JP2002050640A - 電界効果トランジスタの保護回路及び半導体装置 - Google Patents

電界効果トランジスタの保護回路及び半導体装置

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JP2002050640A JP2001091916A JP2001091916A JP2002050640A JP 2002050640 A JP2002050640 A JP 2002050640A JP 2001091916 A JP2001091916 A JP 2001091916A JP 2001091916 A JP2001091916 A JP 2001091916A JP 2002050640 A JP2002050640 A JP 2002050640A
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effect transistor
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Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
Shinichi Wada
伸一 和田
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0255Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using diodes as protective elements
    • HELECTRICITY
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    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0812Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/08122Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in field-effect transistor switches

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターンレイアウトに対する制約及びプロセ
ス工程を増やすことなく作製できる構成の電界効果トラ
ンジスタの保護回路を提供する。 【解決手段】 本電界効果トランジスタの保護回路10
は、ショットキーゲートHFETの保護回路であって、
順方向のダイオード12と逆方向のダイオード14とを
縦続接続させたダイオード・ユニット16の2組を直列
に接続した回路であって、HFETのゲート電極に接続
されたゲート線Vggは、保護回路10を介して接地さ
れている。ダイオード12、14は、サージ破壊から保
護するショットキーゲートHFETと一体的に形成され
たダイオードであって、GaAs基板上に成膜されたn
+ −GaAsキャップ層と、n+ −GaAsキャップ層
上に形成されたショットキー電極とからなるショットキ
ーバリア・ダイオードとして構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界効果トランジ
スタの保護回路、及び保護回路を備えた半導体装置に関
し、更に詳細には、電界効果トランジスタ、特にJFE
T、MESFET、HFET等のゲート電極やドレイン
電極をサージ破壊から保護し、FETの耐サージ性を高
める保護回路であって、所要プロセス工程数を少なくす
るために、FETと一体的に形成されたダイオードを保
護素子とする、FETの保護回路、及びそのような保護
回路を備えた半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】GaAs系等の化合物半導体層の積層構
造を有する化合物半導体系の電界効果トランジスタは、
電子移動度が高く、良好な高周波特性を有するので、携
帯電話などの高周波領域の分野で広く用いられている。
ところで、化合物半導体系電界効果トランジスタのゲー
ト電極やドレイン電極は、その耐サージ性が、所望の用
途、構造、寸法の電界効果トランジスタに要求される
程、高くないことが知られている。特に、パワーアンプ
やアンテナスイッチのバイアス調節用回路等で用いられ
ている、ゲート幅の小さい、例えばゲート幅が10μm
から20μmのJFET、MESFET、HFET等の
化合物半導体系電界効果トランジスタは、ゲート電極や
ドレイン電極の耐サージ性が極めて低く、20Vから3
0Vのサージ電圧でゲート電極やドレイン電極の耐圧が
破壊されることがある。
【0003】JFETは、接合型電界効果トランジスタ
(JFET:Junction Field Effect Transistor)の略
記であって、pn接合を利用して電流変調を行う素子で
ある。MESFETは、ショットキーバリアゲート型電
界効果トランジスタ(MESFET:Metal-Semiconduc
tor Field Effect Transistor )の略記であって、ショ
ットキー接合を利用して電流変調を行う素子である。ま
た、HFETは、ヘテロ接合型電界効果トランジスタ
(HFET:Heterojunction Field Effect Transisto
r)の略記であって、ヘテロ接合を利用して電流変調を
行う素子である。
【0004】そこで、耐サージ性を高めて、FETのゲ
ート電極を破壊から保護するために、保護素子を備え、
FETを保護する保護回路がFETのゲート電極に設け
られている。ここで、図7を参照して、従来の保護回路
の構成を説明する。図7(a)及び(b)は、それぞ
れ、従来例1及び従来例2の保護回路の構成を示す回路
図である。従来例1の保護回路90は、図7(a)に示
すように、FETのゲート電極に接続するVggを逆方
向のダイオード92を介して接地させるともに、順方向
のダイオード94を介してドレイン電極にもVggを接
続させた回路である。従来例2の保護回路96は、図7
(b)に示すように、順方向のダイオード98とそれに
縦続接続された逆方向のダイオード99を介してVgg
を接地させた回路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の保護回路は、それぞれ、以下に説明するような問題が
あった。高周波領域で動作させるGaAsMESFET
のような電界効果トランジスタでは、グランド線を大き
くすること、即ちグランド線を強化することにより、高
周波特性の低下、即ち高周波領域でのゲインの低下を防
いでいるが、従来例1の保護回路では、図7(a)に示
す構成から判るように、バイアス調整用の端子、つまり
ゲート端子とドレイン端子とを相互に近付けることが必
要になる。この結果、ゲート端子とドレイン端子とを相
互に近付けることがパターンレイアウトに対する制約と
なって、パターンレイアウト上で好ましくないという問
題があった。また、従来例2の保護回路では、所望の耐
サージ性を確保できないという問題があった。
【0006】ところで、化合物半導体基板上に化合物半
導体層の積層構造をエピタキシャル成長させてなる化合
物半導体系のFETの場合には、保護素子を形成するた
めに別途にチャネル濃度を調節するようなことはプロセ
ス上から出来ない。そのため、例えば、FETのサージ
耐圧を向上させる際には、FETのゲート、ドレイン間
の距離を長く設定することにより、サージ耐圧の向上を
図っている。このように、化合物半導体系のFETで
は、レイアウトを調整することにより、耐サージ性の向
上を図ること以外には、耐サージを向上させる方法がな
かった。
【0007】しかし、近年、FETの所要のゲート・ド
レイン間耐圧が小さくて済むようになって来るにつれ
て、ゲート・ドレイン間の距離は狭くなり、例えば、ゲ
ート・ドレイン間距離がレイアウトのデザインルールの
最小寸法にまで縮小されるようになっている。このよう
な場合、保護素子としてのダイオードのDC耐圧を更に
小さくする必要があるにもかかわず、FETのパターン
レイアウト上で、ダイオードの接合間距離を狭めること
が出来なくなってきた。一方、ショットキー電極やpn
接合電極を例えばドーピング濃度の高い、つまりキャリ
ア濃度の高いn+ 領域に設けることにより、DC耐圧を
小さくすることができるものの、同時にリーク電流が増
加するといった問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、電界効果トラン
ジスタのパターンレイアウトを制約することなく、かつ
プロセス工程を増やすことなく作製できる構成の電界効
果トランジスタの保護回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するためには、電界効果トランジスタの保護回路、
特に バイアス調整回路の保護回路に対して必要な条件
は、次の3条件であると考えた。 (1)電源電圧が印加された状態で、保護回路のリーク
電流が少ないこと (2)バイアス調整回路の最初に設けられたトランジス
タ、ダイオードの耐圧よりも、耐圧が小さいこと、及び (3)対サージ耐圧が大きいこと、これらの3条件を満
足する電界効果トランジスタの保護回路として、順方向
のダイオードと逆方向のダイオードとを対向させて接続
したダイオード・ユニットを同じ数だけ複数個直列に接
続する保護回路を着想し、研究を重ねて、本発明を発明
するに到った。
【0010】上記目的を達成するために、本発明に係る
電界効果トランジスタの保護回路は、電界効果トランジ
スタのゲート電極をサージ破壊から保護する保護回路で
あって、複数個の順方向の第1のダイオードと、第1の
ダイオードと同じ数の逆方向の第2のダイオードとを縦
続接続させたダイオード列を備え、ダイオード列を介し
て、電界効果トランジスタのゲート電極を接地している
ことを特徴としている。
【0011】本発明では、ダイオード列内の第1のダイ
オードと第2のダイオードの配列順序は任意であって、
例えば第1のダイオードとそれに縦続接続された第2の
ダイオードとの組を複数組直列接続しても良く、また、
先ず、始めに複数個の第1のダイオードを縦続接続した
ダイオード列と、同じ数の第2のダイオードを縦続接続
したダイオード列とを直列に接続しても良い。本発明で
は、ダイオード一つ一つのリーク電流は小さくないもの
の、ダイオードを複数個、例えば2個のダイオードを縦
続接続することにより、一つのダイオードに印加される
電圧は、保護素子として一つのダイオードしか有しない
場合のダイオードに印加される電圧の半分になるので、
リーク電流を抑えることができる。
【0012】本発明では、保護回路のリーク電流が、電
界効果トランジスタに要求されるゲート電極の最大定格
のリーク電流値以下になるように、ダイオード列の順方
向の第1のダイオードの数が定められている。即ち、順
方向の第1のダイオードの数は、上述のようにして定め
られた数以上であれば良い。換言すれば、ゲート電極の
最大定格のリーク電流値が小さいときには、第1のダイ
オードの数を増やし、逆にゲート電極の最大定格のリー
ク電流値が大きいときには、第1のダイオードの数を減
らす。本発明の保護回路のリーク電流が小さくなるの
で、保護回路を付設した回路全体としての消費電力を抑
えることができる。
【0013】本発明の好適な実施態様では、ダイオード
列のダイオードは、ドーピング濃度の高いn型領域上に
設けられたショットキー電極として、ドーピング濃度の
高いn型領域とpn接合する電極として形成されてい
る。
【0014】本発明の更に好適な実施態様では、電界効
果トランジスタが、接合型電界効果トランジスタ(JF
ET)、ショットキーバリアゲート型電界効果トランジ
スタ(MESFET)、及びヘテロ接合型電界効果トラ
ンジスタ(HFET)のいずれかであって、ダイオード
が、化合物半導体の基板上に電界効果トランジスタと一
体的に形成された化合物半導体素子として構成されてい
る。これにより、化合物半導体層のエピタキシャル基板
上に作成されるバイアス調整回路に対する保護回路を、
プロセス工程を増やすことなく、また、バイアス調整回
路のパターンレイアウトを制約することなく、形成する
ことができる。
【0015】本発明に係る電界効果トランジスタの保護
回路は、電界効果トランジスタの種類に制約なく適用で
きる。特に、携帯電話、PHS、高周波を扱うシステム
に搭載した電子機器等で多用されるパワーアンプ、アン
テナスイッチ、ローノイズアンプ、ミキサー等の回路に
設けられた化合物半導体系の電界効果トランジスタの保
護回路として最適である。
【0016】そこで、本発明に係る半導体装置は、電界
効果トランジスタのゲート電極もしくはドレイン電極を
サージ破壊から保護する保護回路を備える半導体装置で
あって、上記保護回路は、上記ゲート電極もしくは上記
ドレイン電極に対し、順方向に接続された複数個のダイ
オードと、上記ゲート電極もしくはドレイン電極に対
し、逆方向に接続された複数個のダイオードとを備える
ことを特徴としている。
【0017】また、本発明に係る別の半導体装置は、電
界効果トランジスタのゲート電極をサージ破壊から保護
する保護回路を備える半導体装置であって、上記保護回
路は、上記ゲート電極にアノードが接続された第1のダ
イオードと、該第1のダイオードのカソードにカソード
が接続された第2のダイオードと、該第2のダイオード
のアノードにアノードが接続された第3のダイオード
と、該第3のダイオードのカソードにカソードが接続さ
れた第4のダイオードとを備えることを特徴としてい
る。
【0018】また、本発明に係る更に別の半導体装置
は、電界効果トランジスタのゲート電極をサージ破壊か
ら保護する保護回路を備える半導体装置であって、上記
保護回路は、上記ゲート電極にカソードが接続された第
1のダイオードと、該第1のダイオードのアノードにア
ノードが接続された第2のダイオードと、該第2のダイ
オードのカソードにカソードが接続された第3のダイオ
ードと、該第3のダイオードのアノードにアノードが接
続された第4のダイオードとを備えることを特徴として
いる。
【0019】また、本発明に係る更に別の半導体装置
は、電界効果トランジスタのゲート電極をサージ破壊か
ら保護する保護回路を備える半導体装置であって、上記
保護回路は、上記ゲート電極にカソードもしくはアノー
ドが接続された複数個のダイオードからなる第1のダイ
オードユニットと、該第1のダイオードユニットのアノ
ードもしくはカソードにアノードもしくはカソードが接
続された複数個のダイオードからなる第2のダイオード
ユニットとを備えることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、実
施形態例に基づいて本発明をより詳細に説明する。実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係る電界効果トランジスタの
保護回路の実施形態の一例であって、図1は本実施形態
例の電界効果トランジスタの保護回路の回路図及び図2
は保護回路を構成するダイオードの構造を示す断面図で
ある。本実施形態例の電界効果トランジスタの保護回路
10は、図1に示すように、MMIC(モノリシック・
マイクロIC)に設けられた、ショットキーゲートHF
ETの保護回路であって、順方向のダイオード12と逆
方向のダイオード14とを縦続接続させたダイオード・
ユニット16の2組を直列に接続した回路であって、H
FETのゲート電極に接続されたゲート線Vggは、保
護回路10を介して接地されている。
【0021】本実施形態例の保護回路10を構成するダ
イオード12、14は、保護回路10がサージ破壊から
保護するショットキーゲートHFETと一体的に形成さ
れたダイオードであって、図2に示すように、GaAs
基板18上に成膜されたn+−GaAsキャップ層20
と、n+ −GaAsキャップ層20上に形成されたショ
ットキー電極22とからなるショットキーバリア・ダイ
オードとして構成されている。n+ −GaAsキャップ
層20は、アイソレーション領域(素子分離領域)24
によって相互に分離された素子形成領域26に設けら
れ、n型ドーピング濃度、即ちn型のキャリア濃度が高
い、望ましくは、2×1018cm-3以上のキャリア濃度
の層である。
【0022】ショットキー電極22は、WN(窒化タン
グステン)などの高融点金属又はTi/Pt/Auなど
の積層金属膜としてn+ −GaAsキャップ層20上に
形成され、絶縁膜28によって相互に絶縁されている。
ダイオード12とダイオード14のショットキー電極2
2は、AuやAlなどの配線材料からなる配線30によ
って、相互に接続されている。
【0023】本実施形態例では、ダイオード12、14
は、一つ一つでは、リーク電流が大きいので、これを2
段に直列接続したものである。2段に重ねることにより
一つのダイオードに印加される電圧が、従来の半分にな
り、リーク電流を抑えることができる。
【0024】本実施形態例の保護回路10を作製するに
は、MMICを構成するショットキーゲートHFETを
作製する工程と同じ工程で、GaAs基板18上にn+
−GaAsキャップ層20をエピタキシャル成長させ、
次いでアイソレーション領域24によって素子形成領域
26を相互に素子分離する。次いで、成長させたn+
GaAsキャップ層20をエッチングすることなく、n
+ −GaAsキャップ層20上にスパッタ法等によって
ショットキーゲートHFETのゲート電極と同じ金属材
料を使ってショットキー電極22を形成する。電極材料
として、例えばスパッタ法によってWN(窒化タングス
テン)などの高融点金属を堆積させたり、或いは電子銃
蒸着法(e−gun蒸着法)によってTi/Pt/Au
などの積層金属膜を形成しても良い。次いで、ショット
キー電極22同士をAuやAlなどの配線材料からなる
配線30で接続する。これにより、保護回路10がサー
ジ破壊から保護するHFETの形成と同じプロセス工程
で保護回路10を作製することができるので、プロセス
工程を増やすことなく、また、HFETのパターンレイ
アウトを制約することなく、保護回路10を形成するこ
とができる。
【0025】実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係る電界効果トランジスタの
保護回路の実施形態の別の例であって、図3は本実施形
態例の電界効果トランジスタの保護回路の回路図であ
る。本実施形態例の電界効果トランジスタの保護回路4
0は、pn接合ダイオードを保護素子とする保護回路で
あって、図3に示すように、np接合とpn接合とを有
するnpn型のダイオード42を2段に直列接続させた
FETの保護回路である。FETのゲート電極に接続さ
れたゲート線Vggは、保護回路40を介して接地され
ている。本実施形態例でも、np接合のn型層のキャリ
ア濃度は、望ましくは、2×1018cm-3以上になるよ
うにする。
【0026】実施形態例2の改変例1 本改変例は、実施形態例2の改変例であって、図4は本
改変例の電界効果トランジスタの保護回路の回路図であ
る。本改変例の電界効果トランジスタの保護回路50
は、図4に示すように、2個のpn接合ダイオード52
を縦続接続したダイオード列と、2個のnp接合ダイオ
ード54を縦続接続したダイオード列とを直列に接続さ
せてなるFETの保護回路であって、FETのゲート電
極に接続されたゲート線Vggは、保護回路50を介し
て接地されている。本改変例でも、np接合のn型層の
キャリア濃度は、望ましくは、2×1018cm-3以上に
なるようにする。
【0027】実施形態例2の改変例2 本改変例は、実施形態例2の別の改変例であって、図5
は本改変例の電界効果トランジスタの保護回路の回路図
である。本改変例の電界効果トランジスタの保護回路6
0は、改変例1の保護回路50とは順方向のダイオード
と逆方向のダイオードの配列が逆であって、図5に示す
ように、2個の逆方向のnp接合ダイオード62を縦続
接続させたダイオード列と、2個の順方向のpn接合ダ
イオード64を縦続接続させたダイオード列とを直列に
接続させてなるFETの保護回路であって、FETのゲ
ート電極に接続されたゲート線Vggは、保護回路60
を介して接地されている。本改変例でも、np接合のn
型層のキャリア濃度は、望ましくは、2×1018cm-3
以上になるようにする。
【0028】実施形態例3 本実施形態例は、実施形態例1のショットキーバリア・
ダイオードに代えて、pn接合ダイオードを保護素子と
する保護回路である。ところで、ヘテロ接合を有するF
ET(HFET)には、例えば、特開平11−1502
64号公報(特願平9−249217)に示されるよう
なデバイスがある。ここで、図6を参照して、前掲公報
に開示されているHFETの構成を説明する。図6は、
HFETの構成を示す断面図である。本例のHFET7
0は、図6に示すように、GaAs基板72上に、順
次、成膜されたバッファ層74、AlGaAsからなる
第2の障壁層76、InGaAsからなるチャネル層7
8、及びAlGaAsからなる第1の障壁層80の積層
構造を有する。
【0029】第1の障壁層80は、n型不純物を含むキ
ャリア供給領域80aと、不純物を含まない高抵抗領域
80bと、p型不純物を含むp型低抵抗領域80cとか
ら構成されている。p型低抵抗領域80cは、不純物の
拡散により高抵抗領域80bに埋め込まれたゲート電極
82に接して形成されている。図6中、84及び86
は、それぞれ、ソース電極及びドレイン電極である。上
述のHFET70は、n+ 層80bにp型不純物を拡散
した構造80cを備えている。p型不純物の拡散深さ
が、n+ 層80bの厚さ以上であっても、n+層の厚さ
以下であってもかまわない。
【0030】本実施形態例では、pn接合ダイオード
は、n+ 層80bとp型低抵抗領域80cとで構成され
る。本実施形態例は、保護回路がRFの入力端子として
用いることもできる。この場合、逆方向にも充分なDC
耐圧が必要であるから、逆方向にもダイオードを直列に
縦続接続する。
【0031】本発明に係る半導体装置は、改変例を含め
て上述の実施形態例1から3の保護回路を備えた半導体
装置である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数個の順方向の第1
のダイオードと、第1のダイオードと同じ数の逆方向の
第2のダイオードとを直列接続させたダイオード列を備
え、ダイオード列を介して、電界効果トランジスタのゲ
ート電極を接地することにより、電界効果トランジスタ
のパターンレイアウトを制約することなく、電界効果ト
ランジスタの保護回路を形成することができる。また、
本発明に係る保護回路のリーク電流は従来に比べて小さ
いので、保護回路を付設した電界効果トランジスタ全体
の消費電力を抑制することができる。また、本発明に係
る保護回路は、化合物半導体のエピタキシャル基板上に
電界効果トランジスタと一体的に形成された化合物半導
体素子として構成し、保護回路がサージ破壊から保護す
る電界効果トランジスタの形成と同時に保護回路を形成
することができるので、保護回路を形成するために、別
途、プロセス工程が必要になるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の電界効果トランジスタの保護回
路の回路図である。
【図2】保護回路を構成するダイオードの構造を示す断
面図である。
【図3】実施形態例2の電界効果トランジスタの保護回
路の回路図である。
【図4】実施形態例2の改変例1の電界効果トランジス
タの保護回路の回路図である。
【図5】実施形態例2の改変例2の電界効果トランジス
タの保護回路の回路図である。
【図6】HFETの構成を示す断面図である。
【図7】図7(a)及び(b)は、それぞれ、従来例1
及び従来例2の保護回路の回路図である。
【符号の説明】
10……実施形態例1の電界効果トランジスタの保護回
路、12……順方向のダイオード、14……逆方向のダ
イオード、16……ダイオード・ユニット、18……G
aAs基板、20……n+ −GaAsキャップ層、22
……ショットキー電極、24……アイソレーション領
域、26……素子形成領域、28……絶縁膜、30……
配線、40……実施形態例2の電界効果トランジスタの
保護回路、42……npn型のダイオード、50……実
施形態例2の改変例1の電界効果トランジスタの保護回
路、52……pn接合ダイオード、54……np接合ダ
イオード、60……実施形態例2の改変例2の電界効果
トランジスタの保護回路、62……np接合ダイオー
ド、64……pn接合ダイオード、70……HFETの
一例、72……GaAs基板、74……バッファ層、7
6……AlGaAsからなる第2の障壁層、78……I
nGaAsからなるチャネル層、80……AlGaAs
からなる第1の障壁層80、80a……n型不純物を含
むキャリア供給領域、80b……不純物を含まない高抵
抗領域、80c……p型不純物を含むp型低抵抗領域、
82……ゲート電極、84……ソース電極、86……ド
レイン電極、90……従来例1の保護回路、92……逆
方向のダイオード、94……順方向のダイオード、96
……従来例2の保護回路、98……逆方向のダイオー
ド、99……順方向のダイオード。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 BH04 BH05 BH13 DF02 EZ01 EZ02 EZ20 5F102 FA06 GA14 GD01 GD04 GJ05 GL05 GM05 GS02 GT03 GT06 HC11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果トランジスタのゲート電極をサ
    ージ破壊から保護する保護回路であって、 複数個の順方向の第1のダイオードと、第1のダイオー
    ドと同じ数の逆方向の第2のダイオードとを縦続接続さ
    せたダイオード列を備え、 ダイオード列を介して、電界効果トランジスタのゲート
    電極を接地していることを特徴とする電界効果トランジ
    スタの保護回路。
  2. 【請求項2】 ダイオード列のダイオードは、ドーピン
    グ濃度の高いn+ 型層とn+ 型層上に設けられたショッ
    トキー電極とからなるショットキーバリア・ダイオード
    として、又はドーピング濃度の高いn+ 型層とpn接合
    するpn接合ダイオードとして形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタの保護
    回路。
  3. 【請求項3】 保護回路のリーク電流が電界効果トラン
    ジスタに要求されるゲート電極の最大定格のリーク電流
    値以下になるように、ダイオード列の順方向の第1のダ
    イオードの数が定められていることを特徴とする請求項
    1に記載の電界効果トランジスタの保護回路。
  4. 【請求項4】 電界効果トランジスタが、接合型電界効
    果トランジスタ、ショットキーバリアゲート型電界効果
    トランジスタ、及びヘテロ接合型電界効果トランジスタ
    のいずれかであって、化合物半導体の基板上に電界効果
    トランジスタと一体的に形成された化合物半導体素子と
    して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    電界効果トランジスタの保護回路。
  5. 【請求項5】 電界効果トランジスタのゲート電極もし
    くはドレイン電極をサージ破壊から保護する保護回路を
    備える半導体装置であって、 上記保護回路は、上記ゲート電極もしくは上記ドレイン
    電極に対し、順方向に接続された複数個のダイオード
    と、上記ゲート電極もしくはドレイン電極に対し、逆方
    向に接続された複数個のダイオードとを備えることを特
    徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 上記半導体装置は、化合物半導体基板上
    に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 上記化合物半導体基板はGaAsである
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記ダイオードは、基板中に形成された
    第1の不純物導入層と、該第1の不純物導入層上に形成
    され、該第1の不純物導入層とショットキー接続される
    ショットキー電極とから構成されていることを特徴とす
    る請求項5に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記ダイオードは、基板中に形成された
    第1導電型の第1の不純物導入層と、該第1の不純物導
    入層に対向して設けられた第2導電型の第2の不純物導
    入層とによって形成されていることを特徴とする請求項
    5に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記電界効果トランジスタは、接合型
    電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項5
    に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 上記電界効果トランジスタは、ショッ
    トキーバリアゲート型トランジスタであることを特徴と
    する請求項5に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 上記電界効果トランジスタは、ヘテロ
    接合型電界効果トランジスタであることを特徴とする請
    求項5に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 電界効果トランジスタのゲート電極を
    サージ破壊から保護する保護回路を備える半導体装置で
    あって、 上記保護回路は、上記ゲート電極にアノードが接続され
    た第1のダイオードと、該第1のダイオードのカソード
    にカソードが接続された第2のダイオードと、該第2の
    ダイオードのアノードにアノードが接続された第3のダ
    イオードと、該第3のダイオードのカソードにカソード
    が接続された第4のダイオードとを備えることを特徴と
    する半導体装置。
  14. 【請求項14】 電界効果トランジスタのゲート電極を
    サージ破壊から保護する保護回路を備える半導体装置で
    あって、 上記保護回路は、上記ゲート電極にカソードが接続され
    た第1のダイオードと、該第1のダイオードのアノード
    にアノードが接続された第2のダイオードと、該第2の
    ダイオードのカソードにカソードが接続された第3のダ
    イオードと、該第3のダイオードのアノードにアノード
    が接続された第4のダイオードとを備えることを特徴と
    する半導体装置。
  15. 【請求項15】 電界効果トランジスタのゲート電極を
    サージ破壊から保護する保護回路を備える半導体装置で
    あって、 上記保護回路は、上記ゲート電極にカソードもしくはア
    ノードが接続された複数個のダイオードからなる第1の
    ダイオードユニットと、該第1のダイオードユニットの
    アノードもしくはカソードにアノードもしくはカソード
    が接続された複数個のダイオードからなる第2のダイオ
    ードユニットとを備えることを特徴とする半導体装置。
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