JP2002052146A - パチンコ機の音響構造 - Google Patents
パチンコ機の音響構造Info
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Abstract
ビリ付きを抑制できるパチンコ機の音響構造を得る。 【解決手段】 パチンコ機10では、パチンコ機10の
効果音がスピーカー16のコーン紙18からパチンコ機
10前方へ発振され、上皿24の聴音孔28を経て放出
される。ここで、上皿24の聴音孔28がコーン紙18
に対向すると共に効果音の発振方向に沿って設けられて
いるため、効果音が共鳴することがなく、効果音の音質
を向上させることができる。さらに、スピーカー16は
パチンコ機本体12に設けられているため、スピーカー
16が効果音を発振する際に上皿24が共振することを
抑制でき、これにより、上皿24のビリ付きを抑制する
ことができる。
Description
音を放出するパチンコ機の音響構造に関する。
パチンコ機本体を備えており、パチンコ機本体にはスピ
ーカーが固定されている。スピーカーの前面にはコーン
紙が設けられると共に、スピーカーの前面はパチンコ機
前方へ向けられており、パチンコ機の効果音がコーン紙
からパチンコ機前方へ発振される。また、パチンコ機本
体の前側には上皿が取り付けられており、パチンコ機か
ら払い出される遊技球がこの上皿に収容される。上皿の
内部は中空とされており、上皿は前壁と裏壁とを有して
いる。上皿はスピーカーの前面を被覆しており、上皿の
裏壁には、コーン紙に対向する開口部が形成されてい
る。さらに、上皿の前壁には、複数のスリットが形成さ
れており、パチンコ機の効果音がコーン紙から開口部、
上皿内の中空及び複数のスリットを経て放出される構成
である。
は、上皿前壁の複数のスリットが、スピーカーのコーン
紙に対向しておらず、スピーカーの効果音発振方向から
ずれた位置に配置されている。このため、コーン紙から
の効果音が上皿内で共鳴し、これにより、効果音の音質
が悪いという問題があった。
ために、上皿内にスピーカーを設置したパチンコ機があ
る。このようなパチンコ機では、上皿前壁に形成された
複数のスリットがスピーカーのコーン紙に対向した構成
とされている。
は、スピーカーが設置される上皿の強度が低いため、ス
ピーカーが効果音を発振する際に上皿が共振し、これに
より、上皿がビリ付くという問題があった。
は、上皿の強度を増大させる必要がある。ここで、上皿
の強度を増大させると、上皿の質量が増大してしまい、
したがって、パチンコ機本体への上皿の取付強度を増大
させるために、上皿取付部分周辺におけるパチンコ機本
体及び上皿の設計変更が必要になるという問題が生じ
る。
慮し、パチンコ機の効果音の音質を向上できると共に被
覆部材のビリ付きを抑制できるパチンコ機の音響構造を
得ることが目的である。
コ機の音響構造は、振動板が設けられた前面をパチンコ
機前方へ向けた状態でパチンコ機本体に設けられ、前記
パチンコ機の効果音を前記振動板から前記パチンコ機前
方へ発振するスピーカーと、前記パチンコ機本体の前側
に設けられ、前記スピーカーを被覆する被覆部材と、前
記振動板に対向しかつ前記効果音の発振方向に沿って前
記被覆部材に設けられ、被覆部材を貫通する聴音孔と、
を備えたことを特徴としている。
は、パチンコ機の効果音がスピーカーの振動板からパチ
ンコ機前方へ発振され、被覆部材の聴音孔を経て放出さ
れる。
向すると共に効果音の発振方向に沿って設けられてい
る。このため、効果音がダイレクトに放出されて共鳴す
ることがなく、これにより、効果音の音質を向上させる
(クリアにする)ことができる。
けられているため、スピーカーが効果音を発振する際に
被覆部材が共振することを抑制でき、これにより、被覆
部材のビリ付きを抑制することができる。したがって、
従来の如く被覆部材の強度を増大させる必要がなく、こ
れにより、パチンコ機本体への被覆部材設置部分周辺に
おけるパチンコ機本体及び被覆部材の設計変更を不要に
することができる。
は、請求項1に記載のパチンコ機の音響構造において、
筒状とされて前記スピーカーの前面または前記パチンコ
機本体に一体に設けられ、前記振動板の周囲を取り囲む
筒部を備え、かつ、前記筒部を前記聴音孔に嵌合したこ
とを特徴としている。
は、スピーカーの前面またはパチンコ機本体に一体に設
けられた筒部が聴音孔に嵌合されている。このため、被
覆部材を補強でき、これにより、スピーカーが効果音を
発振する際の被覆部材の共振を一層抑制して、被覆部材
のビリ付きを一層抑制することができる。
音響構造が適用されて構成された実施の形態に係るパチ
ンコ機10の前面下部が断面図にて示されており、図2
には、パチンコ機10の前面下部が斜視図にて示されて
いる。また、図4には、パチンコ機10が正面図にて示
されている。
ンコ機10は、パチンコ機本体12を備えている。パチ
ンコ機本体12の前面上部には遊技盤14が設けられて
おり、遊技盤14上に遊技球が放出されることで、パチ
ンコ機10の遊技が行われる。
12の前面下部(遊技盤14の下方)には、スピーカー
16が固定されている。スピーカー16は振動板として
のコーン紙18と箱状のスピーカーボックス20とを有
しており、コーン紙18はスピーカーボックス20(ス
ピーカー16)の前面に設けられている。スピーカー1
6の前面はパチンコ機10の前方に向けられており、こ
れにより、パチンコ機10の効果音がコーン紙18から
パチンコ機10の前方へ発振される。
6)の前面には、コーン紙18の周囲において円筒状の
筒部22が一体に設けられており、筒部22はコーン紙
18を取り囲んでいる。
4の下方)には、被覆部材としての上皿24が設けられ
ており、上皿24はスピーカー16を被覆している。上
皿24には、パチンコ機10から払い出される遊技球が
収容される。上皿24は、左端部においてパチンコ機本
体12に回動可能に支持されると共に右端部においてパ
チンコ機本体12に固定されており、これにより、上皿
24がパチンコ機本体12に取り付けられている。パチ
ンコ機本体12に対する上皿24の右端部における固定
を解除すると、上皿24は、パチンコ機本体12に対し
左端部を中心に展開(回動)可能とされている(図3参
照)。
24は、前壁24A(パチンコ機10前側の壁)と裏壁
24B(パチンコ機10後側の壁)とを有している。上
皿24内には上記コーン紙18に対応して収容筒26が
形成されており、収容筒26はパチンコ機本体12前後
方向に平行とされて前壁24Aと裏壁24Bとの間を架
け渡されている。収容筒26は円筒状とされて内部に聴
音孔28が形成されており、聴音孔28は前壁24A及
び裏壁24Bにおいて開口して、上皿24を貫通してい
る。聴音孔28は、コーン紙18に対向しすると共に、
スピーカー16の効果音発振方向に沿った状態とされて
いる。これにより、スピーカー16からの効果音が聴音
孔28を経て放出される。また、聴音孔28(収容筒2
6の内部)には、スピーカー16の筒部22が嵌合され
ている。
が設けられており、カバー30には多数の通音孔30A
が形成されている。これにより、カバー30によって聴
音孔28内に異物が侵入することが防止されると共に、
カバー30によって効果音の放出が阻害されることが多
数の通音孔30Aによって防止されている。
コ機10の効果音がスピーカー16のコーン紙18から
パチンコ機10前方へ発振され、上皿24の聴音孔28
を経て放出される。
紙18に対向すると共に効果音の発振方向に沿って設け
られている。このため、効果音がダイレクトに放出され
て共鳴することがなく、これにより、効果音の音質を向
上させる(クリアにする)ことができる。
12に設けられているため、スピーカー16が効果音を
発振する際に上皿24が共振することを抑制でき、これ
により、上皿24のビリ付きを抑制することができる。
したがって、従来の如く上皿の強度を増大させる必要が
なく、これにより、上皿24の質量を増大させることを
不要にして、パチンコ機本体12への上皿24設置部分
(上皿24の左端部や右端部)周辺におけるパチンコ機
本体12及び上皿24の設計変更を不要にすることがで
きる。
られた筒部22が聴音孔28に嵌合されているため、上
皿24を補強できる。これにより、スピーカー16が効
果音を発振する際の上皿24の共振を一層抑制して、上
皿24のビリ付きを一層抑制することができる。
の前面に筒部22を一体に設けた構成としたが、筒部を
パチンコ機本体に一体に設けた構成としてもよい。
面側にカバー30を設けた構成としたが、聴音孔の前面
側にカバーを設けない構成としてもよい。
では、被覆部材の聴音孔が振動板に対向すると共に効果
音の発振方向に沿って設けられているため、効果音がダ
イレクトに放出されて共鳴することがなく、これによ
り、効果音の音質を向上させることができる。
けられているため、スピーカーが効果音を発振する際に
被覆部材が共振することを抑制でき、これにより、被覆
部材のビリ付きを抑制することができる。
は、スピーカーの前面またはパチンコ機本体に一体に設
けられた筒部が聴音孔に嵌合されているため、被覆部材
を補強でき、これにより、被覆部材のビリ付きを一層抑
制することができる。
成された実施の形態に係るパチンコ機の前面下部を示す
断面図である。
面下部を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 振動板が設けられた前面をパチンコ機前
方へ向けた状態でパチンコ機本体に設けられ、前記パチ
ンコ機の効果音を前記振動板から前記パチンコ機前方へ
発振するスピーカーと、 前記パチンコ機本体の前側に設けられ、前記スピーカー
を被覆する被覆部材と、 前記振動板に対向しかつ前記効果音の発振方向に沿って
前記被覆部材に設けられ、被覆部材を貫通する聴音孔
と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機の音響構造。 - 【請求項2】 筒状とされて前記スピーカーの前面また
は前記パチンコ機本体に一体に設けられ、前記振動板の
周囲を取り囲む筒部を備え、かつ、前記筒部を前記聴音
孔に嵌合したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
機の音響構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242100A JP2002052146A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | パチンコ機の音響構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242100A JP2002052146A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | パチンコ機の音響構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002052146A true JP2002052146A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18733174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242100A Pending JP2002052146A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | パチンコ機の音響構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002052146A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100848043B1 (ko) * | 2006-07-06 | 2008-07-28 | 이시철 | 전선과 일체로 구성된 컴퓨터 주변기기의 통합 배선장치 |
JP2009157149A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Seiko Epson Corp | 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000242100A patent/JP2002052146A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100848043B1 (ko) * | 2006-07-06 | 2008-07-28 | 이시철 | 전선과 일체로 구성된 컴퓨터 주변기기의 통합 배선장치 |
JP2009157149A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Seiko Epson Corp | 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040130 |
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A521 | Written amendment |
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