JP2002042831A - 離型フィルム - Google Patents

離型フィルム

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JP2002042831A
JP2002042831A JP2000221862A JP2000221862A JP2002042831A JP 2002042831 A JP2002042831 A JP 2002042831A JP 2000221862 A JP2000221862 A JP 2000221862A JP 2000221862 A JP2000221862 A JP 2000221862A JP 2002042831 A JP2002042831 A JP 2002042831A
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film
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polyester
green sheet
mold releasing
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Kimihiro Izaki
公裕 井崎
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Mitsubishi Polyester Film Corp
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Mitsubishi Polyester Film Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池の高出力化に寄与するグリーンシー
トを成形することのできる離型フィルムを提供する。 【解決手段】 燃料電池の固体電解質として用いられる
グリーンシートを成形するために使用される離型フィル
ムであって、片面に離型層を有するポリエステルフィル
ムからなり、下記式(1)を満足することを特徴とする
離型フィルム。 1.01≦Sa/Sm≦1.15 ・・・(1) (上記式中、Sa/Smは、離型フィルムのフィルム投
影面積(Sm)に対する離型面の表面積(Sa)の比率
を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は離型フィルムに関す
るものであり、詳しくは燃料電池の固体電解質(以下、
SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)と略記する場合が
ある)として用いられるグリーンシートを成形するため
に使用される離型フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステルフィルムを基材とす
る離型フィルムがグリーンシ−ト成形用、例えばセラミ
ック積層コンデンサー、セラミック基板等の各種セラミ
ックの離型用途において使用されている。
【0003】また、近年、グリーンシート成形を経て固
体電解質型燃料電池に使用する固体電解質を製造するプ
ロセスも検討されている。固体電解質型燃料電池(SO
FC)の原理は水素と空気中の酸素を供給し反応させる
ことで発電するタイプの燃料電池であり、クリーンなエ
ネルギー系として注目を浴びている。
【0004】なお、固体電解質は、イオン伝導性を有す
るセラミック粒子(例えば、ジルコニア系粒子等)およ
びバインダー、添加剤等から構成されるセラミックスラ
リーを塗布、シート成形することにより得られる。
【0005】固体電解質の製造においては、燃料電池の
高出力化を図ることを目的として、グリーンシート表面
の比表面積をより大きくすることが求められており、そ
のようなグリーンシ−トを成形可能な離型フィルムが必
要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであって、その解決課題は、燃料電池の
高出力化に寄与するグリーンシートを成形することので
きる離型フィルムを提供することにある。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明者は、上記実状に
鑑み、鋭意検討した結果、特定の構成からなる離型フィ
ルムを用いれば、上述の課題を容易に解決できることを
知見し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、燃料電池の固
体電解質として用いられるグリーンシートを成形するた
めに使用される離型フィルムであって、少なくとも片面
に離型層を有するポリエステルフィルムからなり、下記
式(1)を満足することを特徴とする離型フィルムに存
する。
【0009】 1.01≦Sa/Sm≦1.15 ・・・(1) (上記式中、Sa/Smは、離型フィルムのフィルム投
影面積(Sm)に対する離型面の表面積(Sa)の比率
を表す)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。
【0011】本発明のポリエステルフィルムに使用する
原料ポリエステルは、ホモポリエステルであっても共重
合ポリエステルであってもよい。
【0012】ホモポリエステルを用いる場合、芳香族ジ
カルボン酸と脂肪族グリコールとを重縮合させて得られ
るものが好ましい。芳香族ジカルボン酸としては、テレ
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが挙げ
られ、脂肪族グリコールとしては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール等が挙げられる。代表的なポリエステルとし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート(PE
N)等が例示される。
【0013】一方、共重合ポリエステルを用いる場合
は、30モル%以下の第三成分を含有する共重合体であ
ることが好ましい。共重合ポリエステルのジカルボン酸
成分としては、イソフタル酸、フタル酸テレフタル酸、
2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸セバシン
酸、オキシカルボン酸(例えば、P−オキシ安息香酸な
ど)等の一種または二種以上が挙げられ、グリコール成
分として、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール
等の一種または二種以上が挙げられる。
【0014】いずれにしても本発明でいうポリエステル
とは、通常80モル%以上、好ましくは90モル%以上
がエチレンテレフタレート単位であるポリエチレンテレ
フタレート、エチレン−2,6−ナフタレート単位であ
るポリエチレン−2,6−ナフタレート等であるポリエ
ステルを指す。
【0015】本発明におけるポリエステルフィルム中に
は、易滑性付与を主たる目的として粒子を配合すること
が好ましい。
【0016】配合する粒子の種類は、易滑性付与可能な
粒子であれば特に限定されるものではなく、具体例とし
ては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウ
ム、酸化チタン等の粒子が挙げられる。また、特公昭5
9−5216号公報、特開昭59−217755号公報
等に記載されている耐熱性有機粒子を用いてもよい。こ
の他の耐熱性有機粒子の例として、熱硬化性尿素樹脂、
熱硬化性フェノール樹脂、熱硬化性エポキシ樹脂、ベン
ゾグアナミン樹脂等が挙げられる。さらにポリエステル
製造工程中、触媒等の金属化合物の一部を沈殿、微分散
させた析出粒子を用いることもできる。
【0017】一方、使用する粒子の形状に関しても特に
限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等
のいずれを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等
についても特に制限はない。これら一連の粒子は、必要
に応じて2種類以上を併用してもよい。
【0018】使用する粒子の平均粒径は、0.1〜5μ
mの範囲内であることが好ましく、さらに好ましくは
0.5〜5μmの範囲である。平均粒径が0.1μm未
満の場合には、粒子が凝集しやすく、分散性が不十分と
なる傾向があり、一方、5μmを超える場合には、フィ
ルムの表面粗度が粗くなりすぎて、後工程において離型
層を設ける場合等に不具合を生じることがある。
【0019】さらにポリエステル中の粒子含有量は、
0.01〜5重量%の範囲であることが好ましく、さら
に好ましくは0.01〜3重量%の範囲である。粒子含
有量が0.01重量%未満の場合には、フィルムの易滑
性が不十分になる場合があり、一方、5重量%を超えて
添加する場合には、フィルムの透明性が不十分になる場
合がある。
【0020】ポリエステル中に粒子を添加する方法とし
ては、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を
採用しうる。例えば、ポリエステルを製造する任意の段
階において粒子を添加することができるが、好ましくは
エステル化の段階、もしくはエステル交換反応終了後、
重縮合反応を進めてもよい。
【0021】また、ベント付き混練押出機を用い、エチ
レングリコールまたは水などに分散させた粒子のスラリ
ーとポリエステル原料とをブレンドする方法、または、
混練押出機を用い、乾燥させた粒子とポリエステル原料
とをブレンドする方法などによって行われる。
【0022】本発明の離型フィルムを構成するポリエス
テルフィルムの厚みは、フィルムとして製膜可能な範囲
であれば特に限定されるものではないが、通常9〜25
0μm、好ましくは12〜188μmの範囲である。
【0023】次に、本発明におけるポリエステルフィル
ムの製造例について具体的に説明するが、以下の製造例
に何ら限定されるものではない。
【0024】すなわち、先に述べたポリエステル原料を
使用し、ダイから押し出された溶融シートを冷却ロール
で冷却固化して未延伸シートを得る方法が好ましい。
【0025】この場合、シートの平面性を向上させるた
めシートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必要があ
り、静電印加密着法および/または液体塗布密着法が好
ましく採用される。
【0026】次に得られた未延伸シートを二軸方向に延
伸する。その場合、まず、前記の未延伸シートを一方向
にロールまたはテンター方式の延伸機により延伸する。
延伸温度は、通常70〜120℃、好ましくは80〜1
10℃であり、延伸倍率は、通常2.5〜7倍、好まし
くは3.0〜6倍である。次いで、一段目の延伸方向と
直交する延伸温度は通常130〜170℃であり、延伸
倍率は通常3.0〜7倍、好ましくは3.5〜6倍であ
る。そして、引き続き、180〜270℃の温度で緊張
下または30%以内の弛緩下で熱処理を行い、二軸配向
フィルムを得る。
【0027】上記の延伸においては、一方向の延伸を2
段階以上で行う方法を採用することもできる。その場
合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲とな
るように行うのが好ましい。また、前記の未延伸シート
を面積倍率が10〜40倍になるように同時二軸延伸を
行うことも可能である。さらに、必要に応じて熱処理を
行う前または後に再度縦および/または横方向に延伸し
てもよい。
【0028】上述のポリエステルフィルムの延伸工程中
にフィルム表面を処理する、いわゆる塗布延伸法(イン
ラインコーティング)を施すことができる。それは以下
に限定するものではないが、例えば、逐次二軸延伸にお
いては特に1段目の延伸が終了して、2段目の延伸前に
コーティング処理を施すことができる。上述の塗布延伸
法にてポリエステルフィルム上に塗布層が設けられる場
合には、延伸と同時に塗布が可能になると共に塗布層の
厚みを延伸倍率に応じて薄くすることができ、ポリエス
テルフィルムとして好適なフィルムを製造できる。
【0029】本発明の離型フィルムは、離型面の比表面
積(Sa/Sm)を特定の範囲内に抑える必要がある。
すなわち、本発明の離型フィルムは、下記式(1)を満
足する必要がある。
【0030】 1.01≦Sa/Sm≦1.15 ・・・(1) (上記式中、Sa/Smは、離型フィルムのフィルム投
影面積(Sm)に対する離型面の表面積(Sa)の比率
を表す) Sa/Sm値は、好ましくは1.05〜1.15の範囲
である。Sa/Sm値が1.01未満の場合、当該離型
フィルムを用いてグリーンシートを成形、焼成し、固体
電解質型燃料電池(SOFC)の固体電解質として使用
した場合、得られる固体電解質の比表面積が小さくなる
ため、取り出せる電流密度が小さく、燃料電池としては
不適当となる。一方、Sa/Sm値が1.15を超える
場合、当該離型フィルムを用いてグリーンシ−トを成
形、焼成すると、得られるシート取り扱い時にシート厚
みの薄い箇所に応力が集中し、亀裂が生じやすくなる等
の不具合を生じるようになる。
【0031】一般的に固体電解質型燃料電池(SOF
C)の電極反応は以下の反応からなると考えられる。 《電極反応》 (正極) /固体電解質/ (負極) H2+O2 - →H2O+2e- /固体電解質/ O2+2e-→O2 - すなわち、負極で酸素(O2)が還元され、生成した酸
化物イオン(O2 -)が固体電解質中を拡散し、正極へ到
達する。正極では水素(H2)が酸化され、かつ拡散し
てきた酸化物イオン(O2 -)と反応して水を生成する。
【0032】一方、これらの電極反応は金属触媒電極で
の気体反応(H2およびO2)であり、反応効率を向上さ
せるためには反応点を増やす必要がある(電極の三次元
化)。換言すると固体電解質表面の反応点を増加させる
に伴い、より大きい電流を燃料電池から取り出すことが
可能となり、燃料電池の高出力化が図れるようになる。
したがって、固体電解質表面が気体反応の反応点になる
ので、電解質表面の比表面積がより大きい方が好まし
い。
【0033】さらに、本発明における離型フィルムを構
成するポリエステルフィルム表面の最大高さ(Rma
x)は特に限定されるものではないが、1.5〜30μ
m、さらには3〜30μmの範囲とするのが好ましい。
【0034】また、本発明における離型フィルムを構成
するポリエステルフィルムにおいて、前記最大高さ(R
max)を有するフィルム表面を形成する手法として
は、粒子練り込み法、粒子塗布法、エンボス法、サンド
ブラスト法、エッチング法、放電加工法等の方法を用い
ることができる。本発明においては上記の何れの方法を
採用してもよく、特に限定されるものではない。
【0035】次に代表的な方法に関して具体的に説明す
るが、以下の製造例に何ら限定されるものではない。
【0036】粒子練り込み法は、ポリエステルフィルム
を製造する過程において、原料配合時に、酸化チタン、
炭酸カルシウム、シリカ、カオリン等の無機微粒子を添
加するか、または、ポリエステル中に触媒残査の析出微
粒子を残存させてフィルム表面を粗面化する方法であ
る。
【0037】エンボス法は、目的の凹凸形状を有するエ
ンボスロールとバックアップロールからなる装置を使用
し、所定の温度にてエンボス加工を行ってフィルム表面
を粗面化する方法である。
【0038】粒子塗布法は粒子と結合剤と溶剤とから調
製された適当粘度の塗布液をフィルム表面に塗布して粗
面化された表面をフィルムに形成する方法である。粒子
としては、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化チ
タン等の無機微粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ベ
ンゾグアナミン樹脂などの有機粒子が挙げられる。結合
剤としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ラジカル
重合性二重結合を含有する化合物などが挙げられる。塗
布装置としては、グラビアコーター、リバースコータ
ー、ワイヤーバーコーター等が挙げられる。なお、塗布
液中には、必要に応じ、消泡剤、塗布性改良剤、増粘
剤、粒子分散安定化樹脂などを添加することができる。
【0039】本発明の離型フィルムを構成する離型層
は、離型性を有する材料を含有していれば、特に限定さ
れるものではない。そのような材料の中でも、硬化型シ
リコーン樹脂を用いることにより、離型性が特に良好と
なるので好ましい。
【0040】硬化型シリコーン樹脂を主成分とするタイ
プでもよいし、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッ
ド樹脂等の有機樹脂とのグラフト重合等による変性シリ
コーンタイプ等を使用してもよい。
【0041】硬化型シリコーン樹脂の種類としては、付
加型・縮合型・紫外線硬化型・電子線硬化型・無溶剤型
等、何れの硬化反応タイプでも用いることができる。
【0042】硬化型シリコーン樹脂の具体例を挙げる
と、信越化学工業(株)製KS−772,KS−77
4、KS−775、KS−778、KS−779H、K
S−856、X−62−2422、X−62−246
1、ダウ・コーニング・アジア(株)製DKQ3−20
2、DKQ3−203、DKQ3−204、DKQ3−
205、DKQ3−210、FSXK−2560、東芝
シリコーン(株)製YSR−3022、TPR−670
0、TPR−6720、TPR−6721、東レ・ダウ
・コーニング(株)製SD7220、SD7226、S
D7229等が挙げられる。
【0043】さらに離型層の剥離性等を調整するため
に、剥離コントロール剤を併用してもよい。
【0044】本発明の離型フィルムを構成する離型層の
塗布量(Si)は、0.01〜5(g/m2)、さらに
は0.01〜2(g/m2)、特に0.01〜1(g/
2)の範囲が好ましい。離型層の塗布量が0.01
(g/m2)未満の場合、塗工性の面より安定性に欠
け、均一な塗膜を得るのが困難な場合がある。一方、塗
工量が5g/m2を超える場合、離型層自体の塗膜密着
性、硬化性等が低下する場合がある。
【0045】本発明において、ポリエステルフィルムに
離型層を設ける方法として、リバースロールコート、グ
ラビアコート、バーコート等、従来公知の塗工方式を用
いることができる。
【0046】本発明における離型フィルムに関して、離
型層が設けられていない面に、接着層、帯電防止層等の
塗布層を設けてもよく、また、ポリエステルフィルムに
はコロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施してもよ
い。
【0047】さらにポリエステルフィルムには前述の塗
布延伸法(インラインコーティング法)により予め、接
着層、帯電防止層等の塗布層が設けられていてもよい。
【0048】本発明の離型フィルムの剥離力は、成形後
のグリーンシートに対する剥離性の観点から、400
(mN/cm)、さらには200(mN/cm)以下で
あることが好ましい。当該範囲が400(mN/cm)
を超える場合、グリーンシート剥離時にシートが破断す
る等の不具合を生じる場合がある。
【0049】本発明の離型フィルムの残留接着率は80
%以上が好ましい。さらに好ましくは85%以上が良
い。残留接着率が80%未満の場合、離型フィルムの離
型面と接する相手方グリーンシート表面へのシリコーン
移行が多くなり、当該グリーンシートをSOFC用とし
て使用した場合、正常な電極反応を阻害することが懸念
される。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。また、本発明で用いた
測定法は次のとおりである。 (1)ポリエステルの固有粘度の測定 サンプル1gを精秤し、フェノール/テトラクロロエタ
ン=50/50(重量比)の混合溶媒100mlを加え
て溶解させ、30℃で測定した。 (2)平均粒径(d50:μm)の測定 遠心沈降式粒度分布測定装置(株式会社島津製作所社製
SA−CP3型)を使用して測定した等価球形分布にお
ける積算(重量基準)50%の値を平均粒径とした。 (3)ポリエステルフィルムの最大高さ(Rmax)の
測定 (株)小坂研究所製 表面粗さ測定機(SE−3F)に
よって得られた断面曲線から、基準長さ(2.5mm)
だけ抜き取った部分(以下、抜き取り部分という)の平
均線に平行な2直線で抜き取り部分を挟んだ時、この2
直線の間隔を断面曲線の縦倍率の方向に測定してその値
をマイクロメートル(μm)単位で表したものを抜き取
り部分の最大高さとした。最大高さは、試料フィルム表
面から10本の断面曲線を求め、これらの断面曲線から
求めた抜き取り部分の最大高さの平均値で表した。な
お、この時使用した触針の半径は2.0μmとし、荷重
は30mg、カットオフ値は0.08mmとした。 (4)離型フィルムのフィルム投影面積(Sm)に対す
るフィルム表面積(Sa)の比率(Sa/Sm)の測定 ELIONIX社製のTOPOGRAPHY SEM
(ERA−8000FE型)を用いて、試料サンプルの
フィルム投影面積(Sm)に対する離型面の表面積(S
a)の比率(Sa/Sm)を測定した。
【0051】次に得られた測定値は小数点以下第3位を
四捨五入した。 《測定条件》 〈SAMPLING〉 NX,NY:400,300 SS,SE:0→100 XP:0.6000[μm] YP:0.6000[μm] 〈THRESHOLD[μm]〉 STEP:64 〈ANALYSIS AREA〉 NX:0.400 NY:0.300 (5)離型フィルムの剥離力(F)の評価 測定試料の離型層に両面粘着テープ(日東電工製「N
o.502」)の片面を貼り付け、50mm×300m
mのサイズにカットし、室温にて1時間放置後の剥離力
を測定した。剥離力は、引張試験機((株)インテスコ
製「インテスコモデル2001型」)を使用し、引張速
度300mm/分の条件下、180°剥離を行った。 (6)離型層の塗布量(Si)の測定 蛍光X線測定装置((株)島津製作所製 型式「XRF
−1500」)を用いてFP(Fundamental Parameter
Method)法により、下記測定条件下、離型フィルムの離
型層が設けられた面および離型層がない面の珪素元素量
を測定し、その差をもって、離型層中の珪素元素量とし
た。
【0052】次に得られた珪素元素量を用いて、−Si
O(CH32のユニットとしての塗布量(Si)(g/
2)を算出した。 《測定条件》 分光結晶:PET(ペンタエリスリトール) 2θ:108.88° 管電流:95mA 管電圧:40kv なお、離型層に珪素元素が存在しない場合は、断面観察
等の手法により、塗布量を測定する。 (7)離型フィルムの残留接着率の評価 残留接着力 試料フィルムのシリコーン面に日東電工(製)No.3
1B粘着テープを2kgゴムローラーにて1往復圧着
し、100℃で1時間加熱処理する。次いで、圧着した
サンプルから試料フィルムを剥がし、No.31B粘着
テープをJIS−C−2107(ステンレス板に対する
粘着力、180°引き剥がし法)の方法に準じて接着力
を測定し、これを残留接着力とした。 基礎接着力 残留接着力の場合と同じテープ(No.31B)を用い
てJIS−C−2107に準じてステンレス板に粘着テ
ープを圧着して、同様の要領にて測定を行い、この時の
値を基礎接着力とした。これらの測定値を用いて、下記
式に基づいて残留接着率を求めた。
【0053】残留接着率(%)=(残留接着力/基礎接
着力)×100 なお、測定は20±2℃、65±5%RHにて行った。 (8)グリーンシ−ト剥離性評価 下記組成からなるセラミックスラリーを塗布量(乾燥
後)が50μmになるように塗布し、グリーンシ−トを
得た。
【0054】得られたグリーンシ−トを剥離する際の剥
離性を下記判定基準により判定を行った。 《セラミックスラリー組成》 セラミック粉体(ジルコニア粒子) 100部 結合剤(ポリビニルブチラール樹脂) 20部 可塑剤(フタル酸ジオクチル) 1部 トルエン/MEK(1:1)混合溶媒 20部 《判定基準》 ○…スムーズに剥離可能(実用上問題ないレベル) ×…剥離困難(実用上問題あるレベル) (9)グリーンシ−ト焼成後の取り扱い性評価 上記(8)項で得られたグリーンシ−トを焼成後、得ら
れたセラミックシートの取り扱い性について、下記判定
基準により判定を行った。 《判定基準》 ○…取り扱い性良好(実用上問題ないレベル) ×…取り扱い性不良(取り扱い時にシートに亀裂が入り
やすい等、実用上問題あるレベル) (10)電流密度の増加率(%)評価(固体電解質とし
ての性能評価) 上記(8)項の要領により、離型フィルムの離型面の比
表面積(Sa/Sm)が1.00の離型フィルムを用い
てグリーンシートを成形、ディスク状に断裁し、焼成工
程を経て、厚み200μm、直径15mmのディスク状
セラミック焼結体(以下、ディスクと略記する場合があ
る)を得、これをブランクとした。同様の要領にてSa
/Sm値の異なる、各離型フィルムを用いてセラミック
シートを経てディスクを得た。
【0055】得られたディスク両面にPtを蒸着し、P
t極/固体電解質/Pt極の構成を有する積層体を得
た。得られた積層体を用いて、雑誌「燃料及燃焼」通算
778号(1999 Vol.66 No.8 P.5
69)記載の電流密度測定法を用いて、850℃、酸素
分圧0.21atmの測定条件下、ブランクに対する電
流密度(mA/cm2)の増加率(%)を求めた。
【0056】実施例および比較例で用いた原料ポリエス
テルの製造方法は以下のとおりである。 〈ポリエステルの製造〉 製造例1(ポリエチレンテレフタレートA1) テレフタール酸86部、エチレングリコール70部を反
応器にとり、約250℃で4時間エステル交換反応を行
った。三酸化アンチモンを0.03部およびリン酸0.
01部、平均粒径3.5μmの二酸化珪素粒子を3部加
え、250℃から285℃まで徐々に昇温すると共に圧
力を徐々に減じて0.5mmHgとした。4時間後、重
合反応を停止し、極限粘度0.65のポリエチレンテレ
フタレートA1を得た。
【0057】製造例2(ポリエチレンテレフタレートA
2) 製造例1において、平均粒径3.5μmの二酸化珪素粒
子を3部添加する代わりに平均粒径1.5μmの二酸化
珪素粒子を0.1部添加する以外は製造例1と同様にし
て製造し、極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレ
ートA2を得た。 〈ポリエステルフィルムの製造〉 製造例3(PETフィルムF1) 製造例1で製造したポリエチレンテレフタレートA1を
180℃で4時間不活性ガス雰囲気中で乾燥し、溶融押
出機により290℃で溶融し、口金から押出し静電印加
密着法を用いて表面温度を40℃に設定した冷却ロール
上で冷却固化して未延伸シートを得た。得られたシート
を85℃で3.5倍縦方向に延伸した。
【0058】次いで、フィルムをテンターに導き、10
0℃で3.7倍横方向に延伸した後、230℃にて熱固
定を行い、厚さ50μmのPETフィルムF1(Rma
x=4.5μm)を得た。
【0059】製造例4(PETフィルムF2) 製造例1で製造したポリエチレンテレフタレートA1の
代わりに製造例2で製造したポリエチレンテレフタレー
トA2を用いる以外は製造例3と同様にして、厚さ50
μmのPETフィルムF2(Rmax=0.45μm)
を得た。
【0060】製造例5(PETフィルムF3) 製造例4で得られたPETフィルムF2にサンドブラス
ト処理を施し、PETフィルムF3(Rmax=10.
5μm)を得た。
【0061】製造例6(PETフィルムF4) 製造例4で得られたPETフィルムF2にサンドブラス
ト処理を施し、PETフィルムF4(Rmax=8.1
μm)を得た。
【0062】実施例1 製造例5で得られたPETフィルムF3に下記離型剤組
成からなる離型層を塗布量が0.1g/m2 (乾燥後)
になるように設け、離型フィルムを得た。 《離型剤組成》 ・硬化型シリコーン樹脂(信越化学製:KS−779H) 100部 ・触媒(信越化学製:PL−8) 5部 ・トルエン/MEK混合溶媒(混合比率は1:1) 2000部 実施例2 実施例1において、PETフィルムF3の代わりにPE
TフィルムF4を用いる以外は実施例1と同様にして製
造し、離型フィルムを得た。
【0063】実施例3 実施例1において、PETフィルムF3の代わりにPE
TフィルムF1を用いる以外は実施例1と同様にして製
造し、離型フィルムを得た。
【0064】実施例4 実施例1において、離型剤組成を下記組成に変更し、か
つ塗布量(乾燥後)を0.1(g/m2)に変更する以
外は実施例1と同様にして離型フィルムを得た。 《離型剤組成》 ・硬化型シリコーン樹脂(ダウコーニングアジア製:FSXK-2560) 100部 ・触媒(ダウコーニングアジア製:FSK−3031) 1部 ・トルエン/MEK混合溶媒(配合比率は1:1) 2000部 比較例1 実施例1において、PETフィルムF3の代わりにPE
TフィルムF2を用いる以外は実施例1と同様にして製
造し、離型フィルムを得た。
【0065】比較例2 製造例5で得られたPETフィルムF3を使用した。得
られたフィルムを用いてグリ−ンシ−トを成形したとこ
ろ、剥離時にグリーンシ−トが部分的に破断した。
【0066】比較例3 製造例4で得られたPETフィルムF2に下記離型剤組
成からなる離型層を塗布量(乾燥後)が6g/m2にな
るように設けて、離型フィルムを得た。 《離型剤組成》 ・硬化型シリコーン樹脂(信越化学製:KS−779H) 100部 ・触媒(信越化学製:PL−8) 5部 ・二酸化珪素粒子(平均粒径:10μm) 3部 ・トルエン/MEK混合溶媒(混合比率は1:1) 2000部 得られたフィルムを用いてグリーンシートを成形、焼成
し、セラミックシートを得た。得られたセラミックシー
ト取り扱い時に厚みの薄い箇所に亀裂が生じ、固体電解
質として使用困難であった。
【0067】上記実施例および比較例で得られた各フィ
ルムの特性を下記表1、表2に示す。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】本発明の離型フィルムを、燃料電池の固
体電解質に用いるグリーンシート成形用として使用すれ
ば、燃料電池を高出力化することができ、その工業的価
値は極めて高い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池の固体電解質として用いられる
    グリーンシートを成形するために使用される離型フィル
    ムであって、片面に離型層を有するポリエステルフィル
    ムからなり、下記式(1)を満足することを特徴とする
    離型フィルム。 1.01≦Sa/Sm≦1.15 ・・・(1) (上記式中、Sa/Smは、離型フィルムのフィルム投
    影面積(Sm)に対する離型面の表面積(Sa)の比率
    を表す)
  2. 【請求項2】 離型層が硬化型シリコーン樹脂を含有す
    ることを特徴とする請求項1記載の離型フィルム。
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