JP2002055236A - ケーブル - Google Patents

ケーブル

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Publication number
JP2002055236A
JP2002055236A JP2000242089A JP2000242089A JP2002055236A JP 2002055236 A JP2002055236 A JP 2002055236A JP 2000242089 A JP2000242089 A JP 2000242089A JP 2000242089 A JP2000242089 A JP 2000242089A JP 2002055236 A JP2002055236 A JP 2002055236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
jacket
core
mark
cable core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000242089A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitsugu Ono
晃嗣 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2000242089A priority Critical patent/JP2002055236A/ja
Publication of JP2002055236A publication Critical patent/JP2002055236A/ja
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブルコアと、これを覆うケーブル外被との
境界に、引き裂き紐をケーブル長手方向に沿って配備し
たケーブルにおいて、ケーブルコアを損傷することな
く、分岐接続箇所でのケーブル外被の除去を的確かつ迅
速に行うことができるようにする。 【解決手段】ケーブルコア2とケーブル外被3との境界
に配備する引き裂き紐4を、複数本の紐材5,6を撚り
合わせたもので構成するとともに、引き裂き紐を構成す
る一部の紐材5をケーブル長手方向所定間隔おきにケー
ブルコア2より径方向外方に傍出させてケーブル外被3
に埋め込み配置し、この一部の紐材5の傍出部位5aを
表示するマーク7をケーブル外被3の外周面に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号伝達用に利用
されるケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の信号伝達用ケーブルの一例
である光ファイバーケーブルが示されている。このケー
ブル11は、ケーブルコア12と、これを覆うケーブル
外被13との境界に、引き裂き紐14をケーブル長手方
向に沿って配備して構成されており、敷設したケーブル
途中に信号ラインを分岐接続する場合、分岐接続箇所に
おいて、先ず、ケーブルコア12を露出させたい領域の
一端側の接近した二箇所x,yにおいて、ケーブルコア
12を傷つけないようにケーブル外被13を外被カッタ
ー等を用いて注意深く輪切りにし、接近した輪切り箇所
x,yの間のケーブル外被を取り除いて引き裂き紐14
の一部14aを露出させる。次いで、露出した引き裂き
紐14をケーブル長手方向に引っ張って、ケーブルコア
12を露出させたい領域の他端までケーブル外被13を
引き裂いたのち、その位置でケーブル外被13を切断し
て除去する。これにより、ケーブルコア12を露出させ
たい領域のケーブルコア12を所望長さ範囲に亘って露
出させ、ケーブル分岐接続処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造においては、
ケーブルコア12が心線をカッターから保護できる強度
や構造を有している場合は、比較的容易にケーブル外被
13の除去処理を行うことができるが、ケーブルコア1
2が軟質の樹脂材で形成されているような場合には、引
き裂き紐14を取出す工程において、外被カッターによ
ってケーブルコア12のみならず心線までも傷つけてし
まうおそれが多分にあり、その操作を極めて慎重に行わ
ねばならず、作業能率が低下するものであった。
【0004】さらには、ケーブルには、図示はしない
が、ケーブル配設時に加えられる張力を受け止めるテン
ションメンバがケーブル長手方向に沿って設けられてい
る。テンションメンバには、ケーブルコア12の軸心に
設けられたものと、ケーブル外被13内に設けられたも
のとがある。ケーブル外被13に設ける場合には、複数
本のテンションメンバが周方向に均等に離れて配置され
る。
【0005】このようにしてテンションメンバは設けら
れるが、ケーブルコア12の軸心にテンションメンバを
設ける場合には、テンションメンバがケーブル外被13
の取り除き作業の邪魔になることはない。しかしなが
ら、ケーブル外被13にテンションメンバを設ける場合
には、テンションメンバがケーブル外被13の取り除き
作業の邪魔になるのは避けられず、ケーブル外被13の
取り除き操作をさらに慎重に行わねばならず、作業能率
の低下は顕著なものとなっていた。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、ケーブルコアを損傷することなく、分
岐接続箇所でのケーブル外被の除去を的確かつ迅速に行
うことができるケーブルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0008】すなわち、請求項1に係る発明のケーブル
は、ケーブルコアと、これを覆うケーブル外被との境界
に、引き裂き紐をケーブル長手方向に沿って配備したケ
ーブルであって、前記引き裂き紐を、複数本の紐材を撚
り合わせたもので構成するとともに、引き裂き紐を構成
する一部の紐材をケーブル長手方向所定間隔おきにケー
ブルコアより径方向外方に傍出させてケーブル外被内に
埋め込み配置するとともに、この一部の紐材の傍出部位
を表示するマークをケーブル外被の外周面に形成するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明のケーブルは、請求項
1記載の発明において、前記マークをケーブル外被の外
周面に印刷形成することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明のケーブルは、請求項
1記載の発明において、前記マークをケーブル外被の外
周面に凹入あるいは隆起形成することを特徴とする。 〔作用〕請求項1に係る発明の構成によると、分岐接続
箇所に近いマーク形成箇所において、ケーブルコアに達
しない深さでケーブル外被を周方向あるいはケーブル長
手方向に削り取ったり、もしくは、マーク形成箇所の両
端部二箇所を浅く輪切りしてケーブル外被をめくり取る
ことで、ケーブル外被内に埋設されている紐材を取出す
ことができる。その後、取出した紐材を従来と同様にケ
ーブル長手方向に引っ張ってケーブル外被を所望長さに
亘って引き裂き、引き裂いたケーブル外被を除去して、
ケーブルコアを所望長さ範囲に亘って露出させる。
【0011】請求項2に係る発明の構成によると、任意
の色や周方向幅でマークを明確に形成することができ
る。
【0012】請求項3に係る発明の構成によると、ケー
ブル外被をケーブルコアに連続的に被服形成する金型に
マーク形成用の凸部や凹部を形成しておくことで、外被
形成工程でマーク形成を同時に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1に、本発明に係るケーブルの一例であ
る光ファイバーケーブル1が例示されている。
【0015】この光ファイバーケーブル1は、内部にテ
ープ心線(図示せず)を埋設したケーブルコア2にケー
ブル外被3が被覆されて構成されており、ケーブルコア
2とケーブル外被3との境界に、引き裂き紐4がケーブ
ル長手方向に沿って配備されている。
【0016】図2、図3に示すように、引き裂き紐4
は、複数本(この実施形態では2本)の紐材5,6を撚
り合わせたもので形成されており、一方の紐材5がケー
ブル長手方向所定間隔おきに所定長さLでケーブルコア
3より径方向外方に傍出されてケーブル外被3内に埋め
込み配置されるとともに、他方の紐材6はその全長にお
いてケーブルコア2に沿って配置されている。そして、
一方の紐材5の傍出部位5aの存在位置を表示するマー
ク7がケーブル外被3の外周面に、ケーブル外被3の色
に対して目立つ色で印刷形成されている。
【0017】本発明に係るケーブル1は以上のように構
成されており、敷設されたケーブル1に信号ラインを分
岐接続する場合には、先ず、分岐接続箇所に近いマーク
形成部位において、ケーブルコア2に達しない深さでケ
ーブル外被3を周方向あるいはケーブル長手方向に削り
取ったり、もしくは、マーク形成箇所の両端部二箇所を
浅く輪切りしてケーブル外被3をめくり取ることで、ケ
ーブル外被3内に埋設されている一方の紐材5の傍出部
位5aを取出す。次に、取出した傍出部位5aをつまん
でケーブル長手方向に引っ張り、ケーブル外被3を所望
長さに亘って引き裂き、引き裂いたケーブル外被3を除
去することでケーブルコア3を所望長さ範囲に亘って露
出させる。その後、露出されたケーブルコアのテープ心
線に分岐信号ラインの接続処理を行う。
【0018】本発明は、以下のような形態で実施するこ
ともできる。
【0019】(1)前記マーク9を、図4に示すよう
に、ケーブル外被4の形成と同時に外被外周面に突出形
成したり、図5に示すように、凹入形成することもでき
る。
【0020】(2)前記引き裂き紐6は、ケーブル1の
径や構造に応じて周方向複数箇所に複数本配備してもよ
い。
【0021】(3)本発明は、光ファイバーケーブルの
みならず、ケーブルコアをケーブル外被で被覆したその
他の信号伝達用ケーブルに適用することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下に示すような効果が期待できる。
【0023】請求項1に係る発明によれば、ケーブル外
被をケーブルコアまで深く切り込まなくても切り裂き紐
の傍出部分を取出すことができるので、外被の切り込み
や削り取りに特別な注意を払わなくてもよくなり、信号
ラインの分岐接続作業を能率よく行うことが可能となっ
た。
【0024】また、請求項2に係る発明によれば、マー
クを目視確認しやすいものにでき、作業性の向上に寄与
する。
【0025】また、請求項3に係る発明によれば、専用
のマーク形成工程や形成設備を要することなくマーク形
成を行うことができ、マーク付きのケーブルを低コスト
で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルの斜視図である。
【図2】要部の切り欠き斜視図である。
【図3】要部の縦断側面図である。
【図4】他の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図5】他の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図6】従来のケーブルとその外被除去手順を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 ケーブルコア 3 ケーブル外被 4 引き裂き紐 5 紐材 5a 傍出部位 6 紐材 7 マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコアと、これを覆うケーブル外
    被との境界に、引き裂き紐をケーブル長手方向に沿って
    配備したケーブルであって、 前記引き裂き紐を、複数本の紐材を撚り合わせたもので
    構成するとともに、引き裂き紐を構成する一部の紐材を
    ケーブル長手方向所定間隔おきにケーブルコアより径方
    向外方に傍出させてケーブル外被内に埋め込み配置し、
    この一部の紐材の傍出部位を表示するマークをケーブル
    外被の外周面に形成する、 ことを特徴とするケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブルであって、 前記マークをケーブル外被の外周面に印刷形成する、 ことを特徴とするケーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のケーブルであって、 前記マークをケーブル外被の外周面に凹入あるいは隆起
    形成する、 ことを特徴とするケーブル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117148527A (zh) * 2023-10-30 2023-12-01 西安西古光通信有限公司 一种易维修抗拉光缆及其开剥方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117148527A (zh) * 2023-10-30 2023-12-01 西安西古光通信有限公司 一种易维修抗拉光缆及其开剥方法
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