JP2002327498A - 低層建物の骨組構造 - Google Patents

低層建物の骨組構造

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JP2002327498A
JP2002327498A JP2001320770A JP2001320770A JP2002327498A JP 2002327498 A JP2002327498 A JP 2002327498A JP 2001320770 A JP2001320770 A JP 2001320770A JP 2001320770 A JP2001320770 A JP 2001320770A JP 2002327498 A JP2002327498 A JP 2002327498A
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low
steel
rise building
frame
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JP2001320770A
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English (en)
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Shigeki Ito
茂樹 伊藤
Koji Oki
晃司 沖
Kazumi Sawamura
一巳 沢村
Atsushi Ninomiya
淳 二宮
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場としての開口部を十分確保でき、上階
との取り合い等の問題がなく施工が容易で、基礎部も過
大とならない低層建物の骨組構造を得る。 【解決手段】 1階1に車庫や店舗を設け、上階3が住
宅又は事務所などに利用される低層建物の骨組構造にお
いて、上階3をブレース付き軸組構造7とし、1階1の
間口方向の構造を門型フレームからなる鉄骨ラーメン構
造5とし、奥行き方向をブレース付き軸組構造7とし
た。これにより、駐車場としての開口部を十分確保で
き、上階3との取り合い等の問題がなく施工が容易で、
基礎部も過大とならない低層建物の骨組構造を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1階に車庫や店舗を
設け、上階が住宅又は事務所などに利用される低層建物
の骨組構造に関する。
【0002】
【従来の技術】狭小敷地に建てられる住宅あるいは店舗
併用住宅またあるいは低層の集合住宅においては、1階
部分に車庫を内蔵することが多い。図20はこのような
建物の骨組構造の説明図であり、図20(a)が道路に
面する間口方向、図20(b)が奥行き方向をそれぞれ
示している。このような1階に車庫を有する住宅の構造
は、図20に示すように、間口方向ならびに奥行き方向
共に、地震や風に対して抵抗する耐力壁50(壁式構造
又はブレース付き軸組構造)がそれぞれの方向の各構面
で複数枚配置されるのが一般的である。
【0003】そして、車庫は、道路側に面した1階部分
に、地盤面付近にまで達する大きな開口部51を設ける
ことで構成されるが、間口方向が耐力壁の構造のままで
車庫を設けようとすると図20のように、極めて狭い開
口しか確保できず車の出入りに不便になったり、また、
そのような開口部すら確保できなかったりすることが多
い。また、開口部を確保できても、車の道路からの出入
りのために、基礎部が切断されることから、耐力壁とし
ての性能が発揮できない場合も生じる。
【0004】このため、壁を一部省略したりして建設さ
れる場合も多く、欠陥住宅として社会問題化している。
このような状況は以前から問題視されていたため、幾つ
かの対策方法が採られてきている。
【0005】例えば、特公昭61−42061号公報や
特開平9−256738号公報では、図21に示すよう
に、開口部51を門型の骨組53で補強して、元々の構
造との併用構造として、耐力壁のみの構造よりも開口部
51を広くとれるようにしたものがある(第1従来
例)。
【0006】また、開口部をより広く取ろうとしたもの
に、特開平6−212703号公報に開示されたユニッ
ト構造体の補強構造がある。同公報に開示された構造
は、特定の形鋼材に付加的な補強が必要な場合には、そ
の形鋼材と基礎との間にユニット構造体の外周まわりか
ら、補強を要する前記形鋼材と前記ユニット構造体の基
礎とを補強材によって固定したものである(第2従来
例)。
【0007】またさらに、上記のような補強的な構造で
はなく、1階部分のみを、例えば図22に示すようなラ
ーメン構造53や大断面による鉄筋コンクリート構造な
どで構築してしまう方法がある(第3従来例)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1〜第3従来例にはそれぞれ以下のような問題点があ
る。 1.第1従来例の問題点 第1従来例の構造では、あくまでも補強構造であり、図
21に示すような門型方式の場合には、柱脚部の剛性確
保が難しく、あまり大きな補強効果が期待できない。 2.第2従来例の問題点 第2従来例の構造は、開口部を広く取る代わりに、補強
構造を開口部を有するユニット構造体の外周に設置する
ものであるから、特に、狭小地に建てられる低層建物に
おいては、隣地境界線問題から、結局建物の建坪を小さ
くすることになり、問題の解決方法としてはあまり有効
とは言えない。
【0009】3.第3従来例の問題点 確かに、第3従来例の構造では、部材断面を大きなもの
にしているので、車庫を確保することは容易である。し
かし、実際に施工するという観点からは以下のような問
題がある。まず第1に、コストが非常に高いものにな
る。第2に上階の通常の住宅構造が軽量部材や木質部材
からなっているために、その取り合いが難しく、煩雑な
ものになる。第3に、図22のような鉄骨ラーメン構造
の場合に多く用いられているボルト接合による梁の継ぎ
手構造(図22において丸で囲んだア部)では、梁フラ
ンジ上端からボルト頭の先端まで50mm程度出っ張っ
ており、床や壁の取り合いや施工が大変なものとなる。
第4に、図22のような鉄骨柱を用いる場合では、柱は
間口方向、奥行き方向の両方向の応力伝達するため、そ
の柱脚部を堅固なものとしなければならず、基礎部の鉄
筋コンクリートが大きく、かつ、たくさんの補強筋を入
れなくてはならない構造となってしまう。
【0010】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、駐車場としての開口部を十分確保で
き、上階との取り合い等の問題がなく施工が容易で、基
礎部も過大とならない低層建物の骨組構造を得ることを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る低層
建物の骨組構造は、1階に車庫や店舗を設け、上階が住
宅又は事務所などに利用されるものにおいて、上階を壁
式構造又はブレース付き軸組構造とし、1階の間口方向
の構造を門型フレームからなる鉄骨ラーメン構造又は鉄
骨コンクリートラーメン構造とし、奥行き方向を壁式構
造としたものである。
【0012】(2)また、(1)記載のものにおいてラ
ーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を用いたものであ
る。
【0013】(3)また、(2)記載のものにおいて壁
式構造の構造体の一部をラーメン構造を構成する鉄骨柱
の対向するフランジ間に配置したものである。
【0014】(4)また、1階に車庫や店舗を設け、上
階が住宅又は事務所などに利用される低層建物の骨組構
造において、上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造
とし、1階の間口方向の構造を門型フレームからなる鉄
骨ラーメン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造と
し、奥行き方向をブレース軸組構造としたものである。
【0015】(5)また、(4)記載のものにおいてラ
ーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を用いたものであ
る。
【0016】(6)また、(5)記載のものにおいてブ
レース付き軸組構造の構造体の一部をラーメン構造を構
成する鉄骨柱の対向するフランジ間に配置したものであ
る。
【0017】(7)また、(5)記載のものにおいてラ
ーメン構造に隣接するブレース付き軸組構造のブレース
の一端をラーメン構造を構成する鉄骨柱のフランジに接
合したものである。
【0018】(8)また、(2)、(3)、(5)〜
(7)記載のものにおいてラーメン構造を構成する柱と
梁の接合部を、前記柱上端部にエンドプレートを接合
し、該エンドプレート上に前記梁を構成するH形鋼のフ
ランジ部を載置して両者をボルト接合する接合構造とし
たものである。
【0019】(9)また、1階に車庫や店舗を設け、上
階が住宅又は事務所などに利用される低層建物の骨組構
造において、上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造
とし、1階の間口方向の構造をロ型フレームからなる鉄
骨ラーメン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造と
し、奥行き方向を壁式構造としたものである。
【0020】(10)また、(9)記載のものにおいて
ラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を用いたものであ
る。
【0021】(11)また、(10)記載のものにおい
て壁式構造の構造体の一部をラーメン構造を構成する鉄
骨柱の対向するフランジ間に配置したものである。
【0022】(12)また、1階に車庫や店舗を設け、
上階が住宅又は事務所などに利用される低層建物の骨組
構造において、上階を壁式構造又はブレース付き軸組構
造とし、1階の間口方向の構造をロ型フレームからなる
鉄骨ラーメン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造と
し、奥行き方向をブレース付き軸組構造としたものであ
る。
【0023】(13)また、(12)記載のものにおい
てラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を用いたもので
ある。
【0024】(14)また、(13)記載のものにおい
てブレース付き軸組構造の構造体の一部をラーメン構造
を構成する鉄骨柱の対向するフランジ間に配置したもの
である。
【0025】(15)また、(14)記載のものにおい
てラーメン構造に隣接するブレース付き軸組構造のブレ
ースの一端をラーメン構造を構成する鉄骨柱のフランジ
に接合したものである。 (16)また、(10)、(11)、(13)〜(1
5)記載のものにおいてラーメン構造を構成する柱と下
側の梁の接合部を、前記柱下端部にエンドプレートを接
合し、該エンドプレート下に前記梁を構成するH形鋼の
フランジ部を当接して両者をボルト接合する接合構造と
したものである。
【0026】(17)また、(10)、(11)、(1
3)〜(16)記載のものにおいてラーメン構造を構成
する柱と下側の梁にコンクリートを充填または被覆して
鉄骨コンクリート構造とするか、または、鉄筋コンクリ
ートで被覆して鉄骨鉄筋コンクリート構造としたもので
ある。
【0027】(18)また、(2)、(3)(5)〜
(8)、(10)、(11)、(13)〜(17)記載
のものにおいてラーメン構造を構成する梁と、奥行き方
向の2階梁とを、両者の上端がほぼ同レベルになるよう
に接合したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明にか
かる一実施の形態の低層建物の骨組み構造の斜視図、図
2はその間口方向及び奥行き方向の説明図である。図
1、図2に示すように、本実施の形態においては、1階
1に車庫や店舗を設け、上階3が住宅又は事務所などに
利用される低層建物の構造において、上階3を壁式構造
又はブレース付き軸組構造とし、1階1に関しては、間
口方向の構造(図中矢印X方向)を門型フレームからな
る鉄骨ラーメン構造5とし、奥行き方向(図中矢印Y方
向)を上階3の構造とし用いられるブレース付き軸組構
造7としたものである。
【0029】なお、ここに言う間口方向とは、建物が道
路に面する場合には道路に平行な方向をいい、奥行き方
向とは間口方向に直交する方向をいう。また、ブレース
付き軸組構造とは対向する柱材の間にブレース材を交差
して設置した構造をいう。
【0030】従来のこの種の低層建物の骨組み構造が、
部分的な補強構造か、1階全体を大型建築物に利用され
ているような堅固な構造とするかであったのに対して、
本実施の形態の構造は、間口方向を鉄骨ラーメン構造と
し、奥行き方向の構造を上階に利用されている住宅用の
構造と同じ構造にしている点が従来と大きく異なる。以
下、さらに具体的な構造について説明する。
【0031】鉄骨ラーメン構造5は、H形鋼の柱9と梁
11(以下それぞれ「ラーメン柱9」「ラーメン梁1
1」という)を門型に接合し、柱下端部を基礎13に設
置することによって構成されている。ここで鉄骨ラーメ
ン構造5にH形鋼を用いるメリットについて説明する。
本実施の形態の構造では、間口方向の鉄骨ラーメン構造
5は、間口方向にのみ剛性や耐力を期待するものであ
り、奥行き方向は2階以上と同様のブレース付き軸組構
造としているのであるから、ラーメン骨組としての性能
は間口方向のみに効果的なものであればよい。とすれ
ば、断面性能に方向性のある断面がH形のH形鋼を柱と
して用いることが有効である。すなわち、H形鋼の強軸
方向が間口方向に向くようして柱を配置する。これによ
って、コストの低減が可能となる。
【0032】以下、本実施の形態の骨組み構造の各部の
構造について説明する。まず、鉄骨ラーメン構造5にお
けるラーメン柱9とラーメン梁11の接合構造について
説明する。図3、図4はこの接合構造の説明図であり、
図1、図2における丸で囲んだA部の拡大図である。鉄
骨ラーメン構造5におけるラーメン柱9の外側面とラー
メン梁11の端部が面一になるように配置される場合
(図3の場合)には、柱上端部にエンドプレート15を
接合し、該エンドプレート15上にラーメン梁11のフ
ランジ部11aを載置して両者をボルト17によって接
合するようにしている。そして、この場合には、エンド
プレートを門型の内側に大きく突出させて、突出部には
補剛用のプレート19を設置している。一方、ラーメン
柱9を少し内側に配置する場合(図4の場合)について
は、基本的には図3と同様であるが、エンドプレート1
5を内外両方に少しずつ突出させてボルト接合するよう
にする。この場合において突出部が小さいときは補剛用
のプレートは不要である。
【0033】次に、鉄骨ラーメン構造5におけるラーメ
ン梁11と奥行き方向の構造を構成する2階梁(以下
「奥行梁」という)の接合構造について説明する。図5
はこの接合構造の説明図であり、図1、図2における丸
で囲んだB部を側方から見た状態を示す図である。奥行
き方向は、通常の住宅構造であるから、奥行梁21とし
ては比較的軽微な鉄骨梁又は木質系の梁が用いられる。
以下では、奥行梁21が鉄骨梁である場合について説明
する。この接合部は、図5に示すように、ラーメン梁1
1のフランジ11a間に設置したスチフナ23にガセッ
トプレート25をボルト接合し、このガセットプレート
25に奥行梁21のウェブ21bをボルト接合したもの
である。接合に際してはラーメン梁11と奥行梁21の
上端がほぼ同レベルになるように設置している。
【0034】なお、ガセットプレート25は図6に示す
ように、ラーメン梁11のウェブ11bに直接溶接して
もよい。また、図7に示すように、ガセットプレートに
代えて受け金物26をラーメン梁11のウェブ11bに
直接溶接して、これに奥行梁21を載置してボルト接合
してもよい。この受け金物を設ける方式は、奥行き梁が
木質系の材料で形成される場合にも有効である。
【0035】次に、奥行き方向を構成するブレース付き
軸組構造7をラーメン柱9に隣接して配置した場合につ
いて、ラーメン柱9とブレース付き軸組構造7の取り合
いについて説明する。図8はこの取り合い関係の説明図
であり、ラーメン柱9とブレース付き軸組構造7の取り
合い部を上から見た図である。ここで、ブレース付き軸
組構造7の構成について説明する。ブレース付き軸組構
造7は、図8に示すように、奥行き方向の柱27、柱2
7にガセットプレート28を介して交差状に設置された
ブレース材、及び奥行梁21(図8には図示なし)を主
な構成要素としている。
【0036】本実施の形態では、図8に示すように、ブ
レース29の一端を、ラーメン柱9のフランジ9aに接
合している。すなわち、間口方向部材であるラーメン柱
9を奥行き方向の構造要素に取り込んだ構造にしてい
る。
【0037】以上のように、本実施の形態の構造におい
ては、間口方向を鉄骨ラーメン構造5とすることで、間
口方向の開口部の確保を大きくかつ自由なものにするこ
とができる。一方、奥行き方向には、そのような堅固な
鉄骨構造を用いずに上階の住宅構造と同じ構造を用いて
いるので、1階に駐車場を設ける場合のコストの増加を
抑制することができる。また、間口方向の鉄骨ラーメン
構造5の上端以外の部分、すなわち奥行き方向のブレー
ス付き軸組構造及びこれらの構造相互間をつなぐ小梁、
床、2階床下地構造等が上階の住宅部分等と同じ構造に
できるため、構造の上下の連続性が保てると共に、施工
性の面でも、特別な工夫を要する部分が少なく、施工性
および施工コストの点で大きな利点がある。
【0038】また、ラーメン柱9とラーメン梁11の接
合部について、柱上端部にエンドプレート15を接合
し、該エンドプレート上にラーメン梁11を構成するH
形鋼のフランジ部11aを載置して両者をボルト17に
よって接合するようにしたので、ラーメン上面をボルト
頭や鋼材などが突出しない平坦な構造とすることがで
き、上部構造(壁など)を接合するためにも、床梁、床
根太あるいは床材などを取り付ける上でも好都合であ
る。
【0039】また、ラーメン梁11と奥行梁21とを、
上面レベルがほぼ同レベルになるように設置したので、
上階の施工に特別な配慮が不要になり、施工性が向上す
る。また、ブレース29の一端を、ラーメン柱9のフラ
ンジ9aに接合し、間口方向部材であるラーメン柱を奥
行き方向の構造要素に取り込んだ構造にしたので、奥行
き方向の部材の一部を省略できると共に、ラーメン柱9
のフランジ位置を奥行き方向の構造心(柱やブレースの
中心を通るライン)として計画できる。そして、このよ
うにすることでコンクリート基礎部が図9において影を
つけて示すように角部に凹凸がない状態に構築できるの
で、大型柱からなるラーメン柱9であっても、出入りが
無く比較的スリムな鉄筋コンクリート基礎で構築でき
る。
【0040】なお、上記の実施の形態においては、鉄骨
ラーメン構造5としてH形鋼を用いた鉄骨構造の例を示
したが、本発明はこれに限られるものではなく、H形鋼
以外の鉄骨構造、あるいは鉄骨にコンクリートを充填あ
るいは被覆して鉄骨コンクリート部材とするものも含
む。なお、コンクリートを充填あるいは被覆することに
より、耐火性や耐久性の点、及び、剛性の面でより優れ
た構造となる。
【0041】また、奥行き方向の構造としてブレース付
き軸組構造を例に挙げたが、枠材と面材から構成される
いわゆる壁式構造であってもよい。
【0042】さらに、上記の例では、奥行き方向をブレ
ース付き軸組構造とした場合における両者の取り合いの
例としてラーメン柱にブレースの一端を接合する例を示
した。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、
図10に示すように、ブレース29が取り付けられてい
る柱27を、ラーメン柱9の対向するフランジ間におい
て外側フランジ寄りに設置してもよい。このようにすれ
ば、ラーメン柱9のフランジ9aの板厚分の差は避けら
れないが、奥行き方向の柱の外面とラーメン柱9の外面
を概ね揃えて構築することができ、外壁の下地や仕上げ
材の取り付けが容易になる。なお、この構造は奥行き方
向を壁式構造にした場合でも同様に施工することができ
る。また、図10に示す構造の場合、ラーメン柱8のフ
ランジ間に配置された奥行き方向の柱27の下端部は、
ラーメン柱9のベースプレートに溶接やボルト接合にて
接合することができ、施工性がよい。
【0043】実施の形態2.図11は本発明の実施の形
態2の説明図である。本実施の形態においては、間口方
向の鉄骨ラーメン構造5として柱下部についても上部梁
と同様に鉄骨梁(以下「基礎梁」という)を渡してロ型
フレーム構造としたものである。
【0044】図12はラーメン柱9の下端部と基礎梁3
1との接合構造の説明図であり、図12(a)が側面
図、図12(b)が正面図である。ラーメン柱9の下端
部と基礎梁31との接合構造は、図12に示すように、
柱下端部にエンドプレート33を接合し、該エンドプレ
ート33を基礎梁31のフランジ部31aに載置して両
者をボルト35によって接合するようにしている。そし
て、このH形断面の基礎梁31は、ラーメン柱9と接す
る部分以外にコンクリートを充填または被覆した鉄骨コ
ンクリート構造、または、鉄筋コンクリートで被覆した
鉄骨鉄筋コンクリート構造としている。
【0045】このように、基礎梁にコンクリートを充填
したり、被覆したりすることで、剛性の向上が期待で
き、鉄骨断面を小さくできる効果があると共に、耐久性
の面で一番危惧が持たれる基礎梁の耐久性確保にもつな
がる。また、奥行き方向は通常の住宅構造であるから、
その基礎部も一般的には鉄筋コンクリートの布基礎であ
り、施工性の面からは、奥行き方向と一体に打設できる
ことから、特別なコストアップにはならない。
【0046】本実施の形態におけるロ型フレーム構造
は、鉄筋コンクリートからなる基礎構造に曲げモーメン
トなどを伝達せずに基礎梁で吸収する構造であるから、
鉄筋コンクリートの基礎構造を比較的簡易なものにでき
る特徴があり、狭小敷地での下部構造に向いた構造であ
る。
【0047】なお、上記の図12ではエンドプレート3
3と基礎梁31の上フランジ31aとをボルト接合した
例を示した。しかし、この場合には柱からの応力が基礎
梁の上フランジ31aに集中するため、場合によっては
フランジ部の局部破壊の可能性がある。そこで、図13
に示すように、長ボルト37を用いてエンドプレート3
3と基礎梁31の下フランジ31aとを連結接合するよ
うにしてもよい。このようにすれば、ラーメン柱9の応
力が基礎梁全体に伝達されることになり基礎梁の局部破
壊が生ずることがない。なお、この場合にも安全のた
め、図13に示すように、補剛板39を設けてもよい。
【0048】なお、上記の実施の形態1,2において
は、1階の構造においてラーメン柱9と奥行き方向の構
造とが奥行き方向で面一になる、すなわちラーメン柱9
と奥行き構造が交差するような配置関係の場合を示し
た。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、図
14に示すように、ラーメン柱9が奥行き構造よりも若
干だけ内側に配置される場合も含まれる。この場合、ラ
ーメン柱9、ラーメン梁11、及び奥行梁21、奥行き
柱27等を含むブレース軸組構造の配置は図15に示す
ようになる。この場合、奥行梁21とラーメン梁11と
は、図16(a)に示すようにL形金物41で両者のウ
ェブ11b,21b相互を連結したり、あるいは図16
(b)に示すように、T形金物43で連結すればよい。
【0049】ラーメン柱9と奥行き方向の構造体との配
置関係としては、図17に示すように、奥行き方向構面
の中心位置が、ラーメン柱9の外側フランジ9aの内側
に配置される場合(A,B)、ラーメン柱9の外側フラ
ンジ9aと一致する場合(C)、ラーメン柱9の外側フ
ランジ9aのさらに外側に配置される場合(D,D’)
があり、これらが組み合わされて配置される場合もあ
る。なお、D’のような場合には、奥行き方向構面の壁
や柱の位置および、奥行き方向梁長さを自由に設定でき
るので、例えば2階がオーバーハングするような構造の
場合にも適用性が高い。
【0050】また、上記の実施の形態1,2において
は、ラーメン柱9とラーメン梁11とをエンドプレート
15を介してボルト接合する例を示した。しかし、本発
明はこれに限られるものではなく、ラーメン柱9とラー
メン梁11とを溶接接合にしてもよい。溶接作業は現場
で行ってもよいし、予め工場等で行ってもよい。工場で
予め溶接接合する場合には、運搬のことを考えて、柱を
分割構造として、分割部を現場でボルト接合するように
してもよい。
【0051】分割構造とした場合の例を図18に示す。
図18に示したものは、ラーメン構造5を構成するラー
メン柱9を上下分割構造とし、上側9aをラーメン梁1
1に予め溶接しておき、該上側9aと下側9bを現場に
てボルト接合するようにしたものである。ラーメン柱9
の分割部は現場接合となるため、足場が無くても施工し
やすく作業性も良くするという観点から、接合部の高さ
方向位置を1.5m前後とし、高力ボルト44とスプラ
イスプレート45による摩擦接合としている。
【0052】ラーメン柱9とラーメン梁11とを溶接接
合するメリットとして、図18に示すように、ラーメン
柱9をラーメン梁11の端部に寄せて配置でき、ラーメ
ン梁11のラーメン柱9外面からの出Lを小さくできる
ことがある。例えば、図4に示した例では、柱外面から
エンドプレート15の端まで100mm程度は出っ張る
ことになるが、図18の場合には、50mm程度以下に
なる。このように出Lを小さくできるということは、ラ
ーメン柱9をより外方に寄せることができるということ
であり、大きな開口を確保できることにつながる。
【0053】また、ラーメン柱9をラーメン梁11の端
部に寄せて配置できることから、図19に示すように、
2階の柱47の心を1階のラーメン柱9を構成するH形
鋼のフランジ位置付近に寄せて配置することで、上層階
の柱47の外面と、1階側の最外縁(柱梁接合部の出っ
張り部)とがほぼ同じ出の位置にすることができる。こ
れにより、外装材48を1〜2階にかけて同じ面に連続
形成でき、空間利用および施工面・意匠面で合理的なも
のとできる。なお、2階の柱48の心を1階のラーメン
柱9のフランジ位置付近に寄せて配置することで、柱4
8からの応力は、ラーメン梁11に設置したスチフナ4
9、ラーメン柱9を構成するH形鋼のフランジへとスム
ーズに流れ得る構造ともなる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明においては、上階を
壁式構造又はブレース付き軸組構造とし、1階の間口方
向の構造を門型フレームからなる鉄骨ラーメン構造又は
鉄骨コンクリートラーメン構造とし、奥行き方向を壁式
構造としたので、駐車場としての開口部を十分確保で
き、上階との取り合い等の問題がなく施工が容易で、基
礎部も過大とならない低層建物の骨組構造を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の低層建物の骨組み構
造の斜視図である。
【図2】 図1に示した骨組み構造の間口方向及び奥行
き方向の説明図である。
【図3】 本発明の一実施の形態の鉄骨ラーメン構造5
における柱と梁の接合構造の説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態の鉄骨ラーメン構造5
における柱と梁の接合構造の説明図である。
【図5】 本発明の一実施の形態のラーメン梁と奥行き
方向の梁の接合構造の説明図である。
【図6】 本発明の一実施の形態のラーメン梁と奥行き
方向の梁の接合構造の説明図である。
【図7】 本発明の一実施の形態のラーメン梁と奥行き
方向の梁の接合構造の説明図である。
【図8】 本発明の一実施の形態のラーメン柱とブレー
ス付き軸組構造の取り合いの説明図である。
【図9】 本発明の一実施の形態のラーメン柱とブレー
ス付き軸組構造の取り合い及び基礎の関係の説明図であ
る。
【図10】 本発明の一実施の形態のラーメン柱とブレ
ース付き軸組構造の取り合いの他の例の説明図である。
【図11】 本発明の他の実施の形態の説明図である。
【図12】 本発明の他の実施の形態のラーメン柱の下
端部と基礎梁との接合構造の説明図である。
【図13】 本発明の他の実施の形態のラーメン柱の下
端部と基礎梁との接合構造の説明図である。
【図14】 本発明の他の実施の形態のラーメン柱と奥
行き構造体との配置関係の説明図である。
【図15】 図14の一部を拡大して示す説明図であ
る。
【図16】 図15に示したラーメン梁と奥行き方向梁
の接合方法の説明図である。
【図17】 本発明の他の実施形態のラーメン柱と奥行
き構造体との配置関係の説明図である。
【図18】 本発明の他の実施形態のラーメン柱とラー
メン梁の接合部の構造の説明図である。
【図19】 本発明の他の実施形態のラーメン構造と2
階柱との配置関係の説明図である。
【図20】 従来の一般的な低層の住宅の骨組構造の説
明図である。
【図21】 従来の低層の住宅の骨組構造の他の例の説
明図である。
【図22】 従来の低層の住宅の骨組構造の他の例の説
明図である。
【符号の説明】
1 1階 3 上階 5 鉄骨ラーメン構造 7 ブレース付き軸組構造 9 ラーメン柱 11 ラーメン梁 21 奥行梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢村 一巳 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 二宮 淳 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1階に車庫や店舗を設け、上階が住宅又
    は事務所などに利用される低層建物の骨組構造におい
    て、 上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造とし、 1階の間口方向の構造を門型フレームからなる鉄骨ラー
    メン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造とし、奥行
    き方向を壁式構造としたことを特徴とする低層建物の骨
    組構造。
  2. 【請求項2】 ラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を
    用いたことを特徴とする請求項1記載の低層建物の骨組
    構造。
  3. 【請求項3】 壁式構造の構造体の一部をラーメン構造
    を構成する鉄骨柱の対向するフランジ間に配置したこと
    を特徴とする請求項2記載の低層建物の骨組構造。
  4. 【請求項4】 1階に車庫や店舗を設け、上階が住宅又
    は事務所などに利用される低層建物の骨組構造におい
    て、 上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造とし、 1階の間口方向の構造を門型フレームからなる鉄骨ラー
    メン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造とし、奥行
    き方向をブレース軸組構造としたことを特徴とする低層
    建物の骨組構造。
  5. 【請求項5】 ラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼を
    用いたことを特徴とする請求項4記載の低層建物の骨組
    構造。
  6. 【請求項6】 ブレース付き軸組構造の構造体の一部を
    ラーメン構造を構成する鉄骨柱の対向するフランジ間に
    配置したことを特徴とする請求項5記載の低層建物の骨
    組構造。
  7. 【請求項7】 ラーメン構造に隣接するブレース付き軸
    組構造のブレースの一端をラーメン構造を構成する鉄骨
    柱のフランジに接合したことを特徴とする請求項5記載
    の低層建物の骨組構造。
  8. 【請求項8】 ラーメン構造を構成する柱と梁の接合部
    を、前記柱上端部にエンドプレートを接合し、該エンド
    プレート上に前記梁を構成するH形鋼のフランジ部を載
    置して両者をボルト接合する接合構造としたことを特徴
    とする請求項2,3,5〜7のいずれかに記載の低層建
    物の骨組構造。
  9. 【請求項9】 1階に車庫や店舗を設け、上階が住宅又
    は事務所などに利用される低層建物の骨組構造におい
    て、 上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造とし、 1階の間口方向の構造をロ型フレームからなる鉄骨ラー
    メン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造とし、奥行
    き方向を壁式構造としたことを特徴とする低層建物の骨
    組構造。
  10. 【請求項10】 ラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼
    を用いたことを特徴とする請求項9記載の低層建物の骨
    組構造。
  11. 【請求項11】 壁式構造の構造体の一部をラーメン構
    造を構成する鉄骨柱の対向するフランジ間に配置したこ
    とを特徴とする請求項10記載の低層建物の骨組構造。
  12. 【請求項12】 1階に車庫や店舗を設け、上階が住宅
    又は事務所などに利用される低層建物の骨組構造におい
    て、 上階を壁式構造又はブレース付き軸組構造とし、 1階の間口方向の構造をロ型フレームからなる鉄骨ラー
    メン構造又は鉄骨コンクリートラーメン構造とし、奥行
    き方向をブレース付き軸組構造としたことを特徴とする
    低層建物の骨組構造。
  13. 【請求項13】 ラーメン構造を構成する鉄骨にH形鋼
    を用いたことを特徴とする請求項12記載の低層建物の
    骨組構造。
  14. 【請求項14】 ブレース付き軸組構造の構造体の一部
    をラーメン構造を構成する鉄骨柱の対向するフランジ間
    に配置したことを特徴とする請求項13記載の低層建物
    の骨組構造。
  15. 【請求項15】 ラーメン構造に隣接するブレース付き
    軸組構造のブレースの一端をラーメン構造を構成する鉄
    骨柱のフランジに接合したことを特徴とする請求項14
    記載の低層建物の骨組構造。
  16. 【請求項16】 ラーメン構造を構成する柱と下側の梁
    の接合部を、前記柱下端部にエンドプレートを接合し、
    該エンドプレート下に前記梁を構成するH形鋼のフラン
    ジ部を当接して両者をボルト接合する接合構造としたこ
    とを特徴とする請求項10,11,13〜15のいずれ
    かに記載の低層建物の骨組構造。
  17. 【請求項17】 ラーメン構造を構成する柱と下側の梁
    にコンクリートを充填または被覆して鉄骨コンクリート
    構造とするか、または、鉄筋コンクリートで被覆して鉄
    骨鉄筋コンクリート構造としたことを特徴とする請求項
    10,11,13〜16のいずれかに記載の低層建物の
    骨組構造。
  18. 【請求項18】 ラーメン構造を構成する梁と、奥行き
    方向の2階梁とを、両者の上端がほぼ同レベルになるよ
    うに接合したことを特徴とする請求項2,3,5〜8,
    10,11,13〜17のいずれかに記載の低層建物の
    骨組構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015040460A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社Ihi 鋼管ブレースの支持構造
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CN109610640A (zh) * 2018-12-29 2019-04-12 中国人民解放军63921部队 一种基于复合柱肢的门式刚架连接结构

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