JP2002051944A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002051944A
JP2002051944A JP2000243938A JP2000243938A JP2002051944A JP 2002051944 A JP2002051944 A JP 2002051944A JP 2000243938 A JP2000243938 A JP 2000243938A JP 2000243938 A JP2000243938 A JP 2000243938A JP 2002051944 A JP2002051944 A JP 2002051944A
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suction
chamber
port
ozone
hose
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JP2000243938A
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English (en)
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Yoshihiro Tsuchiya
善弘 土屋
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除中に集塵フィルタの消臭が行えるととも
に吸込口体や延長管等の消臭も行える電気掃除機を提供
する。 【解決手段】 集塵室40とこの集塵室40を負圧にす
る電動送風機60とこの電動送風機60から排気される
排気風を吸込側へ戻すための排気風路管80とが設けら
れた掃除機本体11と、底面に吸込開口が形成された吸
込室とこの吸込室に前記排気風を戻すための吸込側戻風
路とを有する吸込口体と、前記集塵室と吸込室とを連通
させる吸込風路と前記本体側戻風路と吸込側戻風路とを
連通させる戻風路とを形成した風路体とを備えた電気掃
除機であって、排気風路管80にオゾンを供給するオゾ
ン発生装置150を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集塵室と、この
集塵室を負圧にする電動送風機と、この電動送風機から
排気される排気風を戻す戻風路とが設けられた電気掃除
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す電気掃除機が知ら
れている(特公平5−48684号公報参照)。図6お
いて、Fは集塵室1に配置された集塵フィルタ、Dは集
塵1を負圧にする電動送風機、2a,2bは電動送風機D
から排気される空気を循環室3a,3bへ循環させる循環
風路である。循環風路2a,2bには排気口2c,2cが設け
られ、循環室3aは孔4aを有する壁4で区画されてお
り、この壁4の裏面4bにはオゾンを発生する電極Pが
設けられている。また、集塵フィルタFに連通されると
ともにホース5の一端に接続される接続パイプ6には開
口6a,6bが形成され、この開口6a,6bを介して接続パ
イプ6と循環室3a,3bとが連通している。
【0003】この電気掃除機によれば、ホース5の一端
を接続パイプ6に接続すると、接続パイプ6の開口6a,
6bがホース5の一端により閉塞される。そして電動送
風機Dを駆動させると、集塵室1が負圧となってホース
5から空気が吸引されていき、この吸引された空気は集
塵フィルタFを介して電動送風機Dに吸引されていく。
そして、この吸引された空気は電動送風機Dから排気さ
れていくとともに循環風路2a,2bを通って排気口2c,
2cから排気されていく。
【0004】ホース5の一端を接続パイプ6から外す
と、接続パイプ6が開口6a,6bを介して循環室3a,3b
に連通する。この連通により、循環室3a,3b内の空気
が開口6a,6bを介して接続6に吸気され、さらに、こ
の吸気された空気は集塵フィルタF,電動送風機D,循環
風路2a,2bを経て循環室3a,3bへと循環していく。
【0005】そして、図示しない消臭モードスイッチを
投入して消臭モードを設定すると、電極Pからオゾンが
発生され、このオゾンが壁4の孔4aを通って循環室3a
に放出され、このオゾンが循環風に乗って集塵フィルタ
Fへ達する。集塵フィルタF内では塵埃が放つ悪臭成分
が上記のオゾンによって酸化・分解され、これによって
悪臭が消臭される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電気掃除機にあっては、掃除中には消臭することができ
ず、また、塵埃が付着する吸込口体や延長管などの消臭
を行うことができないという問題があった。
【0007】また、掃除中に消臭を行うようにした電気
掃除機が提案されている(特開平7−124077号公
報参照)。しかし、この電気掃除機は、図7に示すよう
に、掃除機本体(図示せず)のホース接続口Hと紙パック
部Kとの間にオゾン発生部8を本体内に設けたものであ
るから、掃除中に紙パック部Kの消臭を行えるが、上記
の電気掃除と同様に吸込口体や延長管などの消臭を行う
ことができないという問題があった。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、掃除中に集塵フィルタの消臭が行え
るとともに吸込口体や延長管等の消臭も行える電気掃除
機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、集塵室とこの集塵室を負圧にす
る電動送風機とこの電動送風機から排気される排気風を
吸込側へ戻すための本体側戻風路とが設けられた掃除機
本体と、底面に吸込開口が形成された吸込室とこの吸込
室に前記排気風を戻すための吸込側戻風路とを有する吸
込口体と、前記集塵室と吸込室とを連通させる吸込風路
と前記本体側戻風路と吸込側戻風路とを連通させる戻風
路とを形成した風路体とを備えた電気掃除機であって、
前記掃除機本体と吸込口体と風路体のいずれかの戻風路
にオゾン等化学物質を供給する化学物質発生手段を設け
たことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記掃除機本体の集塵
室に設けられる集塵フィルタと電動送風機との間にオゾ
ン等の化学物質を分解する触媒を設けたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、吸込ホースと排気ホー
スとを有するホース体の一端が着脱可能に接続される接
続口と、この接続口に設けた吸気口に連通した集塵室
と、この集塵室を負圧にする電動送風機と、この電動送
風機から排気される空気を前記接続口に設けた循環口へ
戻すための戻風路とが設けられた掃除機本体を備え、前
記ホース体の一端を接続口に接続することにより吸込ホ
ースの一端が前記吸気口に接続され、排気ホースの一端
が前記循環口に接続される電気掃除機であって、前記戻
風路にオゾンを供給するオゾン発生手段を設け、前記集
塵室に設けられる集塵フィルタと電動送風機との間にオ
ゾンを分解する触媒を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記循環口と吸気口と
を連通させる連通位置と、吸込口と循環口とを非連通状
態にする非連通位置とに移動可能な切換部材を設け、こ
の切換部材が連通位置に移動されると前記循環口から排
気される空気が吸気口へ戻るようになっていることを特
徴とする。
【0013】
【実施の形態】以下、この発明に係る電気掃除機の実施
形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体
11と、この掃除機本体11の接続口12に一端が着脱
自在に接続されたホース体(風路体)13と、このホー
ス体13の他端に設けられた手元操作部14に着脱自在
に接続された延長管(風路体)15と、この延長管の先
端部に着脱自在に接続された吸込口体16とを備えてい
る。
【0015】吸込口体16には図示しない回転清掃体と
この回転清掃体を回転させるブラシモータ(図示せず)と
が設けられている。手元操作部14の操作パネル14A
には後述する電動送風機60のパワーの設定や電源を切
ったり前記ブラシモータをオンオフしたりする複数のス
イッチが設けられている。電動送風機60はインバータ
制御によって駆動する図示しないDCブラシレスモータ
(駆動部)を備えている。
【0016】ホース体13は2重構造となっており、内
側の内ホース(吸込ホース)13A(図3参照)が塵埃
を吸引していく吸引風路(吸込風路)を形成し、外側の
外ホース(排気ホース)13Bが掃除機本体11から排
気される空気を吸込口体16へ案内するための排気風路
(戻風路)を形成している。同様に、延長管15も2重
構造となっており、内側の内管15A(図示せず)が塵埃
を吸引していく吸引風路を形成するとともに内ホース1
3Aに連通されている。外側の外管15Bは、掃除機本
体11から排気される空気を吸込口体16へ案内する排
気風路(戻風路)を形成するとともに外ホース13Bに
連通している。
【0017】吸込口体16内には、下面に吸込開口(図
示せず)を形成するとともに上記回転清掃体を回転自在
に設けた図示しない吸込室と、循環してきた空気を吸込
室へ排出する吹出口(図示せず)を設けた図示しない排気
室(吸込側戻風路)とが設けられている。前記吸込室は
延長管15の内管Aに連通し、前記排気室と延長管15
の外管15Bとが連通している。
【0018】掃除機本体11は、図2および図3に示す
ように、下ケース20と、この下ケース20の上方に取
り付けられた上ケース30と、集塵室40を形成すると
ともに下ケース20に取り付けられた集塵ケース41
と、この集塵ケース41の後部に取り付けられた電送送
風機60と、この電動送風機60の外周に取り付けられ
たコードリール70と、電動送風機60から排気される
空気を後述する接続管45の外管45Bへ案内する排気
風路管(本体側戻風路)80と、掃除機本体11の前面
部を形成する前端面板100とを備えている。集塵室4
0には集塵フィルタ49が着脱自在に装着されている。
【0019】上ケース30には開閉自在に蓋36が取り
付けられており、この蓋36を閉めることによって集塵
ケース41の開口42が閉塞されるようになっている。
【0020】集塵ケース41は、上面および後面に開口
42,43が形成された筺体で形成されており、集塵ケ
ース41の前壁44には2重の接続管45が取り付けら
れている。接続管45の内管45Aは集塵室40に連通
し、接続管45の外管45Bには排気風路管80の接続
口81が嵌合する接続口46が設けられている。
【0021】接続管45の前端開口がホース体13の一
端が接続される接続口12となっており、この接続口1
2が外管45Bの先端開口(循環口)となっている。接
続管45の接続口12にホース体13の一端が接続され
ると、接続管45の内管45Aがホース体13の内ホー
ス13Aに接続され、接続管45の外管45Bがホース
体13の外ホース13Bに接続される。
【0022】接続管45の内管45Aの先端開口(吸気
口)45aが接続口12から所定距離内側へ引き込んだ
位置に位置している。接続口12は、図4に示すように
後述するシャッタ(切換部材)110によって閉塞され
るようになっており、この接続口12がシャッタ110
によって閉塞されると、接続管45の外管45Bと内管
45Aとが直接連通され、排気風路管80を通ってきた
空気が内管45Aへ戻されていくことになる。
【0023】集塵ケース41の開口43には格子状の仕
切壁46が取り付けられている。その開口43には二次
フィルタFを取り付けたフィルタ枠47が仕切壁46の
前に取り付けられている。また、フィルタ枠47内には
二次フィルタFの後ろにオゾンを分化する触媒48が設
けられている。触媒48は、例えばシリコン、チタン、
ジルコニウム等からなる複合化合物であり、ハニカム形
状に形成されている。
【0024】集塵ケース41の下側には、電動送風機6
0や後述するオゾン発生装置150の高電圧発生部15
3を制御する制御部(図示せず)が設けられている。
【0025】集塵ケース41の後端面には金属製の整流
板52がネジ(図示せず)によって固定されている。整流
板52のほぼ中央部には開口53が形成され、この開口
53の周辺部にはその開口53へ空気を案内するために
後方へ凹んだ整流部52Aが形成されている。整流板5
2には、風路ケース55が図示しないネジにより固定さ
れている。
【0026】風路ケース55は、内側にある円筒状の内
ケース56と、この内ケース56の外側にある外ケース
57とを有している。そして、内ケース56と外ケース
57とによって排気用の排気風路58が形成されてい
る。外ケース57には、排気風路管80の接続口82が
嵌合する接続口57cが設けられている。
【0027】内ケース56の後板56Aには複数の穴5
6bが形成され、この穴56bを介して内ケース56内と
排気風路58とが連通している。内ケース56内には防
振材61を介して電動送風機60が固定され、電動送風
機60の吸気口62が整流板52の開口53に接合され
ており、吸気口62から集塵室40の空気を吸引するよ
うになっている。
【0028】外ケース57の後板63には後方へ突出し
た軸64が設けられており、この軸64には回転自在に
コードリール70が取り付けられている。そして、コー
ドリール70が風路ケース55を介して電動送風機60
と一体となっている。このコードリール70は、風路ケ
ース55の外ケース57の外周囲を覆った環状の巻取部
71を備えていて、電動送風機60の外周に取り付けら
れた状態となっている。この巻取部71はゼンマイ(図
示せず)の付勢力によって回動してコード(図示せず)を
巻き取っていく。
【0029】排気風路管80は、図8および図9に示す
ように、中間部を上下方向に大きく形成し、その両端で
小さくなるとともに側方(図8において上方)に向けて
接続口81,82を形成した風路体から構成されてい
る。接続口82を形成した接続壁83にはオゾン等化学
物質を供給する化学物質発生手段であるオゾン発生装置
(オゾン発生手段)150が取り付けられている。
【0030】オゾン発生装置150は、図5に示すよう
に、オゾンを発生する電極151を設けたオゾン室15
2と、電極151に交流の高電圧を印加させる高電圧発
生部153を有する高電圧発生室154とを有してお
り、オゾン室152と高電圧発生室154とが区画壁1
55により区画されている。オゾン室152は排気風路
管80の接続壁83に設けた孔84を介して排気風路管
80に連通されている。また、オゾン室152には小さ
なリーク孔152aが設けられており、このリーク孔1
52aを介してオゾン室152が外気と連通し、オゾン
を発生するための空気が取り入れられるようになってい
る。
【0031】前端面板100は、下ケース20および上
ケース30の前端部に取り付けられて集塵ケース41の
前面を覆うように平面状の端板部101を有しており、
この端板部101には左右方向に延びたスリット102
が形成されている。また端板部101の内側にはシャッ
タ110が左右方向に移動可能に設けられており、この
シャッタ110の右端部にはツマミ103が設けられて
いる。このツマミ103は前端面板100のスリット1
02に挿入されていて前端面板100の前面から前方へ
突出している。
【0032】掃除機本体11の接続口12からホース体
13が外されている際に、ツマミ103をスリット10
2に沿って左方向(図4に示す連通位置)へ移動させる
と、図4に示すようにシャッタ110が接続管45の接
続口12を閉塞するようになっている。また、シャッタ
110を図2に示す非連通位置に移動させると、接続管
45の接続口12が開放され、ホース体13の接続が可
能となる。
【0033】次に、上記実施形態の電気掃除機の動作に
ついて説明する。
【0034】掃除を行う場合、先ず、図1に示すよう
に、掃除機本体11の接続口12にホース体13を接続
し、このホース体13の手元操作部14に延長管15を
接続し、延長管15の先端部に吸込口体16を接続す
る。掃除機本体11の接続口12にホース体13の一端
が接続されると、図3に示すように、接続管45の内管
45Aがホース体13の内ホース13Aに接続され、接
続管45の外管45Bがホース体13の外ホース13B
に接続されて、内ホース13Aが内管45Aを介して掃
除機本体11の集塵室40に連通され、外ホース13B
が外管45Bを介して排気風路管80に連通される。
【0035】そして、手元操作部14に設けた操作スイ
ッチを操作して電動送風機60を駆動させると、集塵室
40が負圧となるとともに、ホース体13の内ホース1
3Aおよび延長管15の内管15Aを介して吸込口体1
6の吸込室が負圧となる。この負圧により、吸込室から
空気が吸引され、この空気とともに塵埃が吸引されてい
く。吸込室から吸引された塵埃は延長管15の内管15
Aおよびホース体13の内ホース13Aを介して集塵室
40へ吸引されていく。集塵室40に吸引された塵埃は
集塵フィルタ49により集塵される。
【0036】一方、集塵室40に吸引された空気は、二
次フィルタFおよび触媒48を通って電動送風機60の
吸気口62に吸気されていく。吸気口62に吸気された
空気は電動送風機60のモータ内を通ってモータの後部
から排気される。この排気された空気は風路ケース55
の内ケース56の穴56bから排気風路58を介して排
気風路管80へ排気されていく。排気風路管80へ排気
された空気は、接続管45の外管45B,外ホース13
Bおよび延長管15の外管15Bを介して吸込口体16
の排気室へ循環されていく。この排気室に循環された空
気は吹出口から吸込室へ吹き出されていく。
【0037】このようにして、吸込口体16の吸込室か
ら吸引された空気は循環していくことになる。
【0038】この清掃中に、図示しないモード設定スイ
ッチ(少なくとも掃除機本体11に設けておく)を操作
して消臭モードを設定すると、オゾン発生装置150の
高電圧発生部153から高電圧の交流電圧が出力されて
電極151に印加され、この電極151からオゾンが発
生する。このオゾンがオゾン室152に充満してくる
と、排気風路管80の接続壁83の孔84から排気風路
管80内へ放出されていく。オゾン室152があること
により一定濃度以上のオゾンを排気風路管80内へ放出
することができる。
【0039】排気風路管80内へ放出されたオゾンは、
排気風路管80に排気された空気に乗って、接続管45
の外管45B,外ホース13B,延長管15の外管15B
および吸込口体16の排気室を介して吸込口体16の吸
込室へ送り出されていく。
【0040】吸込口体16の吸込室へ送り出されたオゾ
ンは、延長管15の内管15Aおよびホース体13の内
ホース13Aを介して集塵室40へ吸引されていく。集
塵室40に吸引されたオゾンは集塵フィルタ49を通っ
て二次フィルタFへいく。
【0041】このように、オゾン発生装置150で発生
したオゾンは、吸込口体16,延長管15の内管15A
およびホース体13の内ホース13Aを通るので、オゾ
ンの強酸化作用によって、塵埃が付着し易い吸込口体1
6,延長管15の内管15Aおよびホース体13の内ホ
ース13Aの消臭や滅菌を行うことができる。
【0042】また、集塵室40に吸引されたオゾンは集
塵フィルタ49を通っていくので、オゾンの強酸化作用
によって、集塵フィルタ49内から発生する悪臭の消臭
や滅菌を行うことができる。
【0043】このように、清掃中に吸込口体16,延長
管15,集塵フィルタ49の悪臭の消臭や滅菌を行うこ
とができる。
【0044】二次フィルタFを通ったオゾンは触媒48
を通って電動送風機60の吸気口62に吸気されていく
が、オゾンは触媒48によって分解されて酸素となるの
で、電動送風機60はオゾンの強酸化作用によって腐食
してしまうことが防止される。
【0045】次に、非清掃中に集塵フィルタ49の悪臭
の消臭や滅菌を行う場合について説明する。
【0046】図4に示すように、掃除機本体11の接続
口12からホース体13を外し、ツマミ103をスリッ
ト102に沿って左方向へ移動させる。すると、図4に
示すようにシャッタ110が接続管45の接続口12を
閉塞する。接続口12の閉塞により、接続管45の外管
45Bと内管45Aとが直接連通される。
【0047】そして、掃除機本体11に設けたモード設
定スイッチを操作すると、電動送風機60が掃除中に弱
で駆動されよりも小さいパワーで駆動されるとともにオ
ゾン発生装置150の電極151からオゾンが発生す
る。
【0048】電動送風機60が駆動されると、集塵室4
0の空気が電動送風機60の吸気口62に吸気されてい
き、この吸気された空気は電動送風機60の後部から排
気されていく。この排気された空気は風路ケース55の
内ケース56の穴56bから排気風路58を介して排気
風路管80へ排気されていく。排気風路管80へ排気さ
れた空気は、接続管45の外管45Bを通って内管45
Aに吸気されていき、集塵室40へ循環していくことに
なる。
【0049】他方、オゾン発生装置150で発生したオ
ゾンは排気風路管80内へ放出されていき、このオゾン
は、排気風路管80に排気された空気に乗って、接続管
45の外管45Bを通って内管45Aに吸気されてい
き、さらに集塵室40へ吸気されていく。このオゾンの
強酸化作用によって、集塵フィルタ49内から発生する
悪臭の消臭や滅菌を行うことができる。
【0050】ところで、電動送風機60が弱で駆動され
よりも小さいパワーで駆動されるので、循環される空気
の風速は遅く、このため、オゾンは低速で集塵フィルタ
49を通過することになるので、集塵フィルタ49内か
ら発生する悪臭の消臭や滅菌を効率良く行うことがで
き、しかも、消費電力も小さくすることができる。
【0051】このように、非清掃中に集塵フィルタ49
の悪臭の消臭や滅菌を効率よく、しかも小電力で行うこ
とができる。
【0052】集塵フィルタ49を通ったオゾンは、二次
フィルタFおよび触媒48を通って電動送風機60の吸
気口62に吸気されていく。この場合も、オゾンは触媒
48によって分解されて酸素となるので、電動送風機6
0はオゾンの強酸化作用によって腐食してしまうことが
防止される。
【0053】上記実施形態では、オゾン発生装置150
を排気風路管80に設けているが、これに限らず、例え
ば、ホース体13の外ホース13B,延長管15の外管
15Bや吸込口体16の排気室等に設けてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、掃除中に集塵フィルタの消臭や滅菌が行えると
ともに吸込口体,延長管,ホース等の消臭や滅菌も行え
る。
【0055】請求項2の発明によれば、オゾン等化学物
質によって電動送風機を腐食させてしまうことを防止す
ることができる。請求項3の発明によれば、掃除中に集
塵フィルタの消臭や滅菌が行えるとともに吸込口体,延
長管,ホース等の消臭や滅菌も行える。しかも、オゾン
等化学物質によって電動送風機を腐食させてしまうこと
を防止することができる。
【0056】請求項4の発明によれば、非清掃中であっ
ても集塵フィルタの消臭や滅菌が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の外観を示した斜視
図である。
【図2】図1に示す電気掃除機本体の構成を概略的に示
した斜視図である。
【図3】図2に示す電気掃除機本体の構成を概略的に示
した平断面図である。
【図4】接続管の接続口をシャッタで閉塞した状態を示
した説明図である。
【図5】オゾン発生装置の概略構成を示した説明図であ
る。
【図6】従来の掃除機本体の構成を示した説明図であ
る。
【図7】従来の掃除機本体の構成を概念的に示した説明
図である。
【符号の説明】
11 掃除機本体 40 集塵室 48 触媒 49 集塵フィルタ 60 電動送風機 80 排気風路管(本体側戻風路) 150 オゾン発生装置(化学物質発生手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵室とこの集塵室を負圧にする電動送風
    機とこの電動送風機から排気される排気風を吸込側へ戻
    すための本体側戻風路とが設けられた掃除機本体と、底
    面に吸込開口が形成された吸込室とこの吸込室に前記排
    気風を戻すための吸込側戻風路とを有する吸込口体と、
    前記集塵室と吸込室とを連通させる吸込風路と前記本体
    側戻風路と吸込側戻風路とを連通させる戻風路とを形成
    した風路体とを備えた電気掃除機であって、 前記掃除機本体と吸込口体と風路体のいずれかの戻風路
    にオゾン等化学物質を供給する化学物質発生手段を設け
    たことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】前記掃除機本体の集塵室に設けられる集塵
    フィルタと電動送風機との間にオゾン等の化学物質を分
    解する触媒を設けたことを特徴とする請求項1の電気掃
    除機。
  3. 【請求項3】吸込ホースと排気ホースとを有するホース
    体の一端が着脱可能に接続される接続口と、この接続口
    に設けた吸気口に連通した集塵室と、この集塵室を負圧
    にする電動送風機と、この電動送風機から排気される空
    気を前記接続口に設けた循環口へ戻すための戻風路とが
    設けられた掃除機本体を備え、前記ホース体の一端を接
    続口に接続することにより吸込ホースの一端が前記吸気
    口に接続され、排気ホースの一端が前記循環口に接続さ
    れる電気掃除機であって、 前記戻風路にオゾンを供給するオゾン発生手段を設け、 前記集塵室に設けられる集塵フィルタと電動送風機との
    間にオゾンを分解する触媒を設けたことを特徴とする電
    気掃除機。
  4. 【請求項4】前記循環口と吸気口とを連通させる連通位
    置と、吸込口と循環口とを非連通状態にする非連通位置
    とに移動可能な切換部材を設け、この切換部材が連通位
    置に移動されると前記循環口から排気される空気が吸気
    口へ戻るようになっていることを特徴とする請求項3の
    電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1296001C (zh) * 2003-07-24 2007-01-24 三洋电机株式会社 电动吸尘器
CN104688136A (zh) * 2015-03-05 2015-06-10 苏州嘉锐朋电器有限公司 一种吸尘器出风口消音杀菌除臭装置

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