JP2002057806A - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

集合住宅用インターホンシステム

Info

Publication number
JP2002057806A
JP2002057806A JP2000239588A JP2000239588A JP2002057806A JP 2002057806 A JP2002057806 A JP 2002057806A JP 2000239588 A JP2000239588 A JP 2000239588A JP 2000239588 A JP2000239588 A JP 2000239588A JP 2002057806 A JP2002057806 A JP 2002057806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
message
unit
visitor
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000239588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kitagawa
和美 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2000239588A priority Critical patent/JP2002057806A/ja
Publication of JP2002057806A publication Critical patent/JP2002057806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】外出等から住戸内に帰宅した居住者が、不在時
に呼出した集合住宅のエントランスに居る来訪者の画
像、管理室等の共用部に居る管理人から配信された行事
や予定表の内容を確認する際の利便性を向上させる。 【解決手段】集合玄関機1のカメラ13にて撮像された
来訪者の画像、管理室親機2の通話・録音部をなすハン
ドセット20のマイク20aから録音された伝言録音、
管理室親機の伝言メモ入力・表示部21、22を用いて
入力された伝言メモ、書架カメラ4、スキャナ5からの
データをもとに回覧情報作成装置3にて作成された回覧
情報の新着があることを、送信先の居室機6a、6b、
・・・のモニタ31にスクロール表示するとともに、スピ
ーカ34の鳴動により音声で報知し、スクロール表示を
もとに情報選択操作部32で選択した情報をモニタに個
別出画させ、配信された行事や予定表の確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅用インター
ホンシステムに係り、特に集合住宅のエントランスに居
る来訪者の画像や管理室等の共用部に居る管理人から配
信された行事や予定表を、住戸内の居住者が確認できる
集合住宅用インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の集合住宅用インター
ホンシステムとして、図5の全体構成図に示す集合住宅
用インターホンシステムが提案されている。
【0003】同図に示す集合住宅用インターホンシステ
ムは、集合住宅のエントランスに設置されマイク11
0、スピーカ111、選択操作部112、カメラ113
を有する集合玄関機101と、管理室等の共用部(以
下、管理室と称す)に設置されマイク120aおよびレ
シーバ120bからなるハンドセット120、モニタ1
21、選択操作部122、メッセージメモリ送信ボタン
123、スピーカ124を有する管理室親機102と、
管理室内に設置されるとともに書架カメラ104、スキ
ャナ105が接続され回覧情報を作成し送信するための
PC(パーソナルコンピュータ)等からなる回覧情報作
成装置103と、住戸(101号室、102号室、・・
・)毎に設置されマイク130aおよびレシーバ130
bからなるハンドセット130、モニタ131、来訪者
画像着信確認LED132a、メッセージメモリ着信確
認LED132b、回覧情報着信確認LED132c、
着信情報確認ボタン133、スピーカ134を有する居
室機(以下、複数の居室機と称す)106a、106
b、・・・と、幹線L101、L102、L103、L104をそれぞ
れ介して集合玄関機101、管理室親機102、回覧情
報作成装置103、複数の居室機106a、106b、
・・・が接続され当該システムを制御するための制御機1
07とを備えている。
【0004】このように構成された集合住宅用インター
ホンシステムにおいて、集合住宅のエントランスに居る
来訪者が、住戸内の居住者、ここでは、居室機106a
が設置された101号室内の居住者を呼出すために、集
合玄関機101の選択操作部112をなすテンキーを用
いて呼出先の住戸に予め割当てられている居室番号を入
力し当該選択操作部をなす呼出ボタンを押下すると、居
室番号情報からなる選局アドレスとカメラ113にて撮
像された来訪者の画像(動画)とを含む呼出信号が、幹
線L101、制御機107、幹線L104を介して住戸(10
1号室、102号室、・・・)毎に設置される複数の居室
機106a、106b、・・・にそれぞれ伝送される。
【0005】複数の居室機106a、106b、・・・
は、集合玄関機101からの呼出信号をなす選局アドレ
スと自居室機に予め割当てられているアドレスとを照合
し、一致した場合のみ有効と検出した来訪者の画像(動
画)をモニタ131に出画するとともに、スピーカ13
4にて呼出音を鳴動する。ここでは、101号室内に設
置された居室機106aのみ当該アドレスが一致し、エ
ントランスに居る来訪者の画像(動画)がモニタ131
に出画されるとともに、スピーカ134にて呼出音が鳴
動される。
【0006】ここで、101号室内に居住者が在室中で
あり、居室機106aのモニタ131に出画された画像
(動画)およびスピーカ134にて鳴動された呼出音を
もとに、エントランスに居る来訪者からの呼出しを確認
しハンドセット130を取上げて呼出応答すると、幹線
L104、制御機107、幹線L101を介してハンドセット
130をなすマイク130aおよびレシーバ130b
と、集合玄関機101のマイク110およびスピーカ1
11との間の通話路が形成され、この通話路を介して音
声信号の送受信が可能となり、101号室内の居住者と
エントランスに居る来訪者との通話が成立する(詳述せ
ず)。
【0007】一方、居住者が外出等で101号室内に不
在であり、呼出応答せずに所定の時間が経過すると、来
訪者の画像(動画)が録画のための静止画として居室機
106aの図示しない記憶回路に記憶されるとともに、
来訪者画像着信確認LED132aが点灯される。ま
た、外出等から101号室内に帰宅した居住者が、居室
機106aの点灯されている来訪者画像着信確認LED
132aをもとに、不在時にエントランスに居る来訪者
から呼出しがあったことを確認し着信情報確認ボタン1
33を押下すると、図示しない記憶回路から読出された
来訪者の画像(静止画)がモニタ131に出画される。
【0008】次に、集合住宅の管理室内に居る管理人
が、住戸内の居住者、ここでは、居室機106aが設置
された101号室内の居住者に対してメッセージがある
旨を送信するために、管理室親機102の選択操作部1
22をなすテンキーを用いて送信先の住戸に予め割当て
られている居室番号を入力し、メッセージメモリ送信ボ
タン123を押下すると、居室番号情報からなる選局ア
ドレスとメッセージがある旨とを含むメッセージメモリ
送信信号が、幹線L102、制御機107、幹線L104を介
して複数の居室機106a、106b、・・・にそれぞれ
伝送される。
【0009】複数の居室機106a、106b、・・・
は、管理室親機102からのメッセージメモリ送信信号
をなす選局アドレスと自居室機に予め割当てられている
アドレスとを照合し、一致した場合のみメッセージメモ
リ着信確認LED132bを点灯する。ここでは、10
1号室内に設置された居室機106aのみ当該アドレス
が一致し、メッセージメモリ着信確認LED132bが
点灯される。
【0010】ここで、101号室内に在室中または外出
等から帰宅した居住者が、居室機106aの点灯されて
いるメッセージメモリ着信確認LED132bをもと
に、管理室内に居る管理人からのメッセージがある旨を
確認した場合には、図示しない管理室親機呼出ボタンを
押下し、呼出応答した管理人からメッセージの内容を確
認する。
【0011】次に、集合住宅の管理室内に居る管理人
が、書架カメラ104、スキャナ105からのデータを
もとに回覧情報作成装置103にて作成した回覧情報、
例えば行事や予定表の内容を含む情報を、全住戸内の居
住者に対して送信するために、当該回覧情報作成装置の
図示しない全住戸選択操作部を適宜に操作すると、全居
室の居室番号情報からなる複数の選局アドレスと回覧情
報の内容とを含む回覧情報信号が、幹線L103、制御機
107、幹線L104を介して複数の居室機106a、1
06b、・・・にそれぞれ伝送される。
【0012】複数の居室機106a、106b、・・・
は、回覧情報作成装置103からの回覧情報信号をなす
選局アドレスと自居室機に予め割当てられているアドレ
スとを照合し、一致した場合のみ有効と検出した回覧情
報の内容を図示しない記憶回路に記憶するとともに、回
覧情報着信確認LED132cを点灯する。ここでは、
全住戸内に設置された各居室機106a、106b、・・
・にてそれぞれ当該アドレスが一致し、回覧情報の内容
が図示しない記憶回路に記憶されるとともに、回覧情報
着信確認LED132cが点灯される。
【0013】ここで、例えば、101号室内に在室中ま
たは外出等から帰宅した居住者が、居室機106aの点
灯されている回覧情報着信確認LED132cをもと
に、管理室内に居る管理人により回覧情報作成装置10
3にて作成され配信された回覧情報の新着があることを
確認し着信情報確認ボタン133を押下すると、図示し
ない記憶回路から読出された回覧情報の内容(行事や予
定表の内容)がモニタ131に出画される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合住宅用インターホンシステムにおいて、集合玄関機
101にて撮像された集合住宅のエントランスに居る来
訪者の画像、管理室内に居る管理人により回覧情報作成
装置103にて作成され配信された回覧情報の内容は、
送信先の住戸内に設置される当該居室機の図示しない記
憶回路に着信された順番で記憶される。これにより、外
出等で住戸内を長期にわたり不在とした居住者が帰宅し
た際、当該居室機のモニタ131に確認したい情報を出
画させるためには、例えば、確認したい情報が出画され
るまで着信情報確認ボタン133を押下せねばならず、
図示しない記憶回路に複数の情報が記憶されている場合
など煩雑な確認操作が必要となる難点があった。また、
管理室内に居る管理人からのメッセージがある旨の内容
を確認した居住者が、当該居室機の図示しない管理室親
機呼出ボタンを押下した際、管理人が管理室内に不在で
呼出応答がないと、メッセージの内容を確認できず緊急
時等において煩雑さを有する難点があった。
【0015】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、外出等から住戸内に帰宅した居住者が、
不在時に呼出した集合住宅のエントランスに居る来訪者
の画像、管理室等の共用部に居る管理人から配信された
行事や予定表の内容を確認する際の利便性を向上させた
集合住宅用インターホンシステムを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による集合住宅用インターホンシステム
は、集合住宅のエントランスに設置され通話をするため
のマイク、スピーカ、通話相手先を選択するための選択
操作部、来訪者の画像を撮像し動画または録画のための
静止画として送信するためのカメラを有する集合玄関機
と、管理室等の共用部に設置され通話または伝言録音の
ための通話・録音部、伝言メモを入力、表示するための
伝言メモ入力・表示部、伝言録音、伝言メモを送信する
ための伝言送信操作部を有する管理室親機と、書架カメ
ラ、スキャナが接続され回覧情報を作成し送信するため
の回覧情報作成装置と、住戸内に設置され通話のための
通話部、来訪者の画像、伝言メモ、回覧情報の画面を出
画するためのモニタ、来訪者の画像、伝言録音、伝言メ
モ、回覧情報を選択するための情報選択操作部を有する
居室機と、来訪者の画像、伝言録音、伝言メモ、回覧情
報を記憶するための記憶回路を有するサーバと、集合玄
関機、管理室親機、居室機、サーバが接続されサーバに
記憶された来訪者の画像、伝言録音、伝言メモ、回覧情
報を居室機に送信するとともに、インターホン呼出し、
通話を制御するための制御機とを備え、居室機は、モニ
タで来訪者の画像、伝言録音、伝言メモ、回覧情報の着
信表示画面を起動しスクロール表示するとともに、情報
選択操作部で選択した来訪者の画像、伝言メモ、回覧情
報の画面の1つを起動し個別出画して配信された行事や
予定表の確認を行う機能を有することを特徴としてい
る。
【0017】また、本発明による集合住宅用インターホ
ンシステムをなす居室機は、自居室機宛てに伝言録音、
伝言メモ、回覧情報の着信があることを音声で報知する
ためのスピーカを有することを特徴としている。
【0018】このような集合住宅用インターホンシステ
ムによれば、集合玄関機のカメラにて撮像された来訪者
の画像、管理室親機の通話・録音部をなすハンドセット
のマイクから録音された伝言録音、管理室親機の伝言メ
モ入力・表示部を用いて入力された伝言メモ、書架カメ
ラ、スキャナからのデータをもとに回覧情報作成装置に
て作成された回覧情報の新着があることは、送信先の居
室機のモニタにスクロール表示されるとともに、スピー
カの鳴動により音声で報知され、スクロール表示をもと
に情報選択操作部で選択した情報をモニタに個別出画す
ることにより、配信された行事や予定表を確認できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集合住宅用イ
ンターホンシステムを適用した好ましい形態の一実施例
について、図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例による集合住宅
用インターホンシステムの全体構成図であり、集合住宅
のエントランスに設置される集合玄関機1と、管理室等
の共用部(以下、管理室と称す)に設置される管理室親
機2と、管理室内に設置されるとともに書架カメラ4、
スキャナ5が接続され回覧情報を作成し送信するための
PC(パーソナルコンピュータ)等からなる回覧情報作
成装置3と、住戸(101号室、102号室、・・・)毎
に設置される居室機(以下、複数の居室機と称す)6
a、6b、・・・と、幹線L5を介して回覧情報作成装置3
が接続されるサーバ7と、幹線L1、L2、L3、L4をそ
れぞれ介して集合玄関機1、管理室親機2、複数の居室
機6a、6b、・・・、サーバ7が接続され当該システム
を制御するための制御機8とを備えている。
【0021】集合玄関機1は、エントランスに居る来訪
者が通話相手先をなす住戸内の居住者または管理室内に
居る管理人との通話を成立させるための音声を収音、鳴
動(放音)するマイク10、スピーカ11と、来訪者が
通話相手先を選択するために操作するテンキー、呼出ボ
タン等からなる選択操作部12と、来訪者の画像を撮像
し動画または録画のための静止画として送信するための
カメラ13とを有する。
【0022】管理室親機2は、管理室内に居る管理人が
通話相手先をなすエントランスに居る来訪者または住戸
内の居住者との通話を成立させるための音声を収音、鳴
動(放音)するとともに、居住者への音声による伝言を
録音するための通話・録音部をなすマイク20aおよび
レシーバ20bからなるハンドセット20と、居住者へ
の文字(絵、イラスト等を含む)による伝言メモを入
力、表示するための伝言メモ入力・表示部をなすモニタ
21、タッチパネル22と、モニタ21に出画される伝
言送信画面(図示せず)に対応してタッチパネル22に
座標が設定され、管理人が伝言録音、伝言メモを送信さ
せるためにタッチ操作する伝言送信操作部22aと、管
理人が通話相手先または伝言(伝言録音、伝言メモ)送
信先の住戸を選択するために操作するテンキー、呼出ボ
タン等からなる選択操作部23と、来訪者または居住者
からの呼出しを管理人に報知させるための呼出音を鳴動
するスピーカ24とを有する。
【0023】複数の居室機6a、6b、・・・はそれぞれ
同様な構成であり、住戸内の居住者が通話相手先をなす
エントランスに居る来訪者または管理室内に居る管理人
との通話を成立させるための音声を収音、鳴動(放音)
する通話部をなすマイク30aおよびレシーバ30bか
らなるハンドセット30と、来訪者の画像、伝言録音、
伝言メモ、回覧情報の着信表示画面を出画するととも
に、後述する情報選択操作部32により選択された来訪
者の画像、伝言メモ、回覧情報の画面を個別出画するた
めのモニタ31と、来訪者の画像、伝言録音、伝言メ
モ、回覧情報を選択するための情報選択操作部をなすタ
ッチパネル32と、自居室機宛てに来訪者の画像、伝言
録音、伝言メモ、回覧情報の新着があることを点灯によ
り居住者に報知するための新着情報確認LED33と、
来訪者または管理人からの呼出しを居住者に報知させる
ための呼出音を鳴動するとともに、自居室機宛てに伝言
録音、伝言メモ、回覧情報の新着があることを音声(案
内音声)の鳴動により居住者に報知するためのスピーカ
34とを有する。
【0024】図2は、複数の居室機6a、6b、・・・の
具体的な構成を示すブロック図であり、図1の全体構成
図に示すハンドセット30、モニタ31、タッチパネル
32、新着情報確認LED33、スピーカ34と、当該
居室機を制御するためのCPU(以下、居室機CPUと
称す)35と、ハンドセット30をなすマイク30aに
収音された居住者の音声(送話音)信号を増幅するため
のマイク用アンプ36aと、ハンドセット30をなすレ
シーバ30bにて鳴動される通話相手先をなす来訪者ま
たは管理人の音声(受話音)信号を増幅するためのレシ
ーバ用アンプ36bと、居室機CPU35の制御により
能動となり、マイク用アンプ36aにて増幅された音声
信号をA/D(アナログ/デジタル)変換するとともに
レシーバ用アンプ36bにて増幅させる音声信号をD/
A(デジタル/アナログ)変換するためのコーデック回
路37と、居室機CPU35の制御により能動となり、
スピーカ34にて呼出音、案内音声を鳴動させるための
呼出音信号、案内音声信号をそれぞれ出力する音声合成
回路38と、音声合成回路38からの呼出音信号、案内
音声信号をそれぞれ増幅するためのスピーカ用アンプ3
9と、居室機CPU35、コーデック回路37と幹線接
続端子P1に接続(バス接続)された幹線L3を介して制
御機8との間の信号伝送路を形成し諸信号(後述)を送
受信するための通信インターフェース回路(以下、イン
ターフェース回路についてはI/Fと称す)40とを有
する。
【0025】図3は、サーバ7の具体的な構成を示すブ
ロック図であり、当該サーバを制御するためのCPU
(以下、サーバCPUと称す)50と、サーバCPU5
0により制御され、来訪者の画像、伝言録音、伝言メ
モ、回覧情報を記憶するための記憶回路51と、サーバ
CPU50と幹線接続端子P2aに接続された幹線L4を
介して制御機8との間の信号伝送路を形成し諸信号(後
述)を送受信するための通信I/F52と、幹線接続端
子P2bに接続された幹線L5を介して回覧情報作成装置
3から送信される諸信号(後述)を受信しサーバCPU
50に送信するための信号伝送路を形成する通信I/F
53とを有する。
【0026】尚、集合玄関機1、管理室親機2、回覧情
報作成装置3、書架カメラ4、スキャナ5、制御機8の
具体的な構成についての図示およびその説明は省略す
る。
【0027】このように構成された本発明の一実施例に
よる集合住宅用インターホンシステムにおいて、以下、
その動作について図面を参照して説明する。
【0028】図1の全体構成図において、集合住宅のエ
ントランスに居る来訪者が、住戸内の居住者、ここで
は、居室機6aが設置された101号室内の居住者を呼
出すために、集合玄関機1の選択操作部12をなすテン
キーを用いて呼出す住戸に予め割当てられている居室番
号を入力し当該選択操作部をなす呼出ボタンを押下する
と、居室番号情報からなる選局アドレスとカメラ13に
て撮像された来訪者の画像(動画)とを含む呼出信号S
1が、幹線L1を介して制御機8に伝送される。また、制
御機8は、集合玄関機1からの呼出信号S1を、幹線L
3、図2のブロック図に示す住戸(101号室、102
号室、・・・)毎に設置される複数の居室機6a、6b、・
・・の幹線接続端子P1、通信I/F40を介して居室機
CPU35にそれぞれ送信するとともに、幹線L4、図
3のブロック図に示すサーバ7の幹線接続端子P2a、通
信I/F52を介してサーバCPU50に送信する。
【0029】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、集合玄関機1か
らの呼出信号S1をなす選局アドレスと自居室機に予め
割当てられているアドレスとを照合し、一致した場合の
み有効と検出した来訪者の画像(動画)をモニタ31に
出画するとともに、スピーカ34にて呼出音を鳴動させ
るために音声合成回路38を制御する。ここでは、10
1号室内に設置された居室機6aの居室機CPU35の
み当該アドレスが一致し、エントランスに居る来訪者の
画像(動画)がモニタ31に出画されるとともに、音声
合成回路38から呼出音信号S2が出力される。また、
音声合成回路38からの呼出音信号S2は、スピーカ用
アンプ39を介して増幅され、スピーカ34にて呼出音
を鳴動させる。
【0030】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、集合玄関機1からの呼出信号S1をなす
来訪者の画像を、録画のための静止画として記憶回路5
1の所定のエリアに選局アドレスに割当てて記憶する。
【0031】ここで、101号室内に居住者が在室中で
あり、図2のブロック図に示す居室機6aのモニタ31
に出画された画像(動画)およびスピーカ34にて鳴動
された呼出音をもとに、エントランスに居る来訪者から
の呼出しを確認しハンドセット30を取上げて呼出応答
すると、これを検出した居室機CPU35の制御により
コーデック回路37が能動となり、ハンドセット30を
なすマイク30aおよびレシーバ30bと、マイク用ア
ンプ36aおよびレシーバ用アンプ36b、コーデック
回路37、通信I/F40、幹線接続端子P1、幹線L
3、図1の全体構成図に示す制御機8、幹線L1を介して
集合玄関機1のマイク10およびスピーカ11との間の
通話路が形成され、この通話路を介して音声信号の送受
信が可能となり、101号室内の居住者とエントランス
に居る来訪者との通話が成立する(詳述せず)。
【0032】一方、居住者が外出等で101号室内に不
在であり、呼出応答せずに図2のブロック図に示す居室
機6aの居室機CPU35が有する計時機能(詳述せ
ず)により所定の時間が経過すると、上述の画像(動
画)の出画、呼出音の鳴動は停止されるとともに、新着
情報確認LED33が点灯される。また、外出等から1
01号室内に帰宅した居住者が、居室機6aの点灯され
ている新着情報確認LED33を確認しタッチパネル3
2を適宜に操作(以下、画面起動操作と称す)すると、
この画面起動操作を検出した居室機CPU35の制御に
より図4(a)の画面構成図に示す来訪者画像選択ボタ
ン31a、伝言録音選択ボタン31b、伝言メモ選択ボ
タン31c、回覧情報選択ボタン31d、および来訪者
画像着信情報が表示されたスクロール表示エリア31e
からなる着信表示画面がモニタ31に出画される。ここ
で、居室機6aのモニタ31に出画された図4(a)の
画面構成図に示す着信表示画面をなすスクロール表示エ
リア31eに表示されている来訪者画像着信情報をもと
に、不在時にエントランスに居る来訪者から呼出しがあ
ったことを確認した居住者が、来訪者画像選択ボタン3
1aをタッチパネル32を介してタッチ操作すると、こ
の操作を検出した居室機CPU35は、サーバ7に予め
割当てられている選局アドレスと当該サーバの記憶回路
51に記憶されている来訪者の画像(静止画)を読出す
ための制御情報とを含む読出制御信号S3を、通信I/
F40、幹線接続端子P1、幹線L3、図1の全体構成図
に示す制御機8、幹線L4、図3のブロック図に示すサ
ーバ7の幹線接続端子P2a、通信I/F52を介してサ
ーバCPU50に送信する。
【0033】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、居室機6aからの読出制御信号S3をな
す制御情報をもとに、記憶回路51に記憶されているエ
ントランスに居る来訪者の画像(静止画)を読み出し、
この来訪者の画像(静止画)と101号室の居室番号情
報からなる選局アドレスとを含む来訪者画像送信信号S
4を、通信I/F52、幹線接続端子P2a、幹線L4、図
1の全体構成図に示す制御機8、幹線L3、図2のブロ
ック図に示す複数の居室機6a、6b、・・・の幹線接続
端子P1、通信I/F40を介して居室機CPU35に
それぞれ送信する。
【0034】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、サーバ7からの
来訪者画像送信信号S4をなす選局アドレスと自居室機
に予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した
場合のみ有効と検出した来訪者の画像(静止画)をモニ
タ31に個別出画する。ここでは、101号室内に設置
された居室機6aの居室機CPU35のみ当該アドレス
が一致し、エントランスに居る来訪者の画像(静止画)
がモニタ31に個別出画される(図4(a)の画面構成
図を参照)。これにより、外出等から101号室内に帰
宅した居住者は、不在時に呼出したエントランスに居る
来訪者の画像(静止画)を確認できる。
【0035】次に、図1の全体構成図において、集合住
宅の管理室内に居る管理人が、住戸内の居住者、ここで
は、居室機6aが設置された101号室内の居住者に対
する伝言を録音し送信するために、管理室親機2の選択
操作部23をなすテンキーを用いて送信先の住戸に予め
割当てられている居室番号を入力し、取上げたハンドセ
ット20をなすマイク20aから伝言の内容、例えば行
事や予定表の内容を録音させ、モニタ21に出画させた
選択操作画面(図示せず)に対応して座標が設定されて
いるタッチパネル22の伝言送信操作部22aをタッチ
操作すると、居室番号情報からなる選局アドレスと伝言
録音の内容とを含む伝言録音信号S11が、幹線L2を介
して制御機8に伝送される。また、制御機8は、管理室
親機2からの伝言録音信号S11を、上述の呼出信号S1
と同様な経路を介して図2のブロック図に示す複数の居
室機6a、6b、・・・の居室機CPU35と、図3のブ
ロック図に示すサーバ7のサーバCPU50とにそれぞ
れ送信する。
【0036】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、管理室親機2か
らの伝言録音信号S11をなす選局アドレスと自居室機に
予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場
合のみ新着情報確認LED33を点灯するとともに、ス
ピーカ34にて新着の案内音声を鳴動させるために音声
合成回路38を制御する。ここでは、101号室内に設
置された居室機6aの居室機CPU35のみ当該アドレ
スが一致し、新着情報確認LED33が点灯されるとと
もに、音声合成回路38から案内音声信号S12が出力さ
れる。また、音声合成回路38からの案内音声信号S12
は、スピーカ用アンプ39を介して増幅され、スピーカ
34にて自居室機宛てに伝言録音の新着があることを報
知する案内音声を鳴動させる。
【0037】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、管理室親機2からの伝言録音信号S11を
なす伝言録音の内容を、記憶回路51の所定のエリアに
選局アドレスに割当てて記憶する。
【0038】ここで、101号室内に在室中または外出
等から帰宅した居住者が、図1の全体構成図および図2
のブロック図に示す居室機6aの点灯されている新着情
報確認LED33(在室中にはスピーカ34にて鳴動さ
れる案内音声を含む)を確認しタッチパネル32を画面
起動操作すると、この操作を検出した居室機CPU35
の制御により図4(b)の画面構成図に示す来訪者画像
選択ボタン31a、伝言録音選択ボタン31b、伝言メ
モ選択ボタン31c、回覧情報選択ボタン31d、およ
び伝言録音着信情報が表示されたスクロール表示エリア
31eからなる着信表示画面がモニタ31に出画され
る。また、居室機6aのモニタ31に出画された図4
(b)の画面構成図に示す着信表示画面をなすスクロー
ル表示エリア31eに表示されている伝言録音着信情報
をもとに、管理室内に居る管理人による管理室親機2か
らの伝言録音があることを確認した居住者が、伝言録音
選択ボタン31bをタッチパネル32を介してタッチ操
作すると、この操作を検出した居室機CPU35は、サ
ーバ7に予め割当てられている選局アドレスと当該サー
バの記憶回路51に記憶されている伝言録音の内容を読
出すための制御情報とを含む読出制御信号S13を、上述
の読出制御信号S3と同様な経路を介して図3のブロッ
ク図に示すサーバ7のサーバCPU50に送信する。
【0039】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、居室機6aからの読出制御信号S13をな
す制御情報をもとに、記憶回路51に記憶されている管
理室内に居る管理人からの伝言録音の内容を読出し、こ
の伝言録音の内容と101号室の居室番号情報からなる
選局アドレスとを含む伝言録音送信信号S14を、上述の
来訪者画像送信信号S4と同様な経路を介して図2のブ
ロック図に示す複数の居室機6a、6b、・・・の居室機
CPU35にそれぞれ送信する。
【0040】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、サーバ7からの
伝言録音送信信号S14をなす選局アドレスと自居室機に
予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場
合のみ有効と検出した伝言録音の内容をスピーカ34に
て鳴動させるために音声合成回路38を制御する。ここ
では、101号室内に設置された居室機6aの居室機C
PU35のみ当該アドレスが一致し、音声合成回路38
から伝言音声信号S15が出力される。また、音声合成回
路38からの伝言音声信号S15は、スピーカ用アンプ3
9を介して増幅され、スピーカ34にて伝言録音の内容
(行事や予定表の内容)を鳴動させる。これにより、1
01号室内に在室中または外出等から帰宅した居住者
は、管理室内に居る管理人から配信された伝言録音の内
容を示す行事や予定表を確認できる。
【0041】次に、図1の全体構成図において、集合住
宅の管理室内に居る管理人が、住戸内の居住者、ここで
は、居室機6aが設置された101号室内の居住者に対
する伝言メモを送信するために、管理室親機2の選択操
作部23をなすテンキーを用いて送信先の住戸に予め割
当てられている居室番号を入力し、モニタ21にタッチ
パネル22を介して伝言メモの内容、例えば行事や予定
表の内容を入力、表示させ、当該モニタに出画させた選
択操作画面(図示せず)に対応して座標が設定されてい
る当該タッチパネルの伝言送信操作部22aをタッチ操
作すると、居室番号情報からなる選局アドレスと伝言メ
モの内容とを含む伝言メモ信号S21が、幹線L2を介し
て制御機8に伝送される。また、制御機8は、管理室親
機2からの伝言メモ信号S21を、上述の呼出信号S1、
伝言録音信号S11と同様な経路を介して図2のブロック
図に示す複数の居室機6a、6b、・・・の居室機CPU
35と、図3のブロック図に示すサーバ7のサーバCP
U50とにそれぞれ送信する。
【0042】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、管理室親機2か
らの伝言メモ信号S21をなす選局アドレスと自居室機に
予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場
合のみ新着情報確認LED33を点灯するとともに、ス
ピーカ34にて新着の案内音声を鳴動させるために音声
合成回路38を制御する。ここでは、101号室内に設
置された居室機6aの居室機CPU35のみ当該アドレ
スが一致し、新着情報確認LED33が点灯されるとと
もに、音声合成回路38から案内音声信号S22が出力さ
れる。また、音声合成回路38からの案内音声信号S22
は、スピーカ用アンプ39を介して増幅され、スピーカ
34にて自居室機宛てに伝言メモの新着があることを報
知する案内音声を鳴動させる。
【0043】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、管理室親機2からの伝言メモ信号S21を
なす伝言メモの内容を、記憶回路51の所定のエリアに
選局アドレスに割当てて記憶する。
【0044】ここで、101号室内に在室中または外出
等から帰宅した居住者が、図1の全体構成図および図2
のブロック図に示す居室機6aの点灯されている新着情
報確認LED33(在室中にはスピーカ34にて鳴動さ
れる案内音声を含む)を確認しタッチパネル32を画面
起動操作すると、この操作を検出した居室機CPU35
の制御により図4(c)の画面構成図に示す来訪者画像
選択ボタン31a、伝言録音選択ボタン31b、伝言メ
モ選択ボタン31c、回覧情報選択ボタン31d、およ
び伝言メモ着信情報が表示されたスクロール表示エリア
31eからなる着信表示画面がモニタ31に出画され
る。また、居室機6aのモニタ31に出画された図4
(c)の画面構成図に示す着信表示画面をなすスクロー
ル表示エリア31eに表示されている伝言メモ着信情報
をもとに、管理室内に居る管理人による管理室親機2か
らの伝言メモがあることを確認した居住者が、伝言メモ
選択ボタン31cをタッチパネル32を介してタッチ操
作すると、この操作を検出した居室機CPU35は、サ
ーバ7に予め割当てられている選局アドレスと当該サー
バの記憶回路51に記憶されている伝言メモの内容を読
出すための制御情報とを含む読出制御信号S23を、上述
の読出制御信号S3、S13と同様な経路を介して図3の
ブロック図に示すサーバ7のサーバCPU50に送信す
る。
【0045】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、居室機6aからの読出制御信号S23をな
す制御情報をもとに、記憶回路51に記憶されている管
理室内に居る管理人からの伝言メモの内容を読出し、こ
の伝言メモの内容と101号室の居室番号情報からなる
選局アドレスとを含む伝言メモ送信信号S24を、上述の
来訪者画像送信信号S4、伝言録音送信信号S14と同様
な経路を介して図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35にそれぞれ送信す
る。
【0046】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、サーバ7からの
伝言メモ送信信号S24をなす選局アドレスと自居室機に
予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場
合のみ有効と検出した伝言メモの内容をモニタ31に個
別出画する。ここでは、101号室内に設置された居室
機6aの居室機CPU35のみ当該アドレスが一致し、
管理室内に居る管理人から配信された伝言メモの内容
(行事や予定表の内容)がモニタ31に個別出画される
(図4(c)の画面構成図を参照)。これにより、10
1号室内に在室中または外出等から帰宅した居住者は、
管理室内に居る管理人から配信された伝言メモの内容を
示す行事や予定表を確認できる。
【0047】次に、図1の全体構成図において、集合住
宅の管理室内に居る管理人が、書架カメラ4、スキャナ
5からのデータをもとに回覧情報作成装置3にて作成し
た回覧情報、例えば行事や予定表の内容を含む情報を、
全住戸内の居住者に対して送信するために、当該回覧情
報作成装置の図示しない全住戸選択操作部を適宜に操作
すると、全居室の居室番号情報からなる複数の選局アド
レスと回覧情報の内容とを含む回覧情報信号S31が、幹
線L5、図3のブロック図に示すサーバ7の幹線接続端
子P2b、通信I/F53を介してサーバCPU50に伝
送される。
【0048】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、回覧情報作成装置3からの回覧情報信号
S31を、幹線接続端子P2a、幹線L4、図1の全体構成
図に示す制御機8、幹線L3、図2のブロック図に示す
複数の居室機6a、6b、・・・の幹線接続端子P1、通信
I/F40を介して居室機CPU35にそれぞれ送信す
るとともに、回覧情報信号S31なす回路情報の内容を、
記憶回路51の所定のエリアに選局アドレスに割当てて
記憶する。
【0049】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、回覧情報作成装
置3からの回覧情報信号S31をなす選局アドレスと自居
室機に予め割当てられているアドレスとを照合し、一致
した場合のみ新着情報確認LED33を点灯するととも
に、スピーカ34にて新着の案内音声を鳴動させるため
に音声合成回路38を制御する。ここでは、全住戸内に
設置された各居室機6a、6b、・・・の居室機CPU3
5にてそれぞれ当該アドレスが一致し、新着情報確認L
ED33が点灯されるとともに、音声合成回路38から
案内音声信号S32が出力される。また、音声合成回路3
8からの案内音声信号S32は、スピーカ用アンプ39を
介して増幅され、スピーカ34にて自居室機宛てに回覧
情報の新着があることを報知する案内音声を鳴動させ
る。
【0050】ここで、例えば、101号室内に在室中ま
たは外出等から帰宅した居住者が、図1の全体構成図お
よび図2のブロック図に示す居室機6aの点灯されてい
る新着情報確認LED33(在室中にはスピーカ34に
て鳴動される案内音声を含む)を確認しタッチパネル3
2を画面起動操作すると、この操作を検出した居室機C
PU35の制御により図4(d)の画面構成図に示す来
訪者画像選択ボタン31a、伝言録音選択ボタン31
b、伝言メモ選択ボタン31c、回覧情報選択ボタン3
1d、および回覧着信情報が表示されたスクロール表示
エリア31eからなる着信表示画面がモニタ31に出画
される。また、居室機6aのモニタ31に出画された図
4(d)の画面構成図に示す着信表示画面をなすスクロ
ール表示エリア31eに表示されている回覧着信情報を
もとに、管理室内に居る管理人により回覧情報作成装置
3にて作成された回覧情報があることを確認した居住者
が、回覧情報選択ボタン31dをタッチパネル32を介
してタッチ操作すると、この操作を検出した居室機CP
U35は、サーバ7に予め割当てられている選局アドレ
スと当該サーバの記憶回路51に記憶されている回覧情
報の内容を読出すための制御情報とを含む読出制御信号
S33を、上述の読出制御信号S3、S13、S23と同様な
経路を介して図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50に送信する。
【0051】図3のブロック図に示すサーバ7のサーバ
CPU50は、居室機6aからの読出制御信号S33をな
す制御情報をもとに、記憶回路51に記憶されている回
覧情報作成装置3にて作成された回覧情報の内容を読出
し、この回覧情報の内容と101号室の居室番号情報か
らなる選局アドレスとを含む回覧情報送信信号S34を、
上述の来訪者画像送信信号S4、伝言録音送信信号S1
4、伝言メモ送信信号S24と同様な経路を介して図2の
ブロック図に示す複数の居室機6a、6b、・・・の居室
機CPU35にそれぞれ送信する。
【0052】図2のブロック図に示す複数の居室機6
a、6b、・・・の居室機CPU35は、サーバ7からの
回覧情報送信信号S34をなす選局アドレスと自居室機に
予め割当てられているアドレスとを照合し、一致した場
合のみ有効と検出した回覧情報の内容をモニタ31に個
別出画する。ここでは、101号室内に設置された居室
機6aの居室機CPU35のみ当該アドレスが一致し、
管理室内に居る管理人により回覧情報作成装置3にて作
成された回覧情報の内容(行事や予定表の内容)がモニ
タ31に個別出画される(図4(d)の画面構成図を参
照)。これにより、101号室内に在室中または外出等
から帰宅した居住者は、管理室内に居る管理人から配信
された回覧情報の内容を示す行事や予定表を確認でき
る。
【0053】尚、上述の実施例において、居室機6aが
設置される101号室の居住者が外出等で住戸内を長期
にわたり不在とし、不在時に呼出したエントランスに居
る来訪者の映像、管理室内に居る管理人から配信された
行事や予定表を示す伝言録音、伝言メモ、回覧情報の複
数の情報がサーバ7の記憶回路51に記憶されている場
合、帰宅した居住者の画面起動操作により居室機6aの
モニタ31に出画される着信表示画面をなすスクロール
表示エリア31eには、来訪者の映像、伝言録音、伝言
メモ、回覧情報の全着信情報がスクロール表示され、こ
れを確認した居住者が選択ボタン31a〜31dをタッ
チパネル32を介して適宜にタッチ操作することによ
り、選択した情報をモニタ31に個別出画できる(詳述
せず)。
【0054】また、上述の実施例では、集合玄関機1が
有する通話・録音部20としてマイク20aおよびレシ
ーバ20bからなるハンドセット20を適用したが、こ
れに限らず、拡声マイクおよび拡声スピーカを適用させ
ても同様な効果を奏する。
【0055】さらに、上述の実施例では、(複数の)居
室機6a、6b、・・・が有する通話部30としてマイク
30aおよびレシーバ30bからなるハンドセット30
を適用したが、拡声マイクおよび拡声スピーカを適用さ
せても同様な効果を奏する。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅用インターホンシステムによれば、集合玄関
機のカメラにて撮像された来訪者の画像、管理室親機の
通話・録音部をなすハンドセットのマイクから録音され
た伝言録音、管理室親機の伝言メモ入力・表示部を用い
て入力された伝言メモ、書架カメラ、スキャナからのデ
ータをもとに回覧情報作成装置にて作成された回覧情報
の新着があることは、送信先の居室機のモニタにスクロ
ール表示されるとともに、スピーカの鳴動により音声で
報知され、スクロール表示をもとに情報選択操作部で選
択した情報をモニタに個別出画することにより、配信さ
れた行事や予定表を確認できる。これにより、外出等か
ら住戸内に帰宅した居住者が、不在時に呼出した集合住
宅のエントランスに居る来訪者の画像、管理室等の共用
部に居る管理人から配信された行事や予定表の内容を確
認する際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による集合住宅用インターホ
ンシステムの全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例による集合住宅用インターホ
ンシステムをなす居室機の具体的な構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例による集合住宅用インターホ
ンシステムをなすサーバの具体的な構成を示すブロック
図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明の一実施例による集
合住宅用インターホンシステムをなす居室機のモニタに
出画される画面例を示す画面構成図である。
【図5】従来の集合住宅用インターホンシステムの全体
構成図である。
【符号の説明】
1・・・・・集合玄関機 2・・・・・管理室親機 3・・・・・回覧情報作成装置 4・・・・・書架カメラ 5・・・・・スキャナ 6a、6b、・・・ ・・・・・(複数の)居室機 7・・・・・サーバ 8・・・・・制御機 10・・・・・マイク 11・・・・・(集合玄関機の)スピーカ 12・・・・・選択操作部 13・・・・・カメラ 20・・・・・通話・録音部 21、22・・・・・伝言メモ入力・表示部 22a・・・・・伝言送信操作部 30・・・・・通話部 31・・・・・モニタ 32・・・・・情報選択操作部 34・・・・・(居室機の)スピーカ 51・・・・・記憶回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 AA05 CA04 CC03 CH01 EA01 EA05 FA00 GB02 HA22 5K038 CC12 CC13 DD07 DD15 FF01 GG03 5K039 BB07 CC06 CC08 EE01 JJ06 JJ08 5K101 KK06 LL04 NN06 NN07 NN12 NN17 NN21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅のエントランスに設置され通話を
    するためのマイク(10)、スピーカ(11)、通話相
    手先を選択するための選択操作部(12)、来訪者の画
    像を撮像し動画または録画のための静止画として送信す
    るためのカメラ(13)を有する集合玄関機(1)と、
    管理室等の共用部に設置され通話または伝言録音のため
    の通話・録音部(20)、伝言メモを入力、表示するた
    めの伝言メモ入力・表示部(21、22)、前記伝言録
    音、前記伝言メモを送信するための伝言送信操作部(2
    2a)を有する管理室親機(2)と、書架カメラ
    (4)、スキャナ(5)が接続され回覧情報を作成し送
    信するための回覧情報作成装置(3)と、住戸内に設置
    され通話のための通話部(30)、前記来訪者の画像、
    前記伝言メモ、前記回覧情報の画面を出画するためのモ
    ニタ(31)、前記来訪者の画像、前記伝言録音、前記
    伝言メモ、前記回覧情報を選択するための情報選択操作
    部(32)を有する居室機(6a、6b、・・・)と、前
    記来訪者の画像、前記伝言録音、前記伝言メモ、前記回
    覧情報を記憶するための記憶回路(51)を有するサー
    バ(7)と、前記集合玄関機、前記管理室親機、前記居
    室機、前記サーバが接続され前記サーバに記憶された前
    記来訪者の画像、前記伝言録音、前記伝言メモ、前記回
    覧情報を前記居室機に送信するとともに、インターホン
    呼出し、通話を制御するための制御機(8)とを備え、 前記居室機は、前記モニタで前記来訪者の画像、前記伝
    言録音、前記伝言メモ、前記回覧情報の着信表示画面を
    起動しスクロール表示するとともに、前記情報選択操作
    部で選択した前記来訪者の画像、前記伝言メモ、前記回
    覧情報の画面の1つを起動し個別出画して配信された行
    事や予定表の確認を行う機能を有することを特徴とする
    集合住宅用インターホンシステム。
  2. 【請求項2】前記居室機は、自居室機宛てに前記伝言録
    音、前記伝言メモ、前記回覧情報の新着があることを音
    声で報知するためのスピーカ(34)を有することを特
    徴とする請求項1記載の集合住宅用インターホンシステ
    ム。
JP2000239588A 2000-08-08 2000-08-08 集合住宅用インターホンシステム Pending JP2002057806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239588A JP2002057806A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 集合住宅用インターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239588A JP2002057806A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 集合住宅用インターホンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002057806A true JP2002057806A (ja) 2002-02-22

Family

ID=18731099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239588A Pending JP2002057806A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 集合住宅用インターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002057806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151779A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Panasonic Corp ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447789U (ja) * 1990-08-28 1992-04-23
JPH0652263U (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 アイホン株式会社 集合住宅用通話装置
JPH0730663A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Canon Inc ボイスメール装置およびカード電話機
JPH08186649A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Aiphone Co Ltd 集合住宅用インターホン装置
JPH11144171A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Hochiki Corp 共同住宅管理システム
JPH11220723A (ja) * 1998-01-29 1999-08-10 Aiphone Co Ltd 集合住宅用録画システム
JPH11234656A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 集合住宅の情報伝達システム
JPH11308349A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Matsushita Electric Works Ltd インターホンシステム、インターホン親機、インターホン副親機
JP2000134322A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Kenwood Corp 電話機

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447789U (ja) * 1990-08-28 1992-04-23
JPH0652263U (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 アイホン株式会社 集合住宅用通話装置
JPH0730663A (ja) * 1993-07-14 1995-01-31 Canon Inc ボイスメール装置およびカード電話機
JPH08186649A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Aiphone Co Ltd 集合住宅用インターホン装置
JPH11144171A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Hochiki Corp 共同住宅管理システム
JPH11220723A (ja) * 1998-01-29 1999-08-10 Aiphone Co Ltd 集合住宅用録画システム
JPH11234656A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 集合住宅の情報伝達システム
JPH11308349A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Matsushita Electric Works Ltd インターホンシステム、インターホン親機、インターホン副親機
JP2000134322A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Kenwood Corp 電話機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151779A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Panasonic Corp ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001339521A (ja) 通信ネットワークを利用したテレビインターホンシステム
JP2007202017A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JPH10224488A (ja) テレビドアホン
JP7393479B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP3881277B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2002057805A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4245005B2 (ja) 来訪者管理システム
JP2002057806A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4383957B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2004221736A (ja) ドアホン装置
JP2006319618A (ja) インターホン応答システム及び方法
TWI753244B (zh) 對講機系統、控制方法及電腦程式
JP2006222887A (ja) 集合住宅用インターホンシステムの住戸機及び集合住宅用インターホンシステム
JP5812752B2 (ja) インターホン装置
JP2007267320A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2000307744A (ja) 転送機能付きインターホン装置および通信端末装置ならびに転送機能付きインターホンシステム
JP2002320040A (ja) ドアホンシステム
JP2005244432A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2005101963A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP7297462B2 (ja) 来訪者対応システム
JP2018160841A (ja) インターホン装置
TWI716588B (zh) 通話系統、影像信號取得裝置及通話裝置
JP3901152B2 (ja) 集合住宅管理通話システム
US20040187138A1 (en) Device and installation for the centralised management of messaging data
JP2024044776A (ja) 音声情報出力システム、音声情報出力システムの制御方法および音声情報出力システムの制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005