JP2002058134A - 電子制御ユニットの搭載構造 - Google Patents
電子制御ユニットの搭載構造Info
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- JP2002058134A JP2002058134A JP2000241227A JP2000241227A JP2002058134A JP 2002058134 A JP2002058134 A JP 2002058134A JP 2000241227 A JP2000241227 A JP 2000241227A JP 2000241227 A JP2000241227 A JP 2000241227A JP 2002058134 A JP2002058134 A JP 2002058134A
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- electronic control
- control unit
- printed circuit
- circuit board
- control units
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/0238—Electrical distribution centers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
- H01R9/226—Bases, e.g. strip, block, panel comprising a plurality of conductive flat strips providing connection between wires or components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/144—Stacked arrangements of planar printed circuit boards
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両の軽量化、コスト低減を図ることができる
電子制御ユニットの搭載構造を提供すること。 【解決手段】本構造は、電子制御ユニットをジャンクシ
ョンブロックに搭載する構造であって、それぞれ貫通構
造のコネクタ４１ａ，４１ｂが搭載された複数の電子制
御ユニットのプリント基板４ａ，４ｂを、各コネクタ４
１ａ，４１ｂが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わ
せ、上記各コネクタ４１ａ，４１ｂにジャンクションブ
ロックの接続端子となるタブ端子３１を挿入したもので
ある。
電子制御ユニットの搭載構造を提供すること。 【解決手段】本構造は、電子制御ユニットをジャンクシ
ョンブロックに搭載する構造であって、それぞれ貫通構
造のコネクタ４１ａ，４１ｂが搭載された複数の電子制
御ユニットのプリント基板４ａ，４ｂを、各コネクタ４
１ａ，４１ｂが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わ
せ、上記各コネクタ４１ａ，４１ｂにジャンクションブ
ロックの接続端子となるタブ端子３１を挿入したもので
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両におい
て使用される電子制御ユニットのジャンクションブロッ
クへの搭載構造に関するものである。
て使用される電子制御ユニットのジャンクションブロッ
クへの搭載構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】車両において使用される電子制御ユニッ
トは、ジャンクションブロック（電気接続箱）に１つだ
け搭載されることが一般的であり、また、電子制御ユニ
ットが必要とする電源、アース線又はスイッチ信号線、
モータ信号線等が、ジャンクションブロック内で配線さ
れている場合には、それらを一体的に搭載していた。
トは、ジャンクションブロック（電気接続箱）に１つだ
け搭載されることが一般的であり、また、電子制御ユニ
ットが必要とする電源、アース線又はスイッチ信号線、
モータ信号線等が、ジャンクションブロック内で配線さ
れている場合には、それらを一体的に搭載していた。
【０００３】図１４は従来の電子制御ユニットの搭載構
造の一例を示す分解斜視図、図１５は組立状態における
電子制御ユニットの搭載構造の断面図である。
造の一例を示す分解斜視図、図１５は組立状態における
電子制御ユニットの搭載構造の断面図である。
【０００４】ジャンクションブロックは、アッパケース
２とロアケース１との間に積層バスバー３等の配線材が
収納された構造である。その上に複数の電子部品４２
（図１５）等を備えた電子制御ユニットのプリント基板
４が搭載され、さらにプリント基板４上にはケース部５
が搭載される。
２とロアケース１との間に積層バスバー３等の配線材が
収納された構造である。その上に複数の電子部品４２
（図１５）等を備えた電子制御ユニットのプリント基板
４が搭載され、さらにプリント基板４上にはケース部５
が搭載される。
【０００５】そして、電子制御ユニットのプリント基板
４とジャンクションブロックの積層バスバー３との接続
のために、電子制御ユニットに必要な信号用の接続端子
としての雄型端子（タブ端子）３１が起立しており、そ
れらが電子制御ユニットのプリント基板４を貫通してそ
の表面に搭載されたコネクタ４１に挿入されることによ
り、電子制御ユニットのプリント基板４とジャンクショ
ンブロックの積層バスバー３との間での導通がとられて
いる。
４とジャンクションブロックの積層バスバー３との接続
のために、電子制御ユニットに必要な信号用の接続端子
としての雄型端子（タブ端子）３１が起立しており、そ
れらが電子制御ユニットのプリント基板４を貫通してそ
の表面に搭載されたコネクタ４１に挿入されることによ
り、電子制御ユニットのプリント基板４とジャンクショ
ンブロックの積層バスバー３との間での導通がとられて
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】車両用の電子制御ユニ
ットは複数存在するが、ジャンクションブロックに搭載
される電子制御ユニットは一般的には１つであったた
め、従来は２つめ以降の電子制御ユニットについては別
体にて搭載する必要があった。
ットは複数存在するが、ジャンクションブロックに搭載
される電子制御ユニットは一般的には１つであったた
め、従来は２つめ以降の電子制御ユニットについては別
体にて搭載する必要があった。
【０００７】しかし、ジャンクションブロックに搭載で
きない２つ目以降の電子制御ユニットを別体にて搭載す
る場合、ジャンクションブロックとこの別体の電子制御
ユニットとを接続するためのワイヤハーネスが必要とな
り、車両の重量が増加し、コストアップともなる。
きない２つ目以降の電子制御ユニットを別体にて搭載す
る場合、ジャンクションブロックとこの別体の電子制御
ユニットとを接続するためのワイヤハーネスが必要とな
り、車両の重量が増加し、コストアップともなる。
【０００８】また、車両用の電子制御ユニットには、グ
レード、仕向別にオプション装着されるユニットがあ
り、それらを搭載するためには、それぞれのオプション
用のワイヤハーネスを準備しておく必要があった。
レード、仕向別にオプション装着されるユニットがあ
り、それらを搭載するためには、それぞれのオプション
用のワイヤハーネスを準備しておく必要があった。
【０００９】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、複数の電子制御ユニット
を搭載する場合でも、各電子制御ユニットとジャンクシ
ョンブロックとを接続するためのワイヤハーネスを不要
として、車両の軽量化、コスト低減を図ることができる
電子制御ユニットの搭載構造を提供することを目的とす
る。
決すべくなされたものであり、複数の電子制御ユニット
を搭載する場合でも、各電子制御ユニットとジャンクシ
ョンブロックとを接続するためのワイヤハーネスを不要
として、車両の軽量化、コスト低減を図ることができる
電子制御ユニットの搭載構造を提供することを目的とす
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
電子制御ユニットをジャンクションブロックに搭載する
構造であって、それぞれ貫通構造のコネクタが搭載され
た複数の電子制御ユニットを、各コネクタが上下方向で
一列となる姿勢で重ね合わせ、上記各コネクタにジャン
クションブロックの接続端子を挿入したことを特徴とす
るものである。
電子制御ユニットをジャンクションブロックに搭載する
構造であって、それぞれ貫通構造のコネクタが搭載され
た複数の電子制御ユニットを、各コネクタが上下方向で
一列となる姿勢で重ね合わせ、上記各コネクタにジャン
クションブロックの接続端子を挿入したことを特徴とす
るものである。
【００１１】上記構成によれば、それぞれ貫通構造のコ
ネクタが搭載された複数の電子制御ユニットを、各コネ
クタが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わせた状態
で、上記各コネクタにジャンクションブロックの接続端
子が挿入されるので、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、各電子制御ユニットとジャンクションブロ
ックとが一体化されるため、両者を接続するためのワイ
ヤハーネスが不要となる。
ネクタが搭載された複数の電子制御ユニットを、各コネ
クタが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わせた状態
で、上記各コネクタにジャンクションブロックの接続端
子が挿入されるので、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、各電子制御ユニットとジャンクションブロ
ックとが一体化されるため、両者を接続するためのワイ
ヤハーネスが不要となる。
【００１２】例えば請求項２記載の発明のように、各電
子制御ユニットの表面が同じ向きとなっているものとす
れば、複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各
電子制御ユニットの姿勢変更がなくなり、その分だけ組
立が簡単化される。
子制御ユニットの表面が同じ向きとなっているものとす
れば、複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各
電子制御ユニットの姿勢変更がなくなり、その分だけ組
立が簡単化される。
【００１３】あるいは、請求項３記載の発明のように、
各電子制御ユニットの表面が互いに逆向きとなっている
ものとすれば、複数の電子制御ユニットを搭載する場合
でも、電子制御ユニット間のコネクタ同士が向かい合う
のでジャンクションブロックの端子長が短縮化され、端
子の製作がそれだけ容易となる。
各電子制御ユニットの表面が互いに逆向きとなっている
ものとすれば、複数の電子制御ユニットを搭載する場合
でも、電子制御ユニット間のコネクタ同士が向かい合う
のでジャンクションブロックの端子長が短縮化され、端
子の製作がそれだけ容易となる。
【００１４】請求項４記載の発明のように、各電子制御
ユニット間にスペーサを介装したこととすれば、各電子
制御ユニットの姿勢保持が容易になり、組立が簡単化さ
れる。
ユニット間にスペーサを介装したこととすれば、各電子
制御ユニットの姿勢保持が容易になり、組立が簡単化さ
れる。
【００１５】請求項５記載の発明のように、各電子制御
ユニットのうちの少なくとも１つは、予め用意された複
数の電子制御ユニットの中から選択可能なものであるこ
ととすれば、オプション仕様への対応が容易になる。
ユニットのうちの少なくとも１つは、予め用意された複
数の電子制御ユニットの中から選択可能なものであるこ
ととすれば、オプション仕様への対応が容易になる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施形
態を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と
同一構成、作用の箇所は同一番号を付し詳細な説明は省
略する。
態を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と
同一構成、作用の箇所は同一番号を付し詳細な説明は省
略する。
【００１７】（実施形態１）図１は実施形態１に係る電
子制御ユニットの搭載構造を示す分解斜視図、図２はコ
ネクタの分解斜視図、図３はその部分拡大図、図４は組
立状態における電子制御ユニットの搭載構造を示す断面
図、図５はそのコネクタ部分を拡大した断面図である。
子制御ユニットの搭載構造を示す分解斜視図、図２はコ
ネクタの分解斜視図、図３はその部分拡大図、図４は組
立状態における電子制御ユニットの搭載構造を示す断面
図、図５はそのコネクタ部分を拡大した断面図である。
【００１８】図１に示すように、本実施形態１に係る電
子制御ユニットの搭載構造は、それぞれ貫通構造のコネ
クタ４１ａ，４１ｂが搭載された２つの電子制御ユニッ
トのプリント基板４ａ，４ｂを、各コネクタ４１ａ，４
１ｂが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わせ、上記各
コネクタ４１ａ，４１ｂにジャンクションブロックの接
続端子となる雄型端子（タブ端子）３１を挿入したもの
であって、ここでは、プリント基板４ａ，４ｂの表面を
同じ向きに揃えて重ね合わせた状態でジャンクションブ
ロックに搭載する。
子制御ユニットの搭載構造は、それぞれ貫通構造のコネ
クタ４１ａ，４１ｂが搭載された２つの電子制御ユニッ
トのプリント基板４ａ，４ｂを、各コネクタ４１ａ，４
１ｂが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わせ、上記各
コネクタ４１ａ，４１ｂにジャンクションブロックの接
続端子となる雄型端子（タブ端子）３１を挿入したもの
であって、ここでは、プリント基板４ａ，４ｂの表面を
同じ向きに揃えて重ね合わせた状態でジャンクションブ
ロックに搭載する。
【００１９】ジャンクションブロックは、アッパケース
１とロアケース２との間に積層バスバー３等の配線材が
収納された構造である。その上に複数の電子部品４２
ａ，４２ｂ（図４）等を備えた電子制御ユニットのプリ
ント基板４ａ，４ｂが搭載され、さらにプリント基板４
ａ，４ｂ上にはケース部５が搭載される。プリント基板
４ａ，４ｂ間の適所には、スペーサ４ｃが介装されて、
両基板の間隔を一定としている。
１とロアケース２との間に積層バスバー３等の配線材が
収納された構造である。その上に複数の電子部品４２
ａ，４２ｂ（図４）等を備えた電子制御ユニットのプリ
ント基板４ａ，４ｂが搭載され、さらにプリント基板４
ａ，４ｂ上にはケース部５が搭載される。プリント基板
４ａ，４ｂ間の適所には、スペーサ４ｃが介装されて、
両基板の間隔を一定としている。
【００２０】積層バスバー３は、複数のバスバー３２が
その間に絶縁層３３を介装して設けられ、所定のバスバ
ー３２には上記タブ端子３１が起立状態に形成されてい
る（図４）。図例では、タブ端子３１は上側のコネクタ
４１ｂにまで達する長さに設定されているが、下側のコ
ネクタ４１ａ内にとどまる長さに設定されているものも
ある。
その間に絶縁層３３を介装して設けられ、所定のバスバ
ー３２には上記タブ端子３１が起立状態に形成されてい
る（図４）。図例では、タブ端子３１は上側のコネクタ
４１ｂにまで達する長さに設定されているが、下側のコ
ネクタ４１ａ内にとどまる長さに設定されているものも
ある。
【００２１】コネクタ４１ａ，４１ｂは、それぞれプリ
ント基板４ａ，４ｂの一端側での全幅に亘る長尺形状を
なす同一構造のものである。したがって、以下、コネク
タ４ａ，４ｂの各要素には同一番号を付し一括して説明
する。
ント基板４ａ，４ｂの一端側での全幅に亘る長尺形状を
なす同一構造のものである。したがって、以下、コネク
タ４ａ，４ｂの各要素には同一番号を付し一括して説明
する。
【００２２】コネクタ４１ａ，４１ｂは、図２，図３に
示すように、ベース部材４１１とカバー部材４１２との
間の所定箇所に雌型金具４１３が収納され、ベース部材
４１１の所定位置に形成された突起部４１４等に、カバ
ー部材４１２の対応する位置に形成された爪４１５等が
係合することでこれらの要素が一体化されて、上記プリ
ント基板４ａ，４ｂ上に固定されるようになっている。
また、雌型金具４１３は、カバー部材４１１に形成され
た貫通孔４１６、ベース部材４１１に形成された貫通孔
４１７，４１８（図５）及びプリント基板４ａ，４ｂの
それぞれに形成された貫通孔４１９，４２０（図５）を
介してタブ端子３１等が貫通あるいは挿入可能な貫通構
造をなしている。
示すように、ベース部材４１１とカバー部材４１２との
間の所定箇所に雌型金具４１３が収納され、ベース部材
４１１の所定位置に形成された突起部４１４等に、カバ
ー部材４１２の対応する位置に形成された爪４１５等が
係合することでこれらの要素が一体化されて、上記プリ
ント基板４ａ，４ｂ上に固定されるようになっている。
また、雌型金具４１３は、カバー部材４１１に形成され
た貫通孔４１６、ベース部材４１１に形成された貫通孔
４１７，４１８（図５）及びプリント基板４ａ，４ｂの
それぞれに形成された貫通孔４１９，４２０（図５）を
介してタブ端子３１等が貫通あるいは挿入可能な貫通構
造をなしている。
【００２３】本実施形態１では、コネクタ４１ａ，４１
ｂは、いずれもプリント基板４ａ，４ｂの表面である上
面側に取り付けられており、そのコネクタを部分拡大断
面を図５に示す。ここでは、雌型金具４１３は導電性金
属の薄板を角筒状に折り曲げて形成されており、その頂
部を一部内側に折り返してバネ舌片４２１が形成されて
いる。雌型金具４１３外側で上記バネ舌片４２１と反対
側には接続片４２２が延設されており、この接続片４２
２がプリント基板上４ａ，４ｂのそれぞれに形成された
図略のプリント配線と半田付けされている（符号４２
３）。
ｂは、いずれもプリント基板４ａ，４ｂの表面である上
面側に取り付けられており、そのコネクタを部分拡大断
面を図５に示す。ここでは、雌型金具４１３は導電性金
属の薄板を角筒状に折り曲げて形成されており、その頂
部を一部内側に折り返してバネ舌片４２１が形成されて
いる。雌型金具４１３外側で上記バネ舌片４２１と反対
側には接続片４２２が延設されており、この接続片４２
２がプリント基板上４ａ，４ｂのそれぞれに形成された
図略のプリント配線と半田付けされている（符号４２
３）。
【００２４】そして、プリント基板４ａを搭載すると、
タブ端子３１はこのプリント基板４ａとコネクタ４１ａ
とを貫通するが、このときタブ端子３１にはバネ舌片４
２１が接触するので、積層バスバー３はそのタブ端子３
１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１及び接続片４２２
とを介してプリント基板４ａのプリント配線と導通され
る。
タブ端子３１はこのプリント基板４ａとコネクタ４１ａ
とを貫通するが、このときタブ端子３１にはバネ舌片４
２１が接触するので、積層バスバー３はそのタブ端子３
１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１及び接続片４２２
とを介してプリント基板４ａのプリント配線と導通され
る。
【００２５】ついで、プリント基板４ａと重ね合わせる
ように、プリント基板４ｂを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１
及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｂのプリン
ト配線と導通される。このようにして組立られた状態は
図４に示す通りのものとなる。
ように、プリント基板４ｂを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１
及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｂのプリン
ト配線と導通される。このようにして組立られた状態は
図４に示す通りのものとなる。
【００２６】以下、図６，図７及び図８を参照してさら
に説明を続ける。図６，図７はいずれもプリント基板の
ブロック図、図８は端子配列の一例を示す図である。こ
こでは、プリント基板４ａをドアロック制御ユニット、
プリント基板４ｂを警告ブザー制御ユニットであるとす
る。
に説明を続ける。図６，図７はいずれもプリント基板の
ブロック図、図８は端子配列の一例を示す図である。こ
こでは、プリント基板４ａをドアロック制御ユニット、
プリント基板４ｂを警告ブザー制御ユニットであるとす
る。
【００２７】ドアロック制御ユニット４ａはバッテリ
（＋Ｂ）に接続される電源部４０１と、制御に必要なイ
グニッションスイッチのアクセサリ（ＡＣＣ）、イグニ
ッションスイッチのＯＮ（ＩＧ）、イグニッションキー
挿入の有無を検出するキースイッチ（キー）、ドアの開
閉を検出するドアスッチ（ドア）及びドアロックの施錠
・解錠を検出するロックスイッチ（ロック、アンロッ
ク）に接続される入力インターフェイス４０２と、ドア
ロックモータを駆動するロックモータ出力（ロックモー
タ）及びアンロックモータ出力（アンロックモータ）に
接続される出力インターフェイス４０３と、上記要素４
０１〜４０３及びアースに接続されるマイコン４０４と
を有している。
（＋Ｂ）に接続される電源部４０１と、制御に必要なイ
グニッションスイッチのアクセサリ（ＡＣＣ）、イグニ
ッションスイッチのＯＮ（ＩＧ）、イグニッションキー
挿入の有無を検出するキースイッチ（キー）、ドアの開
閉を検出するドアスッチ（ドア）及びドアロックの施錠
・解錠を検出するロックスイッチ（ロック、アンロッ
ク）に接続される入力インターフェイス４０２と、ドア
ロックモータを駆動するロックモータ出力（ロックモー
タ）及びアンロックモータ出力（アンロックモータ）に
接続される出力インターフェイス４０３と、上記要素４
０１〜４０３及びアースに接続されるマイコン４０４と
を有している。
【００２８】一方、警告ブザー制御ユニット４ｂは、バ
ッテリ（＋Ｂ）に接続される電源部４１１と、制御に必
要なイグニッションスイッチのアクセサリ（ＡＣＣ）、
イグニッションスイッチのＯＮ（ＩＧ）、イグニッショ
ンキー挿入の有無を検出するキースイッチ（キー）、ド
アの開閉を検出するドアスイッチ（ドア）及びヘッドラ
イト点消灯を制御するライトスイッチ（ライト）に接続
される入力インターフェイス４１２と、アースに接続さ
れるブザー４１５と、このブザー４１５に接続される出
力インターフェイス４１３と、上記要素４１１〜４１３
及びアースに接続されるマイコン４１４とを有してい
る。なお、ブザー４１５については、プリント基板４ｂ
内に搭載することが一般的であるため、プリント基板４
ｂ外に出力する回路は不要である。
ッテリ（＋Ｂ）に接続される電源部４１１と、制御に必
要なイグニッションスイッチのアクセサリ（ＡＣＣ）、
イグニッションスイッチのＯＮ（ＩＧ）、イグニッショ
ンキー挿入の有無を検出するキースイッチ（キー）、ド
アの開閉を検出するドアスイッチ（ドア）及びヘッドラ
イト点消灯を制御するライトスイッチ（ライト）に接続
される入力インターフェイス４１２と、アースに接続さ
れるブザー４１５と、このブザー４１５に接続される出
力インターフェイス４１３と、上記要素４１１〜４１３
及びアースに接続されるマイコン４１４とを有してい
る。なお、ブザー４１５については、プリント基板４ｂ
内に搭載することが一般的であるため、プリント基板４
ｂ外に出力する回路は不要である。
【００２９】上述したように、ジャンクションブロック
には、上記信号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，
４ｂとの接続のために起立している。２つの電子制御ユ
ニットをジャンクションブロックへ搭載する組立工程に
おいては、まずプリント基板４ａを所定位置に挿入し、
次にプリント基板４ｂをプリント基板４ａと同方向にて
同じタブ端子３１に挿入する。ここで、プリント基板４
ａ，４ｂの端子配列は、共通信号部については同じ配列
である必要が生じるが、プリント基板のパターン設計に
おいて端子配列の変更は容易であるため、設計上での大
きな制約とはならない。
には、上記信号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，
４ｂとの接続のために起立している。２つの電子制御ユ
ニットをジャンクションブロックへ搭載する組立工程に
おいては、まずプリント基板４ａを所定位置に挿入し、
次にプリント基板４ｂをプリント基板４ａと同方向にて
同じタブ端子３１に挿入する。ここで、プリント基板４
ａ，４ｂの端子配列は、共通信号部については同じ配列
である必要が生じるが、プリント基板のパターン設計に
おいて端子配列の変更は容易であるため、設計上での大
きな制約とはならない。
【００３０】図８中のプリント基板４ａ，４ｂ上の符号
１〜１１は端子を配置可能な平面位置を示し、その左欄
には平面位置に対応させて両基板４ａ，４ｂと端子の種
類とがマトリックス状に記載されている。そして、マト
リックス中の○印はプリント基板４ａ，４ｂ上に配置さ
れる端子があることを示し、無印は配置される端子がな
いことを示している。これにより、積層バスバー３が、
プリント基板４ａ，４ｂで共通に使用する信号回路であ
れば、そのタブ端子３１及びコネクタ４１ａ，４１ｂの
雌型金具４１３の数が少なくて済み、より効率的な搭載
が可能となることが分かる。
１〜１１は端子を配置可能な平面位置を示し、その左欄
には平面位置に対応させて両基板４ａ，４ｂと端子の種
類とがマトリックス状に記載されている。そして、マト
リックス中の○印はプリント基板４ａ，４ｂ上に配置さ
れる端子があることを示し、無印は配置される端子がな
いことを示している。これにより、積層バスバー３が、
プリント基板４ａ，４ｂで共通に使用する信号回路であ
れば、そのタブ端子３１及びコネクタ４１ａ，４１ｂの
雌型金具４１３の数が少なくて済み、より効率的な搭載
が可能となることが分かる。
【００３１】以上により、本実施形態１によれば、複数
の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制御ユ
ニットとジャンクションブロックとの間のワイヤハーネ
スが不要となるので、車両の軽量化、コスト低減を図る
ことができる。また、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、電子制御ユニットの姿勢変更がないので、
組立が比較的に簡単なものとなる。さらに、スペーサで
電子制御ユニット間の姿勢保持が容易であるので、組立
がより簡単なものとなる。
の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制御ユ
ニットとジャンクションブロックとの間のワイヤハーネ
スが不要となるので、車両の軽量化、コスト低減を図る
ことができる。また、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、電子制御ユニットの姿勢変更がないので、
組立が比較的に簡単なものとなる。さらに、スペーサで
電子制御ユニット間の姿勢保持が容易であるので、組立
がより簡単なものとなる。
【００３２】（実施形態２）図９は実施形態２に係る電
子制御ユニットの搭載構造を示す分解斜視図、図１０は
組立状態における電子制御ユニットの搭載構造を示す断
面図、図１１はそのコネクタ部分を拡大した断面図であ
る。
子制御ユニットの搭載構造を示す分解斜視図、図１０は
組立状態における電子制御ユニットの搭載構造を示す断
面図、図１１はそのコネクタ部分を拡大した断面図であ
る。
【００３３】図９に示すように、本実施形態２に係る電
子制御ユニットの搭載構造では、ジャンクションボック
ス及び電子制御ユニットそのものは、上記実施形態１の
場合と同様のものである。
子制御ユニットの搭載構造では、ジャンクションボック
ス及び電子制御ユニットそのものは、上記実施形態１の
場合と同様のものである。
【００３４】したがって、コネクタ４１ａ，４１ｂの構
造も、上記図２、図３に示す通りであるが、本実施形態
２では、２枚のプリント基板４ａ，４ｂの表面を互いに
逆向きにして重ね合わせた状態でジャンクションブロッ
クに搭載するので、コネクタ４１ａはプリント基板４ａ
の表面となる上側に取り付けられているのに対し、コネ
クタ４１ｂはプリント基板４ｂの表面となる下側に取り
付けられて、両者は上下対称となっている。
造も、上記図２、図３に示す通りであるが、本実施形態
２では、２枚のプリント基板４ａ，４ｂの表面を互いに
逆向きにして重ね合わせた状態でジャンクションブロッ
クに搭載するので、コネクタ４１ａはプリント基板４ａ
の表面となる上側に取り付けられているのに対し、コネ
クタ４１ｂはプリント基板４ｂの表面となる下側に取り
付けられて、両者は上下対称となっている。
【００３５】そして、図１１に示すように、プリント基
板４ａを搭載すると、タブ端子３１はこのプリント基板
４ａとコネクタ４１ａとを貫通するが、このときタブ端
子３１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバ
ー３はそのタブ端子３１と雌型金具４１４ａのバネ舌片
４２１及び接続片４２２とを介してプリント基板４ａの
プリント配線と導通される。
板４ａを搭載すると、タブ端子３１はこのプリント基板
４ａとコネクタ４１ａとを貫通するが、このときタブ端
子３１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバ
ー３はそのタブ端子３１と雌型金具４１４ａのバネ舌片
４２１及び接続片４２２とを介してプリント基板４ａの
プリント配線と導通される。
【００３６】ついで、プリント基板４ａと重ね合わせる
ように、プリント基板４ｂを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１４ｂのバネ舌片４２
１及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｂのプリ
ント配線と導通される。このようにして組立られた状態
は図１０に示す通りのものとなる。
ように、プリント基板４ｂを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１４ｂのバネ舌片４２
１及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｂのプリ
ント配線と導通される。このようにして組立られた状態
は図１０に示す通りのものとなる。
【００３７】本実施形態２のプリント基板のブロックは
上記実施形態１の場合と同様とし、ここでもプリント基
板４ａをドアロック制御ユニット、プリント基板４ｂを
警告ブザー制御ユニットであるとする。したがって、ド
アロック制御ユニット４ａは上記図６に示す通りであ
り、警告ブザー制御ユニット４ｂは上記図７に示す通り
であり、端子配列は上記図８に示す通りである 上述したように、ジャンクションブロックには、上記信
号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，４ｂとの接続
のために起立している。プリント基板４ａを所定位置に
挿入し、次にプリント基板４ｂをプリント基板４ａと同
方向にて同じタブ端子３１に挿入する。ここで、２枚の
プリント基板４ａ，４ｂの端子配列は、共通信号部につ
いては表裏逆の配列となるが、プリント基板のパターン
設計において端子配列の変更は容易であるため、設計上
での大きな制約とはならない。
上記実施形態１の場合と同様とし、ここでもプリント基
板４ａをドアロック制御ユニット、プリント基板４ｂを
警告ブザー制御ユニットであるとする。したがって、ド
アロック制御ユニット４ａは上記図６に示す通りであ
り、警告ブザー制御ユニット４ｂは上記図７に示す通り
であり、端子配列は上記図８に示す通りである 上述したように、ジャンクションブロックには、上記信
号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，４ｂとの接続
のために起立している。プリント基板４ａを所定位置に
挿入し、次にプリント基板４ｂをプリント基板４ａと同
方向にて同じタブ端子３１に挿入する。ここで、２枚の
プリント基板４ａ，４ｂの端子配列は、共通信号部につ
いては表裏逆の配列となるが、プリント基板のパターン
設計において端子配列の変更は容易であるため、設計上
での大きな制約とはならない。
【００３８】以上により、本実施形態２によれば、上記
実施形態１と同様に、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、各電子制御ユニットとジャンクションブロ
ックとの間のワイヤハーネスが不要となるので、車両の
軽量化、コスト低減を図ることができる。また、複数の
電子制御ユニットを搭載する場合でも、コネクタ同士向
かい合うのでジャンクションブロックの端子長さが短縮
化され、端子の製作が比較的容易なものとなる。ただ
し、必ずしもコネクタ同士を接触させる必要はない。さ
らに、スペーサで電子制御ユニット間の姿勢保持が容易
であるので、組立がより簡単なものとなる。
実施形態１と同様に、複数の電子制御ユニットを搭載す
る場合でも、各電子制御ユニットとジャンクションブロ
ックとの間のワイヤハーネスが不要となるので、車両の
軽量化、コスト低減を図ることができる。また、複数の
電子制御ユニットを搭載する場合でも、コネクタ同士向
かい合うのでジャンクションブロックの端子長さが短縮
化され、端子の製作が比較的容易なものとなる。ただ
し、必ずしもコネクタ同士を接触させる必要はない。さ
らに、スペーサで電子制御ユニット間の姿勢保持が容易
であるので、組立がより簡単なものとなる。
【００３９】（実施形態３）本実施形態３に係る電子制
御ユニットの搭載構造では、ジャンクションボックス及
び電子制御ユニットそのものは、上記実施形態１（又は
上記実施形態２）の場合と同様である。
御ユニットの搭載構造では、ジャンクションボックス及
び電子制御ユニットそのものは、上記実施形態１（又は
上記実施形態２）の場合と同様である。
【００４０】したがって、この搭載構造は、上記図１
（又は図９）と同様であり、その組立状態における断面
も上記図４（又は図１０）と同様であるが、ここでは、
各電子ユニットのうちの少なくとも１以上は、予め用意
された複数の電子制御ユニットの中から選択可能なもの
である。ここでは、選択可能とされる電子制御ユニット
のプリント基板を符号４ｂ，４ｄとであるものとする。
プリント基板４ｂを選択した場合には、上記実施形態
１，２と同様となるが、プリント基板４ｄを選択した場
合には、これを上記実施形態１，２におけるプリント基
板４ｂに置き換えた状態となる。
（又は図９）と同様であり、その組立状態における断面
も上記図４（又は図１０）と同様であるが、ここでは、
各電子ユニットのうちの少なくとも１以上は、予め用意
された複数の電子制御ユニットの中から選択可能なもの
である。ここでは、選択可能とされる電子制御ユニット
のプリント基板を符号４ｂ，４ｄとであるものとする。
プリント基板４ｂを選択した場合には、上記実施形態
１，２と同様となるが、プリント基板４ｄを選択した場
合には、これを上記実施形態１，２におけるプリント基
板４ｂに置き換えた状態となる。
【００４１】また、コネクタ４１ａ，４１ｂの外観等
は、上記図２、図３に示す通りであるが、本実施形態３
では、コネクタ４１ａ，４１ｂはいずれもプリント基板
４ａの表面となる上側に取り付けられるか（図４、図５
参照）、あるいは、コネクタ４１ａはプリント基板４ａ
の表面となる上側に取り付けられるのに対し、コネクタ
４１ｂはプリント基板４ｂの表面となる下側に取り付け
られる（図１０、図１１参照）。ただし、その基本構造
はいずれにせよ全く同じものである。
は、上記図２、図３に示す通りであるが、本実施形態３
では、コネクタ４１ａ，４１ｂはいずれもプリント基板
４ａの表面となる上側に取り付けられるか（図４、図５
参照）、あるいは、コネクタ４１ａはプリント基板４ａ
の表面となる上側に取り付けられるのに対し、コネクタ
４１ｂはプリント基板４ｂの表面となる下側に取り付け
られる（図１０、図１１参照）。ただし、その基本構造
はいずれにせよ全く同じものである。
【００４２】そして、プリント基板４ａを搭載すると、
タブ端子３１はこのプリント基板４ａとコネクタ４１ａ
とを貫通するが、このときタブ端子３１にはバネ舌片４
２１が接触するので、積層バスバー３はそのタブ端子３
１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１及び接続片４２２
とを介してプリント基板４ａのプリント配線と導通され
る。
タブ端子３１はこのプリント基板４ａとコネクタ４１ａ
とを貫通するが、このときタブ端子３１にはバネ舌片４
２１が接触するので、積層バスバー３はそのタブ端子３
１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１及び接続片４２２
とを介してプリント基板４ａのプリント配線と導通され
る。
【００４３】ついで、プリント基板４ａと重ね合わせる
ように、プリント基板４ｄを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１
及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｄのプリン
ト配線と導通される。このようにして組立られた状態は
図４（又は図１０）に示す通りのものとなる。
ように、プリント基板４ｄを搭載すると、タブ端子３１
はコネクタ４１ｂに挿入されるが、このときタブ端子３
１にはバネ舌片４２１が接触するので、積層バスバー３
はそのタブ端子３１と雌型金具４１３のバネ舌片４２１
及び接続片４２２とを介してプリント基板４ｄのプリン
ト配線と導通される。このようにして組立られた状態は
図４（又は図１０）に示す通りのものとなる。
【００４４】以下、図１２及び図１３等を参照してさら
に説明を続ける。図１２は別のオプションのプリント基
板のブロック図、図１３は端子配列の他の例を示す図で
ある。ここでは、標準装備のプリント基板４ａをドアロ
ック制御ユニット、オプションのプリント基板４ｂを警
告ブザー制御ユニット、別のオプションのプリント基板
４ｄをルームランプ制御ユニットであるとする。このよ
うなオプションは、例えばグレード別あるいは仕向別に
決定される。
に説明を続ける。図１２は別のオプションのプリント基
板のブロック図、図１３は端子配列の他の例を示す図で
ある。ここでは、標準装備のプリント基板４ａをドアロ
ック制御ユニット、オプションのプリント基板４ｂを警
告ブザー制御ユニット、別のオプションのプリント基板
４ｄをルームランプ制御ユニットであるとする。このよ
うなオプションは、例えばグレード別あるいは仕向別に
決定される。
【００４５】標準のドアロック制御ユニット４ａは、上
記図６に示した通りのものであり、オプションの警告ブ
ザー制御ユニット４ｂは上記図７に示した通りである。
一方、別のオプションのルームランプ制御ユニットは、
図１２に示すように、バッテリ（＋Ｂ）に接続される電
源部４２１と、制御に必要なイグニッションスイッチの
アクセサリ（ＡＣＣ）、イグニッションスイッチのＯＮ
（ＩＧ）、ドアの開閉を検出するドアスイッチ（ド
ア）、ドアロックの施錠・解錠信号を入力するためのロ
ックスイッチ（ロック）及びアンロックスイッチ（アン
ロック）に接続される入力インターフェイス４２２と、
ルームランプ４２５の駆動出力（ランプ）に接続される
出力インターフェイス４２３と、上記要素４２１〜４２
３及びアースに接続されるマイコン４２４とを有してい
る。
記図６に示した通りのものであり、オプションの警告ブ
ザー制御ユニット４ｂは上記図７に示した通りである。
一方、別のオプションのルームランプ制御ユニットは、
図１２に示すように、バッテリ（＋Ｂ）に接続される電
源部４２１と、制御に必要なイグニッションスイッチの
アクセサリ（ＡＣＣ）、イグニッションスイッチのＯＮ
（ＩＧ）、ドアの開閉を検出するドアスイッチ（ド
ア）、ドアロックの施錠・解錠信号を入力するためのロ
ックスイッチ（ロック）及びアンロックスイッチ（アン
ロック）に接続される入力インターフェイス４２２と、
ルームランプ４２５の駆動出力（ランプ）に接続される
出力インターフェイス４２３と、上記要素４２１〜４２
３及びアースに接続されるマイコン４２４とを有してい
る。
【００４６】上述したように、ジャンクションブロック
には、上記信号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，
４ｂとの接続のために起立している。標準のプリント基
板４ａを所定位置に挿入し、次にオプションのプリント
基板４ｂ（あるいは別のオプションのプリント基板４
ｄ）をプリント基板４ａと同方向にて同じタブ端子３１
に挿入する。ここで、２枚のプリント基板４ａ，４ｂ及
び４ｄの端子配列は、共通信号部については同じ配列で
ある必要が生じるが、プリント基板のパターン設計にお
いて端子配列の変更は容易であるため、設計上での大き
な制約とはならない。
には、上記信号用のタブ端子３１がプリント基板４ａ，
４ｂとの接続のために起立している。標準のプリント基
板４ａを所定位置に挿入し、次にオプションのプリント
基板４ｂ（あるいは別のオプションのプリント基板４
ｄ）をプリント基板４ａと同方向にて同じタブ端子３１
に挿入する。ここで、２枚のプリント基板４ａ，４ｂ及
び４ｄの端子配列は、共通信号部については同じ配列で
ある必要が生じるが、プリント基板のパターン設計にお
いて端子配列の変更は容易であるため、設計上での大き
な制約とはならない。
【００４７】図１３中のプリント基板４ａ，４ｂ又は４
ｄ上の符号１〜１２は端子を配置可能な平面位置を示
し、その左欄には平面位置に対応させて両基板４ａ，４
ｂ又は４ｄと端子の種類とがマトリックス状に記載され
ている。そして、マトリックス中の○印はプリント基板
４ａ，４ｂ又は４ｄ上に配置される端子があることを示
し、無印は配置される端子がないことを示している。こ
れにより、積層バスバー３が、プリント基板４ａ，４ｂ
又は４ｄで共通に使用する信号回路であれば、そのタブ
端子３１及びコネクタ４１ａ，４１ｂの雌型金具４１３
の数が少なくて済み、より効率的な搭載が可能となるこ
とが分かる。
ｄ上の符号１〜１２は端子を配置可能な平面位置を示
し、その左欄には平面位置に対応させて両基板４ａ，４
ｂ又は４ｄと端子の種類とがマトリックス状に記載され
ている。そして、マトリックス中の○印はプリント基板
４ａ，４ｂ又は４ｄ上に配置される端子があることを示
し、無印は配置される端子がないことを示している。こ
れにより、積層バスバー３が、プリント基板４ａ，４ｂ
又は４ｄで共通に使用する信号回路であれば、そのタブ
端子３１及びコネクタ４１ａ，４１ｂの雌型金具４１３
の数が少なくて済み、より効率的な搭載が可能となるこ
とが分かる。
【００４８】以上により、本実施形態３によれば、上記
実施形態１，２と同様に、複数の電子制御ユニットを搭
載する場合でも、各電子制御ユニットとジャンクション
ブロックとの間のワイヤハーネスが不要となるので、車
両の軽量化、コスト低減を図ることができる。また、グ
レード、仕向別のオプション仕様への対応も容易にな
る。
実施形態１，２と同様に、複数の電子制御ユニットを搭
載する場合でも、各電子制御ユニットとジャンクション
ブロックとの間のワイヤハーネスが不要となるので、車
両の軽量化、コスト低減を図ることができる。また、グ
レード、仕向別のオプション仕様への対応も容易にな
る。
【００４９】なお、上記実施形態１〜３では、いずれも
２枚のプリント基板を使用した場合を説明したが、さら
に多くのプリント基板を重ね合わせて使用することとし
てもよい。
２枚のプリント基板を使用した場合を説明したが、さら
に多くのプリント基板を重ね合わせて使用することとし
てもよい。
【００５０】また、上記実施形態１〜３では、プリント
基板間にスペーサを介装させているが、プリント基板や
ジャンクションブロックの構造によっては、スペーサを
省略することができる。例えば、プリント基板の平面寸
法を大小の２種類とし、かつアッパーケース内の基板収
納部を段違いにしておき、プリント基板の小さい方のみ
を段下に収納可能し、大きい方を段上に収納可能するこ
ととしてもよい。
基板間にスペーサを介装させているが、プリント基板や
ジャンクションブロックの構造によっては、スペーサを
省略することができる。例えば、プリント基板の平面寸
法を大小の２種類とし、かつアッパーケース内の基板収
納部を段違いにしておき、プリント基板の小さい方のみ
を段下に収納可能し、大きい方を段上に収納可能するこ
ととしてもよい。
【００５１】また、上記実施形態１〜３では、いずれも
本発明を車両用において使用される電子制御ユニットの
搭載構造に適用した場合を説明したが、本発明を他の分
野、例えば家電製品の電子制御ユニットの搭載構造に適
用してもよい。
本発明を車両用において使用される電子制御ユニットの
搭載構造に適用した場合を説明したが、本発明を他の分
野、例えば家電製品の電子制御ユニットの搭載構造に適
用してもよい。
【００５２】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１記載の発
明によれば、それぞれ貫通構造のコネクタが搭載された
複数の電子制御ユニットを、各コネクタが上下方向で一
列となる姿勢で重ね合わせた状態で、上記各コネクタに
ジャンクションブロックの接続端子が挿入されるので、
複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制
御ユニットとジャンクションブロックとを接続するため
のワイヤハーネスが不要となり、その結果、車両の軽量
化、コスト低減を図ることができる。
明によれば、それぞれ貫通構造のコネクタが搭載された
複数の電子制御ユニットを、各コネクタが上下方向で一
列となる姿勢で重ね合わせた状態で、上記各コネクタに
ジャンクションブロックの接続端子が挿入されるので、
複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制
御ユニットとジャンクションブロックとを接続するため
のワイヤハーネスが不要となり、その結果、車両の軽量
化、コスト低減を図ることができる。
【００５３】請求項２記載の発明によれば、複数の電子
制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制御ユニット
の姿勢変更がなくなり、組立を比較的簡単なものとする
ことができる。
制御ユニットを搭載する場合でも、各電子制御ユニット
の姿勢変更がなくなり、組立を比較的簡単なものとする
ことができる。
【００５４】あるいは、請求項３記載の発明によれば、
複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、電子制御
ユニット間でコネクタ同士が向かい合うのでジャンクシ
ョンブロックの端子長を短縮化でき、端子の製作が比較
的容易なものとなる。
複数の電子制御ユニットを搭載する場合でも、電子制御
ユニット間でコネクタ同士が向かい合うのでジャンクシ
ョンブロックの端子長を短縮化でき、端子の製作が比較
的容易なものとなる。
【００５５】請求項４記載の発明によれば、各電子制御
ユニットの姿勢保持が容易になり、組立をより簡単なも
のとすることができる。
ユニットの姿勢保持が容易になり、組立をより簡単なも
のとすることができる。
【００５６】請求項５記載の発明によれば、オプション
仕様への対応が容易になる。
仕様への対応が容易になる。
【図１】実施形態１に係る電子制御ユニットの搭載構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図２】コネクタの分解斜視図である。
【図３】図２における部分拡大図である。
【図４】実施形態１の組立状態における電子制御ユニッ
トの搭載構造を示す断面図である。
トの搭載構造を示す断面図である。
【図５】図４におけるコネクタ部分を拡大した断面図で
ある。
ある。
【図６】ドアロック制御ユニットのプリント基板のブロ
ック図である。
ック図である。
【図７】警告ブザー制御ユニットのプリント基板のブロ
ック図である。
ック図である。
【図８】端子配列の一例を示す図である。
【図９】実施形態２に係る電子制御ユニットの搭載構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図１０】本実施形態２に係る電子制御ユニットの組立
状態における断面図である。
状態における断面図である。
【図１１】コネクタ部分を拡大した断面図である。
【図１２】ルームランプ制御ユニットのプリント基板の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図１３】端子配列の他の例を示す図である。
【図１４】従来の電子制御ユニットの搭載構造の一例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図１５】従来の電子制御ユニットの組立状態における
断面図である。
断面図である。
１ ロアケース ２ アッパケース ３ 積層バスバー ３１ タブ端子（接続端子） ４ａ，４ｂ，４ｄ プリント基板（電子制御ユニット） ４１ａ，４１ｂ コネクタ ４ｃ スペーサ ５ ケース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住田 芳孝 愛知県名古屋市南区菊住１丁目７番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Ｆターム(参考） 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 BB29 CC02 CC22 EE03 EE14 FF01 GG02 GG09 GG15 HH17 5G361 BA04 BB01 5G363 AA16 DC02
Claims (5)
- 【請求項１】 電子制御ユニットをジャンクションブロ
ックに搭載する構造であって、それぞれ貫通構造のコネ
クタが搭載された複数の電子制御ユニットを、各コネク
タが上下方向で一列となる姿勢で重ね合わせ、上記各コ
ネクタにジャンクションブロックの接続端子を挿入した
ことを特徴とする電子制御ユニットの搭載構造。 - 【請求項２】 各電子制御ユニットの表面が同じ向きと
なっていることを特徴とする請求項１記載の電子制御ユ
ニットの搭載構造。 - 【請求項３】 各電子制御ユニットの表面が互いに逆向
きとなっていることを特徴とする請求項１記載の電子制
御ユニットの搭載構造。 - 【請求項４】 各電子制御ユニット間にスペーサを介装
したことを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の
電子制御ユニットの搭載構造。 - 【請求項５】 各電子制御ユニットのうちの少なくとも
１つは、予め用意された複数の電子制御ユニットの中か
ら選択可能なものであることを特徴とする請求項１〜４
のいずれかに記載の電子制御ユニットの搭載構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000241227A JP2002058134A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 電子制御ユニットの搭載構造 |
| US09/912,295 US6690582B2 (en) | 2000-08-09 | 2001-07-26 | Electronic control unit mounting structure |
| DE60102758T DE60102758T2 (de) | 2000-08-09 | 2001-08-03 | Montageanordnung für elektronische Steuereinheit |
| EP01118924A EP1180818B1 (en) | 2000-08-09 | 2001-08-03 | Electronic control unit mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000241227A JP2002058134A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 電子制御ユニットの搭載構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002058134A true JP2002058134A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18732442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000241227A Pending JP2002058134A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 電子制御ユニットの搭載構造 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6690582B2 (ja) |
| EP (1) | EP1180818B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002058134A (ja) |
| DE (1) | DE60102758T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US7390198B2 (en) | 2004-07-13 | 2008-06-24 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electric junction box |
| JP2010049815A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Yazaki Corp | 車載電装品制御ユニット及び制御部品 |
| DE112009004367T5 (de) | 2009-02-16 | 2012-05-24 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Elektrischer verteilerkasten zur anordnung einer elektronischen steuereinheit |
| CN102480215A (zh) * | 2010-11-24 | 2012-05-30 | 李尔公司 | 印刷电路板连接组件 |
| CN114765919A (zh) * | 2021-01-15 | 2022-07-19 | 矢崎总业株式会社 | 基板单元以及基板单元的制造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2004327641A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Tdk Corp | 電子部品モジュール |
| EP1649570B1 (en) * | 2003-07-31 | 2012-06-06 | Yazaki Corporation | Junction block |
| JP4263550B2 (ja) * | 2003-07-31 | 2009-05-13 | 矢崎総業株式会社 | ジャンクションブロック |
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