JP2003259596A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2003259596A
JP2003259596A JP2002059876A JP2002059876A JP2003259596A JP 2003259596 A JP2003259596 A JP 2003259596A JP 2002059876 A JP2002059876 A JP 2002059876A JP 2002059876 A JP2002059876 A JP 2002059876A JP 2003259596 A JP2003259596 A JP 2003259596A
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Japan
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magnetic attraction
attraction plate
stator core
spindle motor
stator
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JP2002059876A
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English (en)
Inventor
Masato Gomyo
五明  正人
Shingo Suginobu
進悟 杉信
Takeshi Yamamoto
岳 山本
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ部20に対する磁気吸引板17の磁気
吸引作用を安定化させることを可能とする。 【解決手段】 磁気吸引板17とステータコア14とを
モールド成型樹脂19を介して一体のコア成型品MCを
なすように構成することにより、上記磁気吸引板17を
ステータコア14に対して一定の位置関係に位置決めさ
れた状態にて固定し、上記磁気吸引板17を長期にわた
って剥がれ等を生じることなく一定位置に安定的に保持
し、ロータ部20に対する安定した磁気的吸引力を付与
可能とするとともに、ステータコア14に対する磁気吸
引板の位置関係を、モールド成型によって容易かつ高精
度に保持させることによって、ロータマグネット22d
の位置が組立誤差などによって多少変動しても、磁気吸
引板17による磁気的吸引力を、常時ほぼ一定に維持さ
せるように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータマグネット
と磁気的に吸引し合うことによりロータ部をステータ部
側に引き付けるように付勢する磁気吸引板が設けられた
スピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられているスピンドルモータ
においては、例えば図15に示されているように、ステ
ータ部Sを構成しているステータコア1に設けられた複
数の突極部に対してコイル巻線2がそれぞれ巻回されて
いるとともに、上記ステータ部Sに対してロータ部Rが
軸受部3を介して回転自在に支持されており、上記ロー
タ部Rに設けられたロータマグネット4が、前記ステー
タコア1の突極部の外周側端面に近接するようにして対
向配置されている。
【0003】また、このようなスピンドルモータにおい
て、上記ロータマグネット4の軸方向端面(図示下端
面)と軸方向に対向するようにして、シート状の磁性部
材からなる磁気吸引板5をステータ部S側のフレーム6
上に取り付けておき、その磁気吸引板5とロータマグネ
ット4との間の磁気作用によって、ロータ部Rをステー
タ部S側に引き付けるように付勢するように構成したも
のが従来から知られている。このような磁気吸引板5に
よる軸方向の吸引力を、スラスト軸受やピボット軸受に
対する軸方向の予圧として利用すれば、ロータ部Rを安
定した回転状態に維持することが可能となる。
【0004】上述したように磁気吸引板5は、一般的に
は、ステータ部Sのフレーム6上に取り付けられている
が、その磁気吸引板5の取付部分には、ステータコア1
やコイル巻線2などが近接配置されていることによって
狭小な空間になされていることが多く、従って、螺子や
カシメを用いて取り付けることができないことから、通
常は、接着剤を用いて磁気吸引板5の固着を行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのように
接着剤を用いて磁気吸引板5を固着した場合には、磁気
的吸引力が接着剤に常時作用することとなって、いわゆ
るクリープ現象により磁気吸引板5がフレーム6側から
次第に剥がれていくことがある。特に、フレーム6及び
磁気吸引板5に対して互いに異なる材料、例えば鉄系な
どの磁性材料からなる磁気吸引板5に対してフレーム6
側をアルミ系材料などにより構成した場合には、温度変
化時における両部材間の熱膨張差によって、特に温度環
境が激しく変動するヒートショックやヒートサイクルな
どを伴う際に接着剤が容易に剥がれてしまうおそれがあ
る。
【0006】そして、このようにして接着剤に剥がれが
生じると、磁気吸引板5は徐々に浮き上がって来ること
となり、それによってロータマグネット4と磁気吸引板
5との間の距離が変化して磁気的吸引力に変動を来して
しまい、ロータ部の回転状態を不安定化させるととも
に、磁気ノイズや振動ノイズを増大させる原因になるこ
ともある。
【0007】加えて、ステータ部Sのフレーム6側に装
着されたステータコア1と、上記ステータ部Sに対して
軸受部3を介して支持されたロータ部Rに設けられたロ
ータマグネット4との間の軸方向の位置関係は、たとえ
各部品を高精度に作成したとしても組立時の誤差などに
よって変動し易く、その結果、ステータコア1側の磁気
中心Bcと、ロータマグネット4側の磁気中心Bmとに
軸方向のズレを発生することがある。更にその結果とし
て、上述した磁気吸引板5とロータマグネット4との間
の距離も変動してしまうことから、磁気吸引板5による
ロータ部Rの吸引作用は不安定なものになり易い。
【0008】そこで本発明は、磁気吸引板を、容易かつ
高精度に長期にわたって特定の位置に保持することがで
きるようにしたスピンドルモータを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかるスピンドルモータでは、磁気吸引
板とステータコアとがモールド成型樹脂を介して一体の
コア成型品をなすように構成されていることにより、上
記磁気吸引板がステータコアに対して一定の位置関係に
位置決めされた状態にて固定されている。このような構
成を有する請求項1にかかるスピンドルモータによれ
ば、磁気吸引板が、モールド成型樹脂によって長期にわ
たって一定位置に安定的に保持されることとなり、剥が
れ等を生じることなくロータ部に対する安定した磁気的
吸引力が付与されるようになっている。また、ステータ
コアに対する磁気吸引板の位置関係が、モールド成型を
行うことによって容易かつ高精度に保持されることか
ら、その互いの位置関係が保持されたステータコア及び
磁気吸引板に対して、ロータマグネットの位置が多少変
動しても、上記ステータコア及び磁気吸引板と、ロータ
マグネットとの間に生じる双方の磁気的吸引力どうし
を、互いに相殺するように変動させることが可能とな
る。従って、モールド成型されたステータコア及び磁気
吸引板側に対して、ロータマグネットの位置関係が、組
立誤差などによって多少変動した場合においても、上記
磁気吸引板による磁気的吸引力は、常時、ほぼ一定に維
持されるようになっている。
【0010】また、請求項2にかかるスピンドルモータ
では、上記請求項1におけるステータコアにおける軸方
向の一端側面にモールド成型樹脂により覆われていない
外部露出面が設けられ、そのステータコアの外部露出面
がモールド成型時における軸方向の位置決め用の基準面
として用いられるように構成されていることから、モー
ルド成型を行う場合におけるステータコアの位置決め
が、容易かつ高精度に行われるようになっている。
【0011】さらに、請求項3にかかるスピンドルモー
タでは、上記請求項1における軸受部が、潤滑流体の動
圧を利用した動圧軸受部により構成されていることか
ら、磁気吸引板の安定した吸引作用によって、動圧軸受
を用いた場合におけるスラスト方向の浮上量の安定化が
図られるようになっている。
【0012】さらにまた、請求項4にかかるスピンドル
モータでは、上記請求項1のステータコアにおいて、半
径方向外方に向かって放射状に突出するように設けられ
た複数の突極部どうしの間のスロット部内に、前記磁気
吸引板の内周縁部から中心側に向かって突出するように
設けられた係合部が入り込むようにして磁気吸引板が配
置され、上記磁気吸引板の係合部が、前記モールド成型
樹脂の内部側に前記ステータコアとともに一体的に埋設
されていることから、モールド成型による一体化が、よ
り確実になされるとともに、磁気吸引板の軸方向におけ
る配置位置を、ステータコア側と軸方向にラップするよ
うに構成することが可能となるため、スピンドルモータ
全体の薄型化が図られるようになっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、まず、
本発明を適用したスピンドルモータの一例として、動圧
軸受装置を用いたハードディスク駆動装置(HDD)の
概要を説明することとし、本発明の要部の実施形態につ
いては、その概要の説明の後において説明を行う。
【0014】図1に示されている軸回転型のHDDスピ
ンドルモータとしては、動圧軸受装置を採用したモータ
が採用されているが、その全体は、固定部材としてのス
テータ部10と、そのステータ部10に対して図示上側
から組み付けられた回転部材としてのロータ部20とか
ら構成されている。そのうちステータ部10は、図示を
省略した固定基台側にネジ止めされる固定フレーム11
を有している。この固定フレーム11は、軽量化を図る
ためにアルミ系金属材料から形成されているが、当該固
定フレーム11の略中央部分に立設するようにして形成
された環状の軸受ホルダー12の内周面側には、中空円
筒状に形成された固定軸受部材としての軸受スリーブ1
3が、圧入又は焼嵌めによって上記軸受ホルダー12に
接合されている。この軸受スリーブ13は、小径の孔加
工等を容易化するためにリン青銅などの銅系材料から形
成されている。
【0015】また、前記軸受ホルダー12の外周取付面
には、電磁鋼板の積層体からなるステータコア14が嵌
着されているとともに、そのステータコア14において
半径方向外方側に向かって放射状に突出するように設け
られた複数個の各突極部には、コイル巻線15がそれぞ
れ巻回されている。
【0016】さらに、上記軸受スリーブ13に設けられ
た中心孔内には、上述したロータ部20を構成する回転
軸21が回転自在に挿入されている。すなわち、上記軸
受スリーブ13の内周壁部に形成された動圧面は、上記
回転軸21の外周面に形成された動圧面に対して半径方
向に対向するように配置されており、その微小隙間部分
にラジアル動圧軸受部RBが構成されている。より詳細
には、上記ラジアル動圧軸受部RBにおける軸受スリー
ブ13側の動圧面と、回転軸21側の動圧面とは、数μ
mの微少隙間を介して周状に対向配置されており、その
微少隙間からなる軸受空間内に、潤滑オイルや磁性流体
やエアー等の潤滑流体が軸線方向に連続するように注入
又は介在されている。
【0017】さらに、上記軸受スリーブ13及び回転軸
21の両動圧面の少なくとも一方側には、例えば、へリ
ングボーン形状等からなるラジアル動圧発生用溝が、軸
線方向に2ブロックに分けられて環状に凹設されてお
り、回転時に、当該ラジアル動圧発生用溝のポンピング
作用により図示を省略した潤滑流体が加圧されて動圧を
生じ、その潤滑流体の動圧によって、上記回転軸21と
ともに後述する回転ハブ22が、上記軸受スリーブ13
に対してラジアル方向に非接触状態で軸支持される構成
になされている。
【0018】さらに、上記回転軸21とともにロータ部
20を構成している回転ハブ22は、フェライト系ステ
ンレス鋼からなる略カップ状部材からなり、当該回転ハ
ブ22の中心部分に設けられた接合穴22aが、上記回
転軸21の図示上端部分に対して圧入又は焼嵌めによっ
て一体的に接合されている。この回転ハブ22は、図示
を省略した磁気ディスク等の記録媒体ディスクを外周部
に搭載する略円筒状の胴部22bを有しているととも
に、その胴部22bから半径方向外方に張り出して記録
媒体ディスクを軸線方向に支持するディスク載置部22
cを備えており、図示を上方側から被せるように螺子止
めされたクランパ(図示省略)の図示上方側からの押圧
力によって、上記記録媒体ディスクが固定されるように
なっている。
【0019】また、上記回転ハブ22の内面には、バッ
クヨークを介して環状のロータマグネット22dが取り
付けられている。このロータマグネット22dは、前述
したステータコア14における各突極部の外周側端面に
対して環状に対向するように近接配置されている。
【0020】また、上記ロータマグネット22dの図示
下端面、すなわち前記固定フレーム11側に対向する側
の端面の直下位置には、鉄系材質などのシート状の磁性
部材から形成された磁気吸引板17が、前記固定フレー
ム11の表面上に取り付けられている。この磁気吸引板
17は、後述するように、上記ステータコア14ととも
にモールド成型されることによって一体のコア成型品を
なすように構成されている。この点については後に詳述
する。
【0021】一方、前記回転軸21の図示下端側の先端
部分には、円盤状のスラストプレート23が、焼き嵌め
や圧入によって固着されている。このスラストプレート
23は、上述した軸受スリーブ13の図示下端側の中心
部分に凹設された円筒状の窪み部13a内に収容される
ように配置されていて、その軸受スリーブ13の窪み部
13a内において、上記スラストプレート23の図示上
側面に設けられた動圧面が、上記軸受スリーブ13の窪
み部13a内に設けられた動圧面に対して、軸線方向に
近接するように対向配置されている。そして、上記スラ
ストプレート23の図示上側の動圧面には、図示を省略
したへリングボーン形状からなるスラスト動圧発生溝が
形成されていて、そのスラストプレート23及び上記軸
受スリーブ13の両動圧面どうしの対向隙間部分に、上
側のスラスト動圧軸受部SBaが形成されている。
【0022】さらにまた、上記スラストプレート23の
図示下側の動圧面に近接するようにして、比較的大径の
円盤状部材からなるカウンタープレート18が配置され
ている。このカウンタープレート18は、上記軸受スリ
ーブ13の下端側開口部を閉塞するように配置されてい
て、当該カウンタープレート18の外周側部分が上記軸
受スリーブ13側に対してカシメなどにより固定されて
いる。そして、上記スラストプレート23の図示下側の
動圧面に、図示を省略したへリングボーン形状からなる
スラスト動圧発生溝が形成されており、それによって下
側のスラスト動圧軸受部SBbが構成されている。
【0023】このようにして軸線方向に隣接して配置さ
れた一組のスラスト動圧軸受部SBa,SBbを構成し
ているスラストプレート23側の両動圧面と、それに近
接対向する軸受スリーブ13及びカウンタープレート1
8側の両動圧面とは、それぞれ数μmの微少隙間を介し
て軸線方向に対向配置されているとともに、その微少隙
間からなる軸受空間内に、オイルや磁性流体やエアー等
の潤滑流体が、前記スラストプレート23の外周側通路
を介して軸線方向に連続するように注入又は介在されて
いて、回転時に、上述したスラストプレート23に設け
られたスラスト動圧発生用溝のポンピング作用によって
潤滑流体が加圧されて動圧を生じ、その潤滑流体の動圧
により、上述した回転軸21及び回転ハブ22がスラス
ト方向に浮上した非接触状態で軸支持されるように構成
されている。
【0024】次に、本発明にかかる要部、つまり、前述
した磁気吸引板17とステータコア14とのモールド成
型品に関する実施形態を、モールド成型の手順に沿って
説明する。
【0025】前述したように、ロータマグネット22d
の直下位置に配置された磁気吸引板17は、ステータコ
ア14とともにモールド成型によって一体のコア成型品
をなすように構成されているが、そのようなモールド成
型を行うにあたっては、まず図2及び図3に示されてい
るように、コイル巻線15が巻回されたことによって巻
線組を構成するステータコア14と、上記磁気吸引板1
7とが、図示を省略したモールド金型内にセットされ
る。上記磁気吸引板17は、鉄系材料などの磁性を有す
る平面略リング状の板状部材から形成されているが、そ
の磁気吸引板17の中心部分に設けられた中空穴部の開
口縁部が、上記ステータコア14の各突極部にそれぞれ
巻回されたコイル巻線15を外周側から取り囲むように
して、図示を省略したモールド金型内に載置される。
【0026】このとき、上記磁気吸引板17のリング状
本体部17aの中心部分には中空穴部が貫通形成されて
いるとともに、その中空穴部の開口縁部には、複数個の
係合片部17bが中心側に向かって所定量突出するよう
にして放射状に設けられている。それらの各係合片部1
7bは、上記ステータコア14の各突極部毎に巻回され
たコイル巻線15どうしの間のスロット部15a内に入
り込むように配置されている。そして、このようにして
セットされた状態でモールド成型が行われることによっ
て、図4に示されているように、上記巻線組を構成する
ステータコア14と磁気吸引板17とが、モールド成型
樹脂19によって一体のコア成型品MCをなすように成
型されることとなる。
【0027】このコア成型品MCにおける磁気吸引板1
7は、当該磁気吸引板17の内周側に設けられた係合片
部17bが、前記モールド成型樹脂19の内部側に埋設
されるようにして固定され、それによって上記磁気吸引
板17の全体が強固に保持されるようになされている。
また、上記各係合片部17bの外周側に配置されたリン
グ状本体部17aは、上記係合片部17bに対して、軸
方向の段差部を介して上記モールド成型樹脂19から半
径方向外方に突出するように連接されており、そのリン
グ状本体部17aは、上記ステータコア14の磁気中心
位置に対して、軸方向に一定の設定距離Aをなすように
位置決め固定されている。
【0028】このような磁気吸引板17のリング状本体
部17aに関する設定距離Aは、モールド成型時におい
て容易かつ高精度に確保される。すなわち、上記巻線組
を構成するステータコア14をモールド金型内にセット
するにあたって、上記ステータコア14における図2及
び図3の上面側、つまり、上記磁気吸引板17が配置さ
れた側とは反対側の軸方向端面が、軸方向の位置決め基
準面14aに形成されており、その位置決め基準面14
aが、モールド金型に設けられた支持面に当接するよう
にセットされることによって、上記巻線組を構成するス
テータコア14の全体が軸方向に位置決めされるように
なっている。
【0029】また、磁気磁気吸引板17の図2及び図3
の上面側の軸方向端面にも、軸方向の位置決め基準面1
7cが形成されており、その位置決め基準面17cが、
モールド金型に設けられた支持面に当接するようにセッ
トされることによって、当該磁気磁気吸引板17が軸方
向に位置決めされるようになっている。その結果、モー
ルド金型内にセットされた巻線組としてのステータコア
14と、磁気吸引板17とは、上述した両基準面14
a,17cによって軸方向に高精度に位置決めされるこ
ととなり、図4に示されているようにモールド成型樹脂
19を介して一体のコア成型品MCをなすように成型さ
れた後においては、上記ステータコア14に対して磁気
吸引板17が、軸方向に一定の位置関係を有する状態に
て固定された状態に保持されるようになされている。
【0030】なお、図4及び図5に示されているよう
に、モールド成型樹脂19を介して一体のコア成型品M
Cをなすように成型された状態では、上述したステータ
コア14側の位置決め基準面14aが、モールド成型樹
脂19により覆われていない外部露出面になされること
となる。
【0031】このようにしてモールド樹脂成型されたス
テータコア14を含むコア巻線組と磁気吸引板17とを
一体に備えたコア成型品MCは、図6に示されているよ
うにして、固定フレーム11側に設けられた軸受ホルダ
ー12の外周側に挿通されることにより固着され、図7
に示されているような、軸受スリーブ13等の動圧軸受
部を除いたステータ部10’が構成される。
【0032】一方、前述したコア成型品MCの製造と並
行して、図8に示されているように、前述したロータ部
20に対して、軸受スリーブ13等の動圧軸受部が組み
付けられることによって軸受組が構成され、その軸受組
が、図7におけるステータ部10’側に装着されること
によって、図1に示されたスピンドルモータの全体が構
成されることとなる。
【0033】このような構成を有する本実施形態にかか
るスピンドルモータによれば、磁気吸引板17が、モー
ルド成型樹脂19によって長期にわたって一定位置に安
定的に保持されることとなり、剥がれ等を生じることな
くロータ部20に対する安定した磁気的吸引力が付与さ
れるようになっている。
【0034】また、ステータコア14に対する磁気吸引
板17の位置関係が、モールド成型を行うことによって
容易かつ高精度に保持されることから、次に述べるよう
に、磁気吸引板17による磁気的吸引力は、常時、ほぼ
一定に維持されるようになっている。
【0035】すなわち、まず上記ステータコア14とロ
ータマグネット22dとの位置関係を固定状態にしてお
いた上で、ロータマグネット22dと磁気吸引板17と
の間の距離を変化させた場合には、例えば図9に示され
ているように、ロータマグネット22dと磁気吸引板1
7との間の距離(横軸)が大きくなるに従って、磁気吸
引板17によるロータ部20に対する磁気的吸引力(縦
軸)は小さくなっていく。
【0036】一方、ロータマグネット22dと磁気吸引
板17との位置関係を固定状態にしておいた上で、ロー
タマグネット22dとステータコア14との間の距離
を、双方の磁気中心どうしが一致した中立状態から変化
させていくと、例えば図10に示されているように、ロ
ータマグネット22dとステータコア14との間の距離
(横軸)が大きくなるに従って、ロータ部20をステー
タコア14の磁気中心位置側に向かって戻そうとするス
ラスト力(縦軸)は、大きくなっていく。
【0037】つまり、上述した実施形態のように、ステ
ータコア14と磁気吸引板17との相互の位置関係が、
モールド成型樹脂19を介して一体のコア成型品MCに
なされることによって一定状態に規定された状態では、
そのコア成型品MCに対してロータマグネット22dの
軸方向位置が、磁気中心の中立位置から多少変動して
も、上記ステータコア14及び磁気吸引板17と、ロー
タマグネット22dとの間に生じる磁気的吸引力どうし
は、互いに相殺するように変動することとなる。従っ
て、モールド成型されたステータコア14及び磁気吸引
板17の一体コア成型品MCに対するロータマグネット
22dの位置関係が、組立誤差などによって多少変動し
た場合においても、上記磁気吸引板17による磁気的吸
引力は、ほぼ一定に維持される。
【0038】また、上述した実施形態にかかるスピンド
ルモータでは、ステータコア14における軸方向一端側
設けられたモールド成型樹脂19からの外部露出面が、
ステータコア14の軸方向の位置決め基準面14aにな
されていることから、モールド成型を行う場合における
ステータコア14の位置決めが、容易かつ高精度に行わ
れるようになっている。
【0039】さらに、本実施形態にかかるスピンドルモ
ータでは、軸受部が、潤滑流体の動圧を利用した動圧軸
受部により構成されていることから、磁気吸引板17の
安定した吸引作用によって、動圧軸受を用いた場合にお
けるスラスト方向の浮上量の安定化が図られるようにな
っている。
【0040】さらにまた、本実施形態にかかるスピンド
ルモータのステータコア14においては、半径方向外方
に向かって放射状に突出するように設けられた複数の突
極部どうしの間のスロット部15a内に、磁気吸引板1
7の内周側係合部17bが入り込むようにして前記モー
ルド成型樹脂19の内部側に埋設されているから、モー
ルド成型によるコア成型品MCの一体化が、より確実に
なされるとともに、前記磁気吸引板17の軸方向におけ
る配置位置を、ステータコア14側と軸方向にラップす
るように構成することが可能となり、スピンドルモータ
全体の薄型化が図られるようになっている。
【0041】次に、上述した実施形態と同一の構成物に
対して同一の符号を付した図11にかかる実施形態で
は、磁気吸引板37が固定フレーム11側に仮接着され
た状態で、モールド成型が行われるようになっている。
【0042】すなわち、モールド成型を行う前の段階に
おいて、まず図12に示されているように、固定フレー
ム11側に設けられた軸受ホルダー12の外周側に、コ
イル巻線15を有するステータコア14のコア巻線組が
嵌着されるとともに、上記固定フレーム11の表面上に
磁気吸引板37が仮接着される。そして、それらのスー
タコア14を含むコア巻線組と、磁気吸引板37とが、
固定フレーム11とともにモールド成型され、図13に
示されているような、軸受スリーブ13等の動圧軸受部
を除いたステータ部10’が構成される。
【0043】そして、前述した実施形態における図8と
同様にして、ロータ部20に対して動圧軸受部が組み付
けられた軸受組が、上記ステータ部10’側に装着され
ことによって、スピンドルモータの全体が構成される。
このような構成を有する本実施形態にかかるスピンドル
モータにおいても、上述した実施形態と同様な作用・効
果が得られる。
【0044】更に上述した実施形態と同一の構成物に対
して同一の符号を付した図14に示されている実施形態
においても、磁気吸引板47が固定フレーム11側に仮
接着された状態でモールド成型が行われているが、本実
施形態では、磁気吸引板47の上面側まで、モールド成
型樹脂19より完全に覆うようにしている。つまり、本
実施形態における磁気吸引板47は、前述した実施形態
におけるようなステータコア14側に向かって突出する
係合片部は備えておらず、小さい形状の磁気吸引板47
を用いつつ、その小さな磁気吸引板47の剥がれをモー
ルド成型樹脂19により防止する構成なされている。
【0045】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
【0046】例えば、上述した各実施形態は、HDDス
ピンドルモータに対して本発明を適用したものである
が、その他の多種多様な機器に使用されるスピンドルモ
ータ、或いは動圧軸受部を備えていないスピンドルモー
タに対しても、本発明は同様に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
スピンドルモータは、磁気吸引板とステータコアとをモ
ールド成型樹脂を介して一体のコア成型品をなすように
構成したことによって、上記磁気吸引板をステータコア
に対して一定の位置関係に位置決めされた状態にて固定
し、上記磁気吸引板を長期にわたって剥がれ等を生じる
ことなく一定位置に安定的に保持し、ロータ部に対する
安定した磁気的吸引力を付与可能とするとともに、ステ
ータコアに対する磁気吸引板の位置関係を、モールド成
型によって容易かつ高精度に保持させることによって、
ロータマグネットの位置が組立誤差などによって多少変
動しても、磁気吸引板による磁気的吸引力を、常時ほぼ
一定に維持させるように構成したものであるから、ロー
タ部に対する磁気吸引板の磁気吸引作用を安定化させる
ことができ、スピンドルモータの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0048】また、請求項2にかかるスピンドルモータ
は、上記請求項1におけるステータコアにおける軸方向
の一端側面にモールド成型樹脂により覆われていない外
部露出面を設け、そのステータコアの外部露出面をモー
ルド成型時における軸方向の位置決め用の基準面として
用いることによって、モールド成型を行う場合における
ステータコアの位置決めを容易かつ高精度に行うように
したものであるから、上述した効果を更に向上させると
ともに、それに加えて生産性の向上を図ることができ
る。
【0049】さらに、請求項3にかかるスピンドルモー
タは、上記請求項1における軸受部を、潤滑流体の動圧
を利用した動圧軸受部により構成し、磁気吸引板の安定
した吸引作用によって、動圧軸受を用いた場合における
スラスト方向の浮上量の安定化を図るように構成したも
のであるから、上述した効果に加えて、動圧軸受部を用
いたスピンドルモータの性能及び信頼性を高めることが
できる。
【0050】さらにまた、請求項4にかかるスピンドル
モータは、上記請求項1のステータコアに設けられた複
数の突極部どうしの間のスロット部内に、磁気吸引板の
内周縁部に設けた係合部が入り込むようにして磁気吸引
板を配置し、その磁気吸引板の各係合部を、モールド成
型樹脂の内部側にステータコアとともに一体的に埋設さ
せるように構成したことによって、モールド成型による
一体化をより確実にするとともに、スピンドルモータ全
体の薄型化を図るようにしたものであるから、上述した
効果を一層確実に得ることができるとともに、スピンド
ルモータの薄型化によって有用性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における動圧軸受部を備え
た軸回転型のHDD用スピンドルモータの概要を表した
縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたHDD用スピンドルモータに用
いられているステータコア及び磁気吸引板を、モールド
金型内にセットする状態を表した縦断面説明図である。
【図3】図2に示されたステータコア及び磁気吸引板の
平面説明図である。
【図4】図2に示されたステータコア及び磁気吸引板
を、モールド成型して得たコア成型品を表した縦断面説
明図である。
【図5】図4に示されたコア成型品の平面説明図であ
る。
【図6】図5に示されたコア成型品を固定フレーム側に
取り付ける状態を表した縦断面説明図である。
【図7】コア成型品と固定フレームとを固着したことに
より構成されたステータ部の縦断面説明図である。
【図8】図7に示されたコア成型品に対して装着される
軸受組の構成を表した縦断面説明図である。
【図9】ロータマグネットと磁気吸引板との間の距離を
変化させた場合の磁気吸引力の変動を表した線図であ
る。
【図10】ロータマグネットとステータコアとの間の距
離を変化させた場合の磁気吸引力の変動を表した線図で
ある。
【図11】本発明の他の実施形態における動圧軸受部を
備えた軸回転型のHDD用スピンドルモータの概要を表
した縦断面説明図である。
【図12】図11に示されたHDD用スピンドルモータ
に用いられているステータコア及び磁気吸引板を固定フ
レーム側に取り付けた後に、モールド金型内にセットす
る状態を表した縦断面説明図である。
【図13】図12に示されたステータコア、磁気吸引板
及び固定フレームを、モールド成型して得たコア成型品
を表した縦断面説明図である。
【図14】本発明の更に他の実施形態における動圧軸受
部を備えた軸回転型のHDD用スピンドルモータの概要
を表した縦断面説明図である。
【図15】一般に用いられている動圧軸受部を備えた軸
回転型のHDD用スピンドルモータの概要を表した縦断
面説明図である。
【符号の説明】
10 ステータ部 11 固定フレーム 13 軸受スリーブ 14 ステータコア 14a 位置決め基準面 15 コイル巻線 15a スロット部 17 磁気吸引板 17a リング状本体部 17b 係合片部 17c 位置決め基準面 19 モールド成型樹脂 20 ロータ部 21 回転軸 22 回転ハブ 22d ロータマグネット MC コア成型品 37,47 磁気吸引板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 岳 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地 株式会社 三協精機製作所内 Fターム(参考) 3J011 AA04 BA02 CA02 JA02 KA02 5H605 AA04 AA08 BB05 BB19 CC02 CC03 DD03 DD05 EA02 EB06 GG18 GG20 5H607 AA04 BB01 BB14 BB17 CC01 DD16 GG09 GG15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル巻線が巻回されたステータコアを
    有するステータ部と、そのステータ部に軸受部を介して
    回転自在に支持され、前記ステータコアに対向するロー
    タマグネットを備えたロータ部と、を含み、 上記ステータ部には、前記ロータマグネットとの間の磁
    気作用によってロータ部をステータ部側に引き付ける磁
    気吸引板が取り付けられたスピンドルモータにおいて、 上記磁気吸引板とステータコアとが、モールド成型樹脂
    を介して一体のコア成型品をなすように構成されている
    ことにより、上記磁気吸引板が、ステータコアに対して
    一定の位置関係に位置決めされた状態にて固定されてい
    ることを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータコアにおける軸方向の一端
    側面に、前記モールド成型樹脂により覆われていない外
    部露出面が設けられ、 そのステータコアの外部露出面が、モールド成型時にお
    ける軸方向の位置決め用の基準面として用いられるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載のスピ
    ンドルモータ。
  3. 【請求項3】 前記軸受部が、潤滑流体の動圧を利用し
    た動圧軸受部により構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 前記ステータコアにおいて、半径方向外
    方に向かって放射状に突出するように設けられた複数の
    突極部どうしの間のスロット部内に、前記磁気吸引板の
    内周縁部から中心側に向かって突出するように設けられ
    た係合部が入り込むようにして磁気吸引板が配置され、 上記磁気吸引板の係合部が、前記モールド成型樹脂の内
    部側に前記ステータコアとともに一体的に埋設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
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