配置される立体X線像
    撮影用の左右一対のX線発生管と、2)前記一対のX線
    発生管の出力を時分割する切換装置と、3)患者の口腔
    内に配置されるX線蛍光板と該X線蛍光板上の発光画像
    を写し出すためのミラーとからなるX線像受像部と、該
    受像部に接続される前部にレンズを嵌挿した鏡筒とイメ
    ージインテシファイアとテレビカメラヘッドとを一体構
    造として構成した歯牙X線像撮影テレビカメラ装置と、
    4)前記テレビカメラ装置により撮像された左右映像の
    メモリと、5)立体映像を構成するように所要の左右映
    像を前記メモリから選択表示する立体X線像観察装置と
    からなることを特徴とする立体X線像による歯科用診断
    装置。
JP63025650A 1988-02-08 1988-02-08 立体x線像による歯科用診断装置 Expired - Lifetime JP2684666B2 (ja)

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JPH01201238A JPH01201238A (ja) 1989-08-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568679A (ja) * 1991-09-10 1993-03-23 Harutaka Yagi 歯列等のx線透視写像の連続立体化像再現方法
WO2012026065A1 (ja) * 2010-08-24 2012-03-01 株式会社ニックス 歯科用口腔内x線撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5013565U (ja) * 1973-06-02 1975-02-13
JPS60109607U (ja) * 1983-12-29 1985-07-25 株式会社島津製作所 歯科用立体x線テレビ装置

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