JP2002054163A - 建築地下鉄骨骨組の柱・梁ボルト接合構造 - Google Patents

建築地下鉄骨骨組の柱・梁ボルト接合構造

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JP2002054163A JP2000242679A JP2000242679A JP2002054163A JP 2002054163 A JP2002054163 A JP 2002054163A JP 2000242679 A JP2000242679 A JP 2000242679A JP 2000242679 A JP2000242679 A JP 2000242679A JP 2002054163 A JP2002054163 A JP 2002054163A
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紳一 澤泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆打ち工法における建築地下部分の鉄骨骨組
の柱・梁の接合構造に係り、構真柱の建込み誤差を、梁
の長さを調節することなく吸収する。 【解決手段】 柱・梁接合部材6を、柱接合用ボルト孔
2を有する柱接合片3と、柱接合片3の中央部から柱接
合片3に対して垂直に立ち上がる梁接合片4から構成
し、梁接合片4には、梁7の長手方向に沿う梁接合用ボ
ルト挿入用の長孔5を複数開設することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆打ち工法で構築
される建築地下部分の鉄骨骨組となる柱・梁の接合構造
と接合方法および、接合部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】逆打ち工法は、建造物の地下部分と地上
部分を同時に施工できる点で、施工期間短縮につなが
り、最近多用されつつある。ただし、この建築地下構造
物の逆打ち工法にも問題点がないわけではない。すなわ
ち、構真柱の水平方向、高さ方向に建込み誤差が大き
く、現場実測に基づいて、梁製作されるため、掘削が梁
の取付けレベルに到達するまで、実測・梁製作ができ
ず、それが次工程の梁取付け工程に影響することなどで
ある。
【0003】ここで、逆打ち工法の概要を図7(A)〜
(D)を参照して説明する。逆打ち工法は、建造物を構
築するとき、地下部分と、地上部分を同時に平行して構
築できることを目的に提案された工法であり、概略、次
の施工順序で行われる。
【0004】[1]地盤11に、建造物構築予定範囲を
取囲むように山止め壁12を作る。[図(A)]
【0005】[2]山止め壁12の内側で、柱の立設予
定位置に杭孔13をドリル掘削する。[図(A)]
【0006】[3]杭孔13に鉄骨構真柱1を建て込
む。構真柱1の建て込みと前後してコンクリート等を用
いた支持杭14を造成し,構真柱1の下端を根入れする
等の措置により、当該構真柱1を支持杭14に支持させ
る。[図(A)]
【0007】[4]支持杭14より上部の杭孔13を埋
め戻す。[図(B)]
【0008】[5]地上面では一階床面(床躯体)15
を構真柱を支えとして設置する。[図(B)]
【0009】[6]山止め壁12の内側を掘削する。こ
のとき、掘削機の地下部への搬入や作業者の地下への出
入りは、床躯体15の仮設開孔17を通して行う。[図
(B)]
【0010】[7]地下部分の掘削時、構真柱1の外周
の埋め戻し層16も同時に「はつり」、構真柱1を剥き
出しに露出させる。[図(C)]
【0011】[8]地下1階部分の掘削が終了すると、
構真柱1に、地下1階床を構成する梁を接合し、床を構
築する。[図(C)]
【0012】[9]構真柱1の地下1階部分の外周に鉄
筋コンクリート23を打設する。[図(D)]
【0013】[10]前記[6]、[9]の工程を繰返
して地下2階部分を構築する。このとき、地上では同時
進行で、地上階部分を構築する。
【0014】通常の方法で構造物地下部分を構築すると
きは、例えば、地下2階であれば、地表から地下に向か
って骨組を施工するのではなく、まず第一に1、2階全
部の地盤掘削を行い,その後,掘削底面から地上に向か
って順に骨組みの構築を行う。
【0015】ところで、通常の構築物施工法に用いられ
る鉄骨柱には、従来、予め工場製作の段階で、梁を接合
するための梁ブラケットが設けられているのが一般的で
あるが、このような梁ブラケット付き柱を逆打ち工法の
構真柱には利用出来ない。つまりこの場合には、構真柱
から出張る梁ブラケットが、当該構真柱1を杭孔13に
建込む際の邪魔になる。このため、柱と梁ブラケットの
事前のボルト接合は困難であって、柱と梁の接合は多く
の場合ブラッケットを用いない現場溶接で行われてい
る。
【0016】図8にはクロスH(鉄骨柱)からなる構真
柱1に、H形鋼からなる梁7を現場溶接18で固着した
例が示されている。構真柱1の外周には後工程で鉄筋コ
ンクリートが打設されて、SRC柱20が構築される。
しかし、この現場溶接の方法では、地下での火気使用、
ヒュームガスの発生に対する安全対策、溶接部の超音波
探照検査などの品質管理手間が問題になる。さらに、構
真柱1の建込み誤差が生じたときは、現場実測に基づい
て梁7の長さ調整することによりにその誤差を吸収する
ことになるが、その作業が面倒で、手間のかかるもので
ある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来技術の欠点を除くためのものであり、逆打ち工法にお
ける建築地下部分の柱・梁の接合構造に関して、構真柱
の建込み誤差(図8Bの矢印方向のずれ量であって、現
場実測される)を、梁の長さを調節することなく吸収す
ることを目的とする。
【0018】また、本発明は、逆打ち工法における建築
地下部分の鉄骨骨組の柱・梁の接合構造に関して、工場
溶接の梁ブラケットを使用した場合のように、構真柱の
建込みを阻害することなく、梁のボルト接合を可能とす
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するためになされた、逆打ち工法における建築地下
部分の柱・梁の接合のための接合部材6であって、当該
接合部材6は、柱接合用ボルト孔2を有する柱接合片3
と、柱接合片3から当該柱接合片3に対して垂直に立ち
上がる梁接合片4とからなり、梁接合片4には、梁7の
長手方向に沿うボルト挿入用の長孔5を複数有すること
を特徴とする。
【0020】また、本発明において、前記接合部材は、
鋼板から別々に製作した柱接合片と梁接合片ら溶接接合
等により組み立て、またはCT形鋼もしくはH形鋼から
一体で切り出すことを特徴とする。
【0021】また本発明は、逆打ち工法における柱・梁
接合法であって、構真柱1を杭孔13に建込み、柱の周
囲を埋め戻した後、地下部分の上階から下階へ順に構真
柱1に梁7を接合しながら構築する逆打ち工法におい
て、構真柱1の周囲の埋め戻し部の掘削を含めて、前記
地下部分を掘削することにより、構真柱1を露出させた
うえ、この構真柱1に、柱接合片3と、柱接合片3から
当該柱接合片3に対して垂直に立ち上がり、かつボルト
挿入用の長孔5を有する梁接合片4とからなる柱・梁接
合部材6の柱接合片3をボルト接合し、梁接合片4を梁
のフランジ部7aに重ね、梁接合片4の長孔5と梁のフ
ランジ部7aに開設のボルト用孔8にボルト9を挿入
し、柱・梁の間隔を調整しながら締結することを特徴と
する。
【0022】
【作用】本発明の建築地下鉄骨骨組の柱・梁接合部材を
使用することにより、逆打ち工法において,梁の長さ調
整をすることなく当該構真柱の建込み誤差を吸収しなが
ら、梁と構真柱を適切に接合することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を参
照して説明する。
【0024】図1、図3は、本発明の第1実施形態とし
て、H形鋼を用いた構真柱1における柱・梁接合構造を
示す図で、図1は、構真柱1と梁7の接合前の状態を示
す斜視図である。図2は、構真柱1と梁7の接合後の状
態を示す斜視図である。また図3(A)、(B)は、第
1実施形態における柱・梁接合構造の平面図と側面図で
ある。
【0025】前記の各図において、極厚H鋼の構真柱1
における、梁取付予定位置の側面、つまりフランジ1a
に柱・梁接合部材受け用のボルト孔8aが開孔されてい
る。この構真柱1のボルト孔8aは真円孔であり、工場
または現場のいずれで開孔されてもよい。このボルト孔
8aを利用して、構真柱1の建て込み後、次に述べる柱
・梁接合部材6をボルト9aで構真柱1に接合する。
【0026】柱・梁接合部材6は、柱接合片3および、
柱接合片3の側面中央部から当該柱接合片3に対して垂
直に立ち上げた梁接合片4から構成される。柱接合片3
には、構真柱1側の柱・梁接合部材受けボルト孔8aの
位置に合致するように、真円の柱接合用ボルト孔2が開
孔されている。
【0027】なお、柱接合片3の断面形状は、接合する
構真柱1の断面形状に応じて変更するのがよい。例え
ば、構真柱1としてH形鋼や角鋼管を用いるときは、柱
接合片3には平板の部材を用いるとよい(図3、図5参
照)。また、構真柱1に丸鋼管を用いるときは、柱接合
片3の柱接合面が柱の曲面に沿った円弧状の凹部を構成
する部材を用いることになる(図6参照)。
【0028】前記の図示例では、梁接合片4は前述のよ
うに、柱接合片3の中央部から垂直に立ち上がっている
が、柱接合片3における梁接合片4の立ち上げ位置は特
に限定はない。例えば、図示のように柱・梁接合部材6
をスプリットT形状とする場合には、梁接合片4の立ち
上げ位置は柱接合片3の中央部になる(図3、図6参
照)。また、梁接合片4の立ち上げ位置を柱接合片3の
一端とし、柱・梁接合部材6をL字状部材として構成し
てもよい(但し、図示を省略する)。
【0029】この場合、接合部材6は、鋼板から別々に
作成した柱接合片3と梁接合片4から溶接接合等により
組み立てたり、山形鋼などの形鋼から一体で切り出して
もよい。
【0030】梁接合片4には、梁接合用ボルト孔とし
て、梁7の長手方向に沿う長孔5が開孔されている。梁
接合用のボルト孔(長孔)5は、梁7の長手方向に沿っ
て梁接合片4上に、複数並列に開孔されている。
【0031】梁接合用ボルト孔(長孔)5を梁7の長手
方向に沿う長孔としたのは、構真柱1に水平方向の建込
み誤差があるときに、当該ボルト孔(長孔)5に挿入し
たボルトの締結位置をずらしながら、梁フランジ7aに
開設のボルト孔8に挿入し、梁7の取付位置を調節する
ことで構真柱1の建て込み誤差を吸収するためである。
【0032】柱・梁接合部材6は、梁7の高さに合わせ
て、上下に所定間隔離して、2部材が一セットとして、
構真柱1にボルト接合される。つまり、図示のように、
上下一対の柱・梁接合部材6は、予め柱・梁接合部材受
けのボルト孔8がそのフランジ7aに開孔された梁7の
上下のフランジ7aを梁接合片4でさみ込むようにし
て、配置される。さらに、梁7のフランジ7aに開設の
ボルト孔8と梁接合片4の長孔5にボルト9を挿入し締
結することで構真柱1と梁7をボルト接合する(図2参
照)。
【0033】このとき、ボルト孔(長孔)5を利用し、
これに挿入したボルト9の締結位置をずらしながら梁接
合片4と梁7を締結することで、構真柱1に対する梁7
の取付位置を調節できる。そのため、梁7自体の長さを
調整しなくても、ボルト接合によって構真柱1の建て込
み誤差を吸収することができる。
【0034】ここで、梁7に設けられた柱・梁接合部材
受けボルト孔8は真円孔であり、工場または現場のいず
れで開孔されてもよい。尚、梁7と柱・梁接合部材6に
設けられたボルト孔が共に真円孔であると、構真柱1の
建込み誤差があるときには、当該誤差の吸収が困難であ
り、梁・柱のボルト接合を採用するのは困難である。
【0035】また、梁7と柱・梁接合部材6の取付にお
いて、ボルト9と柱・梁接合部材6の間には、押え板や
大径の厚座金を使用することが好ましい。これはボルト
9の締め付け力を接触摩擦面に広く分散させ、長孔5に
ボルト9のボルト頭部やナット10が落ち込むのを防止
するためである。
【0036】構真柱1は、高さ方向にも建込み誤差が生
じることがある。この場合に対処するためには、柱・梁
接合部材6の柱接合片3の上下の寸法を長く設け、この
柱接合片3に図示の柱接合用ボルト孔2に代えて、上下
方向に長い長孔を開設し(ただし、図示せず)、この長
孔を介して接合部材6を、その高さ位置を調整しながら
ボルト9aで構真柱1に固着し、この接合部材6に梁7
を固着することで、当該構真柱1の高さ方向の建込み誤
差を吸収できる。
【0037】図4〜図6は、本発明の第2〜第4の実施
形態を示したものである。
【0038】まず、図4(A)、(B)は、本発明の第
2実施形態に係る柱・梁接合構造を示す横断断面図と側
面図であり、構真柱1としてクロスH(鉄骨柱)を使用
した例を示す。他の構成は、第1実施形態と同じである
ので、これと同一要素には同一符号を付して、重複説明
を省略する。
【0039】また図5(A)、(B)は、本発明の第3
実施形態に係る柱・梁接合構造を示す横断断面図と側面
図であり、構真柱1として角鋼管を使用した例を示す。
この場合には、構真柱1と柱・梁接合部材6の接合に
は、ナットの回転を抑える必要がなく片側から締め付け
可能なボルト(以下ワンサイドボルトと略称する)21
を使用するとよい。他の構成は、第1実施形態と同じで
あるので、これと同一要素には同一符号を付して、重複
説明を省略する。
【0040】図6(A)、(B)は、本発明の第4実施
形態に係る柱・梁接合構造の横断断面図と側面図であ
り、構真柱として丸鋼管を使用した例を示す。
【0041】本実施形態においても、第3実施形態と同
様に、構真柱1と柱・梁接合部材6の接合にはワンサイ
ドボルト21を使用する。また本実施形態のように、構
真柱1として丸鋼管を用いるときは、柱・梁接合部材6
の柱接合片3には、柱接合面が柱の曲面に沿って円弧状
の凹部22を構成する部材を用いるのがよい。なお、他
の構成は、第1実施形態と同じであるので、これと同一
要素には同一符号を付して、重複説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】本発明は、逆打ち工法における建築地下
部分の鉄骨骨組の柱・梁の接合構造に関して、構真柱の
建込み誤差を、梁自体の長さを調整(変更)するのでな
く、また、現場溶接も用いることなく、特殊形状の柱・
梁の接合部材を用いることで容易かつ、確実に吸収でき
る。そのため、梁長さ調整手間の削減と、梁取り付けま
での円滑施工、接合部に関する施工安全管理と品質管理
の容易性という効果を有する。
【0043】特に、逆打ち工法における建築地下部分の
柱・梁の接合構造に関しては、従来のように工場溶接の
梁ブラッケット付き柱等を利用して、そこに長孔を用い
ることにより、構真柱の建込み誤差を吸収するという手
段が使用できないが、本発明では、逆打ち工法に専用の
柱・梁接合部材を構成したことにより、構真柱の建込み
を阻害することなく、しかも、従来の梁ブラケット等を
使用した場合と同様に、構真柱の建込み誤差を吸収した
上で、梁と構真柱との適切なボルト接合を可能とする効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態として、構真柱に極厚H
鋼を用いた鉄骨骨組の柱・梁接合構造の、柱と梁の接合
前の状態を示した図面である。
【図2】図1の構真柱に極厚H鋼を用いた柱・梁接合構
造の、柱と梁の接合後の状態を示した斜視図である。
【図3】(A)、(B)は図2の平面図と側面図であ
る。
【図4】(A)、(B)は本発明の第2実施形態とし
て、構真柱にクロスH(鉄骨柱)を用いた柱・梁接合構
造の平面図と側面図である。
【図5】(A)、(B)は本発明の第3実施形態とし
て、構真柱に角鋼管を用いた柱・梁接合構造の平面図と
側面図である。
【図6】(A)、(B)は本発明の第4実施形態とし
て、構真柱に丸鋼管を使用した柱・梁接合構造の平面図
と側面図である。
【図7】従来の逆打ち工法を(A)、(B)、(C)、
(D)の順に示す工程図である。
【図8】(A)、(B)は、従来の溶接による柱・梁接
合構造の平面図と側面図である。
【符号の説明】
1 構真柱 1a 構真柱のフランジ部 2 柱接合用ボルト孔 3 柱接合片 4 梁接合片 5 長孔(梁接合用ボルト孔) 6 柱・梁接合部材 7 梁 7a 梁のフランジ部 8 柱・梁接合部材受けボルト孔 9 ボルト 10 ナット 11 地盤 12 山止め壁 13 杭孔 14 支持杭 15 床躯体 16 埋め戻し層 17 仮設開孔 18 溶接 19 鉄筋コンクリート 20 SRC柱 21 片側から締め付け可能なボルト(ワンサイドボル
ト) 22 凹部 23 被覆コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/58 506 Fターム(参考) 2D047 AB00 2E125 AA03 AA13 AA45 AA46 AB01 AB03 AB16 AB17 AC04 AC15 AC16 AC30 AG03 AG04 AG12 AG32 AG57 BB12 BB22 BB37 BC09 BD01 BE02 BE04 BE06 BF06 CA05 CA14 CA71 EA01 EA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆打ち工法で構築される建築地下部分の
    柱・梁接合に用いられる接合部材であって、当該接合部
    材は、柱接合用ボルト孔を有する柱接合片と、柱接合片
    から当該柱接合片に対して垂直に立ち上がる梁接合片と
    からなり、前記梁接合片には、梁の長手方向に沿うボル
    ト挿入用の長孔を複数有することを特徴とする建築地下
    鉄骨骨組の柱・梁接合部材。
  2. 【請求項2】 前記接合部材は、鋼板から別々に製作し
    た柱接合片と梁接合片ら溶接接合等により組み立て、ま
    たはCT形鋼もしくはH形鋼から一体で切り出すことを
    特徴とする請求項1記載の建築地下鉄骨骨組の柱・梁接
    合部材。
  3. 【請求項3】 逆打ち工法で構築される建築地下部分の
    鉄骨骨組の柱・梁接合構造において、請求項1に記載の
    柱・梁接合部材を用いて、梁と柱をボルト接合する建築
    地下鉄骨骨組の柱・梁ボルト接合構造。
  4. 【請求項4】 構真柱を杭孔に建込み、柱の周囲を埋め
    戻した後、地下部分の上階から下階へ順に柱・梁接合し
    ながら構築する逆打ち工法において、前記構真柱の周囲
    の埋め戻し部の掘削を含めて、前記地下部分を掘削する
    ことにより、前記構真柱を露出させたうえ、この構真柱
    に、柱接合片と、柱接合片から当該柱接合片に対して垂
    直に立ち上がり、かつボルト挿入用の長孔を有する梁接
    合片とからなる柱・梁接合部材の前記柱接合片をボルト
    接合し、前記梁接合片を梁のフランジ部に重ね、梁接合
    片の前記長孔と梁のフランジ部に開設のボルト用真円孔
    にボルトを挿入し、柱・梁の間隔を調整しながらボルト
    締結することを特徴とする逆打ち工法における建築地下
    鉄骨骨組の柱・梁接合方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022639A (ja) * 2004-06-08 2006-01-26 Nippon Steel Corp 耐震構造
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CN111058534A (zh) * 2019-12-30 2020-04-24 武汉科技大学 一种自复位摩擦耗能型装配式梁柱节点

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