JP2002044752A - ホームコントロールシステム - Google Patents
ホームコントロールシステムInfo
- Publication number
- JP2002044752A JP2002044752A JP2000228744A JP2000228744A JP2002044752A JP 2002044752 A JP2002044752 A JP 2002044752A JP 2000228744 A JP2000228744 A JP 2000228744A JP 2000228744 A JP2000228744 A JP 2000228744A JP 2002044752 A JP2002044752 A JP 2002044752A
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- Japan
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- signal
- power supply
- control
- supply line
- control system
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- Withdrawn
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 100ボルト系以外の電源線に接続された被
制御機器の動作状態を遠隔の制御側で認識できるホーム
コントロールシステムを提供する。 【解決手段】 200ボルト系電源線3Bに接続される
電気機器28の駆動状態が検出されて赤外線送信され
る。これを受信した100ボルト系電源線3Aに接続さ
れた端末制御装置6は、電気機器28の稼働状態を判断
して稼働モニタ信号を生成し、これを電力線搬送方式を
利用して100ボルト系電源線3Aを介して主制御装置
4に送信する。そして、主制御装置4は、受信した稼働
モニタ信号に応じたメッセージを通信回線を介して通信
装置2に送信する。
制御機器の動作状態を遠隔の制御側で認識できるホーム
コントロールシステムを提供する。 【解決手段】 200ボルト系電源線3Bに接続される
電気機器28の駆動状態が検出されて赤外線送信され
る。これを受信した100ボルト系電源線3Aに接続さ
れた端末制御装置6は、電気機器28の稼働状態を判断
して稼働モニタ信号を生成し、これを電力線搬送方式を
利用して100ボルト系電源線3Aを介して主制御装置
4に送信する。そして、主制御装置4は、受信した稼働
モニタ信号に応じたメッセージを通信回線を介して通信
装置2に送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信手段を用いて
家庭における電気機器やセキュリティ機器などを電力線
搬送方式を利用して遠隔操作するホームコントロールシ
ステムに関する。
家庭における電気機器やセキュリティ機器などを電力線
搬送方式を利用して遠隔操作するホームコントロールシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電力線搬送方式を利用して電
源線に接続された電気機器を遠隔操作するホームコント
ロールシステムが知られている。このようなシステム
は、例えば、特開昭61−293126号公報あるいは
特開平8−182064号公報にも記載されている。ま
た、家庭内に敷設された1系統の電源線に電気機器、電
気機器リモートコントローラ及び電話回線制御器を接続
し、電話装置からリモートコントローラを介して電気機
器を遠隔制御するテレコントロール装置も実開平1−6
3252号公報に記載されている。
源線に接続された電気機器を遠隔操作するホームコント
ロールシステムが知られている。このようなシステム
は、例えば、特開昭61−293126号公報あるいは
特開平8−182064号公報にも記載されている。ま
た、家庭内に敷設された1系統の電源線に電気機器、電
気機器リモートコントローラ及び電話回線制御器を接続
し、電話装置からリモートコントローラを介して電気機
器を遠隔制御するテレコントロール装置も実開平1−6
3252号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な遠隔操作システムでは、電話機などの通信装置から機
器制御信号を入力し、上記各種電気機器を電源線を利用
して遠隔的に操作するようにしているが、機器制御信号
入力後の電気機器の稼働状態を通信装置側では確認でき
なかった。したがって、制御指令したユーザは該当電気
機器が実際にそのとおり稼働しているかどうかがわから
ず非常に不安であった。そのため、被制御電気機器の可
動状態をモニタし、モニタ結果を電力線搬送方式を利用
して通信装置側にフィードバックするというアイディア
もあるが、近年、100ボルト系及び200ボルト系の
2系統の電源線を使い分けて電気機器を接続するように
なっており、このアイディアも適用できない場合も発生
する。
な遠隔操作システムでは、電話機などの通信装置から機
器制御信号を入力し、上記各種電気機器を電源線を利用
して遠隔的に操作するようにしているが、機器制御信号
入力後の電気機器の稼働状態を通信装置側では確認でき
なかった。したがって、制御指令したユーザは該当電気
機器が実際にそのとおり稼働しているかどうかがわから
ず非常に不安であった。そのため、被制御電気機器の可
動状態をモニタし、モニタ結果を電力線搬送方式を利用
して通信装置側にフィードバックするというアイディア
もあるが、近年、100ボルト系及び200ボルト系の
2系統の電源線を使い分けて電気機器を接続するように
なっており、このアイディアも適用できない場合も発生
する。
【0004】例えば、消費電力の大きいエアコンなどは
200ボルト系の電源線に接続され、小型で消費電力の
それほど大きくない遠隔制御の主制御部である電話回線
制御器及びリモートコントローラは100ボルト系の電
源線に接続される。このように200ボルト系の電源線
に被制御機器が接続されている状況では、被制御機器の
可動状態をモニタしても、それを電力線搬送方式を利用
して通信装置側にフィードバックすることが困難にな
る。つまり、被制御機器が接続される200ボルト系の
電源線と電話回線制御器が接続される100ボルト系の
電源線との間には分電盤が介在しており、被制御機器の
モニタ結果が電話回線制御器にうまく伝送できなくな
る。
200ボルト系の電源線に接続され、小型で消費電力の
それほど大きくない遠隔制御の主制御部である電話回線
制御器及びリモートコントローラは100ボルト系の電
源線に接続される。このように200ボルト系の電源線
に被制御機器が接続されている状況では、被制御機器の
可動状態をモニタしても、それを電力線搬送方式を利用
して通信装置側にフィードバックすることが困難にな
る。つまり、被制御機器が接続される200ボルト系の
電源線と電話回線制御器が接続される100ボルト系の
電源線との間には分電盤が介在しており、被制御機器の
モニタ結果が電話回線制御器にうまく伝送できなくな
る。
【0005】したがって、200ボルト系電源線上の被
制御機器が異常動作をしていて無駄な電力を消費してい
たり、故障などにより電気機器が稼働停止していても遠
隔から指令したユーザ側では全く状況が把握できないと
いう問題があった。特に、200ボルト系電源線に接続
された電気機器は大消費電力タイプが多いので、異常稼
働が放置されると大事故にもつながりかねない。モニタ
専用の制御線を敷設すれば電気機器の異常を確認できる
ようになるが、そうするとコスト高になったり美観を損
ねるという別の問題が発生する。
制御機器が異常動作をしていて無駄な電力を消費してい
たり、故障などにより電気機器が稼働停止していても遠
隔から指令したユーザ側では全く状況が把握できないと
いう問題があった。特に、200ボルト系電源線に接続
された電気機器は大消費電力タイプが多いので、異常稼
働が放置されると大事故にもつながりかねない。モニタ
専用の制御線を敷設すれば電気機器の異常を確認できる
ようになるが、そうするとコスト高になったり美観を損
ねるという別の問題が発生する。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、100ボルト系以外の電源線に接続された被制
御機器の動作状態をモニタする際、新たにモニタ専用線
を敷設することなく、電力線搬送方式を利用しながら安
価及び容易に被制御機器の異常を制御側で認識でき、安
全性を高めたホームコントロールシステムを提供するこ
とを課題とする。
もので、100ボルト系以外の電源線に接続された被制
御機器の動作状態をモニタする際、新たにモニタ専用線
を敷設することなく、電力線搬送方式を利用しながら安
価及び容易に被制御機器の異常を制御側で認識でき、安
全性を高めたホームコントロールシステムを提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載のホームコントロールシステム
は、電力線搬送方式を利用して家庭における電気機器2
8を通信装置2を介して遠隔操作するホームコントロー
ルシステム1であって、前記家庭に敷設され、それぞれ
異なる定格の交流電源を供給する第1及び第2電源線3
A及び3Bと、前記第2電源線3Bから電源供給を受け
て稼働する電気機器28と、前記電気機器28と前記第
2電源線3Bとの間に介在し、前記電気機器28に前記
第2電源線3Bからの交流電源を供給すると共に、前記
電気機器28の駆動信号を検出して、駆動検出信号とし
て無線送信する駆動検出送信装置7と、前記第1電源線
3Aに接続されると共に通信回線を介して前記通信装置
2に通信接続され、前記通信装置2からの前記電気機器
28に対する制御内容に合わせたコマンドを受信し、機
器制御信号としてこれを電力線搬送方式により前記第1
電源線3A上に送出すると共に、電力線搬送方式により
前記第1電源線3Aを介して前記電気機器28の稼働状
態を示す稼働モニタ信号を受信し、これを通信回線を介
して前記通信装置2に送信する主制御装置4と、前記第
1電源線3Aに設けられるコンセントに脱着自在に接続
され、電力線搬送方式により前記第1電源線3Aを介し
て前記主制御装置4から送信される前記機器制御信号に
応答して前記電気機器28の稼働制御すると共に、前記
稼働モニタ信号を電力線搬送方式により前記第1電源線
3Aを介して前記主制御装置4に送信する端末制御装置
6と、前記端末制御装置6に含まれ、前記駆動検出信号
を無線受信する受信手段と、前記端末制御装置6に含ま
れ、受信された前記駆動検出信号に基づき、前記電気機
器28の稼働状態を判断し、前記稼働モニタ信号を生成
する駆動検出送信装置7とを有することを特徴とする。
になされた請求項1記載のホームコントロールシステム
は、電力線搬送方式を利用して家庭における電気機器2
8を通信装置2を介して遠隔操作するホームコントロー
ルシステム1であって、前記家庭に敷設され、それぞれ
異なる定格の交流電源を供給する第1及び第2電源線3
A及び3Bと、前記第2電源線3Bから電源供給を受け
て稼働する電気機器28と、前記電気機器28と前記第
2電源線3Bとの間に介在し、前記電気機器28に前記
第2電源線3Bからの交流電源を供給すると共に、前記
電気機器28の駆動信号を検出して、駆動検出信号とし
て無線送信する駆動検出送信装置7と、前記第1電源線
3Aに接続されると共に通信回線を介して前記通信装置
2に通信接続され、前記通信装置2からの前記電気機器
28に対する制御内容に合わせたコマンドを受信し、機
器制御信号としてこれを電力線搬送方式により前記第1
電源線3A上に送出すると共に、電力線搬送方式により
前記第1電源線3Aを介して前記電気機器28の稼働状
態を示す稼働モニタ信号を受信し、これを通信回線を介
して前記通信装置2に送信する主制御装置4と、前記第
1電源線3Aに設けられるコンセントに脱着自在に接続
され、電力線搬送方式により前記第1電源線3Aを介し
て前記主制御装置4から送信される前記機器制御信号に
応答して前記電気機器28の稼働制御すると共に、前記
稼働モニタ信号を電力線搬送方式により前記第1電源線
3Aを介して前記主制御装置4に送信する端末制御装置
6と、前記端末制御装置6に含まれ、前記駆動検出信号
を無線受信する受信手段と、前記端末制御装置6に含ま
れ、受信された前記駆動検出信号に基づき、前記電気機
器28の稼働状態を判断し、前記稼働モニタ信号を生成
する駆動検出送信装置7とを有することを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、電気機器2
8は第2電源線3Bから電源供給を受けている。駆動検
出送信装置7は、電気機器28に第2電源線3Bからの
交流電源を供給すると共に、電気機器28の駆動信号を
検出して、駆動検出信号として無線送信する。一方、主
制御装置4及び端末制御装置6は第1電源線3Aに接続
されている。主制御装置4を介して通信装置2からの機
器制御信号を受信した端末制御装置6は、この機器制御
信号に応じて電気機器28の稼働制御をする。また、端
末制御装置6は、駆動検出送信装置7からの駆動検出信
号に基づき電気機器28の稼働状態を判断して稼働モニ
タ信号を生成し、これを第1電源線3Aを介して主制御
装置4に送信する。そして、主制御装置4は、受信した
稼働モニタ信号を通信回線を介して通信装置2に送信す
る。
8は第2電源線3Bから電源供給を受けている。駆動検
出送信装置7は、電気機器28に第2電源線3Bからの
交流電源を供給すると共に、電気機器28の駆動信号を
検出して、駆動検出信号として無線送信する。一方、主
制御装置4及び端末制御装置6は第1電源線3Aに接続
されている。主制御装置4を介して通信装置2からの機
器制御信号を受信した端末制御装置6は、この機器制御
信号に応じて電気機器28の稼働制御をする。また、端
末制御装置6は、駆動検出送信装置7からの駆動検出信
号に基づき電気機器28の稼働状態を判断して稼働モニ
タ信号を生成し、これを第1電源線3Aを介して主制御
装置4に送信する。そして、主制御装置4は、受信した
稼働モニタ信号を通信回線を介して通信装置2に送信す
る。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記駆動信号
は、前記電気機器28の消費電流であることを特徴とす
る。
2記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記駆動信号
は、前記電気機器28の消費電流であることを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の発明によれば、電気機器2
8の稼働状態を判断するためにその消費電流が用いられ
る。稼働状態によって電気機器28の消費電流は大きく
異なるので、確実に稼働状態を判断することができるよ
うになる。
8の稼働状態を判断するためにその消費電流が用いられ
る。稼働状態によって電気機器28の消費電流は大きく
異なるので、確実に稼働状態を判断することができるよ
うになる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載のホームコントロールシステムは、請求項2記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記機器制御
信号は、前記電気機器28を駆動開始又は駆動停止させ
るオン又はオフ指令であることを特徴とする。
3記載のホームコントロールシステムは、請求項2記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記機器制御
信号は、前記電気機器28を駆動開始又は駆動停止させ
るオン又はオフ指令であることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、機器制御信
号は、電気機器28を駆動開始又は駆動停止させる指令
であるので、この指令に応じて上記消費電流は大きく変
化する。このため、オン又はオフ指令直後には電気機器
28の稼働状態の変化が明確に判断できる。
号は、電気機器28を駆動開始又は駆動停止させる指令
であるので、この指令に応じて上記消費電流は大きく変
化する。このため、オン又はオフ指令直後には電気機器
28の稼働状態の変化が明確に判断できる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記第1電源
線3Aは100ボルト系であり、前記第2電源線3Bは
200ボルト系であり、前記電気機器28はエアコンで
あることを特徴とする。
4記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記第1電源
線3Aは100ボルト系であり、前記第2電源線3Bは
200ボルト系であり、前記電気機器28はエアコンで
あることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、第1電源線
3Aは100ボルト系であり、第2電源線3Bは200
ボルト系であり、電気機器28としてエアコンが200
ボルト系電源線3Bに接続される。このような構成は近
年、多くの宅内で採用されており、本発明は近年のこの
ような状況に非常に合致するものである。
3Aは100ボルト系であり、第2電源線3Bは200
ボルト系であり、電気機器28としてエアコンが200
ボルト系電源線3Bに接続される。このような構成は近
年、多くの宅内で採用されており、本発明は近年のこの
ような状況に非常に合致するものである。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載のホームコントロールシステムは、請求項4記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記駆動検出
送信装置7は、前記駆動検出信号を赤外線により送信
し、前記受信手段は、前記駆動検出信号及び初期設定の
ための設定信号を受信する赤外線受信部から構成される
ことを特徴とする。
5記載のホームコントロールシステムは、請求項4記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記駆動検出
送信装置7は、前記駆動検出信号を赤外線により送信
し、前記受信手段は、前記駆動検出信号及び初期設定の
ための設定信号を受信する赤外線受信部から構成される
ことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、端末制御装
置6は赤外線受信部を有し、この赤外線受信部で駆動検
出送信装置7から赤外線により送信されてくる駆動検出
信号を受信すると共に、初期設定のための設定信号を受
信する。つまり、通常装備されるべき、エアコンリモー
ト制御の初期設定時に利用する赤外線受信部が、駆動検
出送信装置7からの駆動検出信号も受信する。
置6は赤外線受信部を有し、この赤外線受信部で駆動検
出送信装置7から赤外線により送信されてくる駆動検出
信号を受信すると共に、初期設定のための設定信号を受
信する。つまり、通常装備されるべき、エアコンリモー
ト制御の初期設定時に利用する赤外線受信部が、駆動検
出送信装置7からの駆動検出信号も受信する。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置6は、前記電気機器28が前記機器制御信号の内容
に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だけ前記電
気機器28の稼働制御をリトライするように制御するリ
トライ手段をさらに有することを特徴とする。
6記載のホームコントロールシステムは、請求項1記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置6は、前記電気機器28が前記機器制御信号の内容
に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だけ前記電
気機器28の稼働制御をリトライするように制御するリ
トライ手段をさらに有することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明によれば、機器制御信
号の内容に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だ
け上記停止制御がリトライされる。したがって、偶発的
に稼働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御が防止
され、システムの信頼性が向上する。
号の内容に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だ
け上記停止制御がリトライされる。したがって、偶発的
に稼働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御が防止
され、システムの信頼性が向上する。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載のホームコントロールシステムは、請求項6記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置6は、前記リトライ手段が前記所定回数だけ前記稼
働制御をリトライした後も前記電気機器28が前記機器
制御信号の内容に応じた稼働状態にならない場合、これ
を前記主制御装置4に連絡することにより、前記主制御
装置4は、前記通信装置2に稼働御異常を連絡すること
を特徴とする。
7記載のホームコントロールシステムは、請求項6記載
のホームコントロールシステムにおいて、前記端末制御
装置6は、前記リトライ手段が前記所定回数だけ前記稼
働制御をリトライした後も前記電気機器28が前記機器
制御信号の内容に応じた稼働状態にならない場合、これ
を前記主制御装置4に連絡することにより、前記主制御
装置4は、前記通信装置2に稼働御異常を連絡すること
を特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明によれば、稼働制御の
リトライ不成功の場合、通信装置2にその旨伝えること
により、電気機器28に非常に重大な事故が発生してい
る可能性もある非常事態に、確実に適切な対応がとれる
ようになる。
リトライ不成功の場合、通信装置2にその旨伝えること
により、電気機器28に非常に重大な事故が発生してい
る可能性もある非常事態に、確実に適切な対応がとれる
ようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のホームコントロ
ールシステムに係る全体構成図である。
実施の形態を説明する。図1は本発明のホームコントロ
ールシステムに係る全体構成図である。
【0022】図1において、ホームコントロールシステ
ム1は、例えば、通信装置2、100ボルト系電源線
(請求項の第1電源線に相当)3A、200ボルト系電
源線(請求項の第2電源線に相当)3B、主制御装置
4、端末制御装置5及び6、並びに電流検出送信装置7
(請求項の電流検出送信装置に相当)を備えて構成され
ている。これらの構成のうち、ホーム(家庭)8側には
電源線3と主制御装置4と端末制御装置5及び6と、電
流検出送信装置7とが設けられ、通信装置2が外部9で
用いられるようになっている(種類によって通信装置2
はホーム8内でも使用することができる)。
ム1は、例えば、通信装置2、100ボルト系電源線
(請求項の第1電源線に相当)3A、200ボルト系電
源線(請求項の第2電源線に相当)3B、主制御装置
4、端末制御装置5及び6、並びに電流検出送信装置7
(請求項の電流検出送信装置に相当)を備えて構成され
ている。これらの構成のうち、ホーム(家庭)8側には
電源線3と主制御装置4と端末制御装置5及び6と、電
流検出送信装置7とが設けられ、通信装置2が外部9で
用いられるようになっている(種類によって通信装置2
はホーム8内でも使用することができる)。
【0023】先ず、上記構成について説明する。通信装
置2は、有線及び無線を問わず、携帯電話機、PHS、
押しボタンダイヤル式電話機(例えばプッシュホン)な
どの各種を対象として挙げることができるものとする。
また、通信装置2は、自動車などの車両に装備される機
器(例えばカーナビゲーションシステム)やインターネ
ットを通じて接続される機器(例えばポータブル(パー
ソナル)コンピュータ)であってもよいものとする。
置2は、有線及び無線を問わず、携帯電話機、PHS、
押しボタンダイヤル式電話機(例えばプッシュホン)な
どの各種を対象として挙げることができるものとする。
また、通信装置2は、自動車などの車両に装備される機
器(例えばカーナビゲーションシステム)やインターネ
ットを通じて接続される機器(例えばポータブル(パー
ソナル)コンピュータ)であってもよいものとする。
【0024】電源線3Aは、ホーム8に敷設される既知
のAC100ボルトの商用交流電源線であって、各部屋
(不図示)の各所に配設されるコンセント10Aを備え
ている。電源線3Bは、ホーム8に敷設される既知のA
C200ボルトの商用交流電源線であって、必要に応じ
て各部屋(不図示)の所定場所に配設されるコンセント
10Bを備えている。このようなAC200ボルトの商
用交流電源線は、近年、エアコンなどの大消費電力を必
要とする電気機器用に敷設されることが多い。なお、図
1に示される電源線3A及び3Bは、各一本のみ図示さ
れているが、これに限られるものではない。コンセント
10A及び10Bの数も同様である。また、電源線3A
及び3Bの一端が接続される引用符号11の部材は、既
知構成の分電盤を示している。
のAC100ボルトの商用交流電源線であって、各部屋
(不図示)の各所に配設されるコンセント10Aを備え
ている。電源線3Bは、ホーム8に敷設される既知のA
C200ボルトの商用交流電源線であって、必要に応じ
て各部屋(不図示)の所定場所に配設されるコンセント
10Bを備えている。このようなAC200ボルトの商
用交流電源線は、近年、エアコンなどの大消費電力を必
要とする電気機器用に敷設されることが多い。なお、図
1に示される電源線3A及び3Bは、各一本のみ図示さ
れているが、これに限られるものではない。コンセント
10A及び10Bの数も同様である。また、電源線3A
及び3Bの一端が接続される引用符号11の部材は、既
知構成の分電盤を示している。
【0025】主制御装置4は、電話機12が一体になっ
ており、電話回線13を通じて外部9より、すなわち通
信装置2より送られてくる制御内容に合わせたコマンド
を受信して機器制御信号を生成するように構成されてい
る。また、主制御装置4は、プラグ付きコードを有して
おり、生成された機器制御信号をプラグ付きコード及び
電源線3を介して端末制御装置5及び6側へ送信するこ
とができるように構成されている。さらに、主制御装置
4は、DTMF信号識別(プッシュ信号)を行うと共に
自動着信コントロールを行えるように構成されている。
また、通信装置2へ音声メッセージを送信することもで
きるように構成されている。
ており、電話回線13を通じて外部9より、すなわち通
信装置2より送られてくる制御内容に合わせたコマンド
を受信して機器制御信号を生成するように構成されてい
る。また、主制御装置4は、プラグ付きコードを有して
おり、生成された機器制御信号をプラグ付きコード及び
電源線3を介して端末制御装置5及び6側へ送信するこ
とができるように構成されている。さらに、主制御装置
4は、DTMF信号識別(プッシュ信号)を行うと共に
自動着信コントロールを行えるように構成されている。
また、通信装置2へ音声メッセージを送信することもで
きるように構成されている。
【0026】上記機器制御信号は、既知の電力線搬送方
式により送信されるようになっている。また、上記機器
制御信号は、符号化され秘匿性を高めるようになってい
る。本形態では、符号化方式として例えばカオス(カオ
スブロック暗号)を利用し秘匿性の向上を図っている。
上記機器制御信号は、制御対象となる端末制御装置5及
び6に対するアドレスデータが含まれているものとす
る。なお、主制御装置4は、上記機器制御信号を暗号化
すると共に端末制御装置5及び6からの暗号化された
(後述する稼働モニタ信号など)を復号化することがで
きるように構成されている。また、主制御装置4は、電
話機12を一体にして構成されていることから、電話回
線13を接続し、プラグ付きコードを例えば最寄りのコ
ンセント10に接続するだけでセッティングが完了す
る。
式により送信されるようになっている。また、上記機器
制御信号は、符号化され秘匿性を高めるようになってい
る。本形態では、符号化方式として例えばカオス(カオ
スブロック暗号)を利用し秘匿性の向上を図っている。
上記機器制御信号は、制御対象となる端末制御装置5及
び6に対するアドレスデータが含まれているものとす
る。なお、主制御装置4は、上記機器制御信号を暗号化
すると共に端末制御装置5及び6からの暗号化された
(後述する稼働モニタ信号など)を復号化することがで
きるように構成されている。また、主制御装置4は、電
話機12を一体にして構成されていることから、電話回
線13を接続し、プラグ付きコードを例えば最寄りのコ
ンセント10に接続するだけでセッティングが完了す
る。
【0027】主制御装置4はまた、端末制御装置6から
100ボルト系電源線を介して電力搬送方式を利用して
送られてくる後述する稼働モニタ信号を受信し、これを
既設の電話回線13あるいは無線電話回線を介して通信
装置2に送信する機能も有する。
100ボルト系電源線を介して電力搬送方式を利用して
送られてくる後述する稼働モニタ信号を受信し、これを
既設の電話回線13あるいは無線電話回線を介して通信
装置2に送信する機能も有する。
【0028】一方、端末制御装置5は、最寄りのコンセ
ント10Aに脱着自在に接続できるように構成されてい
る。すなわち、端末制御装置5には、上記最寄りのコン
セント10Aに接続されるプラグ50が一体に配設され
ている。端末制御装置5は、主制御装置4の上記機器制
御信号に基づいて例えば照明装置21に対して電源供給
制御を行いそのオン/オフを制御するように構成されて
いる。端末制御装置5は、図示しないコンセントを備え
ており、照明装置21に設けられるプラグ付きコードを
接続することができるようになっている。なお、端末制
御装置5は、主制御装置4から送信される上記機器制御
信号を復号化することができるように構成されている。
ント10Aに脱着自在に接続できるように構成されてい
る。すなわち、端末制御装置5には、上記最寄りのコン
セント10Aに接続されるプラグ50が一体に配設され
ている。端末制御装置5は、主制御装置4の上記機器制
御信号に基づいて例えば照明装置21に対して電源供給
制御を行いそのオン/オフを制御するように構成されて
いる。端末制御装置5は、図示しないコンセントを備え
ており、照明装置21に設けられるプラグ付きコードを
接続することができるようになっている。なお、端末制
御装置5は、主制御装置4から送信される上記機器制御
信号を復号化することができるように構成されている。
【0029】端末制御装置6も、端末制御装置5と同様
に、最寄りのコンセント10Aに脱着自在に接続できる
ように構成されている。すなわち、端末制御装置6に
は、上記最寄りのコンセント10Aに接続されるプラグ
60が一体に配設されている。端末制御装置6は、主制
御装置4から送信される上記機器制御信号を復号化し、
それに基づいて例えば赤外線信号27を生成し、エアコ
ン28を制御するように構成されている。言い換えれ
ば、端末制御装置6は、リモートコントロール対応の電
気機器(図1においてはエアコン28)を赤外線信号2
7により制御するように構成されている。エアコン28
の制御としては、起動、停止(オン/オフ)の他に、温
度設定、タイマー設定、風量設定、及び風向き設定など
があり、これらを電流検出送信装置7を介して制御する
ようにしてもよい。
に、最寄りのコンセント10Aに脱着自在に接続できる
ように構成されている。すなわち、端末制御装置6に
は、上記最寄りのコンセント10Aに接続されるプラグ
60が一体に配設されている。端末制御装置6は、主制
御装置4から送信される上記機器制御信号を復号化し、
それに基づいて例えば赤外線信号27を生成し、エアコ
ン28を制御するように構成されている。言い換えれ
ば、端末制御装置6は、リモートコントロール対応の電
気機器(図1においてはエアコン28)を赤外線信号2
7により制御するように構成されている。エアコン28
の制御としては、起動、停止(オン/オフ)の他に、温
度設定、タイマー設定、風量設定、及び風向き設定など
があり、これらを電流検出送信装置7を介して制御する
ようにしてもよい。
【0030】また、端末制御装置6は、エアコン28を
リモート制御する他に、後述の本発明に係る、電流検出
送信装置7からの駆動検出信号に基づき、エアコン28
の稼働状態を判断して稼働モニタ信号を生成したり、こ
の稼働モニタ信号を電力線搬送方式により100ボルト
系電源線3Aを介して主制御装置4に送信する機能も備
えている。この稼働モニタ信号は、この装置7で符号化
されて秘匿性を高めるようになっている。
リモート制御する他に、後述の本発明に係る、電流検出
送信装置7からの駆動検出信号に基づき、エアコン28
の稼働状態を判断して稼働モニタ信号を生成したり、こ
の稼働モニタ信号を電力線搬送方式により100ボルト
系電源線3Aを介して主制御装置4に送信する機能も備
えている。この稼働モニタ信号は、この装置7で符号化
されて秘匿性を高めるようになっている。
【0031】なお、上記エアコン28はプラグ28Aを
介して電流検出送信装置7から200ボルト系の交流電
源の供給を受け、上記赤外線信号27によりオン/オフ
などの制御が行われるものである既成のものである。
介して電流検出送信装置7から200ボルト系の交流電
源の供給を受け、上記赤外線信号27によりオン/オフ
などの制御が行われるものである既成のものである。
【0032】さらに、電流検出送信装置7は、エアコン
28と200ボルト系電源線3Bとの間に介在し、エア
コン28に200ボルト系電源線3Bからの交流電源を
供給すると共に、エアコン28の消費電流を検出して、
駆動検出信号として赤外線により送信する機能を備え
る。電流検出送信装置7は、所定の場所に配設されたコ
ンセント10Bに脱着自在に接続できるように構成され
ている。すなわち、電流検出送信装置7には、上記コン
セント10Bに接続されるプラグが一体に配設されてい
る。
28と200ボルト系電源線3Bとの間に介在し、エア
コン28に200ボルト系電源線3Bからの交流電源を
供給すると共に、エアコン28の消費電流を検出して、
駆動検出信号として赤外線により送信する機能を備え
る。電流検出送信装置7は、所定の場所に配設されたコ
ンセント10Bに脱着自在に接続できるように構成され
ている。すなわち、電流検出送信装置7には、上記コン
セント10Bに接続されるプラグが一体に配設されてい
る。
【0033】上述のような、電気機器の消費電力などに
応じた100ボルト系及び200ボルト系の電源線の使
い分けは、近年、多くの宅内で行われており、本実施形
態は近年のこのような状況に非常に合致するものであ
る。特に、エアコンなどのようには遠隔制御が必要で大
消費電力型の200ボルト系の電源線に接続される状況
には、本実施形態は極めて有効になる。
応じた100ボルト系及び200ボルト系の電源線の使
い分けは、近年、多くの宅内で行われており、本実施形
態は近年のこのような状況に非常に合致するものであ
る。特に、エアコンなどのようには遠隔制御が必要で大
消費電力型の200ボルト系の電源線に接続される状況
には、本実施形態は極めて有効になる。
【0034】次に、図2を参照しながらユーザ、通信装
置2、主制御装置4、及び端末制御装置6間の基本的な
作用を説明する。図2は、通信装置からエアコン28を
制御する場合の、ユーザ、通信装置2、主制御装置4、
及び端末制御装置6間の基本的な作用を説明する図であ
る。
置2、主制御装置4、及び端末制御装置6間の基本的な
作用を説明する。図2は、通信装置からエアコン28を
制御する場合の、ユーザ、通信装置2、主制御装置4、
及び端末制御装置6間の基本的な作用を説明する図であ
る。
【0035】図2において、引用符号29で示されるブ
ロックはユーザーを表している。また、引用符号2で示
されるブロックは通信装置を表している。通信装置2
は、ここでは携帯電話機を一例にして説明することにす
る。携帯電話機に引用符号2を付すことにする。以上は
外部の構成である(図1では引用符号9で示される部
分)。一方、これに対しホーム側(図1では引用符号8
で示される部分)を説明すると、引用符号4で示される
ブロックは主制御装置を表している。また、引用符号7
で示されるブロックは電気機器の一つである照明装置2
1を制御する端末制御装置を表している。
ロックはユーザーを表している。また、引用符号2で示
されるブロックは通信装置を表している。通信装置2
は、ここでは携帯電話機を一例にして説明することにす
る。携帯電話機に引用符号2を付すことにする。以上は
外部の構成である(図1では引用符号9で示される部
分)。一方、これに対しホーム側(図1では引用符号8
で示される部分)を説明すると、引用符号4で示される
ブロックは主制御装置を表している。また、引用符号7
で示されるブロックは電気機器の一つである照明装置2
1を制御する端末制御装置を表している。
【0036】先ず、遠隔操作でエアコン28を制御(電
源のオン/オフ)する作用(操作手順)を説明する。
源のオン/オフ)する作用(操作手順)を説明する。
【0037】ユーザー29は、手順T1でオンフックし
た後電話番号の押下をする。すると、携帯電話機2は、
手順T2として主制御装置4に対し呼び出しを行う。主
制御装置4では、例えば10回コールした後に着信し、
手順T3で着信信号を携帯電話機2にバックする。その
着信信号を受けてユーザー29は、手順T4で0〜9、
#、*のうちの一つのボタンを押下する(プッシュ信号
の押下)。押下したボタンに対するプッシュ信号は、携
帯電話機2を介して送信され(手順T5)、主制御装置
4において検出される。
た後電話番号の押下をする。すると、携帯電話機2は、
手順T2として主制御装置4に対し呼び出しを行う。主
制御装置4では、例えば10回コールした後に着信し、
手順T3で着信信号を携帯電話機2にバックする。その
着信信号を受けてユーザー29は、手順T4で0〜9、
#、*のうちの一つのボタンを押下する(プッシュ信号
の押下)。押下したボタンに対するプッシュ信号は、携
帯電話機2を介して送信され(手順T5)、主制御装置
4において検出される。
【0038】主制御装置4でプッシュ信号が検出される
と、主制御装置4は、手順T6として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「暗証番号を押して下さい」である。ユーザー29
は、手順T7として暗証番号を押下する。携帯電話機2
では、押下した暗証番号に対するプッシュ信号を送信す
る(手順T8)。
と、主制御装置4は、手順T6として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「暗証番号を押して下さい」である。ユーザー29
は、手順T7として暗証番号を押下する。携帯電話機2
では、押下した暗証番号に対するプッシュ信号を送信す
る(手順T8)。
【0039】これを受けて主制御装置4では、プッシュ
信号を介して暗証番号を確認する。暗証番号が正しけれ
ば、主制御装置4は、手順T9として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「制御番号を押して下さい」である。なお、暗証番号
が間違っている場合には、「もう一度暗証番号を押して
下さい」をメッセージし、再度、手順T7の実行を待
つ。
信号を介して暗証番号を確認する。暗証番号が正しけれ
ば、主制御装置4は、手順T9として音声メッセージを
携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージは、例え
ば「制御番号を押して下さい」である。なお、暗証番号
が間違っている場合には、「もう一度暗証番号を押して
下さい」をメッセージし、再度、手順T7の実行を待
つ。
【0040】制御番号の押下が促され、手順T10とし
てユーザー29は制御番号を押下する。携帯電話機2で
は、押下した制御番号に対するプッシュ信号を手順T1
1として送信する。そのプッシュ信号はエアコン28に
対する制御内容に合わせたコマンドである。この例では
エアコン28を制御するものとしているがこれ以外の電
気機器を制御する場合は、該当する電気機器の指定及び
制御内容をプッシュ信号により入力する。これを受けて
主制御装置4では、手順T12として電流検出送信装置
7への機器制御信号(ここではオン/オフに係る機器制
御信号)を生成し、その機器制御信号を電源線3(図1
参照)を介して電力線搬送方式により送信する。
てユーザー29は制御番号を押下する。携帯電話機2で
は、押下した制御番号に対するプッシュ信号を手順T1
1として送信する。そのプッシュ信号はエアコン28に
対する制御内容に合わせたコマンドである。この例では
エアコン28を制御するものとしているがこれ以外の電
気機器を制御する場合は、該当する電気機器の指定及び
制御内容をプッシュ信号により入力する。これを受けて
主制御装置4では、手順T12として電流検出送信装置
7への機器制御信号(ここではオン/オフに係る機器制
御信号)を生成し、その機器制御信号を電源線3(図1
参照)を介して電力線搬送方式により送信する。
【0041】端末制御装置6では、受信した上記機器制
御信号に基づきエアコン28(図1参照)の電源オン又
はオフに制御指令する(手順T13)。この手順T13
における処理は、図5を用いて後述するが、基本的に、
上記オン又はオフ指令をトリガー信号として、電流検出
送信装置7からエアコン28の消費電流検出結果である
駆動検出信号を受信し、これに基づき、エアコン28の
稼働状態を判断して稼働モニタ信号を生成する。
御信号に基づきエアコン28(図1参照)の電源オン又
はオフに制御指令する(手順T13)。この手順T13
における処理は、図5を用いて後述するが、基本的に、
上記オン又はオフ指令をトリガー信号として、電流検出
送信装置7からエアコン28の消費電流検出結果である
駆動検出信号を受信し、これに基づき、エアコン28の
稼働状態を判断して稼働モニタ信号を生成する。
【0042】上記エアコン28に対する制御指令及び稼
働モニタ信号生成が完了すると、端末制御装置6は手順
T14としてエアコン28の稼働状態を示す稼働モニタ
信号を生成し、その稼働モニタ信号を電源線3(図1参
照)を介して電力線搬送方式により主制御装置4へ送信
する。
働モニタ信号生成が完了すると、端末制御装置6は手順
T14としてエアコン28の稼働状態を示す稼働モニタ
信号を生成し、その稼働モニタ信号を電源線3(図1参
照)を介して電力線搬送方式により主制御装置4へ送信
する。
【0043】稼働モニタ信号を受けて主制御装置4で
は、手順T15として稼働モニタ信号に応じた音声メッ
セージを携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージ
は、例えば、正常時には「電源が正常にオン(又はオ
フ)されました」などであり、異常時には「電源がオン
(又はオフ)できません」などである。この音声メッセ
ージを確認しユーザー29は、オンフックを押下する
(手順T16)。これにより、携帯電話機2は切断され
る(手順T17)。この時、主制御装置4は、携帯電話
機2のオンフックを検出し、主制御装置4自体のオンフ
ック操作をする(手順T18)。
は、手順T15として稼働モニタ信号に応じた音声メッ
セージを携帯電話機2へ送信する。その音声メッセージ
は、例えば、正常時には「電源が正常にオン(又はオ
フ)されました」などであり、異常時には「電源がオン
(又はオフ)できません」などである。この音声メッセ
ージを確認しユーザー29は、オンフックを押下する
(手順T16)。これにより、携帯電話機2は切断され
る(手順T17)。この時、主制御装置4は、携帯電話
機2のオンフックを検出し、主制御装置4自体のオンフ
ック操作をする(手順T18)。
【0044】上述のようにして、従来困難であった20
0ボルト系電源線3Bに接続されている被制御側のエア
コン28の稼働状態を、100ボルト系電源線3Aに接
続されている制御側の主制御装置4で把握できるように
なる。主制御装置4は通信回線を介して通信装置2に接
続されているので、結局、制御指令した通信装置2側
で、200ボルト系電源線3Bに接続されている被制御
側のエアコン28の稼働状態を認識することができるよ
うになる。したがって、制御指令したユーザに制御指令
後の不安を抱かせることがなくなる。また、電力線搬送
方式が利用されるので、新たなモニタ専用の制御線を敷
設する必要もなく、コスト高になったり美観を損ねると
いう問題も発生しない。
0ボルト系電源線3Bに接続されている被制御側のエア
コン28の稼働状態を、100ボルト系電源線3Aに接
続されている制御側の主制御装置4で把握できるように
なる。主制御装置4は通信回線を介して通信装置2に接
続されているので、結局、制御指令した通信装置2側
で、200ボルト系電源線3Bに接続されている被制御
側のエアコン28の稼働状態を認識することができるよ
うになる。したがって、制御指令したユーザに制御指令
後の不安を抱かせることがなくなる。また、電力線搬送
方式が利用されるので、新たなモニタ専用の制御線を敷
設する必要もなく、コスト高になったり美観を損ねると
いう問題も発生しない。
【0045】次に上述のような作用をするための電流検
出送信装置7及び端末制御装置6の実施形態について図
3及び図4を用いて説明する。図3及び図4はそれぞれ
本発明のホームコントロールシステムに係る電流検出送
信装置7及び端末制御装置6の一実施形態を示すブロッ
ク構成図である。
出送信装置7及び端末制御装置6の実施形態について図
3及び図4を用いて説明する。図3及び図4はそれぞれ
本発明のホームコントロールシステムに係る電流検出送
信装置7及び端末制御装置6の一実施形態を示すブロッ
ク構成図である。
【0046】図3のブロック構成図において、電流検出
送信装置7は、上述したコンセント10に接続されるプ
ラグ70及びこのプラグ70にAC線71を介して接続
されプラグ70からの200ボルト交流電源を電気機器
に供給するコンセント73を有する。このコンセント7
3にはエアコン28のプラグ28A(図1参照)が挿入
される。上記プラグ70とコンセント73との間には、
電流検出回路72が接続されている。また、電流検出送
信装置7は、電流検出回路72に接続された制御部7
4、この制御部74接続された赤外線送信部75も有し
ている。
送信装置7は、上述したコンセント10に接続されるプ
ラグ70及びこのプラグ70にAC線71を介して接続
されプラグ70からの200ボルト交流電源を電気機器
に供給するコンセント73を有する。このコンセント7
3にはエアコン28のプラグ28A(図1参照)が挿入
される。上記プラグ70とコンセント73との間には、
電流検出回路72が接続されている。また、電流検出送
信装置7は、電流検出回路72に接続された制御部7
4、この制御部74接続された赤外線送信部75も有し
ている。
【0047】電流検出回路72は、コンセント73に接
続されるエアコン28の消費電流を検出して、検出値を
制御部74に供給する。この消費電流は、エアコン28
の稼働状態を判断するために用いられるが、稼働状態に
よってこの消費電流は大きく異なるものなので、確実に
稼働状態を判断することができるようになる。また電流
検出送信装置7は、200ボルト系電源線3Bからの交
流電源を供給するものなので、この装置7内で上記消費
電流を検出することは非常で確実である。
続されるエアコン28の消費電流を検出して、検出値を
制御部74に供給する。この消費電流は、エアコン28
の稼働状態を判断するために用いられるが、稼働状態に
よってこの消費電流は大きく異なるものなので、確実に
稼働状態を判断することができるようになる。また電流
検出送信装置7は、200ボルト系電源線3Bからの交
流電源を供給するものなので、この装置7内で上記消費
電流を検出することは非常で確実である。
【0048】制御部74は、電流検出回路72により検
出された消費電流値を赤外線送信部75で送信できるよ
うな信号形式に変換して、駆動検出信号として赤外線送
信部75に供給する。制御部74は、その内部に含まれ
るプログラムにしたがって、この駆動検出信号を周期的
に赤外線送信部75に供給する。
出された消費電流値を赤外線送信部75で送信できるよ
うな信号形式に変換して、駆動検出信号として赤外線送
信部75に供給する。制御部74は、その内部に含まれ
るプログラムにしたがって、この駆動検出信号を周期的
に赤外線送信部75に供給する。
【0049】赤外線送信部75は、制御部74からの駆
動検出信号に応答して、これを赤外線により端末制御装
置6側に送出する。ここでで赤外線を駆動検出信号送信
に用いることは、エアコン28が赤外線によりリモコン
制御をされることを考えると非常に合理的である。すな
わち、この駆動検出信号を受信する端末制御装置6側は
赤外線受信部を必要とするが、赤外線受信部はエアコン
リモート制御の初期設定用に通常装備されるので、これ
で端末制御装置6側は駆動検出信号を受信できる。すな
わち、赤外線を駆動検出信号送信に用いることは、端末
制御装置6側に新たなハードウエア追加をもたらすこと
がない。
動検出信号に応答して、これを赤外線により端末制御装
置6側に送出する。ここでで赤外線を駆動検出信号送信
に用いることは、エアコン28が赤外線によりリモコン
制御をされることを考えると非常に合理的である。すな
わち、この駆動検出信号を受信する端末制御装置6側は
赤外線受信部を必要とするが、赤外線受信部はエアコン
リモート制御の初期設定用に通常装備されるので、これ
で端末制御装置6側は駆動検出信号を受信できる。すな
わち、赤外線を駆動検出信号送信に用いることは、端末
制御装置6側に新たなハードウエア追加をもたらすこと
がない。
【0050】図4のブロック構成図において、端末制御
装置6は、上述したコンセント10に接続されるプラグ
60、AC線61、電源多重部62、制御部63、赤外
線受信部64、及び赤外線送信部65を含んで構成され
る。
装置6は、上述したコンセント10に接続されるプラグ
60、AC線61、電源多重部62、制御部63、赤外
線受信部64、及び赤外線送信部65を含んで構成され
る。
【0051】上記電源多重部62は、AC線61を介し
てプラグ60に供給されるAC信号が印加されている。
電源多重部62は、電力線搬送方式に基づく変復調部を
含む送受信機能を備えている。受信時には変調されたA
C信号を復調し、前述した機器制御信号などを制御部6
3に供給する。また、送信時には印加されているAC信
号を制御部63からの前述した稼働モニタ信号などで変
調し、プラグ60側に供給する。
てプラグ60に供給されるAC信号が印加されている。
電源多重部62は、電力線搬送方式に基づく変復調部を
含む送受信機能を備えている。受信時には変調されたA
C信号を復調し、前述した機器制御信号などを制御部6
3に供給する。また、送信時には印加されているAC信
号を制御部63からの前述した稼働モニタ信号などで変
調し、プラグ60側に供給する。
【0052】制御部63は、内部信号線を介して電源多
重部62、赤外線受信部64及び赤外線送信部65に接
続されている。制御部63は、基本的に赤外線送信部6
5を介してエアコン28をリモート制御するようにした
り、次の図5で示すような本実施形態に係る、エアコン
28の稼働状態を示す稼働モニタ信号を生成し、その稼
働モニタ信号を電力線搬送方式により主制御装置4へ送
信するように制御したりする。
重部62、赤外線受信部64及び赤外線送信部65に接
続されている。制御部63は、基本的に赤外線送信部6
5を介してエアコン28をリモート制御するようにした
り、次の図5で示すような本実施形態に係る、エアコン
28の稼働状態を示す稼働モニタ信号を生成し、その稼
働モニタ信号を電力線搬送方式により主制御装置4へ送
信するように制御したりする。
【0053】赤外線受信部64は、図4で説明した電流
検出送信装置7からの駆動検出信号を含む赤外線信号を
受信し、これを制御部63に供給する。また、赤外線受
信部64は、制御部63に赤外線学習機能などの初期設
定を行うための赤外線信号の受信も行う。
検出送信装置7からの駆動検出信号を含む赤外線信号を
受信し、これを制御部63に供給する。また、赤外線受
信部64は、制御部63に赤外線学習機能などの初期設
定を行うための赤外線信号の受信も行う。
【0054】赤外線送信部65は、制御部63の制御に
より、例えば、エアコン28の電源オン/オフを制御指
令する赤外線信号27(図1参照)を送出する。
より、例えば、エアコン28の電源オン/オフを制御指
令する赤外線信号27(図1参照)を送出する。
【0055】上述のような端末制御装置6の制御部63
の行う本実施形態に係る制御フローを図5を用いて説明
する。図5は、図4の端末制御装置6の制御部63が行
う処理の一部を示すフローチャートである。
の行う本実施形態に係る制御フローを図5を用いて説明
する。図5は、図4の端末制御装置6の制御部63が行
う処理の一部を示すフローチャートである。
【0056】図5のステップS1において、制御部63
は所定のトリガー信号、ここでは図2の手順T13で説
明した端末制御装置6から発せられる電源オン指令を待
機しており(ステップS1のN)、そのトリガー信号を
受信すると(ステップS1のY)、ステップS2に移行
する。
は所定のトリガー信号、ここでは図2の手順T13で説
明した端末制御装置6から発せられる電源オン指令を待
機しており(ステップS1のN)、そのトリガー信号を
受信すると(ステップS1のY)、ステップS2に移行
する。
【0057】ステップS2においては、制御部63は赤
外線受信部64をアクティブ化し、電流検出送信装置7
から送信されてくる駆動検出信号を受信できるように制
御してステップS3に移行する。
外線受信部64をアクティブ化し、電流検出送信装置7
から送信されてくる駆動検出信号を受信できるように制
御してステップS3に移行する。
【0058】ステップS3において、制御部63は赤外
線送信部65に所定のエアコン制御、例えば、オン指令
を示す赤外線信号を送出するように指令し、ステップS
4に移行する。
線送信部65に所定のエアコン制御、例えば、オン指令
を示す赤外線信号を送出するように指令し、ステップS
4に移行する。
【0059】ステップS4においては、電流検出結果が
受信される。すなわち、制御部63は赤外線受信部64
が受信した電流駆動検出信号を赤外線受信部64から受
信し、ステップS5に移行する。
受信される。すなわち、制御部63は赤外線受信部64
が受信した電流駆動検出信号を赤外線受信部64から受
信し、ステップS5に移行する。
【0060】ステップS5においては、受信された消費
電流値が正常であるかどうかが判断される。すなわち、
制御部63はエアコン28が指令通りに正常に稼働して
いるかどうかを判断するため、ステップS4において受
信された駆動検出信号に基づいて、現在の消費電流とエ
アコン28が通常の稼働状態で消費されると想定される
基準電流値とを比較し、エアコン28の稼働状態が正常
であるかどうかを判断する。このステップS5におい
て、エアコン28が正常な消費電流により稼働しており
正常稼働していると判断されると(ステップS5のY)
ステップS6に移行し、さもなければ(ステップS5の
N)リトライするためにステップS8に移行する。な
お、この判断は、例えば、エアコンがオフ状態からオン
状態に変化する際の消費電流電化率に基づくようにして
もよい。
電流値が正常であるかどうかが判断される。すなわち、
制御部63はエアコン28が指令通りに正常に稼働して
いるかどうかを判断するため、ステップS4において受
信された駆動検出信号に基づいて、現在の消費電流とエ
アコン28が通常の稼働状態で消費されると想定される
基準電流値とを比較し、エアコン28の稼働状態が正常
であるかどうかを判断する。このステップS5におい
て、エアコン28が正常な消費電流により稼働しており
正常稼働していると判断されると(ステップS5のY)
ステップS6に移行し、さもなければ(ステップS5の
N)リトライするためにステップS8に移行する。な
お、この判断は、例えば、エアコンがオフ状態からオン
状態に変化する際の消費電流電化率に基づくようにして
もよい。
【0061】ステップS6においては、エアコン28が
正常稼働していて、これ以上、上記駆動検出信号を受信
する必要がないので、制御部63は赤外線受信部64を
デアクティブ化し、ステップS7に移行する。
正常稼働していて、これ以上、上記駆動検出信号を受信
する必要がないので、制御部63は赤外線受信部64を
デアクティブ化し、ステップS7に移行する。
【0062】ステップS7において、制御部63はエア
コン28が正常稼働していることを示す稼働モニタ信号
を電力線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一
連の処理を終了する。なお、この稼働モニタ信号を受信
した主制御装置4は、これを通信装置側に連絡する。
コン28が正常稼働していることを示す稼働モニタ信号
を電力線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一
連の処理を終了する。なお、この稼働モニタ信号を受信
した主制御装置4は、これを通信装置側に連絡する。
【0063】一方、上記ステップS5のNにより移行し
たステップS8においては、制御部63はリトライカウ
ンタをカウントアップしてステップS9に移行する。
たステップS8においては、制御部63はリトライカウ
ンタをカウントアップしてステップS9に移行する。
【0064】ステップS9においては、制御部63はリ
トライアウトがどうかを判断する。すなわち、ステップ
S8において、カウントアップしたリトライカウンタ
が、例えば3に到達したかどうかが判断され、到達して
いなければ(ステップS9のN)、制御指令を再送出す
べくステップS2に戻り、到達していれば(ステップS
9のY)ステップS10に移行する。このように、遠隔
制御によりエアコン28の所定の稼働が正常に行われな
い場合、エアコン28の稼働制御がリトライされる。し
たがって、偶発的に上記稼働制御が不成功に終わった場
合の無駄な制御を防止し、システムの信頼性が向上す
る。
トライアウトがどうかを判断する。すなわち、ステップ
S8において、カウントアップしたリトライカウンタ
が、例えば3に到達したかどうかが判断され、到達して
いなければ(ステップS9のN)、制御指令を再送出す
べくステップS2に戻り、到達していれば(ステップS
9のY)ステップS10に移行する。このように、遠隔
制御によりエアコン28の所定の稼働が正常に行われな
い場合、エアコン28の稼働制御がリトライされる。し
たがって、偶発的に上記稼働制御が不成功に終わった場
合の無駄な制御を防止し、システムの信頼性が向上す
る。
【0065】ステップS10において、制御部63は制
御指令を所定回数、例えば3回、試みたが成功しなかっ
た旨、すなわち、稼働異常を示す稼働モニタ信号を電力
線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連の処
理を終了する。なお、この稼働モニタ信号を受信した主
制御装置4は、これを通信装置側に連絡する。このよう
に、上記リトライ不成功の場合は、エアコン28に重大
な事故が発生しているかもしれない非常事態の可能性も
あるので、その際通信装置側にその旨を伝えることによ
り大事故に至る前に適切な対応がとれるようになる。
御指令を所定回数、例えば3回、試みたが成功しなかっ
た旨、すなわち、稼働異常を示す稼働モニタ信号を電力
線搬送方式に基づいて主制御装置4に送信し、一連の処
理を終了する。なお、この稼働モニタ信号を受信した主
制御装置4は、これを通信装置側に連絡する。このよう
に、上記リトライ不成功の場合は、エアコン28に重大
な事故が発生しているかもしれない非常事態の可能性も
あるので、その際通信装置側にその旨を伝えることによ
り大事故に至る前に適切な対応がとれるようになる。
【0066】なお、上述の例ではエアコン28がオンさ
れる場合を例としてあげたが、本発明はこれに限定され
るものではない。エアコン28がオフされる場合も上記
と同様の制御フローになり、ステップS5の判断で受信
された駆動検出信号に基づいて、現在の消費電流とエア
コン28が通常の非稼働状態で消費されると想定される
基準電流値(すなわち略ゼロ)とを比較し、エアコン2
8が正常にオフされたかどうかが判断されるようにな
る。エアコン28はオン指令受信時には、消費電流はゼ
ロからある程度の値に変化し、逆にオフ指令受信時に
は、消費電流はある程度の値からゼロに戻るはずであ
る。このため、オン又はオフ指令直後には電気機器28
の稼働状態の変化を明確に判断しやすいので、稼働状態
の異常/正常の判断も容易である。しかしながら他の制
御指令の場合においても、その制御指令に応じた消費電
流が予め特定できれば、上記ステップS5の判断基準を
変更するだけで、図5の制御フローがそのまま適用可能
である。また、制御指令直後の稼働状態をモニタするの
みならず、任意の時点における通信装置2から所定の制
御信号に応答して電気機器の稼働状態をモニタできるよ
うにしてもよい。
れる場合を例としてあげたが、本発明はこれに限定され
るものではない。エアコン28がオフされる場合も上記
と同様の制御フローになり、ステップS5の判断で受信
された駆動検出信号に基づいて、現在の消費電流とエア
コン28が通常の非稼働状態で消費されると想定される
基準電流値(すなわち略ゼロ)とを比較し、エアコン2
8が正常にオフされたかどうかが判断されるようにな
る。エアコン28はオン指令受信時には、消費電流はゼ
ロからある程度の値に変化し、逆にオフ指令受信時に
は、消費電流はある程度の値からゼロに戻るはずであ
る。このため、オン又はオフ指令直後には電気機器28
の稼働状態の変化を明確に判断しやすいので、稼働状態
の異常/正常の判断も容易である。しかしながら他の制
御指令の場合においても、その制御指令に応じた消費電
流が予め特定できれば、上記ステップS5の判断基準を
変更するだけで、図5の制御フローがそのまま適用可能
である。また、制御指令直後の稼働状態をモニタするの
みならず、任意の時点における通信装置2から所定の制
御信号に応答して電気機器の稼働状態をモニタできるよ
うにしてもよい。
【0067】またなお、稼働検出される電気機器はエア
コン28に限定するものではなく、端末制御装置6と別
系統の電源線に接続された電気機器であれば、本発明は
同様に適用可能である。
コン28に限定するものではなく、端末制御装置6と別
系統の電源線に接続された電気機器であれば、本発明は
同様に適用可能である。
【0068】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、従来困難であった第2電源線3Bに接続さ
れている被制御側の電気機器28の稼働状態を、第1電
源線3Aに接続されている主制御装置4で把握できるよ
うになる。主制御装置4は通信回線を介して通信装置2
に接続されているので、結局、制御指令した通信装置2
側で、第2電源線3Bに接続されている被制御側の電気
機器28の稼働状態を認識することができるようにな
る。この結果、制御指令したユーザに制御指令後の不安
を抱かせることがなくなる。また本発明は、既設の交流
電源線を介しての電力線搬送方式を利用するので、新た
なモニタ専用の制御線を敷設する必要もなく、コスト高
になったり美観を損ねるという問題も発生しない。
明によれば、従来困難であった第2電源線3Bに接続さ
れている被制御側の電気機器28の稼働状態を、第1電
源線3Aに接続されている主制御装置4で把握できるよ
うになる。主制御装置4は通信回線を介して通信装置2
に接続されているので、結局、制御指令した通信装置2
側で、第2電源線3Bに接続されている被制御側の電気
機器28の稼働状態を認識することができるようにな
る。この結果、制御指令したユーザに制御指令後の不安
を抱かせることがなくなる。また本発明は、既設の交流
電源線を介しての電力線搬送方式を利用するので、新た
なモニタ専用の制御線を敷設する必要もなく、コスト高
になったり美観を損ねるという問題も発生しない。
【0070】請求項2記載の発明によれば、電気機器2
8の稼働状態を判断するためにその消費電流が用いられ
るので、確実に稼働状態を判断することができるように
なる。また、請求項1記載のように電気機器28と第2
電源線3Bとの間に介在し、第2電源線3Bからの交流
電源を供給する駆動検出送信装置7で上記消費電流を検
出するようにしているので、その検出も容易かつ確実で
ある。
8の稼働状態を判断するためにその消費電流が用いられ
るので、確実に稼働状態を判断することができるように
なる。また、請求項1記載のように電気機器28と第2
電源線3Bとの間に介在し、第2電源線3Bからの交流
電源を供給する駆動検出送信装置7で上記消費電流を検
出するようにしているので、その検出も容易かつ確実で
ある。
【0071】請求項3記載の発明によれば、機器制御信
号は、電気機器28を駆動開始又は駆動停止させる指令
であるので、これに応答する電気機器28の稼働状態の
変化は明確に判断でき、結局、制御指令した通信装置2
側でも、第2電源線3Bに接続されている被制御側の電
気機器28の稼働状態を確実に認識することができる。
号は、電気機器28を駆動開始又は駆動停止させる指令
であるので、これに応答する電気機器28の稼働状態の
変化は明確に判断でき、結局、制御指令した通信装置2
側でも、第2電源線3Bに接続されている被制御側の電
気機器28の稼働状態を確実に認識することができる。
【0072】請求項4記載の発明によれば、近年、多く
の宅内で利用されている100ボルト系及び200ボル
ト系の電源線を備えた状況に非常に合致するものであ
る。特に、エアコンは遠隔制御が必要な電気機器のひと
つであり、消費電力も大きいので、このような状況に本
発明は極めて有効になる。
の宅内で利用されている100ボルト系及び200ボル
ト系の電源線を備えた状況に非常に合致するものであ
る。特に、エアコンは遠隔制御が必要な電気機器のひと
つであり、消費電力も大きいので、このような状況に本
発明は極めて有効になる。
【0073】請求項5記載の発明によれば、端末制御装
置6は赤外線受信部を有し、この赤外線受信部で駆動検
出送信装置7から赤外線により送信されてくる駆動検出
信号を受信すると共に、初期設定のための設定信号を受
信する。つまり、通常装備されるべき、エアコンリモー
ト制御の初期設定時に利用する赤外線受信部が、駆動検
出送信装置7からの駆動検出信号も受信するので、駆動
検出信号受信手段を別個に設ける必要がない。
置6は赤外線受信部を有し、この赤外線受信部で駆動検
出送信装置7から赤外線により送信されてくる駆動検出
信号を受信すると共に、初期設定のための設定信号を受
信する。つまり、通常装備されるべき、エアコンリモー
ト制御の初期設定時に利用する赤外線受信部が、駆動検
出送信装置7からの駆動検出信号も受信するので、駆動
検出信号受信手段を別個に設ける必要がない。
【0074】請求項6記載の発明によれば、機器制御信
号の内容に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だ
け上記停止制御がリトライされる。したがって、偶発的
に稼働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御が防止
され、システムの信頼性が向上する。
号の内容に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だ
け上記停止制御がリトライされる。したがって、偶発的
に稼働制御が不成功に終わった場合の無駄な制御が防止
され、システムの信頼性が向上する。
【0075】請求項7記載の発明によれば、稼働制御の
リトライ不成功の場合、通信装置2にその旨伝えること
により、電気機器28に非常に重大な事故が発生してい
る可能性もある非常事態に、確実に適切な対応がとれる
ようになる。
リトライ不成功の場合、通信装置2にその旨伝えること
により、電気機器28に非常に重大な事故が発生してい
る可能性もある非常事態に、確実に適切な対応がとれる
ようになる。
【図1】本発明のホームコントロールシステムに係る構
成図である。
成図である。
【図2】通信装置からエアコン28を制御する場合の、
ユーザ、通信装置2、主制御装置4、及び端末制御装置
6間の基本的な作用を説明する図である。
ユーザ、通信装置2、主制御装置4、及び端末制御装置
6間の基本的な作用を説明する図である。
【図3】本発明のホームコントロールシステムに係る電
流検出送信装置7の一実施形態を示すブロック構成図で
ある。
流検出送信装置7の一実施形態を示すブロック構成図で
ある。
【図4】本発明のホームコントロールシステムに係る端
末制御装置6の一実施形態を示すブロック構成図であ
る。
末制御装置6の一実施形態を示すブロック構成図であ
る。
【図5】図4の端末制御装置6の制御部63が行う処理
の一部を示すフローチャートである。
の一部を示すフローチャートである。
1 ホームコントロールシステム 2 通信装置 3A 100ボルト系電源線(第1電源線) 3B 200ボルト系電源線(第2電源線) 4 主制御装置 5、6 端末制御装置 7 電流検出送信装置(駆動検出送信装置) 8 ホーム 9 外部 10A、10B コンセント 12 電話機 13 電話回線 21 照明装置 27 赤外線信号 28 エアコン(電気機器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 正 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 西山 文章 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 磯貝 麗 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5K046 AA03 BA01 PS05 PS31 5K048 BA08 BA12 DC06
Claims (7)
- 【請求項1】 電力線搬送方式を利用して家庭における
電気機器を通信装置を介して遠隔操作するホームコント
ロールシステムであって、 前記家庭に敷設され、それぞれ異なる定格の交流電源を
供給する第1及び第2電源線と、 前記第2電源線から電源供給を受けて稼働する電気機器
と、 前記電気機器と前記第2電源線との間に介在し、前記電
気機器に前記第2電源線からの交流電源を供給すると共
に、前記電気機器の駆動信号を検出して、駆動検出信号
として無線送信する駆動検出送信装置と、 前記第1電源線に接続されると共に通信回線を介して前
記通信装置に通信接続され、前記通信装置からの前記電
気機器に対する制御内容に合わせたコマンドを受信し、
機器制御信号としてこれを電力線搬送方式により前記第
1電源線上に送出すると共に、電力線搬送方式により前
記第1電源線を介して前記電気機器の稼働状態を示す稼
働モニタ信号を受信し、これを通信回線を介して前記通
信装置に送信する主制御装置と、 前記第1電源線に設けられるコンセントに脱着自在に接
続され、電力線搬送方式により前記第1電源線を介して
前記主制御装置から送信される前記機器制御信号に応答
して前記電気機器の稼働制御すると共に、前記稼働モニ
タ信号を電力線搬送方式により前記第1電源線を介して
前記主制御装置に送信する端末制御装置と、 前記端末制御装置に含まれ、前記駆動検出信号を無線受
信する受信手段と、 前記端末制御装置に含まれ、受信された前記駆動検出信
号に基づき、前記電気機器の稼働状態を判断し、前記稼
働モニタ信号を生成する駆動検出送信装置と、 を有することを特徴とするホームコントロールシステ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記駆動信号は、前記電気機器の消費電流であることを
特徴とするホームコントロールシステム。 - 【請求項3】 請求項2記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記機器制御信号は、前記電気機器を駆動開始又は駆動
停止させるオン又はオフ指令であることを特徴とするホ
ームコントロールシステム。 - 【請求項4】 請求項1記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記第1電源線は100ボルト系であり、前記第2電源
線は200ボルト系であり、 前記電気機器はエアコンであることを特徴とするホーム
コントロールシステム。 - 【請求項5】 請求項4記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記駆動検出送信装置は、前記駆動検出信号を赤外線に
より送信し、 前記受信手段は、前記駆動検出信号及び初期設定のため
の設定信号を受信する赤外線受信部から構成されること
を特徴とするホームコントロールシステム。 - 【請求項6】 請求項1記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記端末制御装置は、前記電気機器が前記機器制御信号
の内容に応じた稼働状態にならない場合、所定回数だけ
前記電気機器の稼働制御をリトライするように制御する
リトライ手段をさらに有することを特徴とするホームコ
ントロールシステム。 - 【請求項7】 請求項6記載のホームコントロールシス
テムにおいて、 前記端末制御装置は、前記リトライ手段が前記所定回数
だけ前記稼働制御をリトライした後も前記電気機器が前
記機器制御信号の内容に応じた稼働状態にならない場
合、これを前記主制御装置に連絡することにより、前記
主制御装置は、前記通信装置に稼働御異常を連絡するこ
とを特徴とするホームコントロールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228744A JP2002044752A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | ホームコントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228744A JP2002044752A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | ホームコントロールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002044752A true JP2002044752A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18721979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000228744A Withdrawn JP2002044752A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | ホームコントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002044752A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129098A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Sharp Corp | 遠隔操作装置および遠隔制御システム |
KR100605619B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2006-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 전력선 통신을 이용한 절전 장치 |
JP2006210980A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Seiko Epson Corp | 遠隔制御アダプタ装置 |
KR100763636B1 (ko) | 2005-04-11 | 2007-10-05 | 엘지전자 주식회사 | 홈 네트워크 시스템의 정보가전기기 제어방법 |
JP2008005342A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 制御コントローラ |
WO2011074459A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 住友電気工業株式会社 | 管理装置及びプログラム |
JP2011123838A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 管理装置及びプログラム |
JP2011123836A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 管理装置及びプログラム |
JP2011123837A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 管理装置及びプログラム |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228744A patent/JP2002044752A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100605619B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2006-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 전력선 통신을 이용한 절전 장치 |
JP2006129098A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Sharp Corp | 遠隔操作装置および遠隔制御システム |
JP4658566B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2011-03-23 | シャープ株式会社 | 遠隔操作装置および遠隔制御システム |
JP2006210980A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Seiko Epson Corp | 遠隔制御アダプタ装置 |
KR100763636B1 (ko) | 2005-04-11 | 2007-10-05 | 엘지전자 주식회사 | 홈 네트워크 시스템의 정보가전기기 제어방법 |
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WO2011074459A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 住友電気工業株式会社 | 管理装置及びプログラム |
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JP2011123837A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 管理装置及びプログラム |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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