JP2002052432A - 切替回路 - Google Patents

切替回路

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JP2002052432A JP2000241297A JP2000241297A JP2002052432A JP 2002052432 A JP2002052432 A JP 2002052432A JP 2000241297 A JP2000241297 A JP 2000241297A JP 2000241297 A JP2000241297 A JP 2000241297A JP 2002052432 A JP2002052432 A JP 2002052432A
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Takeshi Itatsu
武志 板津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁力でワークをチャックするヨークにおける
残留磁気を消磁するために使用する切替スイッチの構造
を簡素化し、装置の小型化と低コスト化を実現する。 【解決手段】 ヨークに磁力を発生させるコイル40
に、順方向電流と逆方向電流を交互に流し、しかも、そ
の流す電流量を低していくと、ヨークに残留磁気がなく
なるが、例えばスイッチSW1は、直流電源回路30の
正極端子(+)とコイル40の端子41との間をオン、
オフするだけなので、スイッチングスピードが要求され
ず、構造を簡素化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄製等の高透磁率
のワークを磁力でチャックする電磁チャックを有する研
削盤等において、その電磁チャックを形成するヨーク或
いはワークの残留磁気を消去する切替回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】平面研削盤は、図4のように、基台10
の上側に水平に担持されたテーブル11と、該テーブル
11の上面に移動可能に取り付けられた移動台12と、
移動台12に取り付けられた電磁チャック13とを備え
ている。電磁チャック13は、磁気で鉄製のワーク14
を固定するものであり、内蔵するコイルとヨークとを備
えている。ワーク14の表面を研削する砥石車15は、
基台10或いは地面から立設されたコラム16に昇降可
能に、かつ回転可能に取り付けられている。
【0003】このような平面研削盤では、コイルに直流
電流をしてヨークに磁力を発生させ、その磁力によって
ワーク14を電磁チャック13でチャックした上で稼動
し、移動台12を移動させ、回転する砥石車15でワー
ク14の表面を研削する。研削を終了した後には、コイ
ルに流れていた電流を停止し、ワーク14を電磁チャッ
ク13から外す。ところが、電磁チャック13における
十分なチャック力を維持するために、稼動中は、コイル
に例えば30アンペアの大電流を流している。これによ
り、電磁チャック13のヨーク或いはワーク14に残留
磁気が残り、ワーク14を電磁チャック13から外しに
くくなる。ワーク14を無理に外せば、ワーク14を傷
める虞もある。また、ワーク14が磁気を帯びること自
体も問題である。そこで、大きなワーク14の研削を行
う平面研削盤では、残留磁気を除去する回路構成を採用
している。
【0004】即ち、平面研削盤は、図5に示すように、
例えば200ボルトの交流電源21と、該電源21に対
して4個のダイオードがブリッジ接続されて形成された
整流器22と、コイル23と、サージ吸収用抵抗24
と、該抵抗24を活性化するリレー25と、図示しない
制御部とを備えている。コイル23は、前記ヨークに磁
気を発生させるものであり、整流器22の正極端子
(+)とコイル23の両端子23a,23bとの間に
は、スイッチSWaが設けられている。整流器22の負
極端子(−)とコイル23の両端子23a,23bとの
間には、スイッチSWbが設けられている。
【0005】スイッチSWaは、正極端子(+)をコイ
ル23の一方の端子23aまたは他方の端子23bを、
制御部の制御によって選択して接続するものである。ス
イッチSWbは、スイッチSWaと同期して動作し、コ
イル23の一方の端子23aと正極端子(+)とが接続
されたときには、コイル23の他方の端子23bを整流
器21の負極端子(−)に接続する。逆に、スイッチS
Wbは、コイル23の他方の端子23bと正極端子
(+)とが接続されたときには、コイル23の一方の端
子23aを整流器21の負極端子(−)に接続する。即
ち、スイッチSWa,SWbは、コイル23に対して整
流器22を正極性と逆極性に切り替えて接続する機能を
持っている。抵抗24とリレー25とは直列に接続され
てサージ吸収回路となり、コイル23の両端23a,2
3b間に並列に接続されている。
【0006】このような回路構成を持つ平面研削盤で
は、ワーク14に対する研削を行っているときには、コ
イル23の一方の端子23aを整流器22の正極端子
(+)に接続し、コイル23の他方の端子23bを整流
器22の負極端子(−)に接続して、コイル23に順方
向電流を流している。研削が終了した段階で、スイッチ
SWa及びスイッチSWbの接続を切り替え、コイル2
3の一方の端子23aを整流器22の負極極端子(−)
に接続し、他方の端子23bを正極端子(+)に接続し
て、図5のように、コイル23に逆方向電流(負の電
流)を流す。以下、スイッチSWa及びスイッチSWb
の接続を切り替え、コイル23に順方向電流と逆方向電
流を交互に流す。また、各順方向電流及び逆方向電流を
流す期間は、順次短縮している。このようすることで、
ワーク14或いはヨークに残留していた磁気が消去され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の平面
研削盤には、次のような課題があった。順方向電流と逆
方向電流とを交互に流すために、コイル23の端子23
a,23bを整流器22に交互に極性を変えて接続する
ことになる。このとき、コイル23には、鎖交磁束の変
化を妨げる方向の逆起電力が図6のように発生する。こ
の逆起電力は、サージの原因になるばかりでなく、それ
まで流していた電流と相まって、スイッチSWa及びS
Wbを切り替える際に発生するアークの原因にもなる。
アークに対抗し、スイッチSWa及びSWbの接点を守
るため、或いは大電流の通電を可能にするためには、各
スイッチSWa,SWbの接続状態における接触圧力を
高くする必要がある。そこで、従来では、スイッチSW
a,SWbを切り替えるリレーとして大容量のものを用
いていた。つまり、従来の平面研削盤においては、いわ
ば、A接点から別のA接点への切替が行われるため、リ
レーが大容量になる。しかも、接触圧力を保持するため
のトグル機構が必要になるので、このトグル機構に抗す
るように設けられたリレーがさらに大容量となる。
【0008】しかしながら、スイッチSWa,SWbに
トグル機構を持つスイッチを使用すると、該スイッチS
Wa,SWbの接続を切り替える際に、大きなパワーが
必要になる。そのため、スイッチSWa,SWbの接続
の切り替えを制御する制御部も大型化して、コストの低
減やスペース効率の向上が困難になるという課題があっ
た。
【0009】本発明は、かかる現状を鑑みてなされた発
明であり、小型化が可能でコスト低減を可能にする切替
回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、稼動中には、直流電源
回路の正極端子及び負極端子間に接続されたコイルに順
方向電流を流してヨークに磁力を発生させ、該磁力によ
って該ヨークにワークをチャックする装置に設けられ、
該稼動を終了した段階で、該ワーク或いはヨークに残留
した磁気を消去する切替回路において、次のような構成
にしている。
【0011】即ち、前記直流電源回路の正極端子と前記
コイルの第1の端子との間をオンまたはオフ状態に切り
替える第1のスイッチと、前記第1のスイッチとは相補
的に動作し、前記直流電源回路の正極端子と前記コイル
の第2の端子との間をオフまたはオン状態に切り替える
第2のスイッチと、前記第1のスイッチと同期して動作
し、前記直流電源回路の負極端子と前記コイルの第2の
端子との間をオンまたはオフ状態に切り替える第のスイ
ッチと、前記第3のスイッチとは相補的に動作し、前記
直流電源回路の負極端子と前記コイルの第1の端子との
間をオフまたはオン状態に切り替える第4のスイッチ
と、前記装置が稼動を終了した段階で、前記第1から第
4のスイッチの前記切り替えを制御し、前記コイルに逆
方向電流と前記順方向電流とを交互に流し、かつこれら
の逆方向電流及び順方向電流を流す各期間における該コ
イルに流れる電流量を順次減少させる制御部とを、備え
たことを要旨とする。
【0012】このような構成を採用したことにより、第
1〜第4のスイッチの切り替えにより、コイルに逆方向
電流と順方向電流とが交互に流れて消磁が行われる。こ
こで、第1のスイッチは、それまでオン状態であった正
極端子とコイルの第1の端子との間をオフ状態に切り替
えるだけであり、第2のスイッチは、それまでオン状態
であった正極端子とコイルの第2の端子との間をオフ状
態に切り替えるだけであり、第3のスイッチは、それま
でオン状態であった負極端子とコイルの第2の端子との
間をオフ状態に切り替えるだけであり、第4のスイッチ
は、それまでオン状態であった負極端子とコイルの第1
の端子との間をオフ状態に切り替えるだけである。よっ
て、第1〜第4のスイッチを切り替えるパワーが従来ほ
ど必要ではなくなる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
切替回路において、前記制御部は、前記逆方向電流及び
順方向電流を交互に流す各期間の長さを順次減少させる
ことにより、前記電流量を減少させる構成にしたことを
要旨とする。このような構成を採用したことにより、逆
方向電流及び順方向電流を交互に流す各期間の長さを順
次減少させと、電流量が減少し、ヨークに残る磁力が順
次弱くなる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
切替回路において、前記制御部は、前記逆方向電流及び
前記順方向電流を交互に流す各期間における前記コイル
に流れる電流の瞬時値を順次減少させることにより、前
記電流量を減少させる構成にしたことを要旨とする。こ
のような構成を採用したことにより、コイルに流れる電
流の瞬時値が順次減少して電流量が減少する。よって、
ヨークに残る磁力が順次弱くなる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の切替回路において、前記コイルに流す
電流を切り替える際に発生するサージを吸収するサージ
吸収回路を設けたことを要旨とする。このような構成を
採用したことにより、第1〜第4のスイッチの切り替え
を行うことで発生するサージがサージ吸収回路で吸収さ
れる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の切替回路において、前記サージ吸収回路は、少なくと
も前記サージ吸収の終了タイミングを調整可能にしてい
る。このような構成を採用したことにより、サージの大
きさは、コイルのインダクタンスに依存するが、例えば
サージが大きければ、サージ吸収を終了するタイミング
を後に遅らせることにより、完全にサージを吸収でき
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載の切替回路において、前記直流電源回路
は、交流電源から与えられた交流電圧を直流電圧に変換
して前記正極端子及び負極端子から出力する整流器を含
むことを要旨とする。このような構成を採用したことに
より、例えば商用の交流電源が発生する交流電圧を整流
器が直流電圧に変換して出力する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した切替回
路の一実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
【0019】図1に示す切替回路は、例えば図3のよう
な平面研削盤に回路として組み込まれる。切替回路は、
直流電源回路30とコイル40とサージ吸収回路50と
制御部60とを備えている。
【0020】直流電源回路30は、例えば200ボルト
の交流電源31と、該電源31に接続された整流器32
とで構成され、正極端子(+)及び負極端子(−)から
整流した電圧を出力するようになっている。サージ吸収
回路50は、直列接続された抵抗51とリレー52とで
構成され、コイル40の第1の端子41及び第2の端子
42の間に並列に接続されている。コイル40は、ヨー
クを磁化するために、図3中の電磁チャック13に組み
込まれている。
【0021】電源回路30の正極端子(+)及び負極端
子(−)と、コイル40の端子41,42との間には、
第1のスイッチSW1、第2のスイッチSW2、第3の
スイッチSW3及び第4のスイッチSW4が設けられて
いる。スイッチSW1は、正極端子(+)とコイル40
の端子41との間をオンまたはオフ状態に切り替えるも
のである。スイッチSW2は、正極端子(+)とコイル
40の端子42との間をオフまたはオン状態に切り替え
るものである。スイッチSW3は、負極端子(−)とコ
イル40の端子42との間をオンまたはオフ状態に切り
替えるものである。スイッチSW4は、負極端子(−)
とコイル40の端子41との間をオフまたはオン状態に
切り替えるものである。制御部60は、電源31からの
電源供給を受け、スイッチSW1〜SW4の切り替えタ
イミングを制御する制御信号Sswと、リレー52をオ
ン状態にする制御信号Scとを出力する機能を有してい
る。
【0022】このような切替回路を持つ平面研削盤で
は、稼動により、図3のワーク14に対する研削を行う
ときには、コイル40の一方の端子41aをスイッチS
W1で直流電源回路30の正極端子(+)に接続し、コ
イル40の他方の端子42をスイッチSW3で負極端子
(−)に接続して、コイル40に例えば30アンペアの
順方向電流を流している。この稼動中は、制御部60か
らの制御信号Sswにより、スイッチSW2が、端子4
2と正極端子(+)の間をオフ状態にしている。スイッ
チSW4は、端子41と負極端子(−)との間をオフ状
態にしている。また、リレー52は、制御部60からの
制御信号Scにより、オフ状態になっている。
【0023】研削が終了した後、図2に示す消磁動作を
開始する。制御部60は、制御信号Sswにより、スイ
ッチSW1〜SW4の接続状態を変更する。即ち、端子
41aをスイッチSW4により直流電源回路30の負極
端子(−)に接続し、コイル40の他方の端子42をス
イッチSW2により、正極端子(+)に接続する。そし
て、スイッチSW1によって、端子41と正極端子
(+)の間をオフ状態にし、スイッチSW3により、端
子42と負極端子(−)との間をオフ状態する。制御部
60は、このスイッチSW1〜SW4の接続状態を切り
替える際には、リレー52をオン状態にする制御信号S
cを出力する。
【0024】スイッチSW1〜SW4の接続状態を切り
替えることにより、コイル40には逆方向電流が流れ、
ヨークにそれまでとは逆の磁力が発生する。また、リレ
ー52をオン状態にすることにより、スイッチSW1〜
SW4の接続状態の切り替えで発生するサージが、抵抗
51に流れて吸収される。
【0025】以下、スイッチSW1〜SW4の接続状態
を切り替え、かつ、該切り替えタイミングに合わせてリ
レー52をオン状態にすると、コイル40に順方向電流
と逆方向電流が交互に流れる。また、各順方向電流及び
逆方向電流を流す期間は、順次短くする。このようにす
ることで、ワーク14或いはヨークに残留していた磁気
が消去される。
【0026】以上のように、本実施形態の切替回路によ
れば、以下のような特徴を得ることができる。 ・コイル40を直流電源回路30の正極端子(+)及び
負極端子(−)間に極性を変えて接続するスイッチをス
イッチSW1〜SW4で構成したので、図5の従来例と
は異なり、1つの例えばスイッチSWaでコイル23の
端子23aに接続されていた正極端子(+)を端子23
bに高速に接続しなおす必要がない。コイル40の接続
における切り替え速度は、制御信号Sswの与え方で決
まる。つまり、各スイッチSW1〜SW4にはトグル機
構が不要になり、制御部60の小型化と低コスト化が可
能になる。
【0027】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ○制御部60は、逆方向電流及び順方向電流を交互に流
す各期間の長さを順次減少させることにより、コイル4
0に流れるトータルの電流量を減少させる構成にした
が、各期間におけるコイルに流れる電流の瞬時値を順次
減少させるようにしても、上記実施形態と同様の効果が
得られる。
【0028】○上記実施形態では、平面研削盤に組み込
まれた切替回路の例を説明したが、平面研削盤以外で
も、電磁チャックで鉄製のワークをチャックする装置す
べてについて適用可能である。
【0029】○直流電源海路30は、交流電源31と整
流器32とで構成したが、電源として直流送電された電
力を使用するような場合には、整流器32は不要であ
る。 ○小型で低電圧で使用可能な装置では、前記サージによ
る弊害がないときには、サージ吸収回路50は用いなく
てもよい。
【0030】○整流器32は、全波整流タイプの整流器
でもよいし、半波整流タイプの整流器でもよい。 ○図1中のスイッチSW1〜SW4及びリレー52は、
半導体装置のスイッチング素子等に置換することができ
る。例えば、図3のように、Pチャネル形電界効果トラ
ンジスタ及びNチャネル形電界効果トランジスタ等で構
成することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、正極端子と第1の端子との間をオンまたはオフ状態
に切り替える第1のスイッチと、正極端子と第2の端子
との間をオフまたはオン状態に切り替える第2のスイッ
チと、負極端子と第2の端子との間をオンまたはオフ状
態に切り替える第3のスイッチと、負極端子とコイルの
第1の端子との間をオフまたはオン状態に切り替える第
4のスイッチとを備え、第1から第4のスイッチの切り
替えを制御してコイルに逆方向電流と順方向電流とを交
互に流す構成にしている。これにより、各第1〜第4の
スイッチの構造を簡素化でき、装置の小型化と低コスト
化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す切替回路の回路図。
【図2】 図1の切替回路の動作を示すタイムチャー
ト。
【図3】 図1の変形例を示す切替回路の回路図。
【図4】 平面研削盤を示す正面図。
【図5】 従来の切替回路を示す回路図。
【図6】 図5の切替回路の動作を示すタイムチャー
ト。
【符号の説明】
13…ワーク、14…ワーク、30…直流電源回路、3
1…交流電源、32…整流器、40…コイル、41…第
1の端子、42…第2の端子、50…サージ吸収回路、
60…制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼動中には、直流電源回路の正極端子及
    び負極端子間に第1の端子及び第2の端子が接続された
    コイルに順方向電流を流してヨークに磁力を発生させ、
    該磁力によって該ヨークにワークをチャックする装置に
    設けられ、該稼動を終了した段階で、該ワーク或いはヨ
    ークに残留した磁気を消去する切替回路において、 前記直流電源回路の正極端子と前記コイルの第1の端子
    との間をオンまたはオフ状態に切り替える第1のスイッ
    チと、 前記第1のスイッチとは相補的に動作し、前記直流電源
    回路の正極端子と前記コイルの第2の端子との間をオフ
    またはオン状態に切り替える第2のスイッチと、 前記第1のスイッチと同期して動作し、前記直流電源回
    路の負極端子と前記コイルの第2の端子との間をオンま
    たはオフ状態に切り替える第3のスイッチと、 前記第3のスイッチとは相補的に動作し、前記直流電源
    回路の負極端子と前記コイルの第1の端子との間をオフ
    またはオン状態に切り替える第4のスイッチと、 前記装置が稼動を終了した段階で、前記第1から第4の
    スイッチの前記切り替えを制御し、前記コイルに逆方向
    電流と前記順方向電流とを交互に流し、かつこれらの逆
    方向電流及び順方向電流を流す各期間における該コイル
    に流れる電流量を順次減少させる制御部とを備えたこと
    を特徴とする切替回路。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記逆方向電流及び前記
    順方向電流を交互に流す各期間の長さを順次減少させる
    ことにより、前記電流量を減少させる構成にしたことを
    特徴とする請求項1記載の切替回路。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記逆方向電流及び前記
    順方向電流を交互に流す各期間における前記コイルに流
    れる電流の瞬時値を順次減少させることにより、前記電
    流量を減少させる構成にしたことを特徴とする請求項1
    記載の切替回路。
  4. 【請求項4】 前記コイルに流す電流を切り替える際に
    発生するサージを吸収するサージ吸収回路を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の切替回
    路。
  5. 【請求項5】 前記サージ吸収回路は、少なくともサー
    ジ吸収の終了のタイミングを調整可能にしたことを特徴
    とする請求項4に記載の切替回路。
  6. 【請求項6】 前記直流電源回路は、交流電源から与え
    られた交流電圧を直流電圧に変換して前記正極端子及び
    負極端子から出力する整流器を含むことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の切替回路。
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