JP2006067417A - ネットワーク制御端末機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークシステムに関するもので、ネットワークにつながれた電気機器を制御する場合、都度ネットワーク制御機器子機から、ネットワーク制御機器親機に電気機器の制御制御信号を入力する課題あった。
【解決手段】個人認識用カード3で人感センサ2で特定した個人を認識できるようにし、個人認識用カード3が人感センサ2に認識されたとき、人感センサ2が特定した個人に応じてネットワークに繋がれた電気機器5〜8を自動的に制御できるようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は電気機器および、個人認識用カードを無線で接続するネットワーク制御端末機器に関するものである。
従来、ネットワーク制御端末機器は、小電力無線通信などを用いて電気機器のネットワークを形成し、操作者は、ネットワーク制御端末機器親機に制御情報を送信し、各電気機器等の制御を実施していた(例えば特許文献1)。
特開平10−282161号公報
しかしながら従来のネットワーク制御端末機器では、対応する電気機器に対し、使用ごとに制御信号を送信する必要があるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、各個人が個人認識用カードを所持し、人感センサを部屋に設置し、各個人が生活パターンとして実施している内容に応じていちいち制御信号をネットワーク制御端末機器親機に送信し電気機器を動作させるのではなく、時間情報、位置情報により、ネットワーク制御端末機器親機が記憶している内容により、制御端末機器親機から自動的に電気機器に制御信号を送信し制御できるようにすることを目的としたものである。
前記課題を解決するために、本発明のネットワーク制御端末機器は、ネットワーク制御端末機器親機と人感センサと個人認識用カードと少なくとも1つの電気機器からなり、個人認識用カードからの送信信号を人感センサか受信し、さらに人感センサがこの位置情報をネットワーク制御端末機器親機に送信することで、このネットワーク制御端末器親機が個人認識用カードを所持する特定された個人の位置を認識し、あらかじめ記憶されている電気機器の制御パターンとを照合し、必要な制御信号を電気機器に送信し、この電気機器を制御するものである。
これによって、いちいち個別に電気機器に制御信号を送信する必要なく、必要な電気機器を制御することが可能になる。
本発明のネットワーク制御端末機器は、個人認識用カードを所持する特定された個人の位置を認識し、あらかじめ記憶されている電気機器の制御パターンとを照合し、必要な制御信号を電気機器に送信し制御するので、いちいち個別に電気機器に制御信号を送信する必要なく、必要な電気機器を制御することが可能になる。
第1の発明は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、電気機器を制御できる様にしたものである。
第2の発明は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信を小電力無線で実施し、小型化で、かつ電池駆動できるようにしたものである。
第3の発明は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信をBlueTooth(R)で実施し、BlueTooth(R)対応ネットワーク制御端末機器親機にも適用できるようにしたものである。
第4の発明は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信を赤外線通信で実施し、赤外線通信対応ネットワーク制御端末機器親機にも適用できるようにしたものである。
第5の発明は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特に人感センサを複数設置することで、個人認識用カードを所持する個人が現在どこの部屋にあるかを検知することができるようにしたものである。また、複数の人感センサにより、特定された個人の生活パターンも検知できる様にしたものである。
第6の発明は、人感センサは、無線通信の送信出力を制御することにより、例えば、個人認識用カードを所持している特定された個人が遠くにいて家に近づいてくる場合は、その個人が帰宅して以降制御すると予想される電気機器を、あらかじめネットワーク制御端末機器親機から制御信号を電気機器に送信し、電気機器を制御することができる。
また、個人認識用カードを所持している特定された個人が家に着いた場合は、人感センサの出力をさげ、人感センサの信号が遠くに届かない様にし、個人認識用カードを所有する個人がどこにいるかを特定できる様にし、一つの人感センサで、二通りの動作をできる様にしたものである。
第7の発明は、人感センサは、特定された個人が遠くにいて家に近づいてくる場合は小電力無線通信を使用し、例えば、個人認識用カードを所持している特定された個人が遠くにいて家に近づいてくる場合は、その個人が帰宅して以降制御すると予想される電気機器を、あらかじめネットワーク制御端末機器親機から制御信号を電気機器に送信し、電気機器を制御することができる。
また、個人認識用カードを所持している特定された個人が家に着いた場合は、人感センサは赤外線通信を使用し、個人認識用カードを所有する個人がどこにいるかを特定できる様にし、一つの人感センサで、二通りの動作をできる様にしたものである。
第8の発明は、ネットワーク制御端末機器親機が、人感センサと個人認識用カードとの通信により得られた個人の位置情報と、あらかじめ記憶されている電気機器制御パターンにより、ネットワーク制御端末機器親機から制御信号を電気機器に送信し、電気機器を制御する様にしたものである。
第9の発明は、ネットワーク制御端末機器親機が、人感センサと個人認識用カードとの通信により得られた個人の位置情報と、前記電気機器の使用制御のパターンを記憶し、個人認識用カード所有者の生活パターンを記憶して、電気機器を制御する様にしたものである。
第10の発明は、ネットワーク制御端末機器親機が、人感センサと個人認識用カードとの通信により得られた個人の位置情報と、各機器から送信される個人認識用カード所有者の各電気機器制御情報を記憶し、個人認識用カード所有者の生活パターンを記憶して、電気機器を制御するとき、制御するかどうかを個人認識用カード所有者に許可を得る内容の信号を送信し、個人認識用カード所有者の許可を得てから、電気機器を制御する様にしたものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態1について説明する。図1はネットワークシステムのシステム構成図である。図1を使用してネットワークシステムについての概要説明を行い、その後、ネットワーク制御端末機器の説明を行う。
図1において1はネットワーク制御端末機器親機、2は第1の人感センサ、3は個人認識用カード、4は風呂給湯器、5はテレビ、6はビデオデッキ、7エアコン、8は照明機器、9は家屋、10はネットワーク制御端末機器子機、18はネットワーク制御端末機器親機の外部ネットワーク接続端子である。
また、図2において、第1の人感センサ2は、21は第1の無線用アンテナ(制御端末機器親機通信用)、22は第1の無線回路(制御端末機器親機通信用)、23は制御回路、24は第2の無線回路(個人認識用カード通信用)、25は第2の無線用アンテナ2(個人認識用カード通信用)である。
図3において、個人認識用カード3は、31は無線用アンテナ(人感センサ通信用)、32は無線回路(人感センサ通信用)、33は制御回路、34は個人情報データ記憶回路である。
次に動作を説明すると、操作者は固定されていないネットワーク制御端末機器子機10あるいは家屋内で固定されているネットワーク制御端末機器親機1を用い、風呂給湯器4、テレビ5のオンオフ等の制御、ビデオデッキ6のオンオフ、録画等の制御、エアコン7、照明機器8のオンオフ制御を行う。
また、家庭外部のネットワークとの通信は、ネットワーク制御端末機器親機1の場合、外部ネットワークの接続線を外部ネットワーク接続端子18に接続して行う。
また、第1の人感センサ2と個人認識用カード3との通信は、第1の人感センサにおいては制御回路23からの信号により第2の無線回路24を動作させ、第2の無線用アンテナ25から信号を出力し、個人認識用カードでは制御回路33からの信号により、無線回路32を動作させ、無線用アンテナ31から信号を出力し実施する。なお、このとき個人認識用カード3からは、個人情報データ記憶装置34に記憶された内容が第1の人感センサ2に向け送信される。
その後、第1の人感センサ2においては、制御回路23からの制御信号により、第1の無線回路22が制御され、第1の無線用アンテナ21から個人認識用カードから得られた信号等がネットワーク制御端末機器親機1に向け送信される。そして、ネットワーク制御端末機器親機1は、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機1に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、電気機器を制御できる様にしたものである。
また、これらの構成により、電気機器等を無線回路で制御を行うので、無線アダプタが取付けられている電気機器であれば、外部ネットワークを通じて制御可能である。
また、個人認識用カードを所有している人が人感センサ2の範囲に入れば、人感センサ2からネットワーク制御端末機器親機1に情報が伝わり、ネットワーク制御端末機器子機10を操作することなく、あらかじめ決めておいた電気機器に対し、あらかじめ決めておいた制御を実施することができる。
なお、第1の人感センサ2はネットワーク制御端末機器親機1に内蔵されてもよい。
以上のように、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、電気機器を制御できる。
(実施の形態2)
以下本発明の実施の形態2について説明する。図4は本発明の実施の形態2における人感センサであり,図5は個人認識用カードの図である。
図4および図5において、前記説明と同様の構成要素については同一番号を付しているので説明は省略する。図4において、26は429MHz帯の特定小電力無線テレメータ・テレコントロール用の周波数帯を使用している小電力無線回路(個人認識用カード通信用)であり、27は429MHz帯用小電力無線用アンテナ(個人認識用カード通信用)である。図5において、35は429MHz帯用小電力無線用アンテナ(人感センサ通信用)であり、36は429MHz帯の特定小電力無線テレメータ・テレコントロール用の周波数帯を使用している小電力無線回路(人感センサ通信用)である。
次に構成及び作用について説明すると、第1の人感センサ2については、制御回路23からの制御信号により429MHz帯の特定小電力無線テレメータ・テレコントロール用の周波数帯を使用している小電力無線回路無線回路26を制御し、429MHz帯用小電力無線用アンテナ27から信号が送信される。また、個人認識用カード3においては、制御回路33の制御信号により429MHz帯の特定小電力無線テレメータ・テレコントロール用の周波数帯を使用している小電力無線回路36を制御し、429MHz帯用小電力無線用アンテナ35から信号を送信する。
これにより、人感センサ2と個人認識用カード3とは電波伝搬特性のよい小電力無線での通信が可能になる。
以上のように、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信を小電力無線で実施し、小型化で、かつ電池駆動できる。
(実施の形態3)
以下本発明の実施の形態3について説明する。 図6は本発明の実施の形態3における人感センサの図であり,図7は個人認識用カードの図である。
図6および図7において、前記説明と同様の構成要素については同一番号を付しているので説明は省略する。
図6において、28はBlueTooth(R)無線回路(個人認識用カード通信用)であり、27はBlueTooth(R)無線用アンテナ(個人認識用カード通信用)である。図7において、37はBlueTooth(R)無線用アンテナ(人感センサ通信用)であり、36はBlueTooth(R)無線回路(人感センサ通信用)である。
次に構成及び作用について説明すると、第1の人感センサ2については、制御回路23からの制御信号によりBlueTooth(R)無線回路無線回路28を制御し、BlueTooth(R)無線用アンテナ29から信号が送信される。また、個人認識用カード3においては、制御回路33の制御信号によりBlueTooth(R)無線回路38を制御し、BlueTooth(R)無線用アンテナ38から信号を送信する。
以上のように、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信をBlueTooth(R)で実施し、BlueTooth(R)対応ネットワーク制御端末機器親機にも適用できる。これにより、人感センサ2と個人認識用カード3とは廉価なBlueTooth(R)無線での通信が可能になる。
(実施の形態4)
以下本発明の実施の形態4について説明する。図8は本発明の実施の形態4における人感センサの図であり、図9は個人認識用カードの図である。
図8および図9において、前記説明と同様の構成要素については同一番号を付しているので説明は省略する。
図8において、30は赤外線通信回路(個人認識用カード通信用)であり、301は赤外線用アンテナ(個人認識用カード通信用)である。図9において、39は赤外線通信用アンテナ(人感センサ通信用)であり、40は赤外線通信回路(人感センサ通信用)である。
次に構成及び作用について説明すると、第1の人感センサ2については、制御回路23からの制御信号により赤外線通信回路30を制御し、赤外線通信用アンテナ31から信号が送信される。また、個人認識用カード3においては、制御回路33の制御信号により赤外線通信回路40を制御し、赤外線通信用アンテナ39から信号を送信する。
以上のように、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特にこれらの無線通信を赤外線通信で実施し、赤外線通信対応ネットワーク制御端末機器親機にも適用できる。これにより、人感センサ2と個人認識用カード3とは廉価な赤外線での通信が可能になる。
(実施の形態5)
図10は本発明の実施の形態5におけるネットワーク制御システムの構成図である。
図10において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図10において、101は第2の人感センサ、102は第3の人感センサ、103は第4の人感センサ、104は第5の人感センサである。
個人認識用カード3を所持している人が、第2の人感センサ101のある部屋に入った場合、個人認識カード3からの信号を第2の人感センサ101が検知し、この検知信号がネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に登録しておいた内容で、風呂給湯器4を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、風呂給湯器4に送信され風呂給湯器4が動作を開始する。
また、個人認識用カード3を所持している人が、第3の人感センサ102のある部屋に入った場合、個人認識カード3からの信号を第3の人感センサ102が検知し、この検知信号がネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に登録しておいた内容で、テレビ5、あるいはビデオデッキ6を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、テレビ5、あるいはビデオデッキ6に送信されテレビ5、あるいはビデオデッキ6が動作を開始する。
つぎに、個人認識用カード3を所持している人が、第4の人感センサ103のある部屋に入った場合、個人認識カード3からの信号を第4の人感センサ103が検知し、この検知信号がネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に登録しておいた内容で、エアコン7を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、エアコン7に送信されエアコン7が動作を開始する。
さらに、個人認識用カード3を所持している人が、第5の人感センサ104のある部屋に入った場合、個人認識カード3からの信号を第5の人感センサ104が検知し、この検知信号がネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に登録しておいた内容で、照明器具8を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、照明器具8に送信され照明器具8が動作を開始する。
このように、個人認識用カード3を所有している人がある人感センサの範囲に入れば、人感センサからネットワーク制御端末機器親機1に情報が伝わり、ネットワーク制御端末機器子機10を操作することなく、あらかじめ決めておいた電気機器に対し、あらかじめ決めておいた制御を実施することができる。特に、各部屋ごとに、各場所ごとに人感センサを取付けておけば、複数の部屋にある複数の電気機器を制御することが可能になる。
これらより、家族が複数同じ家に住んでいる場合、同じ部屋にいても使用する電気機器が異なる場合にも対応することが可能であるし、同一機器であっても使用内容が異なる場合にも対応する。
たとえば、ビデオデッキで、父親がプロ野球を録画して、子供が音楽番組を録画し、母親がドラマを録画していても、個人認識用カードで現在部屋にいる人が誰であるかを認識できるので、ビデオデッキのある部屋に父親が入ってくると自動的にテレビ5とビデオデッキ6のスイッチが入り、録画されているプロ野球が自動的に再生され、子供が入ってくると音楽番組が自動再生され、母親が入ってくるとドラマが自動再生されるということ等が可能になる。
以上のように、人感センサと個人認識用カードの通信により得られた特定された個人の位置情報と時間情報により、ネットワーク制御端末機器親機に記憶されている情報に基づき、個々の電気機器に制御信号を送信することなく、個々の電気機器を制御できる様にしたもので、特に人感センサを複数設置することで、個人認識用カードを所持する個人が現在どこの部屋にあるかを検知することができるようにしたものである。また、複数の人感センサにより、特定された個人の生活パターンも検知できる。
(実施の形態6)
図11は本発明の実施の形態6における第1の人感センサ2の構成図である。
図11において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図11において、41は第2の無線回路24(個人認識用カード通信用)の送信出力制御回路である。
人感センサ2を広範囲が認識できるモードに設定すると、人感センサ2は無線通信の送信出力を出力規定値まで上げ送信し、広範囲で検知を可能にする。また、人感センサ2を狭範囲を認識できるモードに設定すると、人感センサ2は無線通信の送信出力を一定値まで出力規定値まで下げ送信し、狭範囲で検知を可能にする。
たとえば、家に住人が不在の場合、人感センサ2を広範囲が認識できるモードに設定し、たとえば100m電波が届くようにした場合、個人認識用カードを所持する住人が人感センサ2を設置した家に近づき半径100mの範囲に入ったとき、この個人認識カード3の個人情報が人感センサ2からネットワーク制御端末機器親機1に送信され、この信号により、人感センサ2を狭範囲が認識できるモードに変更し、かつ他の人感センサを動作モードにし、他の電気機器をスタンバイ状態にする等のことが可能になる。
また、個人認識用カードを所持している特定された個人が家に着いた場合は、人感センサの出力をさげ、人感センサの信号が遠くに届かない様にし、個人認識用カードを所有する個人がどこにいるかを特定できる様にし、一つの人感センサで、二通りの動作をできる。
(実施の形態7)
図12は本発明の実施の形態7における第1の人感センサ2の構成図である。
図12において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図12において、42は小電力無線回路26(個人認識用カード通信用)と赤外線通信回路30(個人認識用カード通信用)どちらかあるいは両方の回路を選択できる無線回路制御機能付制御回路である。
第1の人感センサ2を広範囲が認識できる小電力無線回路26を動作状態にするモードに設定すると、第1の人感センサ2は広範囲で検知が可能になる。また、第1の人感センサ2を狭範囲を認識できる赤外線通信回路30を動作状態にするモードに設定すると、人感センサ2は狭範囲で検知が可能になる。
たとえば、家に住人が不在の場合、人感センサ2を広範囲が認識できる小電力無線回路26を動作状態にするモードに設定し、たとえば100m電波が届くようにした場合、個人認識用カードを所持する住人が人感センサ2を設置した家に近づき半径100mの範囲に入ったとき、この個人認識カード3の個人情報が人感センサ2からネットワーク制御端末機器親機1に送信され、この信号により、人感センサ2を狭範囲を認識できる赤外線通信回路30を動作状態にするモードに変更し、かつ他の人感センサを動作モードにし、他の電気機器をスタンバイ状態にする等のことが可能になる。
また、個人認識用カードを所持している特定された個人が家に着いた場合は、人感センサは赤外線通信を使用し、個人認識用カードを所有する個人がどこにいるかを特定できる様にし、一つの人感センサで、二通りの動作をできる。
(実施の形態8)
図13は本発明の実施の形態8におけるネットワーク制御端末機器親機1の構成図である。
図13において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図13において、43は無線回路、44は無線用アンテナ、45は制御装置、46はデータ記憶装置、47はデータ入力部、48はデータ表示部、49は外部ネットワーク接続端子ある。
個人認識用カード3を所持している人が、第1の人感センサ2のある部屋に入った場合、個人認識カード3からの信号を第1の人感センサ2が検知し、この検知信号がネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、この信号が無線用アンテナ44を通り無線回路43で受信され、あらかじめデータ記憶装置46に記憶されていたデータに基づいた制御信号を無線回路43により無線用アンテナ44から送信される。つまり、たとえば、風呂給湯器4の部屋に入らなくともあらかじめ風呂給湯器4を制御するように記憶しておけば、風呂給湯器4を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、風呂給湯器4に送信され風呂給湯器4が動作を開始する。
つづいて、テレビ5およびビデオデッキ6のある部屋に入らなくとも、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に記憶させた内容で、テレビ5あるいはビデオデッキ6を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、テレビ5あるいはビデオデッキ6に送信されテレビ5あるいはビデオデッキ6が動作を開始する。
つづいて、エアコン7のある部屋に入らなくとも、あらかじめネットワーク制御端末機器親機1に記憶しておいた内容で、エアコン7を制御する信号がネットワーク制御端末機器親機1から、エアコン7に送信されエアコン7が動作を開始する。
以上のように第1の人感センサ2に個人認識カード3をもつ特定の人が検知された場合、この第1の人感センサ2の検知信号がネットワーク制御端末機器親機1に送信され複数の部屋にある、複数の電気機器を同時にあるいは続けて制御することができる。
(実施の形態9)
図14は本発明の実施の形態9におけるネットワーク制御端末機器親機1の構成図である。
図14において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図14において、50はクロック(カレンダー機能付き)である。
個人認識用カード3を所持している人が、たとえば第2の人感センサ101のある部屋に入って、風呂給湯器4を操作した場合、人感センサ101が検知した個人認識用カードの認識データと、風呂給湯器4を操作した内容のデータがネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、これら2つのデータとクロック(カレンダー機能付き)50のデータがネットワーク制御端末機器親機1のデータ記憶装置46に記録される。
また、個人認識用カード3を所持している人が、第3の人感センサ102のある部屋に入って、テレビ5あるいはビデオデッキ6を操作した場合、人感センサ102が検知した個人認識用カードの認識データと、テレビ5あるいはビデオデッキ6を操作した内容のデータがネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、これら2つのデータとクロック(カレンダー機能付き)50のデータがネットワーク制御端末機器親機1のデータ記憶装置46に記録される。
つぎに、個人認識用カード3を所持している人が、第4の人感センサ103のある部屋に入って、エアコン7を操作した場合、人感センサ103が検知した個人認識用カードの認識データと、エアコン7を操作した内容のデータがネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、これら2つのデータとクロック(カレンダー機能付き)50のデータがネットワーク制御端末機器親機1のデータ記憶装置46に記録される。
さらに、個人認識用カード3を所持している人が、第5の人感センサ104のある部屋に入って、照明器具8を操作した場合、人感センサ104が検知した個人認識用カードの認識データと、照明器具8を操作した内容のデータがネットワーク制御端末機器親機1の送信される。そして、これら2つのデータとクロック(カレンダー機能付き)50のデータがネットワーク制御端末機器親機1のデータ記憶装置46に記録される。
このようにして、個人認識用カード3に記憶されているデータと各人感センサのデータとクロック(カレンダー機能付き)50のデータを記憶することにより、個人の生活パターンを記憶し、個人認識用カードを所持している人が人感センサが捉えた場合、過去のデータより個人認識用カードを持った人の行動を予想して、各電気機器を制御信号をネットワーク制御端末機器親機1から送信し、各電気機器を制御することができる。
以上のように、ネットワーク制御端末機器親機が、人感センサと個人認識用カードとの通信により得られた個人の位置情報と、前記電気機器の使用制御のパターンを記憶し、個人認識用カード所有者の生活パターンを記憶して、電気機器を制御するので利便性が向上する。
(実施の形態10)
図15は本発明の実施の形態10における個人認識用カード3の構成図である。
図15において、前記実施の形態と同様の構成要素については同一の番号を付しているので説明を省略する。図15において、51はデータ表示部、52はデータ入力部、53はスピーカー、54はマイクである。
実施の形態9に示しているように、個人認識用カード3に記憶されているデータと各人感センサのデータとクロックのデータを記憶することにより、個人の生活パターンを記憶し、個人認識用カードを所持している人が人感センサが捉えた場合、過去のデータより個人認識用カードを持った人の行動を予想して、各電気機器を制御信号をネットワーク制御端末機器親機1から送信し、各電気機器を制御するが、このとき、該当する電気機器の制御が不要である場合もある。
そこで、該当する電気機器を動作させるか否かについてを、個人認識用カード3のデータ表示部51に表示して、動作するしないをデータ入力部52に入力して該当する電気機器の動作させるか否かを制御することができる。あるいは、個人認識用カード3のスピーカー53内容を音声で流し、これについての応答をマイク54から入力することで該当する電気機器の動作させるか否かを制御することもできる。
以上のように、ネットワーク制御端末機器親機が、人感センサと個人認識用カードとの通信により得られた個人の位置情報と、各機器から送信される個人認識用カード所有者の各電気機器制御情報を記憶し、個人認識用カード所有者の生活パターンを記憶して、電気機器を制御するとき、制御するかどうかを個人認識用カード所有者に許可を得る内容の信号を送信し、個人認識用カード所有者の許可を得てから電気機器を制御することで、必要な制御を確認し、余計な制御を行わないようにすることができる。
本発明は家庭内のネットワークシステムに限らず、工場やオフィス、公共施設などにおいても利用でき有効である。
本発明の実施の形態1におけるネットワークシステムのシステム構成図 本発明の実施の形態1における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態1における個人認識用カードの構成図 本発明の実施の形態2における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態2における個人認識用カードの構成図 本発明の実施の形態3における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態3における個人認識用カードの構成図 本発明の実施の形態4における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態4における個人認識用カードの構成図 本発明の実施の形態5におけるネットワークシステムのシステム構成図 本発明の実施の形態6における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態7における第1の人感センサの構成図 本発明の実施の形態8におけるネットワーク制御端末機器親機の構成図 本発明の実施の形態9におけるネットワーク制御端末機器親機の構成図 本発明の実施の形態10における個人認識用カードの構成図
符号の説明
1 ネットワーク制御端末機器親機
2 第1の人感センサ
3 個人認識用カード
4 風呂給湯器(電気機器)
5 テレビ(電気機器)
7 エアコン(電気機器)
8 照明機器(電気機器)
9 家屋
10 ネットワーク制御端末機器子機
18 外部ネットワーク通信端子
21 第1の無線用アンテナ(制御端末機器親機通信用)
22 第1の無線回路(制御端末機器親機通信用)
23 制御回路
24 第2の無線回路(個人認証用カード通信用)
25 第2の無線用アンテナ(個人認証用カード通信用)
26 小電力無線回路(個人認証用カード通信用)
27 小電力無線用アンテナ(個人認証用カード通信用)
28 BlueTooth(R)無線回路(個人認証用カード通信用)
29 BlueTooth(R)無線用アンテナ(個人認証用カード通信用)
30 赤外線通信回路(個人認証用カード通信用)
31 無線用アンテナ(人感センサ通信用)
32 無線回路(人感センサ通信用)
33 制御回路
34 個人情報データ記憶装置
35 小電力無線用アンテナ(人感センサ通信用)
36 小電力無線回路(人感センサ通信用)
37 BlueTooth(R)無線用アンテナ(人感センサ通信用)
38 BlueTooth(R)無線回路(人感センサ通信用)
39 赤外線用アンテナ(人感センサ通信用)
40 赤外線通信回路(人感センサ通信用)
41 第2の無線回路(個人認証用カード通信用)送信出力制御端子
42 無線回路制御機能付制御回路
43 無線回路
44 無線用アンテナ
45 制御回路
46 データ記憶装置
47 データ入力部
48 データ表示部
49 外部ネットワーク接続端子
50 クロック
51 データ表示部
52 データ入力部
53 スピーカー
54 マイク
101 第2の人感センサ
102 第3の人感センサ
103 第4の人感センサ
104 第5の人感センサ
301 赤外線用アンテナ(個人認証用カード通信用)

Claims (10)

  1. ネットワーク制御端末機器親機と人感センサと個人認識用カードと少なくとも1つの電気機器からなり、前記個人認識用カードからの無線通信により前記個人認識用カードを所持している個人を特定し、前記人感センサから前記ネットワーク制御端末機器親機へ無線通信によりこの特定した個人の情報を送信し、前記ネットワーク制御端末機器親機は、人感センサが特定した個人に応じた制御信号を電気機器に送信し制御することを特徴とするネットワーク制御端末機器。
  2. 無線通信は、小電力無線であることを特徴とする請求項1記載のネットワーク制御端末機器。
  3. 無線通信は、BlueTooth(R)であることを特徴とする請求項1記載のネットワーク制御端末機器。
  4. 人感センサからネットワーク制御端末機器親機へ無線通信は、赤外線通信であることを特徴とする請求項1記載のネットワーク制御端末機器。
  5. 人感センサは複数設置され、個人認識用カードを所持している特定された個人の位置に関する情報をネットワーク制御端末機器親機に送信することで、この特定された個人の行動に適応するようにネットワーク制御端末機器親機から制御信号を各電気機器に送信して制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のネットワーク制御端末機器。
  6. 人感センサは無線通信の送信出力を制御することにより、個人認識用カードを所持している特定された個人が遠くにいる場合は送信出力を大きくし、個人認識用カードを所持している特定された個人が近づいてくることを認識、または個人認識用カードを所持している特定された個人が近くにいるときは送信出力を小さくし、複数の人感センサで個人認識用カードを所持している特定された個人の詳細な位置を特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のネットワーク制御端末機器。
  7. 人感センサは、小電力無線回路と赤外線通信回路を持ち、個人認識用カードを所持している特定された個人が遠くにいる場合は小電力無線回路を使用し、個人認識用カードを所持している特定された個人が近づいてくることを認識、また、個人認識用カードを所持している特定された個人が近くにいるときは赤外線通信回路を使用し、複数の人感センサで個人認識用カードを所持している特定された個人の詳細な位置を特定することを特徴とする請求項1、5、6のいずれか1項記載のネットワーク制御端末機器。
  8. ネットワーク制御端末機器親機は、事前に記憶された情報に基づき、人感センサからの位置情報により、現在位置が確認されている個人認識用カードを所持している特定された個人に最適な制御を電気機器について実施することを特徴とする請求項1、5、6、7のいずれか1項記載のネットワーク制御端末機器。
  9. ネットワーク制御端末機器親機は、時間情報と人感センサからの位置情報と電気機器からの情報により、前記時間情報と個人認識用カードを所持している特定された個人の位置と前記電気機器の使用制御のパターンを記憶し、個人認識用カードを所持している特定された個人の時間情報と位置情報により電気機器を制御することを特徴とする請求項1、5、6、7、8のいずれか1項記載のネットワーク制御端末機器。
  10. ネットワーク制御端末機器親機は、電気機器の使用の有無の確認を実施すべき電気機器の制御をネットワーク制御端末機器親機が実施する前には、個人認識用カードを所持している特定された個人に対し、該当する電気機器使用の許可情報を個人認識用カードに送信し、使用の許可を得てから該当の電気機器の制御を実施することを特徴とする請求項9記載のネットワーク制御端末機器。
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