JPH10252148A - 柱と梁の接合構造 - Google Patents

柱と梁の接合構造

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JPH10252148A
JPH10252148A JP6303497A JP6303497A JPH10252148A JP H10252148 A JPH10252148 A JP H10252148A JP 6303497 A JP6303497 A JP 6303497A JP 6303497 A JP6303497 A JP 6303497A JP H10252148 A JPH10252148 A JP H10252148A
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JP
Japan
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column
steel pipe
cylindrical body
pipe column
joint structure
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JP6303497A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Tamura
暢崇 田村
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HOUSING TAMURA KK
Original Assignee
HOUSING TAMURA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱内部の中空状態を維持したまま、柱−梁の
接合作業を簡単かつ迅速に行えるようにしたCFT造に
好適な柱と梁の接合構造を提供することである。 【解決手段】 中空鋼管製の柱10の梁接合箇所の周囲
に仕口梁であるブラケット16を接合し、しかる後、鋼
管柱の中空内部コンクリートCを注入充填してコンクリ
ートCを鋼管柱10に一体化するCFT造の柱におい
て、鋼管柱10の外側断面形状とほぼ同一の内筒断面を
有し、鋼管柱10の外側に嵌装可能とした筒状体12を
備え、前記鋼管柱10に嵌装固着された筒状体12を介
してブラケット16を鋼管柱10に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空鋼管からなる
柱の内部にコンクリートを注入充填するCFT造の柱と
梁の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、中高層建物の構造形式として
CFT造と呼ばれる構造形式が採用される例が多くなっ
てきた。このCFT造とは、鋼管の内部にコンクリート
を充填した部材のことをいい、この部材を主材として用
いた構造形式をCFT造と称しており、建て込まれた中
空鋼管からなる柱の上部よりトレミー管+バケット、ト
レミー管+ポンプ圧送などを用いてコンクリートを打設
充填するか、あるいは柱の下部よりポンプ圧送によりコ
ンクリートを打設充填することで達成できる。
【0003】このCFT造の構造上のメリットとして
は、次のような点が掲げられる。
【0004】コンファインド効果(充填効果)を設計
上考慮できるため、部材耐力を鋼管コンクリート造に比
べて大きく取ることができる。
【0005】充填されたコンクリートが鋼管の局部座
屈を拘束するとともに、鋼管がコンクリートを拘束する
ため、部材としての変形性能が向上する。また、座屈後
の耐力低下が少なく、耐震性に優れる。
【0006】コンクリートが充填されているため、純
S造に比べて同じ柱サイズでは剛性が高く、耐力も大き
くなる。逆に柱を細くしたり、場合によっては材厚を薄
くできる。
【0007】在来のSRC造と比べて型枠や鉄筋工事
が不要となり、生産性の向上や工期短縮につながり、コ
ストも安価になる。
【0008】柱材の耐力を高くすることが比較的容易
であるため、梁崩壊型とすることについての確実性が増
す。
【0009】耐火性が高く、無耐火被覆化が可能であ
り、仕上げ材が不要となる。
【0010】さらに以上の効果により、設計、意匠の自
由度が高まり、より高度なアーテキチャに発展させるこ
とができるなどの各種発展性も備えるなどの、付随的特
徴もある。
【0011】ところで、鉄骨造建築において、従来では
鋼管柱と鉄骨梁を接合する場合、通常柱側に短く切断し
た梁部材からなる接合用の仕口梁(ブラケット:以下ブ
ラケットと称する)を接合し、このブラケットに長い鉄
骨材からなる梁を接合するのが一般的である。
【0012】図20および図21はその従来の一般的な
接合構造を示すものであり、まず、図20に示すよう
に、断面正方形の鋼管柱1の梁接合箇所を水平方向に切
断し、中間部1a、上部1b、下部1cに分割し、それ
ぞれの上下接合位置に開先加工2を施した後、その内周
に裏当て材3を溶接により固着し、対向する裏当て材3
の間にそれぞれこれより大径断面のダイアフラム4を介
在させて中間部1a、上部1b、下部1cを同一軸線上
に配置し、溶接5し、全体を再度一体化させた後、図2
1に示すように、ブラケット6の上下フランジ6a,6
bの端部をダイアフラム4に、ウエッブ6cの端部を中
間部1aの側面にそれぞれ溶接7することで、ブラケッ
ト6を鋼管柱1に一体化し、最後にブラケット6の他端
に図示しない同一断面の鉄骨梁を溶接、ボルト締めなど
により接合することで、梁の接合作業が完了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の従来の
接合構造では、鉛直度を精度良く出すための作業が繁雑
で、溶接によってつなぐため、曲げ剛性が低いだけでな
く、ダイアフラム位置にて鋼管柱の中空部の縦の連続性
がとぎれてしまうため、この構造の柱をCFT造に適合
することは不可能であった。
【0014】勿論ダイアフラムの中央を肉抜きすれば、
鋼管内部の中空連続性は保たれるものの、内部に凹凸が
生ずるため、コンクリートの流動性が阻害され、空隙な
どによる充填不良を生ずる可能性も高い。
【0015】この種の柱−梁の接合構造に代替する従来
の接合構造として、例えば、特開平5−214769
号公報に開示された技術、特開平3−271439号
公報に開示された技術、および実開昭61−2060
2号公報に開示された技術がある。
【0016】は、鋼管柱の側面の梁接合位置に板状部
材を溶接し、この板状部材の外面にブラケットを溶接す
る構造であり、また巻き付けにより全周に固定すること
もできる。
【0017】は、鋼管柱の梁接合位置に鋼管柱外周を
所定の剛性を有する補強部材で囲み、その補強部材に設
けたネジ孔を利用して梁をボルト接合する構造である。
【0018】は、同じ厚さでしかも幅寸法においてそ
の厚さ方向と同寸法の差を有する互いに直交する方向に
位置する大平板と小平板をそれぞれの端縁で連接して断
面L型の型鋼を構成し、この型鋼の一対を四角柱基体の
外表面に小平板の側端面を大平板の内面端部に近接した
状態で被装溶着する構造である。
【0019】しかし、の従来構造では、柱内部は中空
状態に保たれるものの、巻付ける場合の作業が困難であ
る。またの従来構造では、鋼管柱外周を補強部材で囲
む際に、補強部材を鋼管柱外周に密着させた状態で所定
位置に保持してからボルト止めや溶接によりそれらを固
定する必要があり、と同様に作業が困難であった。さ
らにの従来構造でも、部材の加工や溶着作業が困難で
あり、いずれの構造にあっても、作業の面倒さ、加工の
困難さがある欠点があった。
【0020】本発明は、以上の問題点を解決するもので
あって、その目的は、柱内部の中空状態を維持したま
ま、柱−梁の接合作業を簡単かつ迅速に行えるようにし
たCFT造に好適な柱と梁の接合構造を提供するもので
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、中空鋼管製
の柱の梁接合箇所の周囲に仕口梁を接合し、しかる後、
鋼管柱の中空内部コンクリートを注入充填してコンクリ
ートを鋼管柱に一体化するCFT造の柱において、前記
鋼管柱の外側断面形状とほぼ同一の内筒断面を有し、前
記鋼管柱の外側に嵌装可能とした筒状体を備え、前記鋼
管柱に嵌装固着された筒状体を介して前記仕口梁を鋼管
柱に接合することを特徴とするものである。
【0022】なお、本発明で言うCFT造とは、コンク
リートフィルドチューブ造の略称であって、前述のごと
く建て込まれた中空の鋼管柱内部にコンクリートを打設
充填して鋼管柱に一体化するものである。
【0023】以上により、請求項1に記載の発明にあっ
ては、複雑な仕口構造とすることがなく筒状体によって
強化された面に仕口梁を固定でき、しかも鋼管柱の内部
に突出するダイアフラムの如き部品がないため、コンク
リートの充填流動性を確保できる。
【0024】本発明のうち請求項2に記載の発明におけ
る、前記筒状体は溶接により鋼管柱の外側に接合固定さ
れることを特徴とするものである。以上により、この発
明にあっては、鋼管柱に対する筒状体の接合、組立作業
が簡略化する。
【0025】本発明のうち請求項3に記載の発明におけ
る、前記鋼管柱と筒状体とは、両者間に挿通された複数
のピンを介して接合していることを特徴とするものであ
る。以上によりこの発明にあっては、鋼管柱と筒状体と
の接合強度を増加させることができ、また鋼管柱内部に
突出したピン先端はコンクリートの流動の妨げとはなら
ず、コンクリート硬化後に一体に埋設されることによる
アンカー効果により、この部位でのコンクリートと鋼管
柱との一体化強度を増すことができる。
【0026】本発明のうち請求項4に記載の発明は、前
記筒状体と仕口し梁とは溶接により接合されることを特
徴とするものである。以上により、この発明にあって
は、筒状体に対する仕口梁の接合作業を簡素化できる。
【0027】本発明のうち請求項5には、前記仕口梁の
接合端にはエンドプレートが設けられ、このエンドプレ
ートと筒状体とを複数のボルトにより接合することを特
徴とするものである。以上により、この発明では、筒状
体に対する仕口梁の接合強度が増すほか、鋼管柱と筒状
体もボルトにより連結されるため、この部分の接合強度
が増す。
【0028】本発明のうち請求項6に記載の発明におい
て、前記筒状体は、前記鋼管柱の外側寸法にほぼ等しい
内側寸法の上下の環と、各環の間を連結する一ないし複
数の連結部により構成されていることを特徴とするもの
である。以上により、この発明にあっては、環の上下縁
を鋼管柱に対する溶接位置とすることができ、溶接箇所
増加に伴う接合強度を増すことができる。
【0029】本発明のうち請求項7に記載の発明は、前
記筒状体は、その側面に肉抜き孔を貫通形成し、この肉
抜き孔を通じて筒状体が前記柱に溶接されていることを
特徴とするものである。以上により、この発明にあって
は、請求項6記載の発明と同じく接合強度増加を図るこ
とができる。
【0030】本発明のうち請求項8に記載の発明におけ
る、前記筒状体は、上下周縁に厚肉部を有し、この厚肉
部を介して筒状体が前記柱に溶接されていることを特徴
とするものである。以上により、この発明にあっては、
筒状体の上下縁の強度が増し、仕口梁を強固に接合する
上で有効である。
【0031】本発明のうち請求項9に記載の発明におい
て、前記筒状体は、大寸法の鋼管柱の周囲に嵌合する大
径ボックス部と、大径ボックス部の上部にテーパ部を介
して一体化され、小寸法の鋼管柱の周囲に嵌合する小径
ボックス部とを備えたことを特徴とするものである。以
上により、この発明では、筒状体による仕口梁の接合に
加え、異なる管径の鋼管柱同士を接合するための外側ジ
ョイントボックスとして機能するほか、テーパ部により
内部に打設充填されるコンクリートが停滞することなく
流動でき、管径の相違による空隙の発生がない。
【0032】本発明のうち請求項10に記載の発明にお
いて、前記筒状体は上下ボックス部を異形断面の鋼管柱
の外側形状に応じた断面形状としたことを特徴とするも
のである。したがって、この発明にあっては、仕口梁の
接合のほか、異形断面の鋼管柱同士を接合するための外
側ジョイントボックスとして機能する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1、2は
本発明の最も基本的な第一の実施の形態を示している。
図における接合構造は、断面正方形の中空鋼管柱10
と、断面正方形の構成の筒状体12とから構成される。
【0034】この鋼管柱10および筒状体12の材質
は、例えばSS400(JIS G3101 一般構造
用圧延鋼材),SM490A(JIS G 3106
溶接構造用圧延鋼材)が好ましいが、その他の鋼材や鋼
材以外の材料も必要とする強度に応じて適宜使用でき
る。
【0035】また特に、前記筒状体12は、図示のごと
く鋳造や切削加工により一体に形成しても良いし、圧
延、引抜き材の一体成形、あるいは引抜き材同士を溶接
により断面正方形状に組合わせることもできる。
【0036】例えば図3(a)〜(f)は、その溶接に
よって作られる筒状体12の組合わせ形状例を示すもの
であり、(a)は寸法同一のコ型鋼材同士の組合わせ、
(b)は寸法が異なるコ型鋼材同士の組合わせ、(c)
は、両側寸法が異なるコ型鋼材同士の組合わせ、(d)
は寸法同一のL型鋼材同士の組合わせ、(e)は寸法が
異なるL型鋼材の組合わせ、(f)は両側寸法が異なる
鋼材同士の組合わせ例を示しており、いずれの組合わせ
によっても断面が正方形になるように構成されることは
言うまでもない。
【0037】前記鋼管柱10の外側断面寸法は、筒状体
12の内側断面寸法とほぼ同一であり、鋼管柱10の端
部より筒状体12を嵌装し、梁接合位置に仮固定し、そ
の上部および下部周縁を隅肉溶接14することで、鋼管
柱10に固定される。この筒状体12の四面のうち一面
が仕口梁、すなわちブラケット16に対する接合面とし
て用いられる。
【0038】H型鋼からなるブラケット16の一端に
は、エンドプレート18が溶接により固着され、このエ
ンドプレート18に開口された複数の透孔20の形成位
置に対応して筒状体12の接合面および鋼管柱10を貫
通して複数のネジ孔22を形成し、エンドプレート18
を筒状体12の接合面につき当てた状態で透孔20を通
じてボルト24をねじ込むことにより、図2に示すよう
に、エンドプレート18は固定され、これによりブラケ
ット16を筒状体12に接合できる。
【0039】なお、筒状体12の鋼管柱10に対する固
定作業は、鋼管柱10の工場出荷前に予め溶接により固
定しておいても良いし、建設作業現場で溶接固定するこ
ともできる。またネジ孔22のタップ作業、ブラケット
16の固定作業も同じく工場出荷前、あるいは作業現場
で行うことができる。
【0040】従って、以上の組立を工場で行えば、建築
作業現場では、単に鋼管柱の位置決めと建て込みを行う
だけで、梁の接合準備作業がは完了し、作業の省力化並
びに工期短縮に極めて有益となる。
【0041】さらに、ボルト24をねじ込むことによる
タップ作業の面倒さを考慮すれば、ネジ孔22を単なる
透孔とし、これにワンサイドロックボルトをねじ込む構
成も採用できる。
【0042】従って、本例ではブラケット16のボルト
24による接合と同時に筒状体12と鋼管柱10同士も
複数のボルト24を介して連結されるため、両者の接合
強度が高いものとなる。
【0043】以上により、ブラケット16の固定後、あ
るいはブラケット16に図示しない梁を接合することに
より鉄骨骨組構造の完成後は、建て込まれた鋼管柱10
の中空内部に、コンクリートが打設充填される。
【0044】図4(a)〜(c)はその打設方法の各例
を示すもので、(a)では鋼管柱10の上部よりトレミ
ー管24を差込み、トレミー管24の上部からバケット
26を通じてコンクリートCを下部から順に打設し、ト
レミー管24を徐々に引上げるようにしている。
【0045】(b)ではトレミー管24とコンクリート
ポンプの組合わせであって、図示しないコンクリートポ
ンプにより地上部よりコンクリートホース28を通じて
コンクリートCを揚重し、トレミー管24を通じて下部
から順に打設しつつトレミー管を徐々に引上げるように
している。
【0046】(c)はコンクリートポンプのみを用いた
打設方法を示し、鋼管柱10の下部に打設用の穴を開
け、これにコンクリートホース30を接続し、図示しな
いポンプによって順次鋼管柱10の内部にコンクリート
Cを圧入により打設している。
【0047】以上のいずれの打設作業形態であっても、
鋼管柱10内は、コンクリートCの流動を妨げる突起物
がないので、鋼管柱10の径に応じて良好な充填作業性
を得られることになる。
【0048】そして、打設充填作業が完了し、鋼管柱1
0内部でのコンクリートCの硬化によって、CFT造の
柱が構築されることになり、CFT造における前述する
各種効果を得られることになる。
【0049】図5は、ブラケット16の接合の変更例を
示す。図において、筒状体12の一側面にはブラケット
16の端部の上下フランジ16a,16bおよびウエッ
ブ16cが溶接32により接続しているほかは、第一の
実施の形態と同じであり、溶接32により、接続作業の
簡略化を図っている。
【0050】図6は、鋼管柱および筒状部材の形状変更
例を示す。図において、鋼管柱34は円筒状をなし、こ
れに応じて筒状体36も円筒状に形成され、梁接合位置
の上下を隅肉溶接14により鋼管柱に固着されている。
ブラケット16の上下フランジ16a,16bの端部
は、筒状体36の周面に応じて円弧状に形成され、この
部分およびウエッブ16cの端部を溶接32により筒状
体36に固定している。
【0051】従って、本例では、鋼管柱34が円筒状で
あることにより、コンクリートCの充填時にコンクリー
トのはらみ出そうとする力に対する抵抗力は、鋼管柱3
4の周方向全体に働き、曲率を持っているため、局部座
屈も生じにくいものとなるため、収りの問題があるほか
は、CFT造の柱構造体として最も好ましい構造とな
る。
【0052】なお、エンドプレートをブラケット16の
端部に一体化し、これを筒状体36にボルトあるいはセ
ルフロックボルトを介して接合することもできる。この
場合、エンドプレート前面の曲率は、筒状体36の周面
の曲率と同様にすればよい。
【0053】また本例では、円筒型としたが、その他必
要に応じて五角形以上の多角形状、その他の異形断面形
状も採用可能であることは勿論である。
【0054】図7(a)、(b)は本発明の第二の実施
の形態を示す。なお図において、第一の実施の形態と同
一箇所には同一符号を付し、異なる部材、あるいは新た
に付加された部材にのみ異なる符号を用いて説明する。
【0055】図において、この接合構造は、鋼管柱10
および筒状体12とも断面正方形から構成されている点
は第一の実施の形態と同様であるが、異なる点は、鋼管
柱10の筒状体12の固定位置における四面の中央にお
いてその上下一対のピン孔38を形成し、筒状体12の
対応する位置に上下一対のテーパ孔40を開口し、これ
にピン42を挿通して筒状体12を鋼管柱10に仮固定
し、その後テーパ孔40の表面側拡開端とピン42との
間を溶接44によって固定するものである。
【0056】従って、本例では第一の実施の形態に加
え、ピン42により鋼管柱10と筒状体12を機械的に
接合するため、接合強度が一層強化できる。また、ピン
42の鋼管柱内壁に対する突出のみでは、図4に示すコ
ンクリートCの打接充填時における流動の阻害とはなら
ず、コンクリートCの硬化後は、ピン42によるコンク
リートCへのアンカー効果によって接合部がさらに強化
される。
【0057】なお、図においては四面をピン42による
結合としているが、ピン42による鋼管柱10に対する
接合強度、作業性などを考慮すれば、少なくとも一面だ
けピン42による結合を行えばよい。
【0058】またピン42のみを溶接するのでなく、上
下縁の隅肉溶接も併用できることも勿論である。
【0059】図8(a),(b)は本発明の第三の実施
の形態を示す。図において、この接合構造は、鋼管柱1
0が断面正方形から構成されている点は第一の実施の形
態と同じであるが、筒状体46の形状が異なる。
【0060】この例では、鋼管柱10の外側部寸法と同
一の内側寸法に形成された上下二つの断面正方形の環4
8、50同士の一側面中央を連結部52で一体に連結し
た構造であり、この連結部52および上下の環48、5
0によって構成される面の形状を横H型とし、この面を
ブラケット16の取付面として、これを溶接により接合
するものである。
【0061】従って、本例では、各環48、50の上下
縁および連結部52の両側部を隅肉溶接14によって鋼
管柱10に接合するため、溶接箇所の増大に伴い、接合
強度が大となる。
【0062】図9(a)〜(c)は前記筒状体46の形
状変更例を示す。図における(a)は環48、50の両
側面を連結部52で連結したもの、(b)は環48、5
0の三面を連結部52で連結したもの、(c)は環4
8、50の四面を連結部50で連結したものを示す。そ
して、(a)では鋼管柱10の両側にブラケット16が
接合される場合に適合し、(b)では鋼管柱10の三面
にブラケット16が接合される場合に適合し、(c)で
は鋼管柱10に十字型に交差してブラケット16が接合
される場合に適合する。
【0063】図10は、筒状体46に対するブラケット
16の取付変更例を示す。図において、第一の実施の形
態と同じくブラケット16の端部には横H型のエンドプ
レート54が一体化され、これに開口形成された複数の
透孔56を、筒状体46の環48、50および連結部5
2に開口された複数のネジ孔58に対向させ、ボルト2
4により両者を接合するものである。なお、当然なが
ら、ボルト24替えてセルフロックボルトを用いること
も可能であることは勿論である。
【0064】さらに、以上筒状体46は、環48、50
と連結部52の組合わせに替えて、肉抜き孔を形成する
こともできる。図11(a)〜(d)はその変更例を示
すもので、(a)は中央に長孔状肉抜き孔46aを開口
形成したもの、(b)は中央上下に一対の丸孔状肉抜き
孔46bを開口形成したもの、(c)は中央上下に角孔
状肉抜き孔46cを開口形成したもの、(d)は中央上
下に三角孔状肉抜き孔46dを開口形成した例を示して
おり、いずれもその孔の内周部を溶接することで、鋼管
柱10に固定される。また各図では筒状体46の一面に
のみ肉抜き孔を開口した場合を示したが、二面から四面
全てまで開口させることができる。
【0065】図12、図13(a),(b)は、本発明
の第四の実施の形態を示す。この実施の形態では筒状体
60の構成が異なる点を除けば、第一の実施の形態と同
じである。
【0066】この筒状体60は、第一の実施の形態と同
様の断面正方形の本体部62の上下縁の外側部に全周に
わたり突出する厚肉部64を一体に突設したものであ
る。
【0067】従って、本例では上下縁部の肉厚が増すこ
とによる筒状体60自体の強度の増加に加え、肉厚増に
より鋼管柱10に対する上下溶接位置の開先も十分に取
ることができ、図13に示す隅肉溶接14の強度も増
す。
【0068】なお、この筒状体60に接合されるブラケ
ット16の上下フランジ16a,16bは突出部64に
溶接32によって接合される。またウエッブ16cはフ
ランジ16a,16bの先端より突出させておき、本体
部62に溶接32により接合される。この場合、ウエッ
ブ16cの上下端を切欠(スカラップ)16dすること
により、厚肉部部64に連続する面との干渉を防止でき
る。
【0069】さらに厚肉部64の断面形状としては、図
14(a)〜(f)に示す構成を採用できる。(a)
は、厚肉部64の下部側が本体部62より逆円弧R1状
に連続する場合を示し、(b)は、厚肉部64が連続す
ることなく直線状に突出している場合を示し、(c)は
(a)とは逆に、円弧R2状に膨出する場合を示してい
る。
【0070】また、(d)〜(f)は厚肉部64を本体
部62の上(下)縁でなく、上(下)縁直下に突出させ
た場合であって、本体部62からの連続する断面形状は
(a)〜(c)と同様形状となっている。
【0071】さらに、図15(a),(b)は筒状体6
0の変更例を示している。この筒状体60は、第三の実
施の形態と類似するもので、上下の環66、68の上縁
外周および下縁外周にそれぞれ前記厚肉部64を突出形
成し、また環66、68同士を連結部70で連結し、一
体化したもので、ブラケット16の取付は前記と同様、
厚肉部64および連結部70に溶接32によって接合す
る。
【0072】この例においても、図9に示す各面を連結
部70で連結した場合や、図11で示す肉抜き孔を形成
した場合にも適合できる。
【0073】以上述べた、各実施の形態では、最も基本
的に筒状体に対するブラケット16に対する接合面を一
箇所としてあるが、梁接合箇所に応じてブラケット16
を両側面配置、L字型配置、T字型配置、十字型配置と
することができる。
【0074】例えば、図16(a)〜(d)は、溶接に
よりブラケット16を固定する場合(図5参照)の変更
例を示すもので、(a)では筒状体12の両側面に一対
のブラケット16を溶接32により接合し、(b)では
筒状体12の直交する面にL型をなして二つのブラケッ
ト16を配置し、(c)では三つのブラケット16を筒
状体12の三面にT字型配置とし、(d)では四つのブ
ラケット16をそれぞれ筒状体12の四面に十字型に配
置している。
【0075】以上に加え、さらに図17に示すように、
筒状体12の各面に接合される梁の断面寸法の大きさに
応じて異なる大きさのブラケット16を接合することも
できる。
【0076】次に、以上の構造における実際の建物への
適用例を図18に示す。本例では各鋼管柱10に筒状体
12を介して配置されたブラケット16と梁Bとは、そ
の上下フランジおよびウエッブ間に跨って周知のスプラ
インプレートSを介してボルト接合されている。
【0077】以上のようにして鉄骨骨組構造が完成した
ならば、図4に示す各種充填方法によりコンクリートC
を充填することによって、CFT造の柱を備えた構造物
が完成することになる。
【0078】次に、図19(a)〜(c)は本発明の第
五の実施の形態を示している。本例では継がれる鋼管柱
同士の断面寸法が異なる場合に適用したものであり、こ
の接続部分を筒状体を介して接続するものであり、外径
が大寸法の断面正方形の鋼管柱16に対し小寸法の断面
正方形の鋼管柱72を筒状体74を介して接続してい
る。
【0079】筒状体74は、大寸法の鋼管柱16の外形
寸法にほぼ等しい内側寸法の大径ボックス部76と、大
径ボックス部76の上部に同心に設けられ、小寸法鋼管
柱72の外径寸法にほぼ等しい内側寸法の小径ボックス
部78、および両ボックス部76、78の間を一体に連
結するテーパ部80とを備えている。テーパ部80の内
側上縁には(c)の一部に拡大して示すように、これの
傾斜の延長上に段部80aが突設され、その上部で小寸
法鋼管柱72の下縁を支えている。
【0080】以上の構成により、両鋼管柱16、72の
内筒部はテーパ部80の内側傾斜面を介して連続するこ
とになり、これによって下部側から上部に向けて順次打
設充填されるコンクリートCのこの位置での停滞を防止
し、テーパ部80の傾斜に沿って良好に流動することが
できる。
【0081】以上の筒状体74の小径ボックス部78の
上縁は、小寸法鋼管柱72の下部周縁に隅肉溶接14に
より接合され、大径ボックス部76の下縁は、大寸法鋼
管柱10の上部周縁に隅肉溶接14により接合される。
なお、溶接に加え、ピン、あるいはボルトなどの機械的
接合手段も併用できる。
【0082】また、筒状体74の大径ボックス部の周面
にブラケット16が溶接により接合される点も前記各実
施の形態と同様である。
【0083】従って、本例では、筒状部材74をブラケ
ット16の接合に利用するほか、鋼管柱同士をつなぐ外
側ジョイントボックスとしての機能を兼用できる。
【0084】なお、図では小寸法鋼管柱72を大寸法鋼
管柱10と同一軸線状に継ぐ場合を示したが、軸心を異
ならせる配置とする場合には、それに応じて大径ボック
ス部76に対し小径ボックス部78の位置をずらした配
置に設定すれば良い。
【0085】さらに、円筒状の鋼管柱同士、あるいは円
筒型鋼管柱と他の多角形状の鋼管柱など異形断面同士の
鋼管柱の接合にも適合でき、この場合にはそれぞれのボ
ックス部を部材断面形状に応じた断面形状とすることで
実現できる。
【0086】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による柱と梁の接合構造によれば、複雑な仕口構造と
することがなく筒状体によって強化された面に仕口梁を
固定でき、しかも鋼管柱の内部に突出するダイアフラム
の如き部品がないため、コンクリートの充填流動性を確
保できる。従って、本発明は、CFT造の構造材におけ
る柱−梁接合構造として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第一の実施の形態による柱−梁の接合部
分の分解斜視図である。(b)は(a)のA−A線断面
図である。
【図2】同接合状態を示す斜視図である。
【図3】(a)〜(f)は溶接による筒状体の組立例を
示す斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は建て込まれた鋼管柱に対する
コンクリートの充填作業例を示す説明図である。
【図5】第一の実施の形態におけるブラケット接合の変
更例を示す斜視図である。
【図6】第一の実施の形態における鋼管柱および筒状部
材の形状変更例を示す斜視図である。
【図7】(a)は第二の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。(b)同上組立状態を示す断面図である。
【図8】(a)は第三の実施の形態による筒状部材の斜
視図である。(b)は同上筒状部材を鋼管柱に固定した
状態およびブラケットとの接合関係を示す分解斜視図で
ある。
【図9】(a)〜(c)は同筒状部材の形状変更例を示
す斜視図である。
【図10】筒状部材に対するブラケットの接合の変更例
を示す分解斜視図である。
【図11】(a)〜(d)は同筒状部材に肉抜き孔を形
成した場合のさらに他の変更例を示す斜視図である。
【図12】本発明の第四の実施の形態を示す筒状部材の
斜視図である。
【図13】(a)は同上筒状部材を鋼管柱に固定した状
態およびブラケットとの接合関係を示す分解斜視図であ
る。(b)は同上組立状態を示す斜視図である。
【図14】(a)〜(f)は同上筒状部材の突出部にお
ける形状変更例を示す部分断面図である。
【図15】(a)は第四の実施の形態における形状変更
例を示す分解斜視図である。(b)は同上組立状態を示
す斜視図である。
【図16】(a)〜(d)は筒状部材に対するブラケッ
トの取付個数変更例を示す斜視図である。
【図17】同上ブラケットの種類変更を示す斜視図であ
る。
【図18】本発明を実際の建物の鉄骨骨組に適用した場
合の部分斜視図である。
【図19】(a)は第五の実施の形態における分解斜視
図である。(b)は同組立て状態およびブラケットとの
接合関係を示す分解斜視図である。(c)は同組立完成
状態を示す要部断面図である。
【図20】従来の鋼管柱とブラケットとの接合関係を示
す分解斜視図である。
【図21】同上接合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、34 鋼管柱 12、36、46、60、74 筒状体 14 隅肉溶接 16 ブラケット(仕口梁) 18、54 エンドプレート 24 ボルト 32 溶接 42 ピン 46a〜46d 肉抜き孔 48 50 環 52 連結部 64 厚肉部 76 大径ボックス部 78 小径ボックス部 80 テーパ部 B 梁 C コンクリート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空鋼管製の柱の梁接合箇所の周囲に仕
    口梁を接合し、しかる後、鋼管柱の中空内部コンクリー
    トを注入充填してコンクリートを鋼管柱に一体化するC
    FT造の柱において、 前記鋼管柱の外側断面形状とほぼ同一の内筒断面を有
    し、前記鋼管柱の外側に嵌装可能とした筒状体を備え、
    前記鋼管柱に嵌装固着された筒状体を介して前記仕口梁
    を鋼管柱に接合することを特徴とする柱と梁の接合構
    造。
  2. 【請求項2】 前記筒状体は溶接により鋼管柱の外側に
    接合固定されることを特徴とする請求項1に記載の柱と
    梁の接合構造。
  3. 【請求項3】 前記鋼管柱と筒状体とは、両者間に挿通
    された複数のピンを介して接合していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の柱と梁の接合構造。
  4. 【請求項4】 前記筒状体と仕口し梁とは溶接により接
    合されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項
    に記載の柱と梁の接合構造。
  5. 【請求項5】 前記仕口梁の接合端にはエンドプレート
    が設けられ、このエンドプレートと筒状体とを複数のボ
    ルトにより接合することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの項に記載の柱と梁の接合構造。
  6. 【請求項6】 前記筒状体は、前記鋼管柱の外側寸法に
    ほぼ等しい内側寸法の上下の環と、各環の間を連結する
    一ないし複数の連結部により構成されていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の柱と梁の接
    合構造。
  7. 【請求項7】 前記筒状体はその側面に肉抜き孔を貫通
    形成し、この肉抜き孔を通じて筒状体が前記柱に溶接さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項
    に記載の柱と梁の接合構造。
  8. 【請求項8】 前記筒状体は、上下周縁に厚肉部を有
    し、この厚肉部を介して筒状体が前記柱に溶接されてい
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載
    の柱と梁の接合構造。
  9. 【請求項9】 前記筒状体は、大寸法の鋼管柱の周囲に
    嵌合する大径ボックス部と、大径ボックス部の上部にテ
    ーパ部を介して一体化され、小寸法の鋼管柱の周囲に嵌
    合する小径ボックス部とを備えたことを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかの項に記載の柱と梁の接合構造。
  10. 【請求項10】 前記筒状体は、その上下ボックス部を
    異形断面の鋼管柱の外側形状に応じた内側断面形状とし
    たことを特徴とする請求項9に記載の柱と梁の接合構
    造。
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