JP2001184260A - アドレス生成器 - Google Patents

アドレス生成器

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JP2001184260A
JP2001184260A JP37043099A JP37043099A JP2001184260A JP 2001184260 A JP2001184260 A JP 2001184260A JP 37043099 A JP37043099 A JP 37043099A JP 37043099 A JP37043099 A JP 37043099A JP 2001184260 A JP2001184260 A JP 2001184260A
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Kentaro Yamaguchi
賢太郎 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス生成器のハード量を増加させずに、
順次出力するアドレスパターンのバリエーションを増加
させる。 【解決手段】 メモリ11は、更新用の1つのアドレス
を格納するようになっており、3つの加算値レジスタ1
2〜14には異なる加算値を設定しておく。加算値変更
手段20は、マスタカウンタ17が出力するカウント値
のうちの指定するビットが予め設定したビットパターン
に一致するか否かを検出し、選択信号S25,S26を
出力する。選択器15が、選択信号S25,S26に基
づいて加算値レジスタ12〜14の加算値を選択し、加
算器16が、メモリ11に格納されているアドレスを読
出して該加算値を加えて新たなアドレスを生成する。よ
って、加算値レジスタ12〜14或いは加算値変更手段
20の設定により、アドレスパターンのバリエーション
が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の行列演算を
行う計算機に対し、その演算に必要な行列要素を指定す
るアドレスを、必要な順序で生成するアドレス生成器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のアドレス生成器の一例を
示す構成図である。電子計算機で行列演算を行う場合、
各行列要素を図示しない記憶装置から取り出すために、
行列要素が格納されたアドレスを必要順に指定する必要
がある。そのため、従来のアドレス生成器には、マスタ
カウンタ1に並列に接続された複数のアドレス変換器2
a,2b,…が設けられている。複数のアドレス変換器
2a,2b,…の出力側には、出力選択器3が接続され
ている。出力選択器3は、モード選択信号Smに基づき
複数のアドレス変換器2a,2b,…の出力値を選択す
るものである。
【0003】一般的に、行列演算を行う際の処理の時間
的流れは、マスタカウンタ1のカウント値S1に対応し
ているので、その行列演算の過程で必要な行列要素は、
カウント値S1に対応して指定する必要がある。各アド
レス変換器2a,2b,…は、行列演算の演算種類にご
とに設けられたものであり、該演算種類ごとのテーブル
等をそれぞれ持っている。そして、入力されたカウント
値S1によって一意に定まるアドレスを出力するように
なっている。
【0004】今、8行1列の行列要素[A],[B],
[C],[D],[E],[F],[G],[H]が、
記憶装置のアドレス「2」,「3」,「4」,「5」,
「6」,「7」,「8」,「9」にそれぞれ格納されて
おり、各時刻t1,t2,t3,t4,t5,t6,t
7,t8に、行列要素が[A],[E],[B],
[F],[C],[G],[D],[H]の順に必要と
なる演算を行う場合を考える。
【0005】例えば、アドレス変換器2aは、与えられ
たカウント値S1が「1」のときにアドレスの「2」
を、カウント値S1が「2」のときにアドレスの「6」
を、カウント値S1が「3」のときにアドレスの「3」
を、カウント値S1が「4」のときにアドレスの「7」
を、カウント値S1が「5」のときにアドレスの「4」
を、カウント値S1が「6」のときにアドレスの「8」
を、カウント値S1が「7」のときにアドレスの「5」
を、カウント値S1が「8」のときにアドレスの「9」
を、それぞれ出力するような例えばテーブルが設定され
ている。他のアドレス変換器2b,…には、別のアドレ
スのパターンを出力するようなテーブルが設定されてい
る。
【0006】マスタカウンタ1が、時刻t1〜t8を指
定するカウント値S1の「1」〜「8」を順次出力する
と、アドレス変換器2aは、アドレス「2」,「6」,
「3」,「7」,「4」,「8」,「5」,「9」を順
に出力する。他のアドレス変換器2b,…は、他の順で
アドレスを出力する。出力選択器3は、モード選択信号
Smに基づき、アドレス変換器2aの出力するアドレス
を選択し、アドレス「2」,「6」,「3」,「7」,
「4」,「8」,「5」,「9」を計算機に与える。よ
って、計算機が行列要素[A],[E],[B],
[F],[C],[G],[D],[H]を順に取り出
すことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
従来のアドレス生成器には、次のような課題があった。
行列演算の種類が少ない場合にはよいが、計算機で行う
行列演算の種類が増加すると、各演算種類ごとに計算機
に与えるアドレスの列、つまり、アドレスパターンが増
加する。特に、画像処理を行う計算機等では、ブロック
ごとの各種フィルタ処理や2値化処理或いは画像圧縮等
の処理を行うので必要なアドレスパターン数が増加す
る。そのため、アドレス変換器2a,2b,…の数が増
加し、ハードウエア量が大きくなるという課題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、記憶装置に格納され
た行列要素を読出して行列演算を行う計算機に対し、該
演算の種類に応じた順序で該各行列要素を指定するアド
レスを逐次生成するアドレス生成器において、次のよう
な構成にしている。即ち、前記アドレスの一つを格納し
て出力するメモリと、正或は負の互いに異なる加算値を
それぞれ格納する複数の加算値レジスタと、与えられた
選択信号に基づき複数の加算値レジスタに格納された加
算値を選択して出力する選択器と、前記選択器が出力す
る加算値と前記メモリから読出した前記アドレスとを加
算して新たなアドレスを生成し、該新たなアドレスを該
メモリに格納する加算器と、逐次インクリメントしたカ
ウント値を複数ビット幅で出力するカウンタと、前記カ
ウント値のうちの指定するビットが予め設定したビット
パターンに一致することをイベントとし、該イベントに
対応する前記選択信号を生成する加算値変更手段とを備
えている。
【0009】このような構成を採用したことにより、メ
モリがアドレスの1つを格納し、複数の加算値レジスタ
には、それぞれ加算値が格納されている。カウンタがカ
ウント値を逐次インクリメントして出力する。加算値変
更手段は、カウンタのカウント値における指定するビッ
トが予め設定したビットパターンに一致することをイベ
ントとして検出する。この検出結果に基づき、加算値を
選択する選択信号が生成される。選択信号が与えられた
選択器が、加算値のいずれかを選択し、加算器に与え
る。加算器は、メモリに格納されているアドレスに、与
えられた加算値を加算して新たなアドレスを生成し、メ
モリに再び格納する。このように、加算値レジスタ格納
する加算値や、加算値変更手段の活用するビットパター
ンの設定を変化させることにより、種々のアドレスパタ
ーンの出力が可能になる。
【0010】第2の発明では、第1の発明におけるカウ
ンタが出力するカウント値を他の数列パターンに変更
し、この数列パターンを前記加算値変更手段に与えるカ
ウント値変更手段を設けている。このような構成を採用
したことにより、カウンタが出力するカウント値がカウ
ント値変更手段により、変換されて加算値変更手段に与
えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
アドレス生成器の構成図である。このアドレス生成器
は、画像処理等を行う電子計算機に対し、行列演算に必
要な順で、行列要素の格納位置を示すアドレスを順次生
成して与えるものであり、例えば10ビットのフリップ
フロップで構成されたメモリ11と、互いに異なる加算
値を格納する3つの加算値レジスタ12,13,14
と、選択器15と、2入力の加算器16と、マスタカウ
ンタ17と、加算値変更手段20とを、備えている。
【0012】選択器15は、各加算値レジスタ12,1
3,14から与えられた加算値を選択するものであり、
該選択器15の3つの入力ポートPc,Pd,Peに、
各加算値レジスタ12,13,14の出力ポートがそれ
ぞれ接続されている。加算器16は、選択器15から与
えられた加算値とメモリ11から読出されたアドレスと
を加算するものであり、選択器15の出力ポートがこの
加算器16の一方の入力ポートに接続されている。加算
器16の出力ポートがメモリ11の入力ポートに接続さ
れ、該メモリ11の出力ポートは、図示しない電子計算
機に接続されると共に、加算器16の他方の入力ポート
に接続されている。
【0013】加算値変更手段20には、カウント比較値
を8ビット幅でそれぞれ格納する例えば2個のカウンタ
比較値レジスタ21,22を有している。各カウンタ比
較値レジスタ21,22の出力側には、カウンタ比較器
23,24がそれぞれ接続されている。カウンタ比較器
23は、マスタカウンタ17が出力するカウント値とカ
ウンタ比較レジスタ21に格納されたカウント比較値と
の比較を行うものであり、カウント値の各ビットとカウ
ント比較値との各ビットとの排他的論理和を求めて出力
するようになっている。つまり、カウント値とカウント
比較値とが等しいビットのみが“0”になり、他の不一
致ビットは“1”となるようなビットごとの比較結果を
8ビットで出力する。カウンタ比較器24は、マスタカ
ウンタ17が出力するカウント値とカウンタ比較レジス
タ22に格納されたカウント比較値との比較を、カウン
タ比較器23と同様に行うものである。
【0014】各カウンタ比較器23,24の出力側に
は、比較マスク回路25,26がそれぞれ接続されてい
る。各比較マスク回路25,26には、比較カウンタマ
スク値レジスタ27,28がそれぞれ接続されている。
各比較カウンタマスク値レジスタ27,28は、カウン
タ比較器23,24から与えられる比較結果の一部をマ
スクするための8ビットのマスクデータをそれぞれ格納
するものである。マスクデータは、指定するビットを
“1”、マスクするビットを“0”としたデータであ
る。
【0015】比較マスク回路25は、比較カウンタマス
ク値レジスタ27から与えられたマスクデータの各ビッ
トと、カウンタ比較器23から与えられた比較結果の各
ビットとの論理積(AND)をそれぞれ求め、該論理積
の全ビットの否定論理和(NOR)を求めるようになっ
ている。論理積を求めることにより、マスクデータが
“1”のビットに対応する比較結果のビットのみが有効
となり、他のビットは強制的に“0”になる。この論理
積の結果が全ビット“0”になったとき、否定論理和の
結果は“1”となり、他の場合には“0”となる。比較
マスク回路25は、否定論理和を求めた結果を、選択信
号S25として選択器15の選択端子Taに与える構成
になっている。但し、比較カウンタマスク値レジスタ2
7に格納されたマスクデータのビットがすべて“0”の
ときには、比較マスク回路25は無条件に選択信号S2
5を“0”にして選択器15に与えるようになってい
る。
【0016】比較カウンタマスク値レジスタ28は、比
較カウンタマスク値レジスタ27と同様のものである。
比較マスク回路26は、比較マスク回路25と同様のも
のであり、論理積を求めてから否定論理和を求め、結果
を選択信号S26として選択器15の選択端子Tbに与
えるようになっている。
【0017】図3は、図1中の選択器15の選択論理を
示す図である。選択器15は、選択信号S25,S26
に優先順位を付け、選択信号S26が“1”のときに
は、選択信号S25の論理レベルにかかわらず加算値レ
ジスタ14から与えられた加算値を選択し、選択信号S
25が“1”で選択信号S26が“0”のときには加算
値レジスタ13から与えられた加算値を選択し、選択信
号S25及びS26が“0”のときには加算値レジスタ
12から与えられた加算値を選択し、加算器16に与え
る機能を持っている。
【0018】次に、図1のアドレス生成器の動作を説明
する。リセット状態では、メモリ11は、アドレスを格
納しておらず、「0」になっている。また、マスタカウ
ンタ17も停止しており、カウント値が「0」である。
図1のアドレス生成器を始動する前には、これから行お
うとする行列演算に対応した設定を行う。例えば、行列
要素の積和演算等を行うために、アドレスを「2」,
「6」,「3」,「7」,「4」,「8」,「5」,
「9」,…の順、つまり、奇数番のアドレスが「2」か
ら始まる差が1の等差数列をなし、偶数番のアドレスが
「6」から始まる差が1の等差数列をなすアドレスパタ
ーンを生成する場合を考える。この場合には、メモリ1
1に初期値の「0」を格納し、加算値レジスタ12に、
「6」と「2」の差に対応する「0x04」(但し、0x
は16進数を表す。以下、同様である。)を格納し、加
算値レジスタ13に「3」と「6」の差に相当する「0
x FD」(=−3)を格納し、加算値レジスタ14に
「0」を格納する。また、カウンタ比較値レジスタ2
1,22に「0x 00」を、比較カウンタマスク値レジ
スタ27に「0x 01」を、比較カウンタマスク値レジ
スタ28に「0x 00」をそれぞれ格納する。
【0019】設定が終了した後に、アドレス生成器を始
動させる。アドレス生成器が動作を開始すると、マスタ
カウンタ17は、1クロックごとにカウント値をインク
メントして出力する。カウンタ比較値レジスタ21,2
22は、常に「0」を出力する。マスタカウンタ17の
カウント値が「1」のとき、カウンタ比較器23は、カ
ウンタ比較値レジスタ21が出力する値と「0」とをカ
ウント値とを比べ、上位7ビットは一致するので“0”
となり、下位1ビットは異なるので“1”となる8ビッ
トの比較結果を出力する。カウンタ比較器24も同じ比
較結果を出力する。
【0020】比較マスク回路25は、カウンタ比較器2
3から与えられた比較結果と比較カウンタマスク値レジ
スタ27から与えられた「0x 01」のマスクデータと
のビットごとの論理積を求める。論理積は「0x 01」
となり、これの否定論理和は0となる。よって、比較マ
スク回路25が出力する選択信号S25が“0”にな
る。一方、比較マスク回路26は、比較カウンタマスク
値レジスタ28から与えられたマスクデータが「0x
0」なので、選択信号S26を“0”にして出力する。
【0021】選択器15は、選択信号S25及びS26
が共に“0”なので、加算値レジスタ12から与えられ
た「0x 04」を選択して加算器16に与える。加算器
16は、メモリ11に格納された初期値アドレスの「0
x 02」を読出し、「0x 04」と加算して新たなアド
レスを「0x 06」としてメモリ11に格納する。メモ
リ11は、「0x 02」の次に「0x 06」を保持して
計算機に出力する。マスタカウンタ17のカウント値が
2になると、カウンタ比較器23は、カウンタ比較値レ
ジスタ21から与えられたカウント比較値とカウント値
の2とを比較し、上位6ビットと最下位ビット同士が同
じなので、上位6ビットと最下位ビットが“0”、1ビ
ット目が異なるので1ビット目を“1”とした比較結果
を出力する。つまり、「0x 02」が出力される。カウ
ンタ比較器24も同様に、「0x 02」の比較結果を出
力する。
【0022】比較マスク回路25は、カウンタ比較器2
3から与えられた比較結果と比較カウンタマスク値レジ
スタ27から与えられた「0x 01」のマスクデータと
のビットごとの論理積を求める。論理積は「0x 00」
となり、これの否定論理和は1となる。よって、マスク
回路25が出力する選択信号S25が“1”になる。一
方、比較マスク回路26は、比較カウンタマスク値レジ
スタ28から与えられたマスクデータが「0x 00」な
ので、選択信号S26を“0”にして出力する。選択器
15は、選択信号S25が“1”で選択信号S26が
“0”なので、加算値レジスタ13から与えられた「0
x FD」を選択して加算器16に与える。加算器16
は、メモリ11に格納されたアドレスの「0x 06」を
読出し、「0 x FD」と加算して新たなアドレスを「0
x 03」としてメモリ11に格納する。メモリ11は、
「0x 06」の次に「0x 03」を保持して計算機に出
力する。
【0023】マスタカウンタ17のカウント値が3にな
ると、カウンタ比較器23は。カウンタ比較値レジスタ
21から与えられたカウント比較値とカウント値の3と
を比較し、上位6ビットが0で同じで下位2ビットが異
なるので、「0x 03」の比較結果を出力する。カウン
タ比較器24も同様の「0x 03」の比較結果を出力す
る。
【0024】比較マスク回路25は、カウンタ比較器2
3から与えられた比較結果と比較カウンタマスク値レジ
スタ27から与えられた「0x 01」のマスクデータと
のビットごとの論理積を求める。論理積は「0x 01」
となり、これの否定論理和は1となる。よって、マスク
回路25が出力する選択信号S25が“0”になる。一
方、比較マスク回路26は、比較カウンタマスク値レジ
スタ28から与えられたマスクデータが「0x 00」な
ので、選択信号S26を“0”にして出力する。選択器
15は、選択信号S25が“0で選択信号S26が
“0”なので、加算値レジスタ12から与えられた「0
x 04」を選択して加算器16に与える。加算器16
は、メモリ11に格納されたアドレスの「0x 03」を
読出し、「0x04」と加算して新たなアドレスを「0
x 07」としてメモリ11に格納する。メモリ11は、
「0x 03」の次に「0x 07」を保持して計算機に出
力する。
【0025】以後、同様の動作を行うことにより、マス
タカウンタ17のカウント値がインクリメントされるに
連れて、アドレスが「2」,「6」,「3」,「7」,
「4」,「8」,「5」,「9」,…の順に生成されて
計算機に与られる。
【0026】以上のように、本実施形態では、アドレス
の一つを格納して出力するメモリ11と、加算値レジス
タ12〜14と、選択信号S25,S26によって加算
値を選択する選択器15と、メモリ11に格納されたア
ドレスに選択された加算値を加算してメモリ11に格納
したアドレスを更新する加算器器16と、マスタカウン
タ17で逐次インクリメントされるカウント値のうちの
指定するビットが予め設定したビットパターンに一致す
ることをイベントとし、イベントに対応する選択信号S
25,S26を生成する加算値変更手段20とで、アド
レス生成器を構成している。そのため、行列演算の種類
に応じたアドレスの生成順序を、メモリ11、加算値レ
ジスタ12〜14、カウンタ比較値レジスタ21,2
2、比較カウンタマスク値レジスタ27,28に格納す
る値を変更するだけで変更でき、多くのバリエーション
がとれる。よって、従来のように、演算の種類に応じ
て、ハード量が大きくなることがない。
【0027】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。 (1) 前記実施形態では、比較カウンタマスク値レジ
スタ28に「0x 00」を格納したが、該比較カウンタ
マスク値レジスタ28に、「0x 00」の代わりに他の
値を格納し、選択信S26が“1”になるようにすると
共に、加算値レジスタ14に「0x 00」以外の加算値
を格納すると、該選択信号S26が“1”になったとき
の以降のアドレスパターンをずらすことができる。
【0028】(2) カウンタ比較値レジスタ21,2
2、カウンタ比較器23,24、比較マスク回路25,
26及び比較カウンタマスク値レジスタ27,28の組
みを増加させることで、さらに、アドレスパターンのバ
リエーションを増やす事ができる。 (3) マスタカウンタ17の出力側に、カウント値を
変換するカウント値変更手段を付加することも可能であ
る。例えば、そのカウント値が「242524」から3
0クロックほど決まったアドレスパターンを生成したと
いう場合に、「242524」を「1」に、「2425
25」を「2」に、「242526」を「3」に変更す
るようにすれば、カウント値の比較ビット数が大くなら
ないので、結果的にハード量が削減できる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、アドレスの一つを格納するメモリ
と、異なる加算値をそれぞれ格納する複数の加算値レジ
スタと、選択信号に基づき加算値を選択する選択器と、
選択器が出力する加算値とメモリから読出したアドレス
とを加算して新たなアドレスを生成する加算器とを備え
ると共に、逐次インクリメントされるカウント値を複数
ビット幅で出力するカウンタと、カウント値のうちの指
定するビットが予め設定したビットパターンに一致する
ことをイベントとし、イベントに対応する選択信号を生
成して選択器に与える加算値変更手段とを設けている。
よって、カウント値における指定するビットが予め設定
したビットパターンに一致することがイベントとして検
出され、この検出結果に基づき、加算値を選択する選択
信号が生成され、メモリに格納したアドレスに加算する
加算値が変更される。そのため、ハード量を増やさなく
ても、メモリに初期値として格納するアドレスや加算値
レジスタに格納する加算値や、イベント検出に適応する
ビットパターンの設定を変更するだけで、逐次生成する
アドレスのパターンのバリエーションを増加させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すアドレス生成器の構成
図である。
【図2】図2は、従来のアドレス生成器の一例を示す構
成図である。
【図3】図1中の選択器15の選択論理を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 メモリ 12〜14 加算値レジスタ 15 選択器 16 加算器 17 マスタカウンタ 20 加算値変更手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置に格納された行列要素を読出し
    て行列演算を行う計算機に対し、該演算の種類に応じた
    順序で該各行列要素を指定するアドレスを逐次生成する
    アドレス生成器において、 前記アドレスの一つを格納して出力するメモリと、 正或は負の互いに異なる加算値をそれぞれ格納する複数
    の加算値レジスタと、 与えられた選択信号に基づき前記複数の加算値レジスタ
    に格納された加算値を選択して出力する選択器と、 前記選択器が出力する加算値と前記メモリから読出した
    前記アドレスとを加算して新たなアドレスを生成し、該
    新たなアドレスを該メモリに格納する加算器と、 逐次インクリメントしたカウント値を複数ビット幅で出
    力するカウンタと、 前記カウント値のうちの指定するビットが予め設定した
    ビットパターンに一致することをイベントとし、該イベ
    ントに対応する前記選択信号を生成する加算値変更手段
    とを、 備えたことを特徴とするアドレス生成器。
  2. 【請求項2】 前記カウンタが出力するカウント値を他
    の数列パターンに変更し、該数列パターンを前記加算値
    変更手段に与えるカウント値変更手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のアドレス生成器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241460A1 (ja) * 2020-05-29 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 メモリ内蔵装置、処理方法、パラメータ設定方法及びイメージセンサ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021241460A1 (ja) * 2020-05-29 2021-12-02 ソニーグループ株式会社 メモリ内蔵装置、処理方法、パラメータ設定方法及びイメージセンサ装置

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