JP2002042493A - メモリテスト回路 - Google Patents

メモリテスト回路

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JP2002042493A
JP2002042493A JP2000219337A JP2000219337A JP2002042493A JP 2002042493 A JP2002042493 A JP 2002042493A JP 2000219337 A JP2000219337 A JP 2000219337A JP 2000219337 A JP2000219337 A JP 2000219337A JP 2002042493 A JP2002042493 A JP 2002042493A
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address
circuit
memory
test
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JP2000219337A
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Yoshiyuki Hamana
良征 濱名
Chieko Hayashi
千恵子 林
Makoto Nojiri
誠 野尻
Norio Fujimiya
教雄 藤宮
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ入力端子、データ出力端子の数だけテ
ストモード端子が必要になり、端子数の増加によって回
路規模が大型化してしまうという課題があった。 【解決手段】 クロックパルスをカウントするカウンタ
回路2のカウント値の上位2ビットと最下位ビットとを
テストデータ発生回路3へ入力し、最下位ビットの値に
応じて上位2ビットの反転/非反転を演算し、所要のデ
ータビット数を満たすように反転/非反転された上位2
ビットを連ねたテストデータをテストデータ発生回路3
が発生し、カウンタ回路2のカウント値の下位7ビット
で与えられるメモリ回路1のアドレスに対して、カウン
タ回路2のカウント値の7ビット目によって書込/読出
動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリの
メモリテストを行うメモリテスト回路に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のメモリテスト回路の構成を
示す図である。図5において、11はメモリテストの対
象であるメモリ回路であり、複数のデータ入力端子DI
および複数のデータ出力端子DOを有している。12は
外部入力端子NIを有する内部ロジック回路、13,1
4はそれぞれマルチプレクサであり、テストモード端子
TESTからの切替制御信号によって入力端子A,Bを
切替える。
【0003】次に動作について説明する。通常のデータ
を書き込む場合には、テストモード端子TESTからの
切替制御信号によってマルチプレクサ13,14はいず
れも入力端子Aを選択する。通常のデータは外部入力端
子NIから入力され、内部ロジック回路12,マルチプ
レクサ13を介してデータ入力端子DIからメモリ回路
11に書きこまれる。
【0004】また、通常のデータを読み出す場合には、
メモリ回路11のデータ出力端子DOから内部ロジック
回路12,マルチプレクサ14を介して外部出力端子O
UTへ出力される。
【0005】テストデータを書き込む場合には、テスト
モード端子TESTからの切替制御信号によってマルチ
プレクサ13,14はいずれも入力端子Bを選択する。
テストデータはテスト入力端子TIから入力され、マル
チプレクサ13を介してデータ入力端子DIからメモリ
回路11に書き込まれる。
【0006】また、テストデータを読み出す場合には、
メモリ回路11のデータ出力端子DOからマルチプレク
サ14を介して外部出力端子OUTへ出力される。
【0007】このように、従来のメモリテスト回路は、
メモリテストを行う際にはマルチプレクサ13,14を
切替制御することによって、内部ロジック回路12を介
さずにメモリ回路11単体のメモリテストを行うことが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリテスト回
路は以上のように構成されているので、データ入力端
子、データ出力端子の数だけテストモード端子が必要に
なってしまい、端子数の増加によって回路規模が大型化
してしまうという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、端子数を増加させることな
く、メモリテストを行うことができるメモリテスト回路
を構成することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリテ
スト回路は、クロックパルスのカウント値を出力する計
数手段と、カウント値からテストデータを発生するテス
トデータ発生手段と、カウント値からアドレスおよび書
込/読出制御信号が与えられ、書込/読出制御信号にし
たがってアドレスに対するテストデータの書込/読出動
作が行われるメモリ手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0011】この発明に係るメモリテスト回路は、アド
レス値の偶数/奇数に応じてカウント値の上位2ビット
を反転/非反転し、反転/非反転した上位2ビットを連
ねたテストデータをテストデータ発生手段が発生するよ
うにしたものである。
【0012】この発明に係るメモリテスト回路は、アド
レス値の偶数/奇数に応じてカウント値の上位2ビット
を反転/非反転し、反転/非反転した上位2ビットを連
ねたテストデータ期待値を読出動作の際にテストデータ
発生手段が発生するとともに、メモリ手段から読み出さ
れたテストデータとテストデータ期待値とを比較する比
較手段を備えるようにしたものである。
【0013】この発明に係るメモリテスト回路は、メモ
リ手段の第1のアドレスから読み出した第1のテストデ
ータを保持する保持手段と、保持手段に保持された第1
のテストデータと、メモリ手段の第1のアドレスに続く
第2のアドレスから読み出した第2のテストデータとを
加算する加算手段と、加算手段の加算結果の各ビットを
論理積演算する論理演算手段とを備えるようにしたもの
である。
【0014】この発明に係るメモリテスト回路は、メモ
リ手段の第1のアドレスから読み出した第1のテストデ
ータを保持する保持手段と、保持手段に保持された第1
のテストデータを反転する反転手段と、反転手段に反転
された第1のテストデータと、第1のアドレスに続く第
2のアドレスから読み出した第2のテストデータとを比
較する比較手段とを備えるようにしたものである。
【0015】この発明に係るメモリテスト回路は、メモ
リ手段の第1のアドレスから読み出した第1のテストデ
ータを保持する保持手段と、反転手段に反転された第1
のテストデータと、第1のアドレスに続く第2のアドレ
スから読み出した第2のテストデータを反転する反転手
段と、保持手段に保持された第1のテストデータと反転
手段に反転された第2のテストデータとを比較する比較
手段とを備えるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるメ
モリテスト回路の構成を示す図である。通常のデータの
書込/読出動作に関する構成については図示を省略して
いる。図1において、1はメモリテストの対象となるメ
モリ回路(メモリ手段)である。メモリ回路1は、通常
のデータやテストデータが入力されるデータ入力端子D
I,データの書込/読出を制御する書込/読出制御信号
が入力される制御端子R/W、データの書込/読出先の
アドレスが入力されるアドレス端子Aおよび通常のデー
タやテストデータが出力されるデータ出力端子DOを備
えている。
【0017】2はクロック端子CLKとリセット端子R
STとを有するカウンタ回路(計数手段)である。カウ
ンタ回路2は、クロック端子CLKに入力されるクロッ
クパルスをカウントアップし、このカウント値をnビッ
ト(ただしnは正の整数)のデータとして出力する。説
明のために、図1ではn=10としてある。また、リセ
ット端子RSTに入力されるリセットパルスがHigh
レベルになるとカウント値がリセットされる。
【0018】3はメモリ回路1のデータ入力端子DIに
対してテストデータを与えるテストデータ発生回路(テ
ストデータ発生手段)である。図1の場合、テストデー
タ発生回路3は8ビットのテストデータをデータ入力端
子DIに与える。
【0019】図1に示すように、カウンタ回路2から出
力されたカウント値の0〜6ビット(0〜n−4ビッ
ト。以下[6:0]と記す)は7ビットのアドレス信号
として、カウント値の7ビット目(n−3ビット目。以
下[7]と記す)は書込/読出制御信号として、メモリ
回路1のアドレス端子A,制御端子R/Wにそれぞれ与
えられる。
【0020】また、カウント値の上位2ビットである
8,9ビット目(n−2,n−1ビット目。以下[9:
8]と記す)およびカウント値の最下位ビットである0
ビット目(以下[0]と記す)は、テストデータ発生回
路3に与えられる。テストデータ発生回路3は、これら
の[9:8],[0]を受けてテストデータを発生す
る。
【0021】図2はテストデータ発生回路3のテストデ
ータの発生パターンを説明する図である。図2に示すよ
うに、テストデータ発生回路3は、カウンタ回路2から
それぞれ与えられる上位2ビット[9:8]と最下位ビ
ット[0]とから次のようにテストデータを発生させて
いる。
【0022】つまり、最下位ビット[0]の値にしたが
って、カウンタ回路2から入力された上位2ビット
[9:8]の反転/非反転を演算し、与えるテストデー
タのビット数を満たすように反転/非反転された[9:
8]を連ねている。[0]はアドレスの偶数/奇数を表
しているので、[9:8]が同じ場合には、偶数アドレ
スのテストデータと奇数アドレスのテストデータとは互
いに反転した値になる。
【0023】例えば図2において、[9:8]=‘0
1’,[0]=‘0’の場合には、[0]=‘0’なの
で[9:8]をそのまま所要のデータビット数(この場
合8ビット)だけ連ねたテストデータ‘0101010
1’を発生する。
【0024】また、[9:8]=‘01’,[0]=
‘1’の場合には、[0]=‘1’なので[9:8]を
反転して所要のデータビット数だけ連ねたテストデータ
‘10101010’を発生する。テストデータ‘01
010101’とテストデータ‘10101010’と
は互いに反転した値になる。
【0025】このように、この実施の形態1では、クロ
ックパルスをカウントするカウンタ回路2のカウント値
の[9:8]および[0]から、テストデータ発生回路
3が図2のようにテストデータを発生している。カウン
タ回路2にはクロックパルス、リセットパルスだけが入
力されるので、従来と比較して端子数が削減されている
ことが分かる。
【0026】次に動作について説明する。 (第1の書込動作)テスト動作が実行されると、まずカ
ウンタ回路2のカウント値=‘0000000000’
となる。このとき、[9:8]=‘00’,[7]=
‘0’,[6:0]=‘0000000’である。
【0027】この場合、メモリ回路1の制御端子R/
W,アドレス端子Aには、[7]=‘0’,[6:0]
=‘0000000’がそれぞれ与えられる。制御端子
R/Wに‘0’が与えられるとメモリ回路1のアドレス
‘0000000’へテストデータの書込動作が実行さ
れる。
【0028】テストデータ発生回路3には[9:8]=
‘00’,[0]=‘0’が与えられるので、上位2ビ
ットを8ビットに連ねたテストデータ‘0000000
0’をテストデータ発生回路3が発生する。したがっ
て、メモリ回路1のアドレス‘0000000’へデー
タ入力端子DIからテストデータ‘00000000’
が書き込まれる。
【0029】クロックパルスがカウントされると、カウ
ンタ回路2のカウント値=‘0000000001’と
なって、制御端子R/Wには[7]= ‘0’,アドレ
ス端子Aには[6:0]=‘0000001’,テスト
データ発生回路3には[9:8]=‘00’および
[0]=‘1’がそれぞれ与えられて、テストデータ
‘11111111’がメモリ回路1のアドレス‘00
00001’へ書き込まれる。
【0030】さらに、次のクロックパルスがカウントさ
れると、カウンタ回路2のカウント値=‘000000
0010’となって、制御端子R/Wには[7]=
‘0’,アドレス端子Aには[6:0]=‘00000
10’,テストデータ発生回路3には[9:8]=‘0
0’および[0]=‘0’がそれぞれ与えられて、テス
トデータ‘00000000’がメモリ回路1のアドレ
ス‘0000010’へ書き込まれる。
【0031】以下、カウンタ回路2のカウント値=‘0
001111111’まで、クロックパルスのカウント
毎にメモリ回路1の各アドレスへテストデータ発生回路
3からテストデータが順番に書き込まれる。
【0032】(第1の読出動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘001
0000000’となると、制御端子R/Wに[7]=
‘1’が与えられるので、メモリ回路1の各アドレスに
書き込んだテストデータの読出動作が実行される。
[6:0]=‘0000000’なので、アドレス‘0
000000’からテストデータが読み出される。メモ
リ回路1が正常であれば、第1の書込動作のテストデー
タ‘00000000’がデータ出力端子DOから読み
出される。
【0033】次のクロックパルスがカウントされると、
カウンタ回路2のカウント値=‘001000000
1’となって、読出動作が引き続いて実行される。
[6:0]=‘0000001’なので、アドレス‘0
000001’からテストデータが読み出される。メモ
リ回路1が正常であれば、第1の書込動作のテストデー
タ‘11111111’がデータ出力端子DOから読み
出される。
【0034】さらに、次のクロックパルスがカウントさ
れると、カウンタ回路2のカウント値=‘001000
0010’となって,アドレス ‘0000010’か
らテストデータが読み出される。メモリ回路1が正常で
あれば、第1の書込動作のテストデータ‘000000
00’がデータ出力端子DOから読み出される。
【0035】以下、カウンタ回路2のカウント値=‘0
011111111’まで、クロックパルスのカウント
毎にメモリ回路1の各アドレスからテストデータが順番
に読み出される。
【0036】(第2の書込動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘010
0000000’となる。このとき、メモリ回路1の制
御端子R/Wには[7]= ‘0’が与えられるので、
テストデータの書込動作が実行される。第2の書込動作
では[9:8]=‘01’,[7]=‘0’,[6:
0]=‘0000000’,[0]=‘0’となってい
るので、第1の書込動作とは異なるテストデータ‘01
010101’がテストデータ発生回路3によって発生
し、メモリ回路1のアドレス ‘0000000’へ書
き込まれる。
【0037】次のクロックパルスがカウントされると、
カウンタ回路2のカウント値=‘010000000
1’となって、テストデータ‘10101010’がメ
モリ回路1のアドレス‘0000001’へ書き込まれ
る。さらに、次のクロックパルスがカウントされると、
カウンタ回路2のカウント値=‘010000001
0’となって、テストデータ‘01010101’がメ
モリ回路1のアドレス‘0000010’へ書き込まれ
る。
【0038】以下、カウンタ回路2のカウント値=‘0
101111111’まで、クロックパルスのカウント
毎にメモリ回路1の各アドレスへテストデータ発生回路
3からテストデータが順番に書き込まれる。
【0039】(第2の読出動作)クロックのカウントが
進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘011000
0000’となると[7]=‘1’なので、第2の読出
動作が実行される。[6:0]=‘0000000’な
ので、メモリ回路1が正常であれば、アドレス‘000
0000’からテストデータ‘01010101’が読
み出される。
【0040】次のクロックパルスがカウントされると、
カウンタ回路2のカウント値=‘011000000
1’となって、アドレス‘0000001’からテスト
データが読み出される。メモリ回路1が正常であれば、
読み出したテストデータは‘10101010’であ
る。
【0041】さらに、次のクロックパルスがカウントさ
れると、カウンタ回路2のカウント値=‘011000
0010’となって、アドレス ‘0000010’か
らテストデータが読み出される。メモリ回路1が正常で
あれば、読み出したテストデータは‘0101010
1’である。
【0042】以下、カウンタ回路2のカウント値=‘0
111111111’まで、クロックパルスのカウント
毎にメモリ回路1の各アドレスからテストデータが順番
に読み出される。
【0043】(第3の書込動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘100
0000000’となる。このとき、[9:8]=‘1
0’,[7]=‘0’,[6:0]=‘000000
0’,[0]=‘0’であり、第1,2の書込動作とは
異なるテストデータ‘10101010’が発生し、メ
モリ回路1のアドレス ‘0000000’へ書き込ま
れる。
【0044】以下、クロックパルスのカウント毎に、カ
ウント値=‘1000000001’のときアドレス
‘0000001’へテストデータ‘0101010
1’の書込、カウント値=‘1000000010’の
ときアドレス‘0000010’へテストデータ‘10
101010’の書込、と続けられ、カウント値=‘1
001111111’まで、第3の書込動作が実行され
る。
【0045】(第3の読出動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘101
0000000’となると第3の読出動作が実行され
る。順番に、アドレス ‘0000000’,‘000
0001’,‘0000010’,・・・からテストデ
ータがそれぞれ読み出される。
【0046】メモリ回路1が正常であれば、テストデー
タ‘10101010’,‘01010101’,‘1
0101010’,・・・がそれぞれ読み出される。以
下、カウンタ回路2のカウント値=‘10111111
11’まで、第3の読出動作が実行される。
【0047】(第4の書込動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘110
0000000’となる。このとき、[9:8]=‘1
1’,[7]=‘0’,[6:0]=‘000000
0’,[0]=‘0’であり、第1〜3の書込動作とは
異なるテストデータ‘11111111’が発生し、メ
モリ回路1のアドレス ‘0000000’へ書き込ま
れる。
【0048】以下、クロックパルスのカウント毎に、カ
ウント値=‘1100000001’のときアドレス
‘0000001’へテストデータ‘0000000
0’の書込、カウント値=‘1100000010’の
ときアドレス‘0000010’へテストデータ‘11
111111’の書込と続けられ、カウント値=‘11
01111111’まで、第3の書込動作が実行され
る。
【0049】(第4の読出動作)クロックパルスのカウ
ントが進んで、カウンタ回路2のカウント値=‘111
0000000’となると第4の読出動作が実行され
る。順番に、アドレス ‘0000000’,‘000
0001’,‘0000010’,・・・からテストデ
ータがそれぞれ読み出される。
【0050】メモリ回路1が正常であれば、テストデー
タ‘11111111’,‘00000000’,‘1
1111111’,・・・がそれぞれ読み出される。以
下、カウンタ回路2のカウント値=‘11111111
11’となるまで、第4の読出動作が実行されて、メモ
リ回路1のテスト動作が完了する。
【0051】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、クロックパルスをカウントするカウンタ回路2のカ
ウント値の[9:8]と[0]とをテストデータ発生回
路3へ入力し、[0]の値に応じて[9:8]の反転/
非反転を演算し、反転/非反転した[9:8]を8ビッ
トに連ねたテストデータをテストデータ発生回路3が発
生し、カウンタ回路2のカウント値の[6:0]で与え
られるメモリ回路1のアドレスに対して、カウンタ回路
2のカウント値の[7]によって書込/読出動作を実行
するようにしたので、テストデータを外部から印可する
ことなく、クロックパルスを入力するだけでメモリテス
トの書込/読出動作を自動で実行できるようになり、端
子数を大幅に削減して回路規模を小型化することができ
るとともに、カウント値の変化とともにテストデータの
発生パターンを変化させられるようになり、メモリテス
トの信頼性を向上させることができるという効果が得ら
れる。
【0052】なお、カウンタ回路2はクロックパルスを
カウントアップするだけでなく、カウントダウンするよ
うにしても良い。
【0053】また、テストデータの発生パターンは図2
に限定されるものではなく、他の発生パターンであって
も良い。
【0054】さらに、第1〜4の読出動作の際にも図2
と同様にカウント値からテストデータを発生させること
ができるので、第1〜4の読出動作の際に発生したテス
トデータをテストデータ期待値としてテストデータ発生
回路3が発生し、各アドレスから読み出したテストデー
タとテストデータ期待値とをコンパレータ回路などの比
較手段によって比較することもできる。このようにする
ことで、メモリテストの判定を容易に行うことができる
という効果が得られる。
【0055】実施の形態2.実施の形態1では、各書込
動作における隣接したアドレスのテストデータは互いに
反転した関係にあった。このことを踏まえて、この実施
の形態2では、メモリ回路1のテスト判定について説明
する。
【0056】図3はこの発明の実施の形態2によるメモ
リテスト回路の構成を示す図である。図1と同一または
相当する構成については同一の符号を付してある。図3
において、4はメモリ回路1の第1のアドレスから読み
出された第1のテストデータを保持するラッチ回路(保
持手段)、5はラッチ回路4に保持された第1のテスト
データとメモリ回路1の第1のアドレスに続く第2のア
ドレスから読み出された第2のテストデータとを加算す
る加算回路(加算手段)、6は加算回路5の加算結果の
各ビットを論理積演算するm入力(mはテストデータの
ビット数、図3では8ビット)のAND回路(論理演算
手段)である。
【0057】例えば第1の読出動作の際に、第1のアド
レス‘0000000’から読み出された第1のテスト
データをラッチ回路4に保持し、次の第2のアドレス
‘0000001’から読み出した第2のテストデータ
とラッチ回路4で保持した第1のテストデータとを加算
回路5で加算する。
【0058】メモリ回路1が正常であれば、アドレス
‘0000000’にはテストデータ‘0000000
0’が、アドレス‘0000001’にはテストデータ
‘11111111’が書き込まれているので、2つの
テストデータを加算すると ‘11111111’とな
り、AND回路6は‘1・1・1・1・1・1・1・
1’の論理積を演算し、2つのテストデータの一致を意
味する‘1’を出力する。
【0059】メモリ回路1が異常であれば、2つのテス
トデータを加算しても‘11111111’とはならず
にいずれかのビットに‘0’が含まれる。この場合に
は、AND回路6は2つのテストデータの不一致を意味
する‘0’を出力する。
【0060】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、第1のアドレスに書き込まれた第1のテストデータ
を読み出して保持するラッチ回路4と、次の第2のアド
レスに書き込まれた第2のテストデータを読み出して、
ラッチ回路4に保持された第1のテストデータと加算す
る加算回路5と、加算回路5の加算結果の各ビットを論
理積演算するAND回路6とを備えるようにしたので、
メモリテストの判定を容易に行うことができるという効
果が得られる。
【0061】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるメモリテスト回路の構成を示す図である。図
1,3と同一または相当する構成については同一の符号
を付してある。図4において、7はラッチ回路4に保持
された第1のテストデータを反転するインバータ回路
(反転手段)、8はインバータ回路7の反転結果とメモ
リ回路1の第2のアドレスから読み出された第2のテス
トデータとを比較するコンパレータ回路(比較手段)で
ある。
【0062】実施の形態2ではラッチ回路4,加算回路
5およびAND回路6を用いてメモリテストの判定を行
うようにしたが、この実施の形態3で示すように、ラッ
チ回路4,インバータ回路7およびコンパレータ回路8
からメモリテストの判定を行うこともできる。
【0063】例えば第1の読出動作の際に、第1のアド
レス‘0000000’から読み出された第1のテスト
データをラッチ回路4に保持する。第1のアドレスに続
く第2のアドレス‘0000001’から読み出された
第2のテストデータはコンパレータ回路8へ直接入力さ
れ、ラッチ回路4に保持された第1のテストデータはイ
ンバータ回路7によって反転されて、2つのテストデー
タがコンパレータ回路8によって比較される。
【0064】メモリ回路1が正常であれば、アドレス
‘0000000’にはテストデータ‘0000000
0’が、アドレス‘0000001’にはテストデータ
‘11111111’が書き込まれているので、2つの
テストデータはいずれも‘11111111’となり、
コンパレータ回路8は例えば2つのテストデータの一致
を意味する‘1’を出力する。
【0065】メモリ回路1が異常であれば、2つのテス
トデータは一致しないので、この場合には、コンパレー
タ回路8は例えば2つのテストデータの不一致を意味す
る‘0’を出力する。
【0066】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、第1のテストデータを読み出して保持するラッチ回
路4と、ラッチ回路4に保持された第1のテストデータ
を反転させるインバータ回路7と、次のアドレスから読
み出された第2のテストデータとインバータ回路7に反
転された第1のデータとを比較するコンパレータ回路8
とを備えるようにしたので、メモリテストの判定を容易
に行うことができるという効果が得られる。
【0067】なお、ラッチ回路4の出力側にインバータ
回路7を設けてラッチ回路4の出力を反転するようにし
たが、ラッチ回路4で第1のテストデータを保持し、ラ
ッチ回路4と並列に設けられたインバータ回路7によっ
て第2のテストデータを反転させ、ラッチ回路4に保持
された第1のテストデータとインバータ回路7に反転さ
れた第2のテストデータとをコンパレータ回路8で比較
するようにしても同様の効果が得られる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クロ
ックパルスのカウント値を出力する計数手段と、カウン
ト値からテストデータを発生するテストデータ発生手段
と、カウント値からアドレスおよび書込/読出制御信号
が与えられ、書込/読出制御信号にしたがってアドレス
に対するテストデータの書込/読出動作が行われるメモ
リ手段とを備えるようにしたので、クロックパルスを入
力するだけでメモリ手段に対するテスト動作の書込/読
出動作を自動で実行できるようになり、端子数を大幅に
削減して回路規模を小型化することができるという効果
が得られる。
【0069】この発明によれば、アドレス値の偶数/奇
数に応じてカウント値の上位2ビットを反転/非反転
し、反転/非反転した上位2ビットを連ねたテストデー
タをテストデータ発生手段が発生するようにしたので、
カウント値の変化とともにテストデータのパターンを変
化させられるようになり、メモリテストの信頼性を向上
させることができるという効果が得られる。
【0070】この発明によれば、アドレス値の偶数/奇
数に応じてカウント値の上位2ビットを反転/非反転
し、反転/非反転した上位2ビットを連ねたテストデー
タ期待値を読出動作の際にテストデータ発生手段が発生
するとともに、メモリ手段から読み出されたテストデー
タとテストデータ期待値とを比較する比較手段を備える
ようにしたので、メモリテストの判定を容易に行うこと
ができるという効果が得られる。
【0071】この発明によれば、メモリ手段の第1のア
ドレスから読み出した第1のテストデータを保持する保
持手段と、保持手段に保持された第1のテストデータ
と、メモリ手段の第1のアドレスに続く第2のアドレス
から読み出した第2のテストデータとを加算する加算手
段と、加算手段の加算結果の各ビットを論理積演算する
論理演算手段とを備えるようにしたので、メモリテスト
の判定を容易に行うことができるという効果が得られ
る。
【0072】この発明によれば、メモリ手段の第1のア
ドレスから読み出した第1のテストデータを保持する保
持手段と、保持手段に保持された第1のテストデータを
反転する反転手段と、反転手段に反転された第1のテス
トデータと、第1のアドレスに続く第2のアドレスから
読み出した第2のテストデータとを比較する比較手段と
を備えるようにしたので、メモリテストの判定を容易に
行うことができるという効果が得られる。
【0073】この発明によれば、メモリ手段の第1のア
ドレスから読み出した第1のテストデータを保持する保
持手段と、反転手段に反転された第1のテストデータ
と、第1のアドレスに続く第2のアドレスから読み出し
た第2のテストデータを反転する反転手段と、保持手段
に保持された第1のテストデータと反転手段に反転され
た第2のテストデータとを比較する比較手段とを備える
ようにしたので、メモリ手段のテスト判定を容易に行う
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリテスト
回路の構成を示す図である。
【図2】 テストデータ発生回路のテストデータの発生
パターンを説明する図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるメモリテスト
回路の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるメモリテスト
回路の構成を示す図である。
【図5】 従来のメモリテスト回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 メモリ回路(メモリ手段)、2 カウンタ回路(計
数手段)、3 テストデータ発生回路(テストデータ発
生手段)、4 ラッチ回路(保持手段)、5加算回路
(加算手段)、6 AND回路(論理演算手段)、7
インバータ回路(反転手段)、8 コンパレータ回路
(比較手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 千恵子 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機システムエル・エス・アイ・デザイン株 式会社内 (72)発明者 野尻 誠 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機システムエル・エス・アイ・デザイン株 式会社内 (72)発明者 藤宮 教雄 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機システムエル・エス・アイ・デザイン株 式会社内 Fターム(参考) 2G032 AA07 AG01 AG07 AK11 AK15 AL05 5B018 GA03 JA12 QA13 5L106 DD22 DD23 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックパルスのカウント値を出力する
    計数手段と、 上記カウント値からテストデータを発生するテストデー
    タ発生手段と、 上記カウント値からアドレスおよび書込/読出制御信号
    が与えられ、上記書込/読出制御信号にしたがって上記
    アドレスに対する上記テストデータの書込/読出動作が
    行われるメモリ手段とを備えることを特徴とするメモリ
    テスト回路。
  2. 【請求項2】 テストデータ発生手段は、アドレス値の
    偶数/奇数に応じてカウント値の上位2ビットを反転/
    非反転し、上記反転/非反転した上位2ビットを連ねた
    テストデータを発生することを特徴とする請求項1記載
    のメモリテスト回路。
  3. 【請求項3】 テストデータ発生手段は、アドレス値の
    偶数/奇数に応じてカウント値の上位2ビットを反転/
    非反転し、上記反転/非反転した上位2ビットを連ねた
    テストデータ期待値を読出動作の際に発生するととも
    に、 メモリ手段から読み出されたテストデータと上記テスト
    データ期待値とを比較する比較手段を備えることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のメモリテスト回
    路。
  4. 【請求項4】 メモリ手段の第1のアドレスから読み出
    した第1のテストデータを保持する保持手段と、 上記保持手段に保持された上記第1のテストデータと、
    上記メモリ手段の第1のアドレスに続く第2のアドレス
    から読み出した第2のテストデータとを加算する加算手
    段と、 上記加算手段の加算結果の各ビットを論理積演算する論
    理演算手段とを備えることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のメモリテスト回路。
  5. 【請求項5】 メモリ手段の第1のアドレスから読み出
    した第1のテストデータを保持する保持手段と、 上記保持手段に保持された上記第1のテストデータを反
    転する反転手段と、 上記反転手段に反転された第1のテストデータと、上記
    第1のアドレスに続く第2のアドレスから読み出した第
    2のテストデータとを比較する比較手段とを備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のメモリテス
    ト回路。
  6. 【請求項6】 メモリ手段の第1のアドレスから読み出
    した第1のテストデータを保持する保持手段と、 上記反転手段に反転された上記第1のテストデータと、
    上記第1のアドレスに続く第2のアドレスから読み出し
    た第2のテストデータを反転する反転手段と、 上記保持手段に保持された第1のテストデータと上記反
    転手段に反転された第2のテストデータとを比較する比
    較手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のメモリテスト回路。
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