JP2008271358A - 機器制御システム - Google Patents

機器制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008271358A
JP2008271358A JP2007113823A JP2007113823A JP2008271358A JP 2008271358 A JP2008271358 A JP 2008271358A JP 2007113823 A JP2007113823 A JP 2007113823A JP 2007113823 A JP2007113823 A JP 2007113823A JP 2008271358 A JP2008271358 A JP 2008271358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
control
identification information
control system
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007113823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5016968B2 (ja
Inventor
Tadashi Usami
正 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007113823A priority Critical patent/JP5016968B2/ja
Publication of JP2008271358A publication Critical patent/JP2008271358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5016968B2 publication Critical patent/JP5016968B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが機器を使用する際の快適性を大いに高めることができる機器制御システムを提供する。
【解決手段】テレビTV1,TV2等の各家電機器は、無線通信部m1と、無線通信部m1を通じての受信情報に基づいて自動運転制御を行う制御部m2とを有している。また、携帯機K1〜K4は、無線通信部m3とメモリm4とを備えており、メモリm4には、それぞれの所有者(住人U1〜U4)ごとに異なる個別の識別情報と各所有者の身体及び嗜好に関するユーザ特有情報とが記憶されている。各家電機器は、携帯機と無線通信が行われる際に、識別情報とユーザ特有情報とを受信し、それらの受信情報に基づいて自動運転を実施する。また、各家電機器は、その運転状態を変更する際に同運転状態を徐々に変化させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、住宅の内外に設けられた機器の運転状態を制御する機器制御システムに関するものである。
従来から、ユーザの身体的特徴をセンサ等の計測手段により計測するとともに、同センサ等の計測結果に基づいて住宅の各種機器を制御する技術が提案されている。例えば、特許文献1の「個人認証装置及び通行制御装置」では、玄関ドア等からなる通行ゲートに身長計測手段として距離センサを設け、その距離センサにより計測された被認証者(通行者)の身長に応じて、ビデオカメラ等からなる端末部の高さを上下方向に移動させる。また、生体情報入力手段により入力された生体情報に基づいて被認証者の本人確認を行うとともに、その本人確認の結果に応じて通行ゲートの通行可否を制御する構成としている。そしてこれにより、身長が異なる複数の被認証者にも使い勝手のよい装置を実現できるものとしていた。
特開2003−308303号公報
上記特許文献1を含め、住宅の各種機器を制御する既存の機器制御技術では、利用するユーザが誰であるかに応じて単純に機器の運転状態を調整するにすぎない。特許文献1では、機器制御として、通行ゲートを開状態と閉状態とで切り換えているだけである。その他、ユーザに応じてテレビの音量を自動で高低切り換えることも考えられるが、現存する技術では、例えば音量を高音量から低音量に単に切り換えているだけである。そのため、ユーザが機器を快適に使用できるかどうかを考えると、その快適性について改善の余地があると考えられる。
本発明は、ユーザが機器を使用する際の快適性を大いに高めることができる機器制御システムを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
第1の発明では、住宅に設けられる機器(テレビTV1,TV2、オーディオ機器AU1など)と、該機器の運転状態を制御する制御手段(制御部m2、キッチン制御装置48、照明制御装置51等)とを備える機器制御システムにおいて、前記制御手段は、前記機器の運転状態を変更する際に同運転状態を徐々に変化させることを特徴とする。
上記構成によれば、機器の運転状態の変更に際し、急な変更が抑制される。したがって、ユーザにとって不意に機器の運転状態が変更されることが抑制される。また、ユーザにとって違和感なく機器の運転状態を変更できる。その結果、ユーザが機器を使用する際の快適性を大いに高めることができる。
第2の発明では、要求(ユーザ要求等)に基づいて前記運転状態の目標値を設定する目標設定手段(制御部m2)を備え、前記制御手段は、前記目標設定手段により設定される目標値について変更がある場合に、同目標値を徐変させその徐変目標値に基づいて前記機器を制御する。本構成によれば、機器の運転状態の変化を積極的に早める又は遅らせることができる。
第3の発明では、前記制御手段は、前記目標設定手段により設定される目標値の変更量が所定値以上であることを条件に、前記目標値の徐変を実行する。つまり、目標値の変更量が比較的大きい場合にのみ目標値を徐変させ、同変更量が比較的小さい場合には目標量を一気に変化させる。これにより、目標値の変更量が比較的小さい場合において、ユーザに違和感を生じさせることなく、所望とする運転状態にいち早く移行させることが可能となる。
第4の発明では、前記制御手段は、前記機器の運転状態に関わる運転出力について、同運転出力を増加させる場合と減少させる場合とでその変化速度を変更する。つまり、例えば、テレビ等の音量を一気に増加させる場合と一気に減少させる場合とを比較すると、前者の方がユーザが不快感を覚えやすいと考えられる。それゆえに、同音量を増加させる場合には比較的遅く、減少させる場合には比較的早くして音量を変化させる。これにより、機器の運転状態を違和感なく変化させたいニーズと、いち早く変化させたいニーズとの両立が可能となる。
また、第5の発明では、前記機器は、アクチュエータ(アクチュエータ47)の駆動により昇降する作業台(キッチン作業台43)であり、その昇降高さの変更により運転状態を変更する。そして、前記制御手段は、前記作業台を上昇させる場合と下降させる場合とでその変化速度を変更する。つまり、例えば、キッチンの作業台についてその高さをアクチュエータの駆動により変更する構成では、同作業台を上昇させる場合にはその上昇速度を比較的小さくし、下降させる場合にはその下降速度を比較的大きくする。又はその逆であってもよい。これにより、作業台の昇降に際し、ユーザが希望する動作を実現できる。
第6の発明では、前記機器は、アクチュエータ(アクチュエータ46)の駆動により水平方向に移動する可動機器(フロアキャビネットの天板41a)であり、その位置変更により運転状態を変更する。そして、前記制御手段は、前記可動機器がユーザ側に近づく場合と離れる場合とでその変化速度を変更する。つまり、例えば、キッチンのフロアキャビネット(又はその一部)が移動する構成では、同キャビネットがユーザ側に近づく場合にはその移動速度を比較的小さくし、離れる場合にはその移動速度を比較的大きくする。又はその逆であってもよい。これにより、可動機器の移動に際し、ユーザが希望する動作を実現できる。
第7の発明では、ユーザに携帯され、ユーザ個別に付与された識別情報(ID情報)を送信する携帯型通信装置(携帯機K1〜K4)と、前記機器又は機器近傍に設けられ、前記携帯型通信装置から送信される前記識別情報を受信する受信装置(通信部m1)とをさらに備え、前記受信装置により受信した前記識別情報に基づいて前記機器の運転状態を制御する機器制御システムであって、前記制御手段は、都度受信した前記識別情報に応じて前記運転状態を変更する際、同運転状態を徐々に変化させる。
上記によれば、ユーザに携帯される携帯型通信装置からの送信情報(識別情報)に基づいて機器の自動運転が行われる。これにより、ユーザが操作装置への入力操作等をしなくてもユーザごとに適切な機器制御が可能となる。また特に、ユーザに合わせて運転状態の変更が行われる際に運転状態が徐々に変化するため、状態変化に伴う違和感が抑制できる。これにより、機器を使用する際において利便性と快適性とを共に実現できる。
第8の発明では、前記制御手段は、都度受信した前記識別情報に基づいて前記運転状態の変化率(変化速度)を可変に設定する。ユーザによっては、機器の状態変化に伴う違和感を覚えることがなく、それよりもいち早い状態変化を望むことがあると考えられる。この点、上記のとおり識別情報に基づいて運転状態の変化率を可変に設定することにより、その状態変化を各ユーザのニーズに合致させることができる。
第9の発明では、前記機器は複数のユーザにより共用されるものであり、前記複数のユーザについてあらかじめ優先順位を定めてそれに従い前記機器を制御する機器制御システムにおいて、前記制御手段は、あるユーザの識別情報の受信に基づいて前記機器が運転されている状態下でそれよりも優先上位のユーザの識別情報が同様に受信された場合において、前記優先上位のユーザに合った運転状態に徐々に変化させる。
本構成によれば、複数の識別情報が重複して受信された場合において、機器の制御を混乱なく実施でき、制御状態が安定しないといった不都合を回避できる。また、優先下位者に合った運転状態から優先上位者に合った運転状態へ徐々に変化するため、先に存在するユーザが違和感を覚えることなく運転状態の切り換えを行うことができる。
ここで、第10の発明のように、前記制御手段は、前記識別情報の受信に応じて前記機器の運転状態を変更する際、音声や表示等により運転状態変更の旨を報知した後、当該運転状態の変更を行うとよい。これにより、不意に機器の運転状態が変更されることで、先に機器を使用していたユーザが気分を害するといった不都合が抑制できる。なお、機器の運転状態変更の可否をユーザ側に問い合わせる構成とすることも可能である。
第11の発明では、前記携帯型通信装置を所持するユーザの身体や嗜好に関するユーザ特有情報を記憶する記憶装置(メモリm4)を備え、前記制御手段は、前記携帯型通信装置から受信した前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている前記ユーザ特有情報とに基づいて前記機器を制御する。これにより、ユーザのニーズに合致した機器制御を実施できる。また特に、身体情報や嗜好情報は記憶装置に記憶されたものであるため、その都度センサ等の計測手段により身体情報等を計測する別の構成とは異なり、ユーザのニーズを細かく反映した最適な機器制御を容易に実現できる。
第12の発明では、前記機器を運転させた履歴を前記識別情報ごとに記憶する履歴記憶手段(パソコン32)を備え、前記制御手段は、前記履歴記憶手段により記憶した前記機器の運転履歴に基づいて前記機器の制御を実行する。この場合、実際の運転履歴を反映することで、識別情報ごと(すなわちユーザごと)の行動パターン等に応じた機器制御が可能となり、一層好適な機器制御を実現することができる。
第13の発明は、前記機器は、住宅内外の少なくともいずれかに設けられる複数の照明機器(照明機器L1〜L9,L11〜L15)であり、同照明機器を制御対象とする機器制御システムであって、ユーザに携帯され、ユーザ個別に付与された識別情報(ID情報)を送信する携帯型通信装置(携帯機K)と、住宅内外に点在して設けられ、前記携帯型通信装置から送信される前記識別情報を受信する受信装置(受信装置J1〜J9,J11〜J15)と、を備え、前記制御手段(照明制御装置51)は、前記受信装置によって前記識別情報が受信された場合にその時の識別情報と受信位置とに基づいて、その後ユーザが進む目的位置を予測して前記照明機器の照明制御を実施する。
住宅等の建物では、どのユーザが、どの位置にいるかによってその後進む目的位置(行き先)がある程度予測できると考えられる。この点、上記構成によれば、受信装置によって識別情報が受信された場合にその時の識別情報と受信位置とに基づいて、その後ユーザが進む目的位置を予測して照明機器の照明制御を実施するため、ユーザがこれから行こうとする場所の照明機器を前もって点灯させておくことができる。したがって、ユーザのニーズに合った照明制御を行い、ひいてはユーザが建物内を移動する際の利便性を大いに高めることができる。
第14の発明では、前記制御手段は、前記受信装置により前記識別情報が受信された現在位置から前記目的位置までの進行ルートを予測し、同進行ルートに設けられた前記照明機器について照明制御を実施する。これにより、ユーザの現在位置と目的位置(行き先)とが離れていてもその間の照明機器を点灯させ、目的位置まで行きやすくすることができる。
第15の発明では、前記識別情報ごとに、当該識別情報の受信位置とその後の予測行動パターンとを対応付けてあらかじめ規定しておき、前記制御手段は、前記予測行動パターンに基づいて前記照明機器の照明制御を実施する。この場合、多数の予測行動パターンに対応する照明制御をあらかじめ規定しておくことで、同照明制御を簡易に実施することができる。
第16の発明では、前記制御手段は、都度受信した識別情報及びその受信位置に加え、受信した時の時刻情報に基づいて、その後ユーザが進む目的位置を予測して前記照明機器の照明制御を実施する。つまり、ユーザの行き先は時間帯によっても変わると考えられる。この点、都度受信した識別情報及びその受信位置に加え、受信した時の時刻情報に基づいて目的位置(行き先)を予測することにより、その予測の精度が高まり、一層好適な照明制御が実現できる。
第17の発明では、前記制御手段は、ユーザ個別に設定した生活時間帯に基づいて前記照明機器の照明制御を実施する。なお、生活時間帯に関する情報としては、1日のタイムスケジュール、曜日、外出・帰宅時間などが含まれる。この場合、ユーザ個別の生活時間帯に基づいて照明制御を実施することにより、建物内で生活するユーザにとって快適な照明制御を実現できる。
以下、本発明における住宅の機器制御システムを具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。まずはじめに、二階建て住宅10における一階部分の間取り例を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、住宅10は、主な屋内スペースとして玄関11、廊下12、和室13、リビング14、ダイニング15、キッチン16、洗面室17、トイレ18及び浴室19を備えている。なお、リビング14、ダイニング15及びキッチン16は、連続した一体空間(LDK空間)として形成されている。
玄関11には玄関ドアD1が設けられており、住人は主にこの玄関ドアD1を通じて屋内外の出入りを行う。廊下12とそれに隣接する各部屋との間には、それら各部屋に出入りするためのドア等がそれぞれ設けられている。具体的には、和室13の出入り口には引き戸D2が設けられ、ダイニング15の出入り口には室内ドアD3が設けられている。
また、住宅10内には、各部屋に家電機器などの機器が各種設置されている。例えば、リビング14にはテレビTV1とオーディオ機器AU1とが設置され、和室13にはテレビTV2が設置されている。なお、オーディオ機器AU1には音楽再生装置やラジオ等が含まれる。これら各機器はいずれも、住宅10内に居住する複数の住人に共用されるものとなっている。なお、住宅10内には、二階部分も含め他にも照明器具、空調装置等々の機器(家電機器など)が設置されており、これらも本実施形態の自動運転制御の対象となりえるが、説明の便宜上ここでは他の機器の説明を割愛する。
本実施形態の機器制御システムでは、住宅10の機器(上記したテレビ、オーディオ機器等)に通信機能が付与され、携帯型通信装置との無線通信情報に基づいて各機器が自動運転されるようになっている。つまり、機器は、当該機器に設けられた操作パネルの入力操作や機器ごとのリモコン装置(遠隔操作装置)の入力操作に基づいて運転状態が手動操作されることに加え、携帯型通信装置との無線通信情報に基づいて、住人による入力操作に無関係に自動運転されるようになっている。
図2は、本制御システムの概要を示すブロック図である。なお図2では、リビング14に設置されたテレビTV1及びオーディオ機器AU1と、和室13に設置されたテレビTV2とを制御対象とする事例について説明する。
図2において、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等の各家電機器は、外部装置との間で無線通信を行うための無線通信部m1と、無線通信部m1を通じての受信情報に基づいて電源のオン/オフや音量、番組チャンネル等の制御を行う制御部m2とを有している。なお、無線通信部m1と制御部m2は、テレビ等の主電源とは別の電源系統にて電源供給される構成となっており、主電源のオフ状態(例えばテレビの画像表示機能がオフの状態)であっても動作可能となっている。
また、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等は共通の信号線31により接続されており、同信号線31にはパソコン(パーソナルコンピュータ)32が接続されている。パソコン32にはメモリ32aが内蔵されている。テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等が使用される場合(電源オンとなる場合)、その使用状況に関する情報が信号線31を通じてパソコン32に順次送信される。そして、パソコン32にてテレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等の使用履歴情報がメモリ32aに順次記憶される。使用履歴情報には、電源オン/オフの時刻、番組、音量等の情報が含まれる。
本例では、住宅の住人として4人の住人U1,U2,U3,U4を想定しており、各住人U1〜U4によって携帯型通信装置としての携帯機K1〜K4がそれぞれ所持される。携帯機K1〜K4はいずれも小型携帯装置よりなり、携帯しても邪魔になりにくくかつ常備しやすいものとなっている。例えば、携帯機本体にリストバンドを取り付けた構成のブレスレット式携帯機や、同携帯機本体にネックチェーンを取り付けた構成のペンダント式携帯機、同携帯機本体にバネフックやバッジピンを取り付けた構成のバッジ式携帯機などとして具現化することが考えられる。また、スマートキーシステムで使用される電子キーを携帯機K1〜K4として用いたり、日常的に使用される携帯電話を携帯機K1〜K4として用いたり、通信機能を有するICカードを携帯機K1〜K4として用いたりすることも可能である。住人ごとに、形式・形態の異なる携帯機を使用することも可能である。
携帯機K1〜K4は無線通信部m3を備えており、例えば、1つ部屋程度のエリアを通信範囲(送受信範囲)として、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等の無線通信部m1との間で無線通信が可能となっている。また、携帯機K1〜K4にはメモリm4が設けられており、そのメモリm4には、それぞれの所有者(住人U1〜U4)ごとに異なる個別のID情報(識別情報)と各所有者の身体及び嗜好に関するユーザ特有情報とが記憶されている。
ID情報は、少なくとも本制御システムで認証されるユーザであってかつ認証対象とされる複数のユーザ(例えば同居する家族)が個別に識別可能となる情報となっている。また、ユーザ特有情報において身体に関する情報としては、例えば、「年齢(又は年齢層)、性別、身長、体重、視覚能力、聴覚能力」などの各情報が含まれる。同じくユーザ特有情報において嗜好に関する情報としては、例えば、「好きなテレビ番組、好きなラジオ番組、好きなタレント、好きな映画ジャンル、好きなミュージシャン、好みの音量レベル」などの各情報が含まれる。
上記したユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)は、各住人U1〜U4の入力操作、すなわち直接入力によってメモリm4に登録され、必要に応じて更新される(書き換えられる)。具体的には、携帯機K1〜K4に多数の入力ボタン等からなる設定入力部を設けておき、その設定入力部の入力操作によってユーザ特有情報を登録及び更新する。このとき、携帯機K1〜K4にディスプレイ部を設けておくとその入力操作が容易となる。また、携帯機K1〜K4に直接入力する以外に、パソコン32等によりユーザ特有情報を入力し、その入力情報を無線又は有線により携帯機K1〜K4に送信する手法も適用できる。
その他、メモリm4は、内蔵メモリである以外に、メモリカード等、出し入れ可能な記憶媒体であってもよい。メモリm4をメモリカードにて構成する場合、そのメモリカードをパソコン側に接続することで、ユーザ特有情報の登録や更新をパソコン側で簡易に行うことが可能となる。
上記構成の機器制御システムでは、各家電機器(テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等)が定期的にリクエスト信号を送信するのに対し、携帯機K1〜K4は、リクエスト信号の受信エリアに進入した際において、リクエスト信号に応答してID情報とユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)とを送信する。そして、家電機器側では、携帯機K1〜K4から送信されるID情報とユーザ特有情報とを受信し、その受信情報に基づいて自動運転を実施する。
家電機器における自動運転制御の流れを図3のフローチャートに基づいて説明する。この制御処理は、各家電機器(テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等)の制御部m2によって所定の時間周期で実行される。
図3において、ステップS11ではリクエスト信号の送信処理を実行し、続くステップS12では、リクエスト信号に応答してID情報とユーザ特有情報とを受信したか否かを判定する。応答が無い場合、すなわちID情報とユーザ特有情報とを受信していない場合、そのまま本処理を終了する。
また、応答が有る場合、すなわちID情報とユーザ特有情報とを受信している場合、ステップS13に進み、受信したID情報に基づいてユーザ認証を実施する。そして、認証OKであれば、ステップS14を肯定して後続のステップS15に進み、認証NGであれば、ステップS14を否定してそのまま本処理を終了する。なお、複数の携帯機からID情報とユーザ特有情報とを受信している場合には、各携帯機からの受信情報のうち少なくともいずれかが認証OKであればステップS15に進む。
ステップS15では、ユーザ特有情報に基づいて自動運転を実行する。このとき、電源オフ状態でID情報とユーザ特有情報とを受信したのであれば、電源オンを実行する。また、自動運転の例示として、家電機器がテレビである場合には、当該テレビが、ユーザ特有情報に含まれる視聴覚能力情報に基づいて画質又は明るさのレベルや音量レベルを自動調整する。家電機器がオーディオ機器である場合には、当該オーディオ機器が、ユーザ特有情報に含まれる聴覚能力情報に基づいて音量レベルを自動調整する。
なお、各家電機器の自動運転の開始後、ID情報とユーザ特有情報とが受信されない状態になると(ステップS12が否定されると)、各家電機器の電源が自動的にオフされるようになっている。
ここで本実施形態では、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等において、その自動運転を行う場合に制御パラメータとなるユーザ特有情報が異なり、例えばテレビTV1,TV2ではユーザ特有情報のうちで「視覚能力」及び「聴覚能力」に関する情報が制御パラメータとなり、オーディオ機器AU1ではユーザ特有情報のうちで「聴覚能力」に関する情報が制御パラメータとなっている。つまり、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等の家電機器ごとに、ユーザ特有情報に含まれる複数種類の情報のうちから自動運転の制御パラメータとなるユーザ特有情報がそれぞれ選別して定めてられており、該家電機器ごとに定められた制御パラメータに基づいて各家電機器で自動運転が行われる。
かかる場合、テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等では、ユーザ特有情報の全てを使って自動運転を行うのではなく、ユーザ特有情報の一部のみを使って自動運転を行っている。そのため、家電機器ごとに、必要情報のみを通信する構成としてもよい。具体的には、各家電機器から送信されるリクエスト信号には、家電機器側で受信したい情報内容を特定するための情報特定信号が含まれているとよい。これにより、携帯機K1〜K4から家電機器に対して無駄な情報の送信が抑制される。
次に、住宅内を住人が移動する場合の具体的な制御動作について図4のタイムチャートを参照して説明する。なおここでは、上述した図2のシステム構成を前提とする。また、説明の便宜上、中年者(年齢40歳、男性)の「住人U1」と、高齢者(年齢75歳、男性)の「住人U2」とを想定し、住人U2は高齢のため聴覚能力と視覚能力とが低下しているとする。さらに、リビング14は主たる使用者が住人U1、和室13は主たる使用者が住人U2であるとしており、リビング14のテレビTV1については優先度が「住人U1>住人U2」であり、和室13のテレビTV2については優先度が「住人U2>住人U1」であるとしている。こうした優先順位は、住人自身により設定されるか、又は住人側にあらかじめ通知されているとよい。各住人が優先順位を知っていることにより、優先順位に基づく自動運転が行われる際に、住人側で困惑が生じることが抑制される。
図4において(a)は、「U2→U1」の順で各住人U1,U2が和室13に入室した場合の制御操作を示し、(b)は、同じく「U2→U1」の順で各住人U1,U2がリビング14に入室する場合の制御動作を示している。
図4の(a)において、タイミングt1で住人U2が先に和室13に入室すると、住人U2のID情報とユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)とがテレビTV2側で受信される。そして、その情報受信を受けて、所定の待ち時間Ta(例えば数5秒程度)が経過したタイミングt2にてテレビTV2の電源がオンされる。このとき、テレビTV2側で受信されるユーザ特有情報には、住人U2の聴覚能力や好きなテレビ番組等が含まれており、テレビTV2では、住人U2の聴覚能力に応じて音量が自動調整されるとともに、住人U2の好きなテレビ番組にチャンネル設定が行われる。
なお、住人U2が極短時間だけ和室13に入室してテレビTV2の近くを通り過ぎる場合(入室時間が待ち時間Ta以内の場合)には、テレビTV2の電源はオンされない。ただし、待ち時間Taを設定せず、住人U2のID情報等を受信すると直ちにテレビTV2の電源をオンする構成であってもよい。
その後、タイミングt3で住人U1が和室13に入室すると、住人U1のID情報とユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)とがテレビTV2側で受信される。すなわちかかる場合には、和室13のテレビTV2において、二人の住人U1,U2のID情報等が重複して受信されることとなる。しかし、和室13のテレビTV2については住人U2の方が優先度が高いため、住人U1の入室に伴って音量や番組等が変更されることはなく、住人U2のニーズに応じた状態が継続される。
一方、図4の(b)において、タイミングt11で住人U2が先にリビング14に入室すると、住人U2のID情報とユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)とがテレビTV1側で受信される。そして、図4の(a)と同様に、住人U2の聴覚能力に応じて音量が自動調整されるとともに、住人U2の好きなテレビ番組にチャンネル設定が行われる(タイミングt12)。
その後、タイミングt13で住人U1がリビング14に入室すると、住人U1のID情報とユーザ特有情報(身体や嗜好に関する情報)とがテレビTV1側で受信される。すなわちかかる場合には、リビング14のテレビTV1において、二人の住人U1,U2のID情報等が重複して受信されることとなる。このとき、リビング14のテレビTV1については住人U1の方が優先度が高いため、住人U1の入室に伴って音量や番組等が変更される。ここでは、住人U2よりも住人U1の方が聴覚能力が高いため、テレビ音量が下げられている。
この音量変更に際し、住人U2を基準とする音量レベルから住人U1を基準とする音量レベルへは、図示のように徐々に音量変更が行われる。
音量変更について以下に詳述する。すなわち、各家電機器(テレビTV1,TV2やオーディオ機器AU1等)の制御部m2は、ユーザID情報に基づいてテレビTV1の音量等の目標値を設定する機能を有しており、その目標値になるように音量等の制御を実施する。また特に、都度設定される目標値について変更がある場合には、同目標値を小刻みに変化させて(徐変させて)その徐変目標値に基づいて音量等の制御を実施する。
図5で説明すれば、タイミングt21で目標値TG2(例えば住人U2を基準とする音量目標値)から目標値TG1(例えば住人U1を基準とする音量目標値)への切り換えが行われる場合、1回当たりの目標値の変更幅を制限することにより徐変目標値を設定する。そして、徐変目標値に基づいてテレビ音量を制御する。これにより、音量切り換えに際し、実際の音量が徐変されることとなる(タイミングt21〜t22)。
本実施形態では、目標値の変更量が所定値以上であることを条件に、目標値の徐変を実行する構成としている。上記図5の事例で言えば、目標値の変化量ΔTGは「TG1−TG2」であり、その変化量ΔTGの絶対値が所定値以上であれば図示のごとく徐変制御を実行する。つまり、目標値の変更量が比較的大きい場合にのみ目標値を徐変させ、同変更量が比較的小さい場合には目標量を一気に変化させる。
また、目標値を徐変させる場合の変化率(変化速度)をユーザごとに個別に設定する構成としている。つまり、図6の変化率設定テーブルに示すように、住人ごとに、各機器の徐変制御における変化率を規定する。なお、図中「大」「中」「小」は変化率の大きさ(徐変の程度)を、「なし」は徐変を実施しないことを示す。この場合、変化率が小さい、又は徐変を実施しないことにすれば、各機器の状態変化に伴う違和感の解消は望めないが、いち早い状態変化が可能となる。ただし、どのユーザかに関係なく目標値の変化率(すなわち、運転出力の変化率)を固定とすることも可能である。
さらに、テレビ等の音量(運転出力に相当)を増加させる場合と減少させる場合とでその変化速度を変更する構成としている。つまり、テレビ等の音量を一気に増加させる場合と一気に減少させる場合とを比較すると、前者の方がユーザが不快感を覚えやすいと考えられる。それゆえに、同音量を増加させる場合には比較的遅く(変化の傾きを比較的小さく)、減少させる場合には比較的早く(変化の傾きを比較的大きく)して音量を変化させる。これにより、テレビ等の音量を違和感なく変化させたいニーズと、いち早く変化させたいニーズとの両立が可能となる。
また、住人U2を基準とする音量レベルから住人U1を基準とする音量レベルに音量変更する際、その音量変更前に、これから音量変更を行う旨を報知するようにしてもよい。例えば、テレビ画面に『住人U1のニーズに合わせて音量ダウンします』等のメッセージを表示する。また、音量変更の可否を問うべく、テレビ画面に『音量変更がOKなら携帯機の××ボタンを押して下さい』等のメッセージを表示する。これらのメッセージを音声にて報知することも可能である。これにより、不意に機器の運転状態が変更されることで、先に機器を使用していたユーザが気分を害するといった不都合が抑制できる。
二人の住人U1,U2のID情報等が重複して受信される場合において、上記のように単に各テレビTV1,TV2ごとの優先順位に合わせて音量調整等が実施される以外に、次の(1),(2)のようにして音量調整等が実施されてもよい。
(1)住人U1,U2の両方のニーズの平均値をとって音量調整等を実施する。
(2)住人U1,U2の身体的能力(ここでは聴覚能力)の高低を判定し、身体的能力の低い住人を優先して音量調整等を実施する。
上記(1)によれば、テレビ等が複数の住人にて使用される場合(すなわち、テレビ側で複数のID情報が受信された場合)に、同一のテレビを使用する各住人のニーズを共に反映することが可能となる。
また、上記(2)について言い加えると、リビング14のテレビTV1に関して住人U2よりも住人U1の方が優先度が高いとして設定がなされていても、高齢者である住人U2の聴覚能力が低いため、その住人U2の聴覚能力に合わせて音量調整される構成とする。上述した図4(b)の事例で言えば、タイミングt13で本来優先上位の住人U1のID情報が確認されても音量変更を行わない構成とする。
なお、上記のごとく所定の優先基準に合わせて各家電機器が自動運転されるが、住人による手動操作が行われた場合には、自動運転よりも優先されて手動操作による機器運転が行われる。
一方、住宅10において、キッチン16には作業台やキャビネットが設置されており、本実施形態ではそれら設備がモータ等のアクチュエータにより変位できる構成としている。その概要を図7に示す。
図7において、キッチン16には、フロアキャビネット41とウオールキャビネット42とが設けられるとともに、フロアキャビネット41に対向する位置に対面型の作業台43が設けられている。フロアキャビネット41と作業台43との間にはキッチン通路44が形成されており、このキッチン通路44に立ってユーザが調理作業等を行う構成となっている。
フロアキャビネット41には天板41aが設けられており、その天板41aは、電動モータ等よりなるアクチュエータ46の駆動によってキッチン通路44側への進退移動(図の左右方向の移動)が可能となっている。例えば、車椅子利用者がキッチン16を使う場合には、天板41aがキッチン通路44側に移動することで、天板41aの下方に車椅子の一部を差し入れて調理作業等を行うことが可能となる。
また、作業台43は、電動モータ等よりなるアクチュエータ47の駆動によって昇降可能となっている。例えば、年少ユーザ(子供)がキッチン16を使う場合には、作業台43が下降することで、作業しやすい状態に移行することが可能となる。
フロアキャビネット41の天板41aの位置や作業台43の高さは、キッチン制御装置48によって制御される構成となっている。この場合、キッチン制御装置48には、携帯機K1〜K4から送信される各ユーザのID情報等がキッチン受信器(図示せず)を介して逐次入力される。そして、キッチン制御装置48は、ID情報等に基づいて各アクチュエータ46,47を駆動して天板41aの位置や作業台43の高さを制御する。
ここで、フロアキャビネット41の天板41aを移動させる際には、ユーザID情報等に基づいて目標位置を設定するとともに、その目標位置を徐変させながら天板41aの位置を制御する。このとき、天板41aがユーザ側に近づく場合と離れる場合とでその変化速度を変更することも可能である。例えば、天板41aがユーザ側に近づく場合にはその移動速度を比較的小さくし、離れる場合にはその移動速度を比較的大きくする。又はその逆であってもよい。これにより、天板41aの移動に際し、ユーザが希望する動作を実現できる。
また、作業台43を昇降させる際には、ユーザID情報等に基づいて目標高さを設定するとともに、その目標高さを徐変させながら作業台43の高さを制御する。このとき、作業台43を上昇させる場合と下降させる場合とでその変化速度を変更することも可能である。例えば、作業台43を上昇させる場合にはその上昇速度を比較的小さくし、下降させる場合にはその下降速度を比較的大きくする。又はその逆であってもよい。これにより、作業台43の昇降に際し、ユーザが希望する動作を実現できる。
次に、制御対象の機器を照明機器とした事例について説明する。
図8は、住宅10について、一階部分及び二階部分の間取りと、各階の照明機器の設置状況とを示す略図である。なお、一階部分には既述のとおり玄関11、廊下12、和室13、リビング14、ダイニング15、キッチン16、洗面室17、トイレ18及び浴室19が設けられている。また、二階部分には、階段ホール21、主寝室22、子供部屋23,24、トイレ25が設けられている。なお、以下の説明では便宜上、上述した一階部分10の各スペースを「一階スペース11〜19」、二階部分20の各スペースを「二階スペース21〜25」とも称することとする。
一階スペース11〜19にはそれぞれ照明機器L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9が設けられ、二階スペース21〜25にはそれぞれ照明機器L11,L12,L13,L14,L15が設けられている。これら各照明機器L1〜L9,L11〜L15は、例えば各スペースの天井に吊り下げるようにして、又は壁面にもたれ掛けるようにして設けられている。
また、本制御システムでは、一階部分及び二階部分の各所において、ユーザに携帯される携帯機(携帯型通信装置)との間で無線通信が行われ、その時の通信情報に基づいて照明制御が行われるようになっている。携帯機との無線通信を行うための構成として、一階スペース11〜19にはそれぞれ受信装置J1,J2,J3,J4,J5,J6,J7,J8,J9が設けられ、二階スペース11〜19にはそれぞれ受信装置J11,J12,J13,J14,J15が設けられている。
各受信装置J1〜J9,J11〜J15は、各スペースの照明機器L1〜L9,L11〜L15にそれぞれ一体に設けられており、各受信装置J1〜J9,J11〜J15が設けられている同一スペースに携帯機K(図9参照)が進入してきた場合に、同携帯機Kから送信される各種情報を受信できるものとなっている。
次に、照明制御システムの電気的な構成について図9に基づいて説明する。
図9に示すように、照明制御装置51には、一階部分及び二階部分の各照明機器L1〜L9,L11〜L15がネットワーク線52を介して接続されている。また、同じく照明制御装置51には、一階部分及び二階部分の各受信装置J1〜J9,J11〜J15がネットワーク線53を介して接続されている。照明制御装置51は、CPUやメモリ等を有するマイクロコンピュータを備えるものであり、この照明制御装置51によって、各照明機器L1〜L9,L11〜L15を制御対象として照明制御が実施される。このとき、各照明機器L1〜L9,L11〜L15はそれぞれ調光機能を有しており、照明制御装置51からの制御信号に応じて照度、色温度(光色)、向きなどが適宜調整されるようになっている。
携帯機Kは、前述のとおり無線通信部m3を備えており、各受信装置J1〜J9,J11〜J15との間で無線通信が可能となっている。また、メモリm4には、それぞれの所有者(ユーザ)ごとに異なる個別のID情報(識別情報)と所有者ごとに対応するユーザ特有情報とが記憶されている。
上記構成の照明制御システムでは、受信装置J1〜J9,J11〜J15が定期的にリクエスト信号を送信するのに対し、携帯機Kは、リクエスト信号の受信エリアに進入した際において、リクエスト信号に応答してID情報とユーザ特有情報(ユーザの身体情報)とを送信する。そして、照明制御装置51は、携帯機Kから送信されるID情報とユーザ特有情報とを受信装置J1〜J9,J11〜J15を通じて入力し、その入力情報に基づいて各照明機器L1〜L9,L11〜L15の照明制御を実施する。
ここで、照明制御の詳細を説明する。本実施形態では、携帯機Kから送信されるID情報をいずれかの受信装置J1〜J9,J11〜J15により受信した場合に、その時の受信ID情報と受信位置と受信時刻(受信時間帯)とに基づいて、その後ユーザが進む目的位置(行き先)を予測して照明制御を実施することとしている。この場合、ID情報ごとに(すなわちユーザごとに)、受信位置と受信時刻とに関連付けて複数の予測行動パターンがあらかじめ規定され、同パターンに関する制御データが照明制御装置51のメモリに記憶されている。予測行動パターンは、ユーザ個別に設定した生活時間帯情報(1日のタイムスケジュール、曜日、外出・帰宅時間など)に基づいて定められている。予測行動パターンには、現在位置から目的位置までの進行ルート、ユーザ進行速度が含まれる。そして、照明制御装置51は、予測行動パターンに基づいて照明機器の照明制御を実施する。
予測行動パターンに基づく照明制御について例示する。
(1)ユーザの帰宅時間帯に玄関11でID情報が受信された場合には、その帰宅したユーザが自分の部屋(換言すれば、ユーザが主たる使用者となっている部屋)に直行することが想定される。ゆえに、図10に示すように、予測行動パターンとして玄関11から自分の部屋までの進行ルートRAを定めておき、照明制御装置51は、その進行ルートRA上に存在する照明機器を順次点灯させる。なおこのとき、照明制御装置51は、玄関11に設けられた受信装置J1の受信結果に基づいて帰宅時間帯でのユーザ判定を実施する。
例えば、帰宅したユーザ(子供)の目的位置が二階の子供部屋23であると予測される場合、照明機器を「L1→L2→L11→L13」の順に点灯させるとよい(図10参照)。これにより、ユーザが帰宅した際には、自分の部屋などに容易に行くことができる。なお、帰宅時間帯はユーザごとに異なるため、帰宅判定に用いる判定時間帯をユーザごとにあらかじめ定めておくとよい。
(2)夜中の就寝時間帯に寝室(主寝室22等)の出入り口でID情報が受信された場合には、ユーザがトイレに向かうことが想定される。ゆえに、図10に示すように、予測行動パターンとしてトイレ(ここでは二階トイレ25)までの進行ルートRBを定めておき、照明制御装置51は、その進行ルートRB上に存在する照明機器を順次点灯させる。なおこのとき、照明制御装置51は、階段ホール21に設けられた受信装置J11の受信結果に基づいて就寝時間帯でのユーザ判定を実施する。主寝室22の出入り口ドア又はその付近に別に受信装置を設け、その受信装置の受信結果に基づいて就寝時間帯でのユーザ判定を実施することも可能である。
例えば、主寝室22で就寝するユーザの場合、照明機器を「L11→L15」の順に点灯させるとよい(図10参照)。これにより、真夜中にトイレに行く場合に都合のよい照明制御が実現できる。就寝時間帯においては、防眩のために照度を低減させる制御を行うとよい(例えば、通常の100%点灯に対して30%点灯とする)。なお、上記(1),(2)において、各照明機器を順に点灯させていく速度は、ユーザごとに定められているとよい。また、点灯対象となる照明機器を全て同時に点灯させることも可能である。
照明制御についてさらに説明する。すなわち、照明制御装置51は、携帯機Kから受信したID情報とユーザ特有情報とに基づいて照明制御を実施する。具体的には、ユーザ特有情報に基づいて照明機器の照度、光温度(光色)、点滅パターン、照明の向きの少なくともいずれかの調整を実施する。例えば、視覚能力の低いユーザに対しては照度を大きくするとよい。
複数の携帯機Kから各々異なる複数のID情報を同時に受信しかつ同一の照明機器を制御対象とする場合も想定される。かかる場合には、あらかじめ定めた優先順位に基づいて照明制御を実施する。例えば、各ユーザの視覚能力(視力)が異なる場合には、その視覚能力に基づいて優先順が定められているとよい。つまり、視覚能力が相対的に低いユーザを優先して照明制御を実施する。これにより、相対的に視覚能力(視力)が低いユーザにとって好適な照明制御を実現することができる。このとき、照明制御装置51は、優先下位者(高視力ユーザ)のID情報に基づく制御状態から優先上位者(低視力ユーザ)のID情報に基づく制御状態へと移行させる場合に、照明機器の照度や色温度を徐々に変更する。具体的には、照明制御装置51は、都度制御対象となる照明機器に対して出力する制御指令値を徐々に増加又は減少させていく。
複数の携帯機Kから各々異なる複数のID情報を同時に受信しかつ同一の照明機器を制御対象とする場合に、それら各ID情報に対応する照明機器の制御出力の平均値により照明制御を実施してもよい。例えば、照明機器の照度を、複数のユーザに対応する各照度値の平均値で制御する。これにより、同一の照明機器を同時に使用する各ユーザのニーズを共に反映させることが可能となる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
住宅10に設けられる機器(テレビTV1,TV2、オーディオ機器AU1など)について、音量等を変更する場合に同音量を徐々に変化させる構成としたため、その音量変化に際してユーザにとって不意をつかれることが抑制される。また、ユーザにとって違和感なく音量を変更できる。その結果、ユーザが各機器を使用する際の快適性を大いに高めることができる。
都度受信したID情報に基づいて設定される目標値(各機器の運転状態に関わる目標値)について変更がある場合に、同目標値を小刻みに徐変させその徐変目標値により各機器を制御する構成としたため、機器の運転状態の変化を積極的に早める又は遅らせることができる。
前記目標値の変更量が所定値以上であることを条件に、目標値の徐変を実行するようにしたため、目標値の変更量が比較的小さい場合において、ユーザに違和感を生じさせることなく、所望とする運転状態にいち早く移行させることが可能となる。
携帯機K1〜K4からの送信情報(ID情報)に基づいて機器の自動運転が行われるため、ユーザが機器操作部への入力操作等をしなくてもユーザごとに適切な機器制御が可能となる。またその機器制御に際して運転状態が徐々に変化するため、状態変化に伴う違和感が抑制できる。これにより、機器を使用する際において利便性と快適性とを共に実現できる。
複数のユーザ(ユーザID情報)について優先順位があらかじめ規定されているため、複数のID情報が重複して受信された場合において、機器の制御を混乱なく実施でき、制御状態が安定しないといった不都合を回避できる。また、優先下位者に合った運転状態から優先上位者に合った運転状態へ徐々に変化するため、先に存在するユーザが違和感を覚えることなく運転状態の切り換えを行うことができる。
携帯機K1〜K4から受信したID情報とユーザ特有情報とに基づいて各機器を制御する構成としたため、ユーザのニーズに合致した機器制御を実施できる。また特に、ユーザ特有情報(身体情報や嗜好情報)は携帯機K1〜K4のメモリに記憶されたものであるため、その都度センサ等の計測手段により身体情報等を計測する別の構成とは異なり、ユーザのニーズを細かく反映した最適な機器制御を容易に実現できる。
また、照明制御に関して以下の効果が得られる。住宅内の照明機器L1〜L9,L11〜L15に一体に設けられた受信装置J1〜J9,J11〜J15により携帯機KからのID情報を受信し、その時の受信ID情報と受信位置と受信時刻(受信時間帯)とに基づいて、その後ユーザが進む目的位置を予測して照明制御を実施するようにしたため、ユーザがこれから行こうとする場所の照明機器を前もって点灯させておくことができる。したがって、ユーザのニーズに合った照明制御を行い、ひいてはユーザが建物内を移動する際の利便性を大いに高めることができる。
特に、都度の受信ID情報と受信位置と受信時刻(受信時間帯)とに基づいて目的位置(行き先)を予測する構成としたため、目的位置の予測の精度が高まり、一層好適な照明制御が実現できる。
ID情報ごとにあらかじめ定められた予測行動パターンに基づいて照明機器の照明制御を実施する構成としたため、多数の予測行動パターンが想定される場合にも、同パターンに対応する照明制御を簡易に実施することができる。
予測行動パターンは、ユーザ個別に設定した生活時間帯に基づいて定められているため、住宅内で生活するユーザにとって快適な照明制御を実現できる。
携帯機Kから受信したID情報とユーザ特有情報とに基づいて照明制御を実施する構成としたため、ユーザのニーズに合致した照明制御を実施できる。また特に、ユーザ特有情報(身体情報)は携帯機Kのメモリm4に記憶されたものであるため、その都度センサ等の計測手段により身体情報等を計測する別の構成とは異なり、ユーザのニーズを細かく反映した最適な照明制御を容易に実現できる。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
各機器を運転した履歴(使用実績)をパソコン32のメモリ等にID情報ごとに記憶し、その運転履歴に基づいて各機器の運転状態を制御するようにしてもよい。例えば、運転履歴を反映して、テレビ等の音量制御を実施する。
また、照明制御に関しては、照明制御装置51のメモリに、照明機器を点灯させた履歴をID情報ごとに記憶する構成としてもよい。この場合、照明制御装置51は、メモリに記憶した照明機器の点灯履歴に基づいて、都度の受信ID情報に基づいて目的位置(行き先)を予測する。本構成では、過去の点灯履歴を反映することで、ID情報ごと(すなわちユーザごと)の目的位置の予測精度を高めることができる。これにより、一層好適な照明制御を実現することができる。
また、メモリに記憶した照明機器の点灯履歴に基づいて、ID情報ごと(ユーザごと)の予測行動パターンを変更する(すなわち、メモリデータの書き換えを実行する)ことも可能である。加えて、メモリに記憶した照明機器の点灯履歴に基づいて、各ユーザの帰宅時間帯や就寝時間帯を変更する(すなわち、メモリデータの書き換えを実行する)ことも可能である。
上記実施形態では、都度の受信ID情報と受信位置と受信時刻(受信時間帯)とに基づいて目的位置(行き先)を予測したが、都度の受信ID情報と受信位置とに基づいて目的位置(行き先)を予測する構成に変更することも可能である。
また、照明機器の制御に関して、全ての照明機器L1〜L9,L11〜L15に対応させてそれぞれ各受信装置J1〜J9,J11〜J15を設ける構成に代えて、建物の主要な場所にのみ受信装置を設ける構成としてもよい。すなわち、ユーザの行動の起点となる場所にのみ受信装置を設置する。例えば、玄関11、リビング14、主寝室22を行動の起点場所として受信装置を設置する。これにより、最小限の受信装置によって適切な照明制御(進行ルートの予測、予測行動パターンの設定を含む)が実現できる。なお、行動の起点場所はユーザごとに定められているのが望ましい。
上記実施形態では、建物(住宅)内の各部屋及び空間について各照明機器L1〜L9,L11〜L15の照明制御を実施する構成について説明したが、建物屋外についての照明制御も併せて実施してもよい。この場合、屋外にも照明機器と受信装置とがそれぞれ設けられ、照明制御装置51は、屋内及び屋外の各受信装置から入力されるID情報に基づいて照明制御を実施する。
上記以外の機器、例えば空調装置やドア開閉装置などについて、その運転状態を徐々に変更する構成としてもよい。
住宅の一階部分の間取り例を示す図。 機器制御システムの概要を示すブロック図。 家電機器における自動運転制御の流れを示すフローチャート。 具体的な制御動作について示すタイムチャート。 テレビの音量を徐変制御することを説明するためのタイムチャート。 変化率設定テーブルを示す図。 キッチン設備に関する制御システムの概略図。 一階部分及び二階部分の各スペースにおける照明機器及び受信装置の設置例を示す図。 照明制御システムの電気的な構成を示す図。 住宅内におけるユーザの予測行動パターンを説明するため図。
符号の説明
10…住宅、11…玄関、12…廊下、13…和室、14…リビング、15…ダイニング、16…キッチン、17…洗面室、18…トイレ、19…浴室、21…階段ホール、22…主寝室、23,24…子供部屋、25…トイレ、32…パソコン、32a…メモリ、41…フロアキャビネット、41a…天板、43…作業台、46,47…アクチュエータ、48…キッチン制御装置、51…照明制御装置、TV1,TV2…テレビ、AU1…オーディオ機器、K1〜K4…携帯機、U1〜U4…住人、L1〜L9,L11〜L15…照明機器、J1〜J9,J11〜J15…受信装置。

Claims (17)

  1. 住宅に設けられる機器と、該機器の運転状態を制御する制御手段とを備える機器制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記機器の運転状態を変更する際に同運転状態を徐々に変化させることを特徴とする機器制御システム。
  2. 要求に基づいて前記運転状態の目標値を設定する目標設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記目標設定手段により設定される目標値について変更がある場合に、同目標値を徐変させその徐変目標値に基づいて前記機器を制御する請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記目標設定手段により設定される目標値の変更量が所定値以上であることを条件に、前記目標値の徐変を実行する請求項2に記載の機器制御システム。
  4. 前記制御手段は、前記機器の運転状態に関わる運転出力について、同運転出力を増加させる場合と減少させる場合とでその変化速度を変更する請求項1乃至3のいずれかに記載の機器制御システム。
  5. 前記機器は、アクチュエータの駆動により昇降する作業台であり、その昇降高さの変更により運転状態を変更し、
    前記制御手段は、前記作業台を上昇させる場合と下降させる場合とでその変化速度を変更する請求項1乃至3のいずれかに記載の機器制御システム。
  6. 前記機器は、アクチュエータの駆動により水平方向に移動する可動機器であり、その位置変更により運転状態を変更し、
    前記制御手段は、前記可動機器がユーザ側に近づく場合と離れる場合とでその変化速度を変更する請求項1乃至3のいずれかに記載の機器制御システム。
  7. ユーザに携帯され、ユーザ個別に付与された識別情報を送信する携帯型通信装置と、
    前記機器又は機器近傍に設けられ、前記携帯型通信装置から送信される前記識別情報を受信する受信装置とをさらに備え、前記受信装置により受信した前記識別情報に基づいて前記機器の運転状態を制御する機器制御システムであって、
    前記制御手段は、都度受信した前記識別情報に応じて前記運転状態を変更する際、同運転状態を徐々に変化させる請求項1乃至6のいずれかに記載の機器制御システム。
  8. 前記制御手段は、都度受信した前記識別情報に基づいて前記運転状態の変化率を可変に設定する請求項7に記載の機器制御システム。
  9. 前記機器は複数のユーザにより共用されるものであり、前記複数のユーザについてあらかじめ優先順位を定めてそれに従い前記機器を制御する機器制御システムであって、
    前記制御手段は、あるユーザの識別情報の受信に基づいて前記機器が運転されている状態下でそれよりも優先上位のユーザの識別情報が同様に受信された場合において、前記優先上位のユーザに合った運転状態に徐々に変化させる請求項7又は8に記載の機器制御システム。
  10. 前記制御手段は、前記識別情報の受信に応じて前記機器の運転状態を変更する際、運転状態変更の旨を報知した後、当該運転状態の変更を行う請求項7乃至9のいずれかに記載の機器制御システム。
  11. 前記携帯型通信装置を所持するユーザの身体や嗜好に関するユーザ特有情報を記憶する記憶装置を備え、
    前記制御手段は、前記携帯型通信装置から受信した前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている前記ユーザ特有情報とに基づいて前記機器を制御する請求項1乃至10のいずれかに記載の機器制御システム。
  12. 前記機器を運転させた履歴を前記識別情報ごとに記憶する履歴記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記履歴記憶手段により記憶した前記機器の運転履歴に基づいて前記機器の制御を実行する請求項1乃至11のいずれかに記載の機器制御システム。
  13. 前記機器は、住宅内外の少なくともいずれかに設けられる複数の照明機器であり、同照明機器を制御対象とする機器制御システムであって、
    ユーザに携帯され、ユーザ個別に付与された識別情報を送信する携帯型通信装置と、
    住宅内外に点在して設けられ、前記携帯型通信装置から送信される前記識別情報を受信する受信装置と、を備え、
    前記制御手段は、前記受信装置によって前記識別情報が受信された場合にその時の識別情報と受信位置とに基づいて、その後ユーザが進む目的位置を予測して前記照明機器の照明制御を実施する請求項1乃至12のいずれかに記載の機器制御システム。
  14. 前記制御手段は、前記受信装置により前記識別情報が受信された現在位置から前記目的位置までの進行ルートを予測し、同進行ルートに設けられた前記照明機器について照明制御を実施する請求項13に記載の機器制御システム。
  15. 前記識別情報ごとに、当該識別情報の受信位置とその後の予測行動パターンとを対応付けてあらかじめ規定しておき、
    前記制御手段は、前記予測行動パターンに基づいて前記照明機器の照明制御を実施する請求項13又は14に記載の機器制御システム。
  16. 前記制御手段は、都度受信した識別情報及びその受信位置に加え、受信した時の時刻情報に基づいて前記目的位置を予測して前記照明機器の照明制御を実施する請求項13乃至15のいずれかに記載の機器制御システム。
  17. 前記制御手段は、ユーザ個別に設定した生活時間帯に基づいて前記照明機器の照明制御を実施する請求項16に記載の機器制御システム。
JP2007113823A 2007-04-24 2007-04-24 機器制御システム Expired - Fee Related JP5016968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113823A JP5016968B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113823A JP5016968B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 機器制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008271358A true JP2008271358A (ja) 2008-11-06
JP5016968B2 JP5016968B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40050250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007113823A Expired - Fee Related JP5016968B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 機器制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5016968B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306454A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Sharp Corp 携帯端末装置、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラム
JP2017501609A (ja) * 2013-10-28 2017-01-12 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. モバイルユーザの位置を予測するための方法、および機器
JP2017069671A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 三菱電機株式会社 機器管理制御システム及び機器制御装置
JP2017084213A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 三菱電機株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2017135650A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 セイコーエプソン株式会社 制御システム、制御対象機器、ウェアラブル機器及び遠隔制御方法
CN110603511A (zh) * 2017-05-25 2019-12-20 国际商业机器公司 增强现实以促进可访问性
US10795692B2 (en) 2015-07-23 2020-10-06 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Automatic settings negotiation
WO2023005391A1 (zh) * 2021-07-30 2023-02-02 重庆海尔空调器有限公司 用于家电设备的控制方法及控制装置、家电设备

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126711A (en) * 1981-01-28 1982-08-06 Nippon Denso Co Ltd How to control car air conditioner
JPS6110307A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Pioneer Electronic Corp 自動音量調整装置
JPS61265106A (ja) * 1985-05-21 1986-11-22 株式会社 内田洋行 椅子高によるテ−ブル高さ調整装置
JPH02101503A (ja) * 1988-10-11 1990-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物理量制御装置
JPH1018389A (ja) * 1996-07-04 1998-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置
JP2000003795A (ja) * 1998-06-11 2000-01-07 Canon Inc 機器レベル設定システム
JP2000337059A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Sanwa Shutter Corp 電動シャッター制御装置
JP2001310610A (ja) * 2000-04-26 2001-11-06 Denso Corp 車両用空調装置
JP2002013328A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Matsushita Electric Works Ltd マンションhaシステム
JP2003094926A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Denso Corp 車両用空調装置
JP2003244776A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Mitsubishi Electric Corp ホームコントローラ
JP2003348622A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Canon Inc 立体映像表示方法及び記憶媒体
JP2004301380A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Toho Gas Co Ltd 空調システム
JP2005020989A (ja) * 2003-05-30 2005-01-20 Ecolink:Kk 電気機器の電力制御システム
JP2005529548A (ja) * 2002-06-07 2005-09-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 局所環境の環境性を局所環境内の場所及び人の好みに適応させるシステム及び方法
JP2006067417A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク制御端末機器

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126711A (en) * 1981-01-28 1982-08-06 Nippon Denso Co Ltd How to control car air conditioner
JPS6110307A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Pioneer Electronic Corp 自動音量調整装置
JPS61265106A (ja) * 1985-05-21 1986-11-22 株式会社 内田洋行 椅子高によるテ−ブル高さ調整装置
JPH02101503A (ja) * 1988-10-11 1990-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物理量制御装置
JPH1018389A (ja) * 1996-07-04 1998-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置
JP2000003795A (ja) * 1998-06-11 2000-01-07 Canon Inc 機器レベル設定システム
JP2000337059A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Sanwa Shutter Corp 電動シャッター制御装置
JP2001310610A (ja) * 2000-04-26 2001-11-06 Denso Corp 車両用空調装置
JP2002013328A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Matsushita Electric Works Ltd マンションhaシステム
JP2003094926A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Denso Corp 車両用空調装置
JP2003244776A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Mitsubishi Electric Corp ホームコントローラ
JP2003348622A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Canon Inc 立体映像表示方法及び記憶媒体
JP2005529548A (ja) * 2002-06-07 2005-09-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 局所環境の環境性を局所環境内の場所及び人の好みに適応させるシステム及び方法
JP2004301380A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Toho Gas Co Ltd 空調システム
JP2005020989A (ja) * 2003-05-30 2005-01-20 Ecolink:Kk 電気機器の電力制御システム
JP2006067417A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク制御端末機器

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306454A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Sharp Corp 携帯端末装置、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラム
JP2017501609A (ja) * 2013-10-28 2017-01-12 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. モバイルユーザの位置を予測するための方法、および機器
US9906913B2 (en) 2013-10-28 2018-02-27 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for predicting position of mobile user, and equipment
US10795692B2 (en) 2015-07-23 2020-10-06 Interdigital Madison Patent Holdings, Sas Automatic settings negotiation
JP2017069671A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 三菱電機株式会社 機器管理制御システム及び機器制御装置
JP2017084213A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 三菱電機株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2017135650A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 セイコーエプソン株式会社 制御システム、制御対象機器、ウェアラブル機器及び遠隔制御方法
CN110603511A (zh) * 2017-05-25 2019-12-20 国际商业机器公司 增强现实以促进可访问性
JP2020527767A (ja) * 2017-05-25 2020-09-10 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation アクセシビリティを容易にするための拡張現実
WO2023005391A1 (zh) * 2021-07-30 2023-02-02 重庆海尔空调器有限公司 用于家电设备的控制方法及控制装置、家电设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5016968B2 (ja) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5016968B2 (ja) 機器制御システム
US11726516B2 (en) Load control system responsive to the location of an occupant and/or mobile device
JP7104357B2 (ja) 機器制御システム
US20210240149A1 (en) Load control system responsive to location of an occupant and mobile devices
US11384948B2 (en) Environmental condition control based on sensed conditions and related methods
JP4852449B2 (ja) 住宅内機器制御システム
JP5058660B2 (ja) キッチン設備制御システム
JP4909143B2 (ja) ホームネットワークシステム
US20140285017A1 (en) Electrical Equipment Control Apparatus and Electrical Equipment Control System
CN104583987A (zh) 机器管理装置
US20180259214A1 (en) Environmental control system for modular housing units
WO2023286458A1 (ja) 電子機器制御装置、通信端末および電子機器
CN210839618U (zh) 一种基于远程信息传输的智能家居系统
WO2020223967A1 (zh) 主动的智能控制方法、系统及智能装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090703

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101126

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5016968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees