JP3102383B2 - アーク溶接装置 - Google Patents
アーク溶接装置Info
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- JP3102383B2 JP3102383B2 JP09212816A JP21281697A JP3102383B2 JP 3102383 B2 JP3102383 B2 JP 3102383B2 JP 09212816 A JP09212816 A JP 09212816A JP 21281697 A JP21281697 A JP 21281697A JP 3102383 B2 JP3102383 B2 JP 3102383B2
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- tap
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/10—Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
- B23K9/1006—Power supply
- B23K9/1043—Power supply characterised by the electric circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は１台のアーク溶接装
置での高低２種類の無負荷電圧を持つ出力特性を選択的
に切換えられるようにしたアーク溶接装置に関するもの
であって、特に低い無負荷電圧でよいＣＯ２溶接やＭＩ
Ｇ溶接やＴＩＧ溶接と、高い無負荷電圧を必要とする手
溶接を選択的に切換える構成にしたアーク溶接装置に関
するものである。
置での高低２種類の無負荷電圧を持つ出力特性を選択的
に切換えられるようにしたアーク溶接装置に関するもの
であって、特に低い無負荷電圧でよいＣＯ２溶接やＭＩ
Ｇ溶接やＴＩＧ溶接と、高い無負荷電圧を必要とする手
溶接を選択的に切換える構成にしたアーク溶接装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のアーク溶接装置図を図２に沿って
説明する。
説明する。
【０００３】図２において、１は溶接用変圧器、２は出
力電流を制御する第１サイリスタ、３は第２サイリス
タ、Ｓ１はＣＯ２溶接と手溶接のいずれかの溶接法を選
択する溶接法切換スイッチ、６は第１・第２サイリスタ
の位相を制御する制御回路、７は溶接電流を平滑するリ
アクトル、８は手溶接の電極棒（通電部）９を掴むため
の手溶接用のホルダ、１０はＣＯ２溶接用トーチ、１１
は溶接用母材（ワーク）である。
力電流を制御する第１サイリスタ、３は第２サイリス
タ、Ｓ１はＣＯ２溶接と手溶接のいずれかの溶接法を選
択する溶接法切換スイッチ、６は第１・第２サイリスタ
の位相を制御する制御回路、７は溶接電流を平滑するリ
アクトル、８は手溶接の電極棒（通電部）９を掴むため
の手溶接用のホルダ、１０はＣＯ２溶接用トーチ、１１
は溶接用母材（ワーク）である。
【０００４】本従来例でＣＯ２アーク溶接を行うときに
は、溶接用変圧器１の２次側巻線に設けたタップ１ａ、
１ｃに第１サイリスタ２と第２サイリスタ３のアノード
側が溶接法切換スイッチＳ１により接続され、第１サイ
リスタ２と第２サイリスタ３のカソード側はＣＯ２溶接
用トーチ１０に溶接法切換スイッチＳ１で接続され、溶
接用変圧器２の中性点は溶接電流を平滑するリアクトル
７を介してワーク１１に接続されていた。
は、溶接用変圧器１の２次側巻線に設けたタップ１ａ、
１ｃに第１サイリスタ２と第２サイリスタ３のアノード
側が溶接法切換スイッチＳ１により接続され、第１サイ
リスタ２と第２サイリスタ３のカソード側はＣＯ２溶接
用トーチ１０に溶接法切換スイッチＳ１で接続され、溶
接用変圧器２の中性点は溶接電流を平滑するリアクトル
７を介してワーク１１に接続されていた。
【０００５】また、手溶接を行うときには、溶接用変圧
器１の高圧側に設けたタップ１ｂ、１ｄに第１サイリス
タ２と第２サイリスタ３のアノード側が溶接法切換スイ
ッチＳ１により接続され、第１サイリスタ２と第２サイ
リスタ３のカソード側は溶接法切換スイッチＳ１にて手
溶接用ホルダ８の通電部９に接続されるようにしてい
た。
器１の高圧側に設けたタップ１ｂ、１ｄに第１サイリス
タ２と第２サイリスタ３のアノード側が溶接法切換スイ
ッチＳ１により接続され、第１サイリスタ２と第２サイ
リスタ３のカソード側は溶接法切換スイッチＳ１にて手
溶接用ホルダ８の通電部９に接続されるようにしてい
た。
【０００６】一般に溶接法によって必要とされる出力特
性は異なり、ＣＯ２アーク溶接では低い電圧で高い電流
の延びの出力特性が要求され、一方手溶接ではＣＯ２ア
ーク溶接より高い電圧が要求されるが高い電流の延びは
必要としない。従来のアーク溶接装置では、この溶接法
によって異なる出力特性を１台の溶接装置で得るため
に、３極双投の溶接法切換スイッチＳ１を用いて、溶接
用変圧器１の２次側巻線に設けたタップ１ａ、１ｂ、１
ｃ、１ｄの内１組を第１サイリスタ２または第２サイリ
スタ３のアノードに接続するようにしたものである。
性は異なり、ＣＯ２アーク溶接では低い電圧で高い電流
の延びの出力特性が要求され、一方手溶接ではＣＯ２ア
ーク溶接より高い電圧が要求されるが高い電流の延びは
必要としない。従来のアーク溶接装置では、この溶接法
によって異なる出力特性を１台の溶接装置で得るため
に、３極双投の溶接法切換スイッチＳ１を用いて、溶接
用変圧器１の２次側巻線に設けたタップ１ａ、１ｂ、１
ｃ、１ｄの内１組を第１サイリスタ２または第２サイリ
スタ３のアノードに接続するようにしたものである。
【０００７】そして、溶接装置の出力をＣＯ２溶接用ト
ーチに接続するか手溶接用ホルダの通電部に接続するか
を、大形の３極双投の溶接法切換スイッチを用い、第１
・第２のサイリスタ２、３のカソード側を手溶接用ホル
ダ８の通電部またはＣＯ２溶接用トーチ１０のいずれか
に接続することによって行っていた。
ーチに接続するか手溶接用ホルダの通電部に接続するか
を、大形の３極双投の溶接法切換スイッチを用い、第１
・第２のサイリスタ２、３のカソード側を手溶接用ホル
ダ８の通電部またはＣＯ２溶接用トーチ１０のいずれか
に接続することによって行っていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のアーク溶接装置は大電流の開閉をするため、大形の３
極双投の溶接法切換スイッチを採用しなければならず、
この大形の３極双投の溶接法切換スイッチはアーク溶接
装置の材料費のかなりの部分を占め、その接点は大電流
を通電遮断するので消耗しやすく接点寿命の問題があっ
た。
のアーク溶接装置は大電流の開閉をするため、大形の３
極双投の溶接法切換スイッチを採用しなければならず、
この大形の３極双投の溶接法切換スイッチはアーク溶接
装置の材料費のかなりの部分を占め、その接点は大電流
を通電遮断するので消耗しやすく接点寿命の問題があっ
た。
【０００９】また、この大形の３極双投の溶接法切換ス
イッチは接点が機械的に完全に投入されるまで操作する
必要があった。
イッチは接点が機械的に完全に投入されるまで操作する
必要があった。
【００１０】本発明は前記従来例の課題を解決すること
を目的とするものである。
を目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第１手段は少なくとも３個以上のサイリス
タを用い、無接点で出力特性の切替を行い、ＣＯ２アー
ク溶接のときは、溶接用変圧器の２次側巻線の低電圧側
のタップに接続されたサイリスタが選択され、手溶接の
ときは、溶接用変圧器の２次側巻線の高電圧側に接続さ
れたサイリスタが選択されるようにしたものである。
に、本発明の第１手段は少なくとも３個以上のサイリス
タを用い、無接点で出力特性の切替を行い、ＣＯ２アー
ク溶接のときは、溶接用変圧器の２次側巻線の低電圧側
のタップに接続されたサイリスタが選択され、手溶接の
ときは、溶接用変圧器の２次側巻線の高電圧側に接続さ
れたサイリスタが選択されるようにしたものである。
【００１２】また、本発明の第２手段は、溶接装置の出
力をＣＯ２溶接用トーチに接続するか手溶接用ホルダの
通電部に接続するかの切換えを、このために、溶接用変
圧器の２次側巻線の総巻数（Ｎターン）の半分の巻数
（Ｎ／２ターン）のところに第１タップを設け、この第
１タップに手溶接用ホルダの通電部に接続し、２次側巻
線の巻始からＮ１ターンの半分の巻数（Ｎ１／２ター
ン）のところに第３タップを設け、前記第３タップにＣ
Ｏ２アーク溶接用トーチを接続し各溶接法で選択された
１組のサイリスタに接続される溶接用変圧器の２次側巻
線の中性点に手溶接用ホルダの通電部またはＣＯ２溶接
用トーチを接続している。
力をＣＯ２溶接用トーチに接続するか手溶接用ホルダの
通電部に接続するかの切換えを、このために、溶接用変
圧器の２次側巻線の総巻数（Ｎターン）の半分の巻数
（Ｎ／２ターン）のところに第１タップを設け、この第
１タップに手溶接用ホルダの通電部に接続し、２次側巻
線の巻始からＮ１ターンの半分の巻数（Ｎ１／２ター
ン）のところに第３タップを設け、前記第３タップにＣ
Ｏ２アーク溶接用トーチを接続し各溶接法で選択された
１組のサイリスタに接続される溶接用変圧器の２次側巻
線の中性点に手溶接用ホルダの通電部またはＣＯ２溶接
用トーチを接続している。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の第１手段は、ＣＯ２溶接
を行うときは、溶接用変圧器の２次側巻線の低電圧側の
タップに接続されたサイリスタがゲート信号切換回路に
て選択され、手溶接を行うときは、前記溶接用変圧器の
高電圧側のタップに接続されサイリスタがゲート信号切
換回路にて選択されるようにしているので、低電圧側の
タップに接続されたサイリスタと高電圧側のタップに接
続されたサイリスタを各溶接法によって使分けることが
できる。
を行うときは、溶接用変圧器の２次側巻線の低電圧側の
タップに接続されたサイリスタがゲート信号切換回路に
て選択され、手溶接を行うときは、前記溶接用変圧器の
高電圧側のタップに接続されサイリスタがゲート信号切
換回路にて選択されるようにしているので、低電圧側の
タップに接続されたサイリスタと高電圧側のタップに接
続されたサイリスタを各溶接法によって使分けることが
できる。
【００１４】本発明の第２手段は、手溶接またはＣＯ２
溶接の各溶接法に使用される溶接用ホルダの通電部や溶
接用トーチをアーク溶接装置に接続したままで、各溶接
法に適した出力電流を選択的に供給することを可能にし
ている。
溶接の各溶接法に使用される溶接用ホルダの通電部や溶
接用トーチをアーク溶接装置に接続したままで、各溶接
法に適した出力電流を選択的に供給することを可能にし
ている。
【００１５】以下、本発明の実施の形態につき、図１に
沿って説明する。図１において、１ないし３、６ないし
１１は従来例と同じであるので、説明を省略する。本発
明が従来例と異なるところは、第３サイリスタ４を用い
ていること、従来例の溶接法切換スイッチＳ１の代わり
にゲート信号切換回路５を用いていることである。ま
た、溶接用変圧器１の２次側巻線の総巻数Ｎターンの半
分の巻数のところ（Ｎ／２ターン）に第１タップを設
け、この第１タップを手溶接用ホルダの通電部に接続
し、２次側巻線の巻始からＮ１ターンの半分の巻数のと
ころ（Ｎ１／２ターン）に第３タップを設け、この第３
タップをＣＯ２溶接のための溶接用トーチ１０に接続
し、２次側巻線の巻始からＮ１ターンの巻数のところに
第２タップを設け、この第２タップに第２サイリスタ３
を接続している。溶接用変圧器の２次側巻線の始端に第
１サイリスタ２を、終端に第３サイリスタ４を接続して
いる。
沿って説明する。図１において、１ないし３、６ないし
１１は従来例と同じであるので、説明を省略する。本発
明が従来例と異なるところは、第３サイリスタ４を用い
ていること、従来例の溶接法切換スイッチＳ１の代わり
にゲート信号切換回路５を用いていることである。ま
た、溶接用変圧器１の２次側巻線の総巻数Ｎターンの半
分の巻数のところ（Ｎ／２ターン）に第１タップを設
け、この第１タップを手溶接用ホルダの通電部に接続
し、２次側巻線の巻始からＮ１ターンの半分の巻数のと
ころ（Ｎ１／２ターン）に第３タップを設け、この第３
タップをＣＯ２溶接のための溶接用トーチ１０に接続
し、２次側巻線の巻始からＮ１ターンの巻数のところに
第２タップを設け、この第２タップに第２サイリスタ３
を接続している。溶接用変圧器の２次側巻線の始端に第
１サイリスタ２を、終端に第３サイリスタ４を接続して
いる。
【００１６】そして、手溶接を行うときは、溶接用変圧
器の２次側巻線の両端の第１サイリスタ２と第３サイリ
スタ４をゲート信号切換回路５にて選択するようにして
いる。このとき溶接用変圧器１は第１タップを中性点に
して２次側巻線の全ての巻線が使用されることになる。
器の２次側巻線の両端の第１サイリスタ２と第３サイリ
スタ４をゲート信号切換回路５にて選択するようにして
いる。このとき溶接用変圧器１は第１タップを中性点に
して２次側巻線の全ての巻線が使用されることになる。
【００１７】ＣＯ２アーク溶接を行うときは、巻始側の
第１サイリスタ２と巻始からＮ１ターンのところのタッ
プに接続された第２サイリスタ３を選択するようにして
いる。ＣＯ２アーク溶接を行うときは、溶接用変圧器は
２次側巻線の巻始からＮ１ターンのみが使用されること
になり、巻数のＮ１ターンは２次側巻線の総巻数Ｎター
ンよりも少ないので溶接用変圧器の２次側に現れる電圧
は、手溶接を行うときに比して低くなる。
第１サイリスタ２と巻始からＮ１ターンのところのタッ
プに接続された第２サイリスタ３を選択するようにして
いる。ＣＯ２アーク溶接を行うときは、溶接用変圧器は
２次側巻線の巻始からＮ１ターンのみが使用されること
になり、巻数のＮ１ターンは２次側巻線の総巻数Ｎター
ンよりも少ないので溶接用変圧器の２次側に現れる電圧
は、手溶接を行うときに比して低くなる。
【００１８】このように本実施の形態のアーク溶接装置
では、各溶接法によって異なる出力特性の切換えを、溶
接用変圧器の２次側に現れる電圧をゲート信号切換回路
５にて使用する複数のサイリスタを切換えることによっ
て可能にしている。
では、各溶接法によって異なる出力特性の切換えを、溶
接用変圧器の２次側に現れる電圧をゲート信号切換回路
５にて使用する複数のサイリスタを切換えることによっ
て可能にしている。
【００１９】そして、溶接電源出力を手溶接用ホルダ８
の通電部９またはＣＯ２溶接用トーチ１０のいづれかに
接続するかの切換えは、溶接用変圧器１の２次側巻線に
設けたタップに接続するサイリスタ３、４のいずれかを
選択することにより、従来例のような大形の溶接法切換
スイッチＳ１を用いないで済む。
の通電部９またはＣＯ２溶接用トーチ１０のいづれかに
接続するかの切換えは、溶接用変圧器１の２次側巻線に
設けたタップに接続するサイリスタ３、４のいずれかを
選択することにより、従来例のような大形の溶接法切換
スイッチＳ１を用いないで済む。
【００２０】本実施の形態で手溶接を行うときは、溶接
用変圧器１の２次側巻数の総巻数の両端に第１サイリス
タ２と第３サイリスタ４が使用され、総巻数の半分の巻
数の第１タップを手溶接用ホルダ８の通電部９に接続し
ており、ＣＯ２アーク溶接を行うときは、Ｎ１ターンの
巻数のところに接続している第２サイリスタ３と巻始側
に接続されている第１サイリスタ２が使用され、巻始か
らＮ１ターンの半分の巻数の第３タップにＣＯ２溶接用
トーチ１０を接続している。
用変圧器１の２次側巻数の総巻数の両端に第１サイリス
タ２と第３サイリスタ４が使用され、総巻数の半分の巻
数の第１タップを手溶接用ホルダ８の通電部９に接続し
ており、ＣＯ２アーク溶接を行うときは、Ｎ１ターンの
巻数のところに接続している第２サイリスタ３と巻始側
に接続されている第１サイリスタ２が使用され、巻始か
らＮ１ターンの半分の巻数の第３タップにＣＯ２溶接用
トーチ１０を接続している。
【００２１】つまり、各溶接法によって選択されるサイ
リスタ３、４によって電流の流れる溶接用変圧器１の２
次側巻線の中性点に直接ＣＯ２溶接用トーチ１０および
手溶接用ホルダ８の通電部９を接続しているため、ＣＯ
２溶接用トーチ１０にＣＯ２アーク溶接に適した無負荷
電圧の低い特性の出力が、手溶接用ホルダ８の通電部９
には手溶接に適した無負荷電圧の高い出力がそれぞれ出
力されるものである。
リスタ３、４によって電流の流れる溶接用変圧器１の２
次側巻線の中性点に直接ＣＯ２溶接用トーチ１０および
手溶接用ホルダ８の通電部９を接続しているため、ＣＯ
２溶接用トーチ１０にＣＯ２アーク溶接に適した無負荷
電圧の低い特性の出力が、手溶接用ホルダ８の通電部９
には手溶接に適した無負荷電圧の高い出力がそれぞれ出
力されるものである。
【００２２】このように、溶接用変圧器の２次側出力の
切換えを大形スイッチを用いないで行っているので、本
実施の形態のアーク溶接装置の回路は大幅に簡単とな
り、コスト削減が可能となる。
切換えを大形スイッチを用いないで行っているので、本
実施の形態のアーク溶接装置の回路は大幅に簡単とな
り、コスト削減が可能となる。
【００２３】なお、本実施の形態ではＣＯ２溶接と手溶
接兼用のアーク溶接装置について説明したが、ＣＯ２ア
ーク溶接の代わりにＭＩＧ溶接やＴＩＧ溶接兼用のアー
ク溶接装置でも同様であり、これらの無負荷電圧の低い
出力特性を必要とする溶接と、手溶接の無負荷電圧の高
い出力特性を必要とする溶接を１台のアーク溶接装置で
可能にしたものである。
接兼用のアーク溶接装置について説明したが、ＣＯ２ア
ーク溶接の代わりにＭＩＧ溶接やＴＩＧ溶接兼用のアー
ク溶接装置でも同様であり、これらの無負荷電圧の低い
出力特性を必要とする溶接と、手溶接の無負荷電圧の高
い出力特性を必要とする溶接を１台のアーク溶接装置で
可能にしたものである。
【００２４】
【発明の効果】本発明の第１手段は、大形の３極双投の
切換えスイッチを使用しないので、材料費が安く、回路
が簡単になり、組立てに要する工数も少なくて済み、製
造コストが安くなることや無接点で大電流の流れるサイ
リスタ回路をゲート信号切換回路により切換えることに
より、接点消耗を気にしないで済み、アーク溶接装置の
製品寿命が延び信頼性が向上することやスイッチの不完
全投入による接点焼損がなく、操作が容易であることや
ゲート信号切換回路には小形の小電流開閉用のトグルス
イッチまたは押しボタンスイッチでよく操作が簡単にな
る効果を有する。
切換えスイッチを使用しないので、材料費が安く、回路
が簡単になり、組立てに要する工数も少なくて済み、製
造コストが安くなることや無接点で大電流の流れるサイ
リスタ回路をゲート信号切換回路により切換えることに
より、接点消耗を気にしないで済み、アーク溶接装置の
製品寿命が延び信頼性が向上することやスイッチの不完
全投入による接点焼損がなく、操作が容易であることや
ゲート信号切換回路には小形の小電流開閉用のトグルス
イッチまたは押しボタンスイッチでよく操作が簡単にな
る効果を有する。
【００２５】また、本発明の第２手段は、溶接機の出力
側を開閉するスイッチをなくすことができることや大形
の特殊なスイッチを使う必要が無く、アーク溶接装置の
材料費が安くなる効果を有する。
側を開閉するスイッチをなくすことができることや大形
の特殊なスイッチを使う必要が無く、アーク溶接装置の
材料費が安くなる効果を有する。
【図１】本発明の実施の形態におけるアーク溶接装置の
ブロック図
ブロック図
【図２】従来例におけるアーク溶接装置のブロック図
１ 溶接用変圧器 ２ 第１のサイリスタ ３ 第２のサイリスタ ４ 第３のサイリスタ ５ ゲート信号切換回路 ６ 制御回路 ７ リアクトル ８ 手溶接用のホルダ ９ 電極棒（通電部） １０ 溶接用トーチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−286669（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−135646（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−210970（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−80373（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−20961（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−18764（ＪＰ，Ｕ) 実公 平３−49806（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭62−29183（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B23K 9/10
Claims (3)
- 【請求項１】 溶接用変圧器の２次側巻線に接続された
手溶接用ホルダとＣＯ２溶接やＭＩＧ溶接やＴＩＧ溶接
のための溶接用トーチと、前記溶接用変圧器の２次側巻
線に接続された出力電流を制御する３個以上のサイリス
タと、前記サイリスタの電流制御を行う制御回路と、前
記制御回路から複数のサイリスタに送るゲート信号を選
択的に切換えるゲート信号切換回路と、出力電流を平滑
するリアクトルを具備し、前記サイリスタの制御回路の
信号により、前記溶接用変圧器で降圧した電圧を、前記
サイリスタを用いて制御し、前記リアクトルを介してア
ーク溶接装置の出力に供給するアーク溶接装置であっ
て、ＣＯ２溶接を行うときは、前記溶接用変圧器の２次
側巻線の低電圧側のタップに接続されたサイリスタが動
作するように、前記ゲート信号切換回路にて選択的に接
続され、手溶接を行うときは、前記溶接用変圧器の２次
側巻線の高電圧側のタップに接続されたサイリスタが動
作するように、前記ゲート信号切換回路にて選択的に接
続されるようにしたアーク溶接装置。 - 【請求項２】複数用変圧器の２次側巻線の始端に第１サ
イリスタを、終端に第３サイリスタを接続し、２次側巻
線の巻始からＮ１ターンのところに第２タップを設け、
前記第２タップに第２サイリスタを接続し、ＣＯ２溶接
を行うときは、前記第１サイリスタと第２サイリスタ
を、手溶接を行うときは、前記第１サイリスタと第３サ
イリスタを動作させるように、前記ゲート信号切換回路
にて選択するようにした請求項１記載のアーク溶接装
置。 - 【請求項３】溶接用変圧器の２次側巻線の総巻数（Ｎタ
ーン）の半分の巻数（Ｎ／２ターン）のところに第１タ
ップを設け、前記第１タップを手溶接用ホルダの通電部
に接続し、前記２次側巻線の巻始からＮターンより少な
いＮ１ターンの半分の巻数（Ｎ１／２ターン）のところ
に第３タップを設け、前記第３タップにＣＯ２溶接のた
めの溶接用トーチを接続し、手溶接またはＣＯ２溶接の
溶接法で選択された１組のサイリスタに接続される請求
項１記載のアーク溶接装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09212816A JP3102383B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | アーク溶接装置 |
| CA002244304A CA2244304C (en) | 1997-08-07 | 1998-07-29 | Arc welding apparatus |
| US09/129,430 US6028290A (en) | 1997-08-07 | 1998-08-05 | Arc welding apparatus |
| CN98116263A CN1064575C (zh) | 1997-08-07 | 1998-08-07 | 电弧焊机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09212816A JP3102383B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | アーク溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158009A JPH1158009A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3102383B2 true JP3102383B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16628841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09212816A Expired - Fee Related JP3102383B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | アーク溶接装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6028290A (ja) |
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