JP2002058198A - 動圧軸受モータ及びその製造方法 - Google Patents

動圧軸受モータ及びその製造方法

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Masayoshi Seichi
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Takehiko Yazawa
岳彦 矢沢
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来用いていたような治具を用いることな
く、ロータ組とステータ組との位置決めを、安価な設備
でしかも効率的に行うことを可能とする。 【解決手段】 モータフレーム21側の軸受ホルダー2
1bに対して、軸受組を構成している軸受スリーブ22
を装着した際に、その軸受スリーブ22とともに軸受組
を構成しているカウンタープレート25の図示下面が、
固定フレーム21側に設けられた軸受当接部21eに対
して軸方向に当接される。これによって、上記軸受スリ
ーブ22を含む軸受組が、軸方向の規定位置に位置決め
され、前述したステータ基準面21cと回転ハブ32の
ディスク搭載面32cとが高精度な位置関係に配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の潤滑流体の
動圧力によって、固定軸受部材に対して回転軸部材を回
転可能に支持する動圧軸受装置を備えた動圧軸受モータ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク、ポリゴンミラー、
光ディスク等の各種回転体を高速回転させるモータにお
いて、回転軸を動圧軸受装置により支持するようにした
動圧軸受モータに関しての提案が種々行われている。そ
のような動圧軸受装置を備えた動圧軸受モータにおいて
は、例えば図4に示されているように、記録媒体ディス
クを搭載する回転ハブ1が取り付けられた回転軸部材2
が、固定軸受部材としての軸受スリーブ3内に回転可能
に挿入されているとともに、上記回転軸部材2の外周側
に設けられた動圧面と、上記軸受スリーブ3の内周側に
設けられた動圧面とが半径方向に近接して対向配置され
て形成された所定の狭小隙間内に、空気やオイル等の潤
滑流体が注入されることによって、ラジアル動圧軸受部
RBが形成されている。また、上記回転軸部材2に嵌着
・固定されたスラストプレート4側に設けられた動圧面
と、上記軸受スリーブ3及びカウンタープレート5側の
動圧面とが、所定の狭小隙間を介して軸方向に近接して
対向するように配置されており、その狭小隙間内に空気
やオイル等の潤滑流体が注入されることによってスラス
ト動圧軸受部SBが構成されている。
【0003】そして、上記ラジアル動圧軸受部RB及び
スラスト動圧軸受部SBにおける両対向動圧面のうちの
少なくとも一方側に設けられた動圧発生用溝等の流体加
圧手段(図示省略)のポンピング作用によって潤滑流体
が加圧され、それにより生じさせられた動圧によって前
記回転軸部材2が、ラジアル方向及びスラスト方向にそ
れぞれ浮上した状態で回転支持されるようになってい
る。
【0004】このような構成の動圧軸受モータを組み立
てるにあたっては、まず、回転軸部材2に対して回転ハ
ブ1を固定しておき、必要な加工を施した軸受スリーブ
3の内部側に上記回転軸部材2を挿入し、その後に、回
転軸部材2の先端部分にスラストプレート4を嵌着す
る。ついで、上記スラストプレート4を軸受スリーブ3
との間に挟み込むようにして、カウンタープレート5を
上記軸受スリーブ3の開口部分に装着し、そのカウンタ
ープレート5と軸受スリーブ3との間の半径方向隙間
を、接着剤6等により封止して軸受組を構成しておく。
そして、潤滑流体としてオイルを用いる場合には、上記
軸受組のラジアル動圧軸受部RB及びスラスト動圧軸受
部SB内を脱気し、そのときの真空吸引力を利用して上
記各軸受内部側にオイルを充填する。軸受組に付着した
余分なオイルを除去した後、上述した回転ハブ1の内周
面側に、バックヨークを介してリング状のマグネット7
を接着により固定して、ロータ組を得る。
【0005】一方、絶縁紙を介して基板を貼り付けたモ
ータフレーム11側においては、コイル12を巻回した
ステータコア13をコアホルダー部14に対して嵌着・
固定し、配線・封止を行ってステータ組を得る。そし
て、このステータ組のコアホルダー部14の内周側に、
上述したロータ組の軸受スリーブ3を挿入するようにし
て接着により固定し、モータの組立を完了する。このと
き、上述したステータ組とロータ組との組付けを行う際
には、ステータ組とロータ組との位置関係を適宜の治具
により設定するようにしており、その治具によって両部
材どうしを一定の位置関係に保持しながら固定作業を行
うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな治具を用いてステータ組とロータ組との位置関係を
出す作業には、その治具に対してセットするなどの面倒
な作業を伴い、特に、上述したような各種記録媒体ディ
スクを搭載するモータの場合においては、ステータ組側
の基準面に対してロータ組側のディスク搭載面の高さ及
び平行度を高精度に調整する必要があり、しかも、接着
剤が固化するまでの待ち時間を要する。従って、上述し
たような治具を用いた調整・固定作業には多大の時間を
要することとなって生産性低下の原因となっているとと
もに、高精度な治具を多数用意しておかねばならないこ
とから、製造設備に対するコストが嵩んでしまうという
問題もある。
【0007】そこで本発明は、ステータ組とロータ組と
を、容易かつ効率的に、しかも高精度に組み付けること
ができるようにした動圧軸受モータを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の動圧軸受モータでは、モータフレー
ム又はその組立体側に装着された固定軸受部材に対して
回転軸部材が回転自在に挿入されているとともに、それ
ら固定軸受部材と回転軸部材との隙間部分に注入された
潤滑流体に発生する動圧により上記回転軸部材を支持す
る動圧軸受装置を備えた動圧軸受モータにおいて、上記
モータフレーム又はその組立体側には、前記固定軸受部
材を装着して固定する略円筒状の軸受保持部材が設けら
れているとともに、上記軸受保持部材には、前記固定軸
受部材又はその組立体の一部に対して軸方向に当接し
て、上記固定軸受部材を軸方向の規定位置に位置決めす
る軸受当接部が設けられている。
【0009】また、請求項2記載の動圧軸受モータで
は、前記請求項1記載の固定軸受部材が、前記軸受保持
部材に対して接着により固定されている。
【0010】さらに、請求項3記載の動圧軸受モータで
は、前記請求項1記載の固定軸受部材は、前記軸受保持
部材の内周側に保持されているとともに、上記軸受保持
部材の外周側に、ステータコアが嵌着されている。
【0011】さらにまた、請求項4記載の動圧軸受モー
タでは、前記請求項3記載の軸受保持部材には、前記ス
テータコアの一部に対して軸方向に当接することにより
当該ステータコアを軸方向に位置決めするコア当接部が
設けられている。
【0012】一方、請求項5記載の動圧軸受モータ装置
では、前記請求項1記載のモータフレームには、動圧軸
受モータを装置本体側に取り付けるときの位置基準とな
るステータ基準面が設けられている。
【0013】また、請求項6記載の動圧軸受モータで
は、前記請求項1記載の軸受当接部は、前記軸受保持部
材の軸方向一端側において、当該軸受保持部材の中心部
分に通気孔を画成するように設けられている。
【0014】さらに、請求項7記載の動圧軸受モータで
は、前記請求項1記載の軸受当接部は、前記固定軸受部
材の軸方向途中部分に設けられた段部により形成されて
いる。
【0015】さらにまた、請求項8記載の動圧軸受モー
タでは、前記請求項1記載の回転軸部材には、記録媒体
ディスクを搭載するハブが取り付けられている。
【0016】一方、請求項9記載の動圧軸受モータで
は、固定軸受部材に対して回転軸部材を回転自在に挿入
して軸受組を形成する工程と、上記固定軸受部材と回転
軸部材との隙間部分に潤滑流体を注入する工程と、上記
軸受組をモータフレーム又はその組立体側に装着する工
程とを含む、動圧軸受装置を備えた動圧軸受モータの製
造方法において、上記モータフレーム又はその組立体側
に、前記固定軸受部材を装着して固定する略円筒状の軸
受保持部材を設けておくとともに、上記軸受保持部材に
軸受組の一部に当接する軸受当接部を設けておき、前記
軸受組の固定軸受部材を上記軸受保持部材に装着した際
に、上記軸受保持部材の軸受当接部に対して前記軸受組
の一部を軸方向に当接させることにより、上記固定軸受
部材を軸方向の規定位置に位置決めするようにしてい
る。
【0017】また、請求項10記載の動圧軸受モータで
は、前記請求項9記載の潤滑流体の注入工程を、前記軸
受組の組立工程の後で、かつその軸受組をモータフレー
ム又はその組立体側へ装着する工程の前に行うようにし
ている。
【0018】さらに、請求項11記載の動圧軸受モータ
では、前記請求項10記載の回転軸部材に、記録媒体デ
ィスクを搭載するハブを取り付けるようにしている。
【0019】このような構成を有する請求項1,2,7
記載の発明にかかる動圧軸受モータ、又は請求項9記載
の動圧軸受モータの製造方法によれば、モータフレーム
側の軸受保持部材に対して固定軸受部材を装着した際
に、固定軸受部材又はその組立体の一部が、モータフレ
ーム側に設けられた軸受当接部に当接されることによっ
て、上記固定軸受部材が軸方向に位置決めされることと
なり、従来用いていたような治具は不要となって、ロー
タ組とステータ組との位置決め作業が、安価な設備でし
かも効率的に行われるようになっている。
【0020】また、本発明では、請求項3,4にかかる
動圧軸受モータのような軸受保持部材に対するステータ
コア等の各部品の取付工程が、請求項10にかかる動圧
軸受モータの製造方法のような潤滑流体の注入工程とは
別個・独立して行われることから、潤滑流体の注入工程
による汚染等をほとんど考慮することなく各部品の組立
作業が効率的に行われるようになっている。
【0021】さらに、請求項5記載の発明にかかる動圧
軸受モータにおいては、軸受部材又はその組立体が、ス
テータ基準面に対して軸方向に位置決めされるようにな
っている。
【0022】さらにまた、請求項6記載の発明にかかる
動圧軸受モータにおいては、モータフレーム側の軸受保
持部材に対して固定軸受部材を装着した際に、それらの
間の空間において加圧される空気が、通気孔を通して外
部に排出されることとなり、その結果、上述した両部材
どうしの装着作業が、空気抵抗を受けることなく容易に
行われるとともに、上述した加圧空気による潤滑流体の
外部漏れ及び接着剤の飛散が良好に回避されるようにな
っている。
【0023】このような各作用は、請求項8記載の発明
にかかる動圧軸受モータ又は請求項11記載の動圧軸受
モータの製造方法のように、高精度な位置調整を要する
記録媒体ディスクを搭載する装置において特に有効であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をハードディスク駆
動装置(HDD)に適用した実施形態について説明する
が、まず、上記ハードディスク駆動装置(HDD)の全
体構造を図面に基づいて説明する。
【0025】図1に示されている軸回転のHDD用スピ
ンドルモータの全体は、固定部材としてのステータ組2
0と、そのステータ組20に対して図示上側から組み付
けられた回転部材としてのロータ組30とから構成され
ている。このうちステータ組20は、図示を省略した固
定基台側にネジ止めされる固定フレーム21を有してい
る。この固定フレーム21は、軽量化を図るためにアル
ミ系金属材料から形成されているが、当該固定フレーム
21を構成している円盤状部分21aの略中央部分に
は、軸受保持部材を構成している環状の円筒状胴部を備
えた軸受ホルダー21bが立設するようにして一体的に
形成されている。上記円盤状部分21aの図示下面側に
は、ステータ基準面21cが形成されていて、そのステ
ータ基準面21cが、図示を省略した装置本体側に対し
てモータ全体の取付け基準面として当接されることによ
り、モータの取付が高精度に行われるようになってい
る。
【0026】さらに、上記軸受ホルダー21bの内周壁
面側には、中空円筒状に形成された固定軸受部材として
の軸受スリーブ22が挿入されており、図示を省略した
接着剤により固定されている。なお、上記軸受スリーブ
22は、上記軸受ホルダー21bに対して圧入又は焼バ
メによって接合させることもできる。このような軸受ス
リーブ22は、小径の軸受孔の加工等を容易化するため
に、リン青銅などの銅系合金材料から形成されている。
【0027】また、前記軸受ホルダー21bの外周側壁
面に設けられた取付面には、電磁鋼板の積層体からなる
ステータコア23が嵌着されている。このステータコア
23は、上記軸受ホルダー21bの外周側壁面の一部を
窪ませるように形成されたコア当接部21dに対して、
軸方向に当接されることによって軸方向に位置決めされ
ている。上記ステータコア23に設けられた各突極部に
は、駆動コイル24がそれぞれ巻回されている。
【0028】さらにまた、上記軸受スリーブ22の中心
軸に沿って貫通形成された軸受孔内には、上述したロー
タ組30を構成する回転軸31が回転自在に挿入されて
いる。本実施形態における回転軸31は、ステンレス鋼
から形成されている。
【0029】そして、上記軸受スリーブ22における軸
受孔の内周面に形成された動圧面が、上記回転軸31の
外周面に形成された動圧面に対して半径方向に対面する
ように配置されており、それらの間の微小な軸受隙間空
間に、2箇所のラジアル動圧軸受部RB,RBが軸方向
に離して形成されている。より詳細には、上記各ラジア
ル動圧軸受部RBにおける軸受スリーブ22側の動圧面
と、回転軸31側の動圧面とは、数μmの微少隙間を介
して周状に対向配置されており、その微少隙間からなる
軸受隙間空間内に、潤滑オイルや磁性流体等からなる所
定の潤滑流体が注入されている。このとき、上記2箇所
のラジアル動圧軸受部RB,RBどうしの間には流体溜
部Sが設けられていて、それら2箇所のラジアル動圧軸
受部RB,RB及び流体溜部Sを含む軸受隙間空間内
に、上記潤滑流体が軸方向に連続して充填されている。
【0030】さらに、上記軸受スリーブ22側の動圧面
には、図示を省略したへリングボーン形状などの形状を
有するラジアル動圧発生用溝が、軸方向に2ブロックに
分けて環状に凹設されており、回転時には、それら両ラ
ジアル動圧発生用溝のポンピング作用によって上記潤滑
流体が加圧されて動圧を生じ、その潤滑流体の動圧によ
り前記回転軸31とともに後述する回転ハブ32が、ラ
ジアル方向に浮上されながら軸支持される構成になされ
ている。
【0031】一方、前記回転軸31における図示下方側
の先端部分には、円盤状のスラストプレート33が固着
されている。このスラストプレート33は、上述した軸
受スリーブ22における図示下端側の中心部分に凹設さ
れた円筒状の窪み部内に収容されるようにして配置され
ていて、その軸受スリーブ22の窪み部内において、当
該スラストプレート33の図示上面側に設けられた動圧
面が、上記軸受スリーブ22側の動圧面に対して、軸方
向に近接するように対向配置されている。そして、それ
らのスラストプレート33及び軸受スリーブ22の両動
圧面どうしの軸受隙間空間に、スラスト動圧軸受部SB
が形成されている。
【0032】さらに、上記スラストプレート33の図示
下側の動圧面に近接するようにして、比較的大径の円盤
状部材からなるカウンタープレート25が配置されてい
る。このカウンタープレート25は、上記軸受スリーブ
22の下端側開口部分を閉塞するように装着されて接着
剤26により固着されたものであって、当該カウンター
プレート25の図示上面側に設けられた動圧面と、上述
したスラストプレート33の図示下側の動圧面との間の
近接対向隙間部分に、下側のスラスト動圧軸受部SBが
形成されている。
【0033】上述したように軸方向に隣接して配置され
た一組のスラスト動圧軸受部SBを構成しているスラス
トプレート33側の両動圧面と、それに対向する軸受ス
リーブ22及びカウンタープレート25側の両動圧面と
は、それぞれ数μmの微少隙間を介して軸方向に対向配
置されているとともに、その微少隙間からなる軸受隙間
空間内には、前述したラジアル動圧軸受部RBから連続
するようにして、同一の潤滑流体が充填されており、そ
の潤滑流体は、前記スラストプレート33の外周側通路
を介して軸方向に連続させられている。さらに、上記ス
ラストプレート33の動圧面と、軸受スリーブ22及び
カウンタープレート25の動圧面との少なくとも一方側
には、図示を省略したヘリングボーン形状等の形状を有
する動圧発生溝が、半径方向に2ブロックに分けて環状
に凹設されており、回転時に、当該スラスト動圧発生用
溝のポンピング作用によって上記潤滑流体が加圧されて
動圧を生じ、その潤滑流体の動圧によって、上述した回
転軸31及び回転ハブ32が、スラスト方向に軸支持さ
れる構成になされている。
【0034】一方、上記回転軸31とともにロータ組3
0を構成している回転ハブ32は、図示を省略した磁気
ディスク等の記録媒体ディスクを搭載するように、アル
ミ系金属からなる略カップ状部材からなり、当該回転ハ
ブ32の中心部分設けられた接合穴32aが、上記回転
軸31の図示上端部分に対して、圧入又は焼嵌めによっ
て一体的に接合されている。上記回転ハブ32は、記録
媒体ディスクを外周部に搭載する略円筒状の胴部32b
を有しており、当該胴部32bから半径方向外方側に向
かって張り出すように設けられたディスク搭載面32c
上に、図示を省略した記録媒体ディスクが載置される構
成になされている。
【0035】また、上記胴部32bの内周壁面側には、
バックヨーク32dを介して環状駆動マグネット32e
が取り付けられている。この環状駆動マグネット32e
は、前述したステータコア23の突極部の外周側端面に
対して環状に対向するように近接配置されている。
【0036】ここで、上述した軸受保持部材としての軸
受ホルダー21bを構成している円筒状胴部の図示下端
側には、前述した軸受スリーブ22に組み付けられたカ
ウンタープレート25と軸方向に当接する軸受当接部2
1eが設けられている。この軸受当接部21eは、上記
軸受ホルダー21bの円筒状胴部の図示下端縁側から中
心側に向かって延出する支持円盤部21fの内周端部分
を、軸受内方側(図示上方側)に向かって軸方向に突出
させた凸状部分から形成されていて、その軸受当接部2
1eの凸状先端面が、図示上方側に配置されたカウンタ
ープレート25の図示下面側に当接されていることによ
って、上記軸受スリーブ22の全体が、軸方向の規定位
置に位置決めされるようになっている。
【0037】このとき、上記軸受当接部21eによって
位置決めされる軸受スリーブ22の軸方向規定位置は、
上述した固定フレーム21のステータ基準面21cに対
して、前記回転ハブ32のディスク搭載面32cを、軸
方向において所定の公差寸法内に規定する位置に設定さ
れている。
【0038】また、上記軸受当接部21eより中心側の
領域には、当該軸受当接部21eによって画成された通
気孔21gが設けられている。この通気孔21gは、上
述した回転軸31、回転ハブ32、スラストプレート3
3、及びカウンタープレート25が軸受組として取り付
けられた軸受スリーブ22の外周壁面が、前述した軸受
ホルダー21bの内周壁面側に沿って装着される際に、
上記軸受ホルダー21bの内部側に空気が加圧されるこ
とから設けられたものであって、上述した加圧空気は、
上記通気孔21gを通して外部側に排出されるようにな
っている。
【0039】このような構成のハードディスク駆動装置
(HDD)を組み立てるにあたっては、まず、回転軸3
1に対して回転ハブ32を固定して必要な仕上加工を施
し、上記回転軸31を軸受スリーブ22の内部側に挿入
する。その後、上記回転軸31の先端側にスラストプレ
ート33を嵌着し、そのスラストプレート33を軸受ス
リーブ22との間に挟み込むようにして、カウンタープ
レート25を上記軸受スリーブ22の開口部分に装着
し、そのカウンタープレート25と軸受スリーブ22と
の間の半径方向隙間を、接着剤26等により封止して、
軸受組を形成しておく。
【0040】次いで、潤滑流体としてオイル等を用いる
場合には、上記軸受組を構成している軸受スリーブ22
の軸受内部側を脱気し、そのときの真空吸引力を利用し
て軸受スリーブ22の内部側に潤滑流体を注入する。そ
して、上記軸受スリーブ22等からなる軸受組に付着し
た余分なオイルを除去した後、上述した回転ハブ32の
内周壁面側に、バックヨーク32dを介してリング状の
マグネット32eを接着により固定して、ロータ組を得
る。
【0041】一方、前述した固定フレーム21側に対し
ては、絶縁紙を介して基板を貼り付けておき、駆動コイ
ル24を巻回したステータコア23を、軸受ホルダー2
1bの外周側壁面に嵌着した後に、配線・封止を行って
ステータ組を得る。そして、このステータ組を構成して
いる軸受ホルダー21bの内周壁面側に対して、上述し
た軸受組の軸受スリーブ22を挿入して接着・固定し、
モータの組立を完了する。
【0042】このような実施形態にかかるハードディス
ク駆動装置(HDD)においては、固定フレーム21側
の軸受ホルダー21bに対して、軸受組を構成している
軸受スリーブ22を装着した際に、その軸受スリーブ2
2とともに軸受組を構成しているカウンタープレート2
5の図示下面が、固定フレーム21側に設けられた軸受
当接部21eに対して軸方向に当接される。これによっ
て、上記軸受スリーブ22を含む軸受組が、軸方向の規
定位置に位置決めされ、前述したステータ基準面21c
と回転ハブ32のディスク搭載面32cとが高精度な位
置関係に配置されるようになっている。すなわち、本実
施形態によれば、従来用いていたような治具を用いるこ
となく、ロータ組とステータ組との位置決めが、安価な
設備でしかも効率的に行われるが、特に、本実施形態の
ように、高精度な位置調整を要する記録媒体ディスクを
搭載するモータ装置においては、上述した作用・効果は
顕著である。
【0043】このようなロータ組とステータ組との組み
付けに際しては、ステータ組側の各部品の組立、例えば
軸受ホルダー21bに対するステータコア23などの各
部品の取付工程が、ロータ組、より正確には軸受組を構
成している軸受スリーブ22に対する潤滑流体の注入工
程とは別個・独立して行われる。従って、上記ステータ
組側の各部品の組立作業は、潤滑オイルの注入工程によ
る汚染等をほとんど考慮することなく効率的に行われ
る。
【0044】さらにまた、本実施形態においては、固定
フレーム21側の軸受ホルダー21bに対して、軸受組
を構成している軸受スリーブ22を装着した際に、それ
らの間の空間において加圧される空気が、通気孔21g
を通して外部に排出されるようになされていることか
ら、上記両部材の装着作業は、空気抵抗を受けることな
く容易に行われるとともに、加圧空気による潤滑流体の
外部漏れ及び接着剤の飛散が回避されるようになってい
る。
【0045】一方、上述した実施形態に対応する部材に
対して同一の符号を付した図2に示された実施形態で
は、軸受スリーブ22の外周壁面の軸方向途中部部分
に、軸受ホルダー21bの図示上端側の先端縁に当接す
る軸受当接部21hが設けられている。この軸受当接部
21hは、上記軸受スリーブ22の図示上半部分を、半
径方向外方に拡大するようにして形成された段部からな
り、当該段部が、上記軸受ホルダー21bの先端縁に対
して軸方向に当接することによって、上記軸受スリーブ
22を含む軸受組が、軸方向の規定位置に位置決めされ
るようになっている。このような実施形態によっても、
上述した実施形態と同様な作用・効果を得ることができ
る。
【0046】さらに、上述した実施形態に対応する部材
に対して同一の符号を付した図3に示された実施形態
は、ステータコア23が、装置本体を構成しているベー
スプレート41に対して直接的に取り付けられるように
構成された場合のものであり、本実施形態では、上記ベ
ースプレート41に設けられた軸受当接部41aが、軸
受組を構成しているカウンタープレート25に対して軸
方向に当接される構成になされている。このような実施
形態によっても、上述した各実施形態と同様な作用・効
果を得ることができる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0048】例えば、本発明は、上述したハードディス
ク駆動用(HDD)モータ以外の、例えばポリゴンミラ
ー回転用のモータに用いられる動圧軸受装置などのよう
に、多種多様な動圧軸受モータに対しても同様に適用す
ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる動圧軸
受モータは、モータフレーム側の軸受保持部材に対して
固定軸受部材を装着する際において、従来のような治具
を用いることなく上記固定軸受部材を軸方向に位置決め
する軸受当接部をモータフレーム側に設けることによっ
て、ロータ組とステータ組との位置決めを安価な設備で
しかも効率的に行い得るようにしたものであるから、動
圧軸受モータの組立精度を良好に維持させながら生産性
の向上を図ることができる。
【0050】また、本発明にかかる動圧軸受モータによ
れば、軸受保持部材に対するステータコア等の各部品の
取付工程を、潤滑流体の注入工程とは別個・独立して行
い得ることから、潤滑流体の注入工程による汚染等をほ
とんど考慮することなく各部品の組立作業を効率的に行
うことができ、その点からも生産性の向上を図ることが
できる。
【0051】さらに、本発明にかかる動圧軸受モータ
は、モータフレーム側の軸受保持部材に対して固定軸受
部材を装着した際に、それらの間の空間において加圧さ
れる空気を外部側に排出する通気孔を設けることによっ
て、両部材どうしの装着作業を円滑に行う得るようにす
るとともに、加圧空気による潤滑流体の外部漏れを良好
に回避させるようにしたものであるから、上述した効果
が一層良好に得られる。
【0052】さらにまた、本発明にかかる動圧軸受モー
タは、高精度な位置調整を要する記録媒体ディスクを搭
載する装置に対して適用したものであるから、上述した
効果を特に顕著に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる動圧軸受装置を備
えたHDD(ハードディスク駆動装置)用モータの構造
例を表した縦断面説明図である。
【図2】本発明の他の実施形態にかかる動圧軸受装置を
備えたHDD(ハードディスク駆動装置)用モータの構
造例を表した縦断面説明図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態にかかる動圧軸受
装置を備えたHDD(ハードディスク駆動装置)用モー
タの構造例を表した縦断面説明図である。
【図4】従来の動圧軸受装置を備えたHDD(ハードデ
ィスク駆動装置)用モータの一例を表した縦断面説明図
である。
【符号の説明】
20 ステータ組 30 ロータ組 21 固定フレーム 21b 軸受ホルダー 21c ステータ基準面 21d コア当接部 21e 軸受当接部 21g 通気孔 21h 軸受当接部 22 軸受スリーブ 23 ステータコア 25 カウンタープレート 31 回転軸 32 回転ハブ 32c ディスク搭載面 33 スラストプレート RB ラジアル動圧軸受部 SB スラスト動圧軸受部 41 ベースプレート 41a 軸受当接部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/14 H02K 15/14 A 5H621 // H02K 21/22 21/22 M Fターム(参考) 3J011 AA01 BA04 CA02 3J017 AA01 CA01 DB09 5H605 AA08 BB05 BB19 CC02 CC04 CC05 CC10 DD05 DD09 EB06 EB28 EB37 GG04 5H607 BB14 BB17 CC01 DD09 DD14 FF12 GG01 GG02 GG12 GG29 JJ04 5H615 BB01 PP01 PP02 SS10 SS18 5H621 BB10 GA01 JK08 JK17 JK19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータフレーム又はその組立体側に装着
    された固定軸受部材に対して回転軸部材が回転自在に挿
    入されているとともに、それら固定軸受部材と回転軸部
    材との隙間部分に注入された潤滑流体に発生する動圧に
    より上記回転軸部材を支持する動圧軸受装置を備えた動
    圧軸受モータにおいて、 上記モータフレーム又はその組立体側には、前記軸受部
    材を装着して固定する略円筒状の軸受保持部材が設けら
    れているとともに、 上記軸受保持部材には、前記固定軸受部材又はその組立
    体の一部に対して軸方向に当接して、上記固定軸受部材
    を軸方向の規定位置に位置決めする軸受当接部が設けら
    れていることを特徴とする動圧軸受モータ。
  2. 【請求項2】 前記固定軸受部材が、前記軸受保持部材
    に対して接着により固定されていることを特徴とする請
    求項1記載の動圧軸受モータ。
  3. 【請求項3】 前記固定軸受部材は、前記軸受保持部材
    の内周側に装着・固定されているとともに、 上記軸受保持部材の外周側に、ステータコアが嵌着され
    ていることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受モー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記軸受保持部材には、前記ステータコ
    アの一部に対して軸方向に当接することにより当該ステ
    ータコアを軸方向に位置決めするコア当接部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項3記載の動圧軸受モー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記モータフレームには、動圧軸受モー
    タを装置本体側に取り付けるときの位置基準となるステ
    ータ基準面が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の動圧軸受モータ。
  6. 【請求項6】 前記軸受当接部は、前記軸受保持部材の
    軸方向一端側において、当該軸受保持部材の中心部分に
    通気孔を画成するように設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の動圧軸受モータ。
  7. 【請求項7】 前記軸受当接部は、前記固定軸受部材の
    軸方向途中部分に設けられた段部により形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の動圧軸受モータ。
  8. 【請求項8】 前記回転軸部材には、記録媒体ディスク
    を搭載するハブが取り付けられていることを特徴とする
    1記載の動圧軸受モータ。
  9. 【請求項9】 固定軸受部材に対して回転軸部材を回転
    自在に挿入して軸受組を形成する工程と、上記固定軸受
    部材と回転軸部材との隙間部分に潤滑流体を注入する工
    程と、上記軸受組をモータフレーム又はその組立体側に
    装着する工程とを含む、動圧軸受装置を備えた動圧軸受
    モータの製造方法において、 上記モータフレーム又はその組立体側に、前記固定軸受
    部材を装着して固定する略円筒状の軸受保持部材を設け
    ておくとともに、上記軸受保持部材に、前記軸受組の一
    部に当接する軸受当接部を設けておき、 前記軸受組の固定軸受部材を上記軸受保持部材に装着し
    た際に、上記軸受保持部材の軸受当接部に対して前記軸
    受組の一部を軸方向に当接させることにより、上記固定
    軸受部材を軸方向の規定位置に位置決めするようにした
    ことを特徴とする動圧軸受モータの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記潤滑流体の注入工程を、前記軸受
    組の組立工程の後で、かつその軸受組をモータフレーム
    又はその組立体側へ装着する工程の前に行うようにした
    ことを特徴とする請求項9記載の動圧軸受モータの製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記回転軸部材に、記録媒体ディスク
    を搭載するハブを取り付けるようにしたことを特徴とす
    る10記載の動圧軸受モータの製造方法。
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