JP2002057400A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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- H01S5/2272—Buried mesa structure ; Striped active layer grown by a mask induced selective growth
Abstract
から光を受ける受光層を有する第2領域とを備える半導
体装置であって,受光層の光に対する強度向上が図られ
た半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 レーザ形成領域LR内の選択成長領域に
おける活性層107,クラッド層111,コンタクト層
119はそれぞれ,変調器形成領域MRにおける吸収層
109,クラッド層111,コンタクト層119に対し
て厚く形成されている。したがって,A−A’断面に示
すように,レーザ形成領域LRにおけるリッジ部123
の高さは,変調器形成領域MRよりも高くなる。矢視
B,矢視Cに示したように,リッジ部123におけるク
ラッド層111と吸収層109との接触面の幅WMは,
クラッド層111と活性層107との接触面の幅WLに
比べて広くなる。
Description
その製造方法に関するものである。
付き半導体レーザに関する技術が開示されている。
元康雅,小松啓郎 ”DFB−LD/変調器集積化光源
における低電圧・高出力化の検討” 信学技報LQE95-18
(1995-06)
は,端面反射率を低減させるために窓領域を有すること
を特徴としている。図28〜図31を用いて,従来の半
導体レーザの製造工程を説明する。
グレーティング3を形成した後,基板1に対してマスク
対5を形成する。マスク対5を構成する各マスクのマス
ク幅は,レーザ形成領域LRと変調器形成領域MRにお
いて異なる。レーザ形成領域LRにおけるマスク幅は,
変調器形成領域MRにおけるマスク幅に比べて広く,例
えば,狭い方のマスク幅は5μm,広い方のマスク幅は
50μmに調整されている。また,マスク対5を構成す
る各マスクの間隔は1〜3μmに調整されている。
てInGaAsPを選択成長させる。この結果,レーザ
形成領域LRには活性層(多重量子井戸(MQW)構
造)7が形成され,変調器形成領域MRには吸収層9が
形成される。これら活性層7と吸収層9に対してInP
を成長させ,クラッド層11を形成する(図28)。
13を形成する。このマスク13を用いてクラッド層1
1と吸収層9の一部をエッチングし,窓領域WRを形成
する(図29)。
上に更にInPを成長させ,このクラッド層11を含む
クラッド層17を形成する。クラッド層17の上にコン
タクト層19を形成する(図30)。
19の表面に所定のパターンで金属材料を蒸着する。ま
た,基板1の裏面にも金属材料を蒸着する。蒸着後,ア
ニール処理を施し,蒸着された金属を合金化する。これ
によって,レーザ形成領域LRにレーザp側電極21が
形成され,変調器形成領域MRに変調器p側電極23が
形成され,基板1の裏面にn側電極25が形成される。
なお,レーザp側電極21と変調器p側電極23との間
のコンタクト層19は,金属材料を蒸着する前に取り除
かれる。
領域MRの端面に低反射膜27をコーティングする。チ
ップ化された変調器付き半導体レーザにおいて,レーザ
形成領域LRの光軸方向の長さは300〜700μm,
変調器形成領域MRの光軸方向の長さは50〜250μ
m,窓領域WRの光軸方向の長さは10〜50μmであ
る(図31)。
ザにおいて,レーザ発振しているとき変調器に対して変
調電圧が印加されると,変調器はレーザ光を吸収するよ
うに動作する。この際,光の吸収量がある値を超えると
変調器とレーザとの界面において素子破壊が起こる。従
来の変調器付き半導体レーザは,この素子破壊現象を防
止するための有効な構成を備えていない。このため,従
来の変調器付き半導体レーザによれば,例えばレーザ出
力を僅かながらも高めた場合,変調器の光吸収量が限界
値を超えてしまい,結果として素子破壊が生じるおそれ
があった。
されたものであり,その目的は,光導波路を有する第1
領域と,この第1領域から光を受ける受光層を有する第
2領域とを備える半導体装置であって,受光層の光に対
する強度向上が図られた半導体装置およびその製造方法
を提供することにある。
に,本発明の第1の観点によれば,光導波路層を有する
第1領域と,第1領域から光を受ける受光層を有する第
2領域とを備える半導体装置が提供される。この半導体
装置は,請求項1に記載のように,光導波路層と受光層
の上に形成され,光軸方向に延びる形状の光閉じ込め層
を有している。そして,光閉じ込め層と受光層との接触
面の幅が,光閉じ込め層と光導波路層との接触面の幅よ
りも広いことを特徴としている。かかる構成によれば,
光導波路層によって伝搬された光を受光層が受ける際に
光導波路層と受光層との接合界面において発生するおそ
れのある素子破壊を防止することが可能となる。
3に記載のように,第1領域と第2領域の間に,光導波
路によって伝搬された光の密度を低下させる結合部を備
えたことを特徴とする半導体装置が提供される。そし
て,請求項4に記載のように,結合部は,光導波路層と
受光層の光軸方向以外に,光導波路層によって伝搬され
た光を伝搬する方向を有することが好ましい。かかる構
成によれば,光導波路層によって伝搬される光の強度が
高い場合であっても,光を受光する際に受光層が受ける
ダメージを緩和することが可能となる。
を有する第1領域と,第1領域から光を受ける受光層を
有する第2領域とを備える半導体装置の製造方法が提供
される。そして,この製造方法は,請求項6に記載のよ
うに,光導波路層および受光層を形成する工程と,第1
領域の中から選択された選択領域における光閉じ込め層
が,他の領域における光閉じ込め層よりも厚くなるよう
に,光導波路層および受光層の上に光閉じ込め層を成長
させる工程と,光閉じ込め層を,光軸方向に延びるリッ
ジ形状であって,深さ方向に幅が狭まる逆メサ形状を有
するようにエッチングする工程とを含むことを特徴とし
ている。かかる製造方法によれば,逆メサリッジ形状に
エッチングされた光閉じ込め層と光導波路層および受光
層との接触面において,次の関係が成り立つことにな
る。すなわち,光閉じ込め層と受光層との接触面の幅
が,光閉じ込め層と光導波路層との接触面の幅よりも広
くなる。したがって,この製造方法によって製造された
半導体装置によれば,光導波路層から伝搬された光を受
光層が受ける際に光導波路層と受光層との接合界面にお
いて発生するおそれのある素子破壊を防止することが可
能となる。
1領域に形成されたマスク対の間の領域であることが好
ましい。そして,光閉じ込め層を,マスク対の間の領域
において,その他の領域に対して選択的に成長させる。
この方法によれば,選択領域における光閉じ込め層は,
他の領域における光閉じ込め層に比べて厚く形成される
ことになる。
を有する第1領域と,第1領域から光を受ける受光層を
有する第2領域とを備える半導体装置の製造方法が提供
される。そして,この製造方法は,請求項8に記載のよ
うに,光導波路層および受光層を形成する工程と,光導
波路層および受光層の上に光閉じ込め層を形成する工程
と,光閉じ込め層を,第1領域から第2領域に延びるマ
スクであって,第2領域におけるマスク幅が第1領域に
おけるマスク幅よりも広いマスクを用いてエッチングす
る工程とを含むことを特徴としている。かかる方法によ
れば,エッチングされた光閉じ込め層と受光層との接触
面の幅が,光閉じ込め層と光導波路層との接触面の幅よ
りも広くなる。したがって,この製造方法によって製造
された半導体装置によれば,光導波路層から伝搬された
光を受光層が受ける際に光導波路層と受光層との接合界
面において発生するおそれのある素子破壊を防止するこ
とが可能となる。
調器付き半導体レーザに適用可能である。この場合,請
求項5,請求項9に記載のように,第1領域はレーザ装
置が形成される領域であり,第2領域はレーザ装置が出
力するレーザ光を変調する変調器が形成される領域であ
り,光導波路層は活性層であり,受光層は吸収層であ
り,光閉じ込め層はクラッド層である。
本発明にかかる半導体装置およびその製造方法の好適な
実施の形態について詳細に説明する。なお,以下の説明
および添付された図面において,略同一の機能および構
成を有する構成要素については,同一符号を付すること
によって重複説明を省略する。
の形態にかかる半導体装置としての変調器付き半導体レ
ーザの構成およびその製造方法を図1〜図5を用いて説
明する。
Rにグレーティング103を形成した後,基板101の
レーザ形成領域LRに対して選択成長用マスク対105
を形成する。選択成長用マスク対105を構成する各マ
スクのマスク幅は5〜100μm,各マスクの間隔は1
〜40μmに設定される。
てInGaAsPを選択成長させる。この結果,レーザ
形成領域LRには活性層(多重量子井戸(MQW)構
造)107が形成され,変調器形成領域MRには吸収層
109が形成される。このとき,選択成長用マスク対1
05を構成する各マスクに挟まれた領域,すなわち選択
成長領域SRでは,他の領域と比べてInGaAsPが
厚く成長する(図1)。そして,選択成長領域SRに形
成された活性層107のバンドギャップは,吸収層10
9のバンドギャップに比べて広くなる。また,活性層1
07において生じるレーザ光の波長は,選択成長用マス
ク対105を用いない場合に比べて長波長側にシフトす
ることになる。
Pを成長させクラッド層111を形成する。さらに,ク
ラッド層111の表面にコンタクト層119を形成す
る。このときも活性層107と同様に,選択成長領域S
Rでは,クラッド層111およびコンタクト層119が
他の領域と比べて厚く形成される(図2)。
コンタクト層119の表面にリッジ部形成用マスク12
1−aとサイドマスク121−b,121−cを形成す
る。リッジ部形成用マスク121−aは,レーザ形成領
域LR内の選択成長領域SRから変調器形成領域MRに
かけて形成されており,その幅は3〜6μmとされてい
る。
マスク121−b,121−cに覆われていない範囲の
コンタクト層119とクラッド層111を順次エッチン
グして除去し,活性層107と吸収層109の表面の一
部を露出させる。この結果,逆メサ形状のリッジ部12
3が形成される(図3)。
いて説明する。上述の通り,レーザ形成領域LR内の選
択成長領域SRにおける活性層107,クラッド層11
1,コンタクト層119はそれぞれ,変調器形成領域M
Rにおける吸収層109,クラッド層111,コンタク
ト層119に対して厚く形成されている。したがって,
A−A’断面に示すように,レーザ形成領域LRにおけ
るリッジ部123の高さは,変調器形成領域MRよりも
高くなる。
層111の底面の幅WCに注目する。リッジ部123を
形成する際に用いられるリッジ部形成用マスク121−
aは,レーザ形成領域LRから変調器形成領域MRにわ
たり,一定のマスク幅WMを有している。リッジ部12
3を形成する際のエッチング工程において,クラッド層
111の(111)面が現れるならば,その面(クラッ
ド層111の側壁)は,活性層107および吸収層10
9の表面に対して54°の角度を有することになる。し
たがって,クラッド層111の厚さをdとすると,リッ
ジ部123におけるクラッド層111の底面の幅W
Cは,
ら明らかなように,リッジ部123におけるクラッド層
111の底面の幅WCは,クラッド層111の高さdに
応じて異なる値をとる。上述の通り,クラッド層111
の高さdは,レーザ形成領域LRと変調形成領域MRで
異なる。それぞれの高さをdL,dMで表すと,
ッド層111の底面のレーザ形成領域LRでの幅をW
CLで表し,変調器形成領域MRでの幅をWCMで表す
と,式(1−1),(1−2)から,
23におけるクラッド層111の底面は,活性層107
と吸収層109に接している。したがって,図3の矢視
B,矢視Cに示したように,リッジ部123におけるク
ラッド層111と吸収層109との接触面の幅WMは,
クラッド層111と活性層107との接触面の幅WLに
比べて広くなる。
よびサイドマスク121−b,121−cを除去し,絶
縁膜(SiO2)125を形成する。そして,リッジ部
123の両脇の溝にポリイミド127を埋め込む(図
4)。
金属材料を蒸着する。また,基板101の裏面にも金属
材料を蒸着する。蒸着後,アニール処理を施し,蒸着さ
れた金属を合金化する。これによって,レーザ形成領域
LRにレーザp側電極131が形成され,変調器形成領
域MRに変調器p側電極133が形成され,基板101
の裏面にn側電極135が形成される。なお,レーザp
側電極131と変調器p側電極133との間のコンタク
ト層119は,金属材料を蒸着する前に取り除かれ,電
極分離領域(点線部,光軸方向の長さ:20〜100μ
m)が確保される。
領域MRの端面に低反射膜137をコーティングする。
チップ化された変調器付き半導体レーザにおいて,レー
ザ形成領域LRの光軸方向の長さは300〜700μ
m,変調器形成領域MRの光軸方向の長さは50〜25
0μmである(図5)。
にかかる変調器付き半導体レーザの動作について説明す
る。
対して順方向の電圧を印加し,活性層107に順方向電
流を注入する。この順方向電流によってレーザ発振が起
こる。一般的に,順方向電流が50〜100mAの場
合,2〜5mWのレーザ出力が得られる。
35に対して逆方向の電圧(0.5〜−4V)を印加す
ることによって,レーザ光から変調信号(信号光)が生
成される。具体的には,変調電圧(逆方向電圧)が0.
5〜−0.5Vの範囲では,この変調器付き半導体レー
ザから光出力が得られ,変調電圧が−2.5〜−4Vの
範囲では,光出力が遮断される。このようにして,光出
力の強度変調が行われ,信号光が生成される。
かかる変調器付き半導体レーザによれば,リッジ部12
3におけるクラッド層111と吸収層109との接触面
の幅が,クラッド層111と活性層107との接触面の
幅に比べて広くなるため,変調器形成領域MRにおける
レーザ光の吸収効率が向上するとともに,消光特性,放
熱効率の向上も実現する。したがって,素子破壊を防止
しつつ,レーザ形成領域LRにおけるレーザ光の出力ア
ップが可能となる。
付き半導体レーザの製造方法によれば,選択成長法によ
る結晶成長を一回実施するだけでクラッド層111の厚
さを制御することが可能となる。つまり,変調器形成領
域MRにおける素子破壊を防止するための特別な製造プ
ロセスが追加されることはない。したがって,製品歩留
まりの向上に繋がる。
の形態にかかる半導体装置としての変調器付き半導体レ
ーザの構成およびその製造方法を図6〜図13を用いて
説明する。
Rにマスク202を形成する。マスク202の長さ(光
軸方向)は50〜250μmとする(図6)。
の表面にグレーティング203を形成する(図7)。グ
レーティング203は,干渉露光法によって露光された
レジスト膜をマスクとして基板201の表面をエッチン
グすることによって形成される。なお,電子ビーム描画
法を用いてグレーティング203を形成する場合には,
マスク202は不要となる。グレーティング203が形
成された領域がレーザ形成領域LRとなる。
表面に有機金属気相成長法(MOVPE)を用いてIn
GaAsPを成長させる。この結果,レーザ形成領域L
Rには活性層(多重量子井戸(MQW)構造)207が
形成される。このとき,InGaAsPがグレーティン
グ203に対して直接成長するため,グレーティング2
03の形状が崩れないようにデバイスの保存に注意する
必要がある。例えば,成長温度まで昇温させている間,
約540℃まではチャンバ内に原料ガスを流さず雰囲気
ガスを水素のみとする。540℃から微量のアルシンガ
スとフォスフィンガスを流し,成長温度に達するまでデ
バイスを保存する。成長温度に達したところでInGa
AsPの成長を開始する。
ラッド層211を形成する(図8)。
グするためのマスク213を形成する。レーザ形成領域
LRにおいてマスク213に覆われていない範囲のクラ
ッド層211および活性層207,ならびに,変調器形
成領域MRの各層を順次エッチングして除去し,基板2
01の表面を露出させる。なお,基板201に形成され
ているグレーティング203のうち,マスク213に覆
われていない範囲はエッチングによって除去される(図
9)。
て,有機金属気相成長法(MOVPE)を用いてInG
aAsPを成長させ,吸収層215を形成する。さら
に,吸収層215の上にInPを成長させクラッド層2
17を形成する(図10)。
およびクラッド層217の上にP−InPを成長させ,
これらクラッド層211,クラッド層217を含むクラ
ッド層219を形成する。クラッド層219の上にP−
InGaAsを成長させ,コンタクト層221を形成す
る。
用マスク223−aとサイドマスク223−b,223
−cを形成する。リッジ部形成用マスク223−aの幅
は,レーザ形成領域LRと変調器形成領域MRにおいて
異なる。変調器形成領域MRにおけるマスク幅は,レー
ザ形成領域LRにおけるマスク幅に比べて広く,例え
ば,狭い方のマスク幅は3〜5μm,広い方のマスク幅
は4〜8μmに調整されている。
マスク223−b,223−cに覆われていない範囲の
コンタクト層221,クラッド層219を順次エッチン
グして除去し,活性層207と吸収層215の表面の一
部を露出させる。この結果,逆メサ形状のリッジ部23
5が形成される(図11)。
イドマスク223−b,223−cを除去した後,絶縁
膜(SiO2)237を形成する。そして,リッジ部2
35の両脇の溝にポリイミド239を埋め込む(図1
2)。
金属材料を蒸着する。また,基板201の裏面にも金属
材料を蒸着する。蒸着後,アニール処理を施し,蒸着さ
れた金属を合金化する。これによって,レーザ形成領域
LRにレーザp側電極241が形成され,変調器形成領
域MRに変調器p側電極243が形成され,基板201
の裏面にn側電極245が形成される。なお,レーザp
側電極241と変調器p側電極243との間のコンタク
ト層221は,金属材料を蒸着する前に取り除かれ,電
極分離領域(点線部,光軸方向の長さ:20〜100μ
m)が確保される。
領域MRの端面に低反射膜(図示せず)をコーティング
する。チップ化された変調器付き半導体レーザにおい
て,レーザ形成領域LRの光軸方向の長さは300〜7
00μm,変調器形成領域MRの光軸方向の長さは50
〜250μmである(図13)。
にかかる変調器付き半導体レーザの動作について説明す
る。
対して順方向の電圧を印加し,活性層207に順方向電
流を注入する。この順方向電流によってレーザ発振が起
こる。一般的に,順方向電流が50〜100mAの場
合,2〜5mWのレーザ出力が得られる。
45に対して逆方向の電圧(0.5〜−4V)を印加す
ることによって,レーザ光から変調信号(信号光)が生
成される。具体的には,変調電圧(逆方向電圧)が0.
5〜−0.5Vの範囲では,この変調器付き半導体レー
ザから光出力が得られ,変調電圧が−2.5〜−4Vの
範囲では,光出力が遮断される。このようにして,光出
力の強度変調が行われ,信号光が生成される。
かかる変調器付き半導体レーザの製造方法によれば,リ
ッジ部235を形成する際に2段幅を有するリッジ部形
成用マスク223−aが用いられる。このため,リッジ
部235におけるクラッド層219と吸収層215との
接触面の幅は,クラッド層219と活性層207との接
触面の幅に比べて広くなる。したがって,変調器形成領
域MRにおけるレーザ光の吸収効率が向上するととも
に,放熱効率の向上も実現する。
き半導体レーザの製造方法によれば,レーザ形成領域L
Rと変調器形成領域MRは個別に形成され,両者が直接
結合される。したがって,デバイス設計の自由度が増す
ことになる。
の形態にかかる半導体装置としての変調器付き半導体レ
ーザの構成およびその製造方法を図14〜図22を用い
て説明する。
Rにマスク302を形成する。マスク302の長さ(光
軸方向)は50〜250μmとする(図14)。
の表面にグレーティング303を形成する(図15)。
グレーティング303は,干渉露光法によって露光され
たレジスト膜をマスクとして基板301の表面をエッチ
ングすることによって形成される。なお,電子ビーム描
画法を用いてグレーティング303を形成する場合に
は,マスク302は不要となる。グレーティング303
が形成された領域がレーザ形成領域LRとなる。
表面に有機金属気相成長法(MOVPE)を用いてIn
GaAsPを成長させる。この結果,レーザ形成領域L
Rには活性層(多重量子井戸(MQW)構造)307が
形成される。このとき,InGaAsPがグレーティン
グ303に対して直接成長するため,グレーティング3
03の形状が崩れないようにデバイスの保存に注意する
必要がある。例えば,成長温度まで昇温させている間,
約540℃まではチャンバ内に原料ガスを流さず雰囲気
ガスを水素のみとする。540℃から微量のアルシンガ
スとフォスフィンガスを流し,成長温度に達するまでデ
バイスを保存する。成長温度に達したところでInGa
AsPの成長を開始する。
ラッド層311を形成する(図16)。
グするためのマスク313を形成する。レーザ形成領域
LRにおいてマスク313に覆われていない範囲のクラ
ッド層311および活性層307,ならびに,変調器形
成領域MRの各層を順次エッチングして除去し,基板3
01の表面を露出させる。なお,基板301に形成され
ているグレーティング303のうち,マスク313に覆
われていない範囲はエッチングによって除去される(図
17)。
て,有機金属気相成長法(MOVPE)を用いてInG
aAsPを成長させ,吸収層315を形成する。さら
に,吸収層315の上にInPを成長させクラッド層3
17を形成する(図18)。
域LRのクラッド層317の上に,選択成長用マスク対
318を形成する。選択成長用マスク対318を構成す
る各マスクのマスク幅は5〜100μm,各マスクの間
隔は1〜40μmに設定される。
ド層311およびクラッド層317の上にp−InPを
選択成長させ,これらクラッド層311,317を含む
クラッド層319を形成する。さらに,クラッド層31
9の上に,p−InGaAsを選択成長させ,コンタク
ト層321を形成する(図19)。このとき,選択成長
用マスク対318を構成する各マスクに挟まれた領域,
すなわち選択成長領域SRでは,他の領域と比べてp−
InPおよびp−InGaAsPが厚く成長する。した
がって,選択成長領域SRにおけるクラッド層319お
よびコンタクト層321はそれぞれ,他の領域(特に変
調器形成領域MR)におけるクラッド層319およびコ
ンタクト層321に比べて厚くなる。
コンタクト層321の表面にリッジ部形成用マスク32
3−aとサイドマスク323−b,323−cを形成す
る。リッジ部形成用マスク323−aは,レーザ形成領
域LR内の選択成長領域SRから変調器形成領域MRに
かけて形成されており,その幅は3〜6μmとされてい
る。
マスク323−b,323−cに覆われていない範囲の
コンタクト層321,クラッド層319を順次エッチン
グして除去し,活性層307と吸収層315の表面の一
部を露出させる。この結果,逆メサ形状のリッジ部33
5が形成される(図20)。
上述の通り,クラッド層319およびコンタクト層32
1はそれぞれ,変調器形成領域MRよりもレーザ形成領
域LR内の選択成長領域SRにおいて厚く形成されてい
る。したがって,レーザ形成領域LRにおけるリッジ部
335の高さは,変調器形成領域MRよりも高くなる。
層319の底面の幅WCに注目する。リッジ部335を
形成する際に用いられるリッジ部形成用マスク323−
aは,レーザ形成領域LRから変調器形成領域MRにわ
たり,一定のマスク幅WMを有している。リッジ部33
5を形成する際のエッチング工程において,クラッド層
319の(111)面が現れるならば,その面(クラッ
ド層319の側壁)は,活性層307および吸収層31
5の表面に対して54°の角度を有することになる。し
たがって,クラッド層319の厚さをdとすると,リッ
ジ部335におけるクラッド層319の底面の幅W
Cは,
ら明らかなように,リッジ部335におけるクラッド層
319の底面の幅WCは,クラッド層319の高さdに
応じて異なる値をとる。上述の通り,クラッド層319
の高さdは,レーザ形成領域LRと変調形成領域MRで
異なる。それぞれの高さをdL,dMで表すと,
ッド層319の底面のレーザ形成領域LRでの幅をW
CLで表し,変調器形成領域MRでの幅をWCMで表す
と,式(3−1),(3−2)から,
35におけるクラッド層319の底面は,活性層307
と吸収層315に接している。したがって,リッジ部3
35におけるクラッド層319と吸収層315との接触
面の幅は,クラッド層319と活性層307との接触面
の幅に比べて広くなる。
よびサイドマスク323−b,323−cを除去し,絶
縁膜(SiO2)337を形成する。そして,リッジ部
335の両脇の溝にポリイミド339を埋め込む(図2
1)。
金属材料を蒸着する。また,基板301の裏面にも金属
材料を蒸着する。蒸着後,アニール処理を施し,蒸着さ
れた金属を合金化する。これによって,レーザ形成領域
LRにレーザp側電極341が形成され,変調器形成領
域MRに変調器p側電極343が形成され,基板301
の裏面にn側電極345が形成される。なお,レーザp
側電極341と変調器p側電極343との間のコンタク
ト層321は,金属材料を蒸着する前に取り除かれ,電
極分離領域(点線部,光軸方向の長さ:20〜100μ
m)が確保される。
領域MRの端面に低反射膜(図示せず)をコーティング
する。チップ化された変調器付き半導体レーザにおい
て,レーザ形成領域LRの光軸方向の長さは300〜7
00μm,変調器形成領域MRの光軸方向の長さは50
〜250μmである(図22)。
にかかる変調器付き半導体レーザの動作について説明す
る。
対して順方向の電圧を印加し,活性層307に順方向電
流を注入する。この順方向電流によってレーザ発振が起
こる。一般的に,順方向電流が50〜100mAの場
合,2〜5mWのレーザ出力が得られる。
45に対して逆方向の電圧(0.5〜−4V)を印加す
ることによって,レーザ光から変調信号(信号光)が生
成される。具体的には,変調電圧(逆方向電圧)が0.
5〜−0.5Vの範囲では,この変調器付き半導体レー
ザから光出力が得られ,変調電圧が−2.5〜−4Vの
範囲では,光出力が遮断される。このようにして,光出
力の強度変調が行われ,信号光が生成される。
かかる変調器付き半導体レーザによれば,リッジ部33
5におけるクラッド層319と吸収層315との接触面
の幅が,クラッド層319と活性層307との接触面の
幅に比べて広くなるため,変調器形成領域MRにおける
レーザ光の吸収効率が向上するとともに,放熱効率の向
上も実現する。したがって,素子破壊を防止しつつ,レ
ーザ形成領域LRにおけるレーザ光の出力アップが可能
となる。
き半導体レーザの製造方法によれば,レーザ形成領域L
Rと変調器形成領域MRは個別に形成され,両者が直接
結合される。したがって,デバイス設計の自由度が増す
ことになる。
の形態にかかる半導体装置としての変調器付き半導体レ
ーザの構成およびその製造方法を図23〜図27を用い
て説明する。
Rにグレーティング403を形成した後,基板401の
レーザ形成領域LRに対して選択成長用マスク対405
を形成する。選択成長用マスク対405を構成する各マ
スクのマスク幅は5〜100μm,各マスクの間隔は1
〜40μmに設定される。
てInGaAsPを選択成長させる。この結果,レーザ
形成領域LRには活性層(多重量子井戸(MQW)構
造)407が形成され,変調器形成領域MRには吸収層
409が形成される。このとき,選択成長用マスク対4
05を構成する各マスクに挟まれた領域,すなわち選択
成長領域SRでは,他の領域と比べてInGaAsPが
厚く成長する(図23)。そして,選択成長領域SRに
形成された活性層407のバンドギャップは,吸収層4
09のバンドギャップに比べて広くなる。また,活性層
407において生じるレーザ光の波長は,選択成長用マ
スク対405を用いない場合に比べて長波長側にシフト
することになる。
Pを成長させクラッド層411を形成する。さらに,ク
ラッド層411の表面にコンタクト層419を形成す
る。このときも活性層407と同様に選択成長領域SR
では,クラッド層411およびコンタクト層419が他
の領域と比べて厚く形成される(図24)。
コンタクト層419の表面にリッジ部形成用マスク42
1を形成する。リッジ部形成用マスク421は,レーザ
形成領域LR内の選択成長領域SRから変調器形成領域
MRにかけて形成されており,その幅は3〜6μmとさ
れている。また,リッジ部形成用マスク421は,光軸
方向と直角を成す方向に延びるスラブ導波路形成領域4
21−aを備えている。このスラブ導波路形成領域42
1−aは,レーザ形成領域LRと変調器形成領域MRの
間に位置する。
ない範囲のコンタクト層419,クラッド層411を順
次エッチングして除去し,活性層407と吸収層409
の表面の一部を露出させる。この結果,逆メサ形状のリ
ッジ部423が形成される。さらに,リッジ部423と
直交するスラブ導波路(結合部)424がレーザ形成領
域LRと変調器形成領域MRの間に形成される(図2
5)。
光軸方向に対して直交する方向であって,基板401の
平面と平行な方向(図25に示したY軸方向)に光を閉
じ込めるための層を有していない。したがって,レーザ
形成領域LRにおけるリッジ部423によって伝搬され
たレーザ光が変調器形成領域MRに入る際,スラブ導波
路424において,そのレーザ光の密度分布が低下す
る。
上述の通り,レーザ形成領域LR内の選択成長領域SR
における活性層407,クラッド層411,コンタクト
層419はそれぞれ,変調器形成領域MRにおける吸収
層409,クラッド層411,コンタクト層419に対
して厚く形成されている。したがって,レーザ形成領域
LRにおけるリッジ部423の高さは,変調器形成領域
MRよりも高くなる。
層411の底面の幅WCに注目する。リッジ部423を
形成する際に用いられるリッジ部形成用マスク421
は,レーザ形成領域LRから変調器形成領域MRにわた
り,一定のマスク幅WMを有している。リッジ部423
を形成する際のエッチング工程において,クラッド層4
11の(111)面が現れるならば,その面(クラッド
層411の側壁)は,活性層407および吸収層409
の表面に対して54°の角度を有することになる。した
がって,クラッド層411の厚さをdとすると,リッジ
部423におけるクラッド層411の底面の幅WCは,
ら明らかなように,リッジ部423におけるクラッド層
411の底面の幅WCは,クラッド層411の高さdに
応じて異なる値をとる。上述の通り,クラッド層411
の高さdは,レーザ形成領域LRと変調形成領域MRで
異なる。それぞれの高さをdL,dMで表すと,
ッド層411の底面のレーザ形成領域LRでの幅をW
CLで表し,変調器形成領域MRでの幅をWCMで表す
と,式(4−1),(4−2)から,
23におけるクラッド層411の底面は,活性層407
と吸収層409に接している。したがって,リッジ部4
23におけるクラッド層411と吸収層409との接触
面の幅は,クラッド層411と活性層407との接触面
の幅に比べて広くなる。
し,絶縁膜(SiO2)425を形成する。そして,リ
ッジ部423およびスラブ導波路424の両脇の溝にポ
リイミド427を埋め込む(図26)。
金属材料を蒸着する。また,基板401の裏面にも金属
材料を蒸着する。蒸着後,アニール処理を施し,蒸着さ
れた金属を合金化する。これによって,レーザ形成領域
LRにレーザp側電極431が形成され,変調器形成領
域MRに変調器p側電極433が形成され,基板401
の裏面にn側電極435が形成される。なお,レーザp
側電極431と変調器p側電極433との間のコンタク
ト層419は,金属材料を蒸着する前に取り除かれ,電
極分離領域(点線部,光軸方向の長さ:20〜100μ
m)が確保される。
領域MRの端面に低反射膜437をコーティングする。
チップ化された変調器付き半導体レーザにおいて,レー
ザ形成領域LRの光軸方向の長さは300〜700μ
m,変調器形成領域MRの光軸方向の長さは50〜25
0μmである(図27)。
にかかる変調器付き半導体レーザの動作について説明す
る。
対して順方向の電圧を印加し,活性層407に順方向電
流を注入する。この順方向電流によってレーザ発振が起
こる。一般的に,順方向電流が50〜100mAの場
合,2〜5mWのレーザ出力が得られる。
35に対して逆方向の電圧(0.5〜−4V)を印加す
ることによって,レーザ光から変調信号(信号光)が生
成される。具体的には,変調電圧(逆方向電圧)が0.
5〜−0.5Vの範囲では,この変調器付き半導体レー
ザから光出力が得られ,変調電圧が−2.5〜−4Vの
範囲では,光出力が遮断される。このようにして,光出
力の強度変調が行われ,信号光が生成される。
かかる変調器付き半導体レーザによれば,リッジ部42
3におけるクラッド層411と吸収層409との接触面
の幅が,クラッド層411と活性層407との接触面の
幅に比べて広くなるため,変調器形成領域MRにおける
レーザ光の吸収効率が向上するとともに,放熱効率の向
上も実現する。したがって,素子破壊を防止しつつ,レ
ーザ形成領域LRにおけるレーザ光の出力アップが可能
となる。
付き半導体レーザの製造方法によれば,選択成長法によ
る結晶成長を一回実施するだけでクラッド層411の厚
さを制御することが可能となる。つまり,変調器形成領
域MRにおける素子破壊を防止するための特別な製造プ
ロセスが追加されることはない。したがって,製品歩留
まりの向上に繋がる。
き半導体レーザは,レーザ形成領域LRと変調器形成領
域MRとの結合部にスラブ導波路424を備えている。
レーザ形成領域LRにおけるリッジ部423によって伝
搬されたレーザ光が変調器形成領域MRに入る際,スラ
ブ導波路424において,そのレーザ光の密度分布が低
下する。したがって,変調器形成領域MRにおける変調
器は,素子破壊を起こすことなく,レーザ形成領域LR
におけるレーザが発したより高出力のレーザ光を吸収す
ることが可能となる。
施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形
態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解
される。
び層によって構成された変調器付き半導体レーザを用い
て本発明の実施の形態を説明したが,他の材料から構成
された半導体レーザに対して本発明を適用することは可
能である。
限定されない。多機能素子を集積した半導体装置であっ
て,メサ幅を制御する必要がある半導体装置に対しても
適用可能である。
光導波路を有する第1領域と,この第1領域から光を受
ける受光層を有する第2領域とを備える半導体装置にお
いて,第2領域の受光層の光に対する耐性が向上する。
また,かかる特徴を有する半導体装置を複雑なプロセス
を追加することなく効率よく製造することが可能とな
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その1)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その2)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その3)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その4)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その5)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その1)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その2)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その3)であ
る。
半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その4)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その5)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その6)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その7)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その8)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その1)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その2)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その3)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その4)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その5)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その6)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その7)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その8)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その9)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その1)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その2)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その3)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その4)であ
る。
き半導体レーザの製造工程を示す斜視図(その5)であ
る。
示す斜視図(その1)である。
示す斜視図(その2)である。
示す斜視図(その3)である。
示す斜視図(その4)である。
Claims (9)
- 【請求項1】 光導波路層を有する第1領域と,前記第
1領域から光を受ける受光層を有する第2領域と,を備
える半導体装置であって,前記光導波路層と前記受光層
の上に形成され,光軸方向に延びる形状の光閉じ込め層
を有し,前記光閉じ込め層と前記受光層との接触面の幅
が,前記光閉じ込め層と前記光導波路層との接触面の幅
よりも広いことを特徴とする,半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1領域と前記第2領域の間に,前
記光導波路によって伝搬された光の密度を低下させる結
合部を備えたことを特徴とする,請求項1に記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 光導波路層を有する第1領域と,前記第
1領域から光を受ける受光層を有する第2領域と,を備
える半導体装置であって,前記第1領域と前記第2領域
の間に,前記光導波路によって伝搬された光の密度を低
下させる結合部を備えたことを特徴とする,半導体装
置。 - 【請求項4】 前記結合部は,前記光導波路層と前記受
光層の光軸方向以外に,前記光導波路層によって伝搬さ
れた光を伝搬する方向を有することを特徴とする,請求
項2または3に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記第1領域は,レーザ装置が形成され
る領域であり,前記第2領域は,前記レーザ装置が出力
するレーザ光を変調する変調器が形成される領域であ
り,前記光導波路層は,活性層であり,前記受光層は,
吸収層であり,前記光閉じ込め層は,クラッド層であ
る,ことを特徴とする,請求項1,2,3,または4に
記載の半導体装置。 - 【請求項6】 光導波路層を有する第1領域と,前記第
1領域から光を受ける受光層を有する第2領域と,を備
える半導体装置の製造方法であって,前記光導波路層お
よび前記受光層を形成する工程と,前記第1領域の中か
ら選択された選択領域における前記光閉じ込め層が,他
の領域における前記光閉じ込め層よりも厚くなるよう
に,前記光導波路層および前記受光層の上に前記光閉じ
込め層を成長させる工程と,前記光閉じ込め層を,光軸
方向に延びるリッジ形状であって,深さ方向に幅が狭ま
る逆メサ形状を有するようにエッチングする工程と,を
含むことを特徴とする,半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記選択領域は,前記第1領域に形成さ
れたマスク対の間の領域であり,前記光閉じ込め層は,
前記マスク対の間の領域において,その他の領域に対し
て選択的に成長することを特徴とする,請求項6に記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 光導波路層を有する第1領域と,前記第
1領域から光を受ける受光層を有する第2領域と,を備
える半導体装置の製造方法であって,前記光導波路層お
よび前記受光層を形成する工程と,前記光導波路層およ
び前記受光層の上に前記光閉じ込め層を形成する工程
と,前記光閉じ込め層を,前記第1領域から前記第2領
域に延びるマスクであって,前記第2領域におけるマス
ク幅が前記第1領域におけるマスク幅よりも広いマスク
を用いてエッチングする工程と,を含むことを特徴とす
る,半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記第1領域は,レーザ装置が形成され
る領域であり,前記第2領域は,前記レーザ装置が出力
するレーザ光を変調する変調器が形成される領域であ
り,前記光導波路層は,活性層であり,前記受光層は,
吸収層であり,前記光閉じ込め層は,クラッド層であ
る,ことを特徴とする,請求項6,7,または8に記載
の半導体装置の製造方法。
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