JP2002053824A - 紫外線吸収粘着フイルム - Google Patents

紫外線吸収粘着フイルム

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JP2002053824A
JP2002053824A JP2000231711A JP2000231711A JP2002053824A JP 2002053824 A JP2002053824 A JP 2002053824A JP 2000231711 A JP2000231711 A JP 2000231711A JP 2000231711 A JP2000231711 A JP 2000231711A JP 2002053824 A JP2002053824 A JP 2002053824A
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film according
adhesive film
adhesive layer
less
methacrylate
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English (en)
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Takashi Usami
隆志 宇佐美
Teruo Nagano
照男 長野
Tadahisa Sato
忠久 佐藤
Kazuyoshi Yamakawa
一義 山川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害な紫外線をカットするための窓張り用フ
イルムを提供すること。 【解決手段】 透明支持体、粘着層、離型紙よりなり、
透明支持体、粘着層いずれかに蛍光増白剤及び紫外線吸
収剤を含有し、410nm以下の透過率が90%以下で
あることを特徴とする粘着フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽光からの有害な
紫外線及び飛来昆虫を誘引する原因となる蛍光灯等の照
明器具から発生する紫外線をカットする窓張り用フイル
ムおよび太陽光、蛍光灯からの紫外線をカットして写
真、液晶表示ディスプレーなどの褪色を防ぐ紫外線吸収
フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】人体に有害な太陽光からの紫外線、飛来
昆虫を誘引する原因となる蛍光灯,白熱灯,ハロゲン電
球,水銀灯等の照明器具から発生する紫外線を遮蔽する
目的で紫外線吸収剤を含む窓張り用フィルムが上市され
ている。しかし黄色味を押さえるためにその吸収端が3
80nmより短波であったり長波長な410nmまで吸
収することはできるが黄色味が強かったり黄色味を押さ
えるために色調調整用の染顔料を添加することで対応し
ている。吸収端が短波であるということは紫外線遮蔽能
が低く、特にこれから普及が拡大すると予想される三波
長型蛍光灯では380nm以下に吸収が無いか、有って
もわずかなため飛来昆虫を阻止する能力が三波長型蛍光
灯それ自体で期待できる為、必要性が無い。ただし、三
波長型蛍光灯といえども405nm付近の発光が残るた
め特開平7−3189号公報などに開示されている昆虫
のすう光曲線(一般に昆虫は紫外線域に近い波長に強く
反応するが、この波長依存性をグラフにしたものをい
う)から明らかなように効果的に飛来昆虫を阻止する為
には405nm付近の輝線を遮蔽する必要があり、その
ためには410nmまでの光をカットすることが望まれ
ている。410nmまでの光をカットすると黄色味を帯
びるためこれを改善するために色調調整用の染顔料を添
加することで解決されるが可視域の光線透過率を犠牲に
する短所がある。更に紫外線吸収剤と共に蛍光増白剤を
配合して紫外線照射による黄変度を抑えた耐侯性、白色
性、接着性に優れた白色積層ポリエステルフイルム(特
開平11−291432号公報、特開平11−2682
14号公報)が提案されているが、同様の短所は解消し
ていない。また、蛍光灯紫外線カット用カバーとして蛍
光増白剤を含有する透明樹脂よりなる組成物が提案され
ている(特公平6−3682号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消するために開発されたもので、その目
的とするところは、黄色の補色である青色蛍光を発する
蛍光増白剤を含有することで405nmより長波長側、
特に380nmより長波長である410nmまでをカッ
トしても黄色味が無く透明感の高い窓張り用フイルム、
太陽光、蛍光灯からの紫外線をカットして写真、液晶デ
ィスプレーなどの褪色を防ぐフイルムを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、蛍光増白剤を
含有するフイルムよりなる紫外線カット用窓張りフイル
ム又は太陽光、蛍光灯からの紫外線をカットして写真な
どの褪色を防ぐ紫外線吸収フイルムであり、その特徴と
するところは、 (1)透明支持体、粘着層、離型紙よりなり、透明支持
体、粘着層いずれかに蛍光増白剤及び紫外線吸収剤を含
有し、紫外線吸収剤の410nm以下の透過率が90%
以下であることを特徴とする粘着フイルムにあり、但し
蛍光増白剤自身に410nm以下の透過率を90%以下
にできる紫外線吸収能がある場合には紫外線吸収剤を含
む必要はない。
【0005】以下に本発明の好ましい実施態様を示す: (2)蛍光増白剤が410nm以下の透過率を90%以
下とする紫外線吸収能がある場合には紫外線吸収剤を省
略する上記(1)に記載の粘着フイルム、 (3)透明支持体上にハードコート層を設けた上記
(1)又は(2)に記載の粘着フイルム、
【0006】(4)粘着層がガラス飛散防止機能を持つ
上記(1)〜(3)のいずれかに記載の粘着フイルム、 (5)透明支持体と粘着層の間にバインダー層を設けて
なる上記(1)〜(4)のいずれかに記載の粘着フイル
ム、及び (6)バインダー層がガラス飛散防止機能を持つ上記
(5)に記載の粘着フイルム。 (7)透明支持体と粘着層の間にバインダー層を設け、
バインダー層及び粘着層のいずれか、または両方に蛍光
増白剤を含有し、410nm以下の透過率が90%以下
である事を特徴とする上記(5)に記載の粘着フイル
ム。 (8)蛍光増白剤のトルエンおよび、またはメチルエチ
ルケトンへの溶解度が10%以上である上記(1)〜
(7)のいずれかに記載の粘着フイルム。 (9)蛍光増白剤が下記一般式(I)で表される上記
(1)〜(8)のいずれかに記載の粘着フイルム。
【化2】 (式中、R1 およびR4 は水素原子、アルキル基または
アルコキシ基を表し、R 2 およびR3 はアルキル基を表
す。[A]は置換アリールまたはエテニル基を表す。) (10)粘着層および離型紙を有しない上記(1)〜
(9)のいずれかに記載の紫外線吸収フイルム。
【0007】一般に、蛍光増白剤は約320〜約410
nmの波長の光を吸収して、約410〜約500nmの
波長の光を放射する性質を有する化合物より成る。これ
らの蛍光増白剤で染められた織物は本来の黄色い反射光
のほかに、新たに蛍光増白剤により発光される約410
〜約500nmの波長の青色光が付加されるため反射光
は白色になり、かつ、蛍光効果による分だけ可視光のエ
ネルギーが増加するため結果として増白されたことにな
る。透明支持体上に紫外線吸収剤を添加した粘着剤を塗
布し、410nm以下の、特に405nm以下の紫外線
をカットするように紫外線吸収剤の添加量を調整したと
ころ、反射光は黄色味が強く感じられるが紫外線吸収剤
に代えて、又は加えて蛍光増白剤を粘着層又はハードコ
ート層に添加したところ反射光が白色化する事を見出し
本発明に到達した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
につき詳細に説明する。支持体としては例えば、分子量
は30,000〜50,000のポリエチレンテレフタ
レート又はポリエチレンテレフタレートを主成分とする
共重合フイルムであってもよく、透明性の高い、例えば
東レ(株)製のルミラー、ユニチカ(株)製のエンブレ
ット等の商品名で市販されているものを使用するとよ
い。
【0009】バインダー層に用いる重縮合系樹脂成分と
してはポリウレタン,ポリエステル,ポリアミド,ポリ
ウレア,ポリカーボネートが挙げられる。具体例につい
ては原料モノマーの形で以下に例示する。但し、P−2
3およびP−34以降はポリマーの形で例示するが、本
発明がこれらに限定されるものではない。各ポリマーに
おける酸性基はすべて非解離形で表してある。またポリ
エステル、ポリアミド等縮合反応により生成するものに
ついては、構成成分は原料の如何に関わらずすべてジカ
ルボン酸、ジオール、ジアミン、ヒドロキシカルボン
酸、アミノカルボン酸等で表記する。括弧内の比は、各
成分のモル百分率比を意味する。
【0010】P−1:トルエンジイソシアネート/エチ
レングリコール/1,4−ブタンジオール(50/15
/35) P−2:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
/1,3−プロパンジオール/ポリプロピレングリコー
ル(Mw=1000)(50/45/5) P−3:トルエンジイソシアネート/ヘキサメチレンジ
イソシアネート/エチレングリコール/ポリエチレング
リコール(Mw=600)/1,4−ブタンジオール
(40/10/20/10/20) P−4:1,5−ナフチレンジイソシアネート/ヘキサ
メチレンジイソシアネート/ジエチレングリコール/
1,6−ヘキサンジオール(25/25/35/15)
【0011】P−5:4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート/ヘキサメチレンジイソシアネート/テト
ラエチレングリコール/エチレングリコール/2,2−
ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸(40/10/
20/20/10) P−6:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
/ヘキサメチレンジイソシアネート/ブタンジオール/
エチレングリコール/2,2−ビス(ヒドロキシメチ
ル)プロピオン酸(40/10/20/20/10) P−7:1,5−ナフチレンジイソシアネート/ブタン
ジオール/4,4’−ジヒドロキシ−ジフェニル−2,
2’−プロパン/ポリプロピレングリコール(Mw=4
00)/2,2−ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン
酸(50/20/5/10/15) P−8:1,5−ナフチレンジイソシアネート/ヘキサ
メチレンジイソシアネート/2,2−ビス(ヒドロキシ
メチル)ブタン酸/ポリブチレンオキシド(Mw=50
0)(35/15/25/25)
【0012】P−9:イソホロンジイソシアネート/ジ
エチレングリコール/ネオペンチルグリコール/2,2
−ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸(50/20
/20/10) P−10:トルエンジイソシアネート/2,2−ビス
(ヒドロキシメチル)ブタン酸/ポリエチレングリコー
ル(Mw=1000)/シクロヘキサンジメタノール
(50/10/10/30) P−11:ジフェニルメタンジイソシアネート/ヘキサ
メチレンジイソシアネート/テトラエチレングリコール
/ブタンジオール/2,4−ジ(2−ヒドロキシ)エチ
ルオキシカルボニルベンゼンスルホン酸(40/10/
10/33/7) P−12:ジフェニルメタンジイソシアネート/ヘキサ
メチレンジイソシアネート/ブタンジオール/エチレン
グリコール/2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ブタン
酸/2,4−ジ(2−ヒドロキシ)エチルオキシカルボ
ニルベンゼンスルホン酸(40/10/20/15/1
0/5)
【0013】P−13:テレフタル酸/イソフタル酸/
シクロヘキサンジメタノール/1,4−ブタンジオール
/エチレングリコール(25/25/25/15/1
0) P−14:テレフタル酸/イソフタル酸/4,4’−ジ
ヒドロキシージフェニルー2,2−プロパン/テトラエ
チレングリコール/エチレングリコール(30/20/
20/15/15) P−15:テレフタル酸/イソフタル酸/シクロヘキサ
ンジメタノール/ネオペンチルグリコール/ジエチレン
グリコール(20/30/25/15/10) P−16:テレフタル酸/イソフタル酸/4,4’−ベ
ンゼンジメタノール/ジエチレングリコール/ネオペン
チルグリコール(25/25/25/15/10)
【0014】P−17:テレフタル酸/イソフタル酸/
5−スルホイソフタル酸/エチレングリコール/ネオペ
ンチルグリコール(24/24/2/25/25) P−18:テレフタル酸/イソフタル酸/5−スルホイ
ソフタル酸/シクロヘキサンジメタノール/1,4−ブ
タンジオール/エチレングリコール(22/22/6/
25/15/10) P−19:イソフタル酸/5−スルホイソフタル酸/シ
クロヘキサンジメタノール/エチレングリコール(40
/10/40/10) P−20:シクロヘキサンジカルボン酸/イソフタル酸
/2,4−ジ(2−ヒドロキシ)エチルオキシカルボニ
ルベンゼンスルホン酸/シクロヘキサンジメタノール/
エチレングリコール(30/20/5/25/20)
【0015】P−21:11−アミノウンデカン酸(1
00) P−22:12−アミノドデカン酸(100) P−23:ポリ(12−アミノドデカン酸)と無水マレ
イン酸との反応物(50/50) P−24:11−アミノウンデカン酸/7−アミノヘプ
タン酸(50/50) P−25:ヘキサメチレンジアミン/アジピン酸(50
/50) P−26:テトラメチレンジアミン/アジピン酸(50
/50) P−27:ヘキサメチレンジアミン/セバシン酸(50
/50) P−28:N,N−ジメチルエチレンジアミン/アジピ
ン酸/シクロヘキサンジカルボン酸(50/20/3
0)
【0016】P−29:トルエンジイソシアネート/
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート/ヘキサ
メチレンジアミン(30/20/50) P−30:ノナメチレンジアミン/尿素(50/50) P−31:ヘキサメチレンジアミン/ノナメチレンジア
ミン/尿素(25/25/50) P−32:トルエンジイソシアネート/ヘキサメチレン
ジアミン/2,2−ビス(ヒドロキシメチル)プロピオ
ン酸(50/40/10) P−33:11−アミノウンデカン酸/ヘキサメチレン
ジアミン/尿素(33/33/33)
【0017】本発明のビニル重合体を形成するモノマー
としてはアクリル酸エステル類、具体的にはメチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、イソブチルアクリレート、sec−ブチルアクリ
レート、tert−ブチルアクリレート、アミルアクリ
レート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、オクチルアクリレート、tert−オクチ
ルアクリレート、2−クロロエチルアクリレート、2−
ブロモエチルアクリレート、4−クロロブチルアクリレ
ート、シアノエチルアクリレート、2−アセトキシエチ
ルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、
ベンジルアクリレート、メトキシベンジルアクリレー
ト、2−クロロシクロヘキシルアクリレート、シクロヘ
キシルアクリレート、フルフリルアクリレート、テトラ
ヒドロフルフリルアクリレート、フェニルアクリレー
ト、5−ヒドロキシペンチルアクリレート、2−メトキ
シエチルアクリレート、3−メトキシブチルアクリレー
ト、2−エトキシブチルアクリレート、2−エトキシエ
チルアクリレート、2−iso−プロポキシアクリレー
ト、2−ブトキシエチルアクリレート、2−(2−メト
キシエトキシ)エチルアクリレート、2−(2−メトキ
シエトキシ)エチルアクリレート、2−(2−ブトキシ
エトキシ)エチルアクリレート、ω―メトキシポリエチ
レングリコールアクリレート(付加モル数n=9)、1
−ブロモー2−メトキシエチルアクリレート、1,1−
ジクロロー2−エトキシエチルアクリレート、などが挙
げられる。その他、下記のモノマーなどが使用できる。
【0018】メタクリル酸エステル類:その具体例とし
てはメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n
−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、sec−ブチルメタクリレート、tert−ブチ
ルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジ
ルメタクリレート、クロロベンジルメタクリレート、オ
クチルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ス
ルフォプロピルメタクリレート、N−エチル−N−フェ
ニルアミノエチルメタクリレート、2−(3−フェニル
プロピルオキシ)エチルメタクリレート、ジメチルアミ
ノフェノキシエチルメタクリレート、フルフリルメタク
リレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フ
ェニルメタクリレート、クレジルメタクリレート、ナフ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、トリエチ
レングリコールモノメタクリレート、ジプロピレングリ
コールモノメタクリレート、2−メトキシエチルメタク
リレート、3−メトキシブチルメタクリレート、2−ア
セトキシエチルメタクリレート、2−アセトアセトキシ
エチルメタクリレート、2−エトキシエチルメタクリレ
ート、2−iso−プロポキシエチルメタクリレート、
2−ブトキシエチルメタクリレート、2−(2−メトキ
シエトキシ)エチルメタクリレート、2−(2−エトキ
シエトキシ)エチルメタクリレート、2−(2−ブトキ
シエトキシ)エチルメタクリレート、ω−メトキシポリ
エチレングリコールメタクリレート(付加モル数n=
6)、アクリルメタクリレート、メタクリル酸ジメチル
アミノエチルメチルクロライド塩などを挙げることがで
きる。
【0019】ビニルエステル類:その他具体例として
は、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニル
ブチレート、ビニルイソブチレート、ビニルカプロエー
ト、ビニルクロロアセテート、ビニルメトキシアセテー
ト、ビニルフェニルアセテート、安息香酸ビニル、サリ
チル酸ビニルなどが挙げられる。
【0020】アクリルアミド類:例えば、アクリルアミ
ド、メチルアクリルアミド、エチルアクリルアミド、プ
ロピルアクリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、
n−ブチルアクリルアミド、sec−ブチルアクリルア
ミド、tert−ブチルアクリルアミド、シクロヘキシ
ルアクリルアミド、ベンジルアクリルアミド、ヒドロキ
シメチルアクリルアミド、メトキシエチルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、フェニルア
クリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアク
リルアミド、β−シアノエチルアクリルアミド、N−
(2−アセトアセトキシエチル)アクリルアミド、ジア
セトンアクリルアミドなどが挙げられる。
【0021】メタクリルアミド類:例えば、メタクリル
アミド、メチルメタクリルアミド、エチルメタクリルア
ミド、プロピルメタクリルアミド、イソプロピルメタク
リルアミド、n−ブチルメタクリルアミド、sec−ブ
チルメタクリルアミド、tert−ブチルメタクリルア
ミド、シクロヘキシルメタクリルアミド、ベンジルメタ
クリルアミド、ヒドロキシメタクリルアミド、クロロベ
ンジルメタクリルアミド、オクチルメタクリルアミド、
ステアリルメタクリルアミド、スルフォプロピルメタク
リルアミド、N−エチル−N−フェニルアミノエチルメ
タクリルアミド、2−(3−フェニルプロピルオキシ)
エチルメタクリルアミド、ジメチルアミノフェノキシエ
チルメタクリルアミド、フルフリルメタクリルアミド、
テトラヒドロフルフリルメタクリルアミド、フェニルメ
タクリルアミド、クレジルメタクリルアミド、ナフチル
メタクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルア
ミド、4−ヒドロキシブチルメタクリルアミド、トリエ
チレングリコールモノメタクリルアミド、ジプロピレン
グリコールモノメタクリルアミド、2−メトキシエチル
メタクリルアミド、3−メトキシブチルメタクリルアミ
ド、2−アセトキシエチルメタクリルアミド、2−アセ
トアセトキシエチルメタクリルアミド、2−エトキシエ
チルメタクリルアミド、2−iso−プロポキシエチル
メタクリルアミド、2−ブトキシエチルメタクリルアミ
ド、2−(2−メトキシエトキシ)エチルメタクリルア
ミド、2−(2−エトキシエトキシ)エチルメタクリル
アミド、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルメタクリ
ルアミド、ω−メトキシポリエチレングリコールメタク
リルアミド(付加モル数n=6)、アクリルメタクリル
アミド、ジメチルアミノメタクリルアミド、ジエチルア
ミノメタクリルアミド、β−シアノエチルメタクリルア
ミド、N−(2−アセトアセトキシエチル)メタクリル
アミドなどが挙げられる。
【0022】オレフィン類:例えば、ジシクロペンタジ
エン、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、イソプレン、クロロ
プレン、ブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、な
どが挙げられる。
【0023】スチレン類:たとえば、スチレン、メチル
スチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エ
チルスチレン、イソプロピルスチレン、クロルメチルス
チレン、メトキシスチレン、アセトキシスチレン、クロ
ルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ビニ
ル安息香酸メチルエステルなどが挙げられる。
【0024】ビニルエーテル類:例えば、メチルビニル
エーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエー
テル、メトキシエチルビニルエーテル、ジメチルアミノ
エチルビニルエーテルなどが挙げられる。
【0025】その他の例として、クロトン酸ブチル、ク
ロトン酸ヘキシル、イタコン酸ジブチル、マレイン酸ジ
メチル、マレイン酸ジブチル、フマル酸ジメチル、フマ
ル酸ジブチル、メチルビニルケトン、フェニルビニルケ
トン、メトキシエチルビニルケトン、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、N−ビニルオキサ
ゾリドン、N−ビニルピロリドン、アクリロニトリル、
メタアクリルニトリル、メチレンモロンニトリル、ビニ
リデンなどを挙げることができる。
【0026】本発明の重縮合体、重合体に用いられるモ
ノマーは、種々の目的(例えば、溶解度、硬さ、柔らか
さ、引張り強さ等の改良)に応じて2種以上のモノマー
を互いにコモノマーとして使用しても良い。重合体中の
本発明のモノマーは、好ましくは、メタクリレート系、
アクリルアミド系、及びメタクリルアミド系である。
【0027】粘着剤層における粘着成分としては、透明
性の高いアクリル樹脂、天然ゴム、スチレンブタジエン
樹脂が挙げられ、例えばアクリル樹脂系としては、オリ
バインBPS 1109二液性〔東洋インキ製造(株)
製商品名〕、ファインタックTD−3208二液性〔大
日本インキ化学工業(株)製商品名〕、ニッセツKP−
491一液性〔日本カ−バイト工業(株)製商品名〕等
の市販されているものが挙げられるが、必要に応じて開
発された新規組成の粘着剤を用いてもよい。残留溶剤は
皆無であることが望ましいがバインダー、粘着剤塗布後
のフイルム中には残留溶剤が10〜2000ppm残留
することがある。離型紙は、塗布時からガラスに貼るま
での間、粘着層を保護するためのものであり、はがし易
いようにフッ素樹脂、シリコン樹脂等が粘着層と接する
側の表面に塗られている。ハードコート層は通常は汚れ
を拭きとる時に傷がつかないように表面を例えば、鉛筆
硬度2H程度に硬化処理することによって形成する。
【0028】本発明において使用される蛍光増白剤は、
通常市販されているものあるいは新規物質の中から耐光
性などに基づいて任意に選択することが出来る。以下に
それらの具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0029】
【化3】
【0030】
【化4】
【0031】
【化5】
【0032】
【化6】
【0033】
【化7】
【0034】
【化8】
【0035】本発明において使用される他の蛍光増白剤
は、下記一般式(I)で表されるものである。
【化9】 (式中、R1 およびR4 は水素原子、アルキル基または
アルコキシ基を表し、R 2 およびR3 はアルキル基を表
す。[A]は置換アリールまたはエテニル基を表す。)
【0036】本発明の一般式[I]におけるR1
2 、R3 、R4 および[A]について以下に詳しく説
明する。R1 およびR4 は水素原子、アルキル基または
アルコキシ基を表すが、詳しくは水素原子、炭素数1な
いし8のアルキル基、または炭素数1ないし8のアルコ
キシ基を表す。更に詳しくは、R1 およびR4 は、水素
原子、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n
−オクチル、イソプロピル、イソブチル、2−エチルヘ
キシル、t−ブチル、t−アミル、t−オクチル、シク
ロペンチルもしくはシクロヘキシル等のアルキル基、ま
たはメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキ
シ、n−オクチルオキシ、イソプロポキシ、イソブトキ
シ、2−エチルヘキシルオキシ、t−ブトキシもしくは
シクロヘキシルオキシ等のアルコキシ基である。R1
よびR4 は好ましくは水素原子またはアルキル基であ
り、特に好ましくは水素原子である。
【0037】R2 およびR3 はアルキル基を表すが、詳
しくは炭素数1ないし16のアルキル基であり、更に詳
しくは、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、
n−オクチル、n−ヘキサデカニル(セチル)、イソプ
ロピル、イソブチル、2−エチルヘキシル、t−ブチ
ル、t−アミル、t−オクチル、シクロペンチルもしく
はシクロヘキシル等のアルキル基を表す。好ましくは、
2 はメチル、イソプロピル、t−ブチルまたはシクロ
ヘキシル基であり、R3 はメチル、エチル、n−プロピ
ル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルまたは2
−エチルヘキシル基である。特に好ましくは、R2 はt
−ブチルまたはシクロヘキシル基であリ、R3 はメチ
ル、n−ブチル、n−オクチルまたは2−エチルヘキシ
ル基である。
【0038】[A]は置換アリール基または置換エテニ
ル基を表すが、詳しくは炭素数6〜40の置換アリール
基または炭素数8〜40の置換エテニル基を表す。好ま
しくは以下に示す置換アリールまたはエテニル基であ
る。
【0039】
【化10】
【0040】
【化11】
【0041】
【化12】
【0042】
【化13】
【0043】
【化14】
【0044】式中、R1 ’およびR4 ’は前記のR1
よびR4 と同義の基である。R2 ’は前記R2 と、
3 ’は前記R3 と同義の基である。mは1ないし5の
整数を表す。XおよびYは、アルキル、アリール、アル
コキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アミノまた
は水酸基を表す。
【0045】アミノおよび水酸基以外のXおよびYを詳
しく述べれば、メチル、エチル、イソプロピル、t−ブ
チルまたはシクロヘキシル等のアルキル基、フェニル、
トリルまたはナフチル等のアリール基、メトキシ、エト
キシまたはイソプロポキシ等のアルコキシ基、アミノ、
アミノメチル、エチルアミノ、オクチルアミノ、ジメチ
ルアミノまたはN−メチルーN−エチルアミノ等のアル
キルアミノ基、アニリノ、4−トリルアミノまたはN−
メチルアニリノ等のアリールアミノ基である。Xおよび
Yは好ましくはアリール、アルコキシまたはアニリノ基
である。
【0046】一般式[I]で表される化合物は、好まし
くは下記一般式[II]で表される化合物である。
【0047】
【化15】
【0048】式中、R5 およびR7 は前記R2 と同義の
基であり、R6 およびR8 は前記R 3 と同義の基であ
る。nは1または2の整数を表す。これらの化合物は特
開平11−29556号公報記載の方法で合成すること
が出来る。
【0049】以下にそれらの具体例を挙げるが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0050】
【化16】
【0051】
【化17】
【0052】
【化18】
【0053】
【化19】
【0054】
【化20】
【0055】
【化21】
【0056】
【化22】
【0057】
【化23】
【0058】
【化24】
【0059】
【化25】
【0060】
【化26】
【0061】以上は有機質の例について説明したが、こ
れらに限らず無機質のものも用いることができる。これ
らの蛍光増白剤はハードコート層、支持体、バインダー
層、粘着層いずれに添加しても良く、1種または2種以
上を併用することができる。それらに対する添加量はハ
ードコート層、支持体、粘着層それぞれの厚さ、蛍光増
白剤の性質、紫外線吸収剤の有無、性質、添加量によっ
て変化するので一義的に定めることはできないが、当業
者はいくらかの試験をすることによって容易に決定する
ことができる。一般的には厚さ50ミクロンの粘着層で
あれば0.1〜30質量%、好ましくは4〜15質量%
で十分である。その配合量と、添加される材料の厚さは
ほぼ反比例すると考えて良い。例えば50ミクロンの粘
着層に式(1)の化合物は10質量%、式(2)の化合
物では4質量%添加することで410nm以下の光を実
質的にカットできる。また、ガラス飛散防止機能とはJ
IS A5759に規定されたものをいう。添付の図は
本発明の粘着フイルムをガラス板に貼り吸収スペクトル
を測定した結果を示すグラフで、本発明のものは市販品
のものと比べて長波長の410nmまでの光を吸収する
にも拘らず黄色味が少なく透明度が高いことを示してい
る。
【0062】以上のように、本発明では蛍光増白剤を何
れかの層に配合することで目的を達成することができる
が、蛍光増白剤あるいはハードコート層、支持体、バイ
ンダー層、粘着層の耐光性に不安がある場合、蛍光増白
剤のみでは短波長域が十分にカットしきれない場合には
紫外線吸収剤を併用することが望ましい。一般に紫外線
吸収剤は紫外線を吸収して熱に変換する性質を有する化
合物である。それらは、ベンゾトリアゾール系、ベンゾ
フェノン系、サリチル酸系、シアノアクリレート系に大
別されるが、周知のものから任意に選択することができ
る。ベンゾトリアゾール系の有効吸収波長は約270〜
380nmで、代表例としては2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’
−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オ
クトキシフェニル)ベンゾトリアゾール等を挙げること
ができる。
【0063】ベンゾフェノン系の有効吸収波長は約27
0〜380nmで、代表例としては2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフ
ェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−
5−スルホベンゾフェノン等を挙げることができる。
【0064】サリチル酸系の有効吸収波長は約290〜
330nmで、代表例としてはフェニルサリシレート、
p−t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフ
ェニルサリシレートなどを挙げることができる。
【0065】シアノアクリレート系の有効吸収波長は約
270〜350nmで、代表例としては2−エチルヘキ
シル−2−シアノ−3、3−ジフェニルアクリレート、
エチル−2−シアノ−3、3−ジフェニルアクリレート
等を挙げることができる。これらの紫外線吸収剤は1種
または2種以上を併用することができる。好適な添加量
はハードコート層、支持体、バインダー層、粘着層それ
ぞれの厚さ、蛍光増白剤の性質等によって変化するので
一義的に定めることはできないが、当業者はいくらかの
試験をすることによって容易に決定することができる。
一般的には、厚さ50ミクロンの粘着層であれば0.1
〜30質量%、好ましくは4〜15質量%で十分であ
る。その配合量と、添加される材料の厚さはほぼ反比例
すると考えて良い。上記成分をハードコート層、支持
体、粘着層、別途設けたバインダー層に添加混合する方
法は任意である。
【0066】なお、本発明の粘着フイルムは一般に透明
支持体、粘着層、離型紙、ハードコート層、バインダー
層等から構成されるが、これらの厚さは一般的に次のと
おりである。 透明支持体 :25〜100μ バインダー層 :10〜50 μ 粘着層 :10〜100μ 離型紙 :10〜50 μ ハードコート層:2 〜50 μ
【0067】
【実施例】次に、本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。ここで、透過率はフイルムをガラス板に貼り同じ
ガラス板をリファレンスとして島津製作所製紫外可視分
光光度計にて測定した。 [実施例1]下記組成の粘着剤100gにトルエン50
ml、メチルエチルケトン50mlを加え40℃にて溶
解した。この混合液をPETフイルム上〔東レ(株)製
商品名、ルミラー、膜厚25μm、可視光透過率95
%〕上に、リバースコーターを用いて塗工し、65℃で
5分間の乾燥条件下で乾燥させ、膜厚50μmの粘着剤
層を形成した。次いで、剥離紙をその粘着剤層上に積層
し、本発明の紫外線吸収性透明粘着シートを調製した。 ・アクリル系樹脂〔大日本インキ工業(株)製、商品名アクリテック〕 85質量% ・式(1)で表される化合物 10質量% ・2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール (紫外線吸収剤) 5質量%
【0068】[実施例2]下記組成の粘着剤100gに
トルエン50ml、メチルエチルケトン50mlを加え
40℃にて溶解した。この混合液をPETフイルム〔東
レ(株)製商品名、ルミラー、膜厚25μm、可視光透
過率95%〕上に、リバースコーターを用いて塗工し、
65℃で5分間の乾燥条件下で乾燥させ、膜厚50μm
の粘着剤層を形成した。次いで、剥離紙をその粘着剤層
上に積層し、本発明の紫外線吸収性透明粘着シートを調
製した。 ・アクリル系樹脂〔大日本インキ工業(株)製、商品名アクリテック〕 88質量% ・式(4)で表される化合物 4質量% ・2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール 8質量%
【0069】[実施例3]下記の樹脂、UV吸収剤、蛍
光増白剤をトルエン50ml、メチルエチルケトン50
mlに加え40℃にて溶解した。 ・メタクリル酸メチル:スチレン=60:40質量%共重合体 17.6g ・2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール 1.2g ・蛍光増白剤 化合物例の式(13) 1.2g この混合液をPETフイルム上(東レ(株)製、商品
名、ルミラー、膜厚25μm、可視光透過率95%)上
に、リバースコーターを用いて塗工し、65℃で5分間
の乾燥条件下で乾燥させ、膜厚25μmのバインダー層
を形成した。
【0070】[実施例4]実施例3で得られたフイルム
のバインダー層上にアクリル系樹脂(大日本インキ工業
(株)製、商品名、アクリテック)100gをトルエン
50ml、メチルエチルケトン50mlに加え40℃に
て溶解した溶液をリバースコーターを用いて塗工し、6
5℃で5分間の乾燥条件下で乾燥させ、膜厚50μmの
粘着剤層を形成した。次いで、剥離紙をその粘着剤層上
に積層し、本発明の紫外線吸収性透明粘着シートを調製
した。
【0071】実施例1、実施例2で得られたフイルムを
ガラス板に貼り吸収スぺクトルを測定した。比較例とし
た市販製品、3M製ISCLARL (商品名),リンテック製
オプトロンクリア(商品名)よりも長波長である410
nmまでの光を吸収するにもかかわらず黄色味が無く透
明度の高い紫外線吸収フイルムを得る事ができた。(図
1参照)また実施例3、実施例4で得られたフイルムも
上記と同様の結果を示した。
【0072】
【発明の効果】本発明で得られた紫外線吸収フイルムは
黄色味が無く、透明度が高く、透過光に着色が無いため
一般住宅、工場、車などの窓ガラスに加え、商品を陳列
するショーウインドウやショウケースのガラス、自動販
売機のアクリルパネル、写真、蛍光灯をバックライトに
した写真(例えば富士写真フイルム(株)製品 Gカラ
ー)、インクジェットプリンターのカラー出力物、ポス
ターなどの屋外展示物、液晶表示ディスプレー等の退色
が懸念される製品に用いても物品固有の自然色を損なう
ことがない。また蛍光灯、白熱灯、ハロゲン電球、水銀
灯等の照明器具から発生する紫外線を外に漏らさないた
め飛来昆虫の誘因を阻止する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び2、市販品の紫外線の吸収スペク
トルを示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/353 C08K 5/353 C08L 101/00 C08L 101/00 (72)発明者 佐藤 忠久 神奈川県南足柄市中沼210番 富士写真フ イルム株式会社内 (72)発明者 山川 一義 神奈川県南足柄市中沼210番 富士写真フ イルム株式会社内 Fターム(参考) 4F071 AA33 AA46 AC12 AE05 AH03 BB06 BC01 4F100 AH02A AH02B AH02E AH02H AH03A AH03B AH03E AH03H AK25 AK42 AR00A AR00B AS00E BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C BA10D CA07A CA07B CA12A CA12B CA12E CC00D DG10C EJ91C GB07 GB41 JB08A JB08B JB08E JD09 JK10B JK10E JK12D JL13B JL14C JN01A JN13A JN13B JN13E JN13H YY00 YY00A YY00B YY00E 4J002 BB031 BB121 BB171 BC031 BC111 BD031 BD101 BE041 BF021 BG041 BG131 BL001 CF001 CF061 CG011 CK011 CL001 EE037 EH127 EL096 ET007 EU036 EU116 EU177 EU186 EU226 EV236 EV237 EV306 FD057 FD206 4J004 AA04 AA05 AA06 AA10 CA06 CC03 CE01 DA02 DA04 DB02 EA01 FA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体、粘着層、離型紙よりなり、
    透明支持体及び粘着層のいずれかが蛍光増白剤及び紫外
    線吸収剤を含有し、410nm以下の透過率が90%以
    下であることを特徴とする粘着フイルム。
  2. 【請求項2】 蛍光増白剤が410nm以下の透過率を
    90%以下とする紫外線吸収能がある場合には紫外線吸
    収剤を省略する請求項1に記載の粘着フイルム。
  3. 【請求項3】 透明支持体上にハードコート層を設けた
    請求項1又は2に記載の粘着フイルム。
  4. 【請求項4】 粘着層がガラス飛散防止機能を持つ請求
    項1〜3のいずれかに記載の粘着フイルム。
  5. 【請求項5】 透明支持体と粘着層の間にバインダー層
    を設けてなる請求項1〜4のいずれかに記載の粘着フイ
    ルム。
  6. 【請求項6】 バインダー層がガラス飛散防止機能を持
    つ請求項5に記載の粘着フイルム。
  7. 【請求項7】 透明支持体と粘着層の間にバインダー層
    を設け、バインダー層及び粘着層のいずれか、または両
    方に蛍光増白剤を含有し、410nm以下の透過率が9
    0%以下である事を特徴とする請求項5に記載の粘着フ
    イルム。
  8. 【請求項8】 蛍光増白剤のトルエンおよび、またはメ
    チルエチルケトンへの溶解度が10%以上である請求項
    1〜7のいずれかに記載の粘着フイルム。
  9. 【請求項9】 蛍光増白剤が下記一般式(I)で表され
    る請求項1〜8のいずれかに記載の粘着フイルム。 【化1】 (式中、R1 およびR4 は水素原子、アルキル基または
    アルコキシ基を表し、R 2 およびR3 はアルキル基を表
    す。[A]は置換アリールまたはエテニル基を表す。)
  10. 【請求項10】 粘着層および離型紙を有しない請求項
    1〜9のいずれかに記載の紫外線吸収フイルム。
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