JP2002047403A - 樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents

樹脂組成物及びその製造方法

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JP2002047403A JP2000233207A JP2000233207A JP2002047403A JP 2002047403 A JP2002047403 A JP 2002047403A JP 2000233207 A JP2000233207 A JP 2000233207A JP 2000233207 A JP2000233207 A JP 2000233207A JP 2002047403 A JP2002047403 A JP 2002047403A
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bis
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Kiyoshi Uematsu
清 上松
Seiki Shiomi
清貴 塩見
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浩治 今西
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    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/395Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
    • B29C48/40Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアリレートとポリアミドと強化材とから
なり、溶融加工時の分子量の低下が抑制され、機械的特
性に優れた樹脂組成物およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 特定カルボキシル価のポリアリレート、
特定アミノ基濃度のポリアミド、及び強化材とからなる
樹脂組成物。また、この樹脂組成物を製造するに際し、
二軸押出機の第1供給口から樹脂成分を供給し、第2供
給口から強化材を供給する樹脂組成物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物性低下が小さ
く、剛性に優れたポリアリレートとポリアミドと強化材
とからなる樹脂組成物及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリアリレートは耐熱性に優れている
が、耐薬品性は十分ではなく、環境ストレスクラックが
発生しやすい。例えば、常温において、わずか0.3%
の歪負荷状態でアセトンに接触するとクラックが短時間
のうちに発生する。また、成形性にも優れているとはい
えず、ポリアリレートを射出成形法で成形しようとすれ
ば一般に350℃以上の温度が必要である。
【0003】これらの課題を解決するために、例えば特
公昭56−14699には、ポリアリレートとポリアミ
ドとからなる樹脂組成物が開示されている。この樹脂組
成物は、ポリアリレートの成形性と耐薬品性とが同時に
改良されている。
【0004】さらに、かかる樹脂組成物とガラス繊維な
どの強化材とを溶融混練することで、樹脂組成物の特性
を損なうことなく、剛性を大幅に高めることが可能であ
る。この場合、まず、ポリアリレートとポリアミドとの
樹脂組成物を製造した後、この樹脂組成物とガラス繊維
などの強化材とを溶融混練する必要がある。この際、ポ
リアリレートとポリアミドと強化材とを混ぜ合わせて押
出機で溶融混練して押し出すと、混練が弱い場合にはポ
リアリレートとポリアミドとの混合分散が不十分となる
ためか、耐熱性、機械的特性ともに不満足なものとな
り、逆に混練が強い場合、特に強化材が繊維状の場合は
その繊維長が極端に短くなり剛性が得られなくなる。し
たがって、まずポリアリレートとポリアミドとを押出機
で溶融混練してペレット化し、次いでこのペレットと強
化材とを溶融混練してペレット化する等の方法が用いら
れる。
【0005】また、こうして得たポリアリレートとポリ
アミドと強化材とからなる樹脂組成物を、射出成形等の
溶融成形法によって成形品とする場合、機械的特性に優
れた成形品を得るためには、成形後の分子量の低下を抑
制することが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】こうした実状に鑑み、
本発明の課題は溶融加工時の分子量の低下を抑制し、機
械的特性に優れた成形品が得られる、ポリアリレートと
ポリアミドと強化材とからなる樹脂組成物およびその製
造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のカルボキ
シル基量を持つポリアリレートと、特定のアミノ基量を
持つポリアミドとを溶融混練しているところへ、さらに
強化材を添加して混練するという方法で製造すると、得
られる樹脂組成物は溶融成形を行っても分子量の低下が
起こりにくいことを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち本発明の要旨は次の通りである。 (1)カルボキシル価が30〜50mmol/kgのポ
リアリレート20〜80質量%と末端アミノ基量が20
〜80mmol/kgのポリアミド80〜20質量%と
からなる樹脂成分5〜60質量%と、強化材95〜40
質量%とからなることを特徴とする樹脂組成物。 (2)カルボキシル価が30〜50mmol/kgのポ
リアリレート20〜80質量%と末端アミノ基量が20
〜80mmol/kgのポリアミド80〜20質量%と
からなる樹脂成分5〜60質量部と、強化材95〜40
質量部とからなることを特徴とする樹脂組成物を製造す
るに際し、二軸押出機の原料の流れ方向に対して上流側
に設けられた第1原料供給口から前記ポリアリレートと
前記ポリアミドを供給し、下流側に設けられた第2原料
供給口から前記強化材を供給することを特徴とする樹脂
組成物の製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明において使用されるポリアリレートは、二価
フェノール成分と芳香族ジカルボン酸成分から構成され
る非晶性芳香族ポリエステルである。 ポリアリレートを構成する二価フェノール成分として
は、例えば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン(ビスフェノールA)、1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−1−フェニルエタン(ビスフェノー
ルAP)、ハイドロキノン、レゾルシノール、4、4’
ージヒドロキシビフェニル、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、ビス(3,5−ジエチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビ
ス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、1,1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(テトラメチルビスフェノール
A)、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、1,1−ビス(3,5−ジエチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、1,1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1,1−ビス(3,
5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2−ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、1,1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス
(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)フェニルメタン、ビス(3,5−ジエチル−4
−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、1,1−ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−1−
フェニルエタン、1,1−ビス(3,5−ジエチル−4
−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジフェ
ニルメタン、ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシ
フェニル)ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エーテル、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシフェニル)エーテル、ビス(3,5−ジエチル−
4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)サルファイド、ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)サルファイド、ビス(3,
5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)サルファイ
ド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン、ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケト
ン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)ケトン、ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシ
フェニル)ケトンなどが挙げられる。中でも最も好まし
いものはビスフェノールA、ビスフェノールAPおよび
テトラメチルビスフェノールAである。また、前記ビス
フェノールは必要に応じて2種類以上を用いてもよい。
【0010】また、前述した二価フェノールの一部を、
実質的にその特性を損なわない範囲で、他の二価アルコ
ール類で置き換えてもよい。そのような二価アルコール
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオ
ール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ドデカン
ジオール、シクロヘキサンジオール等を挙げることがで
きる。
【0011】ポリアリレートを構成する芳香族ジカルボ
ン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基等のアルキル基が1個
ないし2個置換したフタル酸誘導体類、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等
のナフタレンジカルボン酸類及びその誘導体、4,4’
−ジカルボキシジフェニルエーテル、ビス(p−カルボ
キシフェニル)アルカン、4,4’−ジカルボキシジフ
ェニルスルホン等が挙げられ、これらの1種もしくは2
種以上を混合して用いてもよい。この中で好ましいの
は、テレフタル酸、イソフタル酸であり、特に好ましい
のはテレフタル酸とイソフタル酸の混合物である。
【0012】また、前述した芳香族ジカルボン酸の一部
を、実質的にその特性を損なわない範囲で、他の脂肪族
ジカルボン酸類で置き換えてもよい。そのようなジカル
ボン酸としては、ジカルボキシメチルシクロヘキサン、
シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸、グルタル酸、ドデカン二酸等を挙げることができ
る。
【0013】ポリアリレートは溶融重合法や界面重合法
で製造することができ、溶融重合法では例えばアセチル
化されたビスフェノール類と芳香族ジカルボン酸とを必
要に応じてルイス酸などの触媒の存在下に、高温・減圧
下で重合して製造される。界面重合法では例えばテレフ
タル酸および/またはイソフタル酸は酸ハロゲン化物と
して水と非相溶の有機溶剤に溶解し、これら2液を混合
撹拌してポリアリレートを製造する。この場合には高重
合度で着色の少ないポリマーを得ることができるので、
本発明で使用するポリアリレートは界面重合法で重合し
たものが好ましい。
【0014】本発明で用いられるポリアリレートの対数
粘度は0.3〜1.5の範囲にあることが好ましく、よ
り好ましくは0.4〜1.2である。対数粘度が0.3
未満の場合には、樹脂組成物の機械的性能が低下し、逆
に1.5を超える場合には樹脂組成物の成形性が悪くな
る。
【0015】また、ポリアリレートのカルボキシル価
(COOH価)は、30〜50mmol/kgの範囲に
あることが必要である。COOH価が30mmol/k
g未満のものを使用すると、樹脂組成物中でのポリアリ
レートの分散が悪くなるため、樹脂組成物の機械的強度
が低下する。逆に50mmol/kgを超える場合は、
界面重合を行った後のポリマーの精製が不十分になりや
すく、不純物によって樹脂組成物が着色するという問題
が発生する。本発明において使用するポリアミド樹脂
は、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、
ドデカメチレンジアミン、1,3-または1,4-ビス(アミノ
メチル)シクロヘキサン、ビス(4−アミノシクロヘキ
シル)メタン、m−またはp−キシリレンジアミンのよ
うな脂肪族、脂環式または芳香族のジアミンと、アジピ
ン酸、スベリン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸のような脂肪族、
脂環式または芳香族のジカルボン酸とから製造されるポ
リアミド樹脂、6−アミノカプロン酸、11−アミノウ
ンデカン酸、12−アミノドデカン酸のようなアミノカ
ルボン酸から製造されるポリアミド樹脂、ε−カプロラ
クタム、ω−ドデカラクタムのようなラクタムから製造
されるポリアミド樹脂、またはこれらのポリアミド樹脂
の混合物が挙げられる。具体的にはナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン6/66、ナイロン
66/610、ナイロン6/11等が挙げられる。これ
らの中では、ナイロン6及びナイロン66が好ましい。
【0016】本発明で使用するポリアミドは公知の溶融
重合法で製造されたものであり、相対粘度が、1.5〜
5.0の範囲にあるものが好ましく、1.8〜3.0が
より好ましく、2.0〜2.5が特に好ましい。この相
対粘度が1.5未満である場合には樹脂組成物の機械的
性能が低下し、逆にこれが5.0を超える場合には樹脂
組成物の成形性が急速に低下する。
【0017】また、ポリアミドに含まれるアミノ基は2
0〜80mmol/kgの範囲にあることが必要であ
る。ポリアミド中のアミノ基が20mmol/kg未満
では満足な衝撃強度を有する樹脂組成物が得られず、逆
にアミノ基が80mmol/kgを超える場合は樹脂組
成物を製造する際の重合度の低下が発生しやすくなり、
組成物の衝撃強度や機械的強度が低下する。
【0018】ポリアリレートとポリアミドからなる樹脂
成分の組成は、ポリアリレート/ポリアミドの質量比で
20/80〜80/20の範囲にあることが必要であ
り、40/60〜60/40が好ましい。樹脂成分中の
ポリアリレートが20質量%未満のときは十分な耐熱性
が得られず、また80質量%を超えると耐薬品性や吸水
時の機械的強度が低下する。
【0019】本発明において用いられる強化材として
は、ガラス繊維、カーボン繊維、有機繊維、天然鉱物繊
維、タルク、ワラストナイト、マイカ等が挙げられる
が、この中でガラス繊維が価格と強化材としての効果と
から好ましい。
【0020】また、強化材の含有量は、樹脂組成物全体
を100質量部としたときの5〜60質量部の範囲にあ
ることが必要であり、好ましくは30〜50である。強
化材が5質量部未満であると樹脂組成物の機械的強度が
発現しにくく、また60質量部を超えると成形性が悪化
したり機械的強度がかえって低下する傾向にある。
【0021】さらに本発明の樹脂組成物には、その改質
を目的として、他の添加剤、例えば無機充填剤、熱安定
剤、酸化防止剤、難燃剤、耐候剤、着色剤、可塑剤、耐
電防止剤、離型剤、核剤等を添加することができる。
【0022】本発明の樹脂組成物は、その射出成形や押
出溶融成形に際して樹脂成分の分子量低下が抑制され
る。分子量低下抑制の指標としては対数粘度の保持率を
用いることが簡便である。後述する方法で製造した樹脂
組成物と、溶融成形した後の成形品との両方について、
それぞれに含まれる樹脂成分の対数粘度を測定し、溶融
成形前の対数粘度η1と溶融成形後の対数粘度η2を比較
すればよく、特にη2/η1≧0.90の関係を満たして
いれば分子量の低下は小さいと判断され実用上好まし
い。
【0023】本発明の樹脂組成物は、例えば、押出機を
用いて、加熱溶融状態で混練することによって得られ
る。特にポリアリレートとポリアミドの分散性をよくす
るためには、次の二軸押出機を用いる方法が好ましい。
【0024】以下、図によって説明する。図1は本発明
の樹脂組成物ペレットを製造するための二軸押出機の概
略図である。図1の二軸押出機は(a)長さ/直径(L
/D)比が25以上であり、(b)(i) 樹脂成分を投
入する第1供給口1と、(ii) 得られた樹脂組成物を押
出すためのダイス2と、(iii) 第1供給口1から下流側
に向かってL/Dが15〜25の位置に設けられた強化
剤を投入する第2供給口3と、(iv) 前記第1供給口1
と前記第2供給口3との間に設けられた第1ベント口4
と、(v) 前記第2供給口3と前記ダイス2との間に設
けられた第2ベント口5と、(vi) 前記第1供給口1と
前記第1ベント口4との間に設けられた少なくとも1組
の第1ニーディングゾーン6と、(vii) 前記第2供給口
3と前記第2ベント口5と間に設けられた少なくとも1
組の第2ニーディングゾーン7とを有しており、(c)
前記第2供給口3から上流側の温度を260〜320℃
とし、(d)その他の部分を250〜290℃とし、
(e)ダイス出口での樹脂の温度が260〜290℃で
ある。
【0025】二軸押出機のL/D比が25未満の場合
は、混練が不十分なものとなりよくない。好ましいL/
D比は25〜40の範囲である。
【0026】第1供給口1、第2供給口3、第1ベント
口4、第2ベント口5およびダイス2はそれぞれ公知の
構造のものが使用できる。特に第2供給口3はスクリュ
ーフィーダーを接続し、強化材を強制的に押し込める構
造のものが好ましい。
【0027】第2供給口3からダイス2までの距離はL
/D比で10〜15の範囲にあることが好ましい。この
L/D比が10未満の場合は樹脂成分と強化材との混練
が不十分となり、L/D比が15を超える場合には強化
材がガラス繊維などの繊維状の場合、混練が強すぎて繊
維長が短くなり、樹脂組成物の機械強度が低下しやす
い。
【0028】第1ベント口4から第2供給口3までの距
離はL/D比を3以上に設定することが好ましい。この
L/D比が3未満であると第2供給口3から供給された
強化材がベントアップする恐れがある。逆に大きくする
と後述の第1ニーディングゾーン6の位置と長さが制限
されるので、3〜10の範囲にすることがより好まし
い。
【0029】第2ベント口5とダイス2との距離はL/
D比で5〜10の範囲にするのが好ましい。このL/D
比が5未満ではベントアップしやすくなり、10を超え
ると後述する第2ニーディングゾーン7の位置が制限さ
れる。
【0030】第1ベント口4と第2ベント口5とからは
真空ポンプ等で原料とともに持ち込まれた空気や押出機
内で原料から発生したガス、特に水蒸気を吸引すること
が好ましいが、第1ベント口4は真空度を高くすると、
第1供給口1や第2供給口3から空気を吸い込み、樹脂
成分の着色が発生することがあるため、ベント口を開放
したオープンベントとすることが好ましい。
【0031】第1ニーディングゾーン6および第2ニー
ディングゾーン7はそれぞれL/D比が1/4程度のニ
ーディングディスクを4枚以上連続して組み合わせたも
のを使用することが好ましい。また、各ニーディングゾ
ーンは第1ベント口4と第2ベント口5が重ならないよ
うにする必要がある。
【0032】第1ニーディングゾーン6の先端部は第1
供給口1の下流側からL/D比5〜10の位置とし、長
さをL/D比で4〜8にすることが好ましい。第1供給
口1からの距離が5未満では第1供給口1から供給され
た樹脂成分が未溶融の状態で第1ニーディングゾーンに
入るためよくない。また、10を超える場合は第1ベン
ト口4と位置が重なる場合があるため好ましくない。さ
らに、第1ニーディングゾーンの長さが4未満では樹脂
成分の混練が不十分となり、8を超えるとやはり第1ベ
ント口4と重なることがあるため不適である。
【0033】第2ニーディングゾーン7の先端部は第2
供給口3の下流側からL/D比2〜7の位置とし、長さ
は1〜5とすることが好ましい。第2ニーディングゾー
ン7の長さがL/D比1より短い場合、強化材の投入に
よる樹脂の冷却が進み、強化材の混入が阻害されたり、
サージングが起こるなど、操業に支障をきたす場合があ
る。
【0034】また、第2供給口3から上流側の温度は2
60〜320℃の範囲とすることが好ましい。260℃
未満では強化材の混入が阻害されたり、サージングが発
生し、逆に320℃を超えると樹脂の劣化が起こりやす
くなり、所望の性能が得られない。その他の部分の温度
は250〜290℃とし、ダイス出口での樹脂温度は2
60〜290℃とすることが好ましい。
【0035】上記の二軸押出機の第1供給口1から樹脂
成分を投入するとともに、第2供給口3から強化材を投
入し、好ましくは100〜300rpmの回転数で二本
のスクリューを回転しながら樹脂成分およびガラス繊維
の混練を行う。混練により得られた組成物はダイス2を
通してストランドとなり、ストランドカッターを用いる
ことにより容易にペレット化ができる。
【0036】こうして得られる樹脂組成物のペレット
は、通常円柱形、楕円柱形、円盤形、球形の形状が各種
成形に供するために適している。円柱形の場合、直径2
〜4mm、長さ2〜4mmのものが、成形等の加工時に
おけるペレット供給がスムーズに行えるため好ましい。
【0037】上記のような二軸押出機により製造した本
発明の樹脂組成物は、射出成形法や押出成形法のような
溶融成形法により所望の形状に成形することができる。
溶融成形時の粘度低下をさらに小さくするために、樹脂
組成物の水分率は0.1質量%以下に低減されているこ
とが好ましく、熱風式、減圧式等、公知の乾燥方法によ
り達成することができる。
【0038】
【実施例】次に、実施例及び比較例によって本発明をさ
らに具体的に説明する。
【0039】1.測定方法 まず、各種測定方法について述べる。 (1)ポリアリレートの対数粘度 溶媒としてフェノール/テトラクロロエタン混合溶媒
(質量比6/4)を用い、濃度1g/dl、温度25℃
の条件で測定した。 (2)ポリアミドの相対粘度 溶媒として96質量%硫酸を用い、温度25℃、濃度1
g/dlの条件で測定した。 (3)カルボキシル価(COOH価) サンプルをベンジルアルコールに溶解し、フェノールレ
ッドを指示薬とし、水酸化カリウムのベンジルアルコー
ル溶液で適定し測定し、mmol/kgの単位で表し
た。 (4)末端アミノ基 サンプルをm−クレゾールに溶解し、p−トルエンスル
ホン酸で滴定により求め、mmol/kgの単位で表し
た。 (5)灰分量 樹脂組成物を600℃で3時間焼却し、その前後の質量
差より組成物中の灰分量とした。 (6)樹脂組成物の対数粘度 (5)の灰分量を考慮して、樹脂成分の濃度が1g/d
lとなるように、樹脂組成物をフェノール/テトラクロ
ロエタン混合溶媒(質量比6/4)に溶解し、この溶液
をフィルターでろ過してガラス繊維分を除去した後、2
5℃で測定した。乾燥直後のペレットについて測定を行
って、この値をη1とし、また、後述の条件で射出成形
を行って得た曲げ片から樹脂組成物のサンプリングを行
って対数粘度を測定し、この値をη2とした。 (7)ペレットの水分率 カールフィッシャー式の水分率測定法を用いた。 (8)曲げ強度、曲げ弾性率 ASTM D790に準じた方法で測定した。
【0040】2.樹脂原料 (a)ポリアリレート(PAR):テレフタル酸/イソフ
タル酸=1/1、ビスフェノールAを構成成分とし、特
公平2−46606号公報の手順により界面重合法で得
られたものである。前述の方法で測定した対数粘度0.
720、COOH価は40mmol/kgである。 (b)ポリアミド(PA):公知の溶融重合法で重合され
たナイロン6を用いた。相対粘度、アミノ基濃度の異な
る3種類を使用した。
【0041】3.二軸押出機 使用した二軸押出機の構造は以下のものである。 二軸押出機 東芝機械社製 スクリューの外径 65mm L/D比 28 第2供給口の形状 スクリューフィーダー付き 位置 第1供給口の下流側L/D比15 第1ベント口の位置 第2供給口の上流側L/D比3 方式 オープンベント 第2ベント口の位置 ダイスの上流側L/D比6.5 方式 真空ポンプで吸引 第1ニーディングゾーンの位置 第1供給口の下流側L/D比6.5 長さ L/D比5 第2ニーディングゾーンの位置 第2供給口の下流側L/D比2.5 長さ L/D比2 また、二軸押出機の各部の温度は以下の通りとした。 第1供給口〜第2供給口 290℃ 第2供給口〜ダイス 270℃
【0042】4.射出成形 東芝製IS80G型射出成形機を用い、シリンダー温度26
0℃、金型温度100℃、射出圧4MPa、射出時間1
2秒、冷却時間12秒の条件で行った。
【0043】実施例1〜3 第1表に示す割合となるようにPARとPAを第1供給
口から、強化材としてガラス繊維(平均径13μm、平
均長さ3mm)を第2供給口から投入した。二軸押出機
のスクリューを160rpmで回転させ、ダイスからス
トランド状に押出した後ペレタイザーによりカッティン
グし、樹脂組成物ペレットを得た。これを熱風乾燥(1
00℃、12時間)した後、試験に供した。ペレットの
水分率はいずれの実施例においても0.06質量%であ
った。前記の手法により射出成形を行って1/8インチ
曲げ試験片を成形し、各種評価を行った。結果を表1に
示す。
【0044】
【表1】
【0045】比較例1〜2 まず、表2に示す割合となるようにPARとPAを二軸
押出機の第1供給口から投入し、このときは第2供給口
からは何も投入しない状態で、スクリュー回転数160
rpmで押し出し、PARとPAからなる樹脂ペレット
(PAR/PA組成物)を製造した。ついで、乾燥した
PAR/PA組成物樹脂ペレットを第2表に示す割合で
第1供給口から投入し、ガラス繊維を第2供給口から投
入し、スクリュー回転数160rpmで押出して、樹脂
組成物ペレットを製造した。実施例1〜3同様に乾燥を
行い、水分率0.07質量%のペレットを得、試験に供
した。結果を表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】実施例4 表3に示す割合でPAR、PAおよびガラス繊維を二軸
押出機の第1供給口から投入し、第2供給口からは何も
投入しない状態で、スクリュー回転数160rpmで、
樹脂組成物を製造した。実施例1〜3同様に乾燥を行
い、水分率0.06質量%のペレットを得、試験に供し
た。結果を表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、溶融成形による分子量
の低下が起こりにくい樹脂組成物を得ることが出来る。
さらに本発明の樹脂組成物を使用すると、機械的特性に
優れた成形品を得られる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する二軸押出機の一例を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 第1供給口 2 ダイス 3 第2供給口 4 第1ベント口 5 第2ベント口 6 第1ニーディングゾーン 7 第2ニーディングゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 B29K 67:00 77:00 77:00 105:00 105:00 Fターム(参考) 4F070 AA48 AA54 AC28 AD02 AE01 FA03 FA17 FB06 FB07 FC06 4F207 AA27 AA29 AB11 KA01 KA17 KF01 KF02 KF12 KK13 4J002 CF16W CL00X CL02X CL03X CL05X DA016 DJ006 DJ046 DJ056 DL006 FA04Y FA046 FD01Y FD016

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル価が30〜50mmol/
    kgのポリアリレート20〜80質量%と末端アミノ基
    量が20〜80mmol/kgのポリアミド80〜20
    質量%とからなる樹脂成分5〜60質量%と、強化材9
    5〜40質量%とからなることを特徴とする樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 カルボキシル価が30〜50mmol/
    kgのポリアリレート20〜80質量%と末端アミノ基
    量が20〜80mmol/kgのポリアミド80〜20
    質量%とからなる樹脂成分5〜60質量%と、強化材9
    5〜40質量%とからなることを特徴とする樹脂組成物
    を製造するに際し、二軸押出機の原料の流れ方向に対し
    て上流側に設けられた第1原料供給口から前記ポリアリ
    レートと前記ポリアミドを供給し、下流側に設けられた
    第2原料供給口から前記強化材を供給することを特徴と
    する樹脂組成物の製造方法。
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