JP2002044747A - ホームコントロールシステム - Google Patents

ホームコントロールシステム

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JP2002044747A
JP2002044747A JP2000223619A JP2000223619A JP2002044747A JP 2002044747 A JP2002044747 A JP 2002044747A JP 2000223619 A JP2000223619 A JP 2000223619A JP 2000223619 A JP2000223619 A JP 2000223619A JP 2002044747 A JP2002044747 A JP 2002044747A
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control
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electric device
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JP2000223619A
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Inventor
Hiroki Hamaguchi
弘樹 濱口
Tetsuya Ishihara
鉄也 石原
Tadashi Iwata
正 岩田
Fumiaki Nishiyama
文章 西山
Rei Isogai
麗 磯貝
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器を改造したり、新たに専用制御線を
敷設することなく、電力線搬送方式を利用しながら安価
及び容易に該当電気機器の稼働状態を制御もとで認識で
き、利便性を高めたホームコントロールシステムを提供
することを課題とする。 【解決手段】 電力線搬送方式を利用するホームコント
ロールシステム1の端末制御装置7は、通信装置からの
コマンドを制御信号として電源線3を介して受信する。
また、端末制御装置7は、この制御信号に基づいて電気
機器28を制御する。さらに、端末制御装置7は、所定
稼働を指令する制御信号に応答して電気機器28の稼働
状態をモニタする稼働モニタ手段を含み、稼働状態を主
制御装置4に連絡する。これを受けた主制御装置4は、
その稼働状態を通信手段2に連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信手段を用いて
家庭における電気機器やセキュリティ機器などを電力線
搬送方式を利用して遠隔操作するホームコントロールシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電力線搬送方式を利用して電
源線に接続された電気機器を遠隔操作するホームコント
ロールシステムが知られている。このようなシステム
は、例えば、特開昭61−293126号公報あるいは
特開平8−182064号公報にも記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のシステムでは、電話機などの入力装置から
制御信号を入力し、上記各種電気機器(又は家電機器)
を電源線を利用して遠隔的に操作するようにしている
が、制御信号入力後の電気機器の稼働状態を入力装置側
では確認できなかった。したがって、制御指令したユー
ザは該当電気機器が実際にそのとおり稼働しているかど
うかがわからず非常に不安であった。例えば、電気機器
が異常動作をしていて無駄な電力を消費していたり、故
障などにより電気機器が稼働停止していても遠隔から指
令したユーザ側では全く状況が把握できないという問題
があった。該当電気機器を改造したり、専用の制御線を
敷設すれば電気機器の異常を確認できるようになるが、
そうするとコスト高になるという別の問題が発生する。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、電気機器を改造したり、新たに専用制御線を敷
設することなく、電力線搬送方式を利用しながら安価及
び容易に該当電気機器の稼働状態を制御もとで認識で
き、利便性を高めたホームコントロールシステムを提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載のホームコントロールシステム
は、家庭における電気機器28を通信手段2を介して遠
隔操作するホームコントロールシステム1であって、前
記家庭に敷設され、前記電気機器28に交流電源を供給
する電源線3と、前記通信手段2と通信可能であり、前
記通信手段2からの前記電気機器28に対する制御内容
に合わせたコマンドを受信し制御信号を生成するすると
ともに、前記電気機器28に向けて前記制御信号を前記
電源線3を介して電力線搬送方式により送信する主制御
装置4と、前記電源線3に設けられるコンセントに脱着
自在に接続され、前記電源線3を介して前記主制御装置
4と通信可能であり、前記主制御装置4からの前記制御
信号に基づき前記電気機器28を制御する端末制御装置
7と、前記端末制御装置7に含まれ、前記電気機器28
の所定の稼働を指令するための前記制御信号に応答し
て、前記電気機器28の稼働状態をモニタし、この稼働
状態を前記主制御装置4に連絡する稼働モニタ手段とを
備え、前記主制御装置4は、前記端末制御装置7の前記
稼働状態を前記通信手段2に連絡することを特徴とす
る。
【0006】請求項1記載の発明によれば、電力線搬送
方式を利用するホームコントロールシステム1の端末制
御装置7は、通信装置からのコマンドを制御信号として
電源線3を介して受信する。また、端末制御装置7は、
この制御信号に基づいて電気機器28を制御する。さら
に、端末制御装置7は所定稼働を指令する制御信号に応
答して電気機器28の稼働状態をモニタする稼働モニタ
手段を含み、稼働状態を主制御装置4に連絡する。これ
を受けた主制御装置4は、その稼働状態を通信手段2に
連絡する。
【0007】このように、端末制御装置7は電気機器2
8の稼働状態を検出し、その情報は端末制御装置7から
電源線3を介して主制御装置44に送信され、最終的に
通信装置2に連絡される。すなわち、端末制御装置7は
電源線3を介して送られてくる通信装置2側からの指令
に基づき電気機器28の制御を行うが、本発明では、端
末制御装置7に電気機器28の稼働検出をする機能を持
たせ、それを電源線3を介して通信装置2側に返送する
ようにしている。
【0008】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記電気機器
28は、前記端末制御装置7Aからの制御により周囲の
温度を変化させるタイプであり、前記稼働モニタ手段
は、前記周囲の温度を検出する温度センサ7A−5を含
み、検出された温度の変化率に基づいて前記電気機器2
8の稼働状態をモニタすることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、電気機器2
8は、端末制御装置7Aからの制御により周囲の温度を
変化させるタイプである。そして、端末制御装置7Aの
稼働モニタ手段は、周囲の温度を検出する温度センサ7
A−5を含み、検出された温度の変化率に基づいて電気
機器28の稼働状態をモニタする。このように電気機器
28は稼働時に周囲の温度を変化させるタイプなので、
この温度変化を検出することにより確実に稼働状態をモ
ニタすることができるようになる。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記電気機器
28は、前記端末制御装置7Bからの制御に応答して所
定の音声信号を出力するタイプであり、前記稼働モニタ
手段は、前記音声信号を検出するする音声センサ7B−
5を含み、前記音声信号の検出有無に基づいて前記電気
機器28の稼働状態をモニタすることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、端末制御装
置7Bが制御に応答して所定の音声信号を出力するタイ
プである。そして、端末制御装置7Bは音声信号を検出
するする音声センサ7B−5を含む稼働モニタ手段を有
し、音声信号の検出有無に基づいて電気機器28の稼働
状態がモニタされる。このように電気機器28は端末制
御装置7Bからの制御に応答して音声信号ほ発するタイ
プなので、この音声信号を検出することにより確実に稼
働状態をモニタすることができるようになる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記電気機器
28は、稼働時に振動を発生するタイプであり、前記電
気機器28に装着されて稼働時に振動を発生する前記振
動を感知する振動センサ28C−2を含み、感知した振
動を振動信号として無線信号にて送信する振動感知装置
28Cをさらに備え、前記稼働モニタ手段は、前記振動
信号を受信する振動信号受信手段を含み、受信した振動
信号に基づいて前記電気機器28の稼働状態をモニタす
ることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明によれば、端末制御装
置7Cが制御する電気機器28は稼働時に振動を発生す
るタイプである。そして、端末制御装置7Cは振動を検
出するする振動センサ28C−2を含む稼働モニタ手段
を有し、検出した信号に基づいて電気機器28の稼働状
態がモニタされる。このように電気機器28は稼働時に
振動を発するタイプなので、この振動を検出することに
より確実に稼働状態をモニタすることができるようにな
る。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載のホームコントロールシステムは、請求項2〜4
いずれか記載のホームコントロールシステムにおいて、
前記電気機器28は、エアコンであることを特徴とす
る。
【0015】請求項5記載の発明によれば、電気機器2
8はエアコンであるので、稼働時に周囲温度が変化した
り、振動を発生したり、稼働応答音を発したりし、請求
項2〜4の発明のように、稼働をモニタする際の温度検
出、信号音検出又は振動検出方式が非常に効果的に作用
する。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置7は、前記制御信号により前記電気機器28の前記
所定の稼働が正常に行われない場合、所定回数だけ前記
電気機器28の稼働制御をリトライするリトライ手段を
さらに備えることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、遠隔制御に
より電気機器28の所定の稼働が正常に行われない場
合、所定回数だけ電気機器28の稼働制御がリトライさ
れる。したがって、偶発的に上記稼働制御が不成功に終
わった場合の無駄な制御を防止し、システムの信頼性が
向上する。
【0018】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置7は、前記リトライ手段が前記所定回数だけ前記稼
働制御をリトライした後も前記所定の稼働が正常に行わ
れない場合、前記稼働状態を異常であるとすることを特
徴とする。
【0019】請求項7記載の発明によれば、リトライし
ても電気機器28の正常な稼働制御が行われない場合に
は稼働状態を異常であるとするので、この異常な稼働状
態が通信装置2に連絡されることになる。すなわち、上
記リトライ不成功の場合は、電気機器28に重大な事故
が発生しているかもしれない非常事態の可能性もあるの
で、その際通信装置2にその旨を伝えることにより適切
な対応がとれるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のホームコントロ
ールシステムに係る全体構成図である。
【0021】図1において、ホームコントロールシステ
ム1は、通信装置2と電源線3と主制御装置4と端末制
御装置5、6、7とを備えて例えば構成されている。こ
れらの構成のうち、ホーム(家庭)8側には電源線3と
主制御装置4と端末制御装置5、6、7とが設けられ、
通信装置2が外部9で用いられるようになっている(種
類によって通信装置2はホーム8内でも使用することが
できる)。
【0022】先ず、上記構成について説明する。通信装
置2は、有線及び無線を問わず、携帯電話機、PHS、
押しボタンダイヤル式電話機(例えばプッシュホン)な
どの各種を対象として挙げることができるものとする。
また、通信装置2は、自動車などの車両に装備される機
器(例えばカーナビゲーションシステム)やインターネ
ットを通じて接続される機器(例えばポータブル(パー
ソナル)コンピュータ)であってもよいものとする。
【0023】電源線3は、ホーム8に敷設される既知の
AC100Vの商用交流電源線であって、各部屋(不図
示)の各所に配設されるコンセント10を備えている
(AC200Vの電源線を用いてもよい)。なお、図1
に示される電源線3は、一本のみ図示されているが、こ
れに限られるものではない。コンセント10の数も同様
である。また、電源線3の一端が接続される引用符号1
1の部材は、既知構成の分電盤を示している。電源線3
は、既存の設備であることから、その電源線3をホーム
コントロールシステム1の一構成に含めることで、安価
にシステムを構築することができる。
【0024】主制御装置4は、電話機12が一体になっ
ており、電話回線13を通じて外部9より、即ち通信装
置2より送られてくる制御内容に合わせたコマンドを受
信して制御信号を生成するように構成されている。ま
た、主制御装置4は、プラグ付きコード14を有してお
り、生成された制御信号をプラグ付きコード14及び電
源線3を介して端末制御装置5、6、7側へ送信するこ
とができるように構成されている。さらに、主制御装置
4は、DTMF信号識別(プッシュ信号)を行うととも
に自動着信コントロールを行えるように構成されてい
る。また、通信装置2へ音声メッセージを送信すること
もできるように構成されている。
【0025】上記制御信号は、既知の電力線搬送方式に
より送信されるようになっている。また、上記制御信号
は、符号化され秘匿性を高めるようになっている。本形
態では、符号化方式として例えばカオス(カオスブロッ
ク暗号)を利用し秘匿性の向上を図っている。上記制御
信号は、制御対象となる端末制御装置5、6、7に対す
るアドレスデータが含まれているものとする。なお、主
制御装置4は、上記制御信号を暗号化するとともに端末
制御装置5、6、7からの暗号化された後述する情報信
号などを復号化することができるように構成されてい
る。また、主制御装置4は、電話機12を一体にして構
成されていることから、電話回線13を接続し、プラグ
付きコード14を例えば最寄りのコンセント10に接続
するだけでセッティングが完了する。
【0026】一方、端末制御装置5は、最寄りのコンセ
ント10に脱着自在に接続できるように構成されてい
る。即ち、端末制御装置5には、上記最寄りのコンセン
ト10に接続されるプラグが一体に配設されている(図
1においてはコード無しであるが、これに限られるもの
ではない。以下で説明する端末制御装置6、7も同様で
ある)。端末制御装置5は、主制御装置4の上記制御信
号に基づいて例えば照明装置21の起動、停止(ON/
OFF)を制御するように構成されている。端末制御装
置5は、図示しないコンセントを備えており、照明装置
21に設けられるプラグ付きコード22を接続すること
ができるようになっている。
【0027】上記情報信号は、定期的に又は主制御装置
4からの要求に応じて生成され、主制御装置4へ返送さ
れるようになっている。なお、端末制御装置5は、主制
御装置4から送信される上記制御信号を復号化すること
ができるように構成されている。
【0028】端末制御装置6も、端末制御装置5と同様
に、最寄りのコンセント10に脱着自在に接続できるよ
うに構成されている。即ち、端末制御装置6には、上記
最寄りのコンセント10に接続されるプラグが一体に配
設されている。端末制御装置6は、主制御装置4の上記
制御信号に基づいて例えばセキュリティ機器24を制御
するように構成されている。端末制御装置6は、信号線
25を介してセキュリティ機器24と接続されている。
【0029】上記情報信号は、コンセント10及び電源
線3を介して電力線搬送方式により主制御装置4へ送信
されるようになっている。また、上記情報信号は、符号
化されて秘匿性を高めるようになっている。上記情報信
号は、定日時、一定周期で、又は主制御装置4からの要
求に応じて生成され、送信されるようになっている。端
末制御装置6は、端末制御装置5と同様に、主制御装置
4から送信される上記制御信号を復号化することができ
るように構成されている。なお、セキュリティ機器24
は、ガス漏れ警報機、ガスメータ、防犯装置などを挙げ
ることができる。
【0030】端末制御装置7も、端末制御装置5、6と
同様に、最寄りのコンセント10に脱着自在に接続でき
るように構成されている。即ち、端末制御装置7には、
上記最寄りのコンセント10に接続されるプラグが一体
に配設されている。端末制御装置7は、主制御装置4の
上記制御信号に基づいて例えば赤外線信号27を生成
し、エアコン28を制御するように構成されている。言
い換えれば、端末制御装置7は、リモートコントロール
対応の電気機器(図1においてはエアコン28)を赤外
線信号27により制御するように構成されている。
【0031】端末制御装置7は、エアコン28だけでは
なく、リモートコントロールすることができる家電機器
を制御対象(接続対象)にしており、例えばテレビやA
V機器などを挙げることができる。なお、本形態でのエ
アコン28の制御としては、起動、停止(ON/OF
F)の他に、温度設定、タイマー設定、風量設定、及び
風向き設定などがあり、これらを端末制御装置7を介し
て制御するようになっている。
【0032】端末制御装置7は、リモートコントロール
される家電機器(図1においてはエアコン28)を制御
する他に、後述の本発明に係る、電気機器の稼働状態
(起動又は停止。ここでは設定温度も含む)をモニタし
て稼働状態に関する情報信号を生成し、その情報信号を
主制御装置4へ送信するようにも構成されている。上記
情報信号は、コンセント10及び電源線3を介して電力
線搬送方式により送信されるようになっている。また、
符号化されて秘匿性を高めるようになっている。上記情
報信号は、定期的に又は主制御装置4からの要求に応じ
て生成され、送信されるようになっている。なお、端末
制御装置7は、端末制御装置5、6と同様に、主制御装
置4から送信される上記制御信号を復号化することがで
きるように構成されている。
【0033】後述するが端末制御装置7は、第1実施形
態においては端末制御装置7Aとして説明され、そこで
は周囲温度の検出により電気機器の稼働状態をモニタす
る。同様に第2実施形態においては端末制御装置7Bと
して説明され、そこでは電気機器の稼働状態変化時に発
せられる音声信号の検出により電気機器の稼働状態をモ
ニタする。また、第3実施形態においては端末制御装置
7Cとして説明され、そこでは電気機器の稼働時の振動
検出により電気機器の稼働状態をモニタする。この第3
実施形態においては、電気機器(エアコン28)の振動
を検出して赤外線信号として送出する振動感知装置28
Cが利用される。
【0034】なお、エアコン28は図示しないが200
V系の電源線から駆動電源の供給を受け、上記赤外線信
号27によりON/OFFなどの制御が行われる。
【0035】次に、図2を参照しながら図1に示したユ
ーザーと通信装置と主制御装置と端末制御装置との基本
的な作用を説明する。図2は、通信装置から電気機器
(エアコン28)を制御する場合の、ユーザーと通信装
置と主制御装置と端末制御装置との作用を説明する図で
ある。
【0036】図2において、引用符号29で示されるブ
ロックはユーザーを表している。また、引用符号2で示
されるブロックは通信装置を表している。通信装置2
は、ここでは携帯電話機を一例にして説明することにす
る。携帯電話機に引用符号2を付すことにする。以上は
外部の構成である(図1では引用符号9で示される部
分)。一方、これに対しホーム側(図1では引用符号8
で示される部分)を説明すると、引用符号4で示される
ブロックは主制御装置を表している。また、引用符号7
で示されるブロックは家電機器の一つである照明装置2
1を制御する端末制御装置を表している。
【0037】先ず、遠隔操作でエアコン28を制御(電
源のON/OFF)する作用(操作手順)を説明する。
【0038】ユーザー29は、手順T1でオンフックし
た後電話番号を押下をする。すると、携帯電話機2は、
手順T2として主制御装置4に対し呼び出しを行う。主
制御装置4では、例えば10回コールした後に着信し、
手順T3で着信信号を携帯電話機2にバックする。その
着信信号を受けてユーザー29は、手順T4で0〜9、
#、*のうちの一つのボタンを押下する(プッシュ信号
の押下)。押下したボタンに対するプッシュ信号は、携
帯電話機2を介して送信され(手順T5)、主制御装置
4において検出される。
【0039】主制御装置4でプッシュ信号が検出される
と、主制御装置4は、手順T6として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「暗証番号を押して下さい」である。ユーザー29
は、手順T7として暗証番号を押下する。携帯電話機2
では、押下した暗証番号に対するプッシュ信号を送信す
る(手順T8)。
【0040】これを受けて主制御装置4では、プッシュ
信号を介して暗証番号を確認する。暗証番号が正しけれ
ば、主制御装置4は、手順T9として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「制御番号を押して下さい」である。なお、暗証番号
が間違っている場合には、「もう一度暗証番号を押して
下さい」をメッセージし、再度、手順T7の実行を待
つ。
【0041】制御番号の押下が促され、手順T10とし
てユーザー29は制御番号を押下する。携帯電話機2で
は、押下した制御番号に対するプッシュ信号を手順T1
1として送信する。そのプッシュ信号はエアコン28に
対する制御内容に合わせたコマンドである。この例では
エアコン28を制御するものとしているがこれ以外の電
気機器を制御する場合は、該当する電気機器の指定及び
制御内容をプッシュ信号により入力する。これを受けて
主制御装置4では、手順T12として端末制御装置7へ
の制御信号(ここではON/OFFに係る制御信号)を
生成し、その制御信号を電源線3(図1参照)を介して
電力線搬送方式により送信する。
【0042】端末制御装置7では、受信した上記制御信
号に基づきエアコン28(図1参照)の電源ON又はO
FFに制御指令する(手順T13)。そして、この手順
T13では、後述するが第1実施形態においては周囲温
度の検出により電気機器の稼働状態がモニタされる。同
様に第2実施形態においては音声信号の検出により電気
機器の稼働状態がモニタされる。また、第3実施形態に
おいては振動検出により電気機器の稼働状態がモニタさ
れる。
【0043】上記エアコン28に対する制御指令及びモ
ニタが完了すると、端末制御装置7は手順T14として
エアコン28の稼働状態を示す情報信号を生成し、その
情報信号を電源線3(図1参照)を介して電力線搬送方
式により主制御装置4へ送信する。
【0044】情報信号を受けて主制御装置4では、手順
T15として音声メッセージを携帯電話機2へ送信す
る。その音声メッセージは、例えば「電源が正常にON
(又はOFF)されました」である。なお、第2実施形
態では「ピー(エアコンON(OFF)時に発せられる
発信音)+電源が正常にON(又はOFF)されまし
た」などである。この音声メッセージを確認しユーザー
29は、オンフックを押下する(手順T16)。これに
より、携帯電話機2は切断される(手順T17)。この
時、主制御装置4は、携帯電話機2のオンフックを検出
し、主制御装置4自体のオンフック操作をする(手順T
18)。
【0045】なお、稼働異常時には上記音声メッセージ
は、「電源が正常にON(又はOFF)できません」な
どである。
【0046】このように、端末制御装置7に例えばエア
コン28の稼働状態検出機能を持たせ、稼働状態を電源
線3を介して通信装置2に連絡するようにしている。し
たがって、エアコン28の遠隔制御指令を行ったユーザ
に、指令後の不安を抱かせることがなくなる。また、上
記通信はホーム内では電源線3を用いて行われるので、
電気機器28を改造したり、専用の制御線を敷設する必
要もなく余分なコストアップを招くことがない。
【0047】次に上述のような作用をするための端末制
御装置の第1〜第3実施形態について説明する。
【0048】第1実施形態 図3は本発明のホームコントロールシステムの第1実施
形態に係る端末制御装置のブロック構成図である。
【0049】図3のブロック構成図において、端末制御
装置7Aは、上述したコンセント10に接続されるプラ
グ7A−1、AC線7A−2、電源多重部7A−3、制
御部7A−4、温度センサ7A−5、赤外線送信部7A
−6を含んで構成される。
【0050】上記電源多重部7A−3は、AC線7A−
2を介してプラグ7A−1に供給されるAC信号が印加
されている。電源多重部7A−3は、電力線搬送方式に
基づく変復調部を含む送受信機能を備えている。受信時
には変調されたAC信号を復調し、制御信号を制御部7
A−4に供給する。また、送信時には印加されているA
C信号を制御部7A−4からの制御信号で変調し、プラ
グ7A−1側に供給する。
【0051】制御部7A−4は、内部信号線を介して電
源多重部7A−3、温度センサ7A−5及び赤外線送信
部7A−6に接続されている。制御部7A−4は、次の
図4で示すような本実施形態に係る制御を行う中央演算
処理部を有する。また、制御部7A−4は、図示しない
ROM部及びRAM部も有する。ROM部には、プログ
ラムや固定データなどが格納される。RAM部には処理
の過程で発生する各種のデータなどが格納される。
【0052】温度センサ7A−5は、エアコン28によ
り温度制御された周囲温度を検出して、検出値を制御部
7A−4に供給する。
【0053】赤外線送信部7A−6は、制御部7A−4
の制御により、例えば、エアコン28の電源ON/OF
Fを制御指令する赤外線信号27を送出する。
【0054】なお、端末制御装置7Aは制御部7A−4
に赤外線学習機能などの初期設定を行うための赤外線受
信部も備えているが、本発明の主旨説明には不要なので
図示していない。
【0055】上述のような端末制御装置7Aの制御部7
A−4の行う本実施形態に係る制御フローを図4を用い
て説明する。図4は、図3の制御部7A−4が行う処理
の一部を示すフローチャートである。
【0056】図4のステップS1において、制御部7A
−4は所定のトリガー信号、ここでは図2の手順T13
で説明した電源ON制御指令を待機しており(ステップ
S1のN)、そのトリガー信号を受信すると(ステップ
S1のY)、ステップS2に移行する。
【0057】ステップS2においては、制御部7A−4
は温度センサ7A−5をアクティブ化し、周囲温度の検
出を開始させステップS3に移行する。
【0058】ステップS3において、制御部7A−4は
赤外線送信部7A−6に所定のエアコン制御、例えば、
ON指令を示す赤外線信号を送出するように指令し、ス
テップS4に移行する。
【0059】ステップS4においては、エアコンON
後、設定された温度に到達すると想定される時間をおい
て、温度センサ7A−5から温度検出値を受信し、これ
を制御部7A−4に含まれる上記RAMに時刻情報と共
に格納する。
【0060】ステップS5においては、ステップS4に
おいて受信された温度値に基づいて、稼働状態が正常で
あるかどうかが判断される。すなわち、制御部7A−4
に含まれる上記RAMには、温度検出時刻に対応させて
検出温度値が格納されており、これらに基づいて所定時
間内における温度変化量が算出され、この温度変化量と
予め設定された正常と見なせる基準変化量とが比較さ
れ、エアコン28の稼働状態が正常であるかどうかが判
断される。このステップS5において、正常稼働とみな
せる所定温度変化が有りと判断されると(ステップS5
のY)ステップS6に移行し、さもなければ(ステップ
S5のN)リトライするためにステップS8に移行す
る。
【0061】ステップS6においては、エアコン28が
正常稼働していて、これ以上温度検出必要がないので、
制御部7A−4は温度センサ7A−5をデアクティブ化
し、ステップS7に移行する。
【0062】ステップS7において、制御部7A−4は
エアコン28が正常稼働していることを示す情報信号を
電力線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連
の処理を終了する。なお、この情報信号を受信した主制
御装置4は、これを通信装置側に連絡する。
【0063】一方、上記ステップS5のNにより移行し
たステップS8においては、制御部7A−4はリトライ
カウンタをカウントアップしてステップS9に移行す
る。
【0064】ステップS9においては、制御部7A−4
はリトライアウトがどうかを判断する。すなわち、ステ
ップS8において、カウントアップしたリトライカウン
タが、例えば3に到達したかどうかが判断され、到達し
ていなければ(ステップS9のN)、制御指令を再送出
すべくステップS2に戻り、到達していれば(ステップ
S9のY)ステップS10に移行する。このように、遠
隔制御によりエアコン28の所定の稼働が正常に行われ
ない場合、エアコン28の稼働制御がリトライされる。
したがって、偶発的に上記稼働制御が不成功に終わった
場合の無駄な制御を防止し、システムの信頼性が向上す
る。
【0065】ステップS10において、制御部7A−4
は制御指令を所定回数、、例えば3回、試みたが成功し
なかった旨、すなわち、稼働異常を示す情報信号を電力
線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連の処
理を終了する。なお、この情報信号を受信した主制御装
置4は、これを通信装置側に連絡する。このように、上
記リトライ不成功の場合は、エアコン28に重大な事故
が発生しているかもしれない非常事態の可能性もあるの
で、その際通信装置側にその旨を伝えることにより適切
な対応がとれるようになる。
【0066】上述の第1実施形態によれば、エアコン2
8は稼働時に周囲の温度を変化させるタイプの家電機器
なので、この温度変化を検出することにより確実に稼働
状態をモニタすることができるようになる。しかも温度
センサ7A−5は電気機器28を制御する端末制御装置
7Aに含まれるので、温度センサ7A−5専用の筐体を
別途に用意する必要がなくなる。これらの結果、低コス
トで確実に稼働状態をモニタすることができる端末制御
装置7Aを備えたホームコントロールシステムが提供で
きるようになる。
【0067】第2実施形態 図5は、本発明のホームコントロールシステムの第2実
施形態に係る端末制御装置のブロック構成図である。
【0068】図5のブロック構成図において、端末制御
装置7Bは、上述したコンセント10に接続されるプラ
グ7B−1、AC線7B−2、電源多重部7B−3、制
御部7B−4、音声入力部7B−6、赤外線送信部7B
−7を含んで構成される。
【0069】上記電源多重部7B−3は、AC線7B−
2を介してプラグ7B−1に供給されるAC信号が印加
されている。電源多重部7B−3は、電力線搬送方式に
基づく変復調部を含む送受信機能を備えている。受信時
には変調されたAC信号を復調し、制御信号を制御部7
B−4に供給する。また、送信時には印加されているA
C信号を制御部7B−4からの制御信号で変調し、プラ
グ7B−1側に供給する。
【0070】制御部7B−4は内部信号線を介して電源
多重部7B−3、音声入力部7B−6及び赤外線送信部
7B−7に接続されている。制御部7B−4は、次の図
6で示すような本実施形態に係る制御を行う中央演算処
理部を有する。また、制御部7B−4は、図示しないR
OM部及びRAM部も有する。ROM部には、プログラ
ムや固定データなどが格納される。RAM部には処理の
過程で発生する各種のデータなどが格納される。
【0071】マイク7B−5(請求項の音声センサに相
当)は、エアコン28がリモコン装置などにより制御指
令された際に発する「ピー」という音声信号をピックア
ップする。このマイク7B−5に接続された音声入力部
7B−6は、マイク7B−5のドライバ機能を有し、制
御部7B−4に制御されてマイク7B−5をアクティブ
化又はデアクティブ化する。
【0072】赤外線送信部7B−7は、制御部7B−4
の制御により、例えば、エアコン28の電源ON/OF
Fを制御指令する赤外線信号27を送出する。
【0073】なお、端末制御装置7Bは制御部7B−4
に赤外線学習機能などの初期設定を行うための赤外線受
信部も備えているが、本発明の主旨説明には不要なので
図示していない。
【0074】上述のような端末制御装置7Bの制御部7
B−4の行う本実施形態に係る制御フローを図6を用い
て説明する。図6は、図5の制御部7B−4が行う処理
の一部を示すフローチャートである。
【0075】図6のステップS201において、制御部
7B−4は所定のトリガー信号、ここでは図2の手順T
13で説明した電源ON制御指令を待機しており(ステ
ップS201のN)、そのトリガー信号を受信すると
(ステップS201のY)、ステップS202に移行す
る。
【0076】ステップS202においては、制御部7B
−4は音声入力部7B−6を制御してマイク7B−5を
アクティブ化し、ステップS203に移行する。
【0077】ステップS203において、制御部7B−
4は赤外線送信部7B−7に所定のエアコン制御、例え
ば、ON指令を示す赤外線信号を送出するように指令
し、ステップS204に移行する。
【0078】ステップS204においては、制御部7B
−4は音声入力部7B−6から供給されるマイク7B−
5によりピックアップされた音声信号に基づいて、稼働
状態が正常であるかどうかを判断する。すなわち、制御
部7B−4は上記ピックアップされた音声信号が稼働時
に発せられる所定の音声信号に相当するかどうかを判断
し、所定の音声信号に相当するなら正常稼働と判断し
(ステップS204のY)ステップS205に移行し、
さもなければ(ステップS204のN)リトライするた
めにステップS207に移行する。なお、上記正常稼働
と判断した際には、上記ピックアップされた音声信号、
すなわち、「ピー」という信号音を上記RAMに格納し
ておく。
【0079】ステップS205においては、エアコン2
8が正常稼働していて、これ以上音声をピックアップす
る必要がないので、制御部7B−4は音声入力部7B−
6を制御してマイク7B−5をデアクティブ化し、ステ
ップS206に移行する。
【0080】ステップS206において、制御部7B−
4はエアコン28が正常稼働していることを示すため
に、上記RAMに格納している信号音を情報信号として
電力線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連
の処理を終了する。なお、正常稼働を示す情報信号は前
述のようにRAMに格納している信号音自体でなくても
よく、正常稼働を通信装置側に認識させることができる
ものであればよい。またなお、この情報信号を受信した
主制御装置4は、これを通信装置側に連絡する。
【0081】一方、上記ステップS204のNにより移
行したステップS207においては、制御部7B−4は
リトライカウンタをカウントアップしてステップS20
8に移行する。
【0082】ステップS208においては、制御部7B
−4はリトライアウトがどうかを判断する。すなわち、
ステップS207において、カウントアップしたリトラ
イカウンタが、例えば3に到達したかどうかが判断さ
れ、到達していなければ(ステップS208のN)、制
御指令を再送出すべくステップS202に戻り、到達し
ていれば(ステップS208のY)ステップS209に
移行する。このように、遠隔制御によりエアコン28の
所定の稼働が正常に行われない場合、エアコン28の稼
働制御がリトライされる。したがって、偶発的に上記稼
働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御を防止し、
システムの信頼性が向上する。
【0083】ステップS209において、制御部7B−
4は制御指令を所定回数、、例えば3回、試みたが成功
しなかった旨、すなわち、稼働異常を示す情報信号を電
力線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連の
処理を終了する。なお、この情報信号を受信した主制御
装置4は、これを通信装置側に連絡する。このように、
上記リトライ不成功の場合は、エアコン28に重大な事
故が発生しているかもしれない非常事態の可能性もある
ので、その際通信装置側にその旨を伝えることにより適
切な対応がとれるようになる。
【0084】上述の第2実施形態によれば、エアコン2
8は端末制御装置7Bからの制御に応答して音声信号ほ
発するタイプの家電機器なので、この音声信号を検出す
ることにより確実に稼働状態をモニタすることができる
ようになる。このような音声信号は通常上記制御に応答
して即座に発せられるものなので、ユーザは電気機器2
8の遠隔にいながらユーザは制御指令とほとんど同時に
その稼働状態を認識できて、遠隔操作時の通信費などの
節約になる。また、即座に認識できるので、稼働確認の
待ち時間中の不安がなくなる、異常時には即座に対応で
きるなどのメリットもある。しかも音声センサ7B−5
は電気機器28を制御する端末制御装置7Bに含まれる
ので、音声センサ7B−5専用の筐体を別途に用意する
必要がなくなる。これらの結果、低コストで確実に稼働
状態をモニタすることができる端末制御装置7Bを備え
たホームコントロールシステムが提供できるようにな
る。
【0085】なお、制御に応答して音声信号ほ発するタ
イプの家電機器はエアコン28に限定するものではな
く、AV機器など、同様の信号音を発する電気機器なら
上記第2実施形態は適用可能である。
【0086】第3実施形態 図7は、本発明のホームコントロールシステムの第3実
施形態に係る振動感知装置28Cのブロック構成図であ
る。図8は、本発明のホームコントロールシステムの第
3実施形態に係る端末制御装置のブロック構成図であ
る。図9は、図8の端末制御装置の制御部が行う処理の
一部を示すフローチャートである。
【0087】図7のブロック構成図において、振動感知
装置28Cは、振動センサ28C−1、制御部28C−
2及び赤外線送信部28C−3を含んで構成される。振
動感知装置28Cは、ここではエアコン筐体表面に装着
され、稼働時に発する振動を検出し、送信する。
【0088】振動センサ28C−1は、制御部28C−
2に接続されており、エアコン28が稼働時に発する振
動を検出して制御部28C−2に振動検出結果を送信す
る。
【0089】制御部28C−2は、内部信号線を介して
上記振動センサ28C−1及び赤外線送信部28C−3
に接続されている。制御部28C−2は基本的に中央演
算処理部ROM部及びRAM部から構成される。そして
振動センサ28C−1からの振動検出信号に応答してこ
れを赤外線送信部28C−3に送信する。なお、この赤
外線送信部28C−3に代えて、他の無線方式の送信
部、例えば、FM送信部を用いてもよい。
【0090】赤外線送信部28C−3は、制御部制御部
28C−2に接続されており、この制御部28C−2か
らの上記振動検出信号含む赤外線信号を送出する。
【0091】図8のブロック構成図において、端末制御
装置7Cは、上述したコンセント10に接続されるプラ
グ7C−1、AC線7C−2、電源多重部7C−3、制
御部7C−4、赤外線送信部7C−5、赤外線送信部7
C−6を含んで構成される。
【0092】上記電源多重部7C−3は、AC線7C−
2を介してプラグ7C−1に供給されるAC信号が印加
されている。電源多重部7C−3は、電力線搬送方式に
基づく変復調部を含む送受信機能を備えている。受信時
には変調されたAC信号を復調し、制御信号を制御部7
C−4に供給する。また、送信時には印加されているA
C信号を制御部7C−4からの制御信号で変調し、プラ
グ7C−1側に供給する。
【0093】制御部7C−4は、内部信号線を介して電
源多重部7C−3、音声入力部7C−6、赤外線受信部
7C−5及び赤外線送信部7C−6に接続されている。
制御部7C−4は、次の図9で示すような本実施形態に
係る制御を行う中央演算処理部を有する。また、制御部
7C−4は、図示しないROM部及びRAM部も有す
る。ROM部には、プログラムや固定データなどが格納
される。RAM部には処理の過程で発生する各種のデー
タなどが格納される。
【0094】赤外線受信部7C−5は、図7で説明した
動感知装置28Cからの振動検出信号を含む赤外線信号
を受信し、これを振動信号として制御部7C−4に供給
する。 また、赤外線受信部7C−5は、は制御部7C
−4に赤外線学習機能などの初期設定を行うための赤外
線信号の受信も行う。なお、振動感知装置28C側で上
記FM送信部を用いた場合には、上記赤外線受信部7C
−5の代わりにFM受信部を用いる。しかし、エアコン
制御には通常赤外線信号方式が採用されており、上記初
期設定なども赤外線信号方式によって行われるので、こ
こでは赤外線信号方式を採用するのがよい。
【0095】赤外線送信部7C−6は、制御部7C−4
の制御により、例えば、エアコン28の電源ON/OF
Fを制御指令する赤外線信号27を送出する。
【0096】上述のような端末制御装置7Cの制御部7
C−4の行う本実施形態に係る制御フローを図9を用い
て説明する。図9は、図8の制御部7C−4が行う処理
の一部を示すフローチャートである。
【0097】図9のステップS301において、制御部
7C−4は所定のトリガー信号、ここでは図2の手順T
13で説明した電源ON制御指令を待機しており(ステ
ップS301のN)、そのトリガー信号を受信すると
(ステップS301のY)、ステップS302に移行す
る。
【0098】ステップS302においては、制御部7C
−4は赤外線受信部7C−5をアクティブ化し、ステッ
プS303に移行する。
【0099】ステップS303において、制御部7C−
4は赤外線送信部7C−6に所定のエアコン制御、例え
ば、ON指令を示す赤外線信号を送出するように指令
し、ステップS304に移行する。
【0100】ステップS304においては、制御部7C
−4は赤外線受信部7C−5が振動信号を含む赤外線信
号を受信すると正常稼働と判断し(ステップS304の
Y)ステップS305に移行し、さもなければ(ステッ
プS304のN)リトライするためにステップS307
に移行する。
【0101】ステップS305においては、エアコン2
8が正常稼働していて、これ以上振動信号を受信する必
要がないので、制御部7C−4は赤外線受信部7C−5
をデアクティブ化し、ステップS306に移行する。
【0102】ステップS306において、制御部7C−
4はエアコン28が正常稼働していることを示すため
に、正常稼働を示す情報信号を電力線搬送方式に基づい
て主制御装置4に送信し、一連の処理を終了する。な
お、この情報信号を受信した主制御装置4は、これを通
信装置側に連絡する。
【0103】一方、上記ステップS304のNにより移
行したステップS307においては、リトライカウンタ
をカウントアップしてステップS308に移行する。
【0104】ステップS308においては、制御部7C
−4はリトライアウトがどうかを判断する。すなわち、
ステップS307において、カウントアップしたリトラ
イカウンタが、例えば3に到達したかどうかが判断さ
れ、到達していなければ(ステップS308のN)、制
御指令を再送出すべくステップS302に戻り、到達し
ていれば(ステップS308のY)ステップS309に
移行する。このように、遠隔制御によりエアコン28の
所定の稼働が正常に行われない場合、エアコン28の稼
働制御がリトライされる。したがって、偶発的に上記稼
働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御を防止し、
システムの信頼性が向上する。
【0105】ステップS309において、制御部7C−
4は制御指令を所定回数、例えば3回、試みたが成功し
なかった旨、すなわち、稼働異常を示す情報信号を電力
線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連の処
理を終了する。なお、この情報信号を受信した主制御装
置4は、これを通信装置側に連絡する。(例えば3
回、)このように、上記リトライ不成功の場合は、エア
コン28に重大な事故が発生しているかもしれない非常
事態の可能性もあるので、その際通信装置側にその旨を
伝えることにより適切な対応がとれるようになる。
【0106】上述の第3実施形態によれば、エアコン2
8は稼働時に振動を発生するタイプの家電機器なので、
この振動を検出することにより確実に稼働状態をモニタ
することができるようになる。しかも振動センサ28C
−2は電気機器28を制御する端末制御装置7Cに含ま
れるので、振動センサ28C−2専用の筐体を別途に用
意する必要がなくなる。これらの結果、低コストで確実
に稼働状態をモニタすることができる端末制御装置7C
を備えたホームコントロールシステムが提供できるよう
になる。
【0107】なお、振動を発生するタイプの家電機器は
エアコン28に限定するものではなく、稼働時に振動を
発生するタイプの電気機器なら上記第3実施形態は適用
可能である。
【0108】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、端末制御装置7に電気機器28の稼働状態
検出機能を持たせ、稼働状態を電源線3を介して通信装
置2に連絡するようにしている。したがって、電気機器
28の遠隔制御指令を行ったユーザに、指令後の不安を
抱かせることがなくなる。また、上記通信はホーム内で
は電源線3を用いて行われるので、電気機器28を改造
したり、専用の制御線を敷設する必要もなく余分なコス
トアップを招くことがない。
【0110】請求項2記載の発明によれば、電気機器2
8は稼働時に周囲の温度を変化させるタイプなので、こ
の温度変化を検出することにより確実に稼働状態をモニ
タすることができるようになる。しかも温度センサ7A
−5は電気機器28を制御する端末制御装置7Aに含ま
れるので、温度センサ7A−5専用の筐体を別途に用意
する必要がなくなる。これらの結果、低コストで確実に
稼働状態をモニタすることができる端末制御装置7Aを
備えたホームコントロールシステムが提供できるように
なる。
【0111】請求項3記載の発明によれば、電気機器2
8は端末制御装置7Bからの制御に応答して音声信号ほ
発するタイプなので、この音声信号を検出することによ
り確実に稼働状態をモニタすることができるようにな
る。このような音声信号は通常上記制御に応答して即座
に発せられるものなので、ユーザは電気機器28の遠隔
にいながらユーザは制御指令とほとんど同時にその稼働
状態を認識できて、遠隔操作時の通信費などの節約にな
る。また、即座に認識できるので、稼働確認の待ち時間
中の不安がなくなる、異常時には即座に対応できるなど
のメリットもある。しかも音声センサ7B−5は電気機
器28を制御する端末制御装置7Bに含まれるので、音
声センサ7B−5専用の筐体を別途に用意する必要がな
くなる。これらの結果、低コストで確実に稼働状態をモ
ニタすることができる端末制御装置7Bを備えたホーム
コントロールシステムが提供できるようになる。
【0112】請求項4記載の発明によれば、端末制御装
置7Cが制御する電気機器28は稼働時に振動を発生す
るタイプである。そして、端末制御装置7Cは振動を検
出するする振動センサ28C−2を含む稼働モニタ手段
を有し、検出した信号に基づいて電気機器28の稼働状
態がモニタされる。このように電気機器28は稼働時に
振動を発するタイプなので、この振動を検出することに
より確実に稼働状態をモニタすることができるようにな
る。しかも振動センサ28C−2は電気機器28を制御
する端末制御装置7Cに含まれるので、振動センサ28
C−2専用の筐体を別途に用意する必要がなくなる。こ
れらの結果、低コストで確実に稼働状態をモニタするこ
とができる端末制御装置7Cを備えたホームコントロー
ルシステムが提供できるようになる。
【0113】請求項5記載の発明によれば、電気機器2
8はエアコンであるので、稼働時に周囲温度が変化した
り、振動を発生したり、稼働応答音を発したりする。し
たがって、請求項2〜4の発明のように、稼働をモニタ
するために温度検出したり、信号音検出したり、或いは
振動検出したりする方式が非常に効果的に作用する。
【0114】請求項6記載の発明によれば、遠隔制御に
より電気機器28の所定の稼働が正常に行われない場
合、所定回数だけ電気機器28の稼働制御がリトライさ
れる。したがって、偶発的に上記稼働制御が不成功に終
わった場合の無駄な制御を防止し、システムの信頼性が
向上する。
【0115】請求項7記載の発明によれば、リトライし
ても電気機器28の正常な稼働制御が行われない場合に
は稼働状態を異常であるとするので、この異常な稼働状
態が通信装置2に連絡されることになる。すなわち、上
記リトライ不成功の場合は、電気機器28に重大な事故
が発生しているかもしれない非常事態の可能性もあるの
で、その際通信装置2にその旨を伝えることにより適切
な対応がとれるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホームコントロールシステムに係る構
成図である。
【図2】ユーザーと通信装置と主制御装置と端末制御装
置との作用を説明する図である。
【図3】本発明のホームコントロールシステムの第1実
施形態に係る端末制御装置のブロック構成図である。
【図4】図3の端末制御装置の制御部が行う処理の一部
を示すフローチャートである。
【図5】本発明のホームコントロールシステムの第2実
施形態に係る端末制御装置のブロック構成図である。
【図6】図5の端末制御装置の制御部が行う処理の一部
を示すフローチャートである。
【図7】本発明のホームコントロールシステムの第3実
施形態に係る振動感知装置のブロック構成図である。
【図8】本発明のホームコントロールシステムの第3実
施形態に係る端末制御装置のブロック構成図である。
【図9】図8の端末制御装置の制御部が行う処理の一部
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホームコントロールシステム 2 通信装置 3 電源線 4 主制御装置 5、6、7 端末制御装置 8 ホーム 9 外部 10 コンセント 12 電話機 13 電話回線 21 照明装置 22 プラグ付きコード 24 セキュリティ機器 25 信号線 27 赤外線信号 28 エアコン(電気機器) 29 ユーザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 正 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 西山 文章 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 磯貝 麗 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5K033 AA04 BA01 BA08 CB01 CB04 DA01 DA20 DB20 DB23 EA06 EA07 5K048 AA04 BA12 BA13 DA02 DB04 DC01 DC06 DC07 EA11 EB02 EB03 EB10 EB12 FB08 FB11 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 5K101 KK11 KK13 LL01 LL03 LL12 MM06 NN02 NN12 NN21 NN34 RR11 RR24 SS06 TT06 UU03 UU11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭における電気機器を通信手段を介し
    て遠隔操作するホームコントロールシステムであって、 前記家庭に敷設され、前記電気機器に交流電源を供給す
    る電源線と、 前記通信手段と通信可能であり、前記通信手段からの前
    記電気機器に対する制御内容に合わせたコマンドを受信
    し制御信号を生成するするとともに、前記電気機器に向
    けて前記制御信号を前記電源線を介して電力線搬送方式
    により送信する主制御装置と、 前記電源線に設けられるコンセントに脱着自在に接続さ
    れ、前記電源線を介して前記主制御装置と通信可能であ
    り、前記主制御装置からの前記制御信号に基づき前記電
    気機器を制御する端末制御装置と、 前記端末制御装置に含まれ、前記電気機器の所定の稼働
    を指令するための前記制御信号に応答して、前記電気機
    器の稼働状態をモニタし、この稼働状態を前記主制御装
    置に連絡する稼働モニタ手段と、 を備え、 前記主制御装置は、前記端末制御装置の前記稼働状態を
    前記通信手段に連絡することを特徴とするホームコント
    ロールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホームコントロールシス
    テムにおいて、 前記電気機器は、前記端末制御装置からの制御により周
    囲の温度を変化させるタイプであり、 前記稼働モニタ手段は、前記周囲の温度を検出する温度
    センサを含み、検出された温度の変化率に基づいて前記
    電気機器の稼働状態をモニタすることを特徴とするホー
    ムコントロールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のホームコントロールシス
    テムにおいて、 前記電気機器は、前記端末制御装置からの制御に応答し
    て所定の音声信号を出力するタイプであり、 前記稼働モニタ手段は、前記音声信号を検出するする音
    声センサを含み、前記音声信号の検出有無に基づいて前
    記電気機器の稼働状態をモニタすることを特徴とするホ
    ームコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のホームコントロールシス
    テムにおいて、 前記電気機器は、稼働時に振動を発生するタイプであ
    り、 前記電気機器に装着されて稼働時に振動を発生する前記
    振動を感知する振動センサを含み、感知した振動を振動
    信号として無線信号にて送信する振動感知装置をさらに
    備え、 前記稼働モニタ手段は、前記振動信号を受信する振動信
    号受信手段を含み、受信した振動信号に基づいて前記電
    気機器の稼働状態をモニタすることを特徴とするホーム
    コントロールシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4いずれか記載のホームコン
    トロールシステムにおいて、 前記電気機器は、エアコンであることを特徴とするホー
    ムコントロールシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のホームコントロールシス
    テムにおいて、 前記端末制御装置は、前記制御信号により前記電気機器
    の前記所定の稼働が正常に行われない場合、所定回数だ
    け前記電気機器の稼働制御をリトライするリトライ手段
    をさらに備えることを特徴とするホームコントロールシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のホームコントロールシス
    テムにおいて、 前記端末制御装置は、前記リトライ手段が前記所定回数
    だけ前記稼働制御をリトライした後も前記所定の稼働が
    正常に行われない場合、前記稼働状態を異常であるとす
    ることを特徴とするホームコントロールシステム。
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