JP2006210980A - 遠隔制御アダプタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 IP網から所謂IP網非対応の機器をもリモートコントロールすることを可能にする遠隔制御アダプタ装置を提供する。
【解決手段】 IP網300からの制御信号を受けて赤外リモコン信号に変換する遠隔制御アダプタ装置100(100a,100b)によって、所謂IP網非対応の機器であるデジタルテレビ受像機410やPVR420を制御する。遠隔制御アダプタ装置100自体は、例えば、商用電源のコンセントに直接差し込んで用い得るコンパクトな一体型の機器として構成され得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP網を通して伝送さる制御信号によって被制御装置としての例えばテレビジョン受像機等を制御する装置に関し、特に、IP網を通して伝送される制御信号によって直接的に制御可能な機能が搭載されていない機器をもこのような制御信号によって制御することを可能ならしめる遠隔制御アダプタ装置に関する。
近年、所謂家電製品には赤外線を用いたリモートコントロール機能が搭載されることが一般化している。一方、家庭内の情報機器から家庭内の電気製品をコントロールする方法も種々提案されるに到っている。例えば、パーソナルコンピュータに代表される家庭内情報機器のネットワーク化はIP(インターネットプロトコル)を基本プロトコルとして急速に普及しており、家庭内の電話がIP電話に置き換えられ、テレビなどのAV機器もIP網との接続に対応していることが必須となる趨勢にある。
このような背景にあって、IP網から家庭内の所謂非情報家電製品をもコントロールするという長年の課題に関する具体的解決方法が一段と切望されるとことろなっている。
ところで、従来リモートコントロールには非対応であった家電製品をもその電源のオンオフを無線によって制御することができるようにする無線機器制御アダプタが提案されている。この提案による具体例の一つは電源の給電に用いるマルチコンセントの中に無線機器制御アダプタを内蔵して、遠隔操作端末から無線によってこの無線機器制御アダプタに操作信号を送り、マルチコンセントからの給電をオンオフ制御するというものである(特許文献1参照)。
上述の無線機器制御アダプタ内には、ACプラグからコンセントに到る給電路中にリレーを介挿させ、このリレーを外部から無線で操作する構成を採る。更に、給電路を通して供給される電力を電力量センサで把握できるようにする構成を有する。
一方、コンセントに接続されるプラグで、AC電源側に流入する貫通交流電流を検出するための電流プローブのセンサ部分が容易に装着できるようにした 一体型のアダプタの形態をとるACプラグコンセントなる装置の提案もある(特許文献2参照)。
また一方、テーブルタップのような電源供給用導体を用いて負荷に電源を供給する場合に、テーブルタップの筐体内に設けた誘導コイルで負荷電流を検出し、検出信号を整流してフォトカプラ経由でモジュラージャックからパーソナルコンピュータに供給するように
して、負荷電流をパーソナルコンピュータでモニタすることができるようにする技術等も提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−327952号公報(段落0031〜段落0037、図2、図3) 特開平08−203634号公報(段落0003〜段落0006、図2) 特開2000−221218号公報(段落0014〜段落0019、図1、図3)
上述の特許文献1に提案の技術では、無線のリモートコントロールには非対応であるような家電製品をもリモートコントロールによって電源のオンオフの操作が可能になり、また、給電路を通して供給される電力を電力量センサで把握できる。しかしながら、所謂リモートコントロール非対応の機器をユーザが手元で操作するコントローラによってリモートコントロール可能とするという域を出るものではなく、IP網から家庭内の所謂非情報家電製品をもコントロールするといった課題を解決するものではない。
また、特許文献2に提案の装置は、AC電源側のコンセントから受電してアウトレット側に接続された機器に給電するという部分においてこれ以降に説明する本発明の一実施の形態と一脈通じるものではあるが、これも、IP網から家庭内の所謂非情報家電製品をもコントロールするといった課題認識がなく、当然ながらその解決手段を何等提案するものでもない。
更に、特許文献1に提案の技術は、AC電源側のコンセント或いはテーブルタップで負荷電流を検出しパーソナルコンピュータで所謂テレメータリングの様な監視を可能にするものではあるが、これも、IP網から家庭内の所謂非情報家電製品をもコントロールするといった課題認識がなく、当然ながらその解決手段を何等提案するものでもない。
本発明は、上述したような従来技術における課題に着目してなされたものであり、IP網から所謂IP網非対応の機器をもリモートコントロールすることを可能にする遠隔制御アダプタ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
(1)IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を所定の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換する信号形態変換部と、前記信号形態変換部の出力である他の形態の制御信号を当該制御対象機器に供給する制御信号供給部と、所定の給電端に適合するインレット型接続器と、前記インレット型接続器により受電した電力の一部を受け、前記受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部にそれらの作動電源を各供給する電源回路部と、を備えたことを特徴とする遠隔制御アダプタ装置。
上記(1)の遠隔制御アダプタ装置によれば、IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信部で受信し、信号形態変換部で該受信した制御信号を制御対象機器で取り扱い可能な形態の制御信号に変換し、制御信号供給部により当該制御対象機器に供給してこの制御対象機器をIP網経由で制御することができるようになる。この場合、例えば商用電源のコンセントのような所定の給電端に適合するインレット型接続器(差込プラグ)により受電して、受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部の作動電源を得ることができる。
(2)前記制御対象機器に給電するに適合するアウトレット型接続器と、このアウトレット型接続器と前記インレット型接続器との間を電気的開閉部を介さずに直接結ぶ導体部と、を更に備えたことを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(2)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、この遠隔制御アダプタ装置のインレット型接続器(差込プラグ)を例えば商用電源のコンセントのような所定の給電端に接続すれば、このインレット型接続器に直接導通している自己のアウトレット型接続器側に当該制御対象機器の差込プラグ(インレット型接続器)を繋いで給電することができ、商用電源のコンセント→本遠隔制御アダプタ装置→制御対象機器という簡単な接続で各部の電源確保と制御とが行なわれ得る。
(3)前記導体部を流れる電流を検出する電流検出部を更に備えたことを特徴とする(2)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(3)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(2)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、電流検出部の検出出力に基づいて制御対象機器の動作をモニタすることができる。
(4)前記電流検出部による検出出力に基づくデータを前記IP網を通して当該制御信号の発信元側から取得可能に送信するデータ送信部と、を更に備えたことを特徴とする(3)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(4)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(3)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、電流検出部の検出出力に基づく例えば制御対象機器の動作モード等と相関のあるデータをデータ送信部からIP網に送出するため、このデータをIP網を通して当該制御信号の発信元側(例えば、このIP網に接続されたパーソナルコンピュータ)で取得してモニタすることができる。
(5)前記データ送信部は、前記電流検出部による検出出力に基づいて当該制御対象機器の動作モードを表す動作モードデータを生成し、該動作モードデータを前記IP網を通して当該制御信号の発信元側から取得可能に送信するように構成されていることを特徴とする(4)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(5)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(4)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、電流検出部の検出出力に基づいて制御対象機器の動作モードを表すデータをデータ送信部からIP網に送出するため、このデータをIP網を通して当該制御信号の発信元側(例えば、このIP網に接続されたパーソナルコンピュータ)で取得してモニタすることができる。
(6)前記受信部は、前記IP網としての無線IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信可能に構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(6)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、無線IP網を利用して、当該制御対象機器を無線で操作することができるようになる。
(7)前記送信部は、前記IP網としての無線IP網を通して前記電流検出部による検出出力に基づくデータを送信可能に構成されていることを特徴とする(4)〜(5)の何れか一に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(7)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(4)〜(5)の何れか一の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、検出出力に基づくデータを、無線IP網を利用して、当該制御信号の発信元側(例えば、このIP網に接続されたパーソナルコンピュータ)で取得して、無線でモニタすることができる。
(8)前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての遠隔制御信号のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(8)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部によって、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な形態へと変換されるため、この制御対象機器をIP網経由で適正に制御することができるようになる。
(9)前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光による制御信号を前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給するように構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(9)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部によって、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換され、更に制御信号供給部により赤外光による制御信号として当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給されるため、この制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで適正に制御することができるようになる。
(10)前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光による制御信号を導光用光ファイバーによって前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給するように構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(10)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部によって、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換され、更に制御信号供給部により赤外光による制御信号として当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に導光用光ファイバーを通して供給されるため、この制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで制御する際に問題となる遮蔽物や受光視野などの影響も受けることなく的確に制御することができるようになる。
(11)前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光発光素子駆動信号を前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部近傍位置に配される赤外光発光素子に屈曲容易な導線を通して供給し該赤外光発光素子を発光させるように構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(11)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部によって、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換され、更に制御信号供給部により赤外光による制御信号として当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に屈曲容易な導線と赤外光発光素子とを通して供給されるため、この制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで制御する際に問題となる遮蔽物や受光視野などの影響も受けることなく的確に制御することができるようになる。
(12)前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換するための変換テーブルデータを予め前記受信部を介して前記IP網から取得し、該取得した変換テーブルデータに依拠して当該変換を実行するように構成されていることを特徴とする(1)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(12)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(1)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部によって、IP網から取得た変換テーブルデータに依拠して、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な形態へと変換されるため、この制御対象機器をIP網経由で適正に制御することができるようになる。また、変換されるべき制御信号の形態に係る対応関係に変更が生じた場合等においても比較的柔軟にこのような変更に応じることが可能である。
(13)IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を所定の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換する信号形態変換部と、前記信号形態変換部の出力である他の形態の制御信号を当該制御対象機器に供給する制御信号供給部と、所定の給電端に適合するインレット型接続器と、前記インレット型接続器により受電した電力の一部を受け、前記受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部にそれらの作動電源を各供給する電源回路部と、前記受信部、信号形態変換部、制御信号供給部、及び、電源回路部を各所定位置に収納して保持する本体構造部と、を備えたことを特徴とする遠隔制御アダプタ装置。
上記(13)の遠隔制御アダプタ装置によれば、IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信部で受信し、信号形態変換部で該受信した制御信号を制御対象機器で取り扱い可能な形態の制御信号に変換し、制御信号供給部により当該制御対象機器に供給してこの制御対象機器をIP網経由で制御することができるようになる。この場合、例えば商用電源のコンセントのような所定の給電端に適合するインレット型接続器(差込プラグ)により受電して、受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部の作動電源を得ることができ、且つ、上記各部は本体構造部内にまとめて収納され当該遠隔制御アダプタ装置として全体として一体のものとして構成得るため極めて取扱い易い。
(14)前記本体構造部は、前記インレット型接続器の先端側の部分が使用状態において当該給電端に対向する自己の前端部側から突出するようにして当該インレット型接続器の基部側を自己の内部で支持すると共に、前記前端部とは反対側の後端部側には前記制御対象機器に給電するインレット型接続器が挿入されるに適合する接続用開口部が形成され、且つ、この開口部の内部に当該制御対象機器に給電するインレット型接続器と電気的接触を得るアウトレット型接続器が備えられていることを特徴とする(13)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(14)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(13)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、この遠隔制御アダプタ装置のインレット型接続器(差込プラグ)を例えば商用電源のコンセントのような所定の給電端に接続すれば、このインレット型接続器に直接導通している自己のアウトレット型接続器側に当該制御対象機器の差込プラグ(インレット型接続器)を繋いで給電することができ、商用電源のコンセント→本遠隔制御アダプタ装置→制御対象機器という簡単な接続で各部の電源確保と制御とが行なわれ得る。
(15)前記本体構造部内に支持された前記インレット型接続器の基部側は、前記本体構造部の前記接続用開口部内部の前記アウトレット型接続器として機能するように成形されていることを特徴とする(14)に記載の遠隔制御アダプタ装置。
上記(15)の遠隔制御アダプタ装置によれば、(14)の遠隔制御アダプタ装置による作用に加えて、インレット型接続器とアウトレット型接続きとが一体の導体として構成されるため、極めて簡素な構成で部品点数が少なくなり製作も容易で量産に適する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、以下に参照する図においては、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明の実施の形態としての遠隔制御アダプタ装置100の外形と内部構造を表す図である。図1(A)は遠隔制御アダプタ装置100の外形と内部の導体部の構成を表し、図1(B)は遠隔制御アダプタ装置100内部の回路基板の実装状況を表し、図1(C)は遠隔制御アダプタ装置100内部を正面側から見た様子を表している。本実施の形態における遠隔制御アダプタ装置100は、全体として、通常の家屋に設けられる商用電源のコンセントやテーブルタップに差し込んで用いられるプラグ装置(差込プラグ)のような外形を成し、絶縁材料でなる構造部材としての本体構造部101に各要素が支持乃至実装されて構成されている。
本体構造部101の中央近傍位置に、図示のように、例えば通常の家屋に設けられる商用電源のコンセントやテーブルタップのような所定の給電端に差し込んで用いるに適合するインレット型接続器としての所謂雄型の一対の接触子102,102が設けられ、それらの前端側半分以上の部分が本体構造部101の前端部側から突出するようにして且つその基部側が本体構造部101によって定位置に固定されている。これら接触子102,102の基部側は、本体構造部101に設けられ外部のプラグ装置の接触子が挿入接続される一対の接続用開口部103,103内部のアウトレット型接続器としての所謂雌型の一対の接触子104,104として機能するように成形されている。
一対の接続用開口部103,103は、当然に、後述する制御対象機器に給電するための電源コードの一端に設けられたインレット型接続器が挿入されるに適合するように形成されている。図示の通り雌型の一対の接触子104,104は、この一対の接続用開口部103,103内部奥所において、外部からプラグ装置の接触子が挿入されたときにそれら接触子両側面の各接触面部と弾性的に接触して嵌合するように二股に別れた各接触片104a,104bを各有するように成形されている。
遠隔制御アダプタ装置100の本体構造部101内部の基板110には、制御回路170(種々の回路を便宜上集合的に略記)、指向性を異にする2基のアンテナ131,132、赤外光によるリモートコントロール信号を制御対象となる機器の赤外光受光部に導くための導光用光ファイバーを接続するための光ファイバーコネクタ134等が上面側に配されている。
また、裏面側には、IEEE802.11b仕様の無線通信モジュール121と、インレット型接続器としての接触子102,102から電力の一部を受けて制御回路170に電源を供給する電源回路部160が実装されている。更に、本体構造部101内部には接触子104を流れる電流を検出するための電流検出部としての電流ピックアップコイル150が、この負荷電流による交流磁界と鎖交するように配設されている。
以上のように図1の遠隔制御アダプタ装置100では、構成要素各部は本体構造部内にまとめて収納され当該遠隔制御アダプタ装置として全体として一体のものとして構成得るため極めて取扱い易い。また、インレット型接続器とアウトレット型接続器とが一体の導体として構成されるため、極めて簡素な構成で部品点数が少なくなり製作も容易で量産に適する。
図2は、図1の遠隔制御アダプタ装置100の回路構成を表すブロック図である。図2において図1との対応部は同一の符号によって示してある。図2におけるインレット型接続器としての接触子102,102とアウトレット型接続器としての接触子104,104とは電気的には直接導体部によって結ばれ(図1の機構で言えば、雄型接触子102,102と雌型接触子104,104とは一体の導体片によって構成され)、両者を結ぶ導体部の中間位置に電流ピックアップコイル150が挿通されている。また、この両導体部から電力の一部を取り出して、各所要の直流電源を供給するための電源回路部160が設けられている。
一方、機器制御モジュール120が設けられ、その内部には、アンテナ131,132と共にこれらを通して外部のIP網を通して伝送されてくる制御信号を無線で受信する受信部としての既述の無線通信モジュール121、上述の受信部で受信した一の形態の制御信号を所定の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換する信号形態変換部としての機能部を含みこの遠隔制御アダプタ装置100の動作を統括的に制御するマイクロプロセッサ122、このマイクロプロセッサ122の扱うデータを所要のタイミングで授受し記憶するメモリ123が実装されている。
機器制御モジュール120には、更に、マイクロプロセッサ122の信号形態変換部としての機能部によって生成された上述の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号を、発光素子を含む回路によって赤外線の光信号に変換する赤外通信モジュール124が実装されている。この赤外通信モジュール124には光ファイバーコネクタ134の基部が接続され、該光ファイバーコネクタ134に接続された光ファイバーを通して制御対象機器の赤外線リモコン光受光部に赤外光による制御信号が供給されるようになされている。尚、この実施の形態では、光ファイバーを通しての制御信号の伝送に加えて、コネクタ135に接続したケーブル(導線)を経由して制御対象機器に制御信号を供給する公知の手段も併せて用意されている。
図3は、本発明の実施の形態としての遠隔制御アダプタ装置を用いて制御対象機器をIP網経由で制御するシステムの構成を示す概念図である。図3におけるシステムでは、IP網300は無線式の情報端末によって情報の授受が行われ得る形態のものとして構築されており、例えば、この種の情報端末に属する携帯電話機310からアクセス可能であり、且つ、IP網300と有線乃至無線で接続された無線端末320を介して、図1及び図2を参照して説明したような遠隔制御アダプタ装置100とIEEE802.11b仕様の無線通信で情報の授受を行い得るように構成されている。
無線端末320は複数の遠隔制御アダプタ装置100とIP網300を結ぶような仕様のものとして構成されており、ここでは説明の便宜上、これら複数の遠隔制御アダプタ装置100が100a、100bとして2基、無線端末320を介してIP網300と結ばれている例を表している。遠隔制御アダプタ装置が100a及び100bは共通の商用電源ラインDLから夫々のインレット型接続器(差込プラグ)から受電するように接続されている。遠隔制御アダプタ装置100aのアウトレット型接続器側には制御対象機器としてのデジタルテレビ受像機410の電源コードのプラグが接続されてこのデジタルテレビ受像機410に給電されるようになされ、遠隔制御アダプタ装置100bのアウトレット型接続器側には制御対象機器としてのPVR(Private Video Recorder)420に給電されるようになされている。
これら遠隔制御アダプタ装置100a、100bと無線端末320との無線による結合は、より詳細には、図1及び図2を参照して説明したような機器制御モジュール120内部のアンテナ131,132による電磁波の授受によって確立する。遠隔制御アダプタ装置100aについては、図1及び図2を参照して説明したその光ファイバーコネクタ134に接続された光ファイバー500によって、制御対象機器としてのデジタルテレビ受像機410の赤外線リモコン光受光部411に赤外光による制御信号が供給されるようになされている。
一方、遠隔制御アダプタ装置100bについては、図1及び図2を参照して説明したそのマイクロプロセッサ122の出力たる制御信号が、既述のような赤外通信モジュール124及び光ファイバーコネクタ134並びに光ファイバー500経由での制御信号の伝送に替えて、公知の有線(遠隔制御アダプタ装置100bのコネクタ135からケーブル600による伝送路によって、PVR420に備えられた外部制御信号入力端子(不図示)に供給されるようになされている。
以上は、IP網と無線で結ばれ、IP網からの制御信号を赤外線リモコン信号、或いは有線での公知の機器制御信号に変換して制御対象機器を制御する実施の形態であったが、本発明はこのような形態に限られず、IP網と有線で結ばれ、上述の例と同様にIP網からの制御信号を赤外線リモコン信号、或いは有線での公知の機器制御信号に変換して制御対象機器を制御する形態をとることができる。
図4は、このような、IP網と有線で結ばれる他の実施の形態の回路構成を表すブロック図である。図2との対応部は同一の符号によって示すことにより詳細な説明は省略するが、図2の実施の形態におけるIEEE802.11b仕様の無線通信モジュール121に替えて、有線でIP網との信号の授受を行うためのIP網インターフェース回路125が設けられ、また、これに従って、有線通信のためのケーブルを接続するためのコネクタ136が設けられている。その他の点については、図2を参照して説明した実施形態と同様である。
図5は、図4の遠隔制御アダプタ装置を用いて制御対象機器をIP網経由で制御するシステムの構成を示す概念図である。図5におけるシステムでは、IP網300は有線通信を行う情報端末によって情報の授受が行われ得る形態のものとして構築されており、例えば、この種の情報端末として機能するパーソナルコンピュータ311からアクセス可能であり、且つ、IP網300と図1及び図2を参照して説明したような遠隔制御アダプタ装置100(100a,100b)と有線通信で情報の授受を行い得るように構成されている。遠隔制御アダプタ装置100(100a,100b)とIP網300との間の情報の授受が有線で行われる以外の点については、図3を参照して説明した実施の形態と略同様に作用する。
以上説明した本発明の遠隔制御アダプタ装置(100,100a,100b)によれば、IP網300を通して伝送されてくる制御信号を受信部(無線通信モジュール121,IP網インターフェース回路125)で受信し、信号形態変換部(マイクロプロセッサ122等)で該受信した制御信号を制御対象機器(デジタルテレビ受像機410,PVR420)で取り扱い可能な形態の制御信号に変換し、制御信号供給部(赤外通信モジュール124、コネクタ134,135)により当該制御対象機器に供給してこの制御対象機器をIP網300経由で制御することができるようになる。
この場合、実施の形態におけるような例では、商用電源のコンセントのような所定の給電端に適合するインレット型接続器(差込プラグ)により受電して、受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部の作動電源を得ることができる。
また、この遠隔制御アダプタ装置のインレット型接続器(差込プラグ)を例えば商用電源のコンセントのような所定の給電端に接続すれば、このインレット型接続器に直接導通している自己のアウトレット型接続器側に当該制御対象機器の差込プラグ(インレット型接続器)を繋いで給電することができ、商用電源のコンセント→本遠隔制御アダプタ装置→制御対象機器という簡単な接続で各部の電源確保と制御とが行なわれ得る。
また、電流検出部(電流ピックアップコイル150)の検出出力に基づいて制御対象機器の動作を、データ送信部、IP網経由で当該制御信号の発信元側(例えば、このIP網に接続されたパーソナルコンピュータ)でモニタすることができる。
たとえば、ユーザの視野外にあるPVRに対して遠隔操作を行った場合等において、例えば高速動作モードを指示したとき、消費電流が増加傾向を呈すれば、所望のとおり高速動作に移行したものと推定でき、実用上支障のない確度で機器の動作が確認できる。無線で制御信号や検出信号の伝送を行う実施の形態では、上記のことが無線で実現できる。
また更に、IP網を通して伝送されてくる制御信号の形態は種々のものであっても、信号形態変換部(マイクロプロセッサ122)によって、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な形態へと変換されるため、この制御対象機器をIP網経由で適正に制御することができるようになる。上述の実施の形態では、赤外光による制御信号が当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給されるため、これらの制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで適正に制御することができるようになる。
図3或いは図5の実施の形態では、赤外光による制御信号が当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に導光用光ファイバー500を通して供給されるため、これらの制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで制御する際に問題となる遮蔽物や受光視野などの影響も受けることなく的確に制御することができるようになる。
尚、図3或いは図5の実施の形態の変形例として、当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部に導光用光ファイバーを通して供給するに替えて、当該制御対象機器の赤外線制御信号受光部近傍位置(直近の位置)に赤外光発光素子を配設し、この赤外光発光素子の位置まで屈曲容易な導線を通して電気信号を供給して該赤外光発光素子を発光させるように構成してもよい。この例の場合も、制御対象機器をIP網経由で所謂赤外リモコンで制御する際に問題となる遮蔽物や受光視野などの影響も受けることなく的確に制御することができるようになる。
一方、信号形態変換部(マイクロプロセッサ122)については、受信部で受信した一の形態の制御信号を制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換するための変換テーブルデータを予め前記受信部を介してIP網300経由で取得し、該取得した変換テーブルデータに依拠して当該変換を実行するように構成してもよい。
この場合は、IP網から取得た変換テーブルデータに依拠して、その制御信号は当該制御対象機器側で取り扱い可能な形態へと変換されるため、この制御対象機器をIP網経由で適正に制御することができるようになる。また、変換されるべき制御信号の形態に係る対応関係に変更が生じた場合等においても比較的柔軟にこのような変更に応じることが可能である。
本発明の実施の形態としての遠隔制御アダプタ装置の外形と内部構造を表す図である。 図1の遠隔制御アダプタ装置の回路構成を表すブロック図である。 本発明の実施の形態としての遠隔制御アダプタ装置を用いて制御対象機器をIP網経由で制御するシステムの構成を示す概念図である。 本発明の他の実施の形態の回路構成を表すブロック図である。 図4の遠隔制御アダプタ装置を用いて制御対象機器をIP網経由で制御するシステムの構成を示す概念図である。
符号の説明
100…遠隔制御アダプタ装置 101…本体構造部 102…接触子 103…接続用開口部 104…接触子 110…基板 120…機器制御モジュール 121…無線通信モジュール 122…マイクロプロセッサ 123…メモリ 124…赤外通信モジュール 125…IP網インターフェース回路 131,132…アンテナ 134…光ファイバーコネクタ 135,136…コネクタ 150…電流ピックアップコイル 160…電源回路部 300…IP網 310…携帯電話機 311…パーソナルコンピュータ 320…無線端末 321…LAN 410…デジタルテレビ受像機 411…赤外線リモコン光受光部 420…PVR 500…光ファイバー 600…ケーブル

Claims (15)

  1. IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を所定の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換する信号形態変換部と、前記信号形態変換部の出力である他の形態の制御信号を当該制御対象機器に供給する制御信号供給部と、所定の給電端に適合するインレット型接続器と、前記インレット型接続器により受電した電力の一部を受け、前記受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部にそれらの作動電源を各供給する電源回路部と、を備えたことを特徴とする遠隔制御アダプタ装置。
  2. 前記制御対象機器に給電するに適合するアウトレット型接続器と、このアウトレット型接続器と前記インレット型接続器との間を電気的開閉部を介さずに直接結ぶ導体部と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  3. 前記導体部を流れる電流を検出する電流検出部を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  4. 前記電流検出部による検出出力に基づくデータを前記IP網を通して当該制御信号の発信元側から取得可能に送信するデータ送信部と、を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  5. 前記データ送信部は、前記電流検出部による検出出力に基づいて当該制御対象機器の動作モードを表す動作モードデータを生成し、該動作モードデータを前記IP網を通して当該制御信号の発信元側から取得可能に送信するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  6. 前記受信部は、前記IP網としての無線IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  7. 前記送信部は、前記IP網としての無線IP網を通して前記電流検出部による検出出力に基づくデータを送信可能に構成されていることを特徴とする請求項4〜5の何れか一項に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  8. 前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての遠隔制御信号のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  9. 前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光による制御信号を前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  10. 前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光による制御信号を導光用光ファイバーによって前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部に供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  11. 前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号としての赤外線データ通信方式のコード体系に準拠した形態の制御信号に変換するように構成され、前記制御信号供給部は前記信号形態変換部の出力信号に対応した赤外光発光素子駆動信号を前記制御対象機器の赤外線制御信号受光部近傍位置に配される赤外光発光素子に屈曲容易な導線を通して供給し該赤外光発光素子を発光させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  12. 前記信号形態変換部は、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を前記制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換するための変換テーブルデータを予め前記受信部を介して前記IP網から取得し、該取得した変換テーブルデータに依拠して当該変換を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  13. IP網を通して伝送されてくる制御信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した一の形態の制御信号を所定の制御対象機器で取り扱い可能な他の形態の制御信号に変換する信号形態変換部と、前記信号形態変換部の出力である他の形態の制御信号を当該制御対象機器に供給する制御信号供給部と、所定の給電端に適合するインレット型接続器と、前記インレット型接続器により受電した電力の一部を受け、前記受信部、信号形態変換部、及び制御信号供給部にそれらの作動電源を各供給する電源回路部と、前記受信部、信号形態変換部、制御信号供給部、及び、電源回路部を各所定位置に収納して保持する本体構造部と、を備えたことを特徴とする遠隔制御アダプタ装置。
  14. 前記本体構造部は、前記インレット型接続器の先端側の部分が使用状態において当該給電端に対向する自己の前端部側から突出するようにして当該インレット型接続器の基部側を自己の内部で支持すると共に、前記前端部とは反対側の後端部側には前記制御対象機器に給電するインレット型接続器が挿入されるに適合する接続用開口部が形成され、且つ、この開口部の内部に当該制御対象機器に給電するインレット型接続器と電気的接触を得るアウトレット型接続器が備えられていることを特徴とする請求項13に記載の遠隔制御アダプタ装置。
  15. 前記本体構造部内に支持された前記インレット型接続器の基部側は、前記本体構造部の前記接続用開口部内部の前記アウトレット型接続器として機能するように成形されていることを特徴とする請求項14に記載の遠隔制御アダプタ装置。
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