JP2010045066A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共振器長を短くしたDBRレーザに於いて、共振器長の短縮化に起因する素子温度の上昇を抑制して、変調帯域を広くすること。
【解決手段】第1の電極が形成された第1の導電型を有する半導体基板と、前記半導体基板の上に形成された活性層 と、前記半導体基板の上に形成され、且つ前記活性層に光学的に接続され、更に前記活性層が生成する光を反射する回折格子を備えた受動光導波層と、前記受動光導波層の上に形成され、前記受動光導波層への電流の注入を阻止する電流狭窄層と、第2の導電型を有し、前記活性層及び前記電流狭窄層の上に延在するように形成された上部クラッド層と、前記上部クラッド層の上に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する、前記第2の導電型を有するコンタクト層と、前記コンタクト層の上に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する第2の電極とを具備すること。
【選択図】 図3

Description

本発明は、共振器長を短くすることによって変調帯域を広くした半導体レーザ装置に関する。
光通信は、大容量の情報伝送に適した技術である。光通信では、半導体レーザを用いて光信号が生成され、光ファイバーによってこの光信号が伝送される。光通信の大容量化は近年ますます伸展しおり、それに伴って光信号のビットレートも増大している。
光信号を生成する方法としては、半導体レーザに注入する電流を直接変調する方法や半導体レーザで発生した直流光を外部変調器で変調する方法がある。また、光信号を生成する新たな方法としては、半導体レーザと光変調器が集積化された変調器集積化光源を用意し、当該半導体レーザで発生した直流光を同一基板上に集積化された光変調器で変調する方法がある。
これらの中で半導体レーザを直接変調する方法すなわち直接変調方式は、光信号の生成に光変調器を必要としないため、光信号生成装置(送信装置)の構造が簡素であり、且つ光信号生成装置を形成する駆動回路も簡単である。従って、直接変調方式は、光変調器を必要とする他の方法に比べコスト面で優れている。
直接変調方式によって増加し続けるビットレートに対応するためには、半導体レーザの変調帯域を、現状の半導体レーザより更に広くする必要がある。
よく知られているように、半導体レーザの変調帯域は、上限が半導体レーザの緩和振動数によって制限されている。また、半導体レーザの緩和振動数を高くするためには、半導体レーザの共振器長の短縮化が有効であることもよく知られている(尚、共振器長とは、光共振器に於いて、両端が反射鏡で挟まれた領域の長さのことである。)。
光通信用の半導体レーザとしては、単一の波長(単一縦モード)で発振する分布帰還型半導体レーザ(distributed feedback laser; DFB レーザ)が広く用いられている。
DFBレーザでは、活性層に沿って回折格子が設けられ、この回折格子によって光共振器が形成される。従って、DFBレーザでは、共振器長と素子長が一致する。故に、DFBレーザを短共振器化するためには、素子自体を短くする必要がある。
ところで、一般的に半導体レーザの両端は、へき開によって形成される。従って、半導体レーザの素子長の下限は、へき開が可能な半導体基板の最小長さである。一方、素子長が短くなると、へき開後の素子の取り扱いが困難になるという別の問題も発生する。
具体的には、半導体レーザの素子長が150μm以下になると、へき開もその後の取り扱いも急激に困難になる。
故に、DFBレーザの短共振器化は150μmが限界である。このため、DFBレーザの短共振器化によって達成できる緩和振動は、高々数GHzに止まっている。
そこで、共振器長が素子長に制限されない分布ブラッグ反射器型半導体レーザ(distributed-bragg reflector;DBRレーザ)に基づく、短共振器半導体レーザ装置が提案されている(非特許文献1)。
図1は、DBRレーザに基づく短共振器半導体レーザ装置(以後、短共振器DBRレーザと呼ぶ)の構成を説明する斜視図である。図1には、短共振器DBRレーザ2が、光の導波方向に沿って大きく切断された状態で描かれている。
図1に示された短共振器DBRレーザ2では、InGaAs多重量子井戸で形成された活性層4にInGaAsP製の分布ブラッグ反射器6(以後、DBRと呼ぶ)が光学的に接続されている。短共振器DBRレーザ2の前面側の端面には反射防止膜8が設けられており、後面側の端面には高反射膜10が設けられている。
すなわち、分布ブラッグ反射器6と高反射膜10によって挟まれた領域に活性領域12が形成され、その中に活性層4が配置されている。
非特許文献1に開示された例では、短共振器DBRレーザ2の素子長自体は200〜300μmと短くはないが、活性領域12の長さは10〜100μmとDFBレーザに基づく短共振器レーザより格段に短くなっている。
このように、DBRレーザに基づけば、半導体レーザの短共振器化は容易に実現できる。
尚、他の短共振器半導体レーザ装置としては、短共振器DBRレーザに於いて活性層に沿って回折格子を設けたDRレーザ(distributed reflector laser)も提案されている(非特許文献2)。DRレーザも、短共振器DBRレーザと同様、短共振器化が容易な半導体レーザである。
IEEE Photon. Technol. Lett. 18, 22, pp. 2383-2385 (2006). IEEE Photon. Technol. Lett. 2, 6, pp. 385-387 (1990).
ところで、短共振器DBRレーザでは、活性領域の短縮化に合わせて上部電極14も短縮化される(図1参照)。
これは、上部電極14が活性層4の上方を食み出してDBR6の上方まで延在していると、活性層4だけでなく、DBR6が形成されている領域18にも電流が注入されてしまうからである(尚、活性層4ではなく、DBR領域18に注入される電流を無効電流と呼ぶこととする。)。
上部電極14が短くなると、上部電極14が接触する半導体層(コンタクト層)と上部電極14との接触面積が小さくなる。その結果、コンタクト抵抗(上部電極14と上部クラッド層20の間の抵抗)等が増加し、素子抵抗が大きくなる。
このため、短共振器DBRレーザでは、ジュール熱が大きくなり素子温度が上昇する。素子温度の上昇は、光子密度の低下を招来し、緩和振動周波数の増進を抑制する。
従って、短共振器DBRレーザで活性領域の短縮化を進めていくと、やがて緩和振動周波数の増進が鈍り、緩和振動周波数が飽和する。由って、変調帯域も飽和する。
この現象は、短共振器DBRレーザと同様に、DRレーザにも共通する。
そこで、本発明の目的は、分布ブラッグ反射器を利用して活性領域の短縮化を図る半導体レーザに於いて、活性領域の短縮化に起因する素子温度の上昇を抑制して、当該半導体レーザの変調帯域を広くすることである。
上記の目的を達成するために、本半導体レーザ装置は、第1の電極が形成された第1の導電型を有する半導体基板と、前記半導体基板の上方に形成された活性層と、前記半導体基板の上方に形成され、且つ前記活性層に光学的に接続され、更に前記活性層が生成する光を反射する回折格子を備えた受動光導波層と、前記受動光導波層の上方に形成され、前記受動光導波層への電流の注入を阻止する電流狭窄層と、第2の導電型を有し、前記活性層及び前記電流狭窄層の上方に延在するように形成された上部クラッド層と、前記上部クラッド層の上方に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する、前記第2の導電型を有するコンタクト層と、前記コンタクト層の上方に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する第2の電極とを具備する。
本半導体レーザ装置によれば、分布ブラッグ反射器を利用して光共振器長の短縮化を図る半導体レーザに於いて、光共振器の短縮化に起因する素子温度の上昇を抑制して、当該半導体レーザの変調帯域を広くすることができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
最初に、短共振器DBRレーザ等に於いて、変調帯域の拡大が飽和する理由を理論式に基づいて説明する。
よく知られているように、半導体レーザの緩和振動周波数fは、以下の式で表される。
Figure 2010045066
ここで、vは、光共振器内における光の群速度である。また、g及びnは、夫々半導体レーザの利得及び活性層のキャリア濃度である。また、dg/dnは半導体レーザの微分利得である。またSは光子密度であり、τは光子寿命である。
この式から明らかように、緩和振動数fは光子密度Sの平方根に比例する。従って、光子密度Sが低下すると、緩和振動数fが低下する。
ここで、光子密度S0は、以下の式で表される。
Figure 2010045066
ここで、Iは半導体レーザへの注入電流であり、Ithはしきい値電流である。qは、素電荷である。L、w、及びdは、夫々活性層の長さ、幅、及び厚さである。また、gthはしきい値利得である。
式(2)から明らかのように、光子密度は、共振器長Lに反比例する。従って、共振器長を短くすると、光子密度が上昇し、緩和振動周波数fが高くなる(式(1)及び(2)参照)。
一方、活性領域長が短くなると素子抵抗が大きくなり、ジュール熱が増加して素子温度が上昇する。素子温度の上昇は、漏れ電流の増大を招来する。
ここで、漏れ電流としては、活性層4に注入されない電流や活性層4から溢れ出る電流がある。活性層4に注入されない電流としては、活性層4を迂回してDBR領域18に注入される電流や、半導体レーザの埋め込み層を流れる電流がある。
式(2)では、このような漏れ電流は考慮されていない。従って、式(2)に代入する電流値Iとしては、半導体レーザに注入した電流から漏れ電流を差し引いた電流値を使用しなければならない。
故に、素子温度が上昇すると漏れ電流が増加して電流値Iが低下し、光子密度Sが低下する。
由って、注入電流を一定として共振器長を短くしていくと、最初は、共振器長に反比例して光子密度Sが増加し、緩和振動周波数が増加する。しかし、共振器中の活性領域長の短縮化が進行すると、素子抵抗が増大し素子温度が上昇し始める。その結果、漏れ電流が増加して共振器長短縮化の効果が相殺される。その結果、光子密度Sが飽和し、緩和振動周波数の上昇も飽和する。
このように、分布ブラッグ反射器を利用して光共振器長の短縮化を図る半導体レーザ(例えば、短共振器DBRレーザやDRレーザ)に於いて共振器長を短くすると、変調帯域は、最初は増進するが、やがて飽和する。
このような変調帯域の飽和現象を解消するには、短共振器化に伴う素子抵抗の増加を回避することが有効と考えられる。しかしながら、上述したように、従来の短共振器半導体レーザでは、短共振器化に伴う素子抵抗の増大は不可避である。
そこで、以下、各実施の形態に従って、光共振器を短縮化しても素子抵抗の増加を抑制し、従って変調帯域の一層の拡大が可能な短共振器半導体レーザ装置について説明する。
なお、式(1)に式(2)を代入すると、緩和振動周波数frは、以下のように表される。
Figure 2010045066
式(3)を参照すると、光子寿命等が一定の場合には、共振器長の平方根に反比例して緩和振動周波数が高くなることが分かる。
(実施の形態1)
本実施の形態は、素子長の短縮化に起因する素子抵抗の増加を抑制して、変調帯域の飽和現象を解消した短共振器DBRレーザに関する。
(1)構 成
図2は、本実施の形態に従う短共振器DBRレーザ24(本実施の形態に従う半導体レーザ装置)の平面図である。図3は、夫々図2のA−A線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する図である。尚、図2には、後述する活性層4、受動光導波層28、及び回折格子26が透視された状態で図示されている。
また、図4(a)及び図4(b)は、夫々、図2のB−B線、及びC−C線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する図である。尚、図面が異なっても対応する部分には同一符号が付され、その説明は省略される(他の実施の形態及び変形例に於いても同じである。)。
本実施の形態に従う短共振器DBRレーザ24は、図2乃至図4に示しように、第1の電極(下部電極16)が形成された、第1の導電型(例えばn型)を有する、半導体基板20を具備している。
また、本短共振器DBRレーザ24は、上記半導体基板20の上に形成された活性層4を具備している。
また、本短共振器DBRレーザ24は、上記半導体基板20の上に形成され、且つ上記活性層4に光学的に接続され、更に、上記活性層4が生成する光を反射する回折格子26を備えた受動光導波層28を具備している。ここで回折格子26の周期は、本短共振器DBRレーザ24の予定発振波長に対してブラッグ条件を満たすように形成される。すなわち、上記「回折格子を備えた受動光導波層」とは、分布ブラッグ反射器(DBR)のことである。
ここで、「回折格子を備えた受動光導波層」とは、当該受動光導波層を伝播する光に屈折率(又は、誘電率)の周期的変化を及ぼす回折格子を備えた受動光導波層のことをいう。例えば、図3に図示された受動光導波層28のように、受動光導波層に沿って回折格子が設けられ受動光導波層が、「回折格子を備えた受動光導波層」の一例である。
また、本短共振器DBRレーザ24は、上記受動光導波層28の上に形成され、上記受動光導波層28への電流の注入を阻止する電流狭窄層30を具備している。
また、本短共振器DBRレーザ24は、第2の導電型(例えばp型)を有し、上記活性層4及び上記電流狭窄層30の上に延在するように形成された上部クラッド層32を具備している。
更に、本短共振器DBRレーザ24は、上記上部クラッド層32の上に形成され、上記活性層4の上方を覆い且つ上記受動光導波層28の上方に延在する、第2の導電型(例えばp型)を有するコンタクト層34と、上記コンタクト層34の上に形成された第2の電極(上部電極36)を具備する。
本短共振器DBRレーザ24では、回折格子26を備えた受動光導波層28(DBR)によって光共振器が形成され、その中に活性層4が配置されている。
ところで、本短共振器DBRレーザ24では、コンタクト層34が上記活性層4の上方を覆い且つ上記受動光導波層28(DBR)の上方に延在している。従って、活性層4の長さ即ち共振器長を短くしても、コンタクト抵抗(上部電極36と上部クラッド層32の間の抵抗)等が大きくなって素子抵抗が高くなることはない。言い換えるならば、本短共振器DBRレーザ24では、共振器長(活性層4の長さ)を短くしても上部電極36の長さが一定なので、共振器長を短くしても素子抵抗の増加を抑制することができる(但し、素子長が一定の場合。)。
従って、本短共振器DBRレーザ24では、短共振器化による素子温度の上昇が抑えられる。
しかも、本短共振器DBRレーザ24では、電流狭窄層30によって、受動光導波層28への電流注入が阻止される。このため、上部電極36から注入された電流は、受動光導波層28には供給されず、殆どが活性層4に注入される。すなわち、上部電極36から注入された電流は、電流狭窄層30によって狭窄されて活性層4に集中的に注入される。
故に、本短共振器DBRレーザ24では、注入された電流の殆どが活性層4に供給されるので、上部電極36を受動光導波層28(DBR)の上方に延在させても無効電流は発生しない。
従って、本短共振器DBRレーザ24では、活性層4ではなく受動光導波路層28に注入される無効電流は存在せず、しかも共振器長を短くしても素子温度が上昇しない。由って、本短共振器DBRレーザ24によれば、変調帯域の飽和現象は解消され、変調帯域が広くなる。
ここで、活性領域長(レーザ光の進行方向における活性層4の長さ)は、へき開によって形成可能な素子長150μmより短いことが好ましく、更に好ましくは100μm以下である。このような場合に、本短共振器DBRレーザ24は、従来の短共振器半導体レーザより変調帯域が広くなる。
一方、共振器長が短くなり過ぎるとミラー損失が増大してレーザ発振が困難になる。従って、共振器長は、5μm以上が好ましく、更に好ましくは10μm以上である。
(2)製造方法
次に、製造手順に従って、本実施の形態に従う短共振器DBRレーザ24の構成を詳しく説明する。
図5は、本実施の形態に従う短共振器DBRレーザ24の製造手順を説明するフロー図である。図6及び図7は、本短共振器DBRレーザ24の製造手順を説明する工程平面図である。図8及び図9は、本短共振器DBRレーザ24の製造手順を、図6又は図7のA−A線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である。図10(a)は、本実施の形態に従う短共振器DBRレーザ24の製造手順を、図7のB−B線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である。図10(b)は、本実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を、図7のC−C線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である。尚、特に断らない限り、下記各半導体層は、有機金属気相成長法によって形成されるものとする。
(i)回折格子等の形成(ステップS1)
まず、分布ブラッグ反射器(DBR)の形成が予定されているn型のInP基板38の上に、回折格子26が、電子ビーム露光と反応性イオンエッチングによって形成される(図6(a)及び図8(a)参照)。尚、図6及び図7には、成長膜の内部を透視した状態で回折格子26が図示されている。
次に、回折格子26の形成されたn型InP基板38の上に、組成波長が1.15μmで厚さ70nmのn型InGaAsP層40と、厚さが30nmのn型InP層42が順次形成される(図8(a)参照)。
次に、n型InP層42の上に、圧縮応力を内在する歪量子井戸44と厚さ100nmの第1のp型InP層46を順次形成する(図6(a)及び図8(a)参照)。
ここで歪量子井戸44は、AlGaInAs製の量子井戸と障壁層によって形成される。そして、歪量子井戸44を形成する各半導体層(量子井戸層及び障壁層)の組成及び膜厚は、歪量子井戸44の発光波長が1300nmになるように設定されている。
本実施の形態では、n型InP基板38(組成波長は0.92μm)が、活性層4で発生する光に対して透明で、且つ後述する受動光導波層28及び活性層4より屈折率が低い。従って、n型InP基板38は下部クラッド層として機能する。但し、n型InP製の下部クラッド層を、回折格子26の下側に設けてもよい。
しかし、GaAs基板の上にGaAs製(又はAlGaAs製)の活性層を設けて、半導体レーザを製造する場合等には、半導体基板と活性層(及び受動光導波層)の間に下部クラッド層を形成する必要がある。
(ii)活性層及び受動光導波層の形成(ステップS2)
次に、活性層4の形成予定領域の上に、化学気相成長法とフォトリソグラフィ技術を用いて、厚さ300nmのSiO2膜48を形成する。
次に、このSiO2膜48をエッチングのマスクとして、第1のp型InP層46及び歪量子井戸44をウエットエッチングする(図6(b)及び図8(b)参照)。
次に、SiO2膜48を選択成長膜として、歪量子井戸44と同じ厚さのAlGaInAs層50を成長する(図6(b)及び図8(b)参照)。ここで、AlGaInAs層50の組成波長は1.15μmである。
本ステップによってウェットエッチングされずに残された歪量子井戸44は、活性層4となる。一方、ウェットエッチングされた歪量子井戸44の後に再成長されたAlGaInAs層50は、受動光導波層28となる。
ここで、活性層4と受動光導波層28は、上記再成長によって突合せ接合され、光学的に接続される。
(iii)電流狭窄層の形成(ステップS3)
AlGaInAs層50の形成後、結晶成長を中断せずに、FeをドーピングしたInP層52と、n型InP層54を成長する(図6(c)及び図8(c)参照)。
FeがドーピングされたInP層52は半導体絶縁性になり、受動光導波層28への電流の注入を阻止する。
一方、n型InP層54は、後述する第2のp型InP層56の不純物(Zn等)とFeドープInP層52のFeが相互拡散して、InP層52の半絶縁性消滅を防止するためのものである。
このFeがドーピングされたInP層52とn型InP層54によって、電流狭窄層30が形成される。尚、電流狭窄層30は、全体で100nmの厚さになるように形成される。
(iv)上部クラッド層及びコンタクト層の形成(ステップS4)
次に、SiO2膜48が、HFを主成分とするエッチャントによって除去される。
次に、SiO2膜48の除去された半導体層の上に、厚さ1500nmの第2のp型InP層56が形成される。その後、結晶成長を中断せずに、厚さ200nmのp型InGaAs層58が形成される(図7(a)及び図9(a)参照)。
本ステップで形成された第2のp型InP層56は、ステップS1で形成された第1のp型InP層46と一体となって、上部クラッド層32を形成する。
一方、p型InGaAs層58は、コンタクト層34となる。
(v)埋め込み層の形成(ステップS5)
次に、化学気相成長法とフォトリソグラフィ技術によって、本短共振器DBRレーザ24の主要部(埋め込み層以外の部分)の形成予定位置にストライプ状(直線状)のSiO2膜60(厚さ500nm)が形成される(図7(b)参照)。
次に、SiO2膜60をエッチングマスクとして反応性イオンエッチングによって、n型InP基板38に到達するエッチングが実施される。このエッチングによって、高さ3000nmのメサ62が形成される(図10(a)及び図10(b)参照)。尚、図10(a)は、受動光導波層28を横切る断面図である。一方、図10(b)は、活性層4を横切る断面図である。
次に、SiO2膜60を選択成長膜として、FeがドーピングされたInP層64が形成される(図7(b)、図10(a)、及び図10(b)参照)。この半絶縁性のInP層64はメサ62を埋め込んで、埋め込み層66となる。
ここで、埋め込み層66は、活性層4及び受動光導波層28を伝播する光を(メサ62の)横方向で閉じ込める。同時に、埋め込み層66は、短共振器DBRレーザ24に注入された電流を(メサ62の)横方向に閉じ込める。
すなわち、本ステップでは、活性層4、受動光導波層28、及び上部クラッド層32の両脇が、半導体絶縁性の半導体層64によって埋め込まれる。
(vi)電極の形成(ステップ6)
次に、n型InP基板38の裏面に、AuGe/Au電極68(下部電極16)が形成される(図9(b)参照)。
次に、コンタク層34の上にAuZn/Au電極70が(上部電極36)形成される(図9(b)参照)。
(vii)個別素子化(ステップS7)
次に、上記ステップによって形成された構造体がヘキ開されて、個々の素子に分割される。
最後にヘキ開面に無反射コーティング膜72が形成されて、本短共振器DBRレーザ24が完成する(図7(c)及び図9(b))。
(3)動 作
次に、本短共振器DBRレーザ24のレーザ発振動作について説明する。
まず、本短共振器DBRレーザ24がレーザ光を生成する動作について説明する。
本短共振器DBRレーザ24を動作させるためには、図示されていない電源の正極及び負極が、夫々、上部電極36及び下部電極16に接続される。
次に、この電源から、上部電極36に電流が注入される。
上部電極36から注入された電流は、電流狭窄層30によって活性層4に集中的に注入される。活性層4に注入された電流は、活性層4の光利得を上昇させ、回折格子26と受動光導波層28によって形成された一対のDBRの間にレーザ光を発生する。
本短共振器DBRレーザ24では、活性領域の長さが150μmより短い。しかも、上部電極36が受動光導波層28の上方に延在しているので、上部電極36のコンタクト抵抗は低い。このため、素子抵抗に由来するジュール熱の発熱が抑制される。
故に、容易に高い緩和振動周波数を得ることができる。
このようにして生成されたレーザ光は、無反射コーティング膜72が形成された両端面から放射されて出射光74となる(図3参照)。
本短共振器DBRレーザ24を直接変調して光信号を生成する場合には、上記電源から本短共振器DBRレーザ24に注入される電流が変調される。注入電流が閾値を超えている間、本短共振器DBRレーザ24は、上記動作に従ってレーザ光を生成する。
ここで、本短共振器DBRレーザ24では、共振器長を短縮すれば、緩和振動周波数は飽和することなく増加する。従って、本短共振器DBRレーザ24によれば、従来の短共振器半導体レーザを凌ぐ、広変調帯域が実現される。
(実施の形態2)
本実施の形態は、受動光導波層に加え活性層が回折格子を備えている半導体レーザ装置(DRレーザ)に関する。
(1)構 成
図11は、本実施の形態に従う半導体レーザ装置(DRレーザ)76の、レーザ光の進行方向に沿った断面図である。
本半導体レーザ装置76の構成は、活性層4も回折格子78を備えている点を除いて、実施の形態1の短共振器DBRレーザと同じである。従って、回折格子78以外の構成部分については、説明が省略される。
図11に示すように、本短共振器半導体レーザ装置76では、回折格子78が受動光導波層28の(下側の)近傍だけでなく、活性層4の(下側の)近傍にも形成されている。
ここで、回折格子78のブラッグ波長は、活性層4の下側でも、短共振器半導体レーザ装置76が予定発振波長で発光するように形成されている。なお、回折格子78は、活性層4の中央下側で、所謂1/4λシフトしていることが好ましい。
(2)製造方法
本実施の形態に従う短共振器半導体レーザ装置76の製造方法は、受動光導波層28及び活性層4の形成予定領域に亘って、n型InP基板38の表面に回折格子78を形成する点を除き、実施の形態1に従う製造方法と略同じである。
(3)動 作
本実施の形態に従う短共振器半導体レーザ装置76は、実施の形態1の短共振器DBRレーザに準じて動作する。従って、詳しい説明は省略する。
(実施の形態3)
本実施の形態は、実施の形態1に従う短共振器半導体レーザ装置に於いて、回折格子が受動光導波層に形成された短共振器半導体レーザ装置に関する。
(1)構 成
図12は、本実施の形態に従う短共振器半導体レーザ装置80の、レーザ光の進行方向に沿う断面図である。図13は、本実施の形態に従う短共振器半導体レーザ装置80の光の進行方向に垂直な断面図である。ここで、図13(a)は、受動光導波層28を垂直に横切る断面図である。一方、図13(b)は、活性層4を垂直に横切る断面図である。
図12及び図13に示すように、本短共振器半導体レーザ装置80には、受動光導波層28の下側近傍に設けられるn型InGaAsP層40(図3参照)ではなく、受動光導波層28に直接回折格子26が形成される。その他の点では、本短共振器半導体レーザ装置80の構成は、実施の形態1の短共振器半導体レーザ装置24と略同じである(従って、本短共振器半導体レーザ装置80には、n型InGaAsP層40は設けられない。)。
(2)製造方法及び動作
本短共振器半導体レーザ装置80は、実施の形態1の製造方法に準じて製造される。また、本短共振器半導体レーザ装置80は、実施の形態1の短共振器半導体レーザ装置24の動作に準じて動作する。
従って、短共振器半導体レーザ装置80の製造方法及び動作に関する説明は省略する。
(変形例1)
以上説明した例では、FeをドーピングしたInP層52とn型InP層54が積層されて電流狭窄層30が形成される。
しかし、異なる構造の半導体層によって、電流狭窄層が形成されてもよい。
図14乃至図16は、夫々、実施の形態1乃至3に於ける短共振器半導体レーザ装置において、電流狭窄層30が、p型半導体層84の上にn型半導体層86が積層されたpn電流ブロック層88によって形成された場合の断面図である。
本変形例に従う短共振器半導体レーザ装置でも、上部電極36から注入された電流は活性層4に集中する。従って、上部電極36が受動光導波層28の上方に延在するように形成されても、受動光導波層28に電流が注入されることはない。
(変形例2)
図17は、本変形例に従う短共振器半導体レーザ装置82のレーザ光の進行方向に沿った断面図である。
実施の形態2に従うDRレーザ76では、受動光導波層28及び活性層4の下側近傍に設けられたn型InGaAsP層40に回折格子78が形成されている。
しかしながら、本短共振器半導体レーザ装置82では、回折格子90が受動光導波層28及び活性層4に直接形成される。
その他の点では、本短共振器半導体レーザ装置82の構成は、実施の形態2のDRレーザ76と略同じである。
尚、本短共振器半導体レーザ装置82の製造方法及び動作は、実施の形態2のDRレーザ76の製造方法及び動作に準じる。従って、製造方法及び動作の説明は省略する。
(変形例3)
図18は、本変形例に従う短共振器半導体レーザ装置92のレーザ光の進行方向に沿った断面図である。
変形例2に従う短共振器半導体レーザ装置92では、FeをドーピングしたInP層52とn型InP層54が積層されて電流狭窄層30が形成される。
一方、本変形例に従う短共振器半導体レーザ装置92では、電流狭窄層30が、p型半導体層84の上にn型半導体層86が積層されたpn電流ブロック層88によって形成される。
本変形例に従う短共振器半導体レーザ装置でも、上部電極36から注入された電流は活性層4に集中する。従って、上部電極36が受動光導波層28の上方に延在するように形成されても、受動光導波層28に電流が注入されることはない。
上述した例は、n型InPを基板として、その上にAlGaInAs製の歪量子井戸層を活性層として形成した、短共振器半導体レーザ装置に関するものである。しかし、上記各例に従う短共振器半導体レーザ装置を形成する材料は、これらの材料に限られなくてもよい。
また、上述した短共振器半導体レーザ装置の動作波長は、1.3μmである。しかし、上記各例に従う短共振器半導体レーザ装置の動作波長は1.3μmに限られなくてもよい。
DBRレーザに基づく短共振器半導体レーザ装置の構成を説明する斜視図である。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの平面図である。 図2のA−A線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する図である。 図2のB−B線及びC−C線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する図である。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を説明するフロー図である。 実施の形態1に短共振器DBRレーザの製造手順を説明する工程平面図である(その1)。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を説明する工程平面図である(その2)。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を、図6又は図7のA−A線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である(その1)。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を、図6又は図7のA−A線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である(その2)。 実施の形態1に従う短共振器DBRレーザの製造手順を、B−B線及びC−C線に於ける断面を矢印の方向から見て説明する工程図である。 実施の形態2に従う短共振器半導体レーザ装置(DRレーザ)の、レーザ光の進行方向に沿う断面図である。 実施の形態3に従う短共振器半導体レーザ装置の、レーザ光の進行方向に沿う断面図である。 実施の形態3に従う短共振器半導体レーザ装置の、レーザ光の進行方向に垂直な断面図である。 変形例1に従う短共振器半導体レーザ装置のレーザ光の、進行方向に沿った断面図である(その1)。 変形例1に従う短共振器半導体レーザ装置のレーザ光の、進行方向に沿った断面図である(その2)。 変形例1に従う短共振器半導体レーザ装置のレーザ光の、進行方向に沿った断面図である(その3)。 変形例2に従う短共振器半導体レーザ装置の、レーザ光の進行方向に沿った断面図である。 変形例3に従う短共振器半導体レーザ装置の、レーザ光の進行方向に沿った断面図である。
符号の説明
2・・・短共振器DBRレーザ(関連技術) 4・・・活性層
6・・・分布ブラッグ反射器(DBR) 8・・・反射防止膜
10・・・高反射膜 12・・・光共振器
14・・・上部電極 16・・・下部電極
18・・・DBRが形成されている領域 20・・・半導体基板
22・・・上部クラッド層 24・・・短共振器DBRレーザ(実施の形態1等)
26・・・回折格子 28・・・受動光導波層
30・・・電流狭窄層 32・・・上部クラッド層
34・・・コンタクト層 36・・・上部電極
38・・・n型InP基板 40・・・n型InGaAsP層
42・・・n型InP層 44・・・歪量子井戸
46・・・第1のp型InP層 48・・・SiO2
50・・・AlGaInAs層 52・・・FeをドーピングしたInP層(電流狭窄層)
54・・・n型InP層 56・・・第2のp型InP層
58・・・p型InGaAs層 60・・・SiO2
62・・・メサ 64・・・FeがドーピングされたInP層(埋め込み層)
66・・・埋め込み層 68・・・AuGe/Au電極
70・・・AuZn/Au電極 72・・・無反射コーティング膜
74・・・出射光
76・・・(実施の形態2に従う)短共振器半導体レーザ装置
78・・・(実施の形態2に従う)回折格子
80・・・(実施の形態3に従う)短共振器半導体レーザ装置
82・・・(変形例2に従う)短共振器半導体レーザ装置
84・・・p型半導体層 86・・・n型半導体層
88・・・pn電流ブロック層 90・・・(変形例2に従う)回折格子
92・・・(変形例2に従う)短共振器半導体レーザ装置

Claims (5)

  1. 第1の電極が形成された、第1の導電型を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の上方に形成された活性層と、
    前記半導体基板の上方に形成され、且つ前記活性層に光学的に接続され、更に前記活性層が生成する光を反射する回折格子を備えた受動光導波層と、
    前記受動光導波層の上方に形成され、前記受動光導波層への電流の注入を阻止する電流狭窄層と、
    第2の導電型を有し、前記活性層及び前記電流狭窄層の上方に延在するように形成された上部クラッド層と、
    前記上部クラッド層の上方に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する、前記第2の導電型を有するコンタクト層と、
    前記コンタクト層の上方に形成され、前記活性層の上方を覆い且つ前記受動光導波層の上方に延在する第2の電極とを、
    具備する半導体レーザ装置。
  2. 前記活性層が回折格子を備えていることを、
    特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記第1及び第2の導電型は、夫々n型及びp型であり、
    前記電流狭窄層は、半導体絶縁性の半導体層の上にn型の半導体層が積層されて形成されていることを、
    特徴とする請求項1又は2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記電流狭窄層が、第2の導電型を有する半導体層の上に第1の導電型の半導体層が積層されて形成されていることを、
    特徴とする請求項1又は2に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記活性層、前記受動光導波層、及び前記上部クラッド層の両脇が、半導体絶縁性の半導体層によって埋め込まれていることを、
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
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